JP6625251B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、眼科撮影装置1は、眼底カメラユニット2、OCTユニット100および演算制御ユニット200を含んで構成される。眼底カメラユニット2は、従来の眼底カメラとほぼ同様の光学系を有する。OCTユニット100には、OCTを実行するための光学系が設けられている。演算制御ユニット200は、各種の演算処理や制御処理等を実行するコンピュータを具備している。
図1に示す眼底カメラユニット2には、被検眼Eの眼底Efの表面形態を表す2次元画像(眼底像)を取得するための光学系が設けられている。眼底像には、観察画像や撮影画像などが含まれる。観察画像は、たとえば、近赤外光を用いて所定のフレームレートで形成されるモノクロの動画像である。撮影画像は、たとえば、可視光をフラッシュ発光して得られるカラー画像、または近赤外光若しくは可視光を照明光として用いたモノクロの静止画像であってもよい。眼底カメラユニット2は、これら以外の画像、たとえばフルオレセイン蛍光画像やインドシアニングリーン蛍光画像や自発蛍光画像などを取得可能に構成されていてもよい。
OCTユニット100の構成の一例を図2に示す。OCTユニット100には、被検眼EのOCT画像を取得するための光学系が設けられている。この光学系は、従来のスウェプトソースタイプのOCT装置と同様の構成を有する。すなわち、この光学系は、波長掃引型(波長走査型)光源からの光を測定光と参照光とに分割し、被検眼Eからの測定光の戻り光と参照光路を経由した参照光とを干渉させて干渉光を生成し、この干渉光を検出する干渉光学系である。干渉光学系による干渉光の検出結果(検出信号)は、干渉光のスペクトルを示す信号であり、演算制御ユニット200に送られる。
演算制御ユニット200の構成について説明する。演算制御ユニット200は、検出器125から入力される検出信号を解析して被検眼EのOCT画像を形成する。そのための演算処理は、従来のスウェプトソースタイプのOCT装置と同様である。
眼科撮影装置1の制御系の構成について図3を参照しつつ説明する。なお、図3においては、眼科撮影装置1のいくつかの構成要素が省略されており、この実施形態を説明するために特に必要な構成要素が選択的に示されている。
眼科撮影装置1の制御系は、制御部210を中心に構成される。制御部210は、たとえば、マイクロプロセッサ、RAM、ROM、ハードディスクドライブ、通信インターフェイス等を含んで構成される。制御部210には、主制御部211と記憶部212が設けられている。
主制御部211は前述の各種制御を行う。特に、図3に示すように、主制御部211は、眼底カメラユニット2の撮影合焦駆動部31A、CCDイメージセンサ35および38、LCD39、光路長変更部41、および光スキャナ42を制御する。また、主制御部211は、OCT合焦駆動部43A、フォーカス光学系駆動部60Aおよび反射棒駆動部67A等を制御する。また、主制御部211は、OCTユニット100の光源ユニット101、参照駆動部114A、検出器125およびDAQ130などを制御する。
撮影合焦制御部211aは、撮影光学系30を合焦させるように撮影合焦駆動部31Aを制御する。撮影合焦駆動部31Aとフォーカス光学系駆動部60Aとは連動するため、撮影合焦駆動部31Aに対する制御はフォーカス光学系駆動部60Aに対する制御と同一視できる。撮影合焦制御部211aは、撮影光路から視度補正レンズ70、71が退避されている退避状態と撮影光路に視度補正レンズ70または視度補正レンズ71が挿入されている挿入状態とで互いに異なる合焦制御を撮影合焦駆動部31Aに対して実行する。
退避状態においては、撮影合焦制御部211aは、2つのスプリット視標像の位置関係が基準位置関係になるようにフォーカス光学系駆動部60Aを制御することにより撮影合焦レンズ31の位置を決定する。2つのスプリット視標像は、フォーカス光学系60により2つのスプリット視標が投影された被検眼Eからの戻り光に基づいてCCD35により取得される。撮影合焦制御部211aは、CCD35により取得された画像を解析し、当該画像に描出された2つのスプリット視標像の位置関係を上下方向に一致するように撮影合焦駆動部31Aを制御する。撮影合焦制御部211aは、2つのスプリット視標像が上下方向に一致するときの撮影光路上の撮影合焦レンズ31の位置を合焦位置として決定する。撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aを制御することにより、決定された位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。撮影合焦制御部211aは、2つのスプリット視標像が上下方向に一致するフォーカス光学系60の位置に対応して記憶部212にあらかじめ記憶された後述の撮影合焦制御情報212aを参照することにより撮影合焦レンズ31の位置を決定することが可能である。
前述のように、挿入状態においては撮影光学系30によりスプリット視標像を取得することができない。挿入状態においては、撮影合焦制御部211aは、後述のOCT合焦制御部211bにより決定されたOCT合焦レンズ43の位置に基づいて撮影合焦レンズ31の位置を決定する。後述のようにOCT合焦制御部211bは、干渉光学系により検出された干渉光LCに基づいてOCT合焦レンズ43の位置を決定するため、撮影合焦制御部211aは、当該干渉光LCに基づいて撮影合焦レンズ31の位置を決定することが可能である。撮影合焦制御部211aは、後述の強度検出部211cにより検出される干渉光LCの強度が最大になるように撮影合焦レンズ31の位置を決定することが可能である。また、撮影合焦制御部211aは、OCT合焦制御部211bによるOCT合焦駆動部43Aに対する制御内容(制御履歴)に基づいて撮影合焦レンズ31の位置を決定するようにしてもよい。撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aを制御することにより、決定された位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。撮影合焦制御部211aは、記憶部212にあらかじめ記憶された後述のOCT合焦制御情報212bを参照することにより撮影合焦レンズ31の位置を決定することが可能である。
OCT合焦制御部211bは、干渉光学系を合焦させるようにOCT合焦駆動部43Aを制御する。前述のように、OCT合焦制御部211bは、干渉光学系により検出された干渉光LCに基づいてOCT合焦レンズ43の位置を決定する。その具体例として、OCT合焦制御部211bは、強度検出部211cにより検出される干渉光LCの強度が最大になるようにOCT合焦レンズ43の位置を決定する。OCT合焦制御部211bは、OCT合焦駆動部43Aを制御することにより、決定された合焦位置にOCT合焦レンズ43を移動させる。
強度検出部211cは、干渉光学系により検出された干渉光の強度を検出する。強度検出部211cは、検出器125により検出された検出信号に基づいて干渉光の強度を検出する。強度検出部211cは、干渉光の強度の最大値を検出することが可能である。OCT合焦制御部211bは、あらかじめ設定された被検眼Eのスキャン範囲またはスキャン位置において強度検出部211cにより干渉光の強度が最大になるようにOCT合焦レンズ43の合焦位置を決定する。
記憶部212は、各種のデータを記憶する。記憶部212に記憶されるデータとしては、たとえば、OCT画像の画像データ、眼底像の画像データ、被検眼情報などがある。被検眼情報は、患者IDや氏名などの被検者に関する情報や、左眼/右眼の識別情報などの被検眼に関する情報を含む。また、記憶部212には、眼科撮影装置1を動作させるための各種プログラムやデータが記憶されている。
画像形成部220は、検出器125(DAQ130)からの検出信号に基づいて、眼底Efの断面像の画像データを形成する。すなわち、画像形成部220は、干渉光学系による干渉光LCの検出結果に基づいて被検眼Eの画像データを形成する。この処理には、従来のスウェプトソースタイプのOCTと同様に、ノイズ除去(ノイズ低減)、フィルタ処理、FFT(Fast Fourier Transform)などの処理が含まれている。このようにして取得される画像データは、複数のAライン(被検眼E内における各測定光LSの経路)における反射強度プロファイルを画像化することにより形成された一群の画像データを含むデータセットである。
データ処理部230は、画像形成部220により形成された画像に対して各種のデータ処理(画像処理)や解析処理を施す。たとえば、データ処理部230は、画像の輝度補正や分散補正等の補正処理を実行する。また、データ処理部230は、眼底カメラユニット2により得られた画像(眼底像、前眼部像等)に対して各種の画像処理や解析処理を施す。
ユーザインターフェイス240には、表示部241と操作部242とが含まれる。表示部241は、前述した演算制御ユニット200の表示デバイスや表示装置3を含んで構成される。操作部242は、前述した演算制御ユニット200の操作デバイスを含んで構成される。操作部242には、眼科撮影装置1の筐体や外部に設けられた各種のボタンやキーが含まれていてもよい。また、表示部241は、眼底カメラユニット2の筺体に設けられたタッチパネルなどの各種表示デバイスを含んでいてもよい。
眼科撮影装置1の動作について説明する。実施例に係る眼科撮影装置1は、眼底カメラユニット2による被検眼Eの眼底Efの画像の取得と、OCTユニット100等による眼底Efの断面像の取得とを行う。眼科撮影装置1において、OCTユニット100等により眼底Efの断面像を取得するときの動作は公知である。以下では、眼底カメラユニット2により被検眼Eの眼底Efの画像を取得するときの動作例について説明する。
撮影光路に視度補正レンズが挿入されているとき(S21:Y)、比較例に係る眼科撮影装置の動作はS27に移行する。撮影光路から視度補正レンズが退避されているとき(S21:N)、比較例に係る眼科撮影装置の動作はS22に移行する。
撮影光路から視度補正レンズが退避されているとき(S21:N)、比較例に係る眼科撮影装置を制御する制御部は、照明光路に反射棒を挿入させ、スプリット視標像が上下方向に一致する位置(スプリット輝線合致位置)までフォーカス光学系を移動させる。
スプリット視標像が上下方向に一致する位置までフォーカス光学系が移動されると、制御部は、移動後のフォーカス光学系の移動位置を記憶部に記憶させる。
記憶部には、フォーカス光学系の移動位置と被検眼Eの視度とが対応付けられた制御情報があらかじめ記憶されている。制御部は、記憶部に記憶された制御情報を参照することにより、S23において記憶されたフォーカス光学系の移動位置から被検眼Eの視度を求める。
被検眼Eの視度と撮影光学系のフォーカス位置を変更するための撮影合焦レンズの位置とはあらかじめ対応付けられている。制御部は、S24において求められた被検眼Eの視度から撮影合焦レンズの位置を求める。
制御部は、S25において求められた位置に撮影合焦レンズを移動させる。合焦位置に撮影合焦レンズが移動された後、比較例に係る眼科撮影装置は眼底Efに対する撮影を実行する。以上で、比較例に係る眼科撮影装置の動作を終了する(エンド)。
撮影光路に視度補正レンズが挿入されているとき(S21:Y)、比較例に係る眼科撮影装置は、図示しない操作部に対するユーザの操作を受けて手動で合焦調整が行われる。すなわち、手動で撮影合焦レンズが移動される。手動で撮影合焦レンズの位置が調整された後、比較例に係る眼科撮影装置は眼底Efに対する撮影を実行する。以上で、比較例に係る眼科撮影装置の動作を終了する(エンド)。
まず、主制御部211は、撮影光路に視度補正レンズ70、71が挿入されているか否かを判定する。主制御部211は、撮影光路に対して視度補正レンズ70または視度補正レンズ71を挿入または退避させる操作ノブ(操作部242)の状態から撮影光路に視度補正レンズ70、71が挿入されているか否かを判定することが可能である。また、主制御部211は、視度補正レンズ70、71を移動させる移動機構に設けられたセンサの検出結果から撮影光路に視度補正レンズ70、71が挿入されているか否かを判定することが可能である。主制御部211により撮影光路に視度補正レンズ70または視度補正レンズ71が挿入されていると判定されたとき(S1:Y)、眼科撮影装置1の動作はS7に移行する。主制御部211により撮影光路から視度補正レンズ70および視度補正レンズ71が退避されていると判定されたとき(S1:N)、眼科撮影装置1の動作はS2に移行する。
主制御部211により撮影光路から視度補正レンズ70および視度補正レンズ71が退避されていると判定されたとき(S1:N)、撮影合焦制御部211aは、反射棒駆動部67Aに対する制御を行うことにより、照明光路に反射棒67を挿入させる。続いて、撮影合焦制御部211aは、フォーカス光学系駆動部60Aに対する制御を行うことにより、スプリット視標像が上下方向に一致する位置(スプリット輝線合致位置)までフォーカス光学系60を移動させる。
スプリット視標像が上下方向に一致する位置までフォーカス光学系60が移動されると、主制御部211(撮影合焦制御部211a)は、移動後のフォーカス光学系60の移動位置を記憶部212に記憶させる。
撮影合焦制御部211aは、記憶部212に記憶された撮影合焦制御情報212aを参照することにより、S3において記憶されたフォーカス光学系60の移動位置から撮影合焦レンズ31の位置を求める。
撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aに対する制御を行うことにより、S4において求められた位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。合焦位置に撮影合焦レンズ31が移動された後、眼科撮影装置1は眼底Efに対する撮影を実行する。以上で、実施形態に係る眼科撮影装置1の動作を終了する(エンド)。
主制御部211により撮影光路に視度補正レンズ70または視度補正レンズ71が挿入されていると判定されたとき(S1:Y)、OCT合焦制御部211bは、OCT計測を実行させ、強度検出部211cにより干渉光LCの検出を開始させる。OCT合焦制御部211bは、OCT合焦駆動部43Aに対する制御を行うことにより、強度検出部211cにより検出される干渉光LCの強度が最大になる位置までOCT合焦レンズ43を移動させる。
干渉光LCの強度が最大になる位置までOCT合焦レンズ43が移動されると、主制御部211(OCT合焦制御部211b)は、移動後のOCT合焦レンズ43の移動位置を記憶部212に記憶させる。
撮影合焦制御部211aは、記憶部212に記憶されたOCT合焦制御情報212bを参照することにより、S8において記憶されたOCT合焦レンズ43の移動位置から撮影合焦レンズ31の位置を求める。その後、眼科撮影装置1の動作はS5に移行する。
実施形態に係る眼科撮影装置の効果について説明する。
実施形態に係る撮影合焦制御部211aは、図5に示したOCT合焦制御情報212bに基づいて撮影合焦レンズ31の合焦位置を求めるものに限定されない。
実施形態に係る眼科撮影装置は、記憶部(たとえば、記憶部312)を含む。記憶部は、第2制御情報(たとえば、撮影合焦制御情報212a)と補正情報(たとえば、補正情報212c)とをあらかじめ記憶する。第2制御情報は、合焦視標の像の位置が所定の位置になる合焦視標投影光学系の位置と第1合焦レンズの位置とが関連付けられた情報である。補正情報は、第2制御情報を補正するための情報である。第1合焦制御部(たとえば、撮影合焦制御部211d)は、退避状態において、第2制御情報に基づいて第1合焦レンズの位置を決定し、決定された合焦位置に第1合焦レンズを移動させる。第1合焦制御部は、挿入状態において、記憶部に記憶された第1合焦レンズの位置を補正情報に基づいて補正することにより第1合焦レンズの新たな位置を決定し、新たな合焦位置に第1合焦レンズを移動させる。
実施形態に係る眼科撮影装置1では、撮影光路に視度補正レンズ70、71が挿入されているか否かの判定結果に応じて互いに異なる合焦制御を実行する場合について説明したが、実施形態に係る眼科撮影装置1の動作はこれに限定されるものではない。
まず、撮影合焦制御部211aは、反射棒駆動部67Aに対する制御を行うことにより、照明光路に反射棒67を挿入させる。続いて、撮影合焦制御部211aは、フォーカス光学系駆動部60Aを制御することにより、所定の合焦可能範囲でフォーカス光学系60を移動させ、スプリット視標像が上下方向に一致する位置(スプリット輝線合致位置)を探索する。
判定部211eは、S11において、スプリット視標像が上下方向に一致する位置が探索されたか否かを判定する。スプリット視標像が上下方向に一致する位置が探索されたと判定されたとき(S12:Y)、第2変形例に係る眼科撮影装置の動作はS13に移行する。スプリット視標像が上下方向に一致する位置が探索されなかったと判定されたとき(S12:N)、第2変形例に係る眼科撮影装置の動作はS16に移行する。
スプリット視標像が上下方向に一致する位置が探索されたと判定されたとき(S12:Y)、主制御部411(撮影合焦制御部211a)は、移動後のフォーカス光学系60の移動位置を記憶部212に記憶させる。
撮影合焦制御部211aは、記憶部212に記憶された撮影合焦制御情報212aを参照することにより、S13において記憶されたフォーカス光学系60の移動位置から撮影合焦レンズ31の位置を求める。
撮影合焦制御部211aは、撮影合焦駆動部31Aに対する制御を行うことにより、S14において求められた位置に撮影合焦レンズ31を移動させる。合焦位置に撮影合焦レンズ31が移動された後、第2変形例に係る眼科撮影装置は眼底Efに対する撮影を実行する。以上で、第2変形例に係る眼科撮影装置の動作を終了する(エンド)。
スプリット視標像が上下方向に一致する位置が探索されなかったと判定されたとき(S12:N)、視度補正制御部211fは、補正レンズ駆動部70Aを制御することにより撮影光路に視度補正レンズ70を挿入させる。
OCT合焦制御部211bは、OCT計測を実行させ、強度検出部211cにより干渉光LCの検出を開始させる。OCT合焦制御部211bは、OCT合焦駆動部43Aに対する制御を行うことにより、強度検出部211cにより検出される干渉光LCの強度が最大になる位置までOCT合焦レンズ43を移動させる。
干渉光LCの強度が最大になる位置までOCT合焦レンズ43が移動されると、主制御部411(OCT合焦制御部211b)は、移動後のOCT合焦レンズ43の移動位置を記憶部212に記憶させる。
撮影合焦制御部211aは、記憶部212に記憶されたOCT合焦制御情報212bを参照することにより、S18において記憶されたOCT合焦レンズ43の移動位置から撮影合焦レンズ31の位置を求める。その後、第2変形例に係る眼科撮影装置の動作はS15に移行する。
実施形態に係る眼科撮影装置は、補正レンズ駆動部(たとえば、補正レンズ駆動部70A)と、判定部(たとえば、判定部211e)と、視度補正制御部(たとえば、視度補正制御部211f)とを含む。補正レンズ駆動部は、視度補正レンズを移動する。判定部は、退避状態において所定の合焦可能範囲で第1合焦レンズにより第1光学系が合焦されたか否かを判定する。視度補正制御部は、判定部により第1光学系が合焦されなかったと判定されたとき、補正レンズ駆動部に第1光路に視度補正レンズを挿入させる。
以上に説明した構成は、この発明を好適に実施するための一例に過ぎない。よって、この発明の要旨の範囲内における任意の変形(省略、置換、付加等)を適宜に施すことが可能である。適用される構成は、たとえば目的に応じて選択される。また、適用される構成に応じ、当業者にとって自明の作用効果や、本明細書において説明された作用効果が得られる。
2、2a 眼底カメラユニット
3 表示装置
10 照明光学系
30 撮影光学系
31 撮影合焦レンズ
43 OCT合焦レンズ
60 フォーカス光学系
100 OCTユニット
200 演算制御ユニット
210、310、410 制御部
211、311、411 主制御部
211a、211d 撮影合焦制御部
211b OCT合焦制御部
211c 強度検出部
211e 判定部
211f 視度補正制御部
212、312 記憶部
212a 撮影合焦制御情報
212b OCT合焦制御情報
212c 補正情報
220 画像形成部
230 データ処理部
240 ユーザインターフェイス
241 表示部
242 操作部
E 被検眼
Claims (5)
- 第1光路に配置された第1合焦レンズと、前記第1光路に対して挿脱可能な視度補正レンズとを含み、被検眼からの光を第1受光素子に導く第1光学系と、
第2光路に配置された第2合焦レンズを含む第2光学系と、
前記第1光路に前記視度補正レンズが挿入されているとき、前記第2合焦レンズによる前記第2光学系の合焦状態に基づいて前記第1合焦レンズに対して合焦制御を実行する第1合焦制御部と、
を含む眼科撮影装置。 - 前記第1合焦レンズを駆動する第1駆動部を含み、
前記第1合焦制御部は、第1駆動部に対して合焦制御を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。 - 前記第2合焦レンズを駆動する第2駆動部と、
前記第2駆動部に対して合焦制御を実行する第2合焦制御部と、
を含み、
前記第2光学系は、前記被検眼からの光を第2受光素子または接眼レンズに導く
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科撮影装置。 - 前記第2光学系は、光源からの光を測定光と参照光とに分割し、前記測定光を前記被検眼に入射させ、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光との干渉光を前記第2受光素子により検出する干渉光学系を含み、
前記第2合焦レンズは、前記測定光および前記戻り光の光路に配置され、
前記第2合焦制御部は、前記干渉光学系により検出された前記干渉光に基づいて前記第2駆動部に対して合焦制御を実行する
ことを特徴とする請求項3に記載の眼科撮影装置。 - 前記第1光路から前記視度補正レンズが退避されているとき、前記第1合焦制御部は、前記第1受光素子により得られた検出結果に基づいて前記第1合焦レンズに対して合焦制御を実行する
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科撮影装置。
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