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JP6540290B2 - レベルコンバータ回路 - Google Patents

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JP6540290B2
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Description

本発明は、レベルコンバータ回路に関する。
半導体デバイス間を接続するインターフェース電圧の技術動向によれば、消費電力の観点から低電圧化が進んでいる。例えば、半導体メモリ(例えば、DRAM)の電圧は1.8V以下で、データ転送レートは信号1ピン当り2Gbpsを超えるようになっている。これは、入出力回路を構成する素子特性の観点では、低電圧(低耐圧)/高速動作という要求になり、先端の製造プロセスでは、この要求を満たす素子を設計することが重要になる。一方で、インターフェース(I/F)電圧の低電圧化に反し、依然として従来のインターフェース電圧(例えば、3.3V)も維持したいという市場要求がある。この要求は、旧インターフェース規格とのコンパチビリティ確保という背景から生じる。
この2つの要求を満たすには、製造プロセスにおいて各々の要求に特化した素子を準備する事が考えられるが、先端の製造プロセスは微細化に伴い複雑化しており、これを可能にするには非常に高価な製造コストが必要になる。
そこで、低耐圧素子のみで作成されるプロセス工程を利用して開発される製品においても高電圧I/Fを搭載する必要があるため、低耐圧素子のみで、高電圧・高速動作に対応するためのレベルコンバータ回路が必要である。しかし、これまで提案されているレベルコンバータ回路には、高速化あるいは耐圧の両方を同時に満たすものはなく、一方の課題を満たす場合には他方の課題を解決できなかった。そのため、耐圧を維持しつつも高速化を実現したレベルコンバータが望まれていた。
さらに、種々のSDカードとのインターフェースでは、データの読み出し動作時とデータの書込み(記憶)動作時で、インターフェースの電圧を変更する場合がある。このような場合、回路はそのままで供給する電源電圧のみを変更することで対応可能であることが望ましい。
特開2006−261981号公報 特開2006−279517号公報 特開2010−41062号公報 特開平5−308274号公報 特開2012−70333号公報
実施形態によれば、低電圧(低耐圧)/高速動作用に設計された素子のみで、耐圧を維持しつつも高電圧および高速動作可能なレベルコンバータ回路が実現される。
第1の態様のレベルコンバータ回路は、第1電源と第1電源の電圧より低い電圧の第2電源間に直列に接続された第1Pchトランジスタおよび第1Nchトランジスタと、第1電源と第2電源間に直列に接続された第2Pchトランジスタおよび第2Nchトランジスタと、を有する。レベルコンバータ回路は、第2Pchトランジスタのゲートと第1Pchトランジスタのドレイン間に接続された第3Pchトランジスタと、第1Pchトランジスタのゲートと第2Pchトランジスタのドレイン間に接続された第4Pchトランジスタと、を有する。レベルコンバータ回路は、第2Pchトランジスタのゲートと第3電源間に接続された第5Pchトランジスタと、第1Pchトランジスタのゲートと前記第3電源間に接続された第6Pchトランジスタと、をさらに有する。レベルコンバータ回路の出力のノードは、第1Pchトランジスタのゲートに接続される。第1Nchトランジスタおよび第2Nchトランジスタのゲートに差動入力信号が印加され、第3Pchトランジスタおよび第4Pchトランジスタのゲートにバイアス電圧が印加される。第5Pchトランジスタのゲートは、第1Pchトランジスタと第1Nchトランジスタの接続ノードに接続され、第6Pchトランジスタのゲートは、第2Pchトランジスタと第2Nchトランジスタの接続ノードに接続される。バイアス電圧は、第2電源の電圧よりも高く、第1電源の電圧から第4Pchトランジスタのしきい値電圧を差し引いた電圧よりも低いレベルである。
実施形態のレベルコンバータ回路は、低電圧(低耐圧)/高速動作用に設計された素子のみで形成しても、高電圧および高速動作が可能である。
図1は、第1実施形態のレベルコンバータ回路の回路図である。 図2は、第1実施形態のレベルコンバータ回路の動作を説明する図である。 図3は、第1実施形態のレベルコンバータ回路の各部の電圧波形を示すタイムチャートである。 図4は、第1実施形態のレベルコンバータ回路において、入力がHレベルからLレベルに、LレベルからHレベルに変化する時の出力の変化を詳細に示すタイムチャートである。 図5は、第1実施形態の第1の課題を説明する図である。 図6は、第1実施形態の第2の課題を説明する図である。 図7は、第2実施形態のレベルコンバータ回路の回路図であり、(A)がレベルコンバータ回路の全体を示し、(B)がレベルコンバータ回路内に設けられるVDE2投入検出回路の回路図を示す。 図8は、電源投入時および通常動作時のVDE2投入検出回路の出力n1およびトランジスタP7の動作状態を示す図である。 図9は、第3実施形態のレベルコンバータ回路の回路図であり、(A)がレベルコンバータ回路の全体を示し、(B)がレベルコンバータ回路内に設けられる制御回路の回路図を示す。 図10は、電源投入時および通常動作時の制御回路の出力n1およびP7の動作状態を示す図である。 図11は、第4実施形態のレベルコンバータ回路の回路図である。 図12は、第4実施形態における各部の動作を示すタイムチャートであり、(A)が低電圧/高速動作を、(B)が高電圧インターフェース動作を示す。
図1は、第1実施形態のレベルコンバータ回路の回路図である。
第1実施形態のレベルコンバータ回路は、第1Pチャネル(ch)トランジスタP1と、第2PchトランジスタP2と、第1Nチャネル(ch)トランジスタN1と、第2NchトランジスタN2と、インバータINV1と、を有する。レベルコンバータ回路は、さらに、第3PchトランジスタP3と、第4PchトランジスタP4と、第5PchトランジスタP5と、第6PchトランジスタP6と、を有する。
P1とN1は、高(電位)電源(端子)VDE2と低(電位)電源(端子)GND間に直列に接続され、P2とN2はVDE2とGND間に直列に接続され、P1とN1の列とP2とN2の列は差動対をなす。P3はP1とN1の接続ノードとP2のゲート間に接続され、P4はP2とN2の接続ノードとP1のゲート間に接続され、ゲートにバイアス電圧BIASが印加される。P5は、P2のゲートと第3電源VDE1との間に接続され、ゲートがP1とN1の接続ノードに接続される。P6は、P1のゲートとVDE1との間に接続され、ゲートがP2とN2の接続ノードに接続される。N1のゲートには入力信号INが印加され、N2のゲートには入力信号INをINV1で反転した信号が印加される。出力OUTは、P1のゲートから得られる。P1、P2、N1、N2、P5およびP6のチャネル(バックゲート)はソースに接続される。P3およびP4のチャネル(バックゲート)はVDE2に接続される。以下の説明では、出力OUTの電圧をOUTと記す場合がある。
VDE1、VDE2およびGNDは、GND<VDE1<VDE2の関係にあり、ここでは、GND=0Vで、VDE1≒VDE2/2である。VDE1は、VDE2−VDE1およびVDE1−GNDの電位差が、P1、P2、P3、P4、P5、P6、N1およびN2のゲート耐圧(ゲート−ソース間(Vgs)およびゲート−バックゲート間(Vgb)を超えない電位である。BIASは、GNDより十分高く、VDE1−Vth(Pch)より十分低いレベルである。
図2は、第1実施形態のレベルコンバータ回路の動作を説明する図である。
図3は、第1実施形態のレベルコンバータ回路の各部の電圧波形を示すタイムチャートである。
図2は、INがHレベルの時の各部の状態を示す。図2および図3を参照してINがHレベルの時の動作を説明する。
INがHレベルの時、N1がオン(ON)、N2がオフ(OFF)する。これにより、P1とN1の接続ノード(NODE1)がGND(0V)に、P2とN2の接続ノード(NODE2)がVDEに、それぞれ近づく。P3のゲート電圧(BIAS)は、ソース(NODE1)より高い状態にあるため、P3はオフし、P4のゲート電圧(BIAS)は、ソース(NODE2)より低い状態にあるため、P4はオンする。これにより、P1のゲート(OUT)の電位は、VDE2に近づく。さらに、P5のゲートは低レベルにあり、P5はオンし、P2のゲート(NODE3)はVDE1になり、P2がオンし、NODE2がVDE2になり、P4がオンのため、OUTはVDE2になる。この時、P6のゲートは高レベルにあり、P6はオフするため、VDE2を出力しているOUTとVDE1が導通することはない。BIASは、P4がオンできるレベルVDE2−Vth(P4)より充分低いレベルであれば問題ない。
各部の電位は上記の通りであるから、各トランジスタにゲート耐圧を超える電圧が印加されることは無い。なお、INはLレベルの時は、図2でP1とP2、N1とN2、P3とP4、P5とP6の状態を入れ替えた状態となり、OUTからVDE1が出力される。
図3に示すように、第1実施形態のレベルコンバータ回路では、INが高レベル(“H”(VDE1))と低レベル(“L”(GND))間で変化すると、OUTはVDE1とVDE2の間で変化し、信号レベルが変換される。第1実施形態のレベルコンバータ回路では、出力OUTはVDE1より下がることはない。
図4は、第1実施形態のレベルコンバータ回路において、INがHレベルからLレベルに、LレベルからHレベルに変化する時のOUTの変化を詳細に示すタイムチャートである。図4で、実線が第1実施形態における変化を、点線がP5およびP6を設けない場合の変化を示す。
P5およびP6を設けない場合、OUTのLレベルは、BIAS+Vth(Pch)になるが、第1実施形態では、P5およびP6がオンして供給する安定したVDE1電位になる。また、P5およびP6を設けることにより、P5およびP6を設けない場合に比べて、INがLレベルからHレベルに変化する時、OUTの立ち上り遷移が速くなる。
第1実施形態において、BIASとVDE1は同電位にする必要はないが、BIASとVDE1を同電位にすることにより、以下のような効果が得られる。
(1)BIASレベルを発生する第3電源回路が不要になるので、その分の回路面積を縮小できる。
(2)BIASレベル発生回路分のスタンバイ電流が削減可能である。
(3)BIASレベル自体がなくなるため、BIASレベル変動による特性変動を考慮する必要がなくなり、BIASレベルの安定化するための容量も不要となる。
第1実施形態のレベルコンバータ回路は、低電圧(低耐圧)/高速動作用に設計された素子のみで、耐圧を維持しつつも高速動作可能であり、小型化も可能である。しかし、以下に示すような課題を有する。
図5は、第1実施形態の第1の課題を説明する図である。
第1の課題は、VDE2がオフ(0V)で、VDE1が先行投入された場合に発生する問題であり、P5およびP6のドレイン−バックゲートがダイオード(順方向)となり、図5に示すように、VDE1からVDE2に不要な電流が流れることである。具体的には、図5において破線で示すように、VDE1からP5、P3およびP1を介してVDE2に至る経路、およびVDE1からP6、P4およびP2を介してVDE2に至る経路で、不要電流が流れる。この問題は、VDE1およびVDE2がGNDに対して同時に立上る場合には発生しないが、一般に、電源回路では、VDE1を発生した後、VDE1からVDE2を発生するため、VDE1が先に投入されることになり、この問題が発生する。
図6は、第1実施形態の第2の課題を説明する図である。
第1実施形態のレベルコンバータは、VDE1<VDE2で動作するが、VDE1=VDE2の状態で動作する場合にも流用可能であることが望まれる。第2の課題は、第1実施形態のレベルコンバータ回路は、VDE2にVDE1と同じ電圧(1.8V)を供給した時に、低電圧(低耐圧)/高速では動作しないことである。図6に示すように、VDE1=VDE2=1.8V(GND=0V)で、IN=“H”の場合、P5がオンし、NODE3に1.8Vが供給される。そのため、P1およびP2は共にゲート電位が1.8V付近となり、P1およびP2がオフとなり、動作しなくなる。
次に説明する第2実施形態のレベルコンバータ回路は、図5に示した第1実施形態のレベルコンバータ回路の第1の課題を解決する。
図7は、第2実施形態のレベルコンバータ回路の回路図であり、(A)がレベルコンバータ回路の全体を示し、(B)がレベルコンバータ回路内に設けられるVDE2投入検出回路の回路図を示す。
第2実施形態は、第1実施形態において、P5およびP6のドレインとVDE1の間にPchトランジスタP7を接続し、P7のゲートに印加する信号n1を生成するVDE2投入検出回路11を設けたことが異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。P7は、VDE2投入検出回路11の出力n1がVDE1の時にはオフし、Lレベルの時にはオンする。VDE2投入検出回路11は、VDE1とVDE2の関係に応じて出力n1を変化させる。
図8は、電源投入時および通常動作時のVDE2投入検出回路の出力n1およびP7の動作状態を示す図である。
VDE2投入検出回路11は、電源投入時のVDE1が先に投入され、VDE2がオフの状態、すなわち、VDE2<VDE1の時、N12がオンし、N13がオフするので、P11およびN11のゲートはLレベルになる。これにより、P11がオンし、N11がオフし、n1はVDE1になり、P7はオフする。
通常動作時には、VDE1<VDE2であるから、N12がオフし、N13がオンするので、P11およびN11のゲートはVDE1になる。これにより、P11がオフし、N11がオンし、n1はLレベルになり、P7はオンする。
電源投入時にVDE2<VDE1の状態では、P7はオフであり、図5に示したVDE1からVDE2への電流経路は形成されないので、前述の第1の課題は生じない。通常動作時には、P7はオンしており、実質的に図1の第1実施形態と同じ回路構成になるので、第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に説明する第3実施形態のレベルコンバータ回路は、図6に示した第1実施形態のレベルコンバータ回路の第2の課題を解決する。
図9は、第3実施形態のレベルコンバータ回路の回路図であり、(A)がレベルコンバータ回路の全体を示し、(B)がレベルコンバータ回路内に設けられる制御回路(S1)の回路図を示す。
第3実施形態のレベルコンバータ回路は、低電圧/高速動作動作(例えば、1.8V)を行う状態と、高電圧インターフェース動作(例えば、3.3V)を行う状態のいずれかを選択可能である。低電圧/高速動作時には、VDE1=VDE2=1.8Vが供給され、外部からモード信号/MODE=1(Hレベル)が入力される。高電圧インターフェース動作時には、VDE1=1.8V、VDE2=3.3Vが供給され、外部から/MODE=0(Lレベル)が入力される。
第3実施形態は、第2実施形態において、P5およびP6のドレインとGNDの間にNchトランジスタN3を接続し、P7のゲートに印加する信号n1を生成するVDE2投入検出回路11の代わりに制御回路(S1)12を設けたことが異なる。制御回路12は、モード信号/MODEおよびVDE1とVDE2の関係に応じて出力n1を変化させる。P7は、電源投入時のVDE2<VDE1の場合にはオフし、通常動作時には/MODE=1(Hレベル)でオフし、/MODE=0(Lレベル)でオンする。N3のゲートには、/MODEが印加される。N3は、/MODE=1(Hレベル)でオンし、/MODE=0(Lレベル)でオフする。第3実施形態は、上記以外の他の部分は第2実施形態と同じである。
図10は、電源投入時および通常動作時の制御回路(S1)の出力n1およびP7の動作状態を示す図である。
制御回路12は、電源投入時のVDE1が先に投入され、VDE2がオフの状態、すなわち、VDE2<VDE1の時、N12がオンし、N13がオフするので、P22およびN22のゲートはLレベルになる。これにより、/MODEにかかわらず、P22がオンし、N22がオフし、n1はVDE1になり、P7はオフする。電源投入時、/MODE=0(Lレベル)であるから、N3はオフする。なお、電源投入時、/MODE=1(Hレベル)で、N3がオンしても問題はない。
通常動作時は、VDE1=VDE2の低電圧/高速動作時で/MODE=1(Hレベル)の場合と、VDE1<VDE2の高電圧インターフェース動作時で/MODE=0(Lレベル)の場合と、に分けられる。
VDE1=VDE2で、/MODE=1(Hレベル)の場合、N12およびN13がオンするので、P22およびN22のゲートはHレベル(VDE1)になり、P22はオフし、N22はオンする。一方、/MODE=1であるから、P21およびN21のゲートはLレベルになり、P21はオンし、N21はオフする。P21、N21およびN22は3段縦積みであり、P21がオンし、N22がオンしても、N21がオフしているため貫通電流が流れることは無い。P21がオンしているので、n1はHレベル(VDE1)になり、P7はオフし、N3はオンする。これにより、P5およびP6は、P1およびP2のゲートとGNDの間に接続され、P5またはP6がオンすると、P1またはP2のゲートにはGNDが印加されるので、低電圧(1.8V)/高速動作が可能である。
VDE1<VDE2で、/MODE=0(Lレベル)の場合、N12がオフ、N13がオンするので、P22およびN22のゲートはHレベル(VDE1)になり、P22はオフし、N22はオする。一方、/MODE=0であるから、P21およびN21のゲートはHレベルになり、P21はオフし、N21はオンする。N21およびN22がオンしているため、n1はLレベル(GND)になり、P7はオンし、N3はオフする。これにより、実質的に第1実施形態と同じ構成になり、高電圧インターフェース動作(3.3V)が可能である。
図11は、第4実施形態のレベルコンバータ回路の回路図である。
第4実施形態は、第3実施形態において、P3およびP4と並列にNchトランジスタN4およびN5を接続し、MODEおよびINからN4およびN5のゲートに印加する信号を生成するNAND1およびNAND2を設けたことが異なる。NAND1には、MODEおよびINが入力し、NAND2には、MODEおよびINV1の出力(/IN)が入力する。
低電圧/高速動作(MODE=0、/MODE=1)の時、NAND1およびNAND2の出力は、Hレベルに固定され、N4およびN5は常時オンする。したがって、P1のゲートはNODE2に接続され、P2のゲートはNODE1に接続された状態になり、出力OUTを安定化および高速化することが可能である。一方、高電圧インターフェース動作(MODE=1、/MODE=0)の時、NAND1の出力は/INに同期して変化し、N4は/INに同期してオンし、NAND2の出力はINに同期して変化し、N5はINに同期してオンする。
図12は、第4実施形態における各部の動作を示すタイムチャートであり、(A)が低電圧/高速動作時(MODE=0、/MODE=1)の動作を、(B)が高電圧インターフェース動作時(MODE=1、/MODE=0)の動作を示す。
MODE=0の時、N4およびN5のゲート電圧はHレベル固定となり、P3およびP4によるP1およびP2のゲート-ソース間電圧を抑制する機能は無効になる。このため、図12の(A)に示すように、OUTからはVDE2−GNDの出力振幅が得られる。これにより、後段の回路の高速動作の点で優位になる。なお、図12の(A)では、N4およびN5のゲート電圧(VDE1)がVDE2より低い場合を示しているが、VDE1=VDE2であれば、INとOUTの振幅は同じになる。
一方、MODE=1の時、VDE1≒VDE2/2であり、P1およびP2のゲート-ソース間電圧を抑制する機能は有効にする必要があり、N4およびN5を完全にオフすると同時に、N4およびN5のゲート-ソース間電圧を耐圧以下にする必要がある。これは、単純にN4およびN5のゲート電圧を0Vにすることでは実現できない。そこで、図11および図12に示すように、MODE=1の時にはINと同相の信号をN5のゲートに、INと逆相の信号(/IN)をN4のゲートに供給することで、N4およびN5において、それぞれのソース電圧に追従して、ゲート電圧を変化することが可能にする。これにより、N4およびN5のゲート-ソース間電圧を耐圧以下にすることが可能になる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものである。特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
P1〜P6 Pchトランジスタ
N1、N2 Nchトランジスタ
GND 低(電位)電源(第電源)
VDE2 高(電位)電源(第電源)
VDE1 第3電源
BIAS バイアス電源
IN 入力
OUT 出力

Claims (4)

  1. 第1電源と前記第1電源の電圧より低い電圧の第2電源間に直列に接続された第1Pchトランジスタおよび第1Nchトランジスタと、
    前記第1電源と前記第2電源間に直列に接続された第2Pchトランジスタおよび第2Nchトランジスタと、
    前記第2Pchトランジスタのゲートと前記第1Pchトランジスタのドレイン間に接続された第3Pchトランジスタと、
    前記第1Pchトランジスタのゲートと前記第2Pchトランジスタのドレイン間に接続された第4Pchトランジスタと、
    前記第2Pchトランジスタのゲートと第3電源間に接続された第5Pchトランジスタと、
    前記第1Pchトランジスタのゲートと前記第3電源間に接続された第6Pchトランジスタと、を有し、
    出力のノードは、前記第1Pchトランジスタのゲートに接続され、
    前記第1Nchトランジスタおよび前記第2Nchトランジスタのゲートに差動入力信号が印加され、
    前記第3Pchトランジスタおよび前記第4Pchトランジスタのゲートにバイアス電圧が印加され、
    前記第5Pchトランジスタのゲートは、前記第1Pchトランジスタと前記第1Nchトランジスタの接続ノードに接続され、
    前記第6Pchトランジスタのゲートは、前記第2Pchトランジスタと前記第2Nchトランジスタの接続ノードに接続され
    前記バイアス電圧は、前記第2電源の電圧よりも高く、前記第1電源の電圧から前記第4Pchトランジスタのしきい値電圧を差し引いた電圧よりも低いレベルであるレベルコンバータ回路。
  2. 前記第5Pchトランジスタおよび前記第6Pchトランジスタと前記第3電源間に接続された第7Pchトランジスタと、
    前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より低い時に前記第3電源の電圧を出力し、前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より高い時に前記第1電源の電圧を出力する電源投入検出回路と、を有し、
    前記第7Pchトランジスタのゲートには、前記電源投入検出回路の出力が印加され、
    前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より低い時に前記第7Pchトランジスタがオフし、前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より高い時に前記第7Pchトランジスタがオンする、請求項1に記載のレベルコンバータ回路。
  3. 前記第5Pchトランジスタおよび前記第6Pchトランジスタと前記第3電源間に接続された第7Pchトランジスタと、
    前記第5Pchトランジスタおよび前記第6Pchトランジスタと前記第2電源間に接続された第3Nchトランジスタと、
    前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧と等しい状態で動作する時には高レベルとなり、前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より高い状態で動作する時には低レベルとなるモード信号を受け、前記モード信号にかかわらず前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より低い時に前記第3電源の電圧を出力し、前記モード信号が高レベルで前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧と等しい状態で動作する時には高レベルを出力し、前記モード信号が低レベルで前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より高い状態で動作する時には低レベルを出力する電源投入検出回路と、を有し、
    前記第7Pchトランジスタのゲートには、前記電源投入検出回路の出力が印加され、
    前記第3Nchトランジスタのゲートには、前記モード信号が印加され、
    前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より低い時に前記第7Pchトランジスタがオフし、前記モード信号が高レベルで前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧と等しい状態で動作する時には前記第7Pchトランジスタがオフし且つ前記第3Nchトランジスタがオンし、前記モード信号が低レベルで前記第1電源の電圧が前記第3電源の電圧より高い状態で動作する時には前記第7Pchトランジスタがオンし且つ前記第3Nchトランジスタがオフする請求項1に記載のレベルコンバータ回路。
  4. 前記第3Pchトランジスタに並列に接続され、前記モード信号が低レベルの時にはオンし、前記モード信号が高レベルの時には前記差動入力信号の一方に同期してオン・オフする第4Nchトランジスタと、
    前記第4Pchトランジスタに並列に接続され、前記モード信号が低レベルの時にはオンし、前記モード信号が高レベルの時には前記差動入力信号の他方に同期してオン・オフする第5Nchトランジスタと、を有する請求項3に記載のレベルコンバータ回路。
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