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JP6624821B2 - かつら - Google Patents

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JP6624821B2
JP6624821B2 JP2015131231A JP2015131231A JP6624821B2 JP 6624821 B2 JP6624821 B2 JP 6624821B2 JP 2015131231 A JP2015131231 A JP 2015131231A JP 2015131231 A JP2015131231 A JP 2015131231A JP 6624821 B2 JP6624821 B2 JP 6624821B2
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Description

本発明は、かつらに関し、特に、カールした毛材を含むかつらに関する。
従来、特許文献1に示されるように、頭頂部に装着するかつらにおいて、ボリュームを増やすために、カールした毛材を用いることが知られている。
特開2013−36134号公報
上記特許文献1に記載されるかつらでは、毛材のカール径が小さく、また、毛材の長さが比較的短い場合、当該かつらの装着時に、かつらの毛材と使用者の特に後頭部の毛髪との間に段差が生じ(かつらの毛材が使用者の後頭部の毛髪に対して浮き上がった状態となり)、不自然な外観となる。
本発明の目的は、ボリュームを確保することと、装着時における使用者の後頭部を自然な外観とすることと、の双方が可能なかつらを提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、円形のつむじ部用ベース部及び前記つむじ部用ベース部の周方向において間欠的に並べられるように前記つむじ部用ベース部に接続された複数のベース部とを含むかつらベースと、前記つむじ部用ベース部に取り付けられたつむじ部と、を有し、当該つむじ部から放射状に広がるように配置された複数の毛材を有するかつらを提供する。かつらは、前記複数の毛材のうち前記つむじ部よりも後側に配置されるように、前記複数のベース部のうち前記つむじ部用ベース部の後側において前記つむじ部用ベース部に接続された後側ベース部に配置された複数の毛材からなる後側毛材群は、それぞれが60mm以下のカール径を有する複数の長毛材と、それぞれが各長毛材の長さよりも短い長さを有する複数の短毛材と、を含んでいる。各長毛材は、当該長毛材のカール径が30mm以上で、かつ、前記つむじ部用ベース部の中心から当該長毛材の先端までの長さが180mm以上に設定されている。前記後側毛材群は、前記複数の長毛材がそれぞれ並ぶ複数の長毛材領域と、前記複数の短毛材がそれぞれ並ぶ複数の短毛材領域と、を有している。前記つむじ部に対して前記複数の短毛材領域が前記複数の長毛材領域よりも相対的に外側に配置されるように、前記複数の短毛材領域及び前記複数の長毛材領域は交互に配置されている。
本かつらによれば、後側毛材群に十分なボリュームを確保することと、後頭部を自然な外観とすることと、を両立することができる。具体的に、長毛材のカール径が60mm以下に設定されることによって、長毛材が有効に湾曲した状態となるため、十分なボリュームが確保され、しかも、長毛材のカール径が30mm以上で、かつ、つむじ部から長毛材の先端までの長さが180mm以上に設定されることによって、長毛材が使用者の後頭部の毛髪に馴染みやすく(沿いやすく)なるため、各長毛材と後頭部の毛髪との間での段差の発生が抑制される。なお、カール径とは、平板上に毛材を載置したときの当該毛材の曲率半径を意味する。また、つむじ部から長毛材の先端までの長さは、長毛材を直線状に伸ばした状態でのつむじ部の中心から長毛材の先端までの長さを意味する。
また、上述のかつらは、後側毛材群の重量を大幅に増大させることなく後側毛材群に求められる一定のボリュームを確保することができる。具体的に、短毛材の剛性の方が長毛材の剛性よりも高いため、長毛材が短毛材により支持され、これにより、長毛材の傾倒が抑制される。このため、後側毛材群のボリュームが確保される。よって、長毛材のみで前記一定のボリュームを得る場合に比べ、大幅な重量増を伴うことなく後側毛材群に求められるボリュームを確保することができる。すなわち、後側毛材群の重量増(かつらの重心の後方への推移)を抑制しながら一定のボリュームが確保されるので、使用者の頭部からのかつらの脱落の抑制と、後側毛材群のボリュームの確保と、の双方が達成される。
また、本かつらの装着時に、短毛材領域に含まれる各短毛材が長毛材領域に含まれる各長毛材を下方から支持するので、後側毛材群の全体のボリュームをより効果的に増やすことができる。
本発明の他の局面に係るかつらは、円形のつむじ部用ベース部及び前記つむじ部用ベース部の周方向において間欠的に並べられるように前記つむじ部用ベース部に接続された複数のベース部とを含むかつらベースと、前記つむじ部用ベース部に取り付けられたつむじ部と、を有し、当該つむじ部から放射状に広がるように配置された複数の毛材を有する。かつらは、前記複数の毛材のうち前記つむじ部よりも後側に配置されるように、前記複数のベース部のうち前記つむじ部用ベース部の後側において前記つむじ部用ベース部に接続された後側ベース部に配置された複数の毛材からなる後側毛材群は、それぞれが60mm以下のカール径を有する複数の長毛材と、それぞれが各長毛材の長さよりも短い長さを有する複数の短毛材と、を含んでいる。各長毛材は、当該長毛材のカール径が30mm以上で、かつ、前記つむじ部用ベース部の中心から当該長毛材の先端までの長さが180mm以上に設定されている。前記後側毛材群に含まれる全毛材の本数に対する、前記後側毛材群に含まれる前記短毛材の本数の割合である短毛材割合は、前記後側毛材群以外の毛材群における、当該毛材群に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該毛材群の全ての毛材の平均の長さよりも短い長さを有する毛材の本数の割合である他の短毛材割合よりも、大きく設定されている。
このようにすれば、毛材と使用者の毛髪との間の段差が特に目立ちやすい後頭部をより自然な外観とすることができる。具体的に、前記短毛材割合は、前記他の短毛材割合よりも大きいので、換言すれば、後側毛材群に含まれる全毛材の本数に対する長毛材の本数の割合は、他の毛材群における、当該毛材群に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該毛材群の全ての毛材の平均の長さ以上の長さを有する毛材の本数の割合よりも小さいので、後側毛材群では、他の毛材群よりも、長毛材を使用者の毛髪に馴染ませやすくなる。よって、短毛材割合が他の短毛材割合よりも大きく設定されることによる後側毛材群のボリュームの確保と、後側毛材群の長毛材を使用者の後頭部の毛髪に馴染ませやすくなることによる段差の目立ちにくさと、が両立され、これにより後頭部がより自然な外観となる。
具体的に、前記短毛材割合は、0.2以上0.7以下であることが好ましい。
このようにすれば、上記効果がより顕著となる。具体的に、前記短毛材割合を0.2以上とすることにより、短毛材による長毛材の支持力、すなわち、長毛材のボリュームが十分に確保され、一方、前記短毛材割合を0.7以下とすることにより、長毛材の本数が少なくなりすぎることによる当該長毛材のボリューム不足が回避される。
また、本発明において、前記後側毛材群に含まれる全毛材の本数に対する、カール径が30mm以上60mm以下に設定されている毛材の本数の割合であるカール毛材割合は、0.5以上であることが好ましい。
このようにすれば、後側毛材群のボリュームが有効に確保されるため、後頭部がより自然な外観となる。
また、本発明において、前記複数の毛材が取り付けられるかつらベースを備え、前記かつらベースは、前記つむじ部を取り付けるためのつむじ部用ベース部を有し、前記つむじ部用ベース部の中心から前記かつらベースの縁部までの寸法が20mm以上80mm以下に設定されていることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、ボリュームを確保することと、装着時における使用者の後頭部を自然な外観とすることと、の双方が可能なかつらを提供することができる。
本発明の一実施形態のかつらの概略図である。 長毛材ユニットの概略図である。 図1に示すかつらを装着した状態の模式図である。 比較例1のかつらを装着した状態の模式図である。 比較例2のかつらを装着した状態の模式図である。 比較例3のかつらを装着した状態の模式図である。
本発明の一実施形態のかつらについて、図1〜図2を参照しながら説明する。
図1に示されるように、本実施形態のかつらは、かつらベース100と、つむじ部200と、後側毛材群300と、前側毛材群400と、右側毛材群500と、左側毛材群600と、を有している。なお、前後及び左右の方向は、本かつらが使用者に装着されたときの当該使用者から見た方向である。
つむじ部200、後側毛材群300、前側毛材群400、右側毛材群500及び左側毛材群600は、それぞれ、複数の毛材を含んでいる。なお、図1では、本かつらに含まれる毛材のうちの一部のみが示されている。本実施形態では、各毛材には、合成繊維からなる人工毛材が用いられている。具体的に、人工毛材は、ポリエステルからなる繊維により形成されている。ただし、人工毛材に用いられる合成繊維は、ポリエステルからなる繊維に限られない。例えば、人工毛材は、ポリ塩化ビニル系合成繊維、ポリアクリロニトリルやモダアクリル等のポリアクリロニトリル系合成繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンまたはポリスチレン等のポリオレフィン系合成繊維、ナイロン等のポリアミド系合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊維、ポリ塩化ビニリデン系合成繊維、ポリエーテルエステル系合成繊維またはポリウレタン系合成繊維、またはアセテート等からなる繊維により形成されてもよい。また、毛材として、人毛が用いられてもよい。
かつらベース100は、表面と裏面とを有するシート状の部材である。かつらベース100には、つむじ部200、後側毛材群300、前側毛材群400、右側毛材群500及び左側毛材群600が、それぞれ植設又は縫製等によって取り付けられる。具体的に、かつらベース100は、つむじ部200が取り付けられるつむじ部用ベース部120と、後側毛材群300が取り付けられる後側ベース部130と、前側毛材群400が取り付けられる前側ベース部140と、右側毛材群500が取り付けられる右側ベース部150と、左側毛材群600が取り付けられる左側ベース部160と、を有する。本実施形態では、かつらベース100は、ナイロンからなる素材により網目状(メッシュ状)に形成されている。
つむじ部用ベース部120は、円形に形成されている。本実施形態では、つむじ部用ベース部120の半径は、25mmに設定されている。
後側ベース部130、前側ベース部140、右側ベース部150及び左側ベース部160は、それぞれ、つむじ部用ベース部120の外縁に接続されている。図1に示されるように、後側ベース部130、右側ベース部150、前側ベース部140及び左側ベース部160は、つむじ部用ベース部120の周方向に沿ってこの順に間欠的に並ぶように配置されている。具体的に、後側ベース部130は、つむじ部用ベース部120のうちの後側の部位(縁部)に接続されている。右側ベース部150は、つむじ部用ベース部120のうちの右側の部位に接続されている。前側ベース部140は、つむじ部用ベース部120のうちの前側の部位に接続されている。左側ベース部160は、つむじ部用ベース部120のうちの左側の部位に接続されている。後側ベース部130、前側ベース部140、右側ベース部150及び左側ベース部160は、それぞれ、つむじ部用ベース部120の径方向についてつむじ部用ベース部120から離間するにしたがって、つむじ部用ベース部120の周方向についての当該ベース部130〜160の寸法が次第に大きくなる扇形状を有している。
つむじ部用ベース部120の中心Oから前側ベース部140の外縁部までの寸法は、前記中心Oから後側ベース部130の外縁部までの寸法よりも大きく設定されている。また、前記中心Oから右側ベース部150の外縁部までの寸法は、前記中心Oから左側ベース部160の外縁部までの寸法と同じに設定されている。前記中心Oから各外縁部までのそれぞれの寸法は、20mm以上80mm以下に設定されることが好ましい。本実施形態では、前記中心Oから前側ベース部140の外縁部までの寸法は、50mmに設定されている。前記中心Oから後側ベース部130の外縁部までの寸法は、40mmに設定されている。前記中心Oから右側ベース部150の外縁部までの寸法は、50mmに設定されている。前記中心Oから左側ベース部160の外縁部までの寸法は、50mmに設定されている。
つむじ部200は、つむじ部用ベース部120の表面(使用者の頭頂部と対向する面とは反対側の面)に縫製等によって取り付けられる。つむじ部200は、つむじ部用基部212と、つむじ部用基部212に植設等により取り付けられた複数のつむじ用毛材214と、を有している。
つむじ部用基部212は、つむじ部用ベース部120よりも一回り小さな円形に形成されている。つむじ部用基部212は、ポリウレタンからなる部材で形成されている。
各つむじ用毛材214の長さは、5.5インチ(139.7mm)に設定されている。各つむじ用毛材214のカール径は、38mmに設定されている。なお、カール径とは、平板上に毛材を載置したときの当該毛材の曲率半径を意味する。このカール径は、同じ領域に配置された複数の(例えば20本の)毛材のそれぞれのカール径の平均値で表される。このカール径を有する毛材は、当該カール径と同じ外径(本実施形態では38mm)を有するパイプに毛材を巻き付けた状態で加熱処理することによって形成される。本かつらに用いられる他のカールした毛材についても、同様の方法で形成される。また、つむじ用毛材214の長さは、つむじ用毛材214を直線状に伸ばした状態での当該つむじ用毛材214の長さを意味する。本かつらに用いられる他のカールした毛材の長さについても、同様である。
本実施形態では、つむじ部用ベース部120の外縁に取り付けられた外縁毛材ユニット220と、外縁毛材ユニット220よりも内側に取り付けられた内側毛材ユニット(図示略)と、を有している。
外縁毛材ユニット220は、一方向に長い形状を有する外縁毛材用基部(図示略)と、外縁毛材用基部に取り付けられた複数の外縁毛材(図示略)と、を有している。外縁毛材用基部は、つむじ部用ベース部120の表面の外縁(図1に示されるラインA)に沿うように取り付けられる。各外縁毛材の長さは、5.5インチ(139.7mm)に設定されている。各外縁毛材のカール径は、38mmに設定されている。
内側毛材ユニット230は、一方向に長い形状を有する内側毛材用基部(図示略)と、内側毛材用基部に取り付けられた複数の内側毛材(図示略)と、を有している。内側毛材用基部は、つむじ部用ベース部120の裏面のうち、当該つむじ部用ベース部120の外縁よりも当該つむじ部用ベース部120の径方向の内側の部位に取り付けられている。内側毛材用基部は、つむじ部用ベース部120の周方向(図1に示されるラインB)に沿うように取り付けられる。各内側毛材の長さは、5インチ(127mm)に設定されている。各内側毛材のカール径は、38mmに設定されている。
後側毛材群300は、長毛材ユニット310と、短毛材ユニット320と、を有している。
図2に示されるように、長毛材ユニット310(いわゆるみの毛)は、一方向に長い形状を有する長毛材用基部312と、長毛材用基部312に取り付けられた複数の長毛材314と、を有している。
複数の長毛材314は、長毛材用基部312の長手方向に沿って並ぶように長毛材用基部312に取り付けられている。各長毛材314のカール径は、30mm以上60mm以下に設定されることが好ましい。このカール径は、30mm以上50mm以下に設定されることがより好ましく、35mm以上45mm以下に設定されることがさらに好ましい。本実施形態では、各長毛材314のカール径は、38mmに設定されている。また、各長毛材314の長さは、7インチ(177.8mm)に設定されている。
短毛材ユニット320は、一方向に長い形状を有する短毛材用基部322と、短毛材用基部322に取り付けられた複数の短毛材324と、を有している。
複数の短毛材324は、短毛材用基部322の長手方向に沿って並ぶように短毛材用基部322に取り付けられている。各短毛材324のカール径は、30mm以上60mm以下に設定されることが好ましい。このカール径は、30mm以上50mm以下に設定されることがより好ましく、35mm以上45mm以下に設定されることがさらに好ましい。本実施形態では、各短長毛材324のカール径は、38mmに設定されている。また、各短毛材324の長さは、5.5インチ(139.7mm)に設定されている。
本実施形態では、長毛材ユニット310と短毛材ユニット320とは、径方向に沿って交互に並ぶように後側ベース部130に取り付けられている。具体的に、長毛材ユニット310と短毛材ユニット320とは、つむじ部用ベース部120から径方向の外側(後側)に向かってこの順に交互に並ぶように後側ベース部130に取り付けられている。
本実施形態では、後側毛材群300における短毛材割合は、他の毛材群400〜600における他の短毛材割合よりも大きく設定される。前記短毛材割合は、後側毛材群300に含まれる全毛材314,324の本数に対する、当該後側毛材群300に含まれる短毛材324の本数の割合である。前記他の短毛材割合は、後側毛材群300以外の各毛材群400〜600における、当該毛材群に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該毛材群の全ての毛材の平均の長さよりも短い長さを有する毛材の本数の割合である。前記短毛材割合は、0.2〜0.7に設定されることが好ましく、0.2〜0.5に設定されることがより好ましい。本実施形態では、図1に示されるように、3つの長毛材ユニット310の長毛材用基部312が、それぞれラインCに沿うように取り付けられており、2つの短毛材ユニット320の短毛材用基部322が、それぞれラインAに沿うように取り付けられている。図1において実線で示される2つのラインC及び2つのラインAは、後側ベース部130の表面に、つむじ部用ベース部120から径方向の外側に向かってこの順に等間隔で交互に並ぶように配置されている。図1において破線で示される破線ラインCは、後側ベース部130の裏面(使用者の頭頂部と対向する面)に配置されている。つまり、2つの長毛材ユニット310及び2つの短毛材ユニット320は、後側ベース部130の表面に取り付けられ、1つの長毛材ユニット310は、後側ベース部130の裏面に取り付けられる。破線ラインCは、径方向の最も外側に位置する最外ラインAと後側ベース部130の厚さ方向に重なる位置に配置されるが、図1では、説明のために、破線ラインCと最外ラインAとがわずかに径方向にずれた位置に示されている。また、各ラインC,Aは、周方向に沿うように湾曲する形状を有している。
ここで、つむじ部200から各長毛材314の先端までの長さは、180mm以上に設定されることが好ましく、190mm以上に設定されることがさらに好ましい。なお、この長さは、長毛材314を直線状に伸ばした状態でのつむじ部200の中心から長毛材314の先端までの長さを意味する。本実施形態では、つむじ部200の中心(つむじ部用ベース部120の中心O)から各長毛材314の先端までの長さは、190mm以上に設定されている。すなわち、つむじ部用ベース部120の中心Oから径方向の最も内側に位置する最内ラインCまでの距離は、12.2mm以上に設定されている。
前側毛材群400は、複数の前側毛材ユニット410を有している。各前側毛材ユニット410の構造は、長毛材ユニット310及び短毛材ユニット320の構造とほぼ同じである。すなわち、各前側毛材ユニット410は、前側毛材用基部412と、前側毛材用基部412に取り付けられた複数の前側毛材414と、を有している。本実施形態では、6つの前側毛材ユニット410が、つむじ部用ベース部120から径方向の外側(前側)に向かって間欠的に並ぶように前側ベース部140に取り付けられている。図1に示されるように、各前側毛材ユニット410の前側毛材用基部412は、それぞれラインAに沿うように取り付けられている。図1において実線で示される5つの各ラインAは、前側ベース部140の表面に、つむじ部用ベース部120から径方向の外側(前側)に向かって等間隔に並ぶように配置されている。図1において破線で示される破線ラインAは、前側ベース部140の裏面(使用者の頭頂部と対向する面)に配置されている。つまり、5つの前側毛材ユニット410は、前側ベース部140の表面に取り付けられ、1つの前側毛材ユニット410は、前側ベース部140の裏面に取り付けられる。破線ラインAは、前側ベース部140の表面に配置された各ラインAのうち径方向の最も外側に位置する最外ラインAと前側ベース部140の厚さ方向に重なる位置に配置されるが、図1では、説明のために、破線ラインAと最外ラインAとがわずかに径方向にずれた位置に示されている。また、各ラインAは、周方向に沿うように湾曲する形状を有している。
また、本実施形態では、前側毛材414として、全て短毛材324と同じ毛材が用いられている。このため、本実施形態では、前側毛材群400における短毛材割合(前側毛材群400に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該前側毛材群400の全ての毛材の平均の長さよりも短い長さを有する毛材の本数の割合)は、ゼロである。
右側毛材群500は、複数の右側毛材ユニット510を有している。各右側毛材ユニット510の構造は、前側毛材ユニット410の構造と同じである。すなわち、各右側毛材ユニット510は、右側毛材用基部512と、右側毛材用基部512に取り付けられた複数の右側毛材514(短毛材324と同じ毛材)と、を有している。つまり、右側毛材群500における短毛材割合も、ゼロである。
本実施形態では、5つの右側毛材ユニット510が、つむじ部用ベース部120から径方向の外側(右側)に向かって間欠的に並ぶように右側ベース部150に取り付けられている。図1に示されるように、各右側毛材ユニット510の右側毛材用基部512は、それぞれラインAに沿うように取り付けられている。図1において実線で示される4つのラインAは、右側ベース部150の表面に、つむじ部用ベース部120から径方向の外側(右側)に向かって等間隔に並ぶように配置されている。図1において破線で示される破線ラインAは、右側ベース部150の裏面(使用者の頭頂部と対向する面)に配置されている。つまり、4つの右側毛材ユニット510は、右側ベース部150の表面に取り付けられ、1つの右側毛材ユニット510は、右側ベース部150の裏面に取り付けられる。破線ラインAは、右側ベース部150の表面に配置された各ラインAのうち径方向の最も外側に位置する最外ラインAと右側ベース部150の厚さ方向に重なる位置に配置されるが、図1では、説明のために、破線ラインAと最外ラインAとがわずかに径方向にずれた位置に示されている。また、各ラインAは、周方向に沿うように湾曲する形状を有している。
左側毛材群600は、つむじ部200を基準として右側毛材群500と対称な構造であるので、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態のかつらによれば、後側毛材群300に十分なボリュームを確保することと、後頭部を自然な外観とすることと、を両立することができる。具体的に、長毛材314のカール径が60mm以下に設定されることによって、長毛材314が有効に湾曲した状態となるため、後側毛材群300に十分なボリュームが確保され、しかも、長毛材314のカール径が30mm以上で、かつ、つむじ部200から長毛材314の先端までの長さが180mm以上に設定されることによって、長毛材314が使用者の後頭部の毛髪に馴染みやすく(沿いやすく)なるため、各長毛材314と後頭部の毛髪との間での段差の発生が抑制される。
また、本実施形態では、後側毛材群300は、複数の短毛材324を含んでいるので、後側毛材群300の重量を大幅に増大させることなく後側毛材群300に求められる一定のボリュームを確保することができる。具体的に、短毛材324の剛性の方が長毛材314の剛性よりも高いため、長毛材314が短毛材324により支持され、これにより、長毛材314の傾倒が抑制される。このため、後側毛材群300のボリュームが確保される。よって、長毛材314のみで前記一定のボリュームを得る場合に比べ、大幅な重量増を伴うことなく後側毛材群300に求められるボリュームを確保することができる。すなわち、後側毛材群300の重量増(かつらの重心の後方への推移)を抑制しながら一定のボリュームが確保されるので、使用者の頭部からのかつらの脱落の抑制と、後側毛材群300のボリュームの確保と、の双方が達成される。
また、本実施形態では、後側毛材群300において、複数の短毛材324が並ぶ短毛材領域(後側ベース部130のラインAが配置された領域)は、複数の長毛材314が並ぶ長毛材領域(後側ベース部130のラインCが配置された領域)よりもつむじ部200に対して外側(後側)に配置されている。このため、本かつらの装着時に、短毛材領域に含まれる各短毛材324が長毛材領域に含まれる各長毛材314を下方から支持するので、後側毛材群300の全体のボリュームをより効果的に増やすことができる。
また、本実施形態では、短毛材割合(後側毛材群300における短毛材割合)は、他の短毛材割合(前側毛材群400における短毛材割合、右側毛材群500における短毛材割合及び左側毛材群600における短毛材割合)よりも、大きく設定されている。このため、毛材と使用者の毛髪との間の段差が特に目立ちやすい後頭部をより自然な外観とすることができる。具体的に、前記短毛材割合は、前記他の短毛材割合よりも大きいので、換言すれば、後側毛材群300に含まれる全毛材の本数に対する長毛材314の本数の割合は、他の毛材群400〜600における、当該毛材群に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該毛材群の全ての毛材の平均の長さ以上の長さを有する毛材の本数の割合よりも小さいので、後側毛材群300では、他の毛材群400〜600よりも、長毛材314を使用者の毛髪に馴染ませやすくなる。よって、短毛材割合が他の短毛材割合よりも大きく設定されることによる後側毛材群300のボリュームの確保と、後側毛材群300の長毛材314を使用者の後頭部の毛髪に馴染ませやすくなることによる段差の目立ちにくさと、が両立され、これにより後頭部がより自然な外観となる。
さらに、前記短毛材割合は、0.2以上0.7以下であるため、上記効果がより顕著となる。具体的に、前記短毛材割合を0.2以上とすることにより、短毛材324による長毛材314の支持力、すなわち、長毛材314のボリュームが十分に確保され、一方、前記短毛材割合を0.7以下とすることにより、長毛材314の本数が少なくなりすぎることによる当該長毛材314のボリューム不足が回避される。
また、本実施形態では、後側毛材群300に含まれる全ての毛材314,324がカール毛材(カール径が30mm以上60mm以下に設定されている毛材)であるため、後側毛材群300のボリュームが有効に確保される。よって、後頭部がより自然な外観となる。
なお、今回開示された上記実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、後側毛材群300に含まれる全ての毛材314,324がカール毛材である例、つまり、後側毛材群300におけるカール毛材割合(後側毛材群300に含まれる全毛材314,324の本数に対する、カール毛材の本数の割合)が1である例が示されたが、カール毛材割合は、0.5以上であれば、任意の値に設定されることが可能である。
また、前側毛材群400における短毛材割合(前側毛材群400に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該前側毛材群400の全ての毛材の平均の長さよりも短い長さを有する毛材の本数の割合)は、後側毛材群300における短毛材割合よりも小さな値であれば、ゼロよりも大きな値に設定されてもよい。つまり、前側毛材群400に用いられる各毛材が、相対的に長い毛材と相対的に短い毛材とを含んでいてもよい。このことは、右側毛材群500及び左側毛材群600についても同様である。
また、前側毛材群400、右側毛材群500及び左側毛材群600に用いられる各毛材のカール径は、30mm以上60mm以下の値に限られない。また、これら毛材の長さは、5.5インチ(139.7mm)に限られない。
また、かつらベース100の形状は、上記の例に限られない。例えば、後側ベース部130、前側ベース部140、右側ベース部150及び左側ベース部160が周方向に連続的につながる形状に、換言すれば、かつらベース100が全体として円形ないし楕円形に形成されてもよい。
また、つむじ用基部212が省略され、複数のつむじ用毛材214がかつらベースに直接取り付けられることによってつむじ部が構成されてもよい。この場合、つむじ部は、そのかつらベースの重心(そのかつらベースの前端と後端とを結ぶ前後直線及び右端と左端とを結ぶ左右直線の交点)を中心とする半径12.2mmの円形の領域に取り付けられた毛材群を指す。そして、後側毛材群は、かつらベースが前記前後直線と前記左右直線とのなす角の2本の二等分線で4つの領域に区画されたときのつむじ部よりも後側の領域に取り付けられた毛材群を指す。
次に、図3〜図6を参照しながら、本発明の実施例について説明する。図3は、使用者が上記実施形態のかつらを装着した状態を模式的に示しており、図4〜図6は、それぞれ使用者が比較例のかつらを装着した状態を模式的に示している。
図3に示される実施例では、後側毛材群における各長毛材314のカール径が38mmであり、かつ、つむじ部200の中心から当該長毛材314の先端までの長さが202.8mm以上に設定されている。図4に示される比較例1では、後側毛材群における各毛材のカール径が38mmであり、かつ、つむじ部200の中心から当該毛材の先端までの長さが100mmに設定されている。図5に示される比較例2では、後側毛材群における各毛材のカール径が25mmであり、かつ、つむじ部200の中心から当該毛材の先端までの長さが202.8mm以上に設定されている。図6に示される比較例3では、後側毛材群における各毛材のカール径が90mmであり、かつ、つむじ部200の中心から当該毛材の先端までの長さが100mmに設定されている。
図4に示されるように、比較例1では、つむじ部200の中心から毛材の先端までの長さが180mm未満である(短すぎる)ため、カール径が適切な値(38mm)であるものの、後頭部の段差は目立ちやすくなった。
図5に示されるように、比較例2では、カール径が30mm未満であるため、つむじ部200の中心から毛材の先端までの長さが180mm以上確保されているものの、各毛材の後頭部の毛髪への馴染みが悪化し、さらに、一部の毛材が外ハネするため、後頭部の段差は目立ちやすくなった。
図6に示されるように、比較例3では、カール径が60mm以上であり、各毛材が非常に緩やかに湾曲する程度である(各毛材が実質的に直毛と見なされる)ため、つむじ部200の中心から毛材の先端までの長さが180mm未満であるものの、後頭部の段差は目立ちにくい。しかしながら、各毛材が有効に湾曲した形状ではないため、後頭部におけるボリュームが十分に確保されないことが確認された。
これに対し、図3に示されるように、本実施例では、長毛材314のカール径が60mm以下に設定されることによって、長毛材314が有効に湾曲した状態となるため、後側毛材群に十分なボリュームが確保され、しかも、長毛材314のカール径が30mm以上で、かつ、つむじ部200の中心から長毛材314の先端までの長さが180mm以上に設定されることによって、長毛材314が使用者の後頭部の毛髪に馴染みやすく(沿いやすく)なるため、各長毛材314と後頭部の毛髪との間での段差の発生が抑制され、これにより後頭部が自然な外観となることが確認された。
100 かつらベース
120 つむじ部用ベース部
130 後側ベース部
140 前側ベース部
150 右側ベース部
160 左側ベース部
200 つむじ部
300 後側毛材群
310 長毛材ユニット
312 長毛材用基部
314 長毛材
320 短毛材ユニット
322 短毛材用基部
324 短毛材
400 前側毛材群
500 右側毛材群
600 左側毛材群

Claims (5)

  1. 円形のつむじ部用ベース部及び前記つむじ部用ベース部の周方向において間欠的に並べられるように前記つむじ部用ベース部に接続された複数のベース部とを含むかつらベースと、前記つむじ部用ベース部に取り付けられたつむじ部と、を有し、当該つむじ部から放射状に広がるように配置された複数の毛材を有するかつらであって、
    前記複数の毛材のうち前記つむじ部よりも後側に配置されるように、前記複数のベース部のうち前記つむじ部用ベース部の後側において前記つむじ部用ベース部に接続された後側ベース部に配置された複数の毛材からなる後側毛材群は、それぞれが60mm以下のカール径を有する複数の長毛材と、それぞれが各長毛材の長さよりも短い長さを有する複数の短毛材と、を含み、
    各長毛材は、当該長毛材のカール径が30mm以上で、かつ、前記つむじ部用ベース部の中心から当該長毛材の先端までの長さが180mm以上に設定され
    前記後側毛材群は、前記複数の長毛材がそれぞれ並ぶ複数の長毛材領域と、前記複数の短毛材がそれぞれ並ぶ複数の短毛材領域と、を有し、
    前記つむじ部に対して前記複数の短毛材領域が前記複数の長毛材領域よりも相対的に外側に配置されるように、前記複数の短毛材領域及び前記複数の長毛材領域は交互に配置されている、かつら。
  2. 円形のつむじ部用ベース部及び前記つむじ部用ベース部の周方向において間欠的に並べられるように前記つむじ部用ベース部に接続された複数のベース部とを含むかつらベースと、前記つむじ部用ベース部に取り付けられたつむじ部と、を有し、当該つむじ部から放射状に広がるように配置された複数の毛材を有するかつらであって、
    前記複数の毛材のうち前記つむじ部よりも後側に配置されるように、前記複数のベース部のうち前記つむじ部用ベース部の後側において前記つむじ部用ベース部に接続された後側ベース部に配置された複数の毛材からなる後側毛材群は、それぞれが60mm以下のカール径を有する複数の長毛材と、それぞれが各長毛材の長さよりも短い長さを有する複数の短毛材と、を含み、
    各長毛材は、当該長毛材のカール径が30mm以上で、かつ、前記つむじ部用ベース部の中心から当該長毛材の先端までの長さが180mm以上に設定され、
    前記後側毛材群に含まれる全毛材の本数に対する、前記後側毛材群に含まれる前記短毛材の本数の割合である短毛材割合は、前記後側毛材群以外の毛材群における、当該毛材群に含まれる全ての毛材の本数に対する、当該毛材群の全ての毛材の平均の長さよりも短い長さを有する毛材の本数の割合である他の短毛材割合よりも、大きく設定されている、かつら。
  3. 請求項2に記載のかつらにおいて、
    前記後側毛材群に含まれる全毛材の本数に対する、前記後側毛材群に含まれる前記短毛材の本数の割合である前記短毛材割合は、0.2以上0.7以下である、かつら。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載のかつらにおいて、
    前記後側毛材群に含まれる全毛材の本数に対する、カール径が30mm以上60mm以下に設定されている毛材の本数の割合であるカール毛材割合は、0.5以上である、かつら。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載のかつらにおいて、
    前記つむじ部用ベース部の前記中心から前記かつらベースの縁部までの寸法が20mm以上80mm以下に設定されている、かつら。
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