[go: up one dir, main page]

JP6562347B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6562347B2
JP6562347B2 JP2015152100A JP2015152100A JP6562347B2 JP 6562347 B2 JP6562347 B2 JP 6562347B2 JP 2015152100 A JP2015152100 A JP 2015152100A JP 2015152100 A JP2015152100 A JP 2015152100A JP 6562347 B2 JP6562347 B2 JP 6562347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
operation mode
communication
installation
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015152100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017033259A (ja
Inventor
昌典 栗田
昌典 栗田
吉木 和久
和久 吉木
阪本 浩司
浩司 阪本
佳武 島田
佳武 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015152100A priority Critical patent/JP6562347B2/ja
Priority to PCT/JP2016/003467 priority patent/WO2017022210A1/ja
Priority to EP16832493.7A priority patent/EP3330936B1/en
Publication of JP2017033259A publication Critical patent/JP2017033259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6562347B2 publication Critical patent/JP6562347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B29/00Checking or monitoring of signalling or alarm systems; Prevention or correction of operating errors, e.g. preventing unauthorised operation
    • G08B29/18Prevention or correction of operating errors
    • G08B29/181Prevention or correction of operating errors due to failing power supply

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、一般に通信装置、より詳細には電池を電源とする通信装置に関する。
従来、電池を電源とし、無線通信を行う通信装置として、例えば火災警報器がある(特許文献1参照)。
火災警報器は、住宅等の施設に設置され、火災が検知されると施設内の人に火災が発生したことを報知する。そこで、報知時に電池切れとなっていないようにするために、火災警報器は、電池の電圧を定期的に検出し、電池の電圧が所定値以下となれば、電池交換を促すための報知を行う。これにより、火災警報器のユーザは、電池交換を行うことができる。
特開平5−174265号公報
近年、電池が通信装置(例えば、火災警報器)から取り出されて、いざという時に役立たないということがないように、電池の取り外しができない通信装置がある。このような通信装置では、通信装置が製造されてから電池の消耗が始まっているので、従来の通信装置よりも電池の長寿命化を図る必要がある。
そこで、本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、電池の長寿命化を図ることができる通信装置を提供することにある。
本発明に係る通信装置は、通信部を含み、電池から電力供給を受けて動作する本体部と、操作部と、検知対象の検知が可能な状態であって通常動作を行う第1動作モードと、前記検知対象の検知が不可である状態であって前記第1動作モードより消費電力の小さい待機動作を行う第2動作モードとのいずれかの動作モードで前記本体部の動作を制御する処理部と、前記動作モードが前記第2動作モードである場合に、前記操作部が前記第1動作モードへの移行指示を受け付けたか否かを判断する第1判断部と、前記移行指示を受け付けたと前記第1判断部で判断された場合に、動作モードを前記第2動作モードから前記第1動作モードへ移行するための移行条件が成立するか否かを判断する第2判断部とを備え、前記処理部は、前記移行条件が成立したと前記第2判断部で判断された場合には、前記動作モードを前記第2動作モードから前記第1動作モードへ移行することを特徴とする。
この通信装置は、電池の長寿命化を図ることができる。
実施形態1における通信装置のブロック図である。 実施形態1における通信装置を備える通信システムの構成を示す図である。 実施形態1における第2動作モードから第1動作モードへの移行に係る通信装置10の動作を示す流れ図である。 実施形態1における第1動作モードから第2動作モードへの移行に係る通信装置10の動作を示す流れ図である。 実施形態2における通信装置のブロック図である。 実施形態2における第2動作モードから第1動作モードへの移行に係る通信装置10の動作を示す流れ図である。 実施形態3における第2動作モードから第1動作モードへの移行に係る通信装置10の動作を示す流れ図である。
(実施形態1)
ここでは、本実施形態に係る通信装置10について、図1〜図4を用いて説明する。通信装置10は、例えば火災検知装置である。図2に示すように、複数の通信装置10と管理装置100(外部装置)とは、無線通信システム1を構成する。なお、複数の通信装置10と管理装置100とは、同一の住宅に設置されている。一の通信装置10が火災を検知すると、火災を検知したことを表す火災検知信号を管理装置100へ無線で送信する。管理装置100は、火災検知信号を受信すると、火災が発生していることを、インターネットなどを介して他の装置へ通知する。
通信装置10は、後述する電池11から電力供給を受け、管理装置100と通信を行う動作を含む通常動作を行う第1動作モードと、第1動作モードより消費電力の小さい待機動作を行う第2動作モードとのいずれかの動作モードで動作する。通信装置10は、出荷時には第2動作モードで動作している。
通信装置10は、電池11から電力供給を受けて第2動作モードで動作している状態で、ユーザから第2動作モードから第1動作モードへの移行指示を受け付け、かつ所定の移行条件が成立する場合に、第2動作モードから第1動作モードへ移行する。
また、無線通信システム1は、図2に示すように、保守用装置101を含んでいる。保守用装置101は、例えば通信装置10の修理等を依頼された保守員が所持する装置であり、通信装置10と無線通信を行う。
通信装置10は、第1動作モードで動作している状態で、保守用装置101から第2動作モードへ移行する指示を表す移行メッセージを受け付けると、第1動作モードから第2動作モードへ移行する。
以下、通信装置10の構成について説明する。通信装置10は、図1に示すように、本体部10A、電池11および操作部12を備える。本体部10Aは、電池11から電力供給を受けて、第1動作モードおよび第2動作モードのいずれかの動作モードで動作する。本体部10Aは、図1に示すように、火災検知部13、通信部14および制御部15を備える。
電池11は、通信装置10を動作させるための電力を供給する電源であり、例えばリチウム電池である。電池11は、通信装置10から取り外しできないように設置されている。本実施形態では、第1動作モードでは、操作部12および本体部10Aが電池11から電力供給を受けている。具体的には、操作部12、火災検知部13、通信部14および制御部15が電池11から電力供給を受けている。第2動作モードでは、操作部12および本体部10Aの一部が電池11から電力供給を受けている。具体的には、操作部12および制御部15が電池11から電力供給を受けている。本実施形態では、通信部14に電力が供給されている場合での通信部14の動作状態を通信可能状態といい、電力が供給されていない場合での通信部14の動作状態(通信部14の動作が停止している状態)を通信不可状態という。また、火災検知部13に電力が供給されている場合での火災検知部13の動作状態を火災検知可能状態といい、電力が供給されていない場合での火災検知部13の動作状態(火災検知部13の動作が停止している状態)を火災検知不可状態という。
操作部12は、操作ボタンを含み、ユーザからの操作を受け付ける。操作部12は、電池11から電力供給を受ける回路であって操作ボタンが押された際に信号を後述する制御部15へ出力する回路(操作用回路)を含んでいる。操作部12は、電池11から電力供給を受けて本体部10Aが第2動作モードで動作している状態で、ユーザにより操作ボタンが長押しされることで移行指示を受け付ける。このとき、操作部12の操作用回路は、操作ボタンが長押しされている間、信号を制御部15へ出力している。ここで、長押しとは、操作部12の操作ボタンを、例えば1秒以上押すことである。ただし、この値は一例であって、この数値に限定する趣旨ではない。
火災検知部13は、例えば熱感知器や煙感知器や炎感知器等であり、火災の有無を検知する。火災検知部13は、第1動作モードでは火災検知可能状態となっており、第2動作モードでは火災検知不可状態となっている。火災検知部13は、動作モードが第2動作モードから第1動作モードへ移行される場合、後述する処理部23の制御により動作状態が火災検知不可状態から火災検知可能状態へと変更される。
通信部14は、無線通信を行う通信回路であり、例えば近距離で無線通信を行う通信回路である。通信部14は、第1動作モードで動作している状態で、管理装置100と定期的に通信を行っている。これにより、管理装置100は、通信装置10の存在を確認することができる。また、通信部14は、火災検知部13で火災が検知されると、火災検知信号を管理装置100へ送信する。また、通信部14は、本体部10Aが第2動作モードで動作している状態で操作部12が移行指示を受け付けた場合に、後述する処理部23の制御により起動され、動作状態が通信不可状態から通信可能状態へと変更される。そして、通信部14は、処理部23の制御により、通信を開始することを表す通信開始信号を管理装置100に送信する。通信部14は、通信開始信号が送信された後、通信開始信号を受信したことを表す応答信号の受信待ち状態となる。
制御部15は、例えばマイコン(マイクロコントローラ)を主構成とし、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより所望の機能を実現する。なお、プログラムは、予めメモリに書き込まれていてもよいし、メモリカードのような記録媒体に記憶されて提供されてもよい。
制御部15は、図1に示すように、第1判断部21、第2判断部22および処理部23を有している。
第1判断部21は、電池11から電力供給を受けて本体部10Aが第2動作モードで動作している状態で、操作部12で移行指示が受け付けられたか否か(操作部12の操作ボタンが長押しされたか否か)を判断する。具体的には、第1判断部21は、本体部10Aが第2動作モードで動作している状態で、操作部12の操作用回路から出力された信号を1秒以上受け取った場合に、操作部12で移行指示が受け付けられたと判断する。
第2判断部22は、操作部12が移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合に、所定時間内に、第2動作モードから第1動作モードへ移行するための移行条件が成立するか否かを判断する。具体的には、第2判断部22は、通信部14が通信開始信号を管理装置100に送信した後、所定時間内に応答信号を通信部14が管理装置100から受信したか否かを判断する。第2判断部22は、通信開始信号が送信されから所定時間内に応答信号が受信された場合には、移行条件が成立したと判断する。第2判断部22は、通信開始信号が送信されてから所定時間内に応答信号が受信されなかった場合には、移行条件が成立していないと判断する。ここで、所定時間とは、例えば30秒である。ただし、この値は一例であって、この数値に限定する趣旨ではない。
処理部23は、第1動作モードと第2動作モードとのいずれかの動作モードで本体部10Aの動作を制御する。具体的には、処理部23は、操作部12で移行指示が受け付けられ、かつ所定の移行条件が成立するまでは、本体部10Aの動作を第2動作モードで制御する。
処理部23は、操作部12で移行指示が受け付けられたと第1判断部21が判断した場合、通信部14の動作状態を通信不可状態から通信可能状態に変更する。具体的には、処理部23は、電池11から通信部14への電力供給を開始し、通信部14を起動させる。処理部23は、通信部14が通信開始信号を管理装置100に送信するよう通信部14を制御する。この制御により、通信部14は、通信開始信号を管理装置100に送信する。
処理部23は、所定の移行条件が成立したと第2判断部22で判断された場合、本体部10Aの動作モードを第2動作モードから第1動作モードへ移行させ、以降では第1動作モードで動作を制御する。このとき、処理部23は、火災検知部13を起動させる。具体的には、処理部23は、火災検知部13への電池11からの電力供給を開始する。これにより、操作部12、火災検知部13、通信部14および制御部15は、電池11から電力供給を受けることになる。これにより、火災検知部13の動作状態が火災検知不可状態から火災検知可能状態へと変更される。
処理部23は、所定の移行条件が成立していないと第2判断部22が判断した場合、通信部14の動作状態を通信不可状態にする。具体的には、処理部23は、通信部14への電池11からの電力供給を停止することで通信部14の動作を停止させ、引き続き本体部10Aを第2動作モードで動作させる。
また、処理部23は、本体部10Aが第1動作モードで動作している場合に、通信部14が保守用装置101から移行メッセージを受信すると、本体部10Aの動作モードを第1動作モードから第2動作モードに移行する。この場合、処理部23は、本体部10Aのうち火災検知部13および通信部14への電池11からの電力供給を停止する。これにより、通信部14の動作状態は、通信可能状態から通信不可状態に変更される。
処理部23は、火災検知部13で火災が検知されると、火災検知信号を管理装置100に送信するよう通信部14を制御する。
例えば、通信装置10は、出荷時には第2動作モードで動作しており、通信装置10の購入者(ユーザ)が通信装置10に火災検知を開始させたい場合に、動作モードを第2動作モードから第1動作モードに移行させる。
次に、第2動作モードから第1動作モードへの移行に係る通信装置10の動作について、図3に示す流れ図を用いて説明する。
第1判断部21は、電池11から電力供給を受けて本体部10Aが第2動作モードで動作している状態で、操作部12が移行指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1)。具体的には、第1判断部21は、操作部12の操作ボタンが長押しされたか否かを判断する。
操作部12が移行指示を受け付けていないと第1判断部21で判断された場合(ステップS1における「No」)、処理は移行指示の受け付け待ちとなる。
操作部12が移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合(ステップS1における「Yes」)、第2判断部22は、所定時間内に通信が成功したか否かを判断する(ステップS2)。具体的には、第2判断部22は、通信部14が通信開始信号を管理装置100へ送信した後、所定時間内に通信部14が応答信号を受信したか否かを判断する。このとき、処理部23は、通信部14の動作状態を通信不可状態から通信可能状態へと変更し、通信開始信号を管理装置100に送信するよう通信部14を制御している。
通信が成功したと第2判断部22で判断された場合(ステップS2における「Yes」)、処理部23は、動作モードを第2動作モードから第1動作モードに移行する(ステップS3)。具体的には、第2判断部22は、通信部14が通信開始信号を送信してから所定時間内に応答信号を受信した場合に、通信が成功した(移行条件が成立した)と判断する。
通信が不成功であると第2判断部22で判断された場合(ステップS2における「No」)、処理部23は、第2動作モードを維持する(ステップS4)。具体的には、第2判断部22は、通信部14が通信開始信号を送信してから所定時間内に応答信号を受信しない場合に、通信が不成功である(移行条件が成立していない)と判断する。この場合、処理部23は、通信部14の動作状態を通信可能状態から通信不可状態へと変更する。具体的には、処理部23は、通信部14への電池11からの電力供給を停止し、通信装置10の動作を停止させる。また、処理は、移行指示の受け付け待ちとなる。
次に、第1動作モードから第2動作モードへの移行に係る通信装置10の動作について、図4に示す流れ図を用いて説明する。
処理部23は、本体部10Aが第1動作モードで動作している場合に、通信部14が保守用装置101から移行メッセージを受信したか否かを判断する(ステップS10)。移行メッセージを通信部14が受信したと判断した場合(ステップS10における「Yes」)、処理部23は、動作モードを第1動作モードから第2動作モードに移行する(ステップS11)。移行メッセージを通信部14が受信していないと判断した場合(ステップS10における「No」)、処理部23は、引き続き本体部10Aを第1動作モードで動作させ、移行メッセージの受信待ちを行う。
本実施形態では、通信装置10は、火災検知装置としたが、これに限定されない。通信装置10は、住宅において不在時に侵入者を検知する装置でもよいし、住宅内の異常を住宅外の装置に管理装置100を介して通報する装置でもよい。つまり、通信装置10は、セキュリティ装置であって、電池11で駆動し、管理装置100と無線通信を行う装置であればよい。
なお、本実施形態において、電池11は、通信装置10の構成要素に含まれていてもよいし、通信装置10の構成要素に含まれていなくてもよい。また、電池11は、取り外し可能な構成であってもよいし、通信装置10に外付けされる構成であってもよい。
本実施形態では、通信装置10は、操作部12の操作ボタンの長押しにより移行指示を受け付けたが、これに限定されない。通信装置10は、操作部12の操作ボタンが所定回数、連続して押されることで移行指示を受け付けてもよい。また、操作部12に複数の操作ボタンが備えられている場合には、少なくとも2つの操作ボタンが同時に押されることで移行指示を受け付けてもよい。
本実施形態では、通信装置10は、第1動作モードで動作している状態で保守用装置101から移行メッセージを受信した場合に、動作モードを第1動作モードから第2動作モードに移行したが、これに限定されない。通信装置10は、第1動作モードで動作している状態において、所定の操作を受け付けている間に保守用装置101から移行メッセージを受信した場合に、動作モードを第1動作モードから第2動作モードに移行してもよい。ここで、所定の操作とは、例えば操作部12の操作ボタンが押されることである。また、所定の操作は、操作部12に複数の操作ボタンが備えられている場合には、少なくとも2つの操作ボタンが同時に押されることであってもよい。
また、本実施形態では、通信装置10は、保守用装置101から移行メッセージを受信するとしたが、これに限定されない。通信装置10は、管理装置100から移行メッセージを受信してもよい。
以上説明したように、本実施形態の通信装置10は、通信部14を含み、電池11から電力供給を受けて動作する本体部10Aと、操作部12と、処理部23と、第1判断部21と、第2判断部22とを備える。処理部23は、通常動作を行う第1動作モードと、第1動作モードより消費電力の小さい待機動作を行う第2動作モードとのいずれかの動作モードで本体部10Aの動作を制御する。第1判断部21は、動作モードが第2動作モードである場合に、操作部12が第1動作モードへの移行指示を受け付けたか否かを判断する。第2判断部22は、移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合に、動作モードを第2動作モードから第1動作モードへ移行するための移行条件が成立するか否かを判断する。処理部23は、移行条件が成立したと第2判断部22で判断された場合には、動作モードを第2動作モードから第1動作モードへ移行する。
この構成によると、通信装置10は、移行指示を受け付け、かつ移行条件が成立するまでの間は第2動作モードで動作するので、第1動作モードで動作する場合と比較して電池の長寿命化を図ることができる。また、通信装置10は、第1判断部21による判断、および第2判断部22による判断、言い換えると2段階の判断を経て動作モードを第2動作モードから第1動作モードへと移行している。そのため、例えばユーザが、誤って操作部12を操作して移行指示を入力するといった誤操作による動作モードの移行を防止することができる。なお、電池11の取り外しができないことは、必須の要件ではない。通信装置10は、電池11の取り外しが可能な場合であっても、上述した構成要件を備えることで、電池11の長寿命化を図ることができ、さらには誤操作による動作モードの移行を防止することができる。ただ、電池11の取り外しができない場合には、出荷時から電池11の電力を消費しているので、上述した構成要素を備えることで、電池11の取り外しができる場合と比較して、効果をより顕著に得ることができる。
ここで、処理部23は、操作部12で移行指示を受け付けたと第1判断部で判断された場合、前記通信部の動作状態を通信可能状態にして、通信部14が管理装置100へ信号(通信開始信号)を送信するように通信部14を制御する。第2判断部22は、通信開始信号が送信されてから所定時間内に通信開始信号に対する応答信号を通信部14が管理装置100から受信した場合には移行条件が成立したと判断する。第2判断部22は、所定時間内に応答信号を通信部14が外部装置から受信しなかった場合には移行条件が成立していないと判断する。処理部23は、移行条件が成立していないと第2判断部22で判断された場合、通信部14の動作を停止することが好ましい。
仮に、管理装置100と通信が可能な環境下でない状況で移行指示が受け付けられて動作モードを第2動作モードから第1動作モードに移行しても、管理装置100と通信をすることがないため、電池の消費は無駄な消費となる。そこで、この構成によると、通信装置10は、通信開始信号が送信されてから所定時間内に応答信号が受信された場合に移行条件が成立したと判断している。そのため、管理装置100と通信が可能な環境下でない状況で移行指示が受け付けられても、動作モードが第2動作モードから第1動作モードに移行することはない。これにより、通信装置10は、誤操作による第2動作モードから第1動作モードへの移行を防止し、電池の長寿命化を図ることができる。
ここで、本体部10Aは、火災を検知する火災検知部13を含む。処理部23は、移行条件が成立したと第2判断部22で判断された場合には、火災検知部13の動作状態を火災検知可能状態とすることが好ましい。
この構成によると、通信装置10は、2段階の判断を経て火災検知部13の動作状態を検知可能状態とするので、誤操作により火災検知部13の動作状態を検知可能状態とする可能性を低くすることができる。
ここで、通信部14は、動作モードが第1動作モードである場合に、第2動作モードへ移行する指示を表す移行メッセージを受信する。この場合、処理部23は、動作モードを第1動作モードから第2動作モードに移行することが好ましい。
この構成によると、通信装置10は、動作モードを第1動作モードから第2動作モードへ移行することができる。これにより、例えば引っ越し等により通信装置10を一時的に使用しない場合には、その間での電池の消費を抑えることができるので、電池の長寿命化を図ることができる。
ここで、処理部23は、操作部12が特定の操作を受け付けている間に、通信部14が移行メッセージを受信すると、動作モードを第1動作モードから第2動作モードに移行することが好ましい。
この構成によると、通信装置10は、特定の操作を受け付けている間でなければ特定の装置からメッセージを受信しても、動作モードを第1動作モードから第2動作モードへ移行しない。これにより、誤って移行メッセージが送信された場合であっても、動作モードを第1動作モードから第2動作モードへ移行することはない。そのため、通信装置10は、誤操作による動作モードの移行を防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、所定の移行条件が実施形態1とは異なる。ここでは、実施形態1と異なる点を中心に説明する。また、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の通信装置10の本体部10Aは、図5に示すように、実施形態1の本体部10Aの構成要素に加えて、さらに設置検知部16を備える。
本実施形態において、第1動作モードでは、操作部12および本体部10Aが電池11から電力供給を受けている。具体的には、火災検知部13、通信部14、制御部15および設置検知部16は電池11から電力供給を受けている。第2動作モードでは、操作部12および本体部10Aの一部が電池11から電力供給を受けている。具体的には、操作部12および制御部15が電池11から電力供給を受けている。本実施形態では、設置検知部16に電力が供給されている場合での設置検知部16の動作状態を設置検知可能状態といい、電力が供給されていない場合での設置検知部16の動作状態(設置検知部16の動作が停止している状態)を設置検知不可状態という。
設置検知部16は、例えば磁気検出回路であり、本体部10Aおよび処理部23を少なくとも収納している通信装置10の筐体が住宅の壁等に設置されたか否かを検知する。設置検知部16は、壁等の設置場所に設けられた、磁石を備えた取付台(ベース)の磁気を検知したか否かによって、通信装置10の筐体が設置されたか否かを検知する。設置検知部16は、第2動作モードで動作している状態で操作部12が移行指示を受け付けた場合に、処理部23の制御により起動され、動作状態が設置検知不可状態から設置検知可能状態へと変更される。
本実施形態の第2判断部22は、第1判断部21で移行指示を受け付けたと判断された場合に、所定時間内に第2動作モードから第1動作モードへ移行するための移行条件が成立するか否かを判断する。具体的には、第2判断部22は、処理部23の制御により設置検知部16が設置検知可能状態となってから所定時間内に通信装置10の筐体の設置を検知したか否かを判断する。第2判断部22は、設置検知部16が検知可能状態となってから所定時間内に通信装置10の筐体の設置を検知した場合には、移行条件が成立したと判断する。第2判断部22は、設置検知部16が検知可能状態となってから所定時間内に通信装置10の筐体が設置されたことを検知しなかった場合には、移行条件が成立しないと判断する。ここで、所定時間とは、例えば60秒である。ただし、この値は一例であって、この数値に限定する趣旨ではない。
処理部23は、操作部12で移行指示が受け付けられたと第1判断部21が判断した場合、設置検知部16の動作状態を設置検知不可状態から設置検知可能状態へと変更する。具体的には、処理部23は、電池11から設置検知部16への電力供給を開始して、設置検知部16を起動させる。
処理部23は、所定の移行条件が成立したと第2判断部22が判断した場合、本体部10Aの動作モードを第2動作モードから第1動作モードへ移行し、以降では第1動作モードで動作を制御する。具体的には、処理部23は、電池11から火災検知部13および通信部14への電力供給を開始することで、火災検知部13および通信部14を起動させる。操作部12、火災検知部13、通信部14、制御部15および設置検知部16は、電池11から電力供給を受けることになる。これにより、火災検知部13の動作状態が火災検知不可状態から火災検知可能状態へと変更される。
処理部23は、所定の移行条件が成立していないと第2判断部22が判断した場合、電池11から設置検知部16への電力供給を停止することで設置検知部16の動作を停止させ、引き続き本体部10Aを第2動作モードで動作させる。
次に、第2動作モードから第1動作モードへの移行に係る本実施形態の通信装置10の動作について、図6に示す流れ図を用いて説明する。
第1判断部21は、電池11から電力供給を受けて本体部10Aが第2動作モードで動作している状態で、操作部12が移行指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS20)。具体的には、第1判断部21は、操作部12の操作ボタンが長押しされたか否かを判断する。
操作部12が移行指示を受け付けていないと第1判断部21で判断された場合(ステップS20における「No」)、引き続き本体部10Aを第2動作モードで動作させ、処理は移行指示の受け付け待ちとなる。
操作部12が移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合(ステップS20における「Yes」)、第2判断部22は、所定時間内に通信装置10の筐体の設置を検知したか否かを判断する(ステップS21)。具体的には、第2判断部22は、設置検知部16の検知機能が起動してから所定時間内にベースが備える磁石の磁気を検知したか否かを判断する。このとき、処理部23は、設置検知部16の動作状態を設置検知不可状態から設置検知可能状態へと変更している。
通信装置10の筐体が設置されたことを検知したと第2判断部22で判断された場合(ステップS21における「Yes」)、処理部23は、動作モードを第2動作モードから第1動作モードに移行する(ステップS22)。具体的には、第2判断部22は、設置検知部16が設置検知可能状態となってから所定時間内にベースが備える磁石の磁気を検知した場合に、通信装置10の筐体が設置されたことを検知した(移行条件が成立した)と判断する。
通信装置10の筐体が設置されたことを検知しないと第2判断部22で判断された場合(ステップS21における「No」)、処理部23は、第2動作モードを維持する(ステップS23)。具体的には、第2判断部22は、設置検知部16が設置検知可能状態となってから所定時間内にベースが備える磁石の磁気を検知しない場合に、通信装置10の筐体が設置されたことを検知しない(移行条件が成立していない)と判断する。この場合、処理部23は、設置検知部16の動作状態を設置検知可能状態から設置検知不可状態へと変更している。具体的には、処理部23は、設置検知部16への電池11からの電力供給を停止する。また、処理は、移行指示の受け付け待ちとなる。
以上説明したように、本実施形態の通信装置10においては、本体部10Aは、本体部10Aおよび処理部23を少なくとも収納する筐体が設置されたか否かを検知する設置検知部16を含む。処理部23は、操作部12が移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合、設置検知部16の動作状態を設置検知可能状態にする。第2判断部22は、設置検知部16が設置検知可能状態となってから所定時間内に筐体の設置を設置検知部16が検知した場合には移行条件が成立したと判断する。第2判断部22は、所定時間内に筐体の設置を設置検知部16が検知しなかった場合には移行条件は成立していないと判断する。処理部23は、移行条件が成立していないと第2判断部22で判断された場合、設置検知部16の動作を停止することが好ましい。
通信装置10は、住宅内の壁等に固定(設置)された状態で使用される。そこで、この構成によると、通信装置10は、設置検知部16が設置検知可能状態となってから所定時間内に設置の完了を検知した場合に移行条件が成立したと判断している。そのため、通信装置10を利用する意思がない状態(通信装置10を設置する意思がない状態)で移行指示が受け付けられても、動作モードが第2動作モードから第1動作モードに移行することはない。これにより、通信装置10は、誤操作による動作モードの移行を防止し、電池の長寿命化を図ることができる。
(実施形態3)
実施形態2では、第2判断部22は、設置検知部16の検知結果により、移行条件が成立したか否かを判断した。本実施形態では、第2判断部22は、実施形態1で説明した通信が成功したか否かの結果と、実施形態2で説明した設置検知部16の検知結果とに応じて、移行条件が成立したか否かを判断する。なお、以下の説明において、実施形態2と異なる点を中心に説明する。また、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。また、以下の説明において、実施形態1と同様に、通信部14に電力が供給されている場合での通信部14の動作状態を通信可能状態といい、電力が供給されていない場合での通信部14の動作状態を通信不可状態という。
本実施形態の処理部23は、第1判断部21で移行指示を受け付けたと判断された場合に、通信部14の動作状態を通信不可状態から通信可能状態とし、設置検知部16の動作状態を検知不可状態から検知可能状態へと、それぞれ変更する。具体的には、処理部23は、通信部14および設置検知部16への電池11からの電力供給を開始し、通信部14および設置検知部16を起動させる。
第2判断部22は、所定時間(第1の所定時間)内に管理装置100との通信が成功したか否かの判断、および所定時間(第2の所定時間)内に通信装置10が設置されたか否かの判断を行う。ここで、第1の所定時間は、例えば30秒であり、第2の所定時間は、例えば60秒である。ただし、これらの値は一例であって、これらの数値に限定する趣旨ではない。
第1の所定時間内に通信が成功し、かつ第2の所定時間内に通信装置10の設置が検知された場合には、処理部23は、第2動作モードから第1動作モードへ移行し、以降では第1動作モードで動作を制御する。具体的には、処理部23は、火災検知部13への電池11からの電力供給を開始することで、火災検知部13を起動させる。火災検知部13、操作部12、通信部14、制御部15および設置検知部16において、電池11からの電力が供給されることになる。これにより、火災検知部13の動作状態が火災検知不可状態から火災検知可能状態へと変更される。
第1の所定時間内に通信が成功しない場合、または第2の所定時間内に通信装置10の設置が検知されない場合には、処理部23は、通信部14および設置検知部16の動作を停止して、引き続き本体部10Aを第2動作モードで動作させる。具体的には、処理部23は、通信部14および設置検知部16への電池11からの電力供給を停止することで、通信部14および設置検知部16の動作を停止する。
この場合における通信装置10の動作について、図7を用いて説明する。
第1判断部21は、電池11からの電力供給を受けて第2動作モードで動作している状態で、操作部12が移行指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS30)。具体的には、第1判断部21は、操作部12の操作ボタンが長押しされたか否かを判断する。
操作部12が移行指示を受け付けていないと第1判断部21で判断された場合(ステップS30における「No」)、処理部23は引き続き本体部10Aを第2動作モードで動作させ、処理は移行指示の受け付け待ちとなる。
操作部12が移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合(ステップS30における「Yes」)、第2判断部22は、第1の所定時間内に通信が成功したか否かを判断する(ステップS31)。具体的には、第2判断部22は、通信部14が通信開始信号を管理装置100へ送信した後、第1の所定時間内に通信部14が応答信号を受信したか否かを判断する。このとき、処理部23は、通信部14の動作状態を通信不可状態から通信可能状態へと変更し、通信開始信号を管理装置100に送信するよう通信部14を制御している。
通信が成功したと判断した場合(ステップS31における「Yes」)、第2判断部22は、第2の所定時間内に通信装置10の筐体の設置を設置検知部16が検知したか否かを判断する(ステップS32)。具体的には、第2判断部22は、設置検知部16が設置検知可能状態となってから第2の所定時間内にベースが備える磁石の磁気を検知したか否かを判断する。なお、通信が成功したと第2判断部が判断した場合に、処理部23が、設置検知部16の動作状態を検知不可状態から検知可能状態へと変更している。
設置検知部16が通信装置10の筐体の設置を検知したと第2判断部22で判断された場合(ステップS32における「Yes」)、処理部23は、動作モードを第2動作モードから第1動作モードに移行する(ステップS33)。
通信が成功しないと第2判断部22で判断された場合(ステップS31における「No」)、処理部23は、第2動作モードを維持する(ステップS34)。また、通信装置10の設置を検知しないと第2判断部22で判断された場合も(ステップS32における「No」)、処理部23は、第2動作モードを維持する(ステップS34)。この場合、処理部23は、通信部14の動作状態を通信可能状態から通信不可状態へと変更し、設置検知部16の動作状態を検知可能状態から検知不可状態へと変更する。具体的には、処理部23は、通信部14および設置検知部16への電池11からの電力供給を停止する。また、処理は、移行指示の受け付け待ちとなる。
なお、図7で示す通信装置10の動作では、第2判断部22は、通信が成功したか否かの判断の後、設置完了の判断を行ったが、これに限定されない。判断の順序は逆であってもよい。
また、本実施形態において、通信が成功した場合に、設置検知部16を設置検知可能状態としたが、これに限定されない。設置検知部16を設置検知可能状態とするタイミングは第1判断部21で移行指示を受け付けたと判断された以降であって第2判断部22が判断を行う前であればそのタイミングが問わない。
以上説明したように、本実施形態の通信装置10においては、本体部10Aは、本体部10Aおよび処理部23を少なくとも収納する筐体が設置されたか否かを検知する設置検知部16を含む。処理部23は、操作部12が移行指示を受け付けたと第1判断部21で判断された場合、通信部14の動作状態を通信可能状態にして、通信部14が管理装置100(外部装置)へ信号(通信開始信号)を送信するように通信部14を制御する。さらに、処理部23は、設置検知部16の動作状態を設置検知可能状態にする。第2判断部22は、信号が送信されてから第1の所定時間内に当該信号に対する応答信号を通信部14が管理装置100から受信し、かつ設置検知部16が設置検知可能状態となってから第2の所定時間内に筐体の設置を設置検知部16が検知した場合には移行条件が成立したと判断する。第2判断部22は、第1の所定時間内に応答信号を通信部14が管理装置100から受信しない、または第2の所定時間内に筐体の設置を設置検知部16が検知しなかった場合には移行条件が成立していないと判断する。処理部23は、移行条件が成立していないと第2判断部22で判断された場合、通信部14の動作および設置検知部16の動作を停止することが好ましい。
通信装置10は、住宅内の壁等に固定(設置)された状態で使用される。また、仮に、管理装置100と通信が可能な環境下でない状況で移行指示が受け付けられて動作モードを第2動作モードから第1動作モードに移行しても、管理装置100と通信をすることがないため、電池の消費は無駄な消費となる。そこで、この構成によると、通信装置10は、通信開始信号が送信されてから第1の所定時間内に応答信号が受信され、設置検知部16が検知可能状態となってから第2の所定時間内に設置の完了を検知した場合に移行条件が成立したと判断している。そのため、管理装置100と通信が可能な環境下でない状況で移行指示が受け付けられても、動作モードが第2動作モードから第1動作モードに移行することはない。さらに、通信装置10を利用する意思がない状態(通信装置10を設置する意思がない状態)で移行指示が受け付けられても、動作モードが第2動作モードから第1動作モードに移行することはない。したがって、通信装置10は、誤操作による動作モードの移行を防止し、電池の長寿命化を図ることができる。
10 通信装置
10A 本体部
11 電池
12 操作部
13 火災検知部
14 通信部
16 設置検知部
21 第1判断部
22 第2判断部
23 処理部
100 管理装置(外部装置)

Claims (7)

  1. 通信部を含み、電池から電力供給を受けて動作する本体部と、
    操作部と、
    検知対象の検知が可能な状態であって通常動作を行う第1動作モードと、前記検知対象の検知が不可である状態であって前記第1動作モードより消費電力の小さい待機動作を行う第2動作モードとのいずれかの動作モードで前記本体部の動作を制御する処理部と、
    前記動作モードが前記第2動作モードである場合に、前記操作部が前記第1動作モードへの移行指示を受け付けたか否かを判断する第1判断部と、
    前記移行指示を受け付けたと前記第1判断部で判断された場合に、動作モードを前記第2動作モードから前記第1動作モードへ移行するための移行条件が成立するか否かを判断する第2判断部とを備え、
    前記処理部は、前記移行条件が成立したと前記第2判断部で判断された場合には、前記動作モードを前記第2動作モードから前記第1動作モードへ移行する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記処理部は、前記操作部が前記移行指示を受け付けたと前記第1判断部で判断された場合、前記通信部の動作状態を通信可能状態にして、前記通信部が外部装置へ信号を送信するように前記通信部を制御し、
    前記第2判断部は、前記信号が送信されてから所定時間内に前記信号に対する応答信号を前記通信部が前記外部装置から受信した場合には前記移行条件が成立したと判断し、前記所定時間内に前記応答信号を前記通信部が前記外部装置から受信しなかった場合には前記移行条件が成立していないと判断し、
    前記処理部は、前記移行条件が成立していないと前記第2判断部で判断された場合、前記通信部の動作を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記本体部は、前記本体部および前記処理部を少なくとも収納する筐体が設置されたか否かを検知する設置検知部を含み、
    前記処理部は、前記操作部が前記移行指示を受け付けたと前記第1判断部で判断された場合、前記設置検知部の動作状態を設置検知可能状態にし、
    前記第2判断部は、前記設置検知部が前記設置検知可能状態となってから所定時間内に前記筐体の設置を前記設置検知部が検知した場合には前記移行条件が成立したと判断し、前記所定時間内に前記筐体の設置を前記設置検知部が検知しなかった場合には前記移行条件は成立していないと判断し、
    前記処理部は、前記移行条件が成立していないと前記第2判断部で判断された場合、前記設置検知部の動作を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記本体部は、前記本体部および前記処理部を少なくとも収納する筐体が設置されたか否かを検知する設置検知部を含み、
    前記処理部は、前記操作部が前記移行指示を受け付けたと前記第1判断部で判断された場合、前記通信部の動作状態を通信可能状態にして、前記通信部が外部装置へ信号を送信するように前記通信部を制御し、かつ前記設置検知部の動作状態を設置検知可能状態にし、
    前記第2判断部は、前記信号が送信されてから第1の所定時間内に前記信号に対する応答信号を前記通信部が前記外部装置から受信し、かつ前記設置検知部が前記設置検知可能状態となってから第2の所定時間内に前記筐体の設置を前記設置検知部が検知した場合には前記移行条件が成立したと判断し、第1の所定時間内に前記応答信号を前記通信部が前記外部装置から受信しない、または第2の所定時間内に前記筐体の設置を前記設置検知部が検知しなかった場合には前記移行条件が成立していないと判断し、
    前記処理部は、前記移行条件が成立していないと前記第2判断部で判断された場合、前記通信部の動作および前記設置検知部の動作を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記本体部は、火災を検知する火災検知部を含み、
    前記処理部は、前記移行条件が成立したと前記第2判断部で判断された場合には、前記火災検知部の動作状態を火災検知可能状態とする
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信部は、前記動作モードが前記第1動作モードである場合に、前記第2動作モードへ移行する指示を表す移行メッセージを受信すると、
    前記処理部は、動作モードを前記第1動作モードから前記第2動作モードに移行する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記処理部は、前記操作部が特定の操作を受け付けている間に、前記通信部が前記移行メッセージを受信すると、前記動作モードを前記第1動作モードから前記第2動作モードに移行する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
JP2015152100A 2015-07-31 2015-07-31 通信装置 Active JP6562347B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015152100A JP6562347B2 (ja) 2015-07-31 2015-07-31 通信装置
PCT/JP2016/003467 WO2017022210A1 (ja) 2015-07-31 2016-07-27 通信装置
EP16832493.7A EP3330936B1 (en) 2015-07-31 2016-07-27 Communication device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015152100A JP6562347B2 (ja) 2015-07-31 2015-07-31 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017033259A JP2017033259A (ja) 2017-02-09
JP6562347B2 true JP6562347B2 (ja) 2019-08-21

Family

ID=57942670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015152100A Active JP6562347B2 (ja) 2015-07-31 2015-07-31 通信装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3330936B1 (ja)
JP (1) JP6562347B2 (ja)
WO (1) WO2017022210A1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09128665A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Secom Co Ltd 検出器
GB2336455B (en) * 1998-04-16 2001-08-15 Apollo Fire Detectors Ltd Detecting device and an alarm system
AUPQ553800A0 (en) * 2000-02-10 2000-03-02 Cole, Martin Terence Improvements relating to smoke detectors particularily duct monitored smoke detectors
US6433700B1 (en) * 2001-02-15 2002-08-13 Wojciech Marek Malewski Multiuse on/off switch for hazard detector
JP5766503B2 (ja) * 2011-05-13 2015-08-19 富士通テレコムネットワークス株式会社 無線管理システム、無線端末装置および伝送管理方法
US8760274B2 (en) * 2011-12-07 2014-06-24 Spireon, Inc. System for communicating between a trailer tracking device, a truck tracking device, and a central monitoring station
CH706102A1 (de) * 2012-02-09 2013-08-15 Reichle & De Massari Fa Vorrichtung zum Überwachen einer Verteilstelle.
JP2013171561A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Hochiki Corp 警報器
US9858784B2 (en) * 2014-09-29 2018-01-02 Roost, Inc. Battery-powered device having a battery and loud sound detector using passive sensing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017033259A (ja) 2017-02-09
EP3330936A4 (en) 2018-08-08
EP3330936A1 (en) 2018-06-06
WO2017022210A1 (ja) 2017-02-09
EP3330936B1 (en) 2024-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5213672B2 (ja) 警報システム及び警報器
JP2019050495A (ja) 監視システム、監視機器、サーバ、および監視方法
CN103477328B (zh) 终端设备、控制设备、故障判断系统以及故障判断方法
CN104868607A (zh) 供电装置及供电方法
JP2015029248A (ja) 機器登録装置および機器登録方法
KR101708992B1 (ko) 가전기기 진단시스템 및 그 진단방법
JP4217602B2 (ja) 通信アダプタおよびこれに接続された電気機器
KR101718222B1 (ko) 가전기기 진단시스템 및 그 진단방법
JP2010134623A (ja) 警報システム
US9801264B2 (en) Illumination apparatus and method for controlling the same
JP6562347B2 (ja) 通信装置
JP6184267B2 (ja) 無線通信システム及び無線コントローラ
JP2011003053A (ja) 端末装置、設定報知システム、報知方法
JP2011151700A (ja) 無線センサーネットワークシステム
JP5377375B2 (ja) 火災警報用装置及び火災警報システム
JP2011209837A (ja) 無線式警報システム
JP5723645B2 (ja) 移報出力器
JP2008108058A (ja) 無線式警報器、無線通報機、及びセンタ装置
JP2009193317A (ja) 電子機器
JP6161471B2 (ja) 無線通信システム及び無線コントローラ
US20080297742A1 (en) Projector apparatus
KR20150102262A (ko) 무선 단말기 기반의 조명 제어 시스템 및 조명 제어 방법
JP2014179199A (ja) 燃料電池制御システム、燃料電池制御装置及び燃料電池制御方法
JP2006352546A (ja) センサーモジュールおよび管理システム
JP6150693B2 (ja) 無線通信システム及び無線コントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190712

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6562347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151