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JP6541956B2 - 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機 - Google Patents

遠心圧縮機およびそれを備えた過給機 Download PDF

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JP6541956B2 JP2014212793A JP2014212793A JP6541956B2 JP 6541956 B2 JP6541956 B2 JP 6541956B2 JP 2014212793 A JP2014212793 A JP 2014212793A JP 2014212793 A JP2014212793 A JP 2014212793A JP 6541956 B2 JP6541956 B2 JP 6541956B2
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Description

本発明は、遠心圧縮機およびそれを備えた過給機に関する。
従来、船舶等に用いられる内燃機関に供給する空気を大気圧以上に高める過給機の圧縮機として、遠心圧縮機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。遠心圧縮機は、ロータ軸に取り付けられる羽根車と、羽根車を収容する案内筒と、案内筒から吐出される圧縮空気が流入するスクロール部とを備えている。遠心圧縮機は、取込口から軸線方向に流入する空気を圧縮しつつ軸線方向から傾斜した方向に案内して吐出口から圧縮空気を吐出する。
遠心圧縮機においては、高速回転による遠心力の影響によって、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落する不具合が発生する可能性がある。特許文献2には、羽根車(コンプレッサインペラー)の全部または一部が遠心力で外方に飛散した場合でも飛散した羽根車によって潤滑油が漏れ出さないように、潤滑油を収容するタンクを保護する衝撃吸収隔壁を設けた遠心圧縮機が開示されている。
特開2011−117417号公報 特開2001−132465号公報
特許文献2に開示された遠心圧縮機では、高速回転による遠心力の影響によって羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落する不具合が発生する場合に、潤滑油を収容するタンクが保護される。
しかしながら、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落してロータ軸の軸線方向に直交する径方向に飛散する場合、破断あるいは脱落した羽根車の全部または一部(以下、破断部材という。)が外側に位置する案内筒を破損させて外部に飛散する可能性がある。また、破断部材が案内筒と衝突することによって遠心圧縮機の一部に隙間(口開き)が生じ、その隙間から破断部材が外部に飛散する可能性がある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落してロータ軸の軸線方向に直交する径方向に飛散する場合に、破断部材が外部に飛散する不具合を抑制することが可能な遠心圧縮機およびそれを備えた過給機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を採用する。
本発明に係る遠心圧縮機は、ロータ軸に取り付けられるとともに取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車と、該羽根車を収容する案内筒と、該案内筒よりも外周側に配置されるとともに前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入するスクロール部と、前記吐出口の下流側に配置されたディフューザと、前記案内筒よりも前記ロータ軸の軸線方向に直交する径方向の外周側かつ前記スクロール部よりも該径方向の内周側に前記ロータ軸と同軸に配置される円筒状部材と、前記ロータ軸の軸線回りに前記羽根車を取り囲むように前記案内筒の前記吐出口側と前記スクロール部との連結位置に取り付けられ、前記ディフューザの上流側端の前記径方向の内周側に配置される環状部材とを備え、前記円筒状部材の前記吐出口側の端部と前記環状部材の前記取込口側の端部とが、前記径方向で重なり合うとともに前記径方向に近接した位置に配置されている。
本発明に係る遠心圧縮機の羽根車は、取込口側よりも吐出口側の方が羽根の外径が大きくなっている。したがって、羽根車の重心は吐出口側に位置することになる。そして、案内筒の吐出口側とスクロール部との連結位置は、軸線において羽根車の重心に対応する位置(以下、重心位置という。)あるいは重心位置近傍となる。
重心位置あるいは重心位置近傍において、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落した際は、その破断あるいは脱落した部分は重量が大きく、軸線方向に直交する径方向に飛散するときの衝撃力は大きいものとなる。
そこで、本発明に係る遠心圧縮機では、案内筒の吐出口側とスクロール部との連結位置に環状部材を設け、羽根車の重心位置から軸線方向に直交する径方向に破断部材が飛散する場合にも、破断部材が衝突するように配置した。破断部材の衝突によって案内筒が脆性破壊してしまう場合であっても、環状部材への衝突では脆性破壊に至らずに塑性変形することにとどまる。よって、破断部材が外部に飛散する不具合を抑制することができる。
また、本発明に係る遠心圧縮機では、案内筒よりも径方向の外周側かつスクロール部よりも径方向の内周側に、円筒状部材を配置した。この円筒状部材の吐出口側の端部と環状部材の取込口側の端部とが、径方向で重なり合うとともに径方向に近接した位置に配置されている。
そのため、破断部材が外部に飛散し、径方向の内周側に配置される円筒状部材または環状部材のいずれか一方に衝突する場合、衝撃を受けた一方の部材が径方向の外周側に向けて移動していずれか他方の部材に衝突する。これにより、円筒状部材と環状部材との間に隙間が生じることが規制される。
本発明の第1態様の遠心圧縮機は、前記環状部材が配置される前記軸線方向の位置範囲に、前記羽根車の前記軸線方向の重心位置が存在している。
羽根車の重心位置あるいは重心位置近傍の全部または一部が破断あるいは脱落した際は、その破断あるいは脱落した部分は重量が大きく、軸線方向に直交する径方向に飛散するときの衝撃力は大きいものとなる。
そこで、本態様では、環状部材が配置される軸線方向の位置範囲に、羽根車の軸線方向の重心位置が存在するようにしている。これにより、羽根車の重心位置あるいは重心位置近傍の全部または一部が破断あるいは脱落した際に、破断部材を環状部材に衝突させ、破断部材が外部に飛散する不具合を抑制することができる。
本発明の第2態様の遠心圧縮機は、前記環状部材が、前記案内筒とともに前記吐出口から吐出される前記圧縮流体が流通する流路の流路壁を形成しており、前記環状部材は、前記径方向の外周側かつ前記軸線方向の前記流路側に、前記径方向の内側に突出する環状突起部を有し、前記連結位置における前記案内筒は、前記径方向の外周側かつ前記軸線方向の前記流路側に環状段部を有し、前記案内筒と前記環状部材は、前記環状段部に前記環状突起部を配置した状態で接続されている。
本発明の第2態様の遠心圧縮機によれば、ロータ軸の回転数が高まって吐出口から吐出される圧縮流体の圧力が高まるにつれて、環状部材が圧縮流体から受ける圧力が高まる。環状部材が流路側に有する環状突起部は、案内筒が流路側に有する環状段部に配置されている。そのため、環状部材が圧縮流体から受ける圧力が高まるにつれて、環状突起部と環状段部との接触力が高まる。これにより、環状部材と案内筒との接続位置において圧縮流体が漏れ出る不具合が抑制される。
本発明の第3態様の遠心圧縮機は、前記円筒状部材および前記環状部材が、前記案内筒よりも延性が高い材料で構成されている。円筒状部材および環状部材のいずれも案内筒より延性が高いため、衝突による衝撃が円筒状部材および環状部材の双方が塑性変形することによって吸収される。
そのため、破断部材の衝突によって案内筒が脆性破壊してしまう場合であっても、延性の高い円筒状部材および環状部材への衝突では脆性破壊に至らずに塑性変形することにとどまる。よって、破断部材が外部に飛散する不具合を抑制することができる。
ここで延性が高いとは、破壊まで大きな塑性変形を伴う特性を有することを示すもので、塑性変形が少ない状況で破壊に至る脆性特性が少ないことを示す。具体的には、破損に至る引張破壊強度と伸び(率)を比較することで延性が高いことを確認することができる。
本発明に係る過給機は、上記のいずれかに記載の遠心圧縮機と、内燃機関から排出された排気ガスにより前記軸線回りに回転するとともに前記ロータ軸に連結されるタービンと、を備える。
本発明に係る過給機によれば、羽根車の重心位置近傍の全部または一部が破断あるいは脱落してロータ軸の軸線方向に直交する径方向に飛散する場合に、羽根車の全部または一部が外部に飛散する不具合を抑制することができる。
本発明によれば、羽根車の重心位置近傍の全部または一部が破断あるいは脱落してロータ軸の軸線方向に直交する径方向に飛散する場合に、破断部材が外部に飛散する不具合を抑制することが可能な遠心圧縮機およびそれを備えた過給機を提供することができる。
過給機の一実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す遠心圧縮機の要部拡大図である。 図2に示す吐出口近傍の要部拡大図である。 他の実施形態の遠心圧縮機の吐出口近傍の要部拡大図である。 他の実施形態の遠心圧縮機の吐出口近傍の要部拡大図である。 他の実施形態の遠心圧縮機の吐出口近傍の要部拡大図である。
以下、過給機の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の過給機100は、船舶に用いられる舶用ディーゼル機関(内燃機関)に供給する空気(気体)を大気圧以上に高めて、舶用ディーゼル機関の燃焼効率を高める装置である。
図1に示すように、本実施形態の過給機100は、遠心圧縮機10とタービン20とサイレンサ16とを備えている。遠心圧縮機10とタービン20とは、それぞれロータ軸30に連結されている。
遠心圧縮機10は、過給機100の外部から流入する空気を圧縮し、舶用ディーゼル機関を構成するシリンダライナ(図示略)の内部と連通する掃気トランク(図示略)に圧縮した空気(以下、圧縮空気(圧縮流体)という。)を供給する装置である。
遠心圧縮機10は、羽根車11と、空気案内筒12と、スクロール部13と、第1コンテインメントリング14(環状部材)と、第2コンテインメントリング15(円筒状部材)とを備えている。
空気案内筒12とスクロール部13は、複雑な形状を形成するために鋳造により製造された金属部材からなる。この金属部材として、例えば、鉄を主成分とし、炭素を2%以上含有するFe−C系合金である鋳鉄が用いられる。鋳鉄であればねずみ鋳鉄など種々の材料を用いることが可能であるが、基地組織中の黒煙が球状化しているダクタイル鋳鉄(FCD:Ferrum Casting Ductile)を用いるのが好ましい。
鋳造による金属材は、鋳込み形成により複雑な形状を形成しやすい反面、脆性特性を有する。
第1コンテインメントリング14と第2コンテインメントリング15は、圧延により製造された金属部材からなる。この金属部材として、例えば、鉄を主成分とし、炭素を微量(約0.2%)含有するFe−C系合金である鉄鋼材料が用いられる。鉄鋼材料であれば種々の材料を用いることが可能であるが、SS400と呼ばれる一般構造用圧延鋼材(JIS G 3101;ASTM A283)を用いるのが好ましい。
圧延による金属材は、圧延工程に適した組成からなり、大きな塑性変形の後に破壊に至る延性を保有する。一方、鋳造による金属材は、鋳造工程に適した組成からなり、破壊に至る伸びが圧延による金属材よりも小さい。このように、圧延による金属材は、破壊に至る伸びが鋳造による金属材よりも大きい。すなわち、圧延による金属材の延性が高い。したがって、圧延による金属材は、鋳造による金属材よりも衝撃に対する破壊強度が高い特性を有する。
たとえば、常温での引張強度は、ダクタイル鋳鉄材とSS400材とのいずれも400〜500N/mm程度を保有する。一方、破壊時の伸びはダクタイル鋳鉄材が10%程度であるのに対して、SS400材が20%以上となる。したがって、SS400材の方が、ダクタイル鋳鉄材よりも延性が高い。
タービン20は、タービンハウジング21と、タービン翼22と、タービンディスク23と、タービンノズル24とを備えている。タービンハウジング21は、軸線X回りに配置される中空の筒状部材であり、その内部にタービン翼22と、タービンディスク23と、タービンノズル24とを収容している。タービンハウジング21には、図1の右方に示す矢印に沿って舶用ディーゼル機関から排出される排気ガスが流入する。
タービンハウジング21に導かれた排気ガスは、タービンノズル24を通過する際に静圧膨張し、タービン翼22に導かれる。タービン翼22は、ロータ軸30に固定された略円板状のタービンディスク23の外周面に軸線回りに一定間隔で取り付けられている。タービンディスク23には、静圧膨張した排気ガスがタービン翼22を通過することによって軸線X回りの回転力が与えられる。この回転力は、ロータ軸30を回転させる動力となり、ロータ軸30に連結された羽根車11を軸線X回りに回転させる。
このように本実施形態の過給機100は、舶用ディーゼル機関から排出される排気ガスをタービン20に導いてタービン翼22が取り付けられたタービンディスク23を軸線X回りに回転させる。タービンディスク23の回転に伴ってロータ軸30を介して連結された羽根車11が回転し、取込口11aから流入する空気が圧縮され、圧縮空気が吐出口11bから吐出される。吐出口11bから吐出された圧縮空気はスクロール部13に流入し、舶用ディーゼル機関の吸気マニホールドに導かれる。
サイレンサ16は、遠心圧縮機10内で発生する騒音のレベルを低下させる装置である。図1に示すように、サイレンサ16は、軸線Xに直交する方向から流入する空気を、空気案内筒12の取込口11aに導く流路を画定する。流路の周囲には消音材16aが配置されている。この消音材16aによって、遠心圧縮機10内で発生する騒音の一部が吸収され、騒音のレベルが低下する。
次に、遠心圧縮機10が備える各構成について説明する。
図2に示すように、羽根車11は、軸線Xに沿って延びるロータ軸30に取り付けられており、ロータ軸30が軸線X回りに回転するのに伴って、軸線X回りに回転する。羽根車11は、軸線X回りに回転することにより、取込口11aから流入する空気を圧縮して吐出口11bへ吐出する。
図2に示すように、羽根車11は、ロータ軸30に取り付けられるハブ11cと、ハブ11cの外周面上に取り付けられるブレード11dと、流路11eとを備えている。羽根車11には、ハブ11cの外周面と空気案内筒12の内周面により空間が形成されており、この空間が複数枚のブレード11dにより複数の空間が形成されている。そして、羽根車11は、軸線X方向に沿って取込口11aから流入する空気に径方向の遠心力を与えて軸線X方向に直交した方向(羽根車11の半径方向)に吐出させ、吐出口11bから吐出された圧縮空気をディフューザ13aに流入させる。
空気案内筒12は、羽根車11を収容するとともにロータ軸30の軸線X方向に沿って取込口11aから流入する空気を吐出口11bから吐出する部材である。空気案内筒12は、羽根車11とともに、軸線Xに沿って取込口11aから流入する空気を、軸線Xに直交する径方向に案内して吐出口11bへ導く流路11eを形成する。
スクロール部13は、空気案内筒12よりも軸線X方向に直交する径方向の外周側に配置されている。
スクロール部13は、ディフューザ13aと、ディフューザディスク13bと、外側スクロールケーシング13c(図1参照。)と、内側スクロールケーシング13dと、渦形室13eを備える。渦形室13eは、外側スクロールケーシング13cと、内側スクロールケーシング13dとによって画定される空間である。
図2に示すように、内側スクロールケーシング13dは、締結ボルト43により空気案内筒12に連結されている。
ディフューザ13aは、羽根車11の吐出口11bの下流側に配置される翼形の部材であり、吐出口11bから渦形室13eに圧縮空気を導く流路を形成する。ディフューザ13aは、ロータ軸30と同軸に配置される円環形状のディフューザディスク13bの円周方向の複数箇所に設けられている。ディフューザ13aは、羽根車11の全周に設けられる圧縮空気の吐出口11bを囲むように設けられている。
図2に示すように、ディフューザディスク13bは、締結ボルト44により内側スクロールケーシング13dに連結されている。
ディフューザ13aは、羽根車11の吐出口11bから吐出された圧縮空気の流速を減速させることにより、圧縮空気に付与された運動エネルギー(動圧)を圧力エネルギー(静圧)に変換する。ディフューザ13aを通過する際に流速が減速された圧縮空気は、ディフューザ13aと連通した渦形室13eに流入する。渦形室13eに流入した作動流体は、吐出配管(図示略)へと吐出される。
第1コンテインメントリング14は、軸線X回りに羽根車11を取り囲むように、空気案内筒12の吐出口11b側と内側スクロールケーシング13dとの連結位置に取り付けられる環状部材である。図1に示すように、第1コンテインメントリング14は、ロータ軸30と同軸に配置されている。図2に示すように、第1コンテインメントリング14は、締結ボルト41によって空気案内筒12に連結されている。
第2コンテインメントリング15は、空気案内筒12よりも径方向の外周側かつスクロール部13よりも径方向の内周側に配置される円筒状部材である。図1に示すように、第2コンテインメントリング15は、ロータ軸30と同軸に配置されている。図2に示すように、第2コンテインメントリング15は、締結ボルト42によって空気案内筒12に連結されている。
第1コンテインメントリング14および第2コンテインメントリング15は、圧延により製造された金属部材からなり、鋳造により製造された金属部材からなる空気案内筒12よりも延性が高い。
ここで延性が高いとは、破壊まで大きな塑性変形を伴うもので、塑性変形が少ない状況で破壊に至る脆性特性が少ないことを示す。このため、衝撃荷重が発生した際に、延性が高い材料は、衝撃の運動エネルギーを塑性変形することで吸収して制止させることが可能になる。そのため、衝撃荷重に対しても破壊に至らずに塑性変形でとどめることが可能となる。
本実施形態においては、鋳造により製造された金属材料として使用するダクタイル鋳鉄材は、常温での引張強度は400〜500N/mm程度、伸び10%程度を保有する。一方、圧延により製造された金属部材として使用するSS400材は、常温での引張強度は同様に400〜500N/mm程度、伸び20%以上である。したがって、伸びの違いから、ダクタイル鋳鉄材よりもSS400材の方が延性の高い材料と確認することができる。
このように、第1コンテインメントリング14および第2コンテインメントリング15は、空気案内筒12よりも延性が高い。そのため、第1コンテインメントリング14および第2コンテインメントリング15は、羽根車11が破損や脱落した際でも、羽根車11の全部または一部が径方向に飛散して空気案内筒12に衝突する場合に、羽根車11の全部または一部が外部に飛散することを抑制する。
つまり、空気案内筒12が羽根車11の全部または一部の衝突により脆性破壊してしまう場合であっても、第1コンテインメントリング14および第2コンテインメントリング15が塑性変形することによって羽根車の全部または一部が外部に飛散する不具合が抑制される。
図2に示すように、第1コンテインメントリング14の外周面の半径D1と、第2コンテインメントリング15の外周面の半径D2とは、一致している。半径D1と半径D2とを一致させているのは、第1コンテインメントリング14の外周面の径と第2コンテインメントリング15の外周面の径が相違する場合に生じる隙間が形成されないようにするためである。この隙間が形成されると、羽根車11の全部または一部が外部に飛散してしまう可能性がある。
また、図3に示すように、第2コンテインメントリング15の吐出口11b側の端部15aと第1コンテインメントリング14の取込口11a側の端部14aとが、径方向で重なり合うとともに径方向に近接した位置に配置されている。
内周側に配置される端部14aと、外周側に配置される端部15aとの間の径方向の隙間は、これらの部材が熱膨張により接触しない程度の距離を保つように設定されている。このようにすることで、第1コンテインメントリング14の端部14aと、外周側に配置される第2コンテインメントリング15の端部15aとが熱膨張により接触し、それぞれが変形あるいは破損する不具合が防止される。
また、内周側に配置される端部14aと、外周側に配置される端部15aとの間の径方向の隙間は、端部14aが破断部材による衝撃により塑性変形する際に端部14aが端部15aに接触する程度の距離となるように設定される。このようにすることで、端部14aが破断部材による衝撃により塑性変形する際に端部14aに接触し、第1コンテインメントリング14と第2コンテインメントリング15の双方により破断部材の衝撃を吸収することができる。
図2に示すように、第1コンテインメントリング14が配置される軸線X方向の位置は位置P1となっている。この位置P1は、羽根車11の軸線方向の重心位置と一致している。位置P1は、図3に示す第1コンテインメントリング14の環状突起部14bの取込口11a側の端面と一致した位置となっている。
図1および図2に示すように、本実施形態の遠心圧縮機10の羽根車11は、取込口11a側よりも吐出口11b側の方が羽根の外径が大きくなっている。したがって、羽根車11の重心位置は、取込口11a側よりも吐出口11b側に近接した位置P1となる。
羽根車11が軸線X回りに高速回転する場合(例えば、毎分1万回転以上で回転する場合)、羽根車11の全部または一部が破断あるいは脱落する場合がある。羽根車11の脱落時の軸線X方向に直交する径方向への衝撃力は、重心位置で特に大きくなる。本実施形態においては、第1コンテインメントリング14が配置される軸線X方向の位置P1が羽根車11の軸線方向の重心位置と一致している。
そのため、重心位置にて破断あるいは脱落した羽根車11が径方向に飛散して空気案内筒12を破損させ、更に径方向に飛散する場合、羽根車11が第1コンテインメントリング14に衝突する。そして、延性の高い第1コンテインメントリング14が塑性変形することによって羽根車11の全部または一部が外部に飛散する不具合を抑制することができる。
図2に示すように、第1コンテインメントリング14は、空気案内筒12とともに吐出口11bから吐出される圧縮空気が流通する流路11eの外周側の流路壁を形成している。
図3に示すように、第1コンテインメントリング14は、径方向の内周側かつ軸線X方向の流路11e側に、径方向の内側突出する環状突起部14bを有している。
また、図3に示すように、空気案内筒12は、径方向の外周側かつ軸線X方向の流路11e側に環状段部12aを有する。空気案内筒12と第1コンテインメントリング14は、環状段部12aに環状突起部14bを配置した状態で接続されている。この環状段部12aと環状突起部14bの間には、隙間が設けられている。この隙間により、空気案内筒12の熱膨張があっても熱膨張により変形が第1コンテインメントリング14に伝搬しないようにすることができる。
内側スクロールケーシング13dと空気案内筒12が連結される連結位置において、内側スクロールケーシング13dの内周側端面13fと第1コンテインメントリング14の径方向の外周側端面14cとは、互いに対向するように配置されている。
内周側端面13fには軸線X回りの周方向に延びる無端状の環状溝部13gが形成されている。環状溝部13gには、Oリング13h(環状シール部材)が嵌め込まれている。また、外周側端面14cには軸線X回りの周方向に延びる無端状の環状溝部14dが形成されている。環状溝部14dには、Oリング14e(環状シール部材)が嵌め込まれている。
Oリング13hが外周側端面14cに接触し、Oリング14eが内周側端面13fに接触することにより、内周側端面13fと外周側端面14cとが対向する位置において、流路11eからの圧縮空気の流出が遮断される。
以上説明した本実施形態の過給機100が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の過給機100が備える圧縮機は、遠心圧縮機である。そのため、羽根車11は、取込口11a側よりも吐出口11b側の方が羽根の外径が大きくなっている。したがって、羽根車11の重心位置は吐出口11b側の位置P1となる。そして、空気案内筒12の吐出口11b側とスクロール部13との連結位置は、軸線Xにおいて羽根車11の重心位置となる。
重心位置において、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落した際は、その破断あるいは脱落した部分は重量が大きく、軸線方向に直交する径方向に飛散するときの衝撃力は大きいものとなる。
そこで、本実施形態では、この連結位置に空気案内筒12およびスクロール部13を主体として構成する鋳鉄よりも延性が高い鉄鋼材料で主構成される第1コンテインメントリング14(環状部材)を設け、羽根車11の重心位置から軸線X方向に直交する径方向に飛散する場合にも、破断あるいは脱落した羽根車11の全部または一部(破断部材)が衝突するように配置した。破断部材の衝突によって空気案内筒12が脆性破壊してしまう場合であっても、延性の高い第1コンテインメントリング14への衝突では脆性破壊に至らずに塑性変形することにとどまる。よって、破断部材が過給機100の外部に飛散する不具合を抑制することができる。
また、本実施形態では、空気案内筒12よりも径方向の外周側かつスクロール部13よりも径方向の内周側に、空気案内筒12よりも延性が高い材料で構成される第2コンテインメントリング15を配置した。この第2コンテインメントリング15の吐出口11b側の端部15aと第1コンテインメントリング14の取込口11a側の端部14aとが、軸線X方向で重なり合うとともに径方向に近接した位置に配置されている。
そのため、破断部材が外部に飛散し、径方向の内周側に配置される第1コンテインメントリング14に衝突する場合、衝撃を受けた端部14aが径方向の外周側に向けて移動して第2コンテインメントリング15の端部15aに衝突する。これにより、第2コンテインメントリング15と第1コンテインメントリング14との間に隙間が生じることが規制される。第2コンテインメントリング15および第1コンテインメントリング14のいずれも、空気案内筒12よりも延性が高いため、衝突による衝撃が第2コンテインメントリング15および第1コンテインメントリング14の双方が塑性変形することによって吸収される。
本実施形態では、第1コンテインメントリング14が配置される軸線X方向の位置範囲に、羽根車11の軸線X方向の重心位置P1が存在している。
羽根車11の重心位置P1あるいは重心位置P1近傍の全部または一部が破断あるいは脱落した際は、その破断あるいは脱落した部分は重量が大きく、軸線X方向に直交する径方向に飛散するときの衝撃力は大きいものとなる。
そこで、本実施形態では、第1コンテインメントリング14が配置される軸線X方向の位置範囲に、羽根車11の軸線X方向の重心位置P1が存在するようにしている。これにより、羽根車11の重心位置P1あるいは重心位置P1近傍の全部または一部が破断あるいは脱落した際に、その破断あるいは脱落した部分を第1コンテインメントリング14に衝突させ、羽根車11の全部または一部が外部に飛散する不具合を抑制することができる。
本実施形態の過給機100が備える遠心圧縮機10によれば、ロータ軸30の回転数が高まって吐出口11bから吐出される圧縮空気の圧力が高まるにつれて、第1コンテインメントリング14が圧縮空気から受ける圧力が高まる。第1コンテインメントリング14が流路11e側に有する環状突起部14bは、空気案内筒12が流路11e側に有する環状段部12aに配置されている。そのため、第1コンテインメントリング14が圧縮空気から受ける圧力が高まるにつれて、環状突起部14bと環状段部12aとの接触力が高まる。これにより、第1コンテインメントリング14と空気案内筒12との接続位置において圧縮空気が漏れ出る不具合が抑制される。
本実施形態の過給機100が備える遠心圧縮機10によれば、連結位置におけるスクロール部13の径方向の内周側端面13fと第1コンテインメントリング14の径方向の外周側端面14cとの間にOリング13hおよびOリング14e(環状シール部材)が配置される。このようにすることで、スクロール部13と第1コンテインメントリング14が対向する位置において圧縮空気が漏れ出る不具合が抑制される。
本実施形態の空気案内筒12およびスクロール部13は、鋳造により製造された金属部材で形成されている。この金属部材として、複雑な形状を製造し易いねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄を用いるのが好ましい。また、第1コンテインメントリング14および第2コンテインメントリング15は、圧延により製造された金属部材で形成されている。この金属部材として、鋳鉄材よりも延性が高く、衝撃荷重に対しても塑性変形することで破損に至りにくいSS400と呼ばれる一般構造用圧延鋼材を用いるのが好ましい。
このようにすることで、圧延により製造された金属部材である第1コンテインメントリング14および第2コンテインメントリング15の延性を、鋳造により製造された金属部材である空気案内筒12およびスクロール部13の延性よりも高くすることができる。
〔他の実施形態〕
以上の説明において、第1コンテインメントリング14の形状および第2コンテインメントリング15の形状は、図3に示すものであったが、他の態様であってもよい。
例えば、図4に示すように、第1コンテインメントリング14の端部14aを取込口11a側に向けて漸次外径が小さくなるテーパ形状とし、第2コンテインメントリング15の端部15aを吐出口11b側に向けて漸次内径が大きくなるテーパ形状としてもよい。このようにすることで、組み立てを容易に行うことができる。
また例えば、図5に示すように、第2コンテインメントリング15の端部15aの形状を端部15a以外の他の部分の形状と同じにしてもよい。この場合、第2コンテインメントリング15は、取込口11a側の端部から吐出口11b側の端部に至るまで軸線Xに直交する径方向の板厚が略一定となる。
このようにすることで、軸線X方向のいずれの位置に破断部材が衝突しても、衝突による衝撃力に応じた塑性変形量が同程度となる。よって、第2コンテインメントリング15は、軸線X方向のいずれの位置においても一定の衝撃吸収性能を発揮することができる。
また例えば、図6に示すように、第1コンテインメントリング14の端部14aを外周側に配置し、第2コンテインメントリング15の端部15aを内周側に配置してもよい。
以上の説明において、遠心圧縮機10が備える羽根車11が連結されるロータ軸30は、舶用ディーゼル機関から排出される排気ガスにより回転するタービン20によって軸線X回りに回転するものであったが、他の態様であってもよい。例えば、ロータ軸30は、ロータ軸30に連結されたモータ等の他の動力源によって回転するものであってもよい。
以上の説明において、第1コンテインメントリング14が配置される軸線X方向の位置P1は、羽根車11の重心位置と一致する位置であるものとした。以上の説明における、”一致する”とは、位置P1と重心位置とが厳密に一致することを意味するものではない。位置P1が、重心位置近傍に配置される場合であっても、位置P1が羽根車11の重心位置と一致しているものとする。つまり、位置P1が、重心位置で特に大きくなる羽根車11による径方向への衝撃力を受け止めることが可能な位置であれば、位置P1が羽根車11の重心位置と一致しているものとする。
また、以上の説明において、第1コンテインメントリング14の外周面の半径D1と、第2コンテインメントリング15の外周面の半径D2とは、一致するものとした。以上の説明における”一致する”とは、半径D1と半径D2とが厳密に一致することを意味するものではない。半径D1と半径D2とが相違する場合であっても、第1コンテインメントリング14と第2コンテインメントリング15との間に、破断部材が通過しない程度の隙間が設けられる場合は、半径D1と半径D2とが一致しているものとする。
10 遠心圧縮機
11 羽根車
11a 取込口
11b 吐出口
11e 流路
12 空気案内筒(案内筒)
12a 環状段部
13 スクロール部
13a ディフューザ
13c 外側スクロールケーシング
13d 内側スクロールケーシング
14 第1コンテインメントリング(環状部材)
14a 端部
14b 環状突起部
15 第2コンテインメントリング(円筒状部材)
15a 端部
30 ロータ軸
100 過給機

Claims (5)

  1. ロータ軸に取り付けられるとともに取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車と、
    該羽根車を収容する案内筒と、
    該案内筒よりも外周側に配置されるとともに前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入するスクロール部と、
    前記吐出口の下流側に配置されたディフューザと、
    前記案内筒よりも前記ロータ軸の軸線方向に直交する径方向の外周側かつ前記スクロール部よりも該径方向の内周側に前記ロータ軸と同軸に配置される円筒状部材と、
    前記ロータ軸の軸線回りに前記羽根車を取り囲むように前記案内筒の前記吐出口側と前記スクロール部との連結位置に取り付けられ、前記ディフューザの上流側端の前記径方向の内周側に配置される環状部材とを備え、
    前記円筒状部材の前記吐出口側の端部と前記環状部材の前記取込口側の端部とが、前記径方向で重なり合うとともに前記径方向に近接した位置に配置されている遠心圧縮機。
  2. 前記環状部材が配置される前記軸線方向の位置範囲に、前記羽根車の前記軸線方向の重心位置が存在する請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記環状部材は、前記案内筒とともに前記吐出口から吐出される前記圧縮流体が流通する流路の流路壁を形成しており、
    前記環状部材は、前記径方向の内周側かつ前記軸線方向の前記流路側に、前記径方向の内側に突出する環状突起部を有し、
    前記連結位置における前記案内筒は、前記径方向の外周側かつ前記軸線方向の前記流路側に環状段部を有し、
    前記案内筒と前記環状部材は、前記環状段部に前記環状突起部を配置した状態で接続されている請求項1または請求項2に記載の遠心圧縮機。
  4. ロータ軸に取り付けられるとともに取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車と、
    該羽根車を収容する案内筒と、
    該案内筒よりも外周側に配置されるとともに前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入するスクロール部と、
    前記案内筒よりも前記ロータ軸の軸線方向に直交する径方向の外周側かつ前記スクロール部よりも該径方向の内周側に前記ロータ軸と同軸に配置される円筒状部材と、
    前記ロータ軸の軸線回りに前記羽根車を取り囲むように前記案内筒の前記吐出口側と前記スクロール部との連結位置に取り付けられる環状部材とを備え、
    前記円筒状部材の前記吐出口側の端部と前記環状部材の前記取込口側の端部とが、前記径方向で重なり合うとともに前記径方向に近接した位置に配置され、
    前記円筒状部材および前記環状部材は、前記案内筒よりも延性が高い材料で構成される遠心圧縮機。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の遠心圧縮機と、
    内燃機関から排出された排気ガスにより前記軸線回りに回転するとともに前記ロータ軸に連結されるタービンと、を備える過給機。
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