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JP6468219B2 - 通信装置、電子時計、通信方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、電子時計、通信方法及びプログラム Download PDF

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JP6468219B2
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Description

本発明は、通信装置、電子時計、通信方法及びプログラムに関する。
近距離無線通信により、スマートフォン、フィーチャー・フォン等の携帯電話に接続し、自動的に時刻を修正する機能を持った電子時計が知られている。例えば、特許文献1には、携帯電話と腕時計型端末をBluetooth(登録商標)で接続し、腕時計型端末の時計を携帯電話の時計を基準にして時刻合わせをする時刻修正システム、携帯電話装置及び腕時計型携帯端末が開示されている。また、最近では、Bluetooth(登録商標)に代えて、さらに低消費電力のBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)を用いて自動時刻修正する電子時計も出現している。これらの電子時計は、飛行機で海外の目的地に着いたらすぐに現地時刻が表示されるようにするために、自動時刻修正の頻度を上げる傾向にある。
特開2009−118403号公報
特許文献1に開示されている腕時計型端末をはじめ、これらの電子時計は携帯電話の時計を基準にして時刻修正される。したがって、海外へ飛行中の飛行機内でユーザが手動で腕時計型端末の時計を目的地の時刻に修正しても、その後携帯電話の時計を基準に自動時刻修正されてしまうと、腕時計型端末の時計の時刻は、目的地の時刻から携帯電話の時計の時刻である出発地の時刻に戻ってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザに、より適した時刻に修正する通信装置、電子時計、通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の通信装置は、
外部装置から基準となる時刻を受信する通信部と、
ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付部と、
時刻を計時する計時処理と、前記通信部により受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付部から受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時処理する時刻を修正する時刻修正処理と、をする制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作受付部から受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時処理する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記時刻修正処理の処理内容を変更する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに、より適した時刻に修正することができる。
本発明の実施形態に係る電子時計1,2,3の外観図である。 実施形態に係る電子時計1,2,3のハード構成を示すブロック図である。 実施形態に係る電子時計1,2の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る電子時計1の手動時刻修正処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1の第2の手動時刻修正処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1のカウント処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1のタイム接続処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1の時刻修正通信処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1のリモート接続処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1のリモート接続通信処理のフローチャートである。 実施形態1に係る電子時計1の自動時刻修正処理のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電子時計2の時刻修正通信処理のフローチャートである。 実施形態2に係る電子時計2の自動時刻修正処理のフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る電子時計3の機能構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る電子時計3の時刻修正通信処理のフローチャートである。 実施形態3に係る電子時計3の時刻修正通信処理の変形例のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る電子時計1(通信装置)の外観図である。電子時計1は、上面が風防ガラスで構成されたケース10と、ケース10の側面に配置されたりゅうず21及び押しボタンスイッチ22〜25と、を備える。またケース10の内部には、風防ガラス越しから視認可能に、文字盤31と各指針(時針32、分針33、秒針34)と日車35が設けられている。文字盤31は、時刻を表す標識や目盛りが設けられている。文字盤31上で各指針(時針32、分針33、秒針34)が回転して、現在の時刻を表示する。日車35は現在の日付を表示する。なお、以下の説明では、指針(時針32、分針33、秒針34)が示す時刻をホームタイムとも表記する。
また、文字盤31の8時方向には、小時計40が設けられている。小時計40は、文字盤41と、各指針(時針42、分針43)とを備える。文字盤41上で各指針(時針42、分針43)が回転して、ホームタイムとは異なる時刻を表示することができる。なお、以下の説明では、小時計40の指針(時針42、分針43)が示す時刻をデュアルタイムとも表記する。
りゅうず21及び押しボタンスイッチ22〜25は、それぞれ、ユーザからの入力操作を受け付ける。りゅうず21は、ケース10から2段階の引き出しが可能であり、2段階引き出された状態で回転操作することにより、ホームタイムの時刻や協定世界時(UTC:Coordinated Universal Time)との時差を手動で修正することができる。押しボタンスイッチ22〜25は、修正モードの変更、夏時間の切り替え、ホームタイムとデュアルタイムの入れ替え、外部の通信装置との接続等の際に操作される。
続いて、電子時計1のハード構成について説明する。図2に示すように、電子時計1は、プロセッサ101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スイッチ104と、計時回路105と、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)106と、無線通信モジュール107と、モータドライバ108と、モータ109と、輪列機構110と、針・日車111と、ピエゾドライバ112と、ピエゾ113と、を備える。
プロセッサ101は、各種の制御プログラムを実行して電子時計1全体を統括制御する。ROM102には、プロセッサ101が実行する制御プログラムや制御プログラムを実行する上で予め必要な各種のデータが格納される。RAM103には制御プログラム実行中に作成されたり変更されたりする各種のデータが格納され、プロセッサ101が作業するためのワークスペースとして機能する。
スイッチ104は、ユーザからの入力操作を受け付けて、入力操作に応じた電気信号をプロセッサ101に出力する。スイッチ104には、上述したりゅうず21や押しボタンスイッチ22〜25が含まれている。
計時回路105は水晶発振器や分周回路等を備え、分周回路から取得した信号の回数を計数することで現在の日時を計数し、計数した結果をプロセッサ101に出力する。
UART106は、プロセッサ101が扱うパラレル信号と無線通信モジュール107が扱うシリアル信号とを相互変換する。無線通信モジュール107はBLEモジュールやアンテナを備え、スマートフォン等の外部の通信装置とデータ通信する。後述する自動時刻修正処理は、無線通信モジュール107を介して行われる。
モータドライバ108は、プロセッサ101からの指示に基づき、モータ109に駆動パルス信号を出力する。モータ109はステッピングモータであり、モータドライバ108から入力された駆動パルスに従って、輪列機構110を駆動させる。なお、モータ109をステッピングモータ以外のモータで構成してもよい。
輪列機構110は、複数の歯車の組み合わせによって構成される。輪列機構110は、モータ109の回転動作に応じて、針・日車111をそれぞれ所定の角度ずつ回転させる。なお、通常、モータ109、輪列機構110、針・日車111は、針の種類や日車毎に複数備えられている。
例えば、プロセッサ101が時針用のモータ109を2分に1回駆動させる毎に、時針用の輪列機構110により針・日車111の時針が1度回転する。
また、プロセッサ101が分針用のモータ109を1秒に1回駆動させる毎に、分針用の輪列機構110により針・日車111の秒針が6度、分針が1/10度回転する。
また、プロセッサ101がデュアルタイム用のモータ109を60秒に1回駆動させる毎に、デュアルタイム用の輪列機構110により小時計40の針・日車111の分針が6度、時針が1/2度回転する。
ピエゾドライバ112は、プロセッサ101からの指示に基づきピエゾ113に駆動信号を出力する。ピエゾ113は、圧電素子であり、ピエゾドライバ112から入力された駆動信号に従って振動し、音を発生させる。
なお、ここでは電子時計1は針や日車が機械的に動くアナログ式の時計として説明したが、液晶や有機EL(Electro−Luminescence)等の表示デバイスで構成された表示画面に日時を表示するデジタル式の時計でも良い。例えば液晶画面を持つデジタル式の時計の場合は、モータドライバ108、モータ109、輪列機構110及び針・日車111の代わりに、液晶ドライバ及び液晶表示デバイスを備え、プロセッサ101は現在の時刻を液晶ドライバ経由で液晶表示デバイスに表示させる。
次に、電子時計1の機能構成について説明する。図3に示すように、電子時計1は、制御部210と、記憶部220と、計時部241と、出力部242と、操作受付部243と、通信部244と、を備える。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ101を備え、記憶部220に記憶されたプログラムを実行することにより、電子時計1の各部(自動時刻修正部211、手動時刻修正部212、時刻修正処理変更部213)の機能を実現する。これらの自動時刻修正部211、手動時刻修正部212、及び時刻修正処理変更部213は、単一のプロセッサ又は制御部210で機能を実現しても良いし、各々別個にプロセッサ又は制御部210が設けられて各機能が実現されても良い。
制御部210としての自動時刻修正部211は、定期的に通信部244で外部のスマートフォン等と通信して基準となる時刻情報を取得し、記憶部220に記憶されているホームタイムの時刻を修正する。
制御部210としての手動時刻修正部212は、操作受付部243からユーザからの時刻修正の操作が受け付けられると、記憶部220に記憶されている時刻を修正する。
制御部210としての時刻修正処理変更部213は、所定時間(例えば24時間)、自動時刻修正部211による自動時刻修正処理の処理内容を変更する。具体的には、自動時刻修正カウンタ229が0でない間、通信部244に所定の間隔(例えば1時間間隔)で送信させる通信開始のための信号(例えば、自端末の存在を示す告知情報等)の送信動作を停止させる等して自動時刻修正部211による自動時刻修正が行われないようにしたり、秒の情報だけを修正したりするように自動時刻修正処理の処理内容を変更する。
記憶部220は、ROM102やRAM103等を備える。RAM103は、ホームタイムの時差(ホームタイムと協定世界時(UTC)との時差)を記憶するHT(Home Time)時差記憶部221、ホームタイムの夏時間情報を記憶するHT_DST(Daylight Saving Time)記憶部222、ホームタイムの日付(年月日)及び時刻(時分秒)の情報を記憶するHT日付時刻記憶部223、デュアルタイムの時差(デュアルタイムと協定世界時(UTC)との時差)を記憶するDT(Dual Time)時差記憶部224、デュアルタイムの夏時間情報を記憶するDT_DST記憶部225、デュアルタイムの日付(年月日)及び時刻(時分秒)の情報を記憶するDT日付時刻記憶部226、ホームタイム及びデュアルタイムで共通に使用する1/256秒単位の秒未満の情報を記憶する1/256秒記憶部227、現在の電子時計1のモード(通常モード、時刻修正モード等)を記憶するモード記憶部228、時刻修正処理変更部213により自動時刻修正部211の処理内容を変更する時間をカウントする自動時刻修正カウンタ229を備える。
HT時差記憶部221及びDT時差記憶部224に記憶される時差が取り得る値は、−12時間から+14時間までの範囲である。HT_DST記憶部222及びDT_DST記憶部225に記憶される夏時間情報が取り得る値は0(標準時)又は+1時間(夏時間)である。HT日付時刻記憶部223及びDT日付時刻記憶部226に記憶される値は年月日時分秒である。1/256秒記憶部227に記憶されている値は後述する計時部241と制御部210での計時処理により、1秒の1/256のタイミングで1ずつ加算されている。そして、1/256秒記憶部227に記憶されている値が255になったタイミングの1/256秒後には、1/256秒記憶部227に記憶される値は0になり、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの秒の情報とDT日付時刻記憶部226に記憶されているデュアルタイムの秒の情報とが各々1加算される。そして、秒の情報が59秒になったタイミングの1秒後には秒の情報は0になり、分の情報が1加算される。分以上の情報についても同様である。
計時部241は計時回路105を備え、現在の日時を計数し、計数した結果を制御部210に出力する。制御部210は計時部241から入力された計数結果に基づき、記憶部220のHT日付時刻記憶部223、DT日付時刻記憶部226及び1/256秒記憶部227に記憶されている情報を更新する計時処理を行う。なお、計時部241の機能は、制御部210により実現されても良い。
出力部242は時刻表示部と音出力部を備える。時刻表示部は、モータドライバ108、モータ109、輪列機構110及び針・日車111を備え、現在時刻を表示する。音出力部は、ピエゾドライバ112及びピエゾ113を備え、操作音やアラーム音を出力する。電子時計1が液晶表示部を持つデジタル式の時計の場合は、時刻表示部は液晶ドライバ及び液晶表示デバイスを備える。
操作受付部243は、りゅうず21や押しボタンスイッチ22〜25を含むスイッチ104を備え、ユーザからの操作を受け付ける。
通信部244は、無線通信モジュール107を備え、スマートフォン等の外部の通信装置とデータ通信する。データ通信の内容としては、時刻修正のための「時差及び夏時間の情報」の送信要求及び受信、「日付時刻及び1/256秒の情報」の送信要求及び受信、また、リモート操作のためのコマンド受信等がある。
次に電子時計1の手動時刻修正処理について、図4を参照して説明する。この処理は、ユーザにより、りゅうず21が引き出されたり、押しボタンスイッチ22〜25が押されたりして、ホームタイムの時刻の修正操作やホームタイムとデュアルタイムの入れ替え操作が開始されると開始される。この処理は、手動でホームタイムの時刻修正等の操作をした後、所定時間(本実施の形態では24時間。この所定時間を以下「時刻修正処理変更時間」とも言う。)は、自動時刻修正を行わないようにするために、自動時刻修正カウンタ229に24をセットするための処理である。
まず、操作受付部243が受け付けたユーザの操作内容を、制御部210が取得する(ステップS301)。次に、その取得した操作内容に応じた時刻修正処理を、手動時刻修正部212が実行する(ステップS302)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS303)、処理を終了する。
この手動時刻修正処理の対象となるユーザの操作は、具体的には「ホームタイム/デュアルタイム入れ替え」「ホームタイム夏時間切り替え」「ホームタイム時差修正」「ホームタイム日付時刻修正」等、ホームタイムの表示が変更される操作である。
また、手動時刻修正の操作には、「ホームタイム/デュアルタイム入れ替え」「ホームタイム夏時間切り替え」のように一回の操作で完了するものと、「ホームタイム日付時刻修正」のように一度時刻修正モードに入り、年月日や時分等の各種情報を修正後に時刻修正モードを解除するものとがあるが、後者のように一度時刻修正モードに入る操作の場合は、修正操作する度ではなく、時刻修正モードを解除する操作が行われたときだけ自動時刻修正カウンタ229に24をセットするようにしても良い。このような第2の手動時刻修正処理について、図5を参照して説明する。
まず、操作受付部243が受け付けたユーザの操作内容を、制御部210が取得する(ステップS401)。次に、その取得した操作内容が「ホームタイム/デュアルタイム入れ替え」の操作かどうかを制御部210が判定する(ステップS402)。「ホームタイム/デュアルタイム入れ替え」の操作なら(ステップS402;Yes)、ステップS403に進み、手動時刻修正部212は、HT時差記憶部221に記憶されているホームタイムの時差とDT時差記憶部224に記憶されているデュアルタイムの時差とを入れ替え、HT_DST記憶部222に記憶されているホームタイムの夏時間情報とDT_DST記憶部225に記憶されているデュアルタイムの夏時間情報とを入れ替え、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付及び時刻の情報とDT日付時刻記憶部226に記憶されているデュアルタイムの日付及び時刻情報とを入れ替える(ステップS403)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS404)、処理を終了する。
取得した操作内容が「ホームタイム/デュアルタイム入れ替え」の操作でないなら(ステップS402;No)、取得した操作内容が「ホームタイムの夏時間の切り替え」の操作かどうかを制御部210が判定する(ステップS405)。「ホームタイムの夏時間の切り替え」の操作なら(ステップS405;Yes)、制御部210は、HT_DST記憶部222に記憶されているホームタイムの夏時間情報が0であるかを判定する(ステップS406)。夏時間情報が0なら(ステップS406;Yes)、手動時刻修正部212は、HT_DST記憶部222に「+1時間」をセットする(ステップS407)。夏時間情報が0でないなら(ステップS406;No)、手動時刻修正部212はHT_DST記憶部222に0をセットする(ステップS408)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS404)、処理を終了する。
取得した操作内容が「ホームタイムの夏時間の切り替え」の操作でないなら(ステップS405;No)、取得した操作内容が「ホームタイムの時差を1加算」の操作かどうかを制御部210が判定する(ステップS409)。「ホームタイムの時差を1加算」の操作なら(ステップS409;Yes)、制御部210は、HT時差記憶部221に記憶されている時差が+14時間以上かを判定する(ステップS410)。+14時間以上なら(ステップS410;Yes)、手動時刻修正部212は、HT時差記憶部221に「−12時間」をセットし(ステップS411)、+14時間未満なら(ステップS410;No)手動時刻修正部212は、HT時差記憶部221に記憶されている時差に1時間を加算する(ステップS412)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS404)、処理を終了する。
取得した操作内容が「ホームタイムの時差を1加算」の操作でないなら(ステップS409;No)、取得した操作内容が「ホームタイムの時刻修正モード解除」の操作かどうかを制御部210が判定する(ステップS413)。「ホームタイムの時刻修正モード解除」の操作なら(ステップS413;Yes)、手動時刻修正部212は、1/256秒記憶部227に0をセットし、HT日付時刻記憶部223に記憶されている秒の情報にも0をセットし、モード記憶部228に「通常モード」をセットする(ステップS414)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS404)、処理を終了する。
取得した操作内容が「ホームタイムの時刻修正モード解除」の操作でないなら(ステップS413;No)、取得した操作内容が「ホームタイムの年月日時分修正」の操作かどうかを制御部210が判定する(ステップS415)。「ホームタイムの年月日時分修正」の操作なら(ステップS415;Yes)、手動時刻修正部212は、モード記憶部228に「ホームタイムの時刻修正モード」をセットし、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付及び時刻を修正後の値に変更し(ステップS416)、終了する。
取得した操作内容が「ホームタイムの年月日時分修正」の操作でないなら(ステップS415;No)、その操作内容に応じた処理を行い(ステップS417)、終了する。
以上の第2の手動時刻修正処理により、手動で時刻が修正された場合には、自動時刻修正カウンタ229に24がセットされる。なお、煩雑になるのを避けるため、上述の説明では省略したが、「ホームタイムの時差を1減算」の操作の場合の処理も、「ホームタイムの時差を1加算」の操作の場合の処理と同様に追加しても良い。
次に、電子時計1の自動時刻修正カウンタ229のカウント処理について図6を参照して説明する。自動時刻修正カウンタ229を用いて24時間をカウントするために、電子時計1の計時処理中に時キャリーが発生した時(毎時59分59秒の1秒後に時が繰り上がる時)に、このカウント処理が実行される。
まず、制御部210は、時キャリー(時の繰り上がり)が発生したかを判定する(ステップS501)。時キャリーが発生したら(ステップS501;Yes)、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229が0より大きいかを判定する(ステップS502)。0より大きければ(ステップS502;Yes)、制御部210は自動時刻修正カウンタ229の値を1減らし(ステップS503)、終了する。時キャリーが発生していない場合(ステップS501;No)及び、自動時刻修正カウンタ229が0以下の場合(ステップS502;No)は、何もせずに終了する。
このカウント処理により、自動時刻修正カウンタ229は1時間単位で、手動時刻修正処理後の経過時間をカウントすることができる。
次に、電子時計1のタイム接続処理について、図7を参照して説明する。この処理は、電子時計1をスマートフォン等の外部の通信装置に接続して、電子時計1の時刻を外部の通信装置の持つ時計の時刻に合わせる処理である。ユーザの操作により、タイム接続をするように指示されると、この処理が開始される。ユーザがタイム接続の指示を出したということは、外部の通信装置の持つ時計に時刻を合わせたいということであるから、その時点で既に外部の通信装置の持つ時計の時刻は正しくなっていると想定される。したがって、それ以降は所定時間待つ必要はなく、通常の自動時刻修正処理を行っても問題ないため、自動時刻修正カウンタ229に0をセットする処理である。
まず、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に0をセットする(ステップS601)。次に制御部210は、通信部244を介して外部の通信装置と接続する(ステップS602)。そして、自動時刻修正部211が時刻修正通信処理を行う(ステップS603)。時刻修正通信処理の詳細は後述する。そして、制御部210は、通信部244を介して外部の通信装置との接続を切断し(ステップS604)、処理を終了する。
時刻修正通信処理は、電子時計1が外部の通信装置から基準となる時刻を取得して、電子時計1の内部の時計の時刻を修正する処理であるが、自動時刻修正カウンタ229の値が0か否かによって、時刻修正の処理内容が異なる。自動時刻修正カウンタ229の値が0なら、外部の通信装置から取得した時刻をそのまま電子時計1の時刻に設定するが、自動時刻修正カウンタ229の値が0でない場合は、電子時計1の時刻修正は行わないようにする。この時刻修正通信処理について、図8を参照して説明する。
まず、時刻修正処理変更部213は、自動時刻修正カウンタ229が0であるか否かを判定する(ステップS701)。自動時刻修正カウンタ229が0でないなら(ステップS701;No)、何もせずに終了する。つまり、手動時刻修正処理後24時間経過する前に自動時刻修正処理を行っても、電子時計1の時刻の自動時刻修正が行われないように、自動時刻修正処理の内容を変更している。
自動時刻修正カウンタ229が0であるなら(ステップS701;Yes)、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、時差及び夏時間の情報の送信を要求する(ステップS702)。外部の通信装置はこの要求を受信すると、要求した装置に対して、自機の持つ時計の時差及び夏時間の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置が送信した時差及び夏時間の情報を受信する(ステップS703)。
次に、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、日付時刻及び1/256秒の情報の送信を要求する(ステップS704)。外部の通信装置はこの要求を受信すると、要求した装置に対して、自機の持つ時計の日付時刻及び1/256秒の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置が送信した日付時刻及び1/256秒の情報を受信する(ステップS705)。
次に、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信した日付時刻をHT日付時刻記憶部223にセットし、受信した夏時間の情報をHT_DST記憶部222にセットし、受信した時差の情報をHT時差記憶部221にセットする(ステップS706)。
次に、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻から、HT時差記憶部221に記憶されている時差とHT_DST記憶部222に記憶されている夏時間の情報を引いて算出した協定世界時(UTC)に、DT時差記憶部224に記憶されている時差とDT_DST記憶部225に記憶されている夏時間の情報を足して、デュアルタイムの日付時刻を求め、それをDT日付時刻記憶部226にセットする(ステップS707)。そして、終了する。
以上のタイム接続処理により、ユーザは任意の時間に、電子時計1の時刻を、外部の通信装置の時刻に修正することができる。
次に、電子時計1のリモート接続処理について、図9を参照して説明する。この処理は、電子時計1をスマートフォン等の外部の通信装置に接続し、接続した外部の通信から電子時計1をリモート操作するための処理である。リモート接続時もタイム接続時と同様に、電子時計1の時刻を接続した通信装置の持つ時計の時刻に修正する処理を行う。ユーザがこのことを知った上でリモート接続を指示したということは、その時点で既に外部の通信装置の持つ時計の時刻は正しくなっていると想定される。したがって、それ以降は所定時間待つ必要はなく、通常の自動時刻修正処理を行っても問題ないため、タイム接続処理と同様に、自動時刻修正カウンタ229に0をセットする処理である。
まず、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に0をセットする(ステップS801)。次に制御部210は、通信部244を介して外部の通信装置と接続する(ステップS802)。そして、自動時刻修正部211が時刻修正通信処理を行う(ステップS803)。次に制御部210は、リモート接続通信処理を行う(ステップS804)。リモート接続通信処理の詳細は後述する。そして、制御部210は、通信部244を介して外部の通信装置との接続を切断し(ステップS805)、処理を終了する。
リモート接続通信処理は、外部の通信装置からコマンドを受信し、そのコマンドを電子時計1で実行する処理である。このコマンドには種々のものがあるため、ここではその一部について図10を参照して説明する。
まず、制御部210は、何らかのイベントを待つ(ステップS901)。ここで、イベントとは、外部の通信装置から送信されるコマンドの受信や、リモート接続を解除する押しボタンスイッチ(リモート接続解除ボタン)の押下を指す。イベントが発生したら、制御部210は発生イベントが「終了コマンド」又は「リモート接続解除ボタンの押下」であるか否かを判定する(ステップS902)。「終了コマンド」又は「リモート接続解除ボタンの押下」であるなら(ステップS902;Yes)、終了する。
発生したイベントが、「終了コマンド」でも「リモート接続解除ボタンの押下」でもないなら(ステップS902;No)、制御部210は、発生イベントが「ホームタイム/デュアルタイム入れ替えコマンド」であるか否かを判定する(ステップS903)。
「ホームタイム/デュアルタイム入れ替えコマンド」であるなら(ステップS903;Yes)、手動時刻修正部212は、HT時差記憶部221に記憶されているホームタイムの時差とDT時差記憶部224に記憶されているデュアルタイムの時差とを入れ替え、HT_DST記憶部222に記憶されているホームタイムの夏時間情報とDT_DST記憶部225に記憶されているデュアルタイムの夏時間情報とを入れ替え、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付及び時刻の情報とDT日付時刻記憶部226に記憶されているデュアルタイムの日付及び時刻情報とを入れ替える(ステップS904)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS905)、ステップS901に戻って、次のイベントを待つ。
発生したイベントが「ホームタイム/デュアルタイム入れ替えコマンド」でないなら(ステップS903;No)、発生イベントが「ホームタイムの夏時間の切り替えコマンド」であるか否かを制御部210が判定する(ステップS906)。「ホームタイムの夏時間の切り替えコマンド」であるなら(ステップS906;Yes)、制御部210は、HT_DST記憶部222に記憶されているホームタイムの夏時間情報が0であるかを判定する(ステップS907)。夏時間情報が0なら(ステップS907;Yes)、手動時刻修正部212は、HT_DST記憶部222に「+1時間」をセットする(ステップS908)。夏時間情報が0でないなら(ステップS907;No)、手動時刻修正部212はHT_DST記憶部222に0をセットする(ステップS909)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS905)、ステップS901に戻って、次のイベントを待つ。
発生したイベントが「ホームタイムの夏時間の切り替えコマンド」でないなら(ステップS906;No)、制御部210は発生イベントが「ホームタイムの時差や日付時刻の修正コマンド」であるか否かを判定する(ステップS910)。「ホームタイムの時差や日付時刻の修正コマンド」であるなら(ステップS910;Yes)、手動時刻修正部212は、そのコマンドの内容に従って、ホームタイムの時差や日付時刻の修正を行う(ステップS911)。そして、制御部210は、自動時刻修正カウンタ229に24をセットし(ステップS905)、ステップS901に戻って、次のイベントを待つ。
発生したイベントが「ホームタイムの時差や日付時刻の修正コマンド」でないなら(ステップS910;No)、そのコマンド内容に応じた処理を実行し(ステップS912)、ステップS901に戻って、次のイベントを待つ。
以上のリモート接続処理により、リモート接続でホームタイムの時刻修正等が行われた場合でも、自動時刻修正カウンタ229の設定が行われる。
なお、上述のリモート接続処理では、リモート接続時に電子時計1の時刻を接続した通信装置の持つ時計の時刻に修正する処理を行うことを、ユーザが知っているという前提での処理になっている。しかし、もしユーザがこのことを知らずにリモート接続をした場合、強制的に自動時刻修正処理が行われてしまう。そこで、リモート接続処理の変形例として、ステップS801を削除したリモート接続処理を行うことが考えられる。
ステップS801が実行されなければ、自動時刻修正カウンタ229の値が保存されるため、この変形例では、手動時刻修正処理を行ってから24時間の間は、リモート接続処理を行っても自動時刻修正はされないようになる。したがって、リモート接続時、電子時計1の時刻が接続した通信装置の時刻に修正されることを知らないユーザが使用した場合でも、強制的な自動時刻修正処理を防ぐことができる。
次に、電子時計1の自動時刻修正処理について、図11を参照して説明する。この処理は、定期的に外部の通信装置と接続して、電子時計1の時刻を外部の通信装置の持つ時計の時刻に自動的に合わせる処理である。
まず、自動時刻修正部211は、分キャリー(毎分59秒の1秒後に発生する分の繰り上がり)が発生したかを判定する(ステップS1001)。分キャリーが発生したら(ステップS1001;Yes)、自動時刻修正部211は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02又は23:02であるか否かを判定する(ステップS1002)。これらのいずれかの時刻であるなら(ステップS1002;Yes)、自動時刻修正部211は、自動時刻修正カウンタ229が0であるか否かを判定する(ステップS1003)。
自動時刻修正カウンタ229が0であるなら(ステップS1003;Yes)、自動時刻修正部211は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、接続手続きを実行する(ステップS1004)。そして、上述した時刻修正通信処理を実行し(ステップS1005)、その後、自動時刻修正部211は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、切断手続きを実行し(ステップS1006)、終了する。
分キャリーが発生していない場合(ステップS1001;No)、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02又は23:02のいずれでもない場合(ステップS1002;No)及び、自動時刻修正カウンタ229が0でない場合(ステップS1003;No)は、何もせずに終了する。
以上の自動時刻修正処理により、電子時計1の時刻は定期的に外部の通信装置の時刻に修正されるが、自動時刻修正カウンタ229が0でない間はこの修正処理は行われなくなる。したがって、手動で電子時計1の時刻を修正した後、24時間の間は自動時刻修正は行われない。よって、飛行機内で手動で電子時計1を目的地の時刻に修正した後に、自動時刻修正により電子時計1の時刻が出発地点の時刻に戻ってしまうことを防ぐことができる。
なお、ここでは、自動時刻修正のタイミングは毎日の5:02、11:02、17:02、23:02のタイミングに設定したが、毎時23分のタイミングにしたり、毎日5:11のタイミングにしたり等、任意のタイミングに設定可能である。ただし、毎時00分のタイミングでは電子時計1は時報の処理等で処理が多い状態になっていることが多いため、自動時刻修正のタイミングは毎時00分のタイミングは避けた方が好ましい。また、手動で電子時計1の時刻を修正した後、自動時刻修正が行われない時間(時刻修正処理変更時間)は24時間として説明したが、この時間は任意の時間に変更可能である。
また、電子時計1は、時差や夏時間の情報を記憶しているが、これらの情報がない電子時計も、時差や夏時間の情報の処理を削除すれば、実施形態1の変形例を実現できる。ただし、この変形例では、ホームタイムとデュアルタイムの時刻差を保存する記憶部が存在しないため、デュアルタイムの時刻まで合わせるためには、デュアルタイムの日付時刻からホームタイムの日付時刻を減算した値に受信した時刻を加算する必要がある。
具体的には、図8に示す時刻修正通信処理において、ステップS702とステップS703を削除し、ステップS706を「制御部210が、DT日付時刻記憶部226に記憶されているデュアルタイムの日付時刻から、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻を減算してから、受信した日付時刻を加算した値を、DT日付時刻記憶部226にセットする。」に変更し、ステップS707を「制御部210が、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信した日付時刻をHT日付時刻記憶部223にセットする。」に変更すれば良い。
(実施形態2)
上述の実施形態1では、電子時計1を手動で時刻修正した後24時間の間は、外部の通信装置の時計を用いた時刻修正は行わなかった。しかし、飛行機で移動中に目的地の時刻に合わせたのに、自動時刻修正機能により出発地点の時刻に戻ってしまう原因は、電子時計1が記憶していた時差や夏時間の情報が失われてしまうからである。これらの情報さえ変更しないようにしておけば、外部の通信装置が提供する時刻を秒単位まで有効活用できることになる。そこで、手動時刻修正後の所定時間は全く自動時刻修正を行わないというのではなく、時差と夏時間の情報を保存した上で自動時刻修正を行う実施形態2について説明する。
実施形態2に係る電子時計2のハード構成及び機能構成は上述した電子時計1と同じである。電子時計2の手動時刻修正処理、カウント処理、タイム接続処理、リモート接続処理、リモート接続通信処理及び自動時刻修正処理も電子時計1と同じである。時刻修正通信処理と自動時刻修正処理は電子時計1と異なるので、この二つの処理について説明する。
まず、電子時計2に係る第2の時刻修正通信処理について、図12を参照して説明する。最初に、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、時差及び夏時間の情報の送信を要求する(ステップS1101)。外部の通信装置はこの要求を受信すると、要求した装置に対して、自機の持つ時計の時差及び夏時間の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置が送信した時差及び夏時間の情報を受信する(ステップS1102)。
次に、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、日付時刻及び1/256秒の情報の送信を要求する(ステップS1103)。外部の通信装置はこの要求を受信すると、要求した装置に対して、自機の持つ時計の日付時刻及び1/256秒の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置が送信した日付時刻及び1/256秒の情報を受信する(ステップS1104)。
次に、時刻修正処理変更部213は、自動時刻修正カウンタ229が0であるか否かを判定する(ステップS1105)。自動時刻修正カウンタ229が0であるなら(ステップS1105;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信した日付時刻をHT日付時刻記憶部223にセットし、受信した夏時間の情報をHT_DST記憶部222にセットし、受信した時差の情報をHT時差記憶部221にセットし(ステップS1106)、ステップS1108に進む。
自動時刻修正カウンタ229が0でないなら(ステップS1105;No)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信した日付時刻から受信した時差及び夏時間の情報を引き、HT時差記憶部221に記憶されている時差とHT_DST記憶部222に記憶されている夏時間の情報を足した値をHT日付時刻記憶部223にセットする(ステップS1107)。そして、ステップS1108に進む。
ステップS1108では、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻から、HT時差記憶部221に記憶されている時差とHT_DST記憶部222に記憶されている夏時間の情報を引いて算出した協定世界時(UTC)に、DT時差記憶部224に記憶されている時差とDT_DST記憶部225に記憶されている夏時間の情報を足して、デュアルタイムの日付時刻を求め、それをDT日付時刻記憶部226にセットする(ステップS1108)。そして、終了する。
ここで、ステップS1107の計算内容を補足説明しておく。まず、受信した日付時刻から受信した時差及び夏時間の情報を引くことで協定世界時(UTC)を算出している。次に、算出した協定世界時(UTC)に、電子時計2の記憶している時差及び夏時間の情報を足すことで、電子時計2の時差及び夏時間の情報に変更を加えずに、協定世界時(UTC)の分、秒、1/256秒の情報を電子時計2に設定している。
次に、電子時計2に係る第2の自動時刻修正処理について、図13を参照して説明する。
まず、自動時刻修正部211は、分キャリー(毎分59秒の1秒後に発生する分の繰り上がり)が発生したかを判定する(ステップS1201)。分キャリーが発生したら(ステップS1201;Yes)、自動時刻修正部211は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02又は23:02であるか否かを判定する(ステップS1002)。
これらのいずれかの時刻であるなら(ステップS1202;Yes)、自動時刻修正部211は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、接続手続きを実行する(ステップS1203)。そして、上述した第2の時刻修正通信処理を実行し(ステップS1204)、その後、自動時刻修正部211は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、切断手続きを実行し(ステップS1205)、終了する。
分キャリーが発生していない場合(ステップS1201;No)及び、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの時刻(時分)が5:02、11:02、17:02又は23:02のいずれでもない場合(ステップS1202;No)は、何もせずに終了する。
この処理により、電子時計2の時刻は定期的に外部の通信装置の時刻に修正されるが、第2の時刻修正通信処理により、自動時刻修正カウンタ229が0でない間は時差や夏時間の情報は保存される。したがって、手動で電子時計2の時刻を修正した後、24時間は、自動時刻修正が行われても出発地点の時刻に戻ってしまうことを防ぐことができる。なお、自動時刻修正のタイミングを任意のタイミングに設定可能であること(ただし、毎時00分のタイミングは避けた方が好ましいこと)や、手動で電子時計2の時刻を修正した後自動時刻修正が行われない時間は24時間だけでなく任意の時間に設定可能であることは、電子時計1の場合と同様である。
(実施形態3)
上述の実施形態2では、電子時計2が、時差や夏時間の情報を記憶していることを前提としているため、時差や夏時間の情報を記憶していない時計では、実施形態2と同様の処理を行うことはできなかった。しかし、時差や夏時間の情報を記憶していない時計でも、外部の通信装置の時計の時刻情報のうち、秒及び1/256秒の情報を利用できるようにすれば、数秒の進みや遅れを修正できる。そこで、時差や夏時間の情報を記憶していない時計でも、外部の通信装置の時計の秒以下の情報を有効利用する実施形態3について説明する。
実施形態3に係る電子時計3のハード構成は上述した電子時計1,2と同じである。また、電子時計3の機能構成は図14に示すとおり、電子時計1,2の機能構成と比較すると、記憶部220から、HT時差記憶部221、HT_DST記憶部222、DT時差記憶部224及びDT_DST記憶部225を削除し、HT_DT_時刻差記憶部230を追加した構成になっている。電子時計3の手動時刻修正処理、カウント処理、タイム接続処理、リモート接続処理、リモート接続通信処理及び自動時刻修正処理は基本的に電子時計1,2と同じだが、時差や夏時間情報を記憶していないため、これらに係る処理は省略される。また、電子時計3の自動時刻修正処理は、電子時計2に係る第2の自動時刻修正処理と同じであるが、ステップS1204で実行する第2の時刻修正通信処理は、後述する第3の時刻修正通信処理となる。
時刻修正通信処理は、電子時計1とも電子時計2とも異なるので、電子時計3に係る第3の時刻修正通信処理について、図15を参照して、説明する。
まず、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置に対し、日付時刻及び1/256秒の情報の送信を要求する(ステップS1301)。外部の通信装置はこの要求を受信すると、要求した装置に対して、自機の持つ時計の日付時刻及び1/256秒の情報を送信する。そして、制御部210は、通信部244を介して、外部の通信装置が送信した日付時刻及び1/256秒の情報を受信する(ステップS1302)。
次に、制御部210は、DT日付時刻記憶部226に記憶されているデュアルタイムの日付時刻情報から、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻情報を減算した値をHT_DT_時刻差記憶部230にセットする(ステップS1303)。
次に、時刻修正処理変更部213は、自動時刻修正カウンタ229が0であるか否かを判定する(ステップS1304)。自動時刻修正カウンタ229が0であるなら(ステップS1304;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信した日付時刻をHT日付時刻記憶部223にセットし(ステップS1305)、ステップS1306に進む。
自動時刻修正カウンタ229が0でないなら(ステップS1304;No)、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの秒の値(以後「HT秒」と記す。)が、「50〜59秒」、「10〜49秒」又は「0〜9秒」のどの範囲かを判定する(ステップS1307)。HT秒が「50〜59秒」の範囲であれば(ステップS1307;50〜59秒)、制御部210は、受信した日付時刻の情報の中の秒の値(以後「受信秒」と記す。)が、10未満か否かを判定する(ステップS1308)。
受信秒が10未満なら(ステップS1308;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし、HT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻の情報のうち、分以上の値を1分加算した値をHT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻情報のうちの分以上の値としてセットする(ステップS1309)。そして、ステップS1306に進む。
受信秒が10以上なら(ステップS1308;No)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし(ステップS1310)、ステップS1306に進む。
HT秒が「10〜49秒」の範囲であれば(ステップS1307;10〜49秒)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし(ステップS1310)、ステップS1306に進む。
HT秒が「0〜9秒」の範囲であれば(ステップS1307;0〜9秒)、制御部210は、受信秒が50未満か否かを判定する(ステップS1311)。受信秒が50未満であれば(ステップS1311;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし(ステップS1310)、ステップS1306に進む。
受信秒が50以上であれば(ステップS1311;No)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし、HT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻情報のうち、分以上の値を1分減算した値をHT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻情報のうちの分以上の値としてセットする(ステップS1312)。そして、ステップS1306に進む。
ステップS1306では、制御部210は、HT日付時刻記憶部223に記憶されているホームタイムの日付時刻に、HT_DT_時刻差記憶部230に記憶されている値を加算して、デュアルタイムの日付時刻を求め、それをDT日付時刻記憶部226にセットする(ステップS1306)。そして、終了する。
以上の第3の時刻修正通信処理により、時差や夏時間の情報を持たない電子時計3においても、10秒未満の遅れや進みを外部の通信装置の時刻に基づいて時刻修正することができる。
次に、電子時計3の遅れや進みが30秒未満であれば、同様に時刻修正することができる第3の時刻修正通信処理の変形例について、図16を参照して説明する。この変形例は、第3の時刻修正通信処理と比較すると、ステップS1304でNoと判定された後の処理のみが異なるため、その部分について説明する。それ以外の処理は第3の時刻修正通信処理と同じである。
時刻修正処理変更部213により、自動時刻修正カウンタ229が0でないと判定されると(ステップS1304;No)、制御部210はHT秒が受信秒より大きいか否かを判定する(ステップS1321)。HT秒が受信秒より大きければ(ステップS1321;Yes)、制御部210は、HT秒−受信秒が30秒未満か否かを判定する(ステップS1322)。30秒未満なら(ステップS1322;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし(ステップS1324)、ステップS1306に進む。
HT秒−受信秒が30秒以上なら(ステップS1322;No)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし、HT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻の情報のうち、分以上の値を1分加算した値をHT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻情報のうちの分以上の値としてセットする(ステップS1323)。そして、ステップS1306に進む。
HT秒が受信秒以下ならば(ステップS1321;No)、制御部210は、受信秒−HT秒が30秒未満か否かを判定する(ステップS1325)。30秒未満なら(ステップS1325;Yes)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし(ステップS1324)、ステップS1306に進む。
受信秒−HT秒が30秒以上なら(ステップS1325;No)、制御部210は、受信した1/256秒の情報を1/256秒記憶部227にセットし、受信秒をHT日付時刻記憶部223の秒の値にセットし、HT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻情報のうち、分以上の値を1分減算した値をHT日付時刻記憶部223に記憶されている日付時刻情報のうちの分以上の値としてセットする(ステップS1326)。そして、ステップS1306に進む。
以上の第3の時刻修正通信処理の変形例により、時差や夏時間の情報を持たない電子時計3においても、30秒未満の遅れや進みを外部の通信装置の時刻に基づいて時刻修正することができる。
なお、この発明の電子時計1,2,3の各機能は、通常のPC(Personal Computer)等のコンピュータによっても実施することができる。具体的には、上記実施形態では、電子時計1,2,3が行う各種処理のプログラムが、記憶部220のROM102に予め記憶されているものとして説明した。しかし、プログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)及びMO(Magneto−Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、上述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
外部装置から基準となる時刻を受信する通信部と、
ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付部と、
時刻を計時する計時処理と、前記通信部により受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付部から受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時処理する時刻を修正する時刻修正処理と、をする制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作受付部から受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時処理する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記時刻修正処理の処理内容を変更する、
ことを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記制御部は、前記所定時間が経過するまでは前記時刻修正処理の前記通信部により受信された前記基準となる時刻に基づく前記計時処理する時刻の修正を抑制する、
付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記通信部は、外部装置へ通信を開始するための信号である告知情報を送信し、
前記制御部は、
前記告知情報を所定の間隔で通信部に送信させる告知情報送信制御をし、
前記時刻修正動作に基づいて前記計時処理する時刻を修正した場合、前記所定時間が経過するまでは前記告知情報送信制御を停止する、
付記1又は2に記載の通信装置。
(付記4)
前記制御部は、前記所定時間が経過するまでは秒単位以下を時刻修正する、
付記1乃至3のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記5)
さらに、協定世界時からの時差を示す時差情報と、夏時間の実施に関する情報である夏時間情報と、を記憶する記憶部と、
を備え、
前記制御部は、前記所定時間が経過するまでは前記記憶部に記憶されている前記時差情報と前記夏時間情報とを変更しない、
付記1乃至4のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記6)
前記制御部が計時する時刻を表示する表示部と、
付記1乃至5のいずれか一つに記載の通信装置と、を備える電子時計。
(付記7)
時刻を計時する計時ステップと、
外部装置から基準となる時刻を受信する受信ステップと、
ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付ステップと、
前記受信ステップで受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時ステップで計時する時刻を修正する時刻修正処理をする時刻修正ステップと、
前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時ステップで計時する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記時刻修正ステップによる時刻修正処理の処理内容を変更する自動時刻修正処理変更ステップと、
を含む通信方法。
(付記8)
コンピュータに
時刻を計時する計時ステップ、
外部装置から基準となる時刻を受信する受信ステップ、
ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付ステップ、
前記受信ステップで受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時ステップで計時する時刻を修正する時刻修正処理をする自動時刻修正ステップ、
前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時ステップで計時する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記時刻修正ステップによる時刻修正処理の処理内容を変更する自動時刻修正処理変更ステップ、
を実行させるプログラム。
1,2,3…電子時計、10…ケース、21…りゅうず、22〜25…押しボタンスイッチ、31,41…文字盤、32,42…時針、33,43…分針、34…秒針、35…日車、40…小時計、101…プロセッサ、102…ROM、103…RAM、104…スイッチ、105…計時回路、106…UART、107…無線通信モジュール、108…モータドライバ、109…モータ、110…輪列機構、111…針・日車、112…ピエゾドライバ、113…ピエゾ、210…制御部、211…自動時刻修正部、212…手動時刻修正部、213…時刻修正処理変更部、220…記憶部、221…HT時差記憶部、222…HT_DST記憶部、223…HT日付時刻記憶部、224…DT時差記憶部、225…DT_DST記憶部、226…DT日付時刻記憶部、227…1/256秒記憶部、228…モード記憶部、229…自動時刻修正カウンタ、230…HT_DT_時刻差記憶部、241…計時部、242…出力部、243…操作受付部、244…通信部

Claims (8)

  1. 外部装置から基準となる時刻を受信する通信部と、
    ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付部と、
    時刻を計時する計時処理と、前記通信部により受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付部から受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時処理する時刻を修正する時刻修正処理と、をする制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作受付部から受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時処理する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記通信部により受信された前記基準となる時刻に基づく前記時刻修正処理の処理内容を変更する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記所定時間が経過するまでは前記時刻修正処理の前記通信部により受信された前記基準となる時刻に基づく前記計時処理する時刻の修正を抑制する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信部は、外部装置へ通信を開始するための信号である告知情報を送信し、
    前記制御部は、
    前記告知情報を所定の間隔で通信部に送信させる告知情報送信制御をし、
    前記時刻修正動作に基づいて前記計時処理する時刻を修正した場合、前記所定時間が経過するまでは前記告知情報送信制御を停止する、
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記所定時間が経過するまでは秒単位以下を時刻修正する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. さらに、協定世界時からの時差を示す時差情報と、夏時間の実施に関する情報である夏時間情報と、を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記所定時間が経過するまでは前記記憶部に記憶されている前記時差情報と前記夏時間情報とを変更しない、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記制御部が計時する時刻を表示する表示部と、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信装置と、を備える電子時計。
  7. 時刻を計時する計時ステップと、
    外部装置から基準となる時刻を受信する受信ステップと、
    ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時ステップで計時する時刻を修正する時刻修正処理をする時刻修正ステップと、
    前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時ステップで計時する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記受信ステップで受信された前記基準となる時刻に基づく前記時刻修正ステップによる時刻修正処理の処理内容を変更する自動時刻修正処理変更ステップと、
    を含む通信方法。
  8. コンピュータに
    時刻を計時する計時ステップ、
    外部装置から基準となる時刻を受信する受信ステップ、
    ユーザからの時刻修正動作を受け付ける操作受付ステップ、
    前記受信ステップで受信された前記基準となる時刻に基づき、又は、前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づき、前記計時ステップで計時する時刻を修正する時刻修正処理をする自動時刻修正ステップ、
    前記操作受付ステップで受け付けた前記時刻修正動作に基づいて前記計時ステップで計時する時刻を修正した場合、所定時間が経過するまでは前記受信ステップで受信された前記基準となる時刻に基づく前記時刻修正ステップによる時刻修正処理の処理内容を変更する自動時刻修正処理変更ステップ、
    を実行させるプログラム。
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