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JP6613034B2 - 液体洗浄剤組成物の製造方法 - Google Patents

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JP6613034B2
JP6613034B2 JP2015024296A JP2015024296A JP6613034B2 JP 6613034 B2 JP6613034 B2 JP 6613034B2 JP 2015024296 A JP2015024296 A JP 2015024296A JP 2015024296 A JP2015024296 A JP 2015024296A JP 6613034 B2 JP6613034 B2 JP 6613034B2
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Description

本発明は、液体洗浄剤組成物の製造方法に関する。
近年、消費者は液体洗浄剤組成物に洗浄性能だけでなく、柔軟性などの布地ケア性能、または残香性能も求めている。布地ケア化合物や香料組成物等の機能性成分をカプセル化した粒子を衣料用液体洗浄剤組成物に配合することが知られている。衣料用液体洗浄剤組成物に、それらの機能性基剤を内包したカプセル粒子を懸濁させると、分離する場合があることが知られている。分離を抑制する為に、好適なレオロジー特性、具体的にはチキソトロピー性を与える外部構造化システムが有用であることが知られている。チキソトロピー性を与える外部構造化システムは、結晶性の硬化ヒマシ油等の脂肪酸エステルを融点以上に加熱し融解させ、界面活性剤で水中に分散させた後に冷却して製造することが知られている。
特許文献1には、硬化ヒマシ油、ノニオン界面活性剤、液体キャリアと低配合量のアニオン界面活性剤による糸状構造化システムの調製が記載されている。糸状構造化システムは、具体例では35℃以下の温度まで一定速度で冷却及びフラッシュ冷却することが記載されている。35℃以下の温度まで冷却された糸状構造化システム及び布地洗浄プレミックス及び布地ケア剤とを混合して、液体布地処理組成物を得ることが記載されている。
特許文献2には、アニオン界面活性剤、ヒドロキシル基含有構造化剤、液体キャリアを用い、陰イオン乳化剤の中和塩を無機イオンからアルカノールアミンにすることで、球状結晶の形成が抑制され、糸状構造化システムのレオロジー挙動が向上する技術が開示されている。糸状構造化システムは、具体例では35℃以下の温度まで冷却して使用することが記載されている。35℃以下の温度まで冷却して得られた糸状構造化システムを用いて液体洗剤組成物を得ることが記載されている。
特表2005−534800号公報 特表2013−503949号公報
特許文献1及び特許文献2共に、硬化ヒマシ油を含有する外部構造化システムは、35℃以下の温度まで冷却したものを用いることが記載されている。しかしながら、冷却時の時間を短縮し、冷却に必要な費用を抑える為には、出来るだけ高い温度で冷却を止めた外部構造化システムを使用して、液体洗浄剤組成物を製造することが好ましい。
一方で、製造者は液体洗浄剤組成物の製造直後や出荷時に、粘度が意図した粘度であるかを確認する試験を行っている。製造直後と出荷時点の液体洗浄剤組成物の粘度が変わることは、製造管理の点で好ましくない。しかしながら、高い温度で冷却を止めて製造した構造化システムを使用して製造した液体洗浄剤組成物の粘度が経時で変化し、製造直後と出荷時点の粘度が変わることから、製造管理しにくい課題を見出した。また、特許文献1及び特許文献2共に、特定の高い温度範囲で冷却を止めた構造化システムを用いて、液体洗浄剤組成物製造する記載はない。硬化ヒマシ油を含有する液体洗浄剤組成物の製造直後の粘度が経時で変化する課題を示唆する記載はない。
本発明は、経時的に安定した粘度特性を示す、結晶性の脂肪酸グリセリドを含有する液体洗浄剤組成物の製造方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、(A)成分として結晶性の脂肪酸グリセリドを1質量%以上、5質量%以下、(B)成分としてアニオン界面活性剤、及び水を含有する液体組成物(1)を、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度で混合して混合物1を得る工程1、工程1で得られた混合物1を、40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度に冷却し混合物2を得る工程2、及び工程2で得られた40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度下にある混合物2を用い、この混合物2と、界面活性剤及び水を含有する液体組成物(2)とを混合し、液体洗浄剤組成物を得る工程3を含む、(A)成分を0.03質量%以上、0.7質量%以下の量で含有する液体洗浄剤組成物の製造方法、に関する。
また、本発明は、前記の液体洗浄剤組成物、に関する。
本発明は、経時的に安定した粘度特性を示す、結晶性の脂肪酸グリセリドを含有する液体洗浄剤組成物、の製造方法を提供することができる。結晶性の脂肪酸グリセリドを配合した液体洗浄剤組成物の粘度が経時で変化しにくいため、製造直後と出荷時点の粘度が安定し、製造管理が容易になる。さらには、本発明は、従来技術と異なり、結晶性の脂肪酸グリセリドを1質量%以上、5質量%以下、アニオン界面活性剤及び水を含有する混合物の調製後、例えば、環境温度(常温)まで冷却することなく、液体洗浄剤組成物を製造することができるので、前記の結晶性の脂肪酸グリセリドを含有する混合物の冷却時の時間や費用などの面において従来技術よりも優位であり、生産性の高い液体洗浄剤組成物を製造することができる。
本発明の効果の発現機構は定かではないが、以下のように推定される。
本発明の作用メカニズムは、以下のように推定される。(A)成分を1質量%以上、5質量%以下、(B)成分及び水を含有する液体組成物(1)を、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度で混合することにより、(A)成分の乳化物を含む混合物1が得られ、この混合物1を40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度に冷却することで、(A)成分の二次粒子の析出が抑制された混合物2が得られ、この温度範囲下の混合物2を、界面活性剤及び水を含有する液体組成物(2)と混合することで、混合物2中の(A)成分の結晶多形が保持された状態のまま、(A)成分を含む液体洗浄剤組成物が得られるため、この液体洗浄剤組成物の粘度が経時的に安定する、と推定される。
図1は、工程1及び2において、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)及び示差走査熱量測定での昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)を求めるための、(A)成分の典型的な示差走査熱量測定で得られるチャートである。
本発明の液体組成物(1)は、(A)成分として結晶性の脂肪酸グリセリド、(B)成分としてアニオン界面活性剤、及び水を含有する。
以下、液体組成物(1)に含まれる各成分について説明する。また、工程1、及び工程2について説明する。
<(A)成分>
(A)成分は結晶性の脂肪酸グリセリドである。結晶性とは、前記の示差走査熱量測定での昇温時に吸熱ピークが検出される性質を有するものをいう。(A)成分は、界面活性剤と水とを含有する液体組成物にチキソトロピー性を付与する効果が高い点で、脂肪族アシル基中に水酸基を有する結晶性の脂肪酸グリセリドが好ましく、水素原子の1つ以上が水酸基で置換された炭素数14以上、18以下の脂肪族アシル基を有する結晶性の脂肪酸グリセリドがより好ましい。脂肪族アシル基中に水酸基を有することで、(A)成分同士の分子間水素結合により、(A)成分の結晶成長が促進される。また、脂肪酸グリセリドは最大で3つの脂肪族アシル基を有することが出来る。全脂肪酸グリセリドのアシル基の平均の数は、結晶形成が促進される点より1以上であり、好ましくは2以上であり、より好ましくは2.5以上である。結晶の保存安定性の点より最も好ましくは3である。また、脂肪酸グリセリドのよう素価は、より均一な結晶を生成することで、液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度をより高める点で、5g−I/100g以下であることが好ましく、4以下がより好ましく、3以下がより好ましく、2以下がより好ましい。よう素価はJIS K 0070:1992(化学製品の酸価,けん化価,エステル価,よう素価,水酸基価及び不けん化物の試験方法)に記載の方法に従って求めることが出来る。(A)成分としては、液体洗浄剤組成物にチキソトロピー性を付与しやすい点で、硬化ヒマシ油又は水添ヒマシ油を使用することが好ましい。
(A)成分は少なくとも1種を用いればよく、2種以上を組み合わせて用いることができる。
液体組成物(1)中の(A)成分の含有量は、1質量%以上、5質量%以下である。本発明の液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度をより高くできる点より、1.2質量%以上が好ましく、1.5質量%以上がより好ましく、2質量%以上がさらに好ましい。本発明の本発明の工程2で得られる混合物2の高せん断時の粘度を低くでき取扱いが容易になる点より、4.8質量%以下が好ましく、4.5質量%以下がより好ましく、4質量%以下がさらに好ましい。
<(B)成分>
(B)成分はアニオン界面活性剤である。(B)成分としては、カルボン酸塩基を有するアニオン界面活性剤、スルホン酸塩基を有するアニオン界面活性剤、硫酸エステル塩基を有するアニオン界面活性剤、炭素数2以上、3以下のオキシアルキレン基及び硫酸エステル塩基を有するアニオン界面活性剤、リン酸エステル塩基を有するアニオン界面活性剤が挙げられる。前記のアニオン界面活性剤は炭素数10以上、20以下の脂肪族炭化水素基を有することが、(A)成分の乳化分散性の向上の点から好ましい。アニオン界面活性剤は、(A)成分の乳化分散性の向上、又は(A)成分の一次粒子を析出させ易くする点より、炭素数10以上、20以下の脂肪族炭化水素基及びスルホン酸塩基を有するアニオン界面活性剤が好ましい。炭素数10以上、20以下の脂肪族炭化水素基及びスルホン酸塩基を有するアニオン界面活性剤の具体例としては、アルキル基が炭素数10以上、20以下の脂肪族アルキル基であるアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10以上、20以下の一級又は二級アルカンスルホネート塩を有するアニオン界面活性剤から選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。本発明の液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度を高くできる点より、アルキル基が炭素数10以上、16以下の脂肪族アルキル基であるアルキルベンゼンスルホン酸塩を有するアニオン界面活性剤がより好ましい。
(B)成分の塩としては、総炭素数2以上、6以下のアルカノールアミン塩及びアルカリ金属塩が挙げられる。総炭素数2以上、6以下のアルカノールアミンの具体例は、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンが挙げられる。アルカリ金属塩の具体例としてはナトリウム塩が挙げられる。
(B)成分は少なくとも1種を用いればよく、2種以上を組み合わせて用いることができる。
(B)成分として、スルホン酸塩基を有するアニオン界面活性剤を用いる場合、(B)成分中のスルホン酸塩基を有するアニオン界面活性剤の含有量は、60質量%以上が好ましく、70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましく、95質量%以上がよりさらに好ましい。本発明において(B)成分に塩を有する界面活性剤を用いる場合、(B)成分の含有量は塩をナトリウム塩に換算した質量を用いるものとする。
本発明の液体組成物(1)中の(B)成分の含有量は、(A)成分の乳化分散性の向上、又は(A)成分の一次粒子を析出させ易くすることで、(A)成分を含有する液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度をより高める点より、1質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、6質量%以上がさらに好ましく、7質量%以上がよりさらに好ましく、10質量%以上が最も好ましく、そして、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、18質量%以下がさらに好ましく、16質量%以下がよりさらに好ましい。本発明において(B)成分に塩を有する界面活性剤を用いる場合、(B)成分の含有量は塩をナトリウム塩に換算した質量を用いるものとする。
<水>
水に特段の制限はないが、水道水、蒸留水及びイオン交換水から選ばれる水が使用できる。本発明の液体組成物(1)中の水の配合量は、(A)成分、(B)成分、下記の(C)成分、及び下記の任意成分の合計量の残部でよいが、一次粒子を析出させ易くする点より、70質量%以上、そして95質量%以下の量で使用することが出来る。
また、本発明における液体組成物(1)には、さらに、(C)成分として、ノニオン界面活性剤を含有することが好ましい。(C)成分は、本発明の混合物2の高せん断時の粘度を低減することができ、取扱いがし易くなる。
<(C)成分:ノニオン界面活性剤>
(C)成分はノニオン界面活性剤である。ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン基を有するノニオン界面活性剤、アルキルポリグリコシド、アルキルグリセリルエーテルが挙げられる。(C)成分としては、ポリオキシアルキレン基を有するノニオン界面活性剤が好ましく、具体的には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルケニルアミン、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーが挙げられる。中でも、(A)成分の水への分散性に優れる点より、(C)成分はポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルが好ましい。オキシアルキレン基としては炭素数2以上、3以下のオキシアルキレン基が挙げられる。具体的にはオキシエチレン基、オキシプロピレン基が好ましい。(A)成分の水への分散性の向上の点で、オキシアルキレン基の平均付加モル数は、5以上が好ましく、6以上がより好ましく、7以上がさらに好ましく、そして20以下が好ましく、18以下がより好ましく、16以下がさらに好ましく、14以下がよりさらに好ましく、12以下が最も好ましい。前記のアルキル基としては、脂肪族アルキル基が好ましく、アルケニル基は脂肪族アルケニル基が好ましい。(A)成分の水への分散性の向上の点で、脂肪族アルキル基又は脂肪族アルケニル基の炭素数は、8以上が好ましく、10以上がより好ましく、12以上がさらに好ましく、そして18以下が好ましく、16以下がより好ましく、14以下がさらにより好ましい。
(C)成分は少なくとも1種を用いればよく、2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の液体組成物(1)中の(C)成分の含有量は、(C)成分の含有量と(B)成分の含有量の質量比である、〔(C)成分の含有量/(B)成分の含有量〕は、工程2における(A)成分の二次粒子の析出抑制の点より、1/1以下が好ましく、1/2以下がより好ましく、0が更に好ましい。
また、液体組成物(1)中の(C)成分の含有量と(B)成分の含有量との合計含有量に対する(B)成分の含有量は、70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上がさらに好ましく、95質量%以上がよりさらに好ましい。(C)成分の含有量と(B)成分の含有量との合計含有量に対する(C)成分の含有量は、30質量%未満が好ましく、20質量%未満がより好ましく、10質量%未満がさらに好ましく、5質量%未満がよりさらに好ましい。尚、(B)成分に塩を有する界面活性剤を用いる場合、(B)成分の含有量は塩をナトリウム塩に換算した質量を用いるものとする。
<任意成分>
本発明の液体組成物(1)中には、任意成分として、有機溶媒、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン等の防腐剤、無機塩及び炭素数8以下の有機塩から選ばれる電解質等も適宜配合することができる。
<工程1>
本発明の工程1は、前記(A)成分を1質量%以上、5質量%以下、(B)成分、及び水を含有する液体組成物(1)を、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度で混合して混合物1を得る工程である。混合物1は、(A)成分の乳化物を含むものである。工程1において、混合する前の(A)成分、(B)成分及び水の温度には、特に制限はない。
工程1において、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)は、示差走査熱量計(DSC)を用いて以下の方法で求めることができる。
・サンプルの調整
測定サンプル:(A)成分10mgを蓋付アルミニウムパンに入れ蓋で封をしたもの
リファレンス:中身を入れずにそのまま蓋をしたアルミニウムパン
・測定方法
TAインスルメント社製DSC(Q2000)にサンプルとリファレンスをセットする。30℃から95℃まで5℃/分で昇温し、95℃で5分間定温保持した後、25℃まで1℃/分で降温した後、2℃/分で95℃まで昇温する。2回目の昇温時に、最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度を(A)成分の温度(T1)とする。図1に(A)成分の典型的なDSCチャートを示す。
工程1において、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度は、(A)成分を十分に溶融させる点より、温度(T)から1℃以上高い温度が好ましく、2℃以上高い温度がより好ましく、3℃以上高い温度が更に好ましく、5℃以上高い温度が特に好ましく、7℃以上高い温度が最も好ましい。温度の上限は特に定めるものではないが、製造のしやすさの点で、液体組成物(1)の大気圧下における沸点温度以下が好ましい。より具体的には95℃以下が好ましく、90℃以下がより好ましい。
工程1において、(A)成分と(B)成分と水とを含有する液体組成物(1)の混合時間は、特に制限はないが、(A)成分の均一な乳化物を得やすい点で、例えば10分以上が好ましく、20分以上がより好ましく、30分以上がさらに好ましく、そして12時間以下が好ましく、10時間以下がより好ましく、6時間以下がさらに好ましく、4時間以下がよりさらに好ましい。
工程1において、具体的に以下の(1)〜(4)を例示するが、特に制限を受けるものではない。
(1)溶融状態にある(A)成分と、(B)成分と水を含み、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度にある液体組成物(1)を混合し、(A)成分の乳化物を含む混合物1を得る工程。
(2)溶融状態にある(A)成分と、(B)成分と水を含み、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)以下の温度にある液体組成物(1)を、この温度が前記の温度(T)より高い温度になるように加熱しながら混合し、(A)成分の乳化物を含む混合物1を得る工程。
(3)溶融状態にない(A)成分と、(B)成分と水を含み、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度にある液体組成物(1)を、この温度が前記の温度(T)より高い温度になるように加熱しながら混合し、(A)成分の乳化物を含む混合物1を得る工程。
(4)溶融状態にない(A)成分と、(B)成分と水を含み、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)以下の温度にある液体組成物(1)を、この温度が前記の温度(T)より高い温度になるように加熱しながら混合し、(A)成分の乳化物を含む混合物1を得る工程。
<工程2>
工程2は、工程1で得られた混合物1を、40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度に冷却し混合物2を得る工程である。
工程2において、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)は以下の方法で求めることができる。
・サンプル調整
測定サンプル:(A)成分10mgを蓋付アルミニウムパンにいれ蓋で封をしたもの
リファレンス:中身を入れずにそのまま蓋をしたアルミニウムパン
・測定方法
TAインスツルメント社製DSC(Q2000)にサンプルとリファレンスをセットする。室温から95℃まで5℃/分で昇温、95℃で5分間保持した後、25℃まで1℃/分で降温後、2℃/分で95℃まで昇温する。2回目の昇温時に、最も低い温度に検出される吸熱ピークのピークトップ位置を温度(T2)とする。図1に(A)成分の典型的なDSCチャートを示す。
工程2において、冷却後の温度は、40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度である。工程1で得られた混合物1の温度から冷却をさほど必要としないことで、工程2に要する製造時間を短くでき、後述する工程3での液体洗浄剤組成物が得られるまでの時間を短くできる点、又は工程2における冷却に必要なエネルギーをより低減出来る点で、工程2における冷却後の温度は、45℃以上が好ましく、50℃以上がさらに好ましい。また、工程2における冷却後の温度は、本発明の液体洗浄剤組成物の経時での粘度変化が抑制できる点より、前記の温度(T2)よりも、1℃以上低いことが好ましく、2℃以上低いことがより好ましく、3℃以上低いことがさらに好ましく、5℃以上低いことがよりさらに好ましい。
工程2において、冷却時の冷却速度には特段の制限はないが、製造時間を短くできる点より、0.1℃/分以上が好ましく、0.5℃/分以上がより好ましい。(A)成分の二次粒子の生成を抑制でき、本発明の液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度をより高く出来る点より、5℃/分以下が好ましく、3℃/分以下がより好ましい。混合槽内で混合物1を冷却する場合には、撹拌しながら冷却することが出来る。
工程2において、工程1で得られた混合物1を、40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度に冷却する方法には、特に制限はない。熱交換器を使用して冷却しても良い。工程1で混合に使用した混合槽内に、冷媒が流れうる冷却管を配置し、混合物1を冷却しても良い。混合槽の外壁に冷媒が流れうるジャケットを配置し、混合物1を冷却しても良い。工程1の混合物1の温度よりも低い水を工程1で得られた混合物1と混合することで冷却しても良い。混合槽内から取り出した混合物1の一部を熱交換器で冷却し、冷却した混合物1を再び混合槽内の戻す操作を連続又は間欠に行って混合物1の温度を冷却してもよい。熱交換器としてはプレート型熱交換器及びスパイラル型熱交換器を使用することができる。
工程2において、工程1で得られた混合物1を、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)以上、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)以下の温度に冷却し、この温度範囲において、一定時間温度を一定に保持した(これを、任意の工程Aと称す)後、40℃以上、(A)成分の準安定多形の融点未満の前記の温度(T2)より低い温度に冷却し、混合物2を得てもよい。
任意の工程Aを経ることによって、工程2より得られた混合物2は、高せん断時の粘度の低下度合が高くなりやすく、一方で、これが配合された液体洗浄剤組成物は、低せん断時の粘度が高くなりやすい。
工程2の任意の工程Aにおいて、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)と、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)は、工程1及び工程2に記載の方法で求めることができる。
工程2の任意の工程Aにおいて、冷却後の温度は、(A)成分の二次粒子の生成を抑制し、液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度を高める効果が高い点より、前記の温度(T2)よりも、1℃以上高い温度が好ましく、3℃以上高い温度がより好ましく、5℃以上高い温度がさらに好ましく、7℃以上高い温度がよりさらに好ましく、10℃以上高い温度が最も好ましい。また、冷却後の温度は、(A)成分の一次粒子を速く析出させることで、製造時間を短くできる点より、前記の温度(T)よりも、5℃以下が好ましく、10℃以下がより好ましい。
工程2の任意の工程Aにおいて、冷却時の冷却速度には特段の制限はないが、製造時間を短くできる点より、0.1℃/分以上が好ましく、0.5℃/分以上がより好ましい。(A)成分の二次粒子の生成の抑制し、液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度を高める効果が高い点より、5℃/分以下が好ましく、3℃/分以下がより好ましい。混合槽内で混合物1を冷却する場合には、撹拌しながら冷却することが出来る。
工程2の任意の工程Aにおいて、工程1で得られた混合物1を、前記の温度(T2)以上、前記の温度(T)に冷却する方法には、特に制限はない。熱交換器を使用して冷却しても良い。工程1で混合に使用した混合槽内に、冷媒が流れうる冷却管を配置し、混合物1を冷却しても良い。混合槽の外壁に冷媒が流れうるジャケットを配置し、混合物1を冷却しても良い。工程1の混合物1の温度よりも低い水を工程1で得られた混合物1と混合することで冷却しても良い。混合槽内から取り出した混合物1の一部を熱交換器で冷却し、冷却した混合物1を再び混合槽内の戻す操作を連続又は間欠に行って混合物1の温度を冷却してもよい。熱交換器としてはプレート型熱交換器及びスパイラル型熱交換器を使用することができる。
工程2の任意の工程Aにおいて、混合物1を冷却後、特定の温度範囲内で、一定時間温度を一定に保持することで、(A)成分の結晶成長時に生じる球状又は円状の二次粒子の生成を抑制し、(A)成分の糸状の一次粒子の生成を促進することができる。糸状の一次粒子の生成の促進により、液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度を高める効果がより高くなる。
工程2の任意の工程Aにおいて、保持時間は、液体洗浄剤組成物の25℃における低せん断時の粘度をより高くできる点より、30分以上が好ましく、50分以上がより好ましく、60分以上がさらに好ましく、70分以上がよりさらに好ましい。製造時間をより短くできる点より、保持時間は480分以下が好ましく、360分以下がより好ましく、240分以下がさらに好ましい。
工程2の任意の工程Aにおいて、「温度を一定に保持する」とは、混合物1の温度を一定幅に維持することを意味する。好ましくは、混合物1の温度の上限値と下限値の差を5℃以内に維持することを意味する。(A)成分の球状又は円状の二次粒子の生成を抑制し、(A)成分の糸状の一次粒子の生成を促進させる点で、混合物1の温度の上限値と下限値の差は4℃以内が好ましく、3℃以内がより好ましく、2℃以内がさらに好ましく、1℃以内がよりさらに好ましい。糸状の一次粒子の生成の促進により、液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度を高める効果がより高くなる。(A)成分の一次粒子の生成を促進させる点で、前記の上限値は温度(T)以下であることが好ましく、温度(T)よりも5℃以下が好ましく、10℃以下がより好ましい。前記の下限値は、液体洗浄剤組成物の低せん断時の粘度を高める効果が高い点より、温度(T2)よりも、1℃以上高い温度が好ましく、3℃以上高い温度がより好ましく、5℃以上高い温度がさらに好ましく、7℃以上高い温度がよりさらに好ましく、10℃以上高い温度が最も好ましい。
工程2の任意の工程Aにおいて、混合物1を前記特定の温度範囲で保持している間は、混合物1を撹拌しても良く、撹拌しなくても良い。
工程1、工程2、及び任意の工程Aにおいて、液体組成物(1)及び混合物を混合する際の攪拌速度は、分散効率の点より、0.05m/s以上が好ましく、0.1m/s以上が好ましく、0.5m/s以上が好ましく、1.0m/s以上がより好ましい。混合物の攪拌速度は、結晶の破損抑制の点より、6m/s以下が好ましく、4m/s以下がより好ましく、3.8m/s以下がより好ましく、3m/s以下がさらに好ましい。攪拌方法としては、特に制限はない。例えば、撹拌機に使用する撹拌羽根として、タービン型、パドル型、タービン型、スクリュー型等の形状の撹拌羽根が挙げられる。また、スターラーピースの様な棒状又は円状の撹拌子も使用出来る。また、液体組成物(1)及び混合物が流れる配管内に固定翼を配置したスタティックミキサーも使用出来る。スタティックミキサーを使用する場合の液体組成物(1)及び混合物の流速は、(A)成分の分散効率の点で、0.5m/s以上が好ましく、1.0m/s以上がより好ましい。結晶の破損抑制の点より、6m/s以下が好ましく、4m/s以下がより好ましい。
<混合物2>
本発明の混合物2は、液体組成物(1)を、工程1、及び2で処理することによって得られる。混合物2中の(A)成分、(B)成分及び水の含有量は、前記液体組成物(1)と同じである。工程1、及び2で処理中に一部の水が揮発した結果、混合物2中の(A)成分及び(B)成分の含有量が変化した場合、これらがもとの含有量になるように、混合物2に水を加えて適宜調整することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、前記混合物2と液体組成物(2)を混合する工程3により得られる。以下、液体組成物(2)に含まれる各成分、及び工程3について説明する。
<液体組成物(2)>
本発明の液体組成物(2)は、界面活性剤及び水を含有し、衣料などに対する洗浄効果を有する、液体洗浄剤組成物である。
液体組成物(2)の界面活性剤は、洗浄成分であり、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。液体組成物(2)の界面活性剤としては、アニオン界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる1種以上を含む界面活性剤が好ましい。
アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、α−オレフィンスルホン酸又はその塩、アルキル硫酸エステル又はその塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸又はその塩、α−スルホ脂肪酸エステル又はその塩、脂肪酸又はその塩等が挙げられる。中でも、アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、アルキル硫酸エステル又はその塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸又はその塩が好ましい。ここで、アニオン界面活性剤中のアルキル基の炭素数の具体例は、8以上が好ましく、10以上がより好ましく、12以上がさらに好ましく、そして、18以下が好ましく、16以下がより好ましく、14以下がさらに好ましい。また、オキシアルキレン基としては、エチレンオキシ基及びプロピレンオキシ基から選ばれる1種以上の基が好ましい。その平均付加モル数の具体例は、0.5以上が好ましく、1以上がより好ましく、そして、10以下が好ましく、5以下がより好ましい。アニオン界面活性剤の塩は、アルカリ金属塩が好ましい。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキルグリセリルエーテル等が挙げられる。中でも、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。ノニオン界面活性剤中のアルキル基の炭素数は10以上、好ましくは12以上であり、そして、18以下、好ましくは14以下である。アルキレンオキシ基としては、エチレンオキシ基が好ましい。また、その平均付加モル数は1以上、好ましくは2以上であり、そして、20以下、好ましくは15以下、より好ましくは10以下である。
カチオン界面活性剤としては、ジ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、N−アルキル‐ポリオキシアルキレントリメチルアンモニウム塩等が挙げられる。カチオン界面活性剤中のアルキル基の炭素数は、好ましくは10以上、18以下である。
両性界面活性剤としては、アルキルカルボキシベタイン、アミドプロピルベタイン、ヒドロキシスルホベタイン、アミドアミノ酸塩、アルキルアミノジカルボン酸、アルキルジアミノエチルグリシン、アミンオキシド等が挙げられる。両性界面活性剤中のアルキル基の炭素数は、好ましくは10以上、18以下である。
液体組成物(2)中の界面活性剤の含有量としては、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、12質量%以上がさらに好ましく、そして、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、30質量%以下がさらに好ましく、25質量%以下がよりさらに好ましい。
液体組成物(2)に、アニオン界面活性剤又はノニオン界面活性剤を用いた場合、アニオン界面活性剤又はノニオン界面活性剤の含有量の合計は、本発明の液体組成物(2)中、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上がさらに好ましく、そして50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、30質量%以下がさらに好ましい。
液体組成物(2)に含有する水に特段の制限はないが、水道水、蒸留水及びイオン交換水から選ばれる水が使用できる。本発明の液体組成物(2)中の水の配合量は、前記界面活性剤、及び下記の任意成分の合計量の残部でよく、15質量%以上、25%以上、そして80質量%以下、70質量%以下の量が挙げられる。
液体組成物(2)には、その他の成分として、水溶性中性無機塩、水溶性ポリマー、酵素、再汚染防止剤、還元剤(亜硫酸塩等)、抑泡剤(シリコーン等)、漂白剤、漂白活性化剤、蛍光染料、色粒、香料、着色剤(顔料や染料)等も適宜配合することができる。
<工程3>
工程3は、工程2により得られた40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度下にある混合物2を用い、この混合物(2)と、界面活性剤及び水を含有する液体組成物(2)とを混合し、液体洗浄剤組成物を得る工程である。
工程3において、混合開始直前の混合物2は、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度であるものを用いる。工程3の混合開始直前に用いる混合物2の温度は、分散効率の点より、40℃以上が好ましく、45℃以上がより好ましく、50℃以上がさらに好ましい。工程3の混合開始直前における混合物2の温度は、液体組成物(2)の増粘効率の点より、前記の温度(T2)より低い温度が好ましく、前記の温度(T2)より3℃以下がより好ましく、5℃以下がさらに好ましい。前記の温度(T2)は、前記工程2に記載の方法で求めることができる。
工程3において、前記混合物2と、液体組成物(2)との混合液の温度は、5℃以上、前記の温度(T2)より低い温度であることが好ましい。混合液の温度は、(A)成分の分散効率の点より、5℃以上が好ましく、10℃以上がより好ましく、20℃以上がよりに好ましく、30℃以上がさらに好ましい。混合液の温度は、増粘効率の点より、前記の温度(T2)より低い温度が好ましく、前記の温度(T2)より3℃以下がより好ましく、5℃以下がさらに好ましい。
工程3において、前記混合物2と、液体組成物(2)との混合割合は、液体洗浄剤組成物の20℃における低せん断時(6rpm)の粘度が所望の粘度となるように、適宜調節することができる。液体洗浄剤組成物の20℃における低せん断時(6rpm)の粘度は、B型粘度計とデータ互換性があるTVB−10M型粘度計(M型、東機産業(株)製)を用い、ローター回転速度60rpmで1分間攪拌した後、1分間静置し、ローター回転速度6rpmで測定した時の1分後の温度20℃での粘度である。より具体的には本明細書の実施例に記載された方法で測定できる。測定時に使用するローターはM型用ローターセットのNo.1〜No.4を使用する。測定はローターNo.1を用いて開始し、表示部に表示された値の横に上向きの矢印が表示された場合には、ローターNo.を順次上げて測定する。前記の上向きの矢印が表示されなくなった時点の表示された値を基に粘度を算出する。粘度においては、前記のTVB−10M型粘度計を用い、前記の測定方法で測定される液体洗浄剤組成物の20℃における低せん断時(6rpm)で測定した時の粘度が、400mPa・s以上であることが好ましい。また、液体洗浄剤組成物に前記カプセル粒子が含まれる場合、カプセル粒子の安定性の点より、400mPa・s以上が好ましく、500mPa・s以上がより好ましい。
工程3において、混合物2と、液体組成物(2)の混合は攪拌することが好ましい。攪拌速度撹拌翼の先端速度は、分散効率の点より、0.05m/s以上が好ましく、0.1m/s以上がより好ましい。混合物の攪拌速度は、結晶破損抑制の点より、4m/s以下が好ましく、3m/s以下がより好ましい。攪拌方法としては、特に制限はない。例えば、撹拌機に使用する撹拌羽根として、タービン型、パドル型、タービン型、スクリュー型等の形状の撹拌羽根が挙げられる。また、スターラーピースの様な棒状又は円状の撹拌子も使用出来る。また、液体組成物及び混合物が流れる配管内に固定翼を配置したスタティックミキサーも使用出来る。スタティックミキサーを使用する場合の液体組成物(1)及び混合物の流速は分散効率の点で、0.05m/s以上が好ましく、0.1m/s以上がより好ましい。結晶の破損抑制の点より、1m/s以下が好ましく、0.6m/s以下がより好ましい。
前記の工程3において、更にカプセル粒子を混合することが出来る。カプセル粒子の混合の方法としては、例えば、前記の混合物2と液体組成物(2)の混合時又は混合した後にさらにカプセル粒子を混合する方法が挙げられる。カプセル粒子としては、例えばシリコーンなどの布地ケア剤や香料組成物等の機能性成分を含むマイクロカプセルが挙げられる。マイクロカプセルは、前記の機能性成分をカプセル化したものである。例えば、マイクロカプセルの外殻(壁材)に樹脂を用いて、公知の方法により前記の機能性成分が封入される。
マイクロカプセルの調製法は特に制限されず、公知のマイクロカプセル化方法を採用することができる。具体的には化学的製法(界面重合法、in situ重合法、オリフィス法)、物理化学的方法(コアセルベーション法)、機械的・物理的方法(気中懸濁被覆法、噴霧乾燥法、高速気流中衝撃法)等が挙げられる。マイクロカプセルの外殻としては、ポリウレタン、ポリアミド、メラミン樹脂、尿素樹脂、アルギン酸塩、ゼラチン、アラビアゴム、デンプン等の各種高分子化合物が挙げられる。
本発明のマイクロカプセルの製造方法についてより具体的には、“造る+使うマイクロカプセル”(小石眞純ら、工業調査会、2005年発行)や、特開2008−63575号公報、特開2006−249326号公報、特表2006−518790号公報、特開平11−216354号公報、特開平5−222672号公報等に記載されている方法を採用することができる。
マイクロカプセルの好ましい製造方法としては、エチレン−無水マレイン酸共重合体等の乳化剤と香料及び任意の希釈剤又は溶剤を水中に分散させて乳化物を得た後、この乳化物にメラミン−ホルムアルデヒド樹脂等の壁材を添加して撹拌することによりマイクロカプセルのスラリーを得る方法が挙げられる。また、予め、壁材を形成する樹脂となるモノマーと、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、アクリル酸−アクリルアミド共重合等の乳化剤とを水中で混合して、壁材・乳化剤混合物を調製した後、この壁材・乳化剤混合物と香料及び任意の希釈剤又は溶剤とを乳化し、この乳化物にホルムアルデヒドを添加して撹拌することによりマイクロカプセルのスラリーを得る方法等も挙げられる。
カプセル粒子の混合割合は、本発明の液体洗浄剤組成物への機能性付与の目的により適宜調整でき、例えば液体洗浄剤組成物中に0.1質量%以上、3質量%以下の量で含有するように用いることが出来る。
<液体洗浄剤組成物>
液体洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、0.03質量%以上、0.7質量%以下である。液体洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の増粘効果の点より、0.04質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましい。液体洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、製造コストの点より、0.6質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.3質量%以下がさらに好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物の粘度は、下記の実施例に記載の方法で測定できる。また、液体洗浄剤組成物の粘度の変化率は、この液体洗浄剤組成物の経時的な安定性の点より、下記式で求められる粘度変化率が15%以下であることが好ましく、10%以下がより好ましく、7%以下がさらに好ましい。
粘度の変化率(%)=〔(30分後の粘度−8日後の粘度)の絶対値/30分後の粘度〕×100
以下、本発明の態様を実施例で示す。尚、実施例は単なる本発明の例示であり、何ら限定を意味するものではない。また、以下の実施例は、本発明の液体洗浄剤組成物の粘度が、当該液体洗浄剤組成物を製造した直後から経時で変化することを抑制する態様を示すものであり、製造直後の粘度の値は、目的に応じて任意に変えることができる物性値である。
実施例または比較例に使用した成分及び液体組成物(2)を下記に示す。
<(A)成分>
硬化ヒマシ油(よう素価:1.5g-I/100g)、前記工程2に記載の方法で測定した、(A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)は87℃であり、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)は68℃であった。
<(B)成分>
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム:花王(株)製(アルキル基の炭素数が12〜14の化合物、純分98%、残りは水)
<水>
イオン交換水
<液体組成物(2)>
・界面活性剤(花王(株)製)
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム:アニオン界面活性剤、アルキル基の炭素数が12〜14の化合物 16質量%
ポリオキシエチレンラウリルエーテル:ノニオン界面活性剤、ポリオキシアルキレン基において、オキシエチレン基の平均付加モル数は10モル 11質量%
ラウリン酸:下記に示す液体洗浄剤組成物のpHでは、カルボキシル基が解離しているため、アニオン界面活性剤 0.8質量%
N−ステアロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミン:下記に示す液体洗浄剤組成物のpHではアミノ基が中和されているため、カチオン界面活性剤 3質量%
・pH調整剤:クエン酸 0.8質量%、水酸化ナトリウム 3質量%
・ハイドロトロープ剤:p−トルエンスルホン酸 3質量%
・還元剤:亜硫酸ナトリウム 0.05質量%
・溶剤:ジエチレングルコールモノブチルエーテル 3質量%、エタノール 3質量%
・防腐剤:プロキセルBDN 0.05質量%
・水:イオン交換水 56.3質量%
<実施例1>
下記に示す工程1、任意の工程A、及び工程2を行うことで、実施例1の混合物2を得た。さらに、工程3を行うことで、実施例1の液体洗浄剤組成物を得た。
<混合物2の調製>
<工程1>
スチーム又は冷却水(5℃)の導入が可能なジャケットを配合槽の外壁に配置した、配合適正容量が200kgのステンレス製の配合槽を用意した。当該配合槽の底に内容物の取り出し用の口を設置し口に取り付けられた配管の途中にロータリー型のポンプが配置され、次いでスパイラル型の熱交換機が配置され、配管の出口が配合槽の上部にとりつけられた配合槽内の内容物を循環しながら冷却する装置を配置した。熱電対型温度計を配合槽の底に設置されている
5.8kg(2.9重量%)の硬化ヒマシ油、23.3kg(11.7重量%)のアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、及び170.8kg(85.4重量%)の25℃のイオン交換水を投入した。撹拌中心軸から撹拌羽根の先端までの長さが200mmの撹拌翼が4枚付いたパドル型撹拌翼を2段上下に配置し、3.4m/sで攪拌しながら、内容物の温度が95℃になるまで、ジャケットにスチームを流し加熱した。内容物の温度が95℃に達した後15分間撹拌し、硬化ヒマシ油の乳化物である混合物1を得た。
<任意の工程A>
工程1で得られた混合物1の温度が73℃になるまで、1℃/分の速度で熱交換器で循環しながら冷却した。73℃に到達した時間から、60分間、内容物の温度が73℃±1℃の温度範囲になるように調節した。
<工程2>
73℃の混合物1の温度が60℃に到達するまで、熱交換器を通して1℃/分の速度で冷却し、混合物2を得た。
<液体組成物(2)の調製>
300mLのガラス製ビーカーに長さ5cmの棒状のテフロン(登録商標)製スターラーピースを入れ、前記液体組成物(2)の各成分を投入し、0.15m/sで撹拌しながら、内容物の温度が60℃になるまでウォーターバスで加温した。内容物の温度が60℃に到達後、更に15分間撹拌した後に25℃に冷却し、液体組成物(2)を得た。
<液体洗浄剤組成物の調製>
<工程3>
100mLのガラス製ビーカーに、前記液体組成物(2)45g(25℃)(90質量%)を投入し、次いで長さ3.5cmの棒状のテフロン(登録商標)製スターラーピースを入れた。マグネティックスターラーで0.11m/sで撹拌しながら、前記混合物2(60℃)5g(10質量%)を投入し、30分間撹拌し、実施例1の液体洗浄剤組成物を得た。得られた液体洗浄剤組成物のチキソトロピー性を表1に示す。尚、液体洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、0.29質量%となる。
<実施例2>
前記の実施例1において、工程2における目標とする冷却温度を50℃とした以外は実施例1と同じ方法を実施し、実施例2の液体洗浄剤組成物を得た。
<比較例1>
前記の実施例1において、工程2を行わなかった以外は実施例1と同じ方法を実施し、比較例1の液体洗浄剤組成物を得た。
<評価方法>
<液体洗浄剤組成物の粘度の測定方法>
得られた液体洗浄剤組成物を50ml容量のガラス製ビーカーに入れ、テフロン(登録商標)製シールでシールし、恒温槽に入れ30分間放置し、内容物の温度を20℃に調整した。TVB−10M型粘度計(TOKI SANGYO VISCOMETER TVB-10M)にNo.1ローターを設置し、60rpmの回転数で1分間作動させた後、1分間静置した。次に6rpmで作動させ、1分後の粘度を低せん断時の粘度とした。表示部に表示された値の横に上向きの矢印が表示された場合には、ローターNo.を順次上げて測定する。前記の上向きの矢印が表示されなくなった時点の表示された値を基に粘度を算出した。この粘度を表1における30分後の粘度とした。
表1に記載の所定の時間、20℃の恒温槽で保管した後、粘度を測定した。
本発明において、下記式で求められる粘度の変化率が15%以下で合格であり、変化率が小さい程好ましい。
粘度の変化率(%)=〔(30分後の粘度−8日後の粘度)の絶対値/30分後の粘度〕×100
尚、前記の実施例及び比較例の液体洗浄剤組成物は、前記の低せん断時の粘度の測定方法において、ローター回転速度60rpmで1分間攪拌した後の粘度、即ち高せん断時の粘度はいずれも低せん断時の粘度よりも低く、チキソトロピー性を示す。
<配合例>
前記の実施例1の工程3において得られた液体洗浄剤組成物100gに、更に市販の香料マイクロカプセル0.5gを添加することで得られうる、マイクロカプセルを含有する液体洗浄剤は、実施例1の評価方法で求められる粘度の変化率が15%以下であることが期待できる。

Claims (7)

  1. (A)成分として結晶性の脂肪酸グリセリドを1質量%以上、5質量%以下、(B)成分としてアニオン界面活性剤、及び水を含有する液体組成物(1)を、
    (A)成分の示差走査熱量測定での昇温時に最も高い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T)より高い温度で混合して混合物1を得る工程1、
    工程1で得られた混合物1を、40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度に冷却し混合物2を得る工程2、及び
    工程2で得られた40℃以上、(A)成分の示差走査熱量測定の昇温時に最も低い温度に検出される吸熱ピークの頂点の温度(T2)より低い温度下にある混合物2を用い、この混合物2と、界面活性剤及び水を含有する液体組成物(2)とを混合し、液体洗浄剤組成物を得る工程3を含む、
    前記脂肪酸グリセリドは硬化ヒマシ油及び/又は水添ヒマシ油であり、
    (A)成分を0.03質量%以上、0.7質量%以下の量で含有する液体洗浄剤組成物の製造方法。
  2. 前記液体組成物(1)中の(B)成分の含有量が1質量%以上、30質量%以下である、請求項1に記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
  3. 前記(B)成分が、スルホン酸塩基を有するアニオン界面活性剤である、請求項1または2に記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
  4. 前記液体組成物(1)において、さらに、(C)成分としてノニオン界面活性剤を含有する、請求項1〜3の何れかに記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
  5. 前記(C)成分が、ポリオキシアルキレン基を有するノニオン界面活性剤である、請求項4に記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
  6. 前記工程2において、0.1℃/分以上、5℃/分以下の冷却速度で冷却する、請求項1〜5の何れかに記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
  7. 前記工程3において、更にカプセル粒子を混合する、請求項1〜6の何れかに記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
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