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JP6623007B2 - ふうせん - Google Patents

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JP6623007B2
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猛美 森田
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光範 吉田
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曉 谷口
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Description

本発明は、スティックに固定するふうせんに関する。
従来、ゴムふうせんやプラスチックふうせん等をスティックの先端に固定するための係留具が知られている(例えば、特許文献1,2)。このような係留具は、例えば、図7に示すように、ふうせん100とは別に、カップ7とスティック8がアクセサリーとして市場で流通している。
カップ7は、漏斗状の部分と、漏斗状の部分の底部に一体に設けられた筒体と、を有する。漏斗状の部分には、ふうせん100の口部を受け入れて固定すると共に、ふうせん100の下端を支持する。筒体には、管状または中実棒状のスティック8が差し込まれて固定される。
このようにして組み立てられたふうせんは、図6のような状態になる。カップ7の漏斗状の部分にはふうせん100の口部が差し込まれると共に、ふうせん100の下端を漏斗状の部分の外周でしっかり支持する。カップ7の筒体にスティック8が差し込まれて連結される。このように組立てられた状態であれば、スティック8に対してふうせん100がぐらついたり、風で揺れたりすることがなく、スティック8にしっかりと支持される。
このようなふうせん100の表面に広告などを印刷しておけば、店頭などで希望する方向へ広告面を表示することができ、ふうせんのもつ華やかさや楽しい雰囲気とも相まって販売促進効果を高めることができる。
しかしながら、このようなカップ7を用いる場合には、ふうせん100に空気を入れた後、カップ7に固定する作業が必要になり、特に多数のふうせん100をイベントで展示するような場合には、作業が煩雑になるという問題があった。
また、2枚のフィルムを重ねて空気注入部を除いた外周部を溶着し、空気注入部に逆止弁を挿入して溶着して気道を確保して構成されるフィルムふうせんが知られている(例えば、特許文献3)。このようなふうせんにあっては、カップの代わりに先端にリング状の巻き付け部を有する保持棒に、ふうせんの口部に設けた長い取付足部を巻き付けて結わえることで保持棒に固定している。このようなふうせんであっても、取付足部を巻き付けて結わえるという作業手順が必要になっている。
実開昭61−85292号公報 実公平7−33837号公報 特開平9−285648号公報
本発明は、スティックに固定した状態で姿勢を安定的に維持できるふうせんを提供することを目的とする。
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
[適用例1]本適用例に係るふうせんは、
2枚のプラスチックフィルム(10,12)を接合して構成されたふうせん(1)であって、
第1フィルム(10)と、
前記第1フィルム(10)に接合された第2フィルム(12)と、
前記第1フィルム(10)と前記第2フィルム(12)との間に挟み込まれて接合された気体供給弁(6)と、
前記気体供給弁(6)から空気を供給することで膨らむ第1室(14)と、
前記第1室(14)と通ずる第2室(16)と、
を含み、
前記気体供給弁(6)は、前記第2室(16)の外側にある気体注入口(62)から前記第2室(16)を通って前記第1室(14)の内部まで延びる気体通路(61)を有し、
前記第1室(14)と前記第2室(16)との間で、かつ、前記気体通路(61)と前記ふうせん(1)の周縁(5)との間で前記第1フィルム(10)と前記第2フィルム(12)とを接合する第1溶着部(22)及び第2溶着部(24)が形成され、
前記第1溶着部(22)は、前記気体通路(61)を挟んで前記第2溶着部(24)の反対側に形成され
前記第2室(16)は、前記気体注入口(62)側から前記第1室(14)側へ向かって徐々に広がる形状を有し、かつ、正面視で略三角形状であり、
前記第1溶着部(22)及び前記第2溶着部(24)は、前記気体通路(61)とは反対側の一端が前記周縁(5)と連続して接合され、かつ、前記第1室(14)の外周の一部を構成することを特徴とする。
[適用例2]本適用例に係るふうせんにおいて、
前記気体通路(61)は、前記第1室(14)内における逆止弁の機能を損なわない範囲でスティック(8)を前記第1室(14)の内部まで受け入れ可能であることができる。
[適用例]本適用例に係るふうせんにおいて、
前記周縁(5)は、前記第1フィルム(10)と前記第2フィルム(12)とが熱溶着によって接合されていてもよい。
[適用例]本適用例に係るふうせんは、
前記ふうせん(1)の前記気体供給弁(6)に管状のスティック(8)を差し込んだことを特徴とする。
[適用例]本適用例に係るふうせんにおいて、
前記スティック(8)は、前記第1室(14)の内部まで延びていてもよい。
本発明に係るふうせんによれば、スティックに固定した状態で姿勢を安定的に維持できる。
実施の形態に係るふうせんの正面図である。 膨らませた状態の実施の形態に係るふうせんの正面図である。 膨らませた状態の実施の形態に係るふうせんの側面図である。 気体供給弁を説明するための斜視図である。 実施の形態に係るふうせんの製造工程を説明する斜視図である。 膨らませた状態の比較例1のふうせんの正面図である。 比較例1のふうせんの正面図である。 膨らませた状態の比較例1のふうせんの側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.ふうせんの構成
まず、図1〜図5を用いて、本実施の形態に係るふうせん1の構成について説明する。図1はふうせん1の正面図であり、図2は膨らませた状態の実施の形態に係るふうせんの正面図であり、図3は膨らませた状態の実施の形態に係るふうせんの側面図であり、図4は気体供給弁を説明するための斜視図であり、図5は実施の形態に係るふうせんの製造工程を説明する斜視図である。
図1に示すように、ふうせん1は、2枚のプラスチックフィルム10,12(第2フィルム12は背面にある)を接合して構成される。図1は、ふうせん1に気体を入れて膨らませていない状態であり、背面も同様に表される。
ふうせん1は、第1フィルム10と、第1フィルム10に接合された第2フィルム12(図3及び図5参照)と、第1フィルム10と第2フィルム12との間に挟み込まれて接合された気体供給弁6と、気体供給弁6から空気を供給することで膨らむ第1室14と、第1室14と通ずる第2室16と、を含む。第1フィルム10は、第2フィルム12と同じ形状である。
ふうせん1の周縁5は、第1フィルム10と第2フィルム12とが接合されて形成される。第1フィルム10と第2フィルム12との接合は、後述する熱溶着によって行うことができる。ここでは、ふうせん1の周縁5は、同じ形状を有する第1フィルム10の周縁と第2フィルム12の周縁とが重なった部分であり、例えば0.5mm〜5mm程度の幅である。周縁5は、ほぼ全周でフィルム同士を接合しているが、接合部26では気体供給弁6の表面と第1フィルム10が接合し、気体供給弁6の裏面と第2フィルム12が接合される。
図1に示すように、気体供給弁6は、第2室16の外側にある気体注入口62から第2室16を通って第1室14の内部まで延びる気体通路61を有する。気体供給弁6は、2枚のプラスチックフィルムを重ねて接合し、気体供給弁6の中央に長手方向に延びる気体通路61を有する。気体通路61の両端は開口しており、気体をふうせん1に吹き込む際には広がって気体の通路となり、吹き込むのをやめると第1室14の内圧で2枚のプラスチックフィルムが密着して気体の通路を塞ぎ、逆止弁として機能する。
ふうせん1は、第1室14と第2室16との間で、かつ、気体通路61とふうせん1の周縁5との間で第1フィルム10と第2フィルム12とを接合する第1溶着部22及び第2溶着部24が形成される。第1溶着部22は、気体通路61を挟んで第2溶着部24の
反対側に形成される。第1溶着部22及び第2溶着部24は、第1室14の外形を形成する円形の外周の一部を構成する。第1溶着部22と第2溶着部24との間には第1室14と第2室16とを連通する通気口28が形成される。
通気口28では第1フィルム10と第2フィルム12とが接合されておらず、第1室14と第2室16との間で気体の移動を許容する。通気口28の幅は、気体供給弁6の幅と同じかわずかに広い。
気体通路61は、第1室14内における逆止弁の機能を損なわない範囲でスティック8を第1室14の内部まで受け入れ可能である。すなわち、気体注入口62から気体通路61内へ挿入されたスティック8は、通気口28よりも奥の第1室14内まで先端が挿入される。
第2室(16)は、気体注入口(62)側から第1室(14)側へ向かって徐々に広がる形状を有することができる。第2室16は、例えば、図1のように正面視で気体注入口62側に頂点を有する略三角形状である。
図1ではスティック8が気体供給弁6内に差し込まれた状態を示しているが、流通段階ではスティック8とふうせん1とは別々に梱包されていてもよい。また、スティック8は、管体のものに限らず、中実の棒状であってもよい。スティック8が中実の棒である場合には、ふうせん1を膨らませる道具(例えばエアーポンプ等)によって予めふうせん1を膨らませた後でスティック8を気体供給弁6に差し込めばよい。スティック8が管体であれば、ふうせん1を膨らませる際の道具としても、膨らんだふうせん1を支持する道具としても兼用できる。スティック8の太さは、気体供給弁6に差し込むために気体通路61の内径よりも細いことが好ましいが、膨らませた後にはスティック8が気体通路61から抜けにくくなるように気体通路61の内径よりわずかに細い程度が好ましい。
また、図1に示すようにスティック8を気体供給弁6に予め差し込んだ状態で梱包して流通させる場合には、スティック8を気体供給弁6の適切な位置まで差し込んだ状態でスティック8とふうせん1とを粘着テープや接着剤等の固定手段で固定することが好ましい。スティック8と気体供給弁6との位置関係を適切な状態に確実に維持するためである。このようにすることで、例えば、流通の過程等でスティック8が気体供給弁6の先端付近まで差し込まれることによって気体供給弁6が弁機能を発揮できなくなることを防止できる。
1.1.膨ませた状態のふうせん
次に、図2及び図3を用いて、膨らませた状態のふうせん1について説明する。
図2及び図3に示すように、ふうせん1に気体供給弁6から気体を吹き込むと、ふうせん1は膨らむ。ふうせん1の気体供給弁6に管状のスティック8を差し込んで、スティック8によって外部から気体を吹き込むことができる。気体としては、ふうせんに用いる公知の気体を採用できるが、スティック8に固定されることを前提とするため、通常は大気である。
ふうせん1は、その周縁5において2枚のフィルム10,12が接合されているため、気体供給弁6からふうせん1内に気体を送り込むと、第1室14へ気体が入り、第1室14に通じる第2室16へも気体が入り、ふうせん1が所定形状に膨らむ。ここでは、図2に示すように正面視で、第1室14は略円形であり、第2室16は略三角形である。第2室16の形状が第1室14側へ向かって徐々に広がる形状を有することで、第2室16に対して第1室14が図2の左右方向に揺れにくくできる。
スティック8は、気体注入口62から気体通路61に挿入され、第1室14の内部まで延びる。スティック8の先端と気体供給弁6の先端68との間には所定間隔があり(図1参照)、この所定間隔にある気体供給弁6の部分が逆止弁の機能を有する。第1室14及び第2室16内にあるスティック8に対して、各室の内圧により気体通路61を構成するフィルム同士が密着するため、スティック8は気体通路61から抜き取ることが困難になる。すなわち、スティック8は、ふうせん1に対して確実に固定される。
スティック8は、気体供給弁6を介して接触する接合部26と通気口28とによって、ふうせん1が図3の左右方向へ移動することを制限する。第1室14と第2室16とは一体に形成され、かつ、第2室16が膨らむことで、第2室16は第1室14に対して所定の位置を保持する。その上、スティック8が少なくとも2箇所(接合部26と通気口28)でふうせん1を支持するため、特に、図3の左右方向へのふうせん1の揺れを制限できる。
したがって、ふうせん1によれば、スティック8に対して、カップ7(図6、図7参照)がなくてもふうせん1を安定的に支持できる。そして、ふうせん1によれば、カップ7を用いなくてもよいため、カップ7をふうせん1に装着する作業工程を省くことができ、使用者の利便性を向上でき、カップ7が無い分、経済的にも有利である。
1.2.気体供給弁
図4を用いて、気体供給弁6について説明する。
図4に示すように、気体供給弁6は、柔軟な2枚のプラスチックフィルムを重ね合わせて長手方向に延びる気体通路61の両側を端部溶着部64で接合したシートである。フィルム同士は密着しやすく、圧力を加えない通常の状態で、気体通路61は密閉される。
気体供給弁6は、端部溶着部64の内側に、絞り溶着部66が形成される。絞り溶着部66は、端部溶着部64と同様に、対向するフィルム同士を溶着によって接合した部分である。絞り溶着部66は、気体供給弁6の先端68(第1室14内へ配置される先端)に向かって気体通路61の幅を狭くするように形成される。
図4に示すように、気体通路61の一方の端部で開口する気体注入口62から管体のスティック8を挿入すると、スティック8を気体通路61内に差し込むことができる。気体通路61が絞り溶着部66によって狭められるため、スティック8が先端68まで到達することは無い。スティック8の先端と気体供給弁6の先端68との間には所定の間隔が必ず形成され、この部分が逆止弁としての機能を果たす。すなわち、スティック8を通じて気体を吹き込むと、気体通路61は開いて、先端68側(ふうせん1内では第1室14内)へ気体を送り込むことができ、気体を吹き込むのをやめると、スティック8が入っていない気体通路61のフィルム同士が密着して気体通路61は塞がり、逆止弁として機能する。
なお、図4に示す気体供給弁6に限らず、絞り溶着部66を有していない一般的な気体供給弁を用いてもよく、その場合には、スティック8を気体通路に差し込む際に気体供給弁の弁機能を損なわない適切な位置で止める必要がある。
2.ふうせんの製造方法
次に、図1及び図5を用いてふうせん1の製造方法について説明する。
図5に示すように、プラスチックフィルムである第2フィルム12の上に、気体供給弁
6を載せ、さらに別のプラスチックフィルムである第1フィルム10を重ね合わせ、所定領域、例えば、図1に示す周縁溶着部20及び接合部26を溶着する。さらに、図1における第1溶着部22及び第2溶着部24を溶着する。図1における網掛けで示した部分が溶着されている領域である。
周縁溶着部20、第1溶着部22及び第2溶着部24は、第1フィルム10と第2フィルム12との対向面を溶着により接合している。接合部26は、図1の正面側では第1フィルム10と気体供給弁6とを溶着により接合し、かつ、図1の背面側では第2フィルム12と気体供給弁6とを溶着により接合する。気体供給弁6の気体通路61を形成する内面は溶着されていない。
第1、第2フィルム10,12の材質としては、公知の合成樹脂製のふうせんに用いられている材料、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、塩化ビニル等を適宜採用することができる。また、第1、第2フィルム10,12は、アルミニウムなどの金属を蒸着したものやガスバリア性に優れたエチレンビニルアルコール共重合体などの樹脂を使用したものでもよいし、複数のシートを積層した積層体であってもよい。
溶着の方法としては、公知の方法を用いることができ、熱溶着、高周波溶着、超音波溶着、熱溶断等を採用することができる。溶着された部分は、2枚のフィルム10,12が一体化し、ふうせん1の気密性を確保することができる。
このようにして、2枚の第1、第2フィルム10,12が溶着によって貼り合わされて、図1に示すようなふうせん1を製造することができる。
3.比較例
次に、図6〜図8を用いて、比較例として従来のふうせん100について説明する。
図6に示すように、ふうせん100は、膨らませた状態でカップ7に固定し、かつ、カップ7をスティック8に固定する。ふうせん100は、カップ7を介してスティック8に安定的に支持される。
ふうせん100は、2枚のプラスチックフィルムを周縁で溶着して形成する点で図1のふうせん1と同じである。図7に示すように、ふうせん100は、円形の本体と本体の下端から延びる長方形の部分を有し、長方形の部分の内部に気体供給弁6が配置される。気体供給弁6とふうせん100は接合部26で接合されており、気体供給弁6の他の部分は周縁溶着部20とは離れた位置にある。
図8に示すように、カップ7を用いずに、ふうせん100の長方形の部分をスティック8に粘着テープ107で固定すると、スティック8に対してふうせん100の膨らんだ部分が図8の左右方向に折れ曲り、安定した状態を維持することができない。
上述した実施の形態は一例であって、これらに限定されるわけではない。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…ふうせん、5…周縁、6…気体供給弁、7…カップ、8…スティック、10…第1フィルム、12…第2フィルム、14…第1室、16…第2室、20…周縁溶着部、22…第1溶着部、24…第2溶着部、26…接合部、28…通気口、61…気体通路、62…気体注入口、64…端部溶着部、66…絞り溶着部、68…先端部、100…ふうせん、107…粘着テープ

Claims (5)

  1. 2枚のプラスチックフィルム(10,12)を接合して構成されたふうせん(1)であって、
    第1フィルム(10)と、
    前記第1フィルム(10)に接合された第2フィルム(12)と、
    前記第1フィルム(10)と前記第2フィルム(12)との間に挟み込まれて接合された気体供給弁(6)と、
    前記気体供給弁(6)から空気を供給することで膨らむ第1室(14)と、
    前記第1室(14)と通ずる第2室(16)と、
    を含み、
    前記気体供給弁(6)は、前記第2室(16)の外側にある気体注入口(62)から前記第2室(16)を通って前記第1室(14)の内部まで延びる気体通路(61)を有し、
    前記第1室(14)と前記第2室(16)との間で、かつ、前記気体通路(61)と前記ふうせん(1)の周縁(5)との間で前記第1フィルム(10)と前記第2フィルム(12)とを接合する第1溶着部(22)及び第2溶着部(24)が形成され、
    前記第1溶着部(22)は、前記気体通路(61)を挟んで前記第2溶着部(24)の反対側に形成され
    前記第2室(16)は、前記気体注入口(62)側から前記第1室(14)側へ向かって徐々に広がる形状を有し、かつ、正面視で略三角形状であり、
    前記第1溶着部(22)及び前記第2溶着部(24)は、前記気体通路(61)とは反対側の一端が前記周縁(5)と連続して接合され、かつ、前記第1室(14)の外周の一部を構成することを特徴とする、ふうせん。
  2. 請求項1において、
    前記気体通路(61)は、前記第1室(14)内における逆止弁の機能を損なわない範囲でスティック(8)を前記第1室(14)の内部まで受け入れ可能であることを特徴とする、ふうせん。
  3. 請求項1または2において、
    前記周縁(5)は、前記第1フィルム(10)と前記第2フィルム(12)とが熱溶着によって接合されていることを特徴とする、ふうせん。
  4. 請求項1〜のいずれか1項のふうせん(1)の前記気体供給弁(6)に管状のスティック(8)を差し込んだことを特徴とする、ふうせん。
  5. 請求項において、
    前記スティック(8)は、前記第1室(14)の内部まで延びていることを特徴とする、ふうせん。
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