JP6501686B2 - 車両のセーリングストップ制御方法及び制御装置 - Google Patents
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Description
また、変速機は潤滑油による冷却に加えて、空冷による冷却も行われているが、惰性走行中は、比較的高車速で行われることが多く、空冷による冷却効率が高くなる。
以上の点から、惰性走行を行うと、惰性走行中に変速機内の油温が低下し、惰性走行開始時の油温より惰性走行終了時の油温が低くなる。
従って、惰性走行終了時における変速機内の油温が低く、油の粘性が増大することで変速機内のフリクションが増大してしまう、という問題があった。
この車両のセーリングストップ制御方法において、前記セーリングストップ走行条件の成立時、惰性走行終了時の前記変速機の油温を予測する。
予測された惰性走行終了時の前記変速機の油温が閾値以下である場合、前記セーリングストップ制御による惰性走行を禁止する。
惰性走行終了時の前記変速機の油温は、惰性走行条件成立時の油温、油温低下勾配、惰性走行予測時間を用いて予測し、惰性走行予測時間は、過去の惰性走行時間の平均値とする。
即ち、セーリングストップ条件成立時の油温が適正値であっても、惰性走行中は油温が低下するため、惰性走行終了時の油温が低く、変速機のフリクションが増大し、走行用駆動源の燃費や電費が悪化するおそれがある。従って、セーリングストップ走行条件成立時の油温が適正値であるからといって、惰性走行を行うと、惰性走行終了後の走行において、燃費や電費が悪化する。そこで、惰性走行終了時の油温を予測し、燃費や電費の悪化が予測される場合は、セーリングストップによる惰性走行を禁止する。
この結果、惰性走行終了後の走行において、変速機内のフリクションが増大することを抑制することができる。
惰性走行終了時の前記変速機の油温は、惰性走行条件成立時の油温、油温低下勾配、惰性走行予測時間を用いて予測され、惰性走行予測時間は、過去の惰性走行時間の平均値とされる。このため、容易な構成で、惰性走行予測時間の算出に基づいて、惰性走行終了時の変速機の油温を予測することができる。
実施例1におけるセーリングストップ制御方法及び制御装置は、副変速機付き無段変速機を搭載したエンジン車に適用したものである。以下、実施例1におけるエンジン車のセーリングストップ制御装置の構成を、「全体システム構成」、「変速マップによる変速制御構成」、「セーリングストップ制御処理構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1のセーリングストップ制御装置が適用された副変速機付き無段変速機が搭載されたエンジン車の全体構成を示し、図2は、変速機コントローラの内部構成を示す。以下、図1及び図2に基づき、全体システム構成を説明する。
なお、以下の説明において、ある変速機構の「変速比」は、当該変速機構の入力回転速度を当該変速機構の出力回転速度で割って得られる値である。また、「最ロー変速比」は当該変速機構の最大変速比を意味し、「最ハイ変速比」は当該変速機構の最小変速比を意味する。
図3は、変速機コントローラの記憶装置に格納される変速マップの一例を示す。以下、図3に基づき、変速マップによる変速制御構成を説明する。
この変速マップには、従来のベルト式無段変速機の変速マップと同様に、アクセル開度APO毎に変速線が設定されており、自動変速機4の変速はアクセル開度APOに応じて選択される変速線に従って行われる。なお、図3には簡単のため、全負荷線F/L(アクセル開度APO=8/8のときの変速線)、パーシャル線P/L(アクセル開度APO=4/8のときの変速線)、コースト線C/L(アクセル開度APO=0のときの変速線)のみが示されている。
図4は、実施例1の統合コントローラ13で実行されるセーリングストップ制御処理構成の流れを示す(セーリングストップ制御部)。以下、セーリングストップ制御処理構成をあらわす図4の各ステップについて説明する。
ここで、「セーリング入り条件」とは、
(a)エンジン駆動による前進走行中(レンジ位置信号や車速信号などにより判断)
(b)ブレーキOFF(ブレーキスイッチ信号により判断)
(c)アクセルOFF(開度=0のアクセル開度信号により判断)
をいい、上記(a)〜(c)の条件を全て満足する状態が所定時間(ディレー時間:例えば、1秒〜2秒)経過すると、セーリング入り条件成立とする。即ち、運転者が加速や停止を意図しておらず、惰性走行を行うことを検知する条件に設定している。
ここで、「CVT油温」の情報は、CVT油温センサ48から取得する。「閾値1」は、図5に示すように、セーリングストップ制御を許可する自動変速機4のフリクション許可限界値に対応するCVT油温の値に設定される。
ここで、「油温低下傾き」は、CVT油温センサ48からのCVT油温と、外気温センサ49からの外気温と、車速センサ43からの車速VSPと、図6に示す油温低下傾きマップを用いて油温低下傾きを算出する。即ち、CVT油温が低いと油温低下傾き[℃/sec]は大きく、CVT油温が高くなるほど油温低下傾き[℃/sec]は小さくなる。また、外気温が低いほど油温低下傾き[℃/sec]は大きくなる。さらに、車速VSPについては、車速VSPが高いほど走行風による冷却効果が大きくなり、油温低下傾き[℃/sec]は大きくなる。
こここで、「セーリング継続予測時間の算出」では、下記の何れかの算出手法を用いる。
(a) 1ドライビングサイクル中の一度のセーリング実施時間の平均値、または、車両トータル走行の一度のセーリング実施時間の平均値により算出する。
(b) カーナビゲーションシステムより道路情報(高速道路、勾配道路、カーブ路、等)を入手し、セーリング実施時間の平均時間を道路状況毎に分類する。そして、現在の道路状況がどの分類に属するかを判断し、判断された道路状況でのセーリング実施時間の平均時間とする。
ここで、「惰性走行終了時のCVT予測油温の算出」は、ステップS3で算出された油温低下傾きと、ステップS4で算出されたセーリング継続予測時間を用いて算出する。
ここで、「閾値2」は、セーリングストップ制御を許可する自動変速機4のフリクション許可限界値に対応するCVT油温の値に設定するものであるため、閾値2=閾値1としても良い。しかし、「閾値1」がCVT油温の比較判断値とし、「閾値2」がCVT予測油温の比較判断値とするものであるため、図5に示すように、予測誤差を見積もり、「閾値1」より少し高めの値に設定している。即ち、閾値2は、閾値2≧閾値1の関係にて設定する。
ここで、「セーリング許可判定」が出されたら、フォワードクラッチFwd/Cを解放し、エンジン1を停止し、セーリングストップ制御による惰性走行を開始する。
ここで、「セーリング禁止判定」が出されたら、セーリング入り条件が成立しているアクセルOFF・ブレーキOFFの走行状態であるにもかかわらず、セーリングストップ制御による惰性走行が行われない。
実施例1のエンジン車のセーリングストップ制御装置における作用を、「セーリングストップ制御処理作用」、「セーリングストップ制御動作」、「セーリングストップ制御方法の特徴作用」に分けて説明する。
セーリング入り条件が成立すると、CVT油温にかかわらず、常にセーリングストップ制御での惰性走行を行うものを比較例とする。
また、自動変速機は潤滑油による冷却に加えて、走行風による空冷も行われているが、惰性走行中は、比較的高車速で行われることが多く、走行風による冷却効率が高くなる。
以上の点から、比較例のように、CVT油温が極低温である走行状況であるにもかかわらず、セーリングストップ制御での惰性走行を許可すると、惰性走行中に自動変速機内のCVT油温が低下し、惰性走行開始時のCVT油温より惰性走行終了時のCVT油温が低くなる。
従って、惰性走行終了時における自動変速機内のCVT油温が低く、作動油の粘性が増大することで自動変速機内のフリクションが増大してしまう。そして、セーリングストップ制御による惰性走行終了後の走行に際して、自動変速機内のフリクションが制動力として作用するために車両が減速する。このため、例えば、意図した地点まで到達するのに、アクセルペダルを、フリクション分を上乗せした駆動力を出すレベルまで深く踏み込む必要があり、燃料を消費し、燃費向上を目指すセーリングストップ制御を実施しながら、逆に燃費が悪化することがある。
実施例1のセーリングストップ制御処理作用を、図4に示すフローチャートに基づき説明する。
したがって、「セーリング許可判定」が出されたら、フォワードクラッチFwd/Cを解放し、エンジン1を停止し、セーリングストップ制御による惰性走行が開始される。
したがって、「セーリング禁止判定」が出されたら、セーリング入り条件が成立しているアクセルOFF・ブレーキOFFの走行状態であるにもかかわらず、セーリングストップ制御による惰性走行が行われない。
したがって、「セーリング禁止判定」が出されたら、セーリング入り条件が成立しているアクセルOFF・ブレーキOFFの走行状態であるにもかかわらず、セーリングストップ制御による惰性走行が行われない。
セーリングストップ制御の狙いは、走行中車速域にかかわらず、アクセル足放し操作時にCVT(動力伝達機構)のエンジン1からの動力を伝達するフォワードクラッチFwd/Cを解放する。これによりエンジン1と駆動輪7が切り離され、エンジンブレーキによる減速を防止することで、アクセル足放し操作時の空走距離が伸び、その結果、燃費が向上する。さらに、エンジン1を停止させアイドリング維持のための燃料も節約することにある。
上記セーリングストップ制御の狙いを実現しつつ、CVT予測油温条件によってセーリング禁止を加えた実施例1でのセーリングストップ制御動作を、図7に示すタイムチャートに基づき説明する。
図7において、時刻t1はセーリング入り条件成立時刻、時刻t2はセーリング実施時間が短いときのセーリング抜け予測時刻である。時刻t3はセーリング実施時間が長いときのセーリング抜け予測時刻である。
従って、セーリング実施時間が短いときのセーリング抜け予測時刻t2において、CVT予測油温がTb(>油温閾値)になり、セーリングストップ制御の実行を許可するセーリング許可判定が出される。そして、セーリング実施時間が長いときのセーリング抜け予測時刻t3においても、CVT予測油温がTc(>油温閾値)になり、セーリングストップ制御の実行を許可するセーリング許可判定が出される。
従って、セーリング実施時間が短いときのセーリング抜け予測時刻t2において、CVT予測油温がTb’(>油温閾値)になり、セーリングストップ制御の実行を許可するセーリング許可判定が出される。しかし、セーリング実施時間が長いときのセーリング抜け予測時刻t3においては、CVT予測油温がTc’(≦油温閾値)になり、セーリングストップ制御の実行を禁止するセーリング禁止判定が出される。
実施例1では、セーリングストップ走行条件の成立時、惰性走行終了時の自動変速機4のCVT油温が予測される。そして、予測された惰性走行終了時の自動変速機4のCVT油温が閾値2以下である場合、セーリングストップ制御による惰性走行を禁止する。
即ち、セーリングストップ条件成立時のCVT油温が適正値、即ち、CVT油温>閾値1であっても、惰性走行中はCVT油温が低下するため、惰性走行終了時のCVT油温が低く、自動変速機4のフリクションが増大し、エンジン1の燃費が悪化するおそれがある。従って、セーリングストップ走行条件成立時のCVT油温が適正値であるからといって、惰性走行を行うと、惰性走行終了後の走行において、燃費が悪化する。そこで、惰性走行終了時のCVT油温を予測し、燃費の悪化が予測される場合は、セーリングストップによる惰性走行を禁止する。
この結果、惰性走行終了後の走行において、自動変速機4内のフリクションが増大することが抑制される。
実施例1では、バリエータ20の下流に副変速機30を備える自動変速機4に適用している。このため、惰性走行により停止する回転体(ここではバリエータ20)が多くなるため、惰性走行によるCVT油温の低下が顕著になる。このような自動変速機4に適用することで、ユニットフリクション増大による燃費悪化を抑制する効果が増す。
また、セーリングストップによる惰性走行が禁止されると、アクセル足放しによるコースト走行状態(ブレーキペダルのon/offは問わない)となり、フォワードクラッチFwd/Cの締結により駆動輪7により自動変速機4が回される。このため、自動変速機4のフリクションを増大するCVT油温の低下が抑えられ、減速走行距離を長くすることが可能である。
即ち、セーリングストップ入り条件の成立時にCVT油温が閾値1以下であると、セーリングストップ制御による惰性走行を禁止している。このため、惰性走行終了時の自動変速機4のCVT油温を予測する必要があるのは、自動変速機4のCVT油温が閾値1を超えている場合に限られる。
したがって、不要に惰性走行終了時の自動変速機4のCVT油温を予測する演算負荷が低減される。
従って、容易な構成で、惰性走行終了時の自動変速機4のCVT油温が予測される。
即ち、現在のCVT油温と外気温との差が大きいほど、油温低下勾配は大きくなる。また、車速VSPが高いほど、走行風による冷却効率が高くなり、油温低下勾配は大きくなる。
従って、油温低下勾配が正確に算出される。
従って、容易な構成で、惰性走行予測時間が算出される。
従って、道路状況に応じて、運転者の惰性走行予測時間を算出することで、惰性走行予測時間の算出精度がより向上する。
実施例1のエンジン車のセーリングストップ制御方法及び制御装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
セーリングストップ走行条件の成立に基づき、摩擦締結要素(駆動系クラッチFwd/C)の動力伝達を遮断すると共に走行用駆動源(エンジン1)を停止して惰性走行する車両(エンジン車)において、
セーリングストップ走行条件の成立時、惰性走行終了時の変速機(自動変速機4)の油温(CVT油温)を予測し、
予測された惰性走行終了時の変速機(自動変速機4)の油温(CVT油温)が閾値(閾値2)以下である場合、セーリングストップ制御による惰性走行を禁止する(図4)。
このため、惰性走行終了後の走行において、変速機(自動変速機4)内のフリクションが増大することを抑制する車両(エンジン車)のセーリングストップ制御方法を提供することができる。
変速機(自動変速機4)の油温(CVT油温)が閾値(閾値1)を超えている場合、惰性走行終了時の(自動変速機4)の油温(CVT油温)を予測する。
このため、(1)の効果に加え、不要に惰性走行終了時の自動変速機4のCVT油温を予測する演算負荷を低減することができる。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、容易な構成で、惰性走行終了時の変速機(自動変速機4)の油温(CVT油温)を予測することができる。
このため、(3)の効果に加え、油温低下勾配を正確に算出することができる。
このため、(3)又は(4)の効果に加え、容易な構成で、惰性走行予測時間を算出することができる。
このため、(5)の効果に加え、道路状況に応じて、運転者の惰性走行予測時間を算出することで、より算出精度を向上することができる。
セーリングストップ走行条件の成立に基づき、摩擦締結要素(駆動系クラッチFwd/C)の動力伝達を遮断すると共に走行用駆動源(エンジン1)を停止して惰性走行するセーリングストップ制御部(統合コントローラ13)と、を備える車両(エンジン車)において、
セーリングストップ制御部(統合コントローラ13、図4)は、セーリングストップ走行条件の成立時、惰性走行終了時の変速機(自動変速機4)の油温(CVT油温)を予測し、
予測された惰性走行終了時の変速機(自動変速機4)の油温(CVT油温)が閾値(閾値2)以下である場合、セーリングストップ制御による惰性走行を禁止する処理を行う。
このため、惰性走行終了後の走行において、変速機(自動変速機4)内のフリクションが増大することを抑制する車両(エンジン車)のセーリングストップ制御装置を提供することができる。
2 トルクコンバータ
3 リダクションギア対
4 自動変速機(変速機)
5 ファイナルギア対
6 終減速装置
7 駆動輪
9 ロックアップクラッチ
10 メカオイルポンプ
11 油圧制御回路
12 変速機コントローラ
13 統合コントローラ(セーリングストップ制御部)
20 バリエータ
21 プライマリプーリ
22 セカンダリプーリ
23 Vベルト
30 副変速機構
31 ラビニョウ型遊星歯車機構
32 ローブレーキ(摩擦締結要素、駆動系クラッチFwd/C)
33 ハイクラッチ(摩擦締結要素、駆動系クラッチFwd/C)
34 リバースブレーキ(摩擦締結要素)
43 車速センサ
48 CVT油温センサ
49 外気温センサ
Claims (5)
- 走行用駆動源と駆動輪との間に配設され、油圧により締結/開放される摩擦締結要素を有する変速機を備え、
セーリングストップ走行条件の成立に基づき、前記摩擦締結要素の動力伝達を遮断すると共に前記走行用駆動源を停止して惰性走行する車両において、
前記セーリングストップ走行条件の成立時、惰性走行終了時の前記変速機の油温を予測し、
予測された惰性走行終了時の前記変速機の油温が閾値以下である場合、前記セーリングストップ制御による惰性走行を禁止し、
前記惰性走行終了時の前記変速機の油温は、惰性走行条件成立時の油温、油温低下勾配、惰性走行予測時間を用いて予測し、前記惰性走行予測時間は、過去の惰性走行時間の平均値とする
ことを特徴とする車両のセーリングストップ制御方法。 - 請求項1に記載された車両のセーリングストップ制御方法において、
前記セーリングストップ走行条件の成立時、前記変速機の油温を検出し、前記変速機の油温が閾値以下である場合、前記セーリングストップ制御による惰性走行を禁止し、
前記変速機の油温が閾値を超えている場合、惰性走行終了時の前記変速機の油温を予測する
ことを特徴とする車両のセーリングストップ制御方法。 - 請求項1又は2に記載された車両のセーリングストップ制御方法において、
前記油温低下勾配は、現在の油温、外気温、車速から算出する
ことを特徴とする車両のセーリングストップ制御方法。 - 請求項1から3までの何れか一項に記載された車両のセーリングストップ制御方法において、
前記惰性走行予測時間は、道路状況毎に過去の惰性走行時間の平均値を算出する
ことを特徴とする車両のセーリングストップ制御方法。 - 走行用駆動源と駆動輪との間に配設され、油圧により締結/開放される摩擦締結要素を有する変速機と、
セーリングストップ走行条件の成立に基づき、前記摩擦締結要素の動力伝達を遮断すると共に前記走行用駆動源を停止して惰性走行するセーリングストップ制御部と、を備える車両において、
前記セーリングストップ制御部は、前記セーリングストップ走行条件の成立時、惰性走行終了時の前記変速機の油温を予測し、
予測された惰性走行終了時の前記変速機の油温が閾値以下である場合、前記セーリングストップ制御による惰性走行を禁止し、
前記惰性走行終了時の前記変速機の油温は、惰性走行条件成立時の油温、油温低下勾配、惰性走行予測時間を用いて予測し、前記惰性走行予測時間は、過去の惰性走行時間の平均値とする処理を行う
ことを特徴とする車両のセーリングストップ制御装置。
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