JP6551225B2 - 高周波焼入れ歯車 - Google Patents
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Description
このような状況の中、高周波焼入れ処理による歯車等の部品やその素材の疲労強度向上の手段の一つとして、旧オーステナイト粒径を微細化する技術が提案されている。
また特許文献2では、高周波焼入れ前に、1回の加工量が30%以上である大歪加工を未再結晶域で2回以上行う温間加工を実施するとともに、V炭窒化物でオーステナイト結晶粒界をピンニングし、部品表面の旧オーステナイト結晶粒度を14番以上にすることで疲労強度を高める技術が記載されている。
しかしながら、これら技術はあらゆる形状の歯車に対して安定的に疲労強度を高めることができるとは言えない。
C :0.45〜0.75%、
Si:0.70〜2.00%、
Mn:0.30〜2.00%、
P :0.0001〜0.0500%、
S :0.001〜0.050%、
Cr:0.01〜1.00%、
Al:0.001〜0.200%、
N:0.002〜0.020%
を含有し、残部がFe及び不純物からなり、
高周波焼入れ部において、組織が面積率で90%以上の焼戻しマルテンサイトを含み、旧オーステナイト粒度番号が13.5番以上であり、円相当径が0.10〜0.30μmの鉄系炭化物の存在密度が0.25個/μm2以上、0.80個/μm2以下であることを特徴とする高周波焼入れ歯車。
(2)前記化学成分が、さらに、質量%で、
V:0.30%未満(0%を含まない)、
Ti:0.20%未満(0%を含まない)、
Nb:0.10%未満(0%を含まない)、
Mo:0.15%未満(0%を含まない)、
B:0.0005〜0.0050%、
Ca:0.005%未満(0%を含まない)、
Ni:1.0%未満(0%を含まない)、
Cu:0.5%未満(0%を含まない)
のうちの1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記(1)に記載の高周波焼入れ歯車。
先ず、本実施形態における高周波焼入れ歯車の素材である鋼の成分組成の限定理由について説明する。以下、「%」は、「質量%」を意味する。
Cは、鋼の強度と、高周波焼入れ後の表面硬さを確保するために重要な元素である。十分な強度を得るためには、下限は0.45%とした。一方、Cの添加量が0.75%よりも多いと、高周波焼入れ後の表面硬さは上昇するが、靭性は顕著に低下するため、かえって疲労強度は顕著に低下する。したがって、上限は0.75%とした。C含有量は、好ましくは0.70%以下であり、より好ましくは0.65%以下であり、さらに好ましくは0.60%以下である。
Siは焼戻し時に析出するε炭化物から比較的粗大なセメンタイトへの遷移を抑制し、低温焼戻しマルテンサイト鋼の焼戻し軟化抵抗を顕著に増加する。これによって疲労強度が向上する。このような効果を十分得るために、下限は0.70%とした。一方、Siを過剰に添加すれば、靭性は顕著に低下するため、かえって疲労強度が低下する。そのため上限は2.00%とした。Si含有量は、好ましくは0.80〜1.50%とする。
Mnは鋼の焼入れ性を高める効果があるので高周波焼入れ時にマルテンサイト組織を得るために有効である。この効果を十分得るためには、Mnを0.30%以上添加する必要がある。一方、2.00%を超える多量のMnを添加すれば、靭性は顕著に低下するため、かえって疲労強度が低下する。Mn含有量は、好ましくは1.50%以下であり、より好ましくは1.00%以下である。
Pは鋼中に不可避的不純物として通常0.0001%以上は含まれているため、下限を0.0001%とする。またPを添加したとしても、Pは旧オーステナイト粒界等に偏析し、鋼を顕著に脆化させて、疲労強度を著しく低下させるため、上限は0.0500%とした。P含有量はできるだけ低減することが望ましく、好ましくは0.0300%以下であり、より好ましくは0.0200%以下、さらに好ましくは0.0150%以下である。
SはMnと結合してMnSを形成し、添加量を増加するほど被削性を向上させる効果がある。この効果を十分得るためには、0.001%以上添加する必要がある。一方、0.050%を超えて添加するとMnSがき裂の伝播経路となることによって靭性や疲労強度が低下する。したがって、Sの含有量は0.001〜0.050%とする。S量の好適な範囲は0.010〜0.030%である。
Crは焼入れ性を向上するとともに、熱処理後の軟化を抑制する効果がある。この効果を十分得るためには、Cr添加量は0.01%以上とした。しかしながら、Crは鉄系炭化物中に固溶して炭化物を安定化させるため、過剰のCr添加は、必要以上に未溶解鉄炭化物を増加させてしまい、その結果、強度や靭性を低下させるため、かえって疲労強度を低下させる。これらの観点から、Cr量の上限は1.00%とした。好ましくは0.10〜0.80%である。
Alは鋼の脱酸に有効な元素である。しかし、0.200%を超えて添加するとその効果は飽和し、むしろ成分コストの増大を招く。したがって、Alの添加量は0.200%以下とする。なお、上記のAlの効果はその量が0.001%未満であると発現しない。Al量の好適な範囲0.01〜0.15%である。
Nは鋼中に含まれるAlと窒化物を形成する元素であり、ピンニングによって旧オーステナイト粒を微細化する効果がある。この効果を得るためには、下限を0.002%とした。一方、Nを過剰に添加すれば、1000℃以上の高温域における延性が低下し、連続鋳造、圧延時の歩留まり低下の原因になる。このため、N量を0.020%未満に制限する必要がある。N量の好適な範囲は0.003〜0.010%であり、さらに好ましくは0.004〜0.006%である。
Vは必要に応じて添加可能な任意成分である。Vは鋼中でN,Cと結合して炭窒化物を形成し、炭窒化物がオーステナイト結晶粒界をピンニングすることで粒成長を抑制することによって組織の粗大化を防止する働きがある。この効果を得るためには、Vを0.30%未満添加してもよい。一方、Vを0.30%以上添加すると素材硬さの上昇を通じて靭性が顕著に低下する。V量の好適な範囲は0.005〜0.100%であり、さらに好ましくは0.010〜0.050%である。
Tiは必要に応じて添加可能な任意成分である。Tiは鋼中でN,Cと結合して炭窒化物を形成し、炭窒化物がオーステナイト結晶粒界をピンニングすることで粒成長を抑制することによって組織の粗大化を防止する働きがある。この効果を得るためには、Tiを0.20%未満添加してもよい。一方、Tiを0.20%以上添加すると素材硬さの上昇を通じて靭性が顕著に低下する。Ti量の好適な範囲は0.005〜0.100%であり、さらに好ましくは0.010〜0.050%である。
Nbは必要に応じて添加可能な任意成分である。Nbは鋼中でN,Cと結合して炭窒化物を形成し、炭窒化物がオーステナイト結晶粒界をピンニングすることで粒成長を抑制することによって組織の粗大化を防止する働きがある。この効果を得るためには、Vを0.10%未満添加してもよい。一方、Nbを0.10%以上添加すると素材硬さの上昇を通じて靭性が顕著に低下する。Nb量の好適な範囲は0.005〜0.050%である。
Moは必要に応じて添加可能な任意成分である。Moは鋼中でN,Cと結合して炭窒化物を形成し、炭窒化物がオーステナイト結晶粒界をピンニングすることで粒成長を抑制することによって組織の粗大化を防止する働きがある。この効果を得るためには、Moを0.15%未満添加してもよい。一方、Moを0.15%以上添加すると素材硬さの上昇を通じて靭性が顕著に低下する。Mo量の好適な範囲は0.005〜0.100%であり、さらに好ましくは0.010〜0.050%である。
Bは必要に応じて添加可能な任意成分である。Bはオーステナイト中に固溶している状態において、微量で鋼の焼入れ性を大きく高める効果があるため、高周波焼入れ時にマルテンサイト組織を得るために有効な元素である。この効果を得るために、本発明では0.0005%以上のBを添加してもよい。一方、0.0050%を超えて添加しても効果が飽和する。したがって、Bを添加する場合、B量を0.0005〜0.0050%の範囲にする。B量の好適な範囲は0.0010〜0.0030%であり、さらに好ましくは0.0015〜0.0025%である。なお、Bを添加する場合には、固溶Bを安定的に確保するため、Nを固定するTiやAlを同時に適量添加することが好ましい。
Caは必要に応じて添加可能な任意成分である。CaはMnSの形態制御により疲労強度や靭性を向上する効果がある。さらに切削時の切削工具表面における保護膜形成を通じて鋼の被削性を向上する働きがある。この効果を得るためには、0.005%未満添加してもよい。一方、0.005%以上添加すると、粗大な酸化物や硫化物を形成して部品の疲労強度に悪影響を与える場合がある。したがって、Caを添加する場合、添加量は0.005%未満の範囲にする。Ca量の好適な範囲は0.0005〜0.0020%である。
Niは必要に応じて添加可能な任意成分である。Niは鋼の焼入れ性を高める効果があるので高周波焼入れ時にマルテンサイト組織を得るために有効な元素である。この効果を得るために、Niを1.0%未満添加してもよい。一方、Niを1.0%以上添加すると添加コストが課題となり、工業生産上望ましくない。したがって、Niを添加する場合は添加量を1.0%未満の範囲にする。Niの好適な範囲は0.02〜0.80%であり、さらに好ましくは0.10〜0.40%である。
Cuは必要に応じて添加可能な任意成分である。Cuは鋼の焼入れ性を高める効果があるので、高周波焼入れ時にマルテンサイト組織を得るために有効である。この効果を得るためには、Cuを0.5%未満添加してもよい。一方、Cuを0.5%以上添加すると1000℃以上の高温域における延性が低下し、連続鋳造、圧延時の歩留まり低下の原因になる。したがって、Cuを添加する場合は添加量を0.5%未満の範囲にする。Cuの好適な範囲は0.02〜0.40%であり、さらに好ましくは0.10〜0.30%である。なお、高温域の延性を改善するために、Cuを添加する場合にはCu添加量の1/2以上の量のNiを同時に添加することが望ましい。
ここで、本実施形態における「高周波焼入れ部」とは、高周波焼入れによって得られるマルテンサイト組織等から構成される硬化層の生成領域(高周波焼入領域、高周波焼入硬化層ともいう)であり、高周波焼入れの条件を制御することによって、その深さを調整できる。つまり、高周波焼入れの条件が異なれば高周波焼入れ部の厚みも異なるが、通常、高周波焼入れによって少なくとも最表面から50μm深さまでは硬化層が生成されることが一般的であるため、本実施形態では、高周波焼入れ部の組織や結晶粒度等は、歯車の最表面から50μm深さ位置で測定したものとする。
高周波焼入れ部の金属組織が焼戻しマルテンサイトを主体とする組織であれば、疲労強度の向上を図ることが可能となる。ここで、焼戻しマルテンサイト以外の相(残部組織)としては、フェライト、パーライトまたは残留オーステナイト等があるが、高周波焼入れ部において、これらの残部組織の合計面積率が大きくなれば、疲労強度は低下し、逆にこれら残部組織が少なければ少ないほど疲労強度が上昇する。
高周波焼入れ部における旧オーステナイト粒の微細化に伴って、マルテンサイトブロックのサイズが微細化され、これにより粒界が強化され、疲労強度が向上する。これらの効果は高周波焼入れ部において旧オーステナイト粒度番号が13.5番以上となるように微細化することによって、特に大きくなる。そこで高周波焼入れ部における旧オーステナイト粒度番号を13.5番以上と規定した。好ましくは、旧オーステナイト粒度番号は14.0番以上であり、より好ましくは14.5番以上である。
旧オーステナイト粒を微細化するためには、析出物によるピンニングによってマルテンサイト変態前のオーステナイトの粒成長を抑制することが有効である。高周波焼入れ部における旧オーステナイト粒度番号が13.5番以上となるように変態前のオーステナイトを微細化し、しかも靭性を損なわないようにするためには、円相当径が0.10〜0.30μmの範囲内の析出物が、0.25個/μm2以上、0.80個/μm2以下の密度で分散して存在していることが有効である。
また当該低温焼戻し処理後に、さらにショットピーニング処理を行ってもよい。ショットピーニング処理によって導入される歯車表層の圧縮残留応力の増加は疲労き裂の発生、進展を抑制するため、本発明の高周波焼入れ歯車の疲労強度をさらに向上させることができる。ショットピーニング処理は、直径が0.7mm以下のショット粒を用い、アークハイトが0.4mm以上の条件で行うことが望ましい。
その後、棒鋼から機械加工により、大径部(試験部)φ26mmのローラーピッチング試験片を作製した。また、12mm×14mm角、長さ59mmで、中央に10mmRの半円の切欠付きのシャルピー衝撃試験片を作製した。さらにφ14mm、長さ60mmの丸棒試験片を作製した。
ローラーピッチング試験は、大ローラー:SCM420浸炭品・クラウニング300R,回転数:1500rpm、潤滑油:トランスミッション油、油温:80℃、すべり率:−40%で最大1000万回の条件で行い、S−N線図を作成してローラーピッチング疲労限を求めた。ローラーピッチング疲労限が2400MPa(SCM420浸炭品相当)に達しないものは疲労強度が劣ると判断した。
シャルピー衝撃試験はJISに基づいて室温で繰り返し5回実施し、平均値をシャルピー衝撃値とした。シャルピー衝撃値が40J/cm2(SNCM815浸炭品相当)に達しないものは靭性が劣ると判断した。
その後、高周波焼入れ部の組織を観察した。ナイタール腐食液で腐食を行い、走査型電子顕微鏡にて10000倍で組織写真を10枚撮影し、円相当径が0.10〜0.50μmの鉄系炭化物の存在密度を画像解析(Luzex)によって求めた。
また光学顕微鏡にて1000倍で組織写真を5枚撮影し、マルテンサイト組織の面積率を画像解析(Luzex)によって求めた。
旧オーステナイト粒度は、JIS G 0551に準拠してピクリン酸飽和水溶液で腐食を行い、旧オーステナイト粒界を現出して、光学顕微鏡にて観察し測定した。
比較例25〜29は、高周波焼入れ用素材の鋼成分のC、Si、Mn、V、Mo量が過剰であるため、シャルピー衝撃値が低くなり、その結果ローラーピッチング疲労限が低い。
比較例No.30〜32は、旧オーステナイト粒度や鉄系炭化物の存在密度は、本発明の規定の範囲を満足しているが、焼入れ液を無撹拌としたため、焼戻しマルテンサイトの面積率が90%未満となり、表層硬さやシャルピー衝撃値が低くなり、ローラーピッチング疲労限が低い。
比較例No.33〜35は、焼戻しマルテンサイトの面積率が本発明の規定の範囲を満足しているが、高周波焼入れ前の加熱温度が高すぎてしまったため、旧オーステナイト粒度番号が13.5未満で、円相当径が0.10〜0.30μmの鉄系炭化物の存在密度が0.25個/μm2未満となり、シャルピー衝撃値が低くなり、ローラーピッチング疲労限が低い。
比較例No.36〜38は、焼戻しマルテンサイトの面積率、旧オーステナイト粒度は本発明の規定の範囲を満足しているが、高周波焼入れ前の加熱温度が低すぎてしまったため、円相当径が0.10〜0.30μmの鉄系炭化物の存在密度が0.80個/μm2超であるため、シャルピー衝撃値が低くなり、ローラーピッチング疲労限が低い。
Claims (2)
- 化学成分が、質量%で、
C:0.45〜0.75%、
Si:0.70〜2.00%、
Mn:0.30〜2.00%、
P:0.0001〜0.0500%、
S:0.001〜0.050%、
Cr:0.01〜1.00%、
Al:0.001〜0.200%、
N:0.002〜0.020%
を含有し、残部がFe及び不純物からなり、
高周波焼入れ部において、組織が面積率で90%以上の焼戻しマルテンサイトを含み、旧オーステナイト粒度番号が13.5番以上であり、円相当径が0.10〜0.30μmの鉄系炭化物の存在密度が0.25個/μm2以上、0.80個/μm2以下であることを特徴とする高周波焼入れ歯車。 - 前記化学成分が、さらに、質量%で、
V:0.30%未満(0%を含まない)、
Ti:0.20%未満(0%を含まない)、
Nb:0.10%未満(0%を含まない)、
Mo:0.15%未満(0%を含まない)、
B:0.0005〜0.0050%、
Ca:0.005%未満(0%を含まない)、
Ni:1.0%未満(0%を含まない)、
Cu:0.5%未満(0%を含まない)
のうちの1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の高周波焼入れ歯車。
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