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JP6612092B2 - メカニカルシール - Google Patents

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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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本発明は、メカニカルシールに関する。
従来より、回転流体機器の内部の被密封流体をシール(一次シール)するものとして、ケーシング側に固定された金属製の静止密封環と、回転軸側に一体回転可能に取り付けられた回転密封環とを備え、静止密封環に形成された静止側密封端面と回転密封環に形成された回転側密封端面とが摺接するメカニカルシールが多用されている。このようなメカニカルシールとして、図3に示すように、ケーシング101に静止密封環102が内嵌して固定され、ケーシング101の内周と静止密封環102の外周との間の軸方向両端部を、それぞれゴム製のOリング103と熱伝導性を有するガスケット104とによりシール(二次シール)するものがある(例えば、特許文献1参照)。
なお、回転軸105には、リテーナ106および回転密封環107が一体回転可能に取り付けられている。回転密封環107の回転側密封端面107aは、リテーナ106に保持されたスプリング108の付勢力によって、静止密封環102の静止側密封端面102aに押し付けられることによって被密封流体をシールしている。
特開昭64−21272号公報(第1図参照)
一般に、この種のメカニカルシールでは、回転軸105が高速回転すると、静止密封環102の静止側密封端面102aには、回転密封環107の回転側密封端面107aとの摺動による摺動熱が発生する。また、高温の被密封流体をシールする場合には、被密封流体に接する静止密封環102も高温となる。このように静止密封環102が高温になると、静止側密封端面102aに面荒れや異常摩耗などが発生し、一次シールとしてのシール性能が低下するおそれがある。このため、静止密封環102に発生する熱をケーシング101側へ効率的に放熱する必要がある。
しかし、上記メカニカルシールにあっては、Oリング103による二次シール部分では、ケーシング101と静止密封環102との間にゴム製のOリング103が介在するため、静止密封環102で発生した熱をケーシング101側へ効率的に放熱することができない。また、ガスケット104による二次シール部分では、ケーシング101と静止密封環102との間に熱伝導性を有するガスケット104が介在するので、Oリング103に比べて放熱性能は高いが、その反面、Oリング103に比べてシール性能が劣るという問題があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、シール性能を低下させることなく静止密封環からケーシングへの放熱性能を高めることができるメカニカルシールを提供することを目的とする。
本発明のメカニカルシールは、回転軸に一体回転可能に取り付けられる回転密封環と、前記回転軸を包囲しているケーシング側に固定されるとともに前記回転密封環が摺接する静止密封環と、を備えたメカニカルシールであって、前記ケーシング側の内周に形成された環状の第1シール面と、前記第1シール面に対向するように前記静止密封環の外周に形成された環状の第2シール面との間を密封するシール部を備え、前記シール部は、ゴム製のOリングと、前記Oリングの径方向外側または径方向内側に配置され熱伝導性を有する環状のガスケットと、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ケーシング側の第1シール面と静止密封環の第2シール面との間を密封するシール部は、ゴム製のOリングを有するので、第1シール面と第2シール面との間のシール性能を確保することができる。また、前記シール部は、Oリングの径方向外側または径方向内側に配置される熱伝導性を有するガスケットを備えるので、静止密封環で発生した熱をガスケットを介してケーシング側へ効率的に放熱することができる。したがって、シール性能を低下させることなく静止密封環からケーシングへの放熱性能を高めることができる。
前記メカニカルシールにおいて、前記ガスケットは、前記Oリングの径方向外側に配置されるのが好ましい。この場合、ガスケットをOリングの径方向内側に配置する場合に比べて、シール部を容易に組み付けることができる。
前記メカニカルシールにおいて、前記第1シール面および前記第2シール面は、前記回転軸の軸方向に対向して配置されており、前記ガスケットの軸方向の一側面が前記第1シール面に直接面接触し、前記ガスケットの軸方向の他側面が前記第2シール面に直接面接触するのが好ましい。
この場合、ガスケットの軸方向の両側面が、ケーシング側の第1シール面および静止密封環の第2シール面にそれぞれ直接面接触するので、静止密封環で発生した熱をガスケットを介してケーシング側へさらに効率的に放熱することができる。
本発明のメカニカルシールによれば、シール性能を低下させることなく静止密封環からケーシングへの放熱性能を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係るメカニカルシールを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るメカニカルシールを示す断面図である。 従来のメカニカルシールを示す断面図である。
以下、本発明のメカニカルシールの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るメカニカルシールを示す断面図である。図1において、メカニカルシール1は、例えば化学プラントにおいて使用されるポンプ等の回転流体機器の内部に設けられ、圧力変動が大きい被密封流体(例えばエチレン)をシールするものである。本実施形態のメカニカルシール1は、回転軸60と、当該回転軸60を包囲している回転流体機器のケーシング50との間に配置されたアウトサイド型メカニカルシールである。なお、本実施形態において、図1の左側を機外側、図1の右側を機内側という。
メカニカルシール1は、回転側ユニットとして、回転軸60に一体回転可能に取り付けられたリテーナ2と、回転軸60に対して一体回転可能かつ軸方向(図中の左右方向)に移動可能に嵌合された環状の回転密封環3と、回転密封環3を機内側に付勢する弾性部材4とを備えている。
リテーナ2は、円筒状に形成された小径の第1保持部21と、その機外側において円環状に一体形成された大径の第2保持部22とからなる断面L字状の円筒体である。第1保持部21及び第2保持部22は、周方向に複数配置された弾性部材4を保持するものである。第2保持部22は、周方向に配置された所定数のセットスクリュ11により回転軸60に固定されている。
回転密封環3は、耐摩耗性及びシール性能に優れたセラミックスや超硬合金等の硬質材からなる。回転密封環3は、本体部31と、本体部31の機外側に一体形成された連結部32と、連結部32の機外側に端面に取り付けられたドライブカラーである補強部33とにより構成されている。
本体部31の内径は、回転軸60の外径よりも若干大きく設定されている。本体部31の機内側の端部には回転側密封端面31aが形成されている。
連結部32の内径は、リテーナ2の第1保持部21の外径よりも若干大きく設定されている。連結部32は、その機内側の内周面が回転軸60の外周面に対してOリング12によりシール(二次シール)された状態で、本体部31及び補強部33と共に軸方向に移動可能に保持されている。
補強部33は、ステンレス鋼等の金属材(例えば、SUS316等)で構成されたドライブカラーである。補強部33には、機内側に突出するドライブピン13が固着されており、このドライブピン13は、連結部32の機外側の端部に形成された係合孔32aに係合されている。これにより、補強部33が本体部31及び連結部32に対して相対回転するのを阻止している。
弾性部材4は、例えば圧縮コイルばねからなり、リテーナ2の第2保持部22に保持されている。弾性部材4の機内側の端部は、補強部33の機外側の端面に当接しており、弾性部材4の付勢力によって回転密封環3を軸方向の機内側に付勢している。これにより、回転密封環3の回転側密封端面31aは、弾性部材4の付勢力により後述する静止側密封端面6aに押し付けられている。
ケーシング50は、ケーシング本体51と、ケーシング本体51の機外側の側面に固定されたシールケース52とを有している。メカニカルシール1は、静止側ユニットとして、シールケース52に内嵌された環状の静止密封環6と、シールケース52の内周と静止密封環6の外周との間を密封する一対のシール部7,8とを備えている。
静止密封環6は、カーボン、又はその他の材料を主成分として形成された部材であり、その外周面6bはシールケース52の内周面52aに嵌合して固定されている。静止密封環6の機外側の端面は、回転密封環3の回転側密封端面31aが摺接する静止側密封端面6aとされている。なお、静止密封環6の内周面には、軸方向の機外側から機内側へ向かうに従って漸次拡径する円錐面6cが形成されている。
シールケース52の内周部の機外側には、径方向に延びる環状のシール面(第1シール面)52bが形成されている。静止密封環6の外周部の機外側には、シールケース52のシール面52bに対して軸方向に対向する環状のシール面(第2シール面)6dが形成されている。シール部7は、シールケース52のシール面52bと静止密封環6のシール面6dとの間を密封している。
シール部7は、ゴム製(例えばニトリルゴム又はフッ素ゴム等の合成ゴム製)のOリング7aと、このOリング7aの径方向外側に配置され熱伝導性を有する材料(銅、アルミニウム、SUS等の金属、又は膨張黒鉛等)からなる環状のガスケット7bとを備えている。ここで、本願発明における「ガスケット」とは、その径方向内側に配置されるOリングよりも熱伝導率が高い材料からなるものをいう。本実施形態のガスケット7bは、例えばブリネル硬さ(HB)が50であって、熱伝導率が400W/(m・K)の銅からなる。
Oリング7aは、断面楕円状に形成されており、その軸方向の寸法は、ガスケット7bの軸方向の寸法よりも長く設定されている。これにより、Oリング7aのつぶし代は、ガスケット7bのつぶし代よりも大きく設定されている。
ガスケット7bの軸方向の一側面7b1は、シールケース52のシール面52bに直接面接触している。また、ガスケット7bの軸方向の他側面7b2は、静止密封環6のシール面6dに直接面接触している。
ケーシング本体51の機外側の側面には、機外側に突出する環状のシール面(第1シール面)51bが形成されている。静止密封環6の外周部の機内側には、ケーシング本体51のシール面51bに対して軸方向に対向する環状のシール面(第2シール面)6eが形成されている。シール部8は、ケーシング本体51のシール面51bと静止密封環6のシール面6eとの間を密封している。
シール部8は、ゴム製(例えばニトリルゴム又はフッ素ゴム等の合成ゴム製)のOリング8aと、このOリング8aの径方向外側に配置され熱伝導性を有する材料(銅、アルミニウム、SUS等の金属、又は膨張黒鉛等)からなる環状のガスケット8bとを備えている。本実施形態のガスケット8bは、例えばガスケット7bと同様に、ブリネル硬さ(HB)が50であって、熱伝導率が400W/(m・K)の銅からなる。
Oリング8aは、断面楕円状に形成されており、その軸方向の寸法は、ガスケット8bの軸方向の寸法よりも長く設定されている。これにより、Oリング8aのつぶし代は、ガスケット8bのつぶし代よりも大きく設定されている。
ガスケット8bの軸方向の一側面8b1は、ケーシング本体51のシール面51bに直接面接触している。また、ガスケット8bの軸方向の他側面8b2は、静止密封環6のシール面6eに直接面接触している。
上記のように構成された本実施形態のメカニカルシール1によれば、ケーシング50側の第1シール面52b(51b)と静止密封環の第2シール面6d(6e)との間を密封するシール部7(8)は、ゴム製のOリング7a(8a)を有するので、第1シール面52b(51b)と第2シール面6d(6e)との間のシール性能を確保することができる。また、シール部7(8)は、Oリング7a(8a)の径方向外側に配置された金属製のガスケット7b(8b)を有するので、静止密封環6で発生した摺動熱等の熱をガスケット7b(8b)を介してケーシング50側へ効率的に放熱することができる。したがって、シール性能を低下させることなく静止密封環6からケーシング50への放熱性能を高めることができる。そのため、メカニカルシール1は、高温の被密封流体をシールする場合やドライ運転等の大きな摺動熱が発生する場合に特に好適である。
また、ガスケット7b(8b)は、Oリング7a(8a)の径方向外側に配置されているので、ガスケット7b(8b)をOリング7a(8a)の径方向内側に配置する場合に比べて、シール部7(8)を容易に組み付けることができる。
また、ガスケット7b(8b)の軸方向の両側面7b1,7b2(8b1,8b2)が、ケーシング50側の第1シール面52b(51b)および静止密封環6の第2シール面6d(6e)にそれぞれ直接面接触しているので、静止密封環6で発生した摺動熱等をガスケット7b(8b)を介してケーシング50側へさらに効率的に放熱することができる。
図2は、本発明の第2実施形態に係るメカニカルシールを示す断面図である。本実施形態のメカニカルシール1は、インサイド型メカニカルシールである点で第1実施形態と相違する。なお、本実施形態において、図2の右側を機内側、図2の左側を機外側という。
図2において、本実施形態のメカニカルシール1は、回転側ユニットとして、回転軸60に一体回転可能に取り付けられたリテーナ2と、回転軸60に対して一体回転可能かつ軸方向(図中の左右方向)に移動可能に嵌合された環状の回転密封環3と、回転密封環3を機外側に付勢する弾性部材4とを備えている。
リテーナ2は、円筒状に形成されており、周方向に配置された所定数のセットスクリュ11により回転軸60に固定されている。また、リテーナ2は、弾性部材4を保持している。
回転密封環3は、本体部31と、本体部31の機内側に固定された連結部32と、連結部32の機内側に端面に取り付けられたドライブカラーである補強部33とにより構成されている。
本体部31の機外側の端面は回転側密封端面31aとされている。連結部32は、その機内側の内周面が回転軸60の外周面に対してOリング12によりシール(二次シール)された状態で、本体部31及び補強部33と共に軸方向に移動可能に保持されている。
連結部32には、機内側に突出するドライブピン13が固着されており、このドライブピン13は、補強部33に形成された係合孔33aに係合されている。これにより、補強部33が本体部31及び連結部32に対して相対回転するのを阻止している。
弾性部材4は、例えば圧縮コイルばねからなり、リテーナ2に保持されている。弾性部材4の機外側の端部は、補強部33の機内側の端面に当接しており、弾性部材4の付勢力によって回転密封環3を軸方向の機外側に付勢している。これにより、回転密封環3の回転側密封端面31aは、弾性部材4の付勢力により後述する静止側密封端面6aに押し付けられている。
メカニカルシール1は、静止側ユニットとして、ケーシング50に内嵌された環状の静止密封環6と、ケーシング50の内周と静止密封環6の外周との間を密封するシール部9とを備えている。
静止密封環6の機外側の端部は、ケーシング50から機内側に突出するピン14によりケーシング50との相対回転が阻止されている。静止密封環6の機内側の端部には、回転密封環3の回転側密封端面31aが摺接する静止側密封端面6aが形成されている。
ケーシング50の内周部には、径方向に延びる環状のシール面(第1シール面)52cが形成されている。静止密封環6の外周部の機外側には、ケーシング50のシール面52cに対して軸方向に対向する環状のシール面(第2シール面)6fが形成されている。
シール部9は、ケーシング50のシール面52cと静止密封環6のシール面6fとの間を密封している。シール部9は、ゴム製のOリング9aと、このOリング9aの径方向外側に配置され熱伝導性を有する材料からなる環状のガスケット9bとを備えている。
Oリング9aは、断面楕円状に形成されており、その軸方向の寸法は、ガスケット9bの軸方向の寸法よりも長く設定されている。これにより、Oリング9aのつぶし代は、ガスケット9bのつぶし代よりも大きく設定されている。
ガスケット9bの軸方向の一側面9b1は、ケーシング50のシール面52cに直接面接触している。また、ガスケット9bの軸方向の他側面9b2は、静止密封環6のシール面6fに直接面接触している。なお、第2実施形態において説明を省略した点は、第1実施形態と同様である。
上記のように構成された本実施形態のメカニカルシール1においても、シール部9は、ゴム製のOリング9aを有するので、第1シール面52cと第2シール面6fとの間のシール性能を確保することができる。また、シール部9は、Oリング9aの径方向外側に配置された金属製のガスケット9bを有するので、静止密封環6で発生した摺動熱等の熱をガスケット9bを介してケーシング50側へ効率的に放熱することができる。したがって、シール性能を低下させることなく静止密封環6からケーシング50への放熱性能を高めることができる。
また、ガスケット9bは、Oリング9aの径方向外側に配置されているので、ガスケット9bをOリング9aの径方向内側に配置する場合に比べて、シール部9を容易に組み付けることができる。
また、ガスケット9bの軸方向の両側面9b1,9b2が、ケーシング50側の第1シール面52cおよび静止密封環6の第2シール面6fにそれぞれ直接面接触しているので、静止密封環6で発生した摺動熱等をガスケット9bを介してケーシング50側へさらに効率的に放熱することができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施形態におけるシール部は、Oリングの径方向外側にガスケットを配置しているが、Oリングの径方向内側にガスケットを配置してもよい。また、上記実施形態におけるガスケットは、第1及び第2シール面に直接面接触しているが、いずれか一方のシール面に直接面接触してもよいし、両シール面とも間接的に接触していてもよい。
1 メカニカルシール
3 回転密封環
6 静止密封環
6d〜6f シール面(第2シール面)
7〜9 シール部
7a〜9a Oリング
7b〜9b ガスケット
7b1〜9b1 一側面
7b2〜9b2 他側面
50 ケーシング
51b シール面(第1シール面)
52b シール面(第1シール面)
52c シール面(第1シール面)
60 回転軸

Claims (2)

  1. 回転軸に一体回転可能に取り付けられる回転密封環と、前記回転軸を包囲しているケーシング側に固定されるとともに前記回転密封環が摺接する静止密封環と、を備えたメカニカルシールであって、
    前記ケーシング側の内周において径方向に延びて形成された環状の第1シール面と、前記第1シール面に対して環状空間を挟んで前記回転軸の軸方向に対向するように前記静止密封環の外周に形成された環状の第2シール面との間を密封するシール部を備え、
    前記シール部は、前記環状空間に配置されたゴム製のOリングと、前記環状空間において前記Oリングの径方向外側に配置され熱伝導性を有する環状のガスケットと、を備えることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 記ガスケットの軸方向の一側面が前記第1シール面に直接面接触し、前記ガスケットの軸方向の他側面が前記第2シール面に直接面接触する請求項1に記載のメカニカルシール
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