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JP6504960B2 - プリント基板 - Google Patents

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JP6504960B2
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Description

本発明は、ノイズフィルタを有するプリント基板に関するものである。
プリント基板には、LSI(Large Scale Integrated circuit)またはIC(Integrated Circuit)などの回路素子から漏洩する高周波帯域の電磁ノイズを除去するためにノイズフィルタが実装されている。図7は、プリント基板100に実装された従来のノイズフィルタの一例を示す図である。このプリント基板100には、回路素子101、コネクタ回路102、バイパスコンデンサ104、電源配線パターン111及びグラウンド配線パターン112が実装されている。
図7に示されるように、電源配線パターン111の一端は、回路素子101と接続され、電源配線パターン111の他端は、コネクタ回路102を介して外部電源103と接続されている。バイパスコンデンサ104の一端は、引き出し配線113を介して電源配線パターン111と接続され、バイパスコンデンサ104の他端は、引き出し配線114を介してグラウンド配線パターン112と接続されている。回路素子101で発生した高周波電磁ノイズが外部電源103に伝播すれば、たとえば、電源電圧が変動して回路素子101の動作不良、あるいは外部電源103から電源供給を受ける他の回路素子(図示せず)の動作不良を招くという問題が生じ得る。バイパスコンデンサ104は、高周波電磁ノイズに対してノイズフィルタとして機能し、電源配線パターン111を伝播する高周波電磁ノイズをグラウンド配線パターン112にバイパスすることができる。これにより電源品位の向上が可能となる。
しかしながら、バイパスコンデンサ104には寄生インダクタンスが存在する。この寄生インダクタンスによりバイパスコンデンサ104のバイパス性能が劣化するので、外部電源103側に漏洩する高周波電磁ノイズを十分に低減させることができないという課題がある。この課題に対しては、たとえば、特許文献1(特開2005−303193号公報)の従来技術が知られている。この特許文献1に開示されているチップ型コンデンサアレイは、共通外部電極と並列に接続された複数個のコンデンサを備えているので、チップ型コンデンサアレイ自身の寄生インダクタンスを低減させることができる。
特開2005−303193号公報(たとえば、図1〜図4及び段落0020〜0030)
しかしながら、特許文献1の従来技術では、バイパスコンデンサの実装に使用される配線の寄生インダクタンスに起因するバイパス性能の劣化を抑制することができない。
上記に鑑みて本発明の目的は、コンデンサを含むバイパス回路の性能劣化を抑制することができるプリント基板を提供する点にある。
本発明の一態様によるプリント基板は、第1の配線層と第2の配線層とが絶縁層を介して積層された構造を有するプリント基板であって、前記第1の配線層の一部として形成された第1及び第2の配線ラインと、前記第1の配線層に配置されており、一対の電極端子を有し、前記一対の電極端子のうちの一方の電極端子が前記第1の配線ラインの一端部と電気的に接続されているバイパスコンデンサと、前記第2の配線層の一部として形成された第3の配線ラインと、前記第2の配線層の他の一部として形成されたグラウンド導体面と、前記絶縁層を貫通して形成され、前記第1の配線ラインの当該一端部を前記第3の配線ラインの一端部と導通させる第1の層間接続孔と、前記絶縁層を貫通して形成され、前記第2の配線ラインの一端部を前記第3の配線ラインの他端部と導通させる第2の層間接続孔と、前記絶縁層を貫通して形成され、前記一対の電極端子のうちの他方の電極端子を前記グラウンド導体面と電気的に導通させる第3の層間接続孔とを備え、前記第1及び第2の配線ラインは、磁気的に結合するように互いに対向し且つ互いに並行に延在しており、前記第1の配線ラインの当該一端部が前記第2の配線ラインの他端部と対向し、且つ前記第2の配線ラインの当該一端部が前記第1の配線ラインの他端部と対向していることを特徴とする。
本発明によれば、第1の配線ライン及び第2の配線ラインは、第3の配線ラインを介して直列に接続されており、磁気的結合により相互インダクタンスを形成する。この相互インダクタンスに対応して等価的に現れる負のインダクタンスにより、バイパスコンデンサを含むバイパス回路の寄生インダクタンスを打ち消すことができる。したがって、新たな電子部品を追加することなく、バイパス回路の性能劣化を抑制することができる。
本発明に係る実施の形態1の両面プリント基板の断面構造の一例を概略的に示す図である。 (A),(B)は、実施の形態1の両面プリント基板を構成する配線層の平面図である。 (A)は、一対の寄生インダクタを含む相互誘導回路を示す図であり、(B)は、この相互誘導回路のT型等価回路を示す図である。 実施の形態1の両面プリント基板の等価回路の主要部を概略的に示す図である。 実施の形態1の磁性体の一例を示す平面図である。 図5のVI−VI線における断面構造の要部を概略的に示す図である。 プリント基板に実装された従来のノイズフィルタの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る種々の実施の形態について詳細に説明する。なお、図面において同一符号を付された構成要素は、同一機能及び同一構成を有するものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る実施の形態1の両面プリント基板1の断面構造の一例を概略的に示す図であり、図2(A),(B)は、この両面プリント基板1を構成する配線層の平面図である。図2(A),(B)は、同一方向から視たときの上部配線層WL1及び下部配線層WL2の平面構成を示している。
図1に示されるように、両面プリント基板1は、第1の配線層である上部配線層WL1と、第2の配線層である下部配線層WL2と、これら上部配線層WL1及び下部配線層WL2の間に介在する絶縁層ILと、上部配線層WL1上に設けられた磁性体23とを備えている。両面プリント基板1は、上部配線層WL1、絶縁層IL及び下部配線層WL2が厚み方向(図面の垂直方向)に積層された構造を有している。ここで、絶縁層ILは、非導電性樹脂などの電気絶縁材料で構成される。
図2(A),(B)に示されるように、両面プリント基板1には、絶縁層ILを貫通する層間接続孔であるビアHa,Hb,Hc,Hd,Heが形成されている。ビアHa,Hb,Hc,Hd,Heの内部には、たとえば、導電性ペーストが充填されたり、無電解メッキにより銅などの金属層が形成されたりしているので、ビアHa,Hb,Hc,Hd,Heは導電性を有する。このため、ビアHa,Hb,Hc,Hd,Heは、上部配線層WL1と下部配線層WL2との間を電気的に接続することができる。
上部配線層WL1は、絶縁層ILの厚み方向両面のうち上面に形成されている。図2(A)に示されるように、上部配線層WL1には、LSIまたはICなどの電子部品である回路素子10と、DC−DCコンバータまたは車載用バッテリなどの外部電源12と電気的に接続されたコネクタ回路11と、電磁ノイズ除去用のバイパスコンデンサ13とが設けられている。
また、上部配線層WL1を構成する配線パターンとしては、回路素子10の電源端子と接続される電源配線パターンW1と、コネクタ回路11を介して外部電源12のプラス端子と電気的に接続される電源配線パターンW2と、バイパスコンデンサ13の一方の電極端子を電源配線パターンW1と電気的に接続する引き出し配線W3と、バイパスコンデンサ13の他方の電極端子をビアHcと電気的に接続する配線W4と、回路素子10の接地端子をビアHdと電気的に接続するグラウンド配線W5と、コネクタ回路11の接地端子をビアHeと電気的に接続するグラウンド配線W6とが形成されている。電源配線パターンW1,W2、引き出し配線W3、配線W4及びグラウンド配線W5,W6は、銅箔などの導電体で構成されればよい。
一方、下部配線層WL2は、図1に示されるように絶縁層ILの下面に形成されている。この下部配線層WL2を構成する配線パターンは、図2(B)に示されるように、ビアHa,Hb間を電気的に接続する配線ラインW9と、電気的に接地されたグラウンド導体面22とからなる。グラウンド導体面22は、配線ラインW9とは電気的に絶縁されている。これら配線ラインW9とグラウンド導体面22とは、銅箔などの導電体で構成されればよい。外部電源12のマイナス端子は、上部配線層WL1におけるコネクタ回路11、グラウンド配線W6及びビアHeを介して、グラウンド導体面22と接続されている。
なお、配線ラインW9は、図2(B)に示されるように直角に折れ曲がる屈曲部分を有するが、これに限定されるものではない。このような配線ラインW9に代えて、直線状の配線ライン、または円形状もしくは楕円形状の配線ラインを採用してもよい。
次に、図2(A)を参照すると、上部配線層WL1においては、一方の電源配線パターンW1は、他方の電源配線パターンW2と対向し且つ近接する位置に形成された第1の配線ラインW1aを含み、他方の電源配線パターンW2は、一方の電源配線パターンW1と対向し且つ近接する位置に形成された第2の配線ラインW2aを含む。これら第1及び第2の配線ラインW1a,W2a(以下「近接配線ラインW1a,W2a」と呼ぶ。)は、互いに対向し且つ互いに並行に延在するように形成されている。下部配線層WL2の配線ラインW9は、これら近接配線ラインW1a,W2aを直列接続するための第3の配線ラインである。
図2(A)に示されるように、近接配線ラインW1aの左側一端部は、ビアHaと電気的に接続されている。これにより、近接配線ラインW1aは、図2(B)に示されるように、ビアHaを介して下部配線層WL2の配線ラインW9の左側一端部と導通する。他方の近接配線ラインW2aの右側一端部は、図2(A)に示されるようにビアHbと電気的に接続されている。これにより、近接配線ラインW2aは、図2(B)に示されるように、ビアHbを介して下部配線層WL2の配線ラインW9の右側他端部と導通する。したがって、近接配線ラインW1a,W2aの端部同士が、ビアHa、配線ラインW9及びビアHbを介して直列に接続される。それ故、近接配線ラインW1a,W2aに流れる電流の方向は同一方向となる。また、寄生インダクタンスに起因して近接配線ラインW1a,W2aで発生する磁束の方向もほぼ同一方向となる。
また、近接配線ラインW1aの左側一端部は、図2(A)に示されるように、引き出し配線W3を介してバイパスコンデンサ13の一方の電極端子と電気的に接続されている。バイパスコンデンサ13の他方の電極端子は、配線W4を介してビアHcと電気的に接続されている。これにより、当該他方の電極端子は、ビアHcを介して下部配線層WL2のグラウンド導体面22と導通する。一方、近接配線ラインW1aの右側他端部は、図2(A)に明示されていないが、近接配線ラインW2aの右側一端部(ビアHbと接続する部分)と対向する部分であり、電源配線ラインW1の他の配線部分を介して回路素子10の電源端子と電気的に接続されている。また、近接配線ラインW2aの左側他端部も、図2(A)に明示されていないが、近接配線ラインW1aの左側一端部(ビアHaと接続する部分)と対向する部分であり、電源配線ラインW2の他の配線部分とコネクタ回路11とを介して外部電源12と電気的に接続されている。
本実施の形態のノイズフィルタは、上記近接配線ラインW1a,W2aとバイパスコンデンサ13とを含んで構成される。近接配線ラインW1a,W2aは、互いに磁気的に結合して相互誘導を起こす一対の寄生インダクタを有する。図3(A)は、近接配線ラインW1aの寄生インダクタ41と近接配線ラインW2aの寄生インダクタ42とを含む相互誘導回路を模式的に示す図であり、図3(B)は、この相互誘導回路のT型等価回路を示す図である。節点a1,a2からそれぞれ電流i,iが寄生インダクタ41,42に流れ込むとき、寄生インダクタ41,42間に相互インダクタンス−Mが形成される。節点b1,b2が共通電位を有するとすれば、相互誘導回路は、図3(B)に示されるように3つのインダクタンスL1+M,L2+M,−Mを有する3個のインダクタ51,52,53からなる等価回路と考えることができる。この種の等価回路は、T型等価回路と呼ばれている。
ここで、近接配線ラインW1a,W2aが互いに距離d(単位:m)だけ離れて対向し、且つ近接配線ラインW1a,W2aのライン長が共にR(単位:m)である場合、近接配線ラインW1a,W2a間の相互インダクタンスの大きさM(単位:H=Wb/A)は、たとえば、次の近似式(1)で与えられる。
M=(μ/(2π))×R×(ln(2R/d)−1) (1)
ここで、μは、真空の透磁率(=4π×10−7H/m)である。この式(1)に基づいて、相互インダクタンスを設計することが可能である。
なお、近接配線ラインW1a,W2a間の相互インダクタンスの大きさMは、次式(2)によっても与えられる。
M=k×(L1×L2)1/2 (2)
ここで、kは、結合係数である。
図4は、ノイズフィルタを有する両面プリント基板1の等価回路の主要部を概略的に示す図である。図4に示される等価回路は、回路素子10と、上記したT型等価回路と、バイパスコンデンサ13と、配線インダクタンスL4を有する寄生インダクタ54と、コネクタ回路11とを備えている。インダクタ51の等価インダクタンスはL1+Mであり、インダクタ52の等価インダクタンスはL2+Mである。また、バイパスコンデンサ13は、容量Cを有するコンデンサ成分13Cと、等価直列インダクタンス(ESL)である残留インダクタンスLpを有する寄生インダクタ13ESLとを備えている。ここで、寄生インダクタ54は、図2(A),(B)のビアHcによって形成される。なお、図4では、説明の便宜上、両面プリント基板1の他の回路要素(たとえば、引き出し配線W3の抵抗成分及び寄生インダクタ成分)の表示は省略されている。
本実施の形態のバイパス回路は、図2(A)に示した引き出し配線W3、バイパスコンデンサ13、配線W4及びビアHcによって構成される。このバイパス回路では、近接配線ラインW1a,W2aが磁気的に結合すると、図4に示されるように、負のインダクタンス−Mを有するインダクタ53が等価的に現れる。すなわち、インダクタ51,52間の直列接続点Npにインダクタ53が等価的に接続されたこととなる。よって、このとき、バイパス回路では、負のインダクタンス−Mを有するインダクタ53と、コンデンサ成分13Cと、寄生インダクタ13ESLとが直列に接続されることとなる。
ここで、ビアHcの配線インダクタンスL4については、ビアHcの寸法(たとえば、長さ及びビア径)に基づいて配線インダクタンスL4を近似的に算出することができる。また、バイパスコンデンサ13の特性を測定することで、残留インダクタンスLpを算出することが可能である。
したがって、負のインダクタンス−Mと、ビアHcの配線インダクタンスL4と、バイパスコンデンサ13の残留インダクタンスLpとについてインピーダンスが打ち消し合うように、インダクタンス−Mを設計することにより、バイパス回路のインピーダンスをコンデンサ成分13Cのみのインピーダンスと等価とすることができる。たとえば上式(1)を用いて、負のインダクタンス−Mが最適な値となるような設計を行うことが可能である。これにより、バイパス回路におけるバイパス経路が実質的にインダクタンス成分を含まないことになるので、電源配線パターンW1を伝播する電磁ノイズの周波数が高くても、バイパス性能が低下することを防ぐことができる。
ここで、バイパスコンデンサ13の実装に使用される引き出し配線W3及び配線W4の寄生インダクタンスを考慮してインダクタンス−Mを設計することも可能である。
次に、図1に示した磁性体23について説明する。この磁性体23は、近接配線ラインW1a,W2aの近傍に配置され、且つ、平面視で少なくとも近接配線ラインW1a,W2a間の領域に配置される。これにより、近接配線ラインW1a,W2a間で発生する磁束の磁路の一部を磁性体23の内部に閉じ込めることができる。
図5は、上部配線層WL1上に設けられる磁性体23の一例を示す平面図であり、図6は、図5のVI−VI線における断面構造の要部を概略的に示す図である。図5及び図6に示されるように、磁性体23は、近接配線ラインW1a,W2aに当接し、且つ近接配線ラインW1a,W2aを被覆するように配置されている。これにより、磁性体23の内部には、近接配線ラインW1a,W2a間で発生する磁束MFが通過する磁路が形成される。近接配線ラインW1a,W2aのうちの一方から発生する磁束の全てが、空気中に漏れ出ずにその他方に鎖交する状態のときに、近接配線ラインW1a,W2aの寄生インダクタ41,42間の結合係数kは最高の値「1」となる。近接配線ラインW1a,W2aの近傍に磁性体23を配置することで、磁束MFは磁性体23の内部に集中するので、空気中に漏れ出る磁束の量を減らすことができる。その結果、結合係数kが「1」の値に近づき、上式(2)により相互インダクタンスの大きさMが高くなる。よって、結合係数kが高くなる分に応じて、自己インダクタンスL1,L2を小さい値に設定することができる。これにより、近接配線ラインW1a,W2aのライン長Rを短くすることが可能となる。したがって、上記インダクタンス−Mを得るために必要な近接配線ラインW1a,W2aの寸法を小さくすることができる。
磁性体23としては、数MHz以上の高周波信号に対して高い透磁率を有するフェライト磁性体が好ましい。たとえば、軟磁性金属粉末が分散された樹脂シート、または厚みが数μm程度のフェライトめっき膜を磁性体23として使用することができる。
以上に説明したように実施の形態1の両面プリント基板1では、近接配線ラインW1a,W2aは、配線ラインW9を介して直列に接続され、磁気的結合により相互インダクタンスを形成するように互いに対向し且つ同一方向に延在している。この磁気的結合に対応して等価的に現れる負のインダクタンス−Mにより、バイパスコンデンサ13を含むバイパス回路全体の寄生インダクタンスを打ち消すことができる。よって、新たな電子部品を追加することなく、バイパスコンデンサ13のバイパス性能の劣化を抑制することが可能である。したがって、電源配線パターンW1を伝播する電磁ノイズを効果的に除去することができる。
ここで、バイパス回路の寄生インダクタンスを打ち消すために、インダクタなどの電子部品を追加で実装することが考えられる。しかしながら、新たな電子部品の追加は、プリント基板の製造コストの増加を招くとともに、当該新たな電子部品がプリント基板上の他の配線または他の電子部品に電磁的に作用して悪影響を与えるおそれがある。本実施の形態の両面プリント基板1は、そのような電子部品を追加で実装することなく、バイパス性能の劣化を抑制することができる。
また、図2(B)に示したように、近接配線ラインW1a,W2aを直列接続する配線ラインW9が、グラウンド導体面22と同じ下部配線層WL2に形成されるので、配線層の数を抑えることができ、両面プリント基板1の小型化を実現することができる。
以上、図面を参照して本発明に係る実施の形態について述べたが、この実施の形態は本発明の例示であり、この実施の形態以外の様々な形態を採用することもできる。たとえば、上記実施の形態は2層構造の両面プリント基板であるが、これに限定されるものではない。本発明は、3層以上の配線層を有する多層プリント基板に対して適用可能である。
また、上記外部電源12に代えて、上記実施の形態の両面プリント基板1に、内部電源である電源素子を実装してもよい。この場合でも、実装された電源素子への高周波電磁ノイズの伝播を抑制することが可能である。
本発明の範囲内において、上記実施の形態の構成要素の自由な組み合わせ、上記実施の形態の任意の構成要素の変形、または上記実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
WL1 上部配線層、WL2 下部配線層、IL 絶縁層、W1,W2 電源配線パターン、W1a,W2a 近接配線ライン(第1及び第2の配線ライン)、W9 配線ライン、Ha,Hb,Hc,Hd,He ビア、MF 磁束、1 両面プリント基板、10 回路素子、11 コネクタ回路、12 外部電源、13 バイパスコンデンサ、22 グラウンド導体面、23 磁性体、41,42 寄生インダクタ、51〜53 インダクタ、54 寄生インダクタ。

Claims (6)

  1. 第1の配線層と第2の配線層とが絶縁層を介して積層された構造を有するプリント基板であって、
    前記第1の配線層の一部として形成された第1及び第2の配線ラインと、
    前記第1の配線層に配置されており、一対の電極端子を有し、前記一対の電極端子のうちの一方の電極端子が前記第1の配線ラインの一端部と電気的に接続されているバイパスコンデンサと、
    前記第2の配線層の一部として形成された第3の配線ラインと、
    前記第2の配線層の他の一部として形成されたグラウンド導体面と、
    前記絶縁層を貫通して形成され、前記第1の配線ラインの当該一端部を前記第3の配線ラインの一端部と導通させる第1の層間接続孔と、
    前記絶縁層を貫通して形成され、前記第2の配線ラインの一端部を前記第3の配線ラインの他端部と導通させる第2の層間接続孔と、
    前記絶縁層を貫通して形成され、前記一対の電極端子のうちの他方の電極端子を前記グラウンド導体面と電気的に導通させる第3の層間接続孔と
    を備え、
    前記第1及び第2の配線ラインは、磁気的に結合するように互いに対向し且つ互いに並行に延在しており、前記第1の配線ラインの当該一端部が前記第2の配線ラインの他端部と対向し、且つ前記第2の配線ラインの当該一端部が前記第1の配線ラインの他端部と対向している、
    ことを特徴とするプリント基板。
  2. 請求項1記載のプリント基板であって、前記第1の配線ライン及び前記第2の配線ラインは、磁気的に結合することにより等価的な負のインダクタンスを形成することを特徴とするプリント基板。
  3. 請求項1または請求項2記載のプリント基板であって、前記第1の配線層に配置された回路素子を更に備え、
    前記第1の配線ラインの当該他端部は、前記回路素子の電源端子と電気的に接続され、
    前記第2の配線ラインの当該他端部は、電源と電気的に接続される、
    ことを特徴とするプリント基板。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のプリント基板であって、前記第1の配線ライン及び前記第2の配線ライン間で発生する磁束の少なくとも一部を閉じ込める磁性体を更に備え、
    前記磁性体は、前記第1の配線層の厚み方向からの平面視で、少なくとも前記第1の配線ラインと前記第2の配線ラインとの間の領域に配置されている、
    ことを特徴とするプリント基板。
  5. 請求項4記載のプリント基板であって、前記磁性体は、前記第1の配線ライン及び前記第2の配線ラインを被覆するように配置されることを特徴とするプリント基板。
  6. 請求項4または請求項5記載のプリント基板であって、前記磁性体は、フェライト磁性体であることを特徴とするプリント基板。
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