JP6623206B2 - 不織布の製造方法 - Google Patents
不織布の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6623206B2 JP6623206B2 JP2017248627A JP2017248627A JP6623206B2 JP 6623206 B2 JP6623206 B2 JP 6623206B2 JP 2017248627 A JP2017248627 A JP 2017248627A JP 2017248627 A JP2017248627 A JP 2017248627A JP 6623206 B2 JP6623206 B2 JP 6623206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- fiber web
- support
- pushing
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 116
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 201
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 194
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 34
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 22
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 22
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 11
- 238000007499 fusion processing Methods 0.000 claims description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 10
- 238000007373 indentation Methods 0.000 claims description 8
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 7
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 30
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 19
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 15
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 3
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 3
- 239000004734 Polyphenylene sulfide Substances 0.000 description 2
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 229920000069 polyphenylene sulfide Polymers 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
例えば、特許文献1に記載の不織布の製造方法においては、不織布化される前の繊維ウエブに対し2段階の熱風処理によって凹凸形状を有する不織布を得る。具体的には、第1の熱風によって繊維ウエブを支持体の凹凸形状に沿わせて賦形して仮融着し、第2の熱風によって繊維ウエブの凹凸形状を固定して不織布化する。
特許文献2には、上記のような繊維ウエブではなく、繊維同士の交点が既に融着固定された不織布を凹凸賦形する技術が記載されている。同文献においては、加工対象の不織布を予熱加工した後に、噛み合いながら回転する一対の延伸ロールによって前記不織布を延伸し、凹凸賦形することが記載されている。
一方、特許文献2記載の製造方法においては、繊維ウエブではなく不織布を加工対象とするため、繊維同士の融着により繊維の移動が生じ難く、凹凸形状への賦形性が低い。また、繊維の移動が生じ難い不織布に対してロールの噛み合いによって延伸するため、硬くなる部分が生じてしまう。そのため、賦形された不織布全体の柔らかさを保持することが難しい。さらに賦形性を高めるために延伸の程度を高め過ぎては、不織布の強度が低下して所望の凹凸形状が得られない虞がある。
(A1)支持体が、複数の凸部、複数の該凸部の間に配された凹部、及び、該凹部の底部に配された開孔を有し、前記凹部は第一方向に延在し、複数の前記凸部は前記第一方向と交差する第二方向に離間して配されており、前記支持体上に、繊維ウエブを載置し、前記第一方向に延在する前記凹部に沿って、前記繊維ウエブを、押し込み部材の押し込み部によって押し込む、押し込み工程。
(A2)次いで熱風を吹き付けて前記繊維ウエブ中の繊維同士を融着する熱融着工程。
さらに支持体及び押し込み部材の上流には、繊維ウエブの供給部が配される。繊維ウエブの供給部は、繊維ウエブの製造部と送給部とを備える。前記製造部においては、種々の厚み及び坪量の繊維ウエブを製造することができる。例えばカード機を用いて、またエアレイド法やスパンボンド法によって繊維ウエブを製造することができる。前記送給部においては、製造された繊維ウエブを、例えばベルトコンベア等の種々の手段によって前記支持体及び押し込み部の位置まで送る。
工程(A1)では、押し込みの深さによって、様々な厚みの繊維ウエブに対して、所望の凹凸高低差を付与することができる。すなわち押し込み深さを制御することによって、凹凸高低差を精度よく付与することができる。このとき、繊維ウエブに対して賦形する凹凸高低差を大きくするのに、さほど押し込む力を強くする必要がなく、繊維ウエブを柔らかく賦形することができる。また、繊維の乱れを抑えて賦形性を高めることができる。
具体的には、押し込み部材の押し込み部の幅と支持体の凸部の間隔との差は、両部材の干渉回避の観点から、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上が更に好ましい。また、前記の差は、繊維ウエブに対する凹凸賦形を良好なものとする観点から、10mm以下が好ましく、9mm以下がより好ましく、8mm以下が更に好ましい。具体的には、1mm以上10mm以下が好ましく、1.5mm以上9mm以下がより好ましく、2mm以上8mm以下が更に好ましい。
なお、前記の関係は、第二方向における間隔について示している。すなわち、第二方向に離間する複数の凸部の間隔(H1)と、第一方向に延在する各押し込み部の第二方向の幅(H2)との関係を示している。この前記間隔(H1)及び幅(H2)の関係は、後述のように複数の凸部が第一方向にも離間し、これに対応して押し込み部材が、第二方向に延在し第一方向に離間する複数の押し込み部を有する場合にもあてはまる。すなわち、第一方向に離間した複数の凸部の間隔(H3)と、第二方向に延在する各押し込み部の第一方向の幅(H4)との間にも当てはまる。この点は後述する実施形態において詳述する。
工程(A2)において、熱風の温度は、繊維ウエブが有する繊維のうち最も融点が低い樹脂の融点より高く設定される。不織布に用いられる一般的な繊維材料を考慮すると、熱風の温度と、繊維ウエブが有する繊維のうち最も融点が低い樹脂の融点との差は、0℃以上が好ましく、5℃以上がより好ましく、10℃以上が更に好ましい。また、60℃以下が好ましく、40℃以下がより好ましく、30℃以下が更に好ましい。具体的には、0℃以上60℃以下が好ましく、5℃以上40℃以下がより好ましく、10℃以上30℃以下が更に好ましい。
また、工程(A2)において、熱風の風速は、支持体の凸部の高さにもよるが、2m/s以上が好ましく、3m/s以上がより好ましい。これにより、繊維への熱伝達を十分なものとして繊維同士を融着させ、凹凸形状の固定を十分なものとすることができる。また、熱風の風速は、50m/s以下が好ましく、40m/s以下がより好ましい。これにより、繊維へ過度な熱伝達を抑えて、不織布の風合いを良好なものとすることができる。
前記第一方向及び第二方向は、互いに交差する方向である限り、賦形したい凹凸形状に合わせて適宜設定できる。例えば、前記第一方向を、製造工程における機械流れ方向(Machine Direction;MD)と一致させることができる。ここで言う機械流れ方向とは、製造工程が順に進められる方向であり、繊維ウエブの搬送方向である。すなわち、搬送される繊維ウエブの長手方向である。また、前記第二方向を、前記機械流れ方向と直交する幅方向(Cross Direction;CD)に一致させることができる。ここで言う幅方向とは、搬送される繊維ウエブの幅方向である。第一方向をMD方向に一致させ、第二方向をCD方向に一致させる場合、第二方向に一致する繊維ウエブの幅方向に沿って凹凸が形成される。この繊維ウエブに形成された凹部及び凸部は、第一方向に一致する繊維ウエブの機械流れ方向(長手方向)に延在する。
さらに、上記のように押し込み部材を繊維ウエブから外した後に、該繊維ウエブを支持体に沿わせた状態のまま、繊維ウエブの支持体とは反対側の面に、他の繊維ウエブを載置してもよい。この場合、支持体に沿わされた繊維ウエブと載置された他の繊維ウエブとに対して(A2)の熱融着工程が行われ、2層構造でより嵩高い不織布が製造される。
また、押し込み部材及び支持体を熱風の吹き抜ける構造にして、(A1)の押し込み工程の後、繊維ウエブを前記支持体及び前記押し込み部材で挟んで、(A2)の熱融着工程において、前記支持体及び前記押し込み部材が互いに遊挿された状態で、熱風を吹き付ける処理を行ってもよい。押し込み部材の形状によっては、より均等な形状の賦形をすることができる。
(A3)の冷却工程によって、賦形された不織布を支持体から剥がす際に形状が保持されやすく、賦形によって付与されたクッション性が良好なものとなる。また、支持体が冷却されることによって、次の繊維ウエブに対する(A1)の押し込み工程において、繊維ウエブの溶融の発生を防止することができる。
複数の凹部12は、第一方向Xに延在する第一凹部121を有する。複数の凸部11は、第一方向Xと交差する第二方向Yに離間して配されている。第1実施形態における第一方向Xは、製造装置100における機械流れ方向(MD)に一致する方向である。該機械流れ方向は、ドラム形状の支持体1の回転方向であり、繊維ウエブ70が支持体1に沿って搬送される方向である。第1実施形態における第二方向Yは、製造装置100における機械流れ方向(MD)と直交する幅方向(CD)に一致する方向である。該幅方向は、ドラム形状の支持体1の回転軸方向であり、繊維ウエブ70の幅方向である。
さらに第1実施形態において、凸部11は第一方向Xにも離間して配されている。すなわち、凸部11は、支持体11の周面において、回転方向及び回転軸方向に互いに離間して、複数配されている。これより、凹部12は、前述の第一方向Xに延在する第一凹部121に加え、第二方向Yに延在する第二凹部122を有する。凹部12は、第一凹部121と第二凹部122とによって、支持体1の周面に格子状に配されている。
押し込み部材2は、ドラム形状の周面に、支持体1の凹部12に沿って挿入する押し込み部21を有する。押し込み部21は、支持体1の第一方向Xに延在する第一凹部121に沿って挿入する第一押し込み部211を有する。さらに、押し込み部21は、支持体の第二方向Yに延在する第二凹部122に沿って挿入する第二押し込み部212を有する。これにより、押し込み部21は、ドラム形状の押し込み部材2の周面において格子状に配されている。押し込み部材2の周面は、押し込み部21の間が空洞にされて、桝目状の空間部22を有する。このように押し込み部材2は、ドラム形状の周面に格子状の押し込み部21と桝目状の空間部22とを有する。
第1実施形態においては、支持体1の格子状に配された凹部12に対し、押し込み部材2の格子状に配された押し込み部21が遊挿して、繊維ウエブ70を凹部12に押し込む。支持体1は、凸部11の頂部11Tにおいて、繊維ウエブ70を支え、押し込み部材2の空間部22に入り込む。このようにして、押し込み部材2は支持体1の凹部12において、繊維ウエブ70の厚み表面が凸部11の頂部11Tの高さよりも低くなるまで押し込む。すなわち、押し込み部材2の押し込み部21は、凹部12に挿入された状態において、凸部11の頂部11Tよりも凹部12側に位置する。このとき、押し込み部材2の押し込み部21の押し込み深さは、支持体1の凹部12の底部12Tに達しない位置までに留めることが好ましい。押し込み深さは、支持体1と押し込み部材2との位置関係の設定等によって定めることができる。
これにより、押し込み部21による押し込みに伴って、繊維ウエブ70が支持体1の凸部11及び凹部12からなる凹凸面に沿って賦形される。
第1実施形態においては、支持体1は、ドラム内部において、熱風吹き付け部3と対向する位置に熱風吸引部35を有することが好ましい。熱風吸引部35が熱風3Wを吸引し、さらに、熱風吸引部35に接続された排気装置36が熱風3Wを外部へと排気する。これによって、吹き抜けた熱風3Wが乱れることなく、繊維ウエブ70の繊維の乱れが生じることを防ぐ。また、支持体1のドラム外周が高温になり過ぎることを防止できる。これらによって、同じ支持体1上の上流で行われる(A1)の押し込み工程における繊維ウエブ70に対して、繊維の融着の発生をより効果的に防止し、繊維の乱れなく安定的な賦形を行うことができる。また、繊維ウエブ70が支持体1に保持されやすくなり、(A1)及び(A2)の工程全体を安定的に行うことができる。熱風3Wの温度や風速は、前述した範囲に設定されることが好ましい。
図6においては、押し込み部材2Aは、案内ロール92A〜92Iによって、(A1)の押し込み工程から、(A2)の熱融着工程、(A3)の冷却工程を行う位置に対応する支持体1の周面領域を覆い、回転するようにしている。これにより、(A1)〜(A3)の工程は、押し込み部材2Aを支持体1に対して遊挿させたままで行うことができる。この場合、熱風3W及び冷風4Wは、紐状の押し込み部21Aと支持体1の凸部11との隙間から、支持体1の開孔13を介して吹き抜けるようにされている。押し込み部材2Aの配置は、前述した図7に示す配置に限定されない。押し込み部材2Aは、少なくとも(A1)の押し込み工程の位置で支持体1と遊挿し合う範囲に設置される限り、配置範囲を適宜設定することができる。押し込み部材2Aは、配置範囲に合わせてその長さを決定することができる。
第2実施形態においては、第1実施形態のようにドラム形状の押し込み部材2を回転させて押し込みを行うのとは異なり、長尺のベルト状の押し込み部材2Aを用いている。
そのため、第2実施形態においては、第1実施形態に比べて、押し込み部材2Aを支持体1の凹部12に遊挿する時間を長くするよう設定することができる。これは、例えば案内ロール92A〜92Iの配置位置によって、搬送されてくる繊維ウエブ70との伴走距離を長くとることにより行うことができる。これにより、繊維ウエブ70に対する押し込み時間が長くなり、より確かな賦形を行うことができ好ましい。
また、この場合、押し込み部材2Aを、繊維ウエブ70と平行に近づけながら、支持体1のロール周面における接線方向から合流させ、支持体1の凹部12に押し込ませることができる。これにより、繊維ウエブ70に対する衝撃を更に和らげ、繊維ウエブ70を早くから抑えることができるので好ましい。
第2実施形態においては、(A2)の熱融着工程において、(A1)の押し込み工程の後、繊維ウエブ70を挟んで、支持体1及び紐状の押し込み部21Aが互いに遊挿された状態で、熱風3Wを吹き付けることが好ましい。これにより、紐状の押し込み部21Aが柔らかく繊維ウエブ70を押し込んで繊維の飛散を抑えることができ、地合が整った賦形が可能となる。
第2実施形態においても、例えば支持体1を図2に示すものとした場合、図4(A)〜(C)、図5(A)〜(C)に示すような嵩高な不織布を製造することができる。
例えば支持体1を図2に示すものとした場合、図9(A)及び(B)に示すような嵩高な不織布80Dを製造することができる。図9(A)は、不織布80Dの第一面Z1を上側にして示している。第一面Z1は、不織布の製造方向において支持体1に対向して配されていた面である。不織布80Dの第一面Z1には、第一方向Xに延在する縦畝部85が第二方向Yに規則的に複数配置されている。加えて、縦畝部85を第二方向Yに繋ぐ、縦畝部85よりも低い横畝部86が配置されている。横畝部86は、第一方向Xに離間して規則的に複数配置されている。第一方向Xに並ぶ横畝部86、86間には、凹部87が形成されている。縦畝部85は、支持体1の第一凹部121に沿って繊維ウエブ70が連続的に押し込まれて形成され、横畝部86は、押し込みに引っ張られて弱く押しこまれて形成されている。また、図9(B)は、不織布80Dの第二面Z2(第一面Z1の反対面)を上側にして示している。第二面Z2は不織布の製造方法において押し込み部21Bを押し込んだ面、熱風3Wを吹き付けた面である。不織布80Dの第二面Z2には、第一面Z1おける横畝部86及び凹部87が第一方向Xに並ぶ列に対応してなる、複数の凸部88が尾根状に連なる形状の凸条部89が形成されている。該凸条部89は、前述のとおり、平面視した幅が広い部分89Aと狭い部分89Bとを交互にした波形状の輪郭を有する。このように、押し込み部材2Bを用いて繊維ウエブ70を賦形することによって、支持体1の凸部11の形状に合わせて、高低差が明確な様々な凹凸形状を有する不織布を製造することができる。また、図示しないが、図9(A)及び(B)の不織布80Dの製造工程において、(A2)の熱融着工程の前に、他の繊維を積層して2層構造のものとすることもできる。
複数の凸部、複数の該凸部の間に配された凹部、及び、該凹部の底部に配された開孔を有し、前記凹部が第一方向に延在し、複数の前記凸部が前記第一方向と交差する第二方向に離間して配された支持体上に、繊維ウエブを載置し、前記第一方向に延在する前記凹部に沿って、前記繊維ウエブを、押し込み部材の押し込み部によって押し込む、押し込み工程と、
次いで熱風を吹き付けて前記繊維ウエブ中の繊維同士を融着する熱融着工程とを有する不織布の製造方法。
前記押し込み部材が、前記凹部において、前記繊維ウエブの厚み表面が前記凸部の頂部の高さより低くなるまで押し込む、前記<1>に記載の不織布の製造方法。
<3>
前記支持体が、前記凸部を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、前記<1>又は<2>に記載の不織布の製造方法。
<4>
前記支持体がドラム形状である、前記<3>に記載の不織布の製造方法。
前記押し込み部材が、前記支持体と遊挿し合う面を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<6>
前記押し込み部材がドラム形状である、前記<5>に記載の不織布の製造方法。
<7>
前記押し込み部材が、前記第一方向に延在する前記押し込み部を周面に有するロールである、前記<6>に記載の不織布の製造方法。
<8>
前記押し込み部材は紐状である、前記<5>に記載の不織布の製造方法。
前記熱融着工程において、前記押し込み工程の後、前記押し込み部材を前記繊維ウエブから外した後に、前記繊維ウエブに熱風を吹き付ける処理を行う、前記<1>〜<8>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<10>
前記押し込み工程の後、前記押し込み部材を前記繊維ウエブから外し、該繊維ウエブを前記支持体に沿わせた状態のまま、前記繊維ウエブの前記支持体とは反対側の面に、他の繊維ウエブを載置する、前記<9>に記載の不織布の製造方法。
<11>
前記支持体及び前記押し込み部材は熱風が吹き抜ける構造になっており、
前記熱融着工程において、前記押し込み工程の後、前記繊維ウエブを挟んで、前記支持体及び前記押し込み部材が互いに遊挿された状態で、熱風を吹き付ける処理を行う、前記<1>〜<8>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
前記押し込み部材が複数の前記押し込み部を有し、複数の前記凸部の間隔よりも、複数の前記押し込み部の幅の方が小さい、前記<1>〜<11>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
前記凸部は、前記第一方向にも離間して配されている、前記<1>〜<12>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<14>
前記第一方向に離間した前記凸部の間に、前記第二方向に延在する凹部を更に有する、前記<13>に記載の不織布の製造方法。
<15>
前記押し込み部材が、前記第二方向に延在する前記凹部に沿っても、前記繊維ウエブを押し込む、前記<14>に記載の不織布の製造方法。
<16>
前記支持体及び前記押し込み部材がドラム形状であり、互いに遊挿し合って回転する、前記<15>に記載の不織布の製造方法。
<17>
前記押し込み工程において、先細りの突起が前記支持体の凸部と同じ配列で並んだ位置合わせロールが前記押し込み部材に接続されており、
前記位置合わせロールが前記支持体と同期して駆動され、前記押し込み部材が前記支持体と位相合わせされて該支持体に接触する、前記<15>に記載の不織布の製造方法。
<18>
前記第一方向は、機械流れ方向と一致している、前記<1>〜<17>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<19>
前記機械流れ方向と一致とは、前記機械流れ方向に対し、前記第一方向が−0.5°以上+0.5°以下の範囲であり、好ましくは−0.2°以上、より好ましくは−0.1°以上、また、好ましくは+0.2°以下、より好ましくは+0.1°以下である、前記<18>に記載の不織布の製造方法。
<20>
前記機械流れ方向と一致とは、前記機械流れ方向に対し、前記第一方向が−0.1°以上+0.1°以下である、前記<18>に記載の不織布の製造方法。
前記押し込み工程において、前記支持体は130℃以下にされており、好ましくは110℃以下、より好ましくは100℃以下である、前記<1>〜<20>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<22>
前記押し込み工程において、前記支持体は100℃以下にされている、前記<1>〜<20>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
前記熱融着工程において、前記熱風の温度が、前記繊維ウエブが有する繊維のうち最も融点が低い樹脂の融点より高く、前記熱風の温度と前記繊維うち最も融点が低い樹脂の融点との差が0℃以上60℃以下であり、好ましくは5℃以上、より好ましくは10℃以上、また、好ましくは40℃以下、より好ましくは30℃以下である、前記<1>〜<22>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<24>
前記熱融着工程において、前記熱風の温度が、前記繊維ウエブが有する繊維のうち最も融点が低い樹脂の融点より高く、前記熱風の温度と前記繊維うち最も融点が低い樹脂の融点との差が10℃以上30℃以下である、前記<1>〜<22>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
前記熱融着工程の後、前記支持体及び繊維ウエブを冷却する冷却工程を有する、前記<1>〜<24>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<26>
前記冷却工程は、前記支持体を130℃以下まで冷却し、好ましくは110℃以下、より好ましくは100℃以下まで冷却する、前記<25>に記載の不織布の製造方法。
<27>
前記冷却工程は、前記支持体を100℃以下まで冷却する、前記<25>に記載の不織布の製造方法。
複数の凸部、複数の該凸部の間に配された凹部、及び、該凹部の底部に配された開孔を有し、前記凹部は第一方向に延在し、複数の前記凸部は前記第一方向と交差する第二方向に離間して配された支持体を有し、
前記第一方向に延在する前記凹部に沿って挿入する押し込み部を具備する押し込み部材を有し、
前記押し込み部材の下流に熱風吹き付け部を有する不織布の製造装置。
前記押し込み部は前記凹部に挿入された状態において、前記凸部の頂部よりも前記凹部側に位置する、前記<29>に記載の不織布の製造装置。
<30>
前記支持体は、前記凸部を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、前記<28>又は<29>に記載の不織布の製造装置。
<31>
前記支持体はドラム形状である、前記<30>に記載の不織布の製造装置。
前記押し込み部材は、前記支持体と遊挿し合う面を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、前記<28>〜<31>のいずれか1に記載の不織布の製造装置。
<33>
前記押し込み部材はドラム形状である、前記<32>に記載の不織布の製造装置。
<34>
前記押し込み部材は、前記第一方向に延在する前記押し込み部を周面に有するロールである、前記<33>に記載の不織布の製造装置。
<35>
前記押し込み部材は紐状である、前記<32>に記載の不織布の製造装置。
<36>
前記押し込み部材が、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリフェニレンサルファイド、フッ素樹脂から選ばれる1又は複数の素材を有する、前記<35>に記載の不織布の製造装置。
前記押し込み部材が複数の前記押し込み部を有し、複数の前記凸部の間隔よりも、複数の前記押し込み部の幅の方が小さい、前記<28>〜<36>のいずれか1に記載の不織布の製造装置。
前記凸部は、前記第一方向にも離間して配されている、前記<28>〜<37>のいずれか1に記載の不織布の製造装置。
<39>
前記第一方向に離間した前記凸部の間に、前記第二方向に延在する凹部を更に有する、前記<38>に記載の不織布の製造装置。
<40>
前記押し込み部材は、前記第二方向に押し込み部を更に有する、前記<39>に記載の不織布の製造装置。
<41>
前記支持体及び前記押し込み部材が互いに遊挿し合うように配されたドラム形状である、前記<40>に記載の不織布の製造装置。
<42>
先細りの突起が前記支持体の凸部と同じ配列で並んだ位置合わせロールが前記押し込み部材に接続されており、
前記位置合わせロールが前記支持体と同期して駆動され、前記押し込み部材が前記支持体と位相合わせされて該支持体に接触する、前記<40>に記載の不織布の製造装置。
<43>
前記第一方向は、機械流れ方向と一致している、前記<28>〜<42>のいずれか1に記載の不織布の製造装置。
<44>
前記機械流れ方向と一致とは、前記機械流れ方向に対し、前記第一方向が−0.5°以上+0.5°以下の範囲であり、好ましくは−0.2°以上、より好ましくは−0.1°以上、また、好ましくは0.2°以下、より好ましくは0.1°以下である、前記<43>に記載の不織布の製造装置。
<45>
前記機械流れ方向と一致とは、前記機械流れ方向に対し、前記第一方向が−0.1°以上+0.1°以下である、前記<43>に記載の不織布の製造装置。
前記熱風吹き付け部の下流に冷却部を有する、前記<28>〜<45>のいずれか1に記載の不織布の製造装置。
図1〜3に示す第1実施形態の製造装置を用いて、坪量37g/m2の繊維ウエブに対して、表1に示す条件で(A1)の押し込み工程、(A2)の熱融着工程の処理を施し、凹凸賦形された不織布試料を作製した。なお、繊維ウエブには、芯部がポリエチレンテレフタレート(融点が255℃)で、鞘部がポリエチレン(融点が132℃)の芯鞘構造の複合繊維を用いた。
図2、6及び7に示す第2実施形態の製造装置を用いて、坪量32g/m2の繊維ウエブに対して、表1に示す条件で(A1)及び(A2)の処理を施し、凹凸賦形された不織布試料を作製した。なお、用いた繊維は実施例1と同様のものとした。
図1、2及び8に示す第3実施形態の製造装置を用いて、坪量32g/m2の同様の繊維ウエブに対して、表1に示す条件で(A1)及び(A2)の処理を施し、凹凸賦形された不織布試料を作製した。なお、用いた繊維は実施例1と同様のものとした。
特開2012−144834の図1に示す製造装置を用いて、坪量30g/m2の繊維ウエブに対して、第1の熱風処理、第2の熱風処理、を行って、比較例の不織布試料を作製した。なお、用いた繊維は実施例1と同様のものとした。エアー賦形処理を行う第1の熱風W1は、温度を120℃、風速を52m/secに設定し、熱融着処理を行う第2の熱風W2は、温度を160℃、風速を6.0m/secに設定した。
(不織布試料の厚みの測定)
荷重49Paとなるアルミ円板を準備した。このアルミ円板を載せたシートの厚みを、レーザー変位計(株式会社キーエンス製 CCDレーザー変位計 LK−085)を用いて測定した。測定は、シートの任意の場所(但しアルミ円板が重ならない場所)を5点測定し、その平均値をそのシートの厚みとした。
(圧縮変形量の測定)
カトーテック株式会社製、KES−FB3圧縮試験機を用いて測定した。先ず、各不織布試料を2.5cm×2.5cmの正方形に切りとり、これを試験試料として、圧縮試験機にセットした。そして、加圧速度0.02mm/秒で加圧部を下降させてシートを加圧し、荷重50gf/cm2になるまで圧縮した。荷重が5gf/cm2の時の試料の厚み(t1)及び25gf/cm2の厚み(t2)を求めた。(t2−t1)の値が大きいほど人が柔らかいと感じる。より詳細には、この数値が大きいほど、小さい荷重で圧縮方向に潰れにくいことを示し、同様に適度に弾力性がある。また、数値が大きいほど2.5kPaの荷重の間に潰れやすいことを示しており、数値が大きいと触った時に大きく変形するために、クッション性を感じやすい。
(柔らかさの評価)
成人女性10名に各不織布試料の表面に手のひらで触れてもらい、「柔らかさ」を評価してもらった。比較例を5点として10点満点で数値化してもらった値を平均した。
10点:比較例の不織布試料よりも非常に柔らかい。
9点:比較例の不織布試料よりもかなり柔らかい。
8点:比較例の不織布試料よりも明らかに柔らかい。
7点:比較例の不織布試料よりも少し柔らかい。
6点:比較例の不織布試料よりもやや柔らかい。
5点:比較例の不織布試料と同程度の柔らかさである。
4点:比較例の不織布試料よりやや硬い。
3点:比較例の不織布試料よりも少し硬い。
2点:比較例の不織布試料よりも明らかに硬い。
1点:比較例の不織布試料よりもかなり硬い。
0点:比較例の不織布試料よりも非常に硬い。
11 凸部
11T 凸部の頂部
12 凹部
12T 凹部の底部
121 第一凹部
122 第二凹部
13 開孔
2、2A、2B 押し込み部材
21、21A、21B 押し込み部
211、211A 第一押し込み部
212、212A 第二押し込み部
22、22A、22B 空間部
23 搬送手段
24 位置合わせロール
3 熱風吹き付け部
4 冷却部
9 送給ベルトコンベア
70 繊維ウエブ
80、80A、80C、80D 不織布
80B 第二不織布
91、92A〜92I 案内ロール
100、200 不織布の製造装置
Claims (10)
- 複数の凸部、複数の該凸部の間に配された凹部、及び、該凹部の底部に配された開孔を有し、前記凹部が第一方向に延在し、複数の前記凸部が前記第一方向と交差する第二方向に離間して配された支持体上に、繊維ウエブを載置し、前記第一方向に延在する前記凹部に沿って、前記繊維ウエブを、押し込み部材の押し込み部によって押し込む、押し込み工程と、
次いで熱風を吹き付けて前記繊維ウエブ中の繊維同士を融着する熱融着工程とを有する不織布の製造方法。 - 前記支持体が、前記凸部を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、請求項1記載の不織布の製造方法。
- 前記押し込み部材が、前記支持体と遊挿し合う面を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、請求項1又は2記載の不織布の製造方法。
- 前記熱融着工程において、前記押し込み工程の後、前記押し込み部材を前記繊維ウエブから外した後に、前記繊維ウエブに熱風を吹き付ける処理を行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の不織布の製造方法。
- 前記凸部は、前記第一方向にも離間して配されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の不織布の製造方法。
- 前記第一方向に離間した前記凸部の間に、前記第二方向に延在する凹部を更に有する、請求項5記載の不織布の製造方法。
- 前記押し込み部材が、前記第二方向に延在する前記凹部に沿っても、前記繊維ウエブを押し込む、請求項6記載の不織布の製造方法。
- 複数の凸部、複数の該凸部の間に配された凹部、及び、該凹部の底部に配された開孔を有し、前記凹部は第一方向に延在し、複数の前記凸部は前記第一方向と交差する第二方向に離間して配された支持体を有し、
前記第一方向に延在する前記凹部に沿って挿入する押し込み部を具備する押し込み部材を有し、
前記押し込み部材の下流に熱風吹き付け部を有する不織布の製造装置。 - 前記支持体は、前記凸部を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、請求項8記載の不織布の製造装置。
- 前記押し込み部材は、前記支持体と遊挿し合う面を外方に向けた周面を持ち、回転する構成である、請求項8又は9記載の不織布の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017248627A JP6623206B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 不織布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017248627A JP6623206B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 不織布の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019112747A JP2019112747A (ja) | 2019-07-11 |
JP6623206B2 true JP6623206B2 (ja) | 2019-12-18 |
Family
ID=67223711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017248627A Active JP6623206B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 不織布の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6623206B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7556752B2 (ja) | 2020-11-10 | 2024-09-26 | 花王株式会社 | 不織布の製造方法及び不織布の製造装置 |
JP7597616B2 (ja) | 2021-02-26 | 2024-12-10 | 花王株式会社 | 不織布の製造方法 |
JP7612524B2 (ja) | 2021-06-07 | 2025-01-14 | 花王株式会社 | 不織布 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MXPA05006592A (es) * | 2002-12-20 | 2005-08-16 | Procter & Gamble | Articulos tipo tela para el cuidado personal. |
JP5420881B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2014-02-19 | 花王株式会社 | 凹凸シートの製造装置及び製造方法 |
JP5729948B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2015-06-03 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布シート、その製造方法および吸収性物品 |
JP5931131B2 (ja) * | 2014-06-26 | 2016-06-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布 |
WO2016104768A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品用の、賦形された不織布を製造する方法 |
JP6320349B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2018-05-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布及びそれを用いた吸収性物品 |
JP6632579B2 (ja) * | 2017-08-01 | 2020-01-22 | ユニ・チャーム株式会社 | 凹凸パターン付き不織布の製造方法 |
-
2017
- 2017-12-26 JP JP2017248627A patent/JP6623206B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019112747A (ja) | 2019-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6623206B2 (ja) | 不織布の製造方法 | |
JP6561183B2 (ja) | 不織布 | |
TWI618830B (zh) | 熱風處理不織布加工裝置及加工方法 | |
KR100741946B1 (ko) | 비대칭 접합 형태를 가지는 개선된 부직포 | |
JP5596771B2 (ja) | 伸縮性シートの製造装置及び製造方法 | |
JP5255517B2 (ja) | 清掃用シートの製造方法 | |
JP5629525B2 (ja) | 不織布の嵩増加装置 | |
JP5374142B2 (ja) | 不織布 | |
US20170203539A1 (en) | Laminate and method of making same | |
JP4646878B2 (ja) | 伸縮性不織布の製造方法 | |
JP5893391B2 (ja) | 不織布製造用支持体および賦形不織布の製造方法 | |
JP5213695B2 (ja) | 不織布の嵩増加方法 | |
WO2017033919A1 (ja) | 凹凸シートの製造方法 | |
US6641763B2 (en) | Fibrous aggregate forming method | |
JP5985185B2 (ja) | 不織布製造用支持体および賦形不織布の製造方法 | |
US20170362756A1 (en) | Reinforced non-woven fabric, assembly including such a fabric, and method for treating a non-woven fabric | |
JP5728554B2 (ja) | 不織布の嵩回復装置、及び、不織布の嵩回復方法 | |
JP6946023B2 (ja) | 伸縮性不織布シートの製造方法及び伸縮性不織布シート | |
JP7460271B2 (ja) | 不織布の製造方法及び不織布の製造装置 | |
JP6843035B2 (ja) | 不織布の製造方法及び不織布の製造装置 | |
JP7042253B2 (ja) | 賦形シートおよびその製造方法 | |
JP5674559B2 (ja) | 網状体、網状体の製造方法、及び包装袋 | |
JP4646760B2 (ja) | 伸縮性不織布の製造方法 | |
JP7337660B2 (ja) | 不織布の製造方法及び不織布の製造装置 | |
JP2024141607A (ja) | 不織布の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191125 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6623206 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |