JP6498231B2 - フォークガード構造 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、フロントフォークを保護するフォークガードをフロントフェンダに取付ける構造としながら、走行風の流れや外観性の制約を受けにくく、且つ保護効果の更なる向上が図れるフォークガード構造を提供することを目的としている。
この構成によれば、フロントフェンダ内にフォークガードが固定されるため、走行風の流れや外観性の制約を受けにくくなり、また、フォークガードを緩衝部に可及的に近接させて配置することができ、フロントフォークの保護効果を向上させることができる。
本発明は、二輪車(10)の前輪(33)を支持するフロントフォーク(13)に、前記前輪(33)の上方を覆うように下方に開放する箱状に形成されたフロントフェンダ(34)が取付けられ、前記フロントフォーク(13)を構成する左右一対の筒状の緩衝部(26)の少なくとも一部を覆うフォークガード(30L,30R)が前記フロントフェンダ(34)に組付けられたフォークガード構造において、前記フォークガード(30L,30R)は、前記フロントフェンダ(34)内に固定され、前記フォークガード(30L,30R)の後側が、車幅方向内側に指向し、前記フロントフェンダ(34)と共に前記フォークガード(30L,30R)は、左右の前記緩衝部(26)を連結するボトムブリッジ(25)の下方に配置され、左右の前記緩衝部(26)は、前記ボトムブリッジ(25)で連結、支持され、前記フロントフェンダ(34)は、その上面が前記ボトムブリッジ(25)に固定されるとともに、前記フォークガード(30L,30R)が前記ボトムブリッジ(25)より前方及び後方で前記フロントフェンダ(34)に固定されることを特徴とする。
この構成によれば、剛性部材であるボトムブリッジを前後に挟んで、フォークガードをフロントフェンダに固定することにより、フォークガードの固定部の剛性を向上させることができ、フォークガードと緩衝部とを近接して配置しても支持剛性が高いため、双方の干渉を回避して、効果的にフロントフォークを保護することができる。
上記構成において、前記フォークガード(30L,30R)は、少なくとも車幅方向外側に指向する面が前記緩衝部(26)に沿うように円筒の一部を構成するようにしても良い。この構成によれば、フロントフォーク形状に沿って、フォークガードを形成するため、フロントフォークの保護効果を更に向上させることができる。
また、上記構成において、前記フロントフェンダ(34)には、前記フロントフォーク(13)を挿通させる開口(34g)が形成されるとともに、前記フォークガード(30L,30R)が前記開口(34g)の一部を塞ぐように配置されるようにしても良い。この構成によれば、フロントフェンダのフロントフォーク挿通用の開口を大きく形成して、フロントフォークとフロントフェンダとの組付け性を容易にすることができるとともに、フォークガードで開口の一部を塞ぐため、前輪側からフロントフェンダ上方へ抜ける開口面積を可及的に小さくし、水等のフロントフェンダ上方への飛散を抑制することができる。
また、上記構成において、前記フォークガード(30L,30R)は、前記緩衝部(26)の後方で車幅方向の車体中心側に延びるリブ壁(30j)が設けられるようにしても良い。この構成によれば、フロントフェンダの後側にて前輪から跳ね上がった水等がフロントフェンダの前方に飛散するのをリブ壁で掻き落として防ぐことができ、フロントフォークの保護効果を高めることができる。
また、上記構成において、前記フロントフェンダ(34)の側壁(34b)と前記フォークガード(30L,30R)とが当接するようにしても良い。この構成によれば、フロントフェンダ側壁の剛性をフォークガードで高めることができる。
また、フロントフェンダには、フロントフォークを挿通させる開口が形成されるとともに、フォークガードが開口の一部を塞ぐように配置されるので、フロントフェンダのフロントフォーク挿通用の開口を大きく形成して、フロントフォークとフロントフェンダとの組付け性を容易にすることができるとともに、フォークガードで開口の一部を塞ぐため、前輪側からフロントフェンダ上方へ抜ける開口面積を可及的に小さくし、水等のフロントフェンダ上方への飛散を抑制することができる。
また、フォークガードは、緩衝部の後方で車幅方向の車体中心側に延びるリブ壁が設けられるので、フロントフェンダの後側にて前輪から跳ね上がった水等がフロントフェンダの前方に飛散するのをリブ壁で掻き落として防ぐことができ、フロントフォークの保護効果を高めることができる。
また、左右一対のフォークガード間にボトムブリッジとフロントフェンダとの締結部を設けるので、フォークガードが固定されるフロントフェンダ自体をフォークガード間でボトムブリッジに固定するため、フロントフェンダの支持剛性をフォークガードに作用させることができる。
また、フロントフェンダの側壁とフォークガードとが当接するので、フロントフェンダ側壁の剛性をフォークガードで高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態のフォークガード構造を採用した自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部を構成するヘッドパイプ12に操舵可能にフロントフォーク13が取付けられ、車体フレーム11の下部を構成するロアフレーム16の下部後端部にリンク18を介して上下スイング可能にパワーユニット21が取付けられ、車体フレーム11の後部を構成するリヤフレーム17に収納ボックス22が取付けられている。
車体カバー23は、フロントフォーク13の上部の前方を覆うフロントカバー51と、このフロントカバー51の下端に連続して設けられた左右一対のフロントロアカバー52,52(手前側のフロントロアカバー52のみ図示)と、バーハンドル31の中央部を覆うハンドルカバー53と、フロントフォーク13の上部の後方を覆うフロントインナカバー54と、フロントフォーク13の上部の後方を覆うとともにフロントカバー51の左右端に接続されて運転者の脚部の前方を覆うレッグシールド56と、このレッグシールド56の下端部から下方及び後方に延びて運転者の足載せとされるフロアステップ57と、このフロアステップ57左右縁部から下方に延びる左右一対のフロアサイドスカート58,58(手前側のフロアサイドスカート58のみ図示)と、これらのフロアサイドスカート58,58の後端に連続するように設けられた左右一対のリヤサイドスカート59,59(手前側のリヤサイドスカート59のみ図示)とを備える。
フロントカバー51は、左右一対の下部カバー86,86と、これらの下部カバー86,86の上部間に設けられた正面視Y字形状の中間部カバー87と、この中間部カバー87の上方に設けられた上部カバー88とから構成され、下部カバー86,86及び中間部カバー87が、左右のフロントロアカバー52,52と共に開口部91を形成している。
開口部91からは、フロントフォーク13の下部、前輪33及びフロントフェンダ34等が外部に突出している。図中の符号93,93(手前側の符号93のみ図示)はバーハンドル31の両端部の前方を覆うハンドガード、94は上部カバー88に取付けられたライセンスプレートである。
左右一対のフォークガード30L,30Rは、フロントフォーク13の左右の緩衝部26におけるフロントフェンダ34から突出した部分の上部を覆っている。
フロントフェンダ34は、ボトムブリッジ25(図1参照)に取付けられる上壁34aと、フロントフォーク13の車幅方向外方に配置された左右の側壁34b,34bとを備える。フォークガード30L,30Rは、ほぼ左右対称な形状に形成され、フロントフェンダ34の上壁34aに取付けられるとともに、フロントフェンダ34の側壁34b,34bの車幅方向内方に配置されて、フロントフォーク13の緩衝部26を構成するフォークパイプ101の前方、側方及び後方を覆い、飛び石等からフォークパイプ101を保護している。
緩衝部26は、ボトムブリッジ25に上端が取付けられたフォークパイプ101と、このフォークパイプ101がスライド可能に挿入されるとともに下端部で前輪33を支持するボトムケース102とでテレスコピック構造に構成され、これらのフォークパイプ101及びボトムケース102内にダンパ及びスプリングからなる緩衝機構が内蔵されている。なお、符号103は緩衝部26の軸線である。
フロントフェンダ34は、断面が略円弧形状の上壁34aに、一体に凹ませられた取付部34dが形成され、この取付部34dに、フロントフェンダ34をボトムブリッジ25に取付けるためのほぼ平坦状のブリッジ側取付部34eと、このブリッジ側取付部34eより低い位置に形成された複数のガード取付部34fとを備え、このガード取付部34fに左右のフォークガード30L,30Rが取付けられる。
フロントフォーク13のボトムブリッジ25は、その中央に位置するとともにステアリングステム24が取付けられる筒状のセンタボス部25Cと、このセンタボス部25Cからそれぞれ側方斜め前方に延びる左アーム部25L及び右アーム部25Rとからなり、左アーム部25L及び右アーム部25Rの先端部に形成された上下に貫通する嵌合部25a,25aにそれぞれフォークパイプ101の上端部が嵌合され、ボルト104により締め付けられて固定されている。
フロントフェンダ34は、フロントフォーク13の緩衝部26,26(図2参照)を挿入するためにブリッジ側取付部34eの両側方に開けられた挿入穴34g、34gと、フォークガード30L,30Rを取付けるためにブリッジ側取付部34eの両側方に且つ挿入穴34g,34gよりも前方、及び挿入穴34g,34gよりも後方に設けられた4つのガード取付部34fとを備える。
図6及び図7に示すように、フロントフォーク13のフォークパイプ101,101のそれぞれの前方、外側方及び後方を囲むようにフォークガード30L,30Rがフロントフェンダ34の内面34hに設けられた複数のガード取付部34fに取付けられている。
フロントフェンダ34の内面34hには、前後方向に延びる複数の前後リブ34jと、車幅方向に延びる複数の左右リブ34kとが一体に設けられ、剛性が高められている。
フロントフェンダ34の左右の側壁34b,34bは、それぞれ前後方向のほぼ中央で且つフォークガード30L,30Rの外側方に、車幅方向外方に膨出する膨出部34mが設けられている。
フロントフェンダ34のブリッジ側取付部34eは、その両側の縁部34n,34nが前側では平行、後側では後すぼまりに形成され、縁部34n,34nが平行から後すぼまりに変化する屈曲縁部34p,34pの車幅方向内側にフロントフェンダ34をボトムブリッジ25に締結する2本のボルト106,106が配置され、縁部34n,34nの後すぼまりの後端部にフロントフェンダ34をボトムブリッジ25に締結する1本のボルト106が配置される。
また、縁部34n,34nから一段低くなるように左右一対の底部34q,34qが形成され、これらの底部34q,34q(取付部34dの一部を構成している。)の前部及び後部にそれぞれガード取付部34fが設けられる。ガード取付部34fは、フォークガード30L,30Rの前側延出部30c及び後側延出部30dが挿入された挿入用スリット34rと、前側延出部30c及び後側延出部30dをビス108でそれぞれ締結するための取付壁34sとからなる。
フロントフェンダ34の膨出部34mの内面34hには、L形状の鉤部34t(図11も参照)が一体に形成されている。また、フォークガード30L,30Rの周壁30eの外周面30fには、フロントフェンダ34の鉤部34tに係合する突出係合部30gと、周壁30eの上下位置を鉤部34tと協働して規制する突出壁部30hとが一体に形成されている。
フォークガード30L,30Rは、周壁30eがフォークパイプ101より後方まで延び、且つフォークパイプ101より車幅方向内側まで延びている。更に周壁30eには、その車幅方向内縁より車幅方向内方に突出するリブ壁30jが一体に形成されている。従って、後輪43(図3参照)の回転に伴って後方から前方に飛散した雨水等が、リブ壁30jによって阻止されて車両前方に飛散しないようにすることができる。
また、図3に戻って、周壁30eは、フォークパイプ101より前方まで延び、周壁30eの前部には、その車幅方向内縁より車幅方向内方に突出するリブ壁30vが一体に形成されている。
フォークガード30Lの周壁30eの外周面30fには、緩衝部26の軸方向に直交するように形成された突出係合部30gと、この突出係合部30gから緩衝部26の軸方向上方に離れて側面視L字形状の突出壁部30hが形成されている。突出係合部30gの車幅方向内側には矩形の貫通穴30kが開けられている。突出壁部30hは、軸方向に直交する下壁30mと、この下壁30mの端部から軸方向に延びる上壁30nとからなる。
フォークガード30Lの突出係合部30gは、フロントフェンダ34の鉤部34tに係合された状態にある。また、フォークガード30Lの突出壁部30hは、鉤部34tの上方に位置するとともに、突出壁部30hの先端部30pはフロントフェンダ34の内面34hに当たっている。従って、鉤部34tが突出係合部30gと突出壁部30hとに上下に挟まれて、フロントフェンダ34に対するフォークガード30Lの上下移動が規制される。また、突出壁部30hの先端部30pがフロントフェンダ34の内面34hに当たっていることで、フロントフェンダ34の膨出部34mの剛性を高めることができ、これにより、膨出部34mとフォークガード30Lとを互いに車幅方向に振動しにくくすることができる。
図12は、フォークガード30Lの組付要領を示す作用図である。図12(A)は組付け前の状態を示す作用図、図12(B)は組付け中の状態を示す作用図である。
図12(A)に示すように、フォークガード30Lの円弧部30tをフォークパイプ101の外周面101aに当てた状態で、フォークガード30Lをフォークパイプ101の軸方向に移動させ、フロントフェンダ34に接近させる。このとき、フォークガード30Lの前側延出部30c及び後側延出部30dは、フロントフェンダ34のガード取付部34f,34fからずれた位置になるように傾けておく。また、フォークガード30Lの突出係合部30gがフロントフェンダ34の鉤部34tに係止されるようにする。なお、符号34uはガード取付部34fの取付壁34sに開けられたビス挿通穴、111は前側延出部30c及び後側延出部30dに装着されたナット部材、111aはナット部材111に形成されたねじ穴である。
この構成によれば、フロントフェンダ34内にフォークガード30L,30Rが固定されるため、フォークガード30L,30Rが走行風の流れや外観性の制約を受けにくくなり、形状、寸法及び配置の自由度を高めることができ、また、フォークガード30L,30Rを緩衝部26,26に可及的に近接させて配置することができる。従って、フォークガード30L,30Rによるフロントフォーク13の保護効果を向上させることができる。
また、図5及び図7に示したように、フロントフェンダ34には、フロントフォーク13を挿通させる開口としての挿入穴34gが形成されるとともに、フォークガード30L,30Rが挿入穴34gの一部を塞ぐように配置されるので、フロントフェンダ34のフロントフォーク挿通用の挿入穴34gを大きく形成して、フロントフォーク13とフロントフェンダ34との組付け性を容易にすることができるとともに、フォークガード30L,30Rで挿入穴34gの一部を塞ぐため、前輪33側からフロントフェンダ34上方へ抜ける開口面積を可及的に小さくし、水等のフロントフェンダ34上方への飛散を抑制することができる。
また、図9に示したように、フォークガード30L,30Rは、緩衝部26,26の後方で車幅方向の車体中心側に延びるリブ壁30j,30jが設けられるので、フロントフェンダ34の後側にて前輪33から跳ね上がった水等がフロントフェンダ34の前方に飛散するのをリブ壁30jで掻き落として防ぐことができ、フロントフォーク13の保護効果を高めることができる。
また、図8及び図11に示したように、フロントフェンダ34の側壁34b,34bとフォークガード30L,30R、詳しくは突出壁部30h,30hとが当接するので、フロントフェンダ34の側壁34b,34bの剛性をフォークガード30L,30Rで高めることができる。従って、フロントフェンダ34の側壁34b,34b及びフォークガード30L,30Rの振動を抑制することができる。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。
13 フロントフォーク
25 ボトムブリッジ
26 緩衝部
30L,30R フォークガード
30a 大径部(最大径部)
30j リブ壁
33 前輪
34 フロントフェンダ
34b 側壁
34g 挿入穴(開口)
101 フォークパイプ(内筒)
102 ボトムケース(外筒)
103 緩衝部の軸線
W 大径部の幅(最大径部の上下幅)
Claims (10)
- 二輪車(10)の前輪(33)を支持するフロントフォーク(13)に、前記前輪(33)の上方を覆うように下方に開放する箱状に形成されたフロントフェンダ(34)が取付けられ、前記フロントフォーク(13)を構成する左右一対の筒状の緩衝部(26)の少なくとも一部を覆うフォークガード(30L,30R)が前記フロントフェンダ(34)に組付けられたフォークガード構造において、
前記フォークガード(30L,30R)は、前記フロントフェンダ(34)内に固定され、
前記フォークガード(30L,30R)の後側が、車幅方向内側に指向し、
正面視にて、前記フォークガード(30L,30R)の上端は、前記フロントフェンダ(34)と重なることを特徴とするフォークガード構造。 - 二輪車(10)の前輪(33)を支持するフロントフォーク(13)に、前記前輪(33)の上方を覆うように下方に開放する箱状に形成されたフロントフェンダ(34)が取付けられ、前記フロントフォーク(13)を構成する左右一対の筒状の緩衝部(26)の少なくとも一部を覆うフォークガード(30L,30R)が前記フロントフェンダ(34)に組付けられたフォークガード構造において、
前記フォークガード(30L,30R)は、前記フロントフェンダ(34)内に固定され、
前記フォークガード(30L,30R)の後側が、車幅方向内側に指向し、
前記フロントフェンダ(34)と共に前記フォークガード(30L,30R)は、左右の前記緩衝部(26)を連結するボトムブリッジ(25)の下方に配置され、
左右の前記緩衝部(26)は、前記ボトムブリッジ(25)で連結、支持され、前記フロントフェンダ(34)は、その上面が前記ボトムブリッジ(25)に固定されるとともに、前記フォークガード(30L,30R)が前記ボトムブリッジ(25)より前方及び後方で前記フロントフェンダ(34)に固定されることを特徴とするフォークガード構造。 - 二輪車(10)の前輪(33)を支持するフロントフォーク(13)に、前記前輪(33)の上方を覆うように下方に開放する箱状に形成されたフロントフェンダ(34)が取付けられ、前記フロントフォーク(13)を構成する左右一対の筒状の緩衝部(26)の少なくとも一部を覆うフォークガード(30L,30R)が前記フロントフェンダ(34)に組付けられたフォークガード構造において、
前記フォークガード(30L,30R)は、前記フロントフェンダ(34)内に固定され、
前記フォークガード(30L,30R)の後側が、車幅方向内側に指向し、
前記フォークガード(30L,30R)は、前記緩衝部(26)の一部を囲繞するように形成されるとともに、前記フロントフォーク(13)に前記フロントフェンダ(34)を固定した状態で、着脱可能に形成されるとともに、前記フォークガード(30L,30R)は、前記緩衝部(26)の軸線(103)を中心に回転させることにより、前記フロントフェンダ(34)に固定されることを特徴とするフォークガード構造。 - 前記フォークガード(30L,30R)は、少なくとも車幅方向外側に指向する面が前記緩衝部(26)に沿うように円筒の一部を構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフォークガード構造。
- 前記フロントフェンダ(34)には、前記フロントフォーク(13)を挿通させる開口(34g)が形成されるとともに、前記フォークガード(30L,30R)が前記開口(34g)の一部を塞ぐように配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のフォークガード構造。
- 前記フォークガード(30L,30R)は、前記緩衝部(26)の一部を囲繞するように形成されるとともに、前記フロントフォーク(13)に前記フロントフェンダ(34)を固定した状態で、着脱可能に形成されるとともに、前記フォークガード(30L,30R)は、前記緩衝部(26)の軸線(103)を中心に回転させることにより、前記フロントフェンダ(34)に固定されることを特徴とする請求項5に記載のフォークガード構造。
- 前記フォークガード(30L,30R)は、前記緩衝部(26)の後方で車幅方向の車体中心側に延びるリブ壁(30j)が設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のフォークガード構造。
- 左右一対の前記フォークガード(30L,30R)間に前記ボトムブリッジ(25)と前記フロントフェンダ(34)との締結部を設けることを特徴とする請求項2に記載のフォークガード構造。
- 前記緩衝部(26)は、下部に外筒(102)、上部に内筒(101)を有するテレスコピック式で構成され、外筒(102)の上端に最大径部(30a)が形成されるとともに、前記最大径部(30a)の上下幅(W)の範囲に前記フォークガード(30L,30R)の下端(30u)が設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のフォークガード構造。
- 前記フロントフェンダ(34)の側壁(34b)と前記フォークガード(30L,30R)とが当接することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のフォークガード構造。
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