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JP6512403B2 - 引戸用緩衝閉鎖装置 - Google Patents

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JP6512403B2
JP6512403B2 JP2015113495A JP2015113495A JP6512403B2 JP 6512403 B2 JP6512403 B2 JP 6512403B2 JP 2015113495 A JP2015113495 A JP 2015113495A JP 2015113495 A JP2015113495 A JP 2015113495A JP 6512403 B2 JP6512403 B2 JP 6512403B2
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後藤 正
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ケージーパルテック株式会社
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Description

本発明は、閉鎖直前の引戸の速度を減速することにより静かに閉鎖できるようにした引戸用緩衝閉鎖装置に関するものである。
特開2014−206037号公報
従来から、閉鎖直前の吊引戸の速度を減速することにより静かに閉鎖できるようにした吊引戸用ソフトクローザー等の緩衝閉鎖装置は、特開2014−206037号公報等に記載される通り既に公知である。
前記特開2014−206037号公報の発明の主とする構成は、引戸がガイドレールを転動する吊戸車に吊り下げられて移動するガイドレールに嵌装されるケーシング内において適宜の領域を摺動する摺動部材に回動自在にフック部材が装着され、鴨居側に設けられたトリガーにフック部材を介して制御される摺動部材がコイルスプリングを介して戸閉側に付勢され、ガイドレールに沿って走行する戸車がフック部材に係止された状態から摺動部材の摺動領域を戸閉方向に移動し、且、コイルスプリングの弾性力による移動速度を低減させる往復型ダンパが設けられたことを特徴とするものであった。
このような構成の緩衝閉鎖装置は、通常は吊引戸用に使用されるもので、吊引戸用では引戸の振れ止め金具を設けるだけで敷居にレールを敷設する必要がないので、外観上優れるが、引戸の荷重は全てガイドレールに掛かるため耐荷重に限度があり、非常に重い引戸を使用することはできないという問題点があった。
そこで、高重量の引戸のような高荷重に耐えられるように敷居レールを使用する下荷重引戸に引戸の上部側に上記構成そのままの緩衝閉鎖装置を使用した場合、引戸の開閉の都度、摺動部材を制御するトリガーに摺動部材のフック部材が当接して抵抗が掛り、引戸の進行方向側が浮き上がって、ひどい場合は戸車がレールから脱輪する危険性があったため、別の下荷重用の緩衝閉鎖装置を用意する必要があった。
発明の目的
本発明の第1の目的は、吊引戸用に使用される緩衝閉鎖装置を下荷重引戸にそのまま使用しても戸車がレールから脱輪することを防止することができる引戸用緩衝閉鎖装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、1種類の緩衝閉鎖装置を吊引戸用、下荷重引戸用に兼用できる引戸用緩衝閉鎖装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明に係る請求項1の引戸用緩衝閉鎖装置は、鴨居側に設けられたガイドレールに沿って走行するガイドローラを端部に設けたケーシング内において適宜の領域を摺動する摺動部材に回動自在にフック部材が装着され、鴨居側に設けられたトリガーにフック部材を介して制御される摺動部材がコイルスプリングを介して戸閉側に付勢され、フック部材に係止された状態から摺動部材の摺動領域を戸閉方向に移動し、且、コイルスプリングの弾性力による移動速度を低減させる往復型ダンパが設けられた緩衝閉鎖装置を設けた下荷重用引戸であって、前記ガイドローラは引戸の浮き上がりを防止するために、スプリングにより引戸を押し下げる方向に付勢するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項2の引戸用緩衝閉鎖装置は、請求項1記載の引戸用緩衝閉鎖装置に記載する前記ガイドローラはケーシング端部に着脱自在に設けられていることを特徴とするものである。
発明の作用
本発明に係る請求項1の引戸用緩衝閉鎖装置は、ガイドローラをスプリングにより引戸を押し下げる方向に付勢するようにしてあるので、トリガーにフック部材が接触する等により引戸の戸先側が浮き上がるのを防止することができる。
本発明に係る請求項2の引戸用緩衝閉鎖装置は、ガイドローラをケーシング端部に着脱自在に装着してあるので、ガイドローラを吊戸車に変更して低荷重の吊引戸用とすることができる。
図1は、本発明装置の概略正面図、図2は、図1の要部拡大正面図、図3は、同図2の側面図、引戸の左閉じ状態の正面図、図4、図5は、引戸の右方向への移動状態の正面図、図6は、引戸の右閉じ状態の正面図、図7は、ガイドローラー装置、連結部材、フック部材の関係を表す分解斜視図である。
図示において、1は、敷居レール上を戸車A、Aによって左右開閉走行する引戸、3は、ガイドレールで、後述する緩衝閉鎖装置のケーシングに連結部材4−1を介して連結されるガイドローラー装置4Aが嵌装されている。
前記連結部材4−1を介して連結されるガイドローラー装置4Aはケース4−2内にローラ4−3を設けたベースの軸4−3にスプリング4−4を介して上、下動するような構成となっている。
連結部材4は、その一部4−1を車輪支持部材4−1に形成された差し込み溝aに差し込むことにより緩衝閉鎖装置5のケーシング5−1をネジ等で一体化するものであって、緩衝閉鎖装置5のフック部材5−3が係合する係止片4−2が形成され、且、ガイドレール3の戸車転動面と反対の面に当たって緩衝閉鎖装置の浮き上がりを防止するための当接片4−3が形成されている。
6は、前記ガイドレール3に取り付けられる固定突起で、引戸1の開閉移動中にフック部材5−3の凹部5−3aが嵌ってスプリング5−4、5−4が引張されて同スプリングに復原力が蓄積されるようになっており、引戸1の開閉移動中にフック部材5−3の鉤部5−3bが連結部材4の係止片4−2に係合されてスプリング5−4、5−4に復原力が蓄積された状態が保持されるようになっている。
尚、7は、緩衝閉鎖装置5の前記ガイドローラと反対側のケーシング5−1に前述と同じ連結部材4を介して取り付けられたガイドローラで、戸車2とガイドローラ7の間でガイドレール3内を水平状態を保持して緩衝閉鎖装置5を移動させるようになっている。
本発明引戸の取付方法並びに作動状態を説明すれば、先ず、緩衝閉鎖装置5のケーシング5−1の両端に連結部材4、4をネジ等で一体化しておき、この連結部材4の一部4−1を、引戸1の左右に取り付けられる一方のガイドローラ装置4Aの車輪支持部材2−1及びガイドローラ7の車輪支持部材に形成された差し込み溝2−1aに差し込むことにより戸車2と緩衝閉鎖装置5及びガイドローラ7を連結部材4、4を介して一体化する。
次に、これらセットした部品を予め緩衝閉鎖装置5のフック部材5−3を操作する2個所のトリガー6、6を取り付けておいたガイドレール3の端部から挿通して、このガイドレール3内を転動できるようになった両端のガイドローラ装置4A、4Aの本体を引戸1の左右端に形成された掘り込み孔に嵌着固定する。
ガイドレール3に取り付ける固定突起の取付位置はどの位置から緩やかに閉鎖させるかによって決定するもので、取付位置は使用者の希望によって設定することも可能である。
図4の状態においては、緩衝閉鎖装置5のガイドローラ7側のフック部材5−3が連結部材4の係止片4−2に係合して固定状態にあり、ガイドローラ装置4A側のフック部材5−3の凹部5−3aにはガイドレール3の一方のトリガー6が嵌った状態となっている。
この状態から引戸1を右方向つまり矢印方向に移動させると、ガイドローラ装置4A側つまり左側のフック部材5−3は停止しているので、引戸1の移動中にスプリング5−4が引張されて同スプリングに復原力が蓄積されつつ図4の状態を経て図5の状態となる。
この状態となったとき、他方の固定突起7に右側のフック部材5−3の斜面5−4bが押されてフック部材5−3が回転し、係合状態にあった係止片4−2との結合が解かれるため、スプリング5−4が収縮し始め、引戸1から手を離してもスプリング5−4のこの復原力によって左移動するが、緩衝ダンパ5−2の作用によって緩やかに引戸1が図6のように閉まる。
上記後の作動は特開2014−206037号記載の作動状態と同じであるので、詳細な作動説明は省略するが、引戸1の開閉の都度フック部材5−3にトリガー6が当接する度に引戸1の進行方向の端部つまり戸先側が浮き上がろうとしてもローラ4−3を設けたベースの軸4−3に設けられたスプリング4−4の作用によって引戸1は常に下方に押下げられているので、浮き上がることがない。
本発明の請求項1の引戸用緩衝閉鎖装置は、上記開閉作動中にガイドローラをスプリングにより引戸を押し下げる方向に付勢するようにしてあるので、トリガーにフック部材が接触する等により引戸の戸先側が浮き上がるのを防止することができるものである。
本発明の請求項2の引戸用緩衝閉鎖装置は、上記請求項1の発明の効果と合わせて、引戸端部の掘り込み孔に取り付けられる戸車の車輪支持部材に、フック部材が係合する係止段部を形成した連結部材を介して緩衝閉鎖装置を一体化させるようにしたものであるから、ガイドローラ装置をケーシング端部に着脱自在に装着してあるので、ガイドローラを吊戸車に変更して低荷重の吊引戸用とすることができるものである。
本発明装置の概略正面図である。 図1の要部拡大正面図である。 図2の側面図である。 引戸の右方向への移動状態の正面図、 引戸の右閉じ状態の正面図である。 ガイドローラー装置、連結部材、フック部材の関係を表す分解斜視図である。
1 引戸
2 戸車
3 ガイドレール
4 連結部材
5 緩衝閉鎖装置
6 固定突起
7 ガイドローラ

Claims (2)

  1. 鴨居側に設けられたガイドレールに沿って走行するガイドローラを端部に設けたケーシング内において適宜の領域を摺動する摺動部材に回動自在にフック部材が装着され、鴨居側に設けられたトリガーにフック部材を介して制御される摺動部材がコイルスプリングを介して戸閉側に付勢され、フック部材に係止された状態から摺動部材の摺動領域を戸閉方向に移動し、且、コイルスプリングの弾性力による移動速度を低減させる往復型ダンパが設けられた引戸用緩衝閉鎖装置であって、敷居レールを走行する戸車を備えた下荷重引戸に使用されたとき、前記ガイドローラは前記下荷重引戸の浮き上がりを防止するために、スプリングにより前記下荷重引戸を押し下げる方向に付勢するようにしたことを特徴とする引戸用緩衝閉鎖装置。
  2. 請求項1記載の引戸用緩衝閉鎖装置に記載する前記ガイドローラはケーシング端部に着脱自在に設けられていることを特徴とする引戸用緩衝閉鎖装置。
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