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JP6599490B2 - 可変界磁回転電機及びこれを備えた車両 - Google Patents

可変界磁回転電機及びこれを備えた車両 Download PDF

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Description

本発明は、可変界磁回転電機及びこれを備えた車両に関する。
一般的に回転電機の場合、磁石鎖交磁束を大きくして低回転時のトルク密度を増大させた際、高回転時に鉄損や弱め界磁銅損が増大する。一方、使用状況に応じた適切な回転電機特性(例えば、トルクや出力等)が得られるように、界磁を調整することが可能な可変界磁回転電機が知られている。
例えば、可変界磁回転電機に関し、特許文献1には、ワイヤ式牽引装置によってステータをロータに対して軸方向に引き抜く構成が開示されている。これにより、特許文献1では、磁石鎖交磁束を低減させて鉄損を低く抑えることができる、としている。
特開2010−57209号公報
ところで、特許文献1に界磁された可変界磁回転電機では、ステータを軸方向に引き抜くワイヤ式牽引装置を用いて界磁を調整しているため、構造が複雑となると共に、回転電機の大型化を招来する不具合がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、簡素な構造によって界磁を容易に調整すると共に、小型化を達成することが可能な可変界磁回転電機及びこれを備えた車両を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、シャフトの軸線を回転軸として一体的に回転可能に設けられたロータを有し、前記ロータに可動鉄心が設けられた可変界磁回転電機において、前記可動鉄心を前記回転軸の軸方向に沿って変位させる変位機構を有し、前記変位機構は、前記ロータの回転速度に対応して作動油が貯留されるシリンダ室と、前記可動鉄心の軸方向に沿った一端部に連結され、前記シリンダ室に沿って変位可能に設けられたピストン部材と、前記ピストン部材に設けられたシール部材と、前記ピストン部材、前記シリンダ室、及び、前記シール部材によって構成されるシリンダ部と、を備え、前記シリンダ室に供給された作動油は、前記可動鉄心の外周面と前記シリンダ室の外径側の内壁との間にのみ貯留されており、前記シリンダ室内に貯留された作動油に対して遠心力が付与されて加圧され、前記作動油に対する加圧作用によって前記ピストン部材が前記回転軸の軸方向に変位することにより、前記ピストン部材に付随して前記可動鉄心を前記回転軸の軸方向に変位せしめることを特徴とする。
本発明では、簡素な構造によって界磁を容易に調整すると共に、小型化を達成することが可能な可変界磁回転電機及びこれを備えた車両を得ることができる。
本発明の実施形態に係る可変界磁回転電機の略構成縦断面図である。 図1に示す可変界磁回転電機の横断面図である。 図1に示す可変界磁回転電機の可動鉄心変位機構の縦断面図である。 図3に示す可動鉄心変位機構の一部省略破断斜視図である。 図3に示す可動鉄心変位機構の一部断面斜視図である。 図5に示す状態からシリンダハウジングを取り外した状態を示す一部断面斜視図である。 図3に示す可動鉄心変位機構の動作を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る可変界磁回転電機の略構成縦断面図である。 図8に示す可変界磁回転電機の可動鉄心変位機構の縦断面図である。 図9に示す可動鉄心変位機構の一部省略破断斜視図である。 図9に示す可動鉄心変位機構の一部断面斜視図である。 図11に示す状態からシリンダハウジングを取り外した状態を示す一部断面斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る可変界磁回転電機10(以下、単に、回転電機10という)は、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される走行用モータである。この回転電機10は、ハウジング12と、ステータ14と、ロータ16と、シャフト(ロータシャフト)18と、可動鉄心変位機構(変位機構)20とを備えて構成されている。
ハウジング12は、ステータ14、ロータ16、及び、可動鉄心変位機構20を収容すると共に、ハウジング12に装着された一組のベアリング22a、22bを介して回転可能に軸支されている。
図2に示されるように、ステータ14は、ステータコア24と、ステータコア24に装着された複数層(例えば、U相、V相、W相)のコイル26と、コイルエンド28(図1参照)とを有している。ステータ14は、コイル26に電流が流れることにより磁界が発生する。ステータコア24は、軸線方向に沿って延在する円筒状に形成されている。ステータコア24は、例えば、電磁鋼板を軸線方向に複数枚積層することによって構成されている。なお、ステータコア24は、軟磁性粉を加圧成形することによって形成されていてもよい。
ステータコア24は、コイル26が挿入されたコイルスロット30が周方向に沿って並設されている。このコイル26は、例えば、平角線によって構成された複数の導線セグメントをステータコア24のコイルスロット30に挿入し、ステータコア24から軸線方向に突出した部分において連結されたセグメントコイルで構成されている。
ロータ16は、埋込磁石形で構成されている。ロータ16は、ステータ14の径方向内側に配置されている。ロータ16は、ロータコア32と、ロータコア32に埋設(装着)された永久磁石34と、ロータコア32の一端面及び他端面にそれぞれ対向して配置された一対のエンドプレート36a、36b(図1参照)とを有する。
ロータコア32は、軸線方向に一様に延在する円筒状からなり、ステータコア24の内周面に対向配置されている。ロータコア32は、例えば、電磁鋼板を軸線方向に複数枚積層することによって構成されている。なお、ロータコア32は、軟磁性粉を加圧成形することにより形成されていてもよい。
ロータコア32の径方向内側には、シャフト18が挿入され、例えば、圧入等によってロータコア32の中心部に固定されている。シャフト18及びロータコア32は、シャフト18の軸線Aを回転軸(回転中心)としてそれぞれ一体的に回転可能に設けられている。
また、ロータコア32には、所定の周角度領域のそれぞれに、永久磁石34を装着するための磁石装着部38が設けられている。複数の磁石装着部38は、ロータコア32の外周部において、周方向に沿った所定の離間距離を有して等間隔に配置されている。磁石装着部38は、軸線方向から視認して、径方向に直交する方向を長手方向とする矩形状に形成されている。
永久磁石34は、希土類磁石である。希土類磁石としては、例えば、ネオジム磁石やサマリウムコバルト磁石、プラセオジム磁石等が挙げられる。永久磁石34は、磁石装着部38に挿入され、例えば、樹脂や接着剤等によってロータコア32に対して固定されている。
ロータコア32には、周方向に沿って等角度離間して配置された複数の可動鉄心40が設けられている。複数の可動鉄心40は、それぞれ周方向で隣り合う一対の磁石装着部38の間に配置されている。
可動鉄心40は、ロータコア32の収納スロット42内に配置されることにより、周方向で隣り合うと共に、極性の異なる一対の永久磁石34間に配置されている。可動鉄心40は、収納スロット42に対応して軸直断面が略楕円形状に構成されている。この可動鉄心40は、後記する可動鉄心変位機構20を介して、収納スロット42内を軸方向に沿って変位可能に設けられている。なお、可動鉄心40は、軟磁性粉を加圧成形することにより形成されてもよい。
各エンドプレート36a、36bは、ロータコア32と略同形の円環状板で形成されている。エンドプレート36a、36bは、ロータコア32の磁石装着部38に装着された永久磁石34の抜け止めとして用いられている。エンドプレート36a、36bの中心には、シャフト18が貫通する略円形状の貫通孔が形成されている。
一側のエンドプレート36aの外周部側には、軸方向から視認して可動鉄心40よりも大径で貫通する孔部44が形成されている。この孔部44は、側面視して、可動鉄心40の軸直断面である断面略楕円形状に対応する形状で形成されている。孔部44には、可動鉄心40が進退可能に配置されている。この孔部44の内径と可動鉄心40の外径との間には、クリアランス45が形成されている。このクリアランス45は、後記するシリンダ室46内に貯留された作動油をシリンダハウジング48の外部に送出するものである。
可動鉄心変位機構20は、ロータコア32を側面視して外周部側に周方向に沿って等角度離間して配置された複数の可動鉄心40を、同時又は略同時に回転軸(軸線A)の軸方向に沿って変位させるものである。
この可動鉄心変位機構20は、ロータコア32の一端面において、一側のエンドプレート36aから回転軸の軸方向に沿った外部に向かって突出するシリンダハウジング48を有する。このシリンダハウジング48は、外側に位置する外径壁部48aと、内側に位置する内径壁部48bと、外径壁部48aの側面と内径壁部48bとの側面とを連結する側部環状壁部48cと、一側のエンドプレート36aと対向する円板状壁部48dとから構成されている。
外径壁部48aは、ロータコア32の外径側に沿って円筒状に形成されている。内径壁部48bは、外径壁部48aよりも縮径し、ロータコア32の内径側に沿って円筒状に形成されている。外径壁部48aと内径壁部48bとは、それぞれシャフト18の軸方向と略平行な同じ幅寸法に形成されている。側部環状壁部48cは、径方向に沿って所定の離間距離を保持しながら略平行に構成された外径壁部48aの側部と内径壁部48bとの側部を繋ぐ環状体によって形成されている。側部環状壁部48cには、周方向に沿って複数の油圧解放スリット50が形成されている。この各油圧解放スリット50は、側面視して略円弧状を呈し、後記するピストン部材52(シール被装着部54)の位置に対応した側部環状壁部48cの外径側に所定間隔離間して配置されている。
断面視して上側に位置する外径壁部48aと、下側に位置する内径壁部48bと、外径壁部48aと内径壁部48bとの片側を上下方向で繋ぐ側部環状壁部48cとによって囲繞された内部空間であるシリンダ室46が形成されている。シリンダ室46内には、後記するように、ロータ16の回転速度に対応して作動油が貯留される。なお、この「作動油」は、潤滑作用を有する潤滑油と、冷却作用を有する冷媒との両方の作用を有する流体である。
シリンダ室46内には、シリンダ室46に沿って変位可能に設けられたピストン部材52が収装されている。このピストン部材52は、可動鉄心40の軸方向に沿った一端部に連結され、可動鉄心40と一体的に変位するように設けられている。ピストン部材52は、可動鉄心40の軸方向に沿った一端部に連結されている。
このピストン部材52は、側面視して略矩形状のプレート体からなるピストン本体52aと、ピストン本体52aから可動鉄心40側に突出し、可動鉄心40の軸方向に沿った一端部に連結される連結部52bと、ピストン本体52aに連続して形成され、且つ、連結部52b及び可動鉄心40よりも外径側に位置するシール被装着部54とを有する。連結部52bは、可動鉄心40の軸線と同軸に連結されている。各ピストン部材52のピストン本体52aは、シール被装着部54を介して円周方向に沿ってそれぞれ所定角度離間して連続するように配置されている。周方向に沿って隣接するピストン部材52のピストン本体52aの間には、略矩形状の間隙部55が設けられている。この間隙部55は、油圧開放間隙として機能するものである。
シール被装着部54は、周方向に沿ってロータ16の外周部と略平行に延在する環状体によって構成されている。シール被装着部54には、断面略矩形状からなり、外径壁部48aの内壁に向かって開口する環状溝56が形成されている。この環状溝56には、ピストンパッキン(シール部材)58が装着されている。
なお、本実施形態では、ピストン部材52の外径側にのみ配置された単一のピストンパッキン58を例示しているが、後記する他の実施形態に示されるように、ピストン部材52の外径側及び内径側の両方にそれぞれピストンパッキン(後記する第1ピストンパッキン60a及び第2ピストンパッキン60b)を配置するようにしてもよい。
このピストンパッキン58は、外径壁部48aの内壁(天井面)に摺接してシリンダ室46を仕切るためのシール機能を発揮するものである。環状体からなるシール被装着部54は、ロータ16の外周部に沿って複数配置された各ピストン部材52を周方向に沿って連結して繋ぐものである。環状溝56に装着されたピストンパッキン58は、連結部52b及び可動鉄心40よりも外径側に位置し、ロータ16の外周部に沿って略平行に配置されていると共に、環状に連続して形成されている。
ピストン部材52の連結部52bにおいて、可動鉄心40と連結される反対側には、円柱状の窪み部62が形成されている。この窪み部62は、リターンスプリング(付勢手段)64の他端部が着座するばね受け座として機能するものである。さらに、シリンダ室46に臨むシール被装着部54の内壁54aは、シリンダ室46の外径側に貯留された作動油によって押圧され、ピストン部材52を変位させるために作動油の押圧力が付与される受圧面として機能するものである。
ピストン部材52の連結部52bと側部環状壁部48cとの間には、コイルスプリングによって構成されたリターンスプリング64が配置されている。リターンスプリング64の一端部は、側部環状壁部48cのばね受け座に係着されると共に、他端部は、連結部52bの窪み部62に係着されている。このリターンスプリング64は、ピストン部材52及び可動鉄心40がシリンダ室46に貯留された作動油によって回転軸の軸方向に沿った一側に変位した後、そのばね力によって可動鉄心40が収納スロット42内の初期位置に復帰するための復帰ばねとして機能するものである。なお、図4は、可動鉄心40が初期位置にある状態を示しているが、収納スロット42の図示を省略している。
ピストン部材52のシール被装着部54と連結部52bとの間には、ピストンパッキン58によってシールされたシリンダ室46の一側(作動油が貯留される側)と他側(貯留された作動油を逃がす側)とを連通させる連通路66が形成されている。この連通路66によってシリンダ室46の外径側に貯留された作動油を外部に流出することができる。
内径壁部48bの径方向内側には、内径壁部48bと略直交する円板状壁部48dが設けられている。この円板状壁部48dのエンドプレート36aと対向する内壁には、各シリンダ室46に連通して作動油を各シリンダ室に向かって供給する複数の作動油油路68が形成されている。複数の作動油油路68は、径方向に沿って放射状に延在するように配置されている。
なお、前記した、ピストン部材52、シリンダ室46、及び、ピストンパッキン58によってシリンダ部70が構成されている。このシリンダ部70は、コイル26のコイルエンド28の内径側に配置されている。
円板状壁部48dは、シャフト18に近接する内径側に位置し、シャフト18の軸方向に沿って突出する内径フランジ72を有する。この内径フランジ72には、回転電機10の回転角度を検出するレゾルバ74が配置されている。このレゾルバ74は、ケーシングに固定されるレゾルバステータと、シャフトに圧入固定されてシャフトと一体的に回転するレゾルバロータとを有する。
本実施形態に係る回転電機10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。図7は、可動鉄心変位機構の動作を示す説明図である。
例えば、図示しないポンプを介して作動油(潤滑油、作動油)が回転電機10に送給される。この作動油は、円板状壁部48dの内壁に形成された作動油油路68を介してシャフト18側からシリンダ室46内へ供給される。
また、回転電機10のロータ16が回転すると、ピストン部材52がロータコア32と共に回転し、ピストン部材52に対して遠心力が付与される。図7に示されるように、作動油油路68を介してシリンダ室46内に導入された作動油は、遠心力の作用によってシリンダ室46の外径側にのみ貯留される。シリンダ室46の外径側に貯留された作動油は、ピストン部材52に設けられたピストンパッキン58によってシリンダ室46の作動油が導入されていない他のシリンダ室46側への進入が阻止される。
回転電機10のロータ16が所定の高回転(高速回転)となったとき、シリンダ室46の外径側に貯留された作動油(遠心油圧)に対して遠心力が作用して、作動油の圧力が高められる。圧力が高められた作動油(遠心油圧)よってピストン部材52のシール被装着部54の内壁54aが図7に示す小矢印の方向に向かって押圧される。すなわち、ピストン部材52のシリンダ室46に臨むシール被装着部54の内壁54aは、作動油の押圧力(遠心油圧)が付与される受圧面として作用し、この押圧力(遠心油圧)によってピストン部材52及び可動鉄心40が、リターンスプリング64のばね力に抗して回転軸の軸方向(図7の矢印X1方向)に沿って一体的に変位する。
換言すると、回転電機10のロータ16が所定の高回転(高速回転)となったとき、シリンダ室46の外径側に貯留された作動油に対して遠心力が付与されて作動油が加圧される。この作動油に対する加圧力は、遠心力の増大に伴って大きくなる。この加圧された作動油によりピストン部材52の受圧面(内壁54a)を押圧する押圧力が発生し、リターンスプリング64のばね力に抗してピストン部材52を回転軸の軸方向(矢印X1方向)に沿って変位させる。ピストン部材52に連結された可動鉄心40は、ピストン部材52に伴って一体的に回転軸の軸方向(矢印X1方向)に沿って変位する。
この結果、可動鉄心40は、ロータコア32の収納スロット42内に配置された初期位置から回転軸の軸方向(矢印X1方向)に向かって変位し、シリンダ室46まで移動する。なお、ロータ16の所定の高回転は、例えば、回転電機10に要求される性能や回転電機10の大きさ等に基づいて予め設定される。
一方、回転電機10のロータ16が所定の高回転から低回転に低下すると、収納スロット42内へ向かって可動鉄心40を引っ張る電磁吸引力及びリターンスプリング64の伸長側へのばね力によって、ピストン部材52が前記とは反対の回転軸の軸方向(矢印X2方向)へ押圧される。この結果、電磁吸引力及びばね力によってピストン部材52及び可動鉄心40が前記とは逆方向へ押し戻されて回転軸の軸方向(矢印X2方向)に沿って変位し、可動鉄心40が収納スロット42の初期位置に復帰する。
このように、本実施形態では、回転電機10のロータ16が所定の高回転となったとき、遠心力によってシリンダ室46の外径側に貯留された作動油が加圧されて、ピストン部材52の受圧面を軸方向(矢印X1方向)に沿って押圧する押圧力を発生させることができる。これにより、本実施形態では、ピストン部材52及び可動鉄心40を一体的に回転軸の軸方向(矢印X1方向)に沿って変位させることができる。
また、本実施形態では、可動鉄心40に作用する電磁吸引力及びリターンスプリング64のばね力によってピストン部材52を前記とは反対側の回転軸の軸方向(矢印X2方向)へ押圧する押圧力を発生させることができる。これにより、ピストン部材52及び可動鉄心40を押し戻して初期位置に復帰させることができる。
この結果、本実施形態では、上記のような可動鉄心変位機構20を設けることで、簡素な構造によって界磁を容易に調整すると共に、小型化を達成することが可能な回転電機10を得ることができる。
また、本実施形態では、ピストン部材52等を有するシリンダ部70が、コイル26のコイルエンド28の内径側に配置されている。これにより、本実施形態では、スペースの有効利用を図り、省スペース化を達成することができる。
さらに、本実施形態では、シリンダ室に供給された作動油が、可動鉄心の外周面とシリンダ室の外径側の内壁との間にのみ貯留されている。これにより、本実施形態では、ピストンパッキン及びシール被装着部をピストン部材の外周全体にわたって設けることが不要となり、ピストンパッキン及びシール被装着部の簡素化及び軽量化を達成することができる。
さらにまた、本実施形態では、ピストン部材が回転軸の軸方向(矢印X1方向)に沿って一側へ変位した後、一側と反対方向(矢印X2方向)の他側へピストン部材を押し戻すリターンスプリングを設けている。これにより、本実施形態では、可動鉄心の電磁吸引力に伴って、一側へ変位したピストン部材を確実に他側の初期位置に復帰させることができる。なお、本実施形態では、リターンスプリングをコイルスプリングによって構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、付勢手段として板ばね等を用いてもよい。
さらにまた、本実施形態では、シリンダ室からシリンダ室の外部に向けて作動油を排出する作動油排出手段が設けられている。この作動油排出手段は、側部環状壁部48cの周方向に沿って配置された複数の油圧解放スリット50や、ピストン部材52のシール被装着部54と連結部52bとの間に形成された連通路66、エンドプレートの孔部44の内径と可動鉄心40の外径との間に形成されたクリアランス45によって構成されている。このような作動油排出手段を設けることで、シリンダ室46の外径側に貯留された作動油を外部に向かって円滑に流出することができる。
また、シリンダ室から外部に排出された作動油によって例えば、レゾルバ等の外部部品に対する冷却作用を遂行することができる。さらに、作動油排出手段を設けることで、シリンダ室の外径側にのみ貯留された作動油を容易に加圧して、シリンダ室の内径側を流通する作動油に対して遠心力を付与しない(加圧しない)ようにすることができる。さらにまた、作動油排出手段を設けることで、シリンダ室内に残存する作動油によってピストン部材の変位が阻害されることを好適に回避して、ピストン部材を確実且つ安定して変位させることができる。
さらにまた、本実施形態では、ピストン部材のシール被装着部に装着されたピストンパッキンが、ピストン部材の外径側に配置され、ロータの外周部に沿って略平行に配置されていると共に、環状に連続して形成されている。これにより、ピストン部材の外径側に貯留された作動油に対して確実且つ安定したシール性能を発揮させることができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る回転電機10aについて説明する。
なお、図1〜図7に示される前記実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8〜図12に示されるように、他の実施形態では、シール部材が、ピストン部材52の外径側に配置された第1ピストンパッキン60aと、ピストン部材52の内径側に配置された第2ピストンパッキン60bとを有する点で前記実施形態と相違している。第1ピストンパッキン60a及び第2ピストンパッキン60bは、それぞれロータ16の外周部に沿って略平行に配置されていると共に、環状に連続して形成されている。
また、他の実施形態では、環状溝56を介して第1ピストンパッキン60aが装着される第1シール被装着部55aと、環状溝56を介して第2ピストンパッキン60bが装着される第2シール被装着部55bとがそれぞれ設けられている。
他の実施形態では、ピストン部材52の外径側及び内径側にそれぞれ配置された第1ピストンパッキン60a及び第2ピストンパッキン60bを設けることで、ピストン部材52が軸方向に沿って変位する際の姿勢を安定させることができる。また、外径側及び内径側にそれぞれ第1ピストンパッキン60a及び第2ピストンパッキン60bを設けることで、ロータ16が所定の高回転に到達する直前乃至到達したときのピストン部材52の初期作動に対するレスポンスを向上させることができる。
さらに、他の実施形態では、図12に示されるように、外径側に配置された第1シール被装着部55aを有する第1環状体76aと、内径側に配置された第2シール被装着部55bを有する第2環状体76bとによって所定角度離間して配置された複数のピストン本体52aが連結して構成される。その際、隣接するピストン本体52aの間には、図12に示されるように、側面視して略矩形状を呈する矩形状孔部(作動油排出手段)78が形成されている。この矩形状孔部78によって作動油をシリンダ室46から外部に向かって逃がすことで作動油の圧力(遠心油圧)を解放することができる。
なお、他の実施形態において、その他の構成乃至作用効果は、図1〜図7に示す前記実施形態と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
このような回転電機10、10aを図示しない車両に搭載することで、簡素な構造によって界磁を容易に調整すると共に、小型化を達成することが可能な車両を得ることができる。
なお、本実施形態及び他の実施形態では、変位機構として可動鉄心40を回転軸の軸方向に沿って変位させた可動鉄心変位機構20を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、変位機構として永久磁石変位機構を採用し、この永久磁石変位機構を用いて永久磁石25を回転軸の軸方向に沿って変位させるようにしてもよい。
10、10a 可変界磁回転電機
16 ロータ
20 可動鉄心変位機構(変位機構)
24 ステータコア
28 コイルエンド
40 可動鉄心
46 シリンダ室
50 油圧解放スリット(作動油排出手段)
52 ピストン部材
58 ピストンパッキン(シール部材)
60a 第1ピストンパッキン(シール部材)
60b 第2ピストンパッキン(シール部材)
64 リターンスプリング(付勢手段)
66 連通路(作動油排出手段)
70 シリンダ部
78 矩形状孔部(作動油排出手段)

Claims (7)

  1. シャフトの軸線を回転軸として一体的に回転可能に設けられたロータを有し、前記ロータに可動鉄心が設けられた可変界磁回転電機において、
    前記可動鉄心を前記回転軸の軸方向に沿って変位させる変位機構を有し、
    前記変位機構は、
    前記ロータの回転速度に対応して作動油が貯留されるシリンダ室と、
    前記可動鉄心の軸方向に沿った一端部に連結され、前記シリンダ室に沿って変位可能に設けられたピストン部材と、
    前記ピストン部材に設けられたシール部材と、
    前記ピストン部材、前記シリンダ室、及び、前記シール部材によって構成されるシリンダ部と、
    を備え、
    前記シリンダ室に供給された作動油は、前記可動鉄心の外周面と前記シリンダ室の外径側の内壁との間にのみ貯留されており、
    前記シリンダ室内に貯留された作動油に対して遠心力が付与されて加圧され、前記作動油に対する加圧作用によって前記ピストン部材が前記回転軸の軸方向に変位することにより、前記ピストン部材に付随して前記可動鉄心を前記回転軸の軸方向に変位せしめることを特徴とする可変界磁回転電機。
  2. 請求項1記載の可変界磁回転電機において、
    前記可変界磁回転電機は、ステータコアと、コイルエンドとを備え、
    前記シリンダ部は、前記コイルエンドの内径側に配置されていることを特徴とする可変界磁回転電機。
  3. 請求項1又は請求項2記載の可変界磁回転電機において、
    前記ピストン部材が前記回転軸の軸方向に沿って一側へ変位した後、前記一側と反対方向の他側へ前記ピストン部材を押し戻す付勢手段を備えることを特徴とする可変界磁回転電機。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の可変界磁回転電機において、
    前記シリンダ室から前記シリンダ室の外部に向けて作動油を排出する作動油排出手段が設けられていることを特徴とする可変界磁回転電機。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の可変界磁回転電機において、
    前記シール部材は、前記ピストン部材の外径側に配置され、前記ロータの外周部に沿って略平行に配置されていると共に、環状に連続して形成されていることを特徴とする可変界磁回転電機。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の可変界磁回転電機において、
    前記シール部材は、前記ピストン部材の外径側に配置された第1ピストンパッキンと、前記ピストン部材の内径側に配置された第2ピストンパッキンとを有し、
    前記第1ピストンパッキン及び前記第2ピストンパッキンは、それぞれ前記ロータの外周部に沿って略平行に配置されていると共に、環状に連続して形成されていることを特徴とする可変界磁回転電機。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の可変界磁回転電機を備えることを特徴とする車両。
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