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JP6472003B2 - Wlanアクセスポイントのための低電力消費モード - Google Patents

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Description

本発明は、無線ホームネットワークの領域に関し、特にこれらのネットワークの実装に関与する機器の電力消費の低減に関する。
WLAN(Wireless Local Area Network)ネットワーク技術は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)リンクのようなブロードバンドネットワークへのアクセスを有する家庭において広く展開されている。この技術は、一般的にWIFI(Wireless Fidelity)としても知られている。WLANネットワーク技術は、例えば、WLAN式のホームネットワークにおいて、特にWLANアクセスポイントを有するビデオサーバプラットフォーム(例えば、デコーダ又はホームゲートウェイ)とクライアントデコーダとの間で、オーディオビジュアル番組を伝送することを可能にしている。
WLAN技術を実装する機器は、ここではIEEE802.11-2012(IEEE Std 802.11TM − 2012/IEEE Standard for Information technology- Telecommunications and information exchange between systems Local and metropolitan area networks-Specific requirements − Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications)に従うものと考えられる。
また、無線ローカルネットワークの物理レイヤの実装に関する要素を指定するこの標準IEEE802.11-2012は、以下の段落で“WLAN標準”と呼ばれる。この文献の残りにおいて、このWLAN標準の仕様を満たす機器は、“WLAN”機器と呼ばれ、同じ仕様を満たすネットワークは“WLANネットワーク”と呼ばれる。
デコーダ機器の電力消費に関する制約及びホームネットワークゲートウェイの電力消費に関する制約は異なる。デコーダは、電力消費に関する更なる制約を満たさなければならない。2014年から適用可能な新たな規制は、遠隔で活性化(始動)されて所定の最小期間の間に(例えば、アプリケーション又はサービスを実施せずに)非活性化(非活動・停止)状態のままになるように適合された少なくとも1つのネットワークインタフェースを有するデコーダに対して、電源の最初の部分(すなわち、主電源側)で測定された4Wの最大電力消費を課す。
これは、AP(Access Point)モードで動作するWLANインタフェースを含み、ビデオサーバ機能を有する機器に当てはまる。
WLAN標準はまた、WLAN無線ネットワークに接続されたWLAN機器(この機器は一般的に“局”の省略を意味する“STA”とも呼ばれる)が電力消費を低減することを可能にする“電力節約”モードと呼ばれる低電力消費のスタンバイモードを指定する。
既存の低電力消費のスタンバイモードは、機器の間の接続を維持することを可能にするが、データ送信中に更なる待ち時間を引き起こす可能性がある。
しかし、WLANネットワークのアクセスポイント(AP)の機能を実装するWLAN機器(例えば、ネットワークゲートウェイ又はオーディオビジュアル番組デコーダ)の電力消費を低減する目的で、何も有効なものは存在しない。
本発明は、WLAN無線ローカルネットワークにおけるWLANアクセスポイントに特有の低電力消費モードを実装するための方法を提案することにより、上記の状況が改善されることを可能にする。
本発明は、特に、無線ローカルネットワークのアクセスポイントデバイスを有する機器において電力消費を管理する方法に関し、アクセスポイントデバイスは、制御フレームを送信し、この方法は、
−機器の制御ユニットにより、アクセスポイントデバイスを介して送信されたデータ量を評価するステップと、
−評価された送信されたデータ量に従って、アクセスポイントデバイスの非活動状態の将来の期間に関する少なくとも1つの情報を制御フレームのうち1つに挿入するステップと、
−アクセスポイントデバイスにより、制御フレームを送信するステップと、
−アクセスポイントデバイスの少なくとも一部を非活性化するステップと、
−非活動状態の期間の終わりにアクセスポイントの少なくとも一部を活性化するステップと
を有する。
本発明の実施例によれば、送信されたデータ量を評価するステップは、データビットレートを測定するステップを有する。
本発明の実施例によれば、送信されたデータ量を評価するステップは、機器により管理されている進行中の通信セッションの数を定める(又はカウントする)ステップを有する。
本発明の実施例によれば、通信セッションは、テレビ、オーディオ放送、ビデオオンデマンド、ファイルのダウンロード、ウェブページのブラウジングの中からのサービスに対応するセッションを有する。
本発明の実施例によれば、制御フレームは、WLAN標準802.11-2012により規定されたもののような“ビーコン”フレームである。
本発明の実施例によれば、少なくとも1つの情報は、標準IEEE802.11-2012に規定されたもののような制御フレームの“Quiet Element”情報フィールドに挿入される。
本発明の実施例によれば、非活動状態の期間の始まりは、無線ローカルネットワークの時間基準により規定される。
本発明の実施例によれば、非活動状態の期間の始まりは、制御フレームのうち1つの送信時点を参照して規定される。
本発明の実施例によれば、送信されたデータ量を評価するステップは、送信されたデータのタイプを分析するステップを有する。
本発明はまた、無線ローカルネットワークにおける通信デバイスに関し、このデバイスは、無線ローカルネットワークにアクセスするためのアクセスポイントを有し、このデバイスは、
−アクセスポイントを介して送信されたデータ量又はデータのビットレートを評価し、評価されたデータ量又はデータのビットレートに従ってアクセスポイントの非活動状態の少なくとも1つの期間を定めるコントローラと、
−アクセスポイントの非活動状態の将来の期間に関する少なくとも1つの情報を、アクセスポイントに接続された少なくとも1つの局に送信する通信インタフェースと、
−非活動状態の将来の期間の間に通信インタフェースの全部又は一部を非活性化する制御スイッチと
を有する。
本発明の実施例によれば、スイッチは、通信インタフェースの少なくとも1つの電流給電線上で動作する。
本発明の実施例によれば、スイッチは、通信インタフェースに接続された少なくとも1つのクロック線上で動作する。
本発明はまた、プログラムがコンピュータで実行された場合、前述のように機器において電力消費を管理する方法のステップを実行するプログラムコード命令を有することを特徴とするコンピュータプログラムプロダクトにも関する。
本発明の実施例によるWLAN通信ネットワークにおけるWLANアクセスポイントを含むネットワークゲートウェイ 図1のネットワークゲートウェイのWLANアクセスポイントの活動状態及び非活動状態の期間の入れ替わり 図1のネットワークゲートウェイのWLANアクセスポイントの電力消費を管理する方法 WLANアクセスポイントの非活動状態の将来の期間の通知を提供する目的で、図1のゲートウェイのWLANアクセスポイントにより接続された局に送信される情報フィールド 図1のWLANアクセスポイントを有するゲートウェイの内部アーキテクチャ 図1のゲートウェイGWのWLANアクセスの非活動状態の期間の通知を定めて提供する方法を示す図
添付図面を参照して行う以下の説明を読むことで、本発明がよく理解でき、他の特別な特徴及び利点が明らかになる。
限定的ではないが一般的に、本発明は、ネットワークゲートウェイにおいてWLANアクセスポイントの電力消費を管理する方法に関する。実装される方法によれば、WLAN無線ローカルネットワークのアクセスポイントは、その電力消費を低減するために、データを送信又は受信せず、少なくとも部分的に非活性化される非活動状態の将来の期間を、接続されたWLAN局に通知する。
図1は、WLAN無線通信ネットワークN1におけるWLANアクセスポイントを有する通信ゲートウェイGWを示している。WLANネットワークN1はまた、3つのWLAN通信局STA1、STA2及びSTA3を有する。WLAN局STA1、STA2及びSTA3は、ゲートウェイに接続される。この一式の機器は、WLANローカルホームネットワークを構成する。ゲートウェイGWを局(例えば、STA1)に接続する無線通信リンクL1は、WLANリンクである。ゲートウェイGWは、リンクL2によりネットワークN2に接続される。リンクL2は、ネットワークN2に接続するためのDSLAMタイプ(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)の機器を有する。本発明の実施例によれば、L2は、ADSLタイプ(Asymmetric Digital Subscriber Line)のリンクであり、N2は、ゲートウェイGWがWAN(Wide Area Network)ブロードバンドネットワークを用いて接続されるインターネットネットワークである。N2は、ネットワークゲートウェイGWを介して局STA1、STA2及びSTA3によりアクセス可能な複数のサーバを有する。
ゲートウェイGWは、本発明の実施例に従って採用されたWLAN標準に従って、無線接続により局STA1、STA2及びSTA3とデータを交換する。
更に、ネットワークN1及びN2の間の有用なコンテンツの伝送に対応するデータについて、ゲートウェイGWは、制御フレームと呼ばれる情報フレームをWLANネットワークN1の遠隔局STA1、STA2及びSTA3に送信する。これらのフレームは、WLAN標準で規定されたもののような“ビーコン”フレームである。規則的な間隔で送信される“ビーコン”フレームは、WLANネットワークN1の特性を提供する。これらの特性は、例えば、ネットワークの識別子、利用可能なビットレートのリスト、並びに、識別のサポートされるモード及び方法である。
従来技術によれば、遠隔WLAN局(ネットワークN1の場合のSTA1、STA2及びSTA3等)のみが、特に無線周波数送受信モジュールを非活性化することにより、低電力消費モードに構成され得る。
本発明の実施例によれば、ゲートウェイGWは、所定の条件に従って低電力消費モードに出入りする場合を規定することを目的としたソフトウェアルーチンを実行する。これらの条件は、例えば、局STA1、STA2及びSTA3との交換の頻度、及び送信されるデータのタイプである。例えば、ビデオストリーム受信がない場合、且つ、有用なデータの送信がネットワークN2の所定の帯域幅占有を超えない場合、ゲートウェイGWで実行されるアルゴリズム(これらのステップはゲートウェイの制御ユニットにより実行される)は、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントを低電力消費モードに構成する。
本発明の実施例によれば、低電力消費モードは、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントモジュールの活動状態の期間と非活動状態の期間との入れ替わりに対応する。
ゲートウェイが低電力消費モードにある場合、“ビーコン”制御フレームの情報フィールドに情報を挿入することにより、一式の接続された機器(遠隔局STA1、STA2及びSTA3)に通知した後で、非活動状態の期間として知られる期間の間に、そのWLANアクセスポイントモジュールを規則的に非活性化する。
ゲートウェイは、例えば、次の“ビーコン”フレームが送信されるまで、“ビーコン”フレームの送信の10ms後にそのWLANアクセスポイントモジュールを非活性化することを、情報フィールドにおいて示す。実施例によれば、“ビーコン”フレームは、規則的な間隔で、100ms毎にゲートウェイGWにより送信される。
従って、そのWLANアクセスポイントの非活動状態の期間の通知を提供した10ms後に、ゲートウエイは、そのWLANアクセスポイントを非活性化し、10ms後にそれを再活性化(再開)する。この非活動状態の期間の間に、ゲートウェイは、そのWLANアクセスポイントモジュールを介して何も送信せず、局STA1、STA2及びSTA3からフレームを受信することはできない。しかし、これはネットワークN1におけるデータ交換に好ましくないとは限らない。この理由は、局は、“ビーコン”フレームにおいて非活動状態の将来の期間の通知を受信しており、非活動状態の期間の全体持続時間の間にフレームをゲートウェイGWに送信しないからである。
この例によれば、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントは、ゲートウェイが低電力消費モードに構成されている場合、90%の時間に部分的又は完全に非活性化される。WLANアクセスポイントの非活性化は、完全又は部分的に電力消費がないことにより、電力を節約することを可能にする。
実施例によれば、ネットワークN1の局STA1、STA2及びSTA3の通信インタフェースも、低電力消費モードの非活動状態の期間の間に非活性化される。局は、“ビーコン”フレームにおいてゲートウェイGWのWLANアクセスポイントから送信された非活動状態の将来の期間の通知を提供する情報を受信した後に、結果として電力消費を低減するように自分のインタフェースを構成することにより、自分を低電力消費モードに設定する。局の低電力消費モードは、その基板上の制御ユニット(マイクロコントローラと関連する基板上のソフトウェアを有する)により局のそれぞれについて構成される。
従って、有利には、ネットワークの全ての相互接続されたWLAN機器の電力消費は、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの非活動状態の期間の通知により、簡単に低減される。
図2は、ネットワークゲートウェイGWのWLANアクセスポイントWLAN-APの活動状態の期間及び非活動状態INACTの期間のシーケンスを示している。WLANアクセスポイントは、“ビーコン”フレームCFを100ms毎に送信する。ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントは、低電力消費モードに構成される。“ビーコン”フレームCFは、非活動状態INACTの期間に関する情報を有する。
非活動状態の期間に関する情報INFは、WLANネットワークN1に接続された局に対して、ゲートウェイが10msの期間の終わりにそのWLANアクセスポイントを非活性化することを示す。この10msの期間は、次の“ビーコン”情報フレームCFの始まりから始まる。情報INFは、このように通知された非活動状態の期間が2つの連続する“ビーコン”フレームCFにより区切られた期間のそれぞれについて考慮されるべきであることを示す通知を有する。従って、ネットワークゲートウェイGWのWLANアクセスポイントのWLAN-APは、低電力消費モードの全体持続時間の間に90%の時間に非活性化される。
図4は、ゲートウェイGWにより“ビーコン”制御フレームCFに挿入されてネットワークN1に送信される情報の要素を示している。本発明の実施例によれば、WLAN標準で規定された“Quiet”情報フィールドが、非活動状態の将来の期間に関する情報の送信に使用される。一式の情報はINFと呼ばれる。情報フィールドINFは、ヘッダと、4つのインジケータとを有する。ヘッダは、フィールドインジケータIDと、フィールド長情報Lとを有する。Lは、ヘッダ及び長さ(フィールド長)のバイトを含むフィールドのバイト単位の長さを示す。インジケータIN-Cは、非活動状態の次の期間の始まりに先行する将来の“ビーコン”フレームの数を示す。インジケータIN-Pは、この値がゼロでない場合、非活動状態の2つの連続する期間を分離する“ビーコン”フレームの数を示す。インジケータIN-Pの値がゼロである場合、これは、非活動状態の次の通知期間に続いて非活動状態の将来の期間が存在しないことを示す。インジケータIN-Lは、非活動状態の期間の周期的な連続を記述する役目をする。この値がゼロである場合、非活動状態の期間に周期性は存在しない。この値がゼロでない場合、これは、非活動状態の2つの期間を分離する“ビーコン”フレームの数を示す。この値がゼロでない場合、これは、非活動状態の2つの期間を分離する“ビーコン”フレームの数を示す。インジケータIN-Oは、“ビーコン”情報フレームに関して非活動状態の期間の始まりをオフセットすることを可能にする。換言すると、非活動状態の期間は、必ずしも2つの“ビーコン”フレームの間の1つ以上の間隔に対応するとは限らない。従って、IN-Oインジケータは、“ビーコン”フレームの始まりと、後続する非活動状態の期間の始まりとを分離する時間単位の数を示す。
図3は、ネットワークゲートウェイGWの制御ユニットにより実施されるアルゴリズムを示す図である。この図は、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの低電力消費モードを管理するルーチンの異なるステップを記載している。これは、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの低電力消費モードの出入りを生じる条件(イベント及び/又は動作)を記載している。
ステップS1は、ゲートウェイGWを初期化するステップである。このステップは、電源投入に続く。ゲートウェイのモジュールの設定は、その通常の動作(特に制御ユニット、WLANアクセスポイント及び内部ルーティングモジュール)の目的で構成される。
本発明の実施例によれば、ゲートウェイGWは、通過するパケットの数が利用可能な帯域幅の低占有度に対応する場合、WLANアクセスポイントを低電力消費モードに構成する。例えば、オーディオビジュアルコンテンツの送信に関するデータの伝送がない場合、ゲートウェイGWは、WLANアクセスポイントを低電力消費モードに設定する。VOIPタイプ(Voice Over IP)の電話通信に対応するデータの伝送中に、“バースト”モードで通過するデータの場合、非活動状態の期間が進行中のVOIP電話セッションに必要なビットレートを保証するのに十分である場合には、WLANアクセスポイントを低電力消費モードに構成することも可能である。より具体的には、活動状態の残りの期間がゲートウェイGWによる通過するデータの伝送を保証することが可能である場合、アクセスポイントは、低電力消費モードに構成される。オーディオビジュアルコンテンツの伝送に関して、WLANアクセスポイントの低電力消費モードを管理するルーチンにより、オーディオビジュアルコンテンツにアクセスすることを目的とした要求のゲートウェイGWにおける検出は、低電力消費モードの終了、又は活動状態の期間と非活動状態の期間との間の比の変更をもたらす。実際に、ゲートウェイGWを介したオーディオビジュアルコンテンツの伝送中に、有用なデータの量は相当なものになり、全てのデータの伝送を保証するために、十分に長い活動状態の期間を維持することが必要になる。
前述に関して、変形実施例によれば、“低電力消費モード”は、WLANアクセスポイントの非活動状態の期間の単なる存在により定義されるモード、又はWLANアクセスポイントの活動状態の期間と非活動状態の期間との間の比(又は閾値)を超えることにより定義されるモードであることが分かる。低電力消費モードの定義に拘わらず、WLANアクセスポイントの非活動状態の期間が頻繁であるほど(及び/又は長いほど)、WLANアクセスポイントの全部又は一部が電力供給されない時間が長くなるため、その結果、電力を節約する。
ステップS2において、ゲートウェイGWは、局STA1、STA2又はSTA3のうち1つにより送信されるオーディオビジュアルコンテンツにアクセスする要求が検出されなくても、そのネットワークインタフェース(WAN又はWLAN)の一方又は他方で生じるデータの伝送を実行する。これは、オーディオビジュアルコンテンツの伝送の観点から何も生じていない(IDLEからの)動作モードIDに対応する。ステップS3において、管理ルーチンは、オーディオビジュアルコンテンツにアクセスする要求が局STA1、STA2又はSTA3のうち1つにより遠隔サーバ(ネットワークN2に存在する)に送信されたか否かを検査する。このような要求はCLI REQ(クライアント要求)と呼ばれる。クライアント要求がゲートウェイの低電力消費モードを管理するルーチンにより検出されなかった場合、ステップS6において時間カウンタが開始される。この終わりのときに、依然としてオーディオビジュアルコンテンツにアクセスする要求がない場合、ゲートウェイGWは、低電力消費モードに入る。低電力消費モードLOWは、ステップS7に対応する。ステップS6において、時間カウンタTLOWにより予め定められた時間に到達しない限り、ルーチンはステップS2に戻り、ゲートウェイは、生じたデータの通過を管理する。予め定められた時間に到達した場合、WLANアクセスポイントは、ステップS7において低電力消費モードに構成される。ゲートウェイネットワークGWを介してオーディオビジュアルコンテンツにアクセスすることを目的としたクライアント要求が存在しない限り、低電力消費モードは維持される(ステップS7及びS8)。ステップS8において局からのクライアント要求が検出された場合、ゲートウェイGWは、ステップS7において実施されたWLANアクセスポイントの低電力消費モードLOWを非活性化し、ステップS4において、WLANアクセスポイントを活性化モードACTに構成する。この活性化モードACTにおいて、ゲートウェイにより通過するデータストリームは、1つ以上のオーディオビジュアルコンテンツの伝送に対応するデータを有する。
オーディオビジュアルコンテンツの送信が完了すると、管理ルーチンは、ステップS5において送信の終わりEOS(End of Service)を検出し、ステップS2に戻る。
変形例によれば、WLANアクセスポイントの低電力消費モードに入り、このモードから出ることを管理するルーチン(又はアルゴリズム)は、アクセスポイントの低電力消費モードに入ることが強制されることを可能にするユーザの動作を検出するステップを有する。このステップは、例えば、ネットワークゲートウェイGWの構成キーを押下することである。このキーは、この用途に専用のものでもよく、ネットワークゲートウェイGWの1つ以上の他の機能と共用されてもよい。
図5は、WLANアクセスポイントWLAN-APを有するネットワークゲートウェイGWの内部アーキテクチャを示している。ゲートウェイは、ADSLリンクL2を介してWANタイプのブロードバンドネットワーク(インターネットへのアクセスを提供する)に接続するネットワークインタフェースIN2 3と、WLANタイプのネットワークインタフェースIN1 4とを有する。特にネットワークインタフェースIN1の制御を実施するネットワークインタフェースIN1及び制御ユニットCU1は、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントを構成する。
ゲートウェイGWと遠隔局STA1、STA2及びSTA3との間の接続は、ネットワークゲートウェイGWの内部又は外部にあってもよく、図面のリンクL1に対応するアンテナANTを使用する。WAN及びWLANネットワークインタフェースの間、すなわち、それぞれIN2とIN1との間のデータのルーティングは、ルーティングモジュールSWR5により実現される。ルーティングモジュールSWR5は、インタフェースIN2 3で受信して接続された局に向けられたデータフレームをWLANインタフェースIN1 4に指示し、その逆も同様に行う。
ゲートウェイGWの異なるモジュールの制御及び構成は、メモリモジュールMM7に結合された制御ユニットCU1により実現される。制御ユニットCU1は、マイクロコントローラと、基板上のソフトウェアルーチンを実行するのに有用な全ての要素とを有する。制御ユニットCU1の詳細は、当業者に周知であり、ここで説明しない。制御ユニットCU1は、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの低電力消費モードLOWを管理するルーチンを実行する。無線ネットワークインタフェースIN1 4は、制御ユニットCU1の制御部分に接続された制御可能スイッチSW6を介して電力モジュールPM2により電力供給されるWLAN送受信モジュールである。従って、管理ルーチンがゲートウェイGWのWLANアクセスポイントを低電力消費モードLOWに構成する場合、WLANアクセスポイントの活動状態の期間と非活動状態の期間との入れ替わりが生じる。非活動状態の期間の間に、制御ユニットCU1の制御部分は、スイッチSW6が開いてWLANアクセスポイントの少なくとも一部がもはや電力モジュールPM2により電力供給されないように配置される。従って、アクセスポイント(従って、ゲートウェイGW)の電力消費は低くなる。WLANアクセスポイントの活動状態の期間の間に、制御ユニットCU1の制御部分は、スイッチSW1が閉じて、モジュールPM2により電力供給されるアクセスポイントWLAN-APのネットワークインタフェースIN1 4を構成する一式の要素が電源オンになるように配置される。
変形例によれば、ネットワークインタフェースNI1 4の全部又は一部は、制御スイッチのオフによってではなく、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの動作に有用な1つ以上のクロックの非活性化により非活性化される。
換言すると、本発明の実施例によれば、ネットワークゲートウェイGW1の制御ユニットCU1により実行されるルーチンは、ゲートウェイGWと局STA1、STA2及びSTA3とを有するWLANネットワークにおいて、ゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの電力消費を管理する方法を実施する。ゲートウェイネットワークGWは、WLANアクセスポイントを有し、制御フレーム及び情報をWLANネットワークに接続された遠隔局に送信する。ゲートウェイのWLANアクセスポイントの電力消費を管理する方法は、
−ゲートウェイの制御ユニットCU1により、WLANインタフェースIN1を介して送信されたデータのビットレートを評価するステップであり、通過するデータのタイプ(例えば、オーディオ、ビデオ、電話セッションに関するデータ)の分析を含んでもよいステップと、
−ゲートウェイGWの制御ユニットにより、WLANローカルネットワークN1のゲートウェイのアクセスポイントの非活動状態の将来の期間に関する情報を、WLAN標準により規定された1つ以上の“ビーコン”フレームに挿入するステップと、
−通信インタフェースIN1 4を完全又は部分的に非活性化するステップと、
−非活動状態の期間の終わりに通信インタフェースIN1 4を再活性化するステップと
を有する。
この管理方法によれば、低電力消費モードLOWにおけるゲートウェイGWの電力消費は、活性化モードACTにおけるその電力消費より低くなる(図3参照)。
図6は、WLAN無線ローカルネットワークN1のアクセスポイントデバイスWLAN-APを有するゲートウェイGWにおいて電力消費を管理する方法の低電力消費モードLOWを実施するステップを示している。アクセスポイントWLAN-APは、“ビーコン”制御フレームCFを送信する。より具体的には、この方法は、
−ゲートウェイGWの制御ユニットCU1により、アクセスポイントWLAN-APを介して送信されたデータのビットレートを評価するステップと、
−決定されたビットレートに従って、アクセスポイントWLAN-APの非活動状態INACTの期間に関する少なくとも1つの情報INFを、“ビーコン”制御フレームCFの1つに挿入するステップと、
−アクセスポイントWLAN-APにより、情報INFを有する制御フレームを送信するステップと、
−アクセスポイントWLAN-APのWLANネットワークインタフェースIN1を非活性化するステップと、
−非活動状態INACTの期間の終わりにアクセスポイントWLAN-APのWLANネットワークインタフェースIN1を活性化するステップと
を有する。
ステップS10は、活性化モードACTにおけるゲートウェイの基準動作に対応する。アクセスポイントWLAN-APの非活動状態の期間はまだ規定されていない。データの交換は、ゲートウェイGWを介して行われる。ステップS11において、制御ユニットは、通過するデータの有用なビットレートを評価する。有用なビットレートの評価は、例えば、ゲートウェイGWのルータSWR5を介してネットワークN2及びN1の間で送信されるバイト数をカウントすることにより行われてもよい。変形実施例によれば、ビットレートの評価は、通過するデータのタイプに従って所定の論理的なビットレートに結びつける分析ステップを含む。例えば、分析ステップは、オーディオビジュアルコンテンツの送信を示す情報の通過するデータの方向、又はオーディオビジュアルストリームで伝達される画像の解像度及び使用される符号化のタイプで構成される。低電力消費モードを管理するルーチンは、これらの要素に従って有用なビットレートを決定し、ネットワークN1におけるアクセスポイントWLAN-APの非活動状態の1つ以上の期間を規定する。ステップS12において、非活動状態の1つ又は複数の将来の期間の通知を提供することを目的とした情報は、制御ユニットCU1及びネットワークインタフェースIN1によりネットワークN1で規則的に送信される“ビーコン”制御フレームCFの1つに挿入される。ステップS13において、ネットワークインタフェースIN1は、ネットワークN1を介してアクセスポイントWLAN-APに接続された局を対象として、1つ又は複数の情報を含む“ビーコン”制御フレームをネットワークN1で送信する。ステップS14において、挿入されて送信された1つ又は複数の情報により通知されたものに対応する時点において、ゲートウェイの制御ユニットCU1は、ステップS11で規定された非活動状態の期間の全体期間の間にネットワークインタフェースIN1の全部又は一部を非活性化する。制御ユニットは、非活性化からの時間をカウントすることにより、非活動状態の期間の終わりを待機し、ネットワークインタフェースIN1を再活性化する。制御ユニットは、非活動状態の次の将来の期間又は非活動状態の一連の将来の期間を決定する目的でステップS11に戻る。
有利には、接続された局STA1、STA2及びSTA3の通信インタフェースは、ネットワークゲートウェイGW(又はその電力消費を管理するルーチン)により規定された非活動状態の期間の間に非活性化される。
変形例によれば、非活動状態の将来の期間の始まりは、ゲートウェイGWと局STA1、STA2及びSTA3に共通の時間基準に従って規定される。この基準は、例えば、WLANネットワークN1の基準クロックである。
変形実施例によれば、無線ローカルネットワークN1のアクセスポイントデバイスWLAN-APを有するネットワークゲートウェイGWにおいて電力消費を管理する方法は、ゲートウェイGWにより通過するデータ量を評価するステップを有する。このステップは、時間間隔中に送信されるデータの数という意味でビットレートの測定と異なる。
例えば、この変形例によれば、ゲートウェイGWの制御ユニットCU1によりデータ量を評価するステップは、ユーザに利用可能な進行中(又は動作中のサービス)のサービスの数を定めることで構成される。サービスという用語は、ここでは、このサービスに対応するデータの送信を可能にする進行中の通信セッションを意味してもよい。ユーザに利用可能なサービス、従って、定められたサービスは、例えば、テレビ番組の受信、ウェブページの受信、ダウンロードセッション、ビデオオンデマンド・セッション又は1つ以上の音楽を放送するセッション中の1つ以上のコンテンツの受信である。従って、この変形例によれば、制御ユニットは、ルーティングモジュールSWR5及び/又はアクセスポイントデバイスWLAN-APを介して伝送されるデータストリームを分析し、新たなサービスに対応する(又は特に新たに活性化されたサービス)に対応する伝送データのそれぞれの検出時に、進行中のサービスのセッションカウンタをインクリメントする。この変形例によれば、進行中のサービスのセッションカウンタの値がゼロに等しく、従って、(ユーザにより要求されていても要求されていなくても)ユーザに利用可能なサービスが存在しない場合、ゲートウェイGWの制御ユニットCU1は、ゲートウェイを低電力消費モードLOWに構成する。進行中のサービスセッションの数がゼロである場合、低電力消費モードLOWが直後に又は所定の持続時間(例えば、数分)の時間遅延の後に活性化される。この変形実施例によれば、アクセスポイントデバイスWLAN-APの非活動状態INACTの将来の期間に関する少なくとも1つの情報INFを制御フレームCFのうち少なくとも1つに挿入することは、進行中のサービスセッションの数及び/又は最後のサービスセッションの終わりから経過した時間に依存する。
本発明は、前述の実施例のみに適用するのではなく、WLANネットワークに接続されたWLANアクセスポイントを有する機器において、WLANネットワークに接続された1つ以上の局がWLANネットワークのアクセスポイントWLAN-APの非活動状態の将来の期間を通知されることを可能にする如何なるシステムにも関係する。この期間の間に、WLANアクセスポイントのネットワークインタフェースの全部又は一部は、その電力消費(従って、機器の電力消費)を低減する目的で非活性化される。
変形例によれば、ネットワークゲートウェイGWのWLANアクセスポイントの非活動状態の将来の期間に関する情報INFは、この用途に完全に専用の新たな情報フィールドに挿入され、既存のWLAN標準の採用に規定される。
他の変形例によれば、ユーザは、低電力消費モードの非活動状態の期間と活動状態の期間との間の比を構成してもよく、有用なデータに制限を課すことになるが、ユーザがWLANアクセスポイント(従って、ネットワークゲートウェイGW)の電力消費を低減することを可能にしてもよい。これを行うために、ユーザは、例えば、ゲートウェイGWの“構成ページ”においてユーザにアクセス可能な構成フィールドを使用する。ユーザは、ルーティングモジュールSWR5の利用可能なポートにおいて、又は遠隔局STA1、STA2又はSTA3のうち1つを介して、構成ページに接続する。構成ページは、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)プロトコルを使用するウェブサーバを用いて、ゲートウェイGWの制御ユニットCU1により生成される。例えば、ユーザは、パーセントとして、又はゲートウェイのアクセスポイントにより通過するデータの最大ビットレート値を規定することにより、活動状態の期間と非活動状態の期間との間の比を構成する。制御ユニットは、ユーザによりこのように入力された構成パラメータを読み取り、低電力消費モードの管理ルーチンにアクセス可能になるレジスタに配置する。
以上の実施例に関し、更に、以下の項目を開示する。
(付記1)制御フレームを送信する無線ローカルネットワークのアクセスポイントデバイスを有する機器において電力消費を管理する方法であって、
前記アクセスポイントデバイスの非活動状態の将来の期間に関する情報を前記制御フレームのうち1つに挿入するステップであり、前記非活動状態の期間は、前記アクセスポイントデバイスが前記無線ローカルネットワークで送信せず、前記無線ローカルネットワークに接続された局からのデータを処理しない期間であるステップと、
前記アクセスポイントデバイスにより、前記制御フレームを送信するステップと、
前記アクセスポイントデバイスの少なくとも1つの部分を非活性化するステップと、
前記非活動状態の期間の終わりに前記アクセスポイントデバイスの前記少なくとも1つの部分を活性化するステップと
を有することを特徴とする方法。
(付記2)前記アクセスポイントデバイスの少なくとも1つの非活性化されて再活性化される部分は、無線周波数波の送信のためのモジュールを有することを特徴とする、付記1に記載の方法。
(付記3)前記無線ローカルネットワークのアクセスポイントデバイスにより送信及び/又は受信されたデータ量を評価するステップを更に有することを特徴とする、付記1又は2に記載の方法。
(付記4)前記送信されたデータ量を評価するステップは、データビットレートの測定を有することを特徴とする、付記3に記載の方法。
(付記5)前記送信されたデータ量を評価するステップは、進行中の通信セッションの数を定めることを有することを特徴とする、付記3に記載の方法。
(付記6)前記セッションは、テレビ、オーディオ放送、ビデオオンデマンド、ファイルのダウンロード、ウェブページのブラウジングの中からのサービスに対応するセッションを有することを特徴とする、付記5に記載の方法。
(付記7)前記制御フレームは、WLAN標準802.11-2012により規定されたもののような“ビーコン”フレームであることを特徴とする、付記1ないし6のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記8)前記少なくとも1つの情報は、標準IEEE802.11-2012に規定されたもののような制御フレームの“Quiet Element”情報フィールドに挿入されることを特徴とする、付記1ないし7のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記9)前記非活動状態の期間の始まりは、前記無線ローカルネットワークの時間基準により規定されることを特徴とする、付記1ないし8のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記10)前記非活動状態の期間の始まりは、前記制御フレームのうち1つの送信時点を参照して規定されることを特徴とする、付記1ないし9のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記11)前記送信されたデータ量を評価するステップは、送信されたデータのタイプを分析するステップを有することを特徴とする、付記1ないし10のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記12)無線ローカルネットワークにおける通信デバイスであり、前記無線ローカルネットワークにアクセスするためのアクセスポイントを有するデバイスであって、
前記アクセスポイントを介して送信されたデータ量又はデータのビットレートを評価し、前記評価された量又はビットレートに従って、前記アクセスポイントの非活動状態の少なくとも1つの期間を定めるコントローラと、
前記アクセスポイントの非活動状態の将来の期間に関する少なくとも1つの情報を、前記アクセスポイントに接続された少なくとも1つの局に送信する通信インタフェースと、
前記非活動状態の将来の期間の間に前記通信インタフェースの全部又は一部を非活性化する制御スイッチと
を有することを特徴とするデバイス。
(付記13)前記スイッチは、前記通信インタフェースの少なくとも1つの電流給電線上で動作することを特徴とする、付記12に記載のデバイス。
(付記14)前記スイッチは、前記通信インタフェースに接続された少なくとも1つのクロック線上で動作することを特徴とする、付記12に記載のデバイス。
(付記15)プログラムがコンピュータで実行された場合、付記1ないし11のうちいずれか1項に記載の機器において電力消費を管理する方法のステップを実行するプログラムコード命令を有することを特徴とするコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (12)

  1. 規則的な時間に管理フレームを送信する無線ローカルネットワークのアクセスポイントデバイスを有するデバイスにおいて電力消費を管理する方法であって、
    前記無線ローカルネットワークのアクセスポイントデバイスにより送信及び/又は受信されたデータ量を評価するステップと、
    前記アクセスポイントデバイスにより、前記アクセスポイントデバイスの非活動状態の将来の期間が取得可能な少なくとも1つの情報を有する前記管理フレームのうち1つをブロードキャストするステップであり、前記非活動状態の期間は、前記アクセスポイントデバイスが前記無線ローカルネットワークで送信せず、前記無線ローカルネットワークに通信可能に接続された局からのデータを処理しない期間であり、前記非活動状態の期間は、規則的な時間における次の管理フレームのブロードキャストに専用の期間の直前の期間であり、前記アクセスポイントデバイスの前記非活動状態の期間の持続時間は、前記評価されたデータ量に従って規定され、2つの規則的な放出される管理フレームの間に含まれる活動状態の期間と前記非活動状態の期間との比は、同じではないステップと、
    前記アクセスポイントデバイスの少なくとも1つの部分を非活性化するステップと、
    前記非活動状態の期間の終わりに前記アクセスポイントデバイスの前記少なくとも1つの部分を活性化するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記アクセスポイントデバイスの少なくとも1つの非活性化されて再活性化される部分は、無線周波数波の送信のためのモジュールを有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信されたデータ量を評価するステップは、データビットレートの測定を有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信されたデータ量を評価するステップは、進行中の通信セッションの数を定めることを有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記通信セッションは、テレビ、オーディオ放送、ビデオオンデマンド、ファイルのダウンロード、ウェブページのブロードキャストの中からのサービスに対応するセッションを有することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記管理フレームは、WLAN標準802.11-2012により規定されたもののような“ビーコン”フレームであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの情報は、標準IEEE802.11-2012に規定されたもののような管理フレームの“Quiet Element”情報フィールドに挿入されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 前記送信されたデータ量を評価するステップは、送信されたデータのタイプを分析することを有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 無線ローカルネットワークにおける通信デバイスであり、前記無線ローカルネットワークにアクセスするためのアクセスポイントを有するデバイスであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を有し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    規則的な時間に管理フレームを送信し、
    前記アクセスポイントにより送信及び/又は受信された、評価されたデータ量に基づいて、前記アクセスポイントの非活動状態の将来の期間の持続時間を決定し、
    前記非活動状態の将来の期間の持続時間を有する少なくとも1つの情報を、前記アクセスポイントに通信可能に接続された少なくとも2つの局にブロードキャストし、前記非活動状態の将来の期間は、規則的な時間における次の管理フレームのブロードキャストに専用の期間の直前の期間であり、2つの規則的な放出される管理フレームの間に含まれる活動状態の期間と前記非活動状態の期間との比は、同じではなく、
    前記非活動状態の将来の期間の間に通信インタフェースの全部又は一部を非活性化するように構成されることを特徴とするデバイス。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記通信インタフェースの少なくとも1つの電流給電線上で動作するように構成されることを特徴とする、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記通信インタフェースに接続された少なくとも1つのクロック線上で動作するように構成されることを特徴とする、請求項9に記載のデバイス。
  12. 命令がコンピュータで実行された場合、デバイスにおいて電力消費を管理する方法を実行する一式のコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータの非一時的な記憶媒体であり、前記命令は、実行された場合、請求項1に記載の方法を実行するように前記コンピュータを構成する命令を有する記憶媒体。
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