[go: up one dir, main page]

JP6466236B2 - H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法 - Google Patents

H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6466236B2
JP6466236B2 JP2015086011A JP2015086011A JP6466236B2 JP 6466236 B2 JP6466236 B2 JP 6466236B2 JP 2015086011 A JP2015086011 A JP 2015086011A JP 2015086011 A JP2015086011 A JP 2015086011A JP 6466236 B2 JP6466236 B2 JP 6466236B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
tip
main body
steel
steel pile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015086011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016204920A (ja
Inventor
宏之 山中
宏之 山中
安永 正道
正道 安永
昌弘 増田
昌弘 増田
中川 雅由
雅由 中川
徹 西嶋
徹 西嶋
晃夫 須田
晃夫 須田
佳祐 萩原
佳祐 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2015086011A priority Critical patent/JP6466236B2/ja
Publication of JP2016204920A publication Critical patent/JP2016204920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6466236B2 publication Critical patent/JP6466236B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

本発明は、H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法に関する。
地盤に打設されたH鋼杭や鋼管杭等の基礎杭は、その上に構築された構造物を支持している。基礎杭の支持力は、地盤との周面摩擦力と先端部分の支持力に依っている。
通常の基礎杭は、地盤の支持層に貫入する部分に必要とされる周長及び杭先端面積を全長に亘って有するため、先端部分でのみ高い支持力を発揮する必要がある場合には、本体部分の材料等の無駄が大きくなる。そこで、特に先端部分の支持力を増大させる基礎杭として、先端部分が拡径された鋼管杭が知られている(例えば特許文献1及び2参照)。これらの鋼管杭は、先端部分の支持力が増大しているだけでなく、本体部分の径が先端部分の径よりも細いため、材料費等が低減している。
特開平8−85939号公報 特開2004−316411号公報
特許文献1及び2に開示された鋼管杭は、その先端部分の形状から打設方法が制限され、必ずしも複数の工法に適用できるものではなかった。
そこで本発明は、材料費等を低減しながら高い支持力を得ることができ、且つ、複数の工法で打設することができるH鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法を提供することを目的とする。
本発明は、本体部と、本体部の一端側に設けられ、本体部よりも拡幅された先端部と、本体部と先端部とを連結する接続部と、を備え、杭の支持力計算における先端部の周長及び杭先端面積は、本体部において周長及び杭先端面積に対応する周長及び杭先端面積よりもいずれも大きいH鋼杭を提供する。
このH鋼杭によれば、拡幅されて周長及び杭先端面積が大きくなっている先端部を地盤の支持層内に到達させることで、その周面摩擦と先端支持力とによって高い支持力を得ることができる。また、H鋼杭の本体部は拡幅されていない通常の態様であるため、先端部の幅でH鋼杭全体を形成する場合と比べて材料費等が低減されている。そして、このH鋼杭は、複数の打設方法を用いることができる。
接続部は、当該H鋼杭の打設方向において本体部と先端部との間に介在しており、且つ、本体部側から先端部側に向けて連続的に拡幅していることが好ましい。この形状であると、H鋼杭を地盤内へ進入させることが容易であり、特に、打込み工法を用いる場合に都合がよい。
また、本発明は、支持層と、その上方に位置し支持層よりも軟弱な軟弱層と、を有する地盤に上記H鋼杭を打設するH鋼杭の打設方法であって、軟弱層及び支持層を掘削して鉛直孔を形成する鉛直孔形成工程と、鉛直孔にH鋼杭を挿入し、支持層内に先端部の少なくとも一部を到達させる建込み工程と、建込み工程の後に、H鋼杭を打撃により打ち込む打込み工程、又は、先端部の少なくとも一部を固化材で根固めする根固め工程と、を有するH鋼杭の打設方法を提供する。
更に本発明は、支持層と、その上方に位置し支持層よりも軟弱な軟弱層と、を有する地盤に上記H鋼杭を打設するH鋼杭の打設方法であって、H鋼杭を打撃により軟弱層を貫通して支持層内に到達させる建込み工程を有するH鋼杭の打設方法を提供する。
上記のように、上記H鋼杭を地盤に打設するには複数の打設方法を用いることができる。いずれの工法の場合でも拡幅された先端部が支持層内に到達して固定されるため、その大きな周長及び杭先端面積によって高い支持力を得られる。
また、本発明は、支持層と、その上方に位置し支持層よりも軟弱な軟弱層と、を有する地盤に鋼管杭を打設する鋼管杭の打設方法であって、鋼管杭は、本体部と、本体部の一端側に設けられ、鋼管杭の打設方向に延びるとともに本体部よりも拡径された先端部と、本体部と先端部とを連結する接続部と、を備え、杭の支持力計算における先端部の周長及び杭先端面積が本体部において周長及び杭先端面積に対応する周長及び杭先端面積よりもいずれも大きいものであり、鋼管杭を中堀り圧入により軟弱層を貫通して支持層内に到達させる建込み工程と、建込み工程の後に、鋼管杭を打撃により打ち込む打込み工程、又は、先端部の少なくとも一部を固化材で根固めする根固め工程と、を有する鋼管杭の打設方法を提供する。
更に本発明は、支持層と、その上方に位置し支持層よりも軟弱な軟弱層と、を有する地盤に鋼管杭を打設する鋼管杭の打設方法であって、鋼管杭は、本体部と、本体部の一端側に設けられ、鋼管杭の打設方向に延びるとともに本体部よりも拡径された先端部と、本体部と先端部とを連結する接続部と、を備え、杭の支持力計算における先端部の周長及び杭先端面積が本体部において周長及び杭先端面積に対応する周長及び杭先端面積よりもいずれも大きいものであり、鋼管杭を打撃により軟弱層を貫通して支持層内に到達させる建込み工程を有する、鋼管杭の打設方法を提供する。
上記複数の打設方法における鋼管杭は、先端部が鋼管杭の打設方向に延びているため、地盤内へ進入しやすく、打込みにも耐え得る。そして打設後は、周長及び杭先端面積が大きくなるように拡径された先端部が地盤の支持層内に到達しているため、高い支持力を得ることができる。また、本体部は拡径されていない通常の態様であるため、先端部の径で鋼管杭全体を形成する場合と比べて材料費等が低減されている。
本発明によれば、材料費等を低減しながら高い支持力を得ることができ、且つ、複数の工法で打設することができるH鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法を提供することができる。
杭を打設する地盤の概要を示す図である。 (a)はH鋼杭の正面図であり、(b)はH鋼杭の側面図である。 (a)は図2(a)のIIIa-IIIa線に沿った端面図であり、(b)は図2(a)のIIIb-IIIb線に沿った端面図である。 鋼管杭の正面図である。 (a)は図4のVa-Va線に沿った端面図であり、(b)は図4のVb-Vb線に沿った端面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態において、基礎杭としてのH鋼杭及び鋼管杭(いずれも既成杭)が打設される地盤は、図1に示されたとおり、例えば浚渫によって埋め立てられた臨海部にみられるような、地表から数十mの深さまで達する軟弱層101と、その下方に広がる礫層や団結粘性土等で構成された支持層102とを有する地盤である。ここで軟弱層101とは、基礎杭10の支持にはほとんど寄与しない層を指す。基礎杭10は、地上に構築された構造物20を支持し、その支持力は、支持層102に接触している部分の周面摩擦力と先端部分の支持力によって決まる。
<第1の実施形態>
第1の実施形態として、H鋼杭とその打設方法について説明する。図2及び図3に示されたとおり、本実施形態のH鋼杭1は、断面H形で長尺に延びた本体部11と、本体部11の一端側に本体部11よりも拡幅されて設けられた断面H形の先端部12を備えている。当該拡幅は、H形の縦横両方向になされている。
本体部11と先端部12との間には、本体部11側から先端部12側に向けて断面H形を維持しながら連続的に拡幅された接続部13が介在し、本体部11と先端部12とを連結している。ここで、先端部12及び接続部13は、本体部11の中心軸すなわちH鋼杭1の打設方向に一致する向きに延びている。本体部11、接続部13及び先端部12は、いずれも厚さが同一であり、互いに溶接により接続され一体化されている。
打設方向の長さに関し、本体部11の長さは支持層の深さによるが、通常は20m〜40mである。先端部12の長さは、2Bm〜4Bm(BはH鋼杭の幅を示す)であることが好ましく、1m〜2mであることが好ましい。接続部13の長さは、2Bmであることが好ましく、本体部がH−500の場合、1m程度であることがより好ましい。
先端部12及び本体部11の幅の大小関係に関し、杭の支持力計算における先端部12の周長(「L1」とする。)及び杭先端面積(「S1」とする。)は、本体部11において先端部12の周長及び杭先端面積に対応する周長(「L2」とする。)及び杭先端面積(「S2」とする。)よりもいずれも大きい。
ここで、「杭の支持力計算における先端部の周長及び杭先端面積」とは、H鋼杭1の先端部12を軸線方向から見た場合における四隅を直線で順に結んで形成される四角形の領域A12(図3(a)の二点鎖線参照。)の周囲の長さ及び面積をいう。なお、図3(a)は図2(a)のIIIa-IIIa線に沿った端面図であって先端部12の先端を表しているのではないが、この図を先端部12の先端の図として代用している。
また、「本体部において先端部の周長及び杭先端面積に対応する周長及び杭先端面積」とは、H鋼杭1の本体部11を軸線方向から見た場合における四隅を直線で順に結んで形成される四角形の領域A11(図3(b)の二点鎖線参照。)の周囲の長さ及び面積をいう。
具体的には、周長については、L1/L2が1.3〜1.7であることが好ましい。杭先端面積については、S1/S2が1.7〜2.9であることが好ましい。
また、具体的な周長については、L1が200cm〜360cmであることが好ましく、L2が120cm〜280cmであることが好ましい。
接続部13の拡幅の角度(図2のθ1参照。)は、H鋼杭1の打設の容易さから、H鋼杭1の打設方向(本体部11の軸線方向)を基準として、20度〜35度が好ましく、25度〜30度がより好ましい。
H鋼杭1の打設方法について説明する。既成杭として工場で製作したH鋼杭1を打設現場に輸送する。本体部11の長さが輸送の障害となる場合、複数本の適当な長さに分解して輸送したのち、現場でこれらを接続してもよい。接続方法としては、溶接のほか、添接板による接続を採用することができる。
H鋼杭1は、プレボーリング工法によって打設することができる。まず、図1に示された軟弱層101及び支持層102を有する地盤において、軟弱層101及び支持層102掘削して鉛直孔を形成する(鉛直孔形成工程)。次に、その鉛直孔にH鋼杭1を挿入し、支持層102内に先端部12の少なくとも一部を到達させる(建込み工程)。その後、H鋼杭1をハンマー打撃して最終打込みを行う(打込み工程)か、鉛直孔に固化材を注入して先端部12の少なくとも一部を根固めする(根固め工程)ことによって、H鋼杭1を固定する。
また、H鋼杭1は、打込み工法によって打設することができる。すなわち、図1に示された軟弱層101及び支持層102を有する地盤において、H鋼杭1を鉛直方向に立て、ハンマー打撃によって軟弱層101を貫通して先端部12を支持層102内に到達させる(建込み工程)。
上記工法によってH鋼杭1を打設すると、周長及び杭先端面積が大きくなっている先端部12が地盤の支持層102内に到達するため、その周面摩擦と先端支持力とによって高い支持力を得ることができる。また、H鋼杭1の本体部11は拡幅されていない通常の幅を有するため、先端部12の幅でH鋼杭1全体を形成した場合と比べて材料費や施工費が低減されている。更に、先端部が拡幅されていない従来のH鋼杭を用いて本実施形態のH鋼杭1で発揮されるのと同程度の支持力を得るためには、支持層102に埋め込まれる部分の長さを大きく見込む必要があるところ、本実施形態のH鋼杭1では、拡幅された先端部12の高い支持力によって杭全体の長さを小さくすることができるため、材料費や施工費が一層低減される。
また、接続部13が本体部11側から先端部12側に向けて連続的に拡幅しているため、打設の最中にH鋼杭1を地盤内へ進入させることが容易である。特に、打込み工法の場合に都合がよい。
<第2の実施形態>
第2の実施形態として、鋼管杭とその打設方法について説明する。図4及び図5に示されたとおり、本実施形態の鋼管杭2は、断面円形で長尺に延びた本体部21と、本体部21の一端側に本体部21よりも拡径されて設けられた断面円形の先端部22を備えている。
本体部21と先端部22との間には、本体部21側から先端部22側に向けて断面円形を維持しながら連続的に拡径された接続部23が介在し、本体部21と先端部22とを連結している。ここで、先端部22及び接続部23は、本体部21の中心軸すなわち鋼管杭2の打設方向に一致する向きに延びている。本体部21、接続部23及び先端部22は、いずれも厚さが同一であり、互いに溶接により接続され一体化されている。
本体部21、先端部22及び接続部23の好ましい寸法については、H鋼杭1の場合と同様である。
先端部22及び本体部21の直径の大小関係に関し、杭の支持力計算における先端部22の周長(「L3」とする。)及び杭先端面積(「S3」とする。)は、本体部21において先端部22の周長及び杭先端面積に対応する周長(「L4」とする。)及び杭先端面積(「S4」とする。)よりもいずれも大きい。
ここで、「杭の支持力計算における先端部の周長及び杭先端面積」とは、鋼管杭2の先端部22を軸線方向から見た場合における最大円(つまり、鋼管の外周面が成す円)の内側の領域A22(図5(a)の二点鎖線参照。)の周囲の長さ及び面積をいう。なお、図5(a)は図4のVa-Va線に沿った端面図であって先端部22の先端を表しているのではないが、この図を先端部22の先端の図として代用している。
また、「本体部において先端部の周長及び杭先端面積に対応する周長及び杭先端面積」とは、鋼管杭2の本体部21を軸線方向から見た場合における最大円の内側の領域A21(図5(b)の二点鎖線参照。)の周囲の長さ及び面積をいう。
具体的には、周長については、L3/L4が1.25〜1.4であることが好ましい。杭先端面積については、S3/S4が1.6〜2.0であることが好ましい。
また、具体的な周長については、L3が220cm〜340cmであることが好ましく、L4が160cm〜250cmであることが好ましい。
接続部23の拡径の角度(図4のθ2参照。)は、鋼管杭2の打設の容易さから、鋼管杭2の打設方向(本体部21の軸線方向)を基準として、20度〜35度が好ましく、25度〜30度がより好ましい。
鋼管杭2の打設方法について説明する。既成杭として工場で製作した鋼管杭2を打設現場に輸送する。本体部21の長さが輸送の障害となる場合、複数本の適当な長さに分解して輸送したのち、現場でこれらを接続してもよい。接続方法としては、溶接を採用することができる。
鋼管杭2は、中堀り工法によって打設することができる。まず、図1に示された軟弱層101及び支持層102を有する地盤において、鋼管杭2をオーガーによって中堀りしながら地盤に圧入していき、軟弱層101を貫通して先端部22を支持層102内に到達させる(建込み工程)。その後、鋼管杭2をハンマー打撃して最終打込みを行う(打込み工程)か、先端部22の少なくとも一部を固化材で根固めする(根固め工程)ことによって、鋼管杭2を固定する。
また、鋼管杭2は、打込み工法によって打設することができる。すなわち、図1に示された軟弱層101及び支持層102を有する地盤において、鋼管杭2を鉛直方向に立て、ハンマー打撃によって軟弱層101を貫通して先端部22を支持層102内に到達させる(建込み工程)。
上記工法によって鋼管杭2を打設すると、周長及び杭先端面積が大きくなっている先端部22が地盤の支持層102内に到達するため、その周面摩擦と先端支持力とによって高い支持力を得ることができる。また、鋼管杭2の本体部21は拡径されていない通常の太さを有するため、先端部22の太さで鋼管杭2全体を形成した場合と比べて材料費や施工費が低減されている。更に、先端部が拡径されていない従来の鋼管杭を用いて本実施形態の鋼管杭2で発揮されるのと同程度の支持力を得るためには、支持層102に埋め込まれる部分の長さを大きく見込む必要があるところ、本実施形態の鋼管杭2では、拡径された先端部22の高い支持力によって杭全体の長さを小さくすることができるため、材料費や施工費が一層低減される。
また、接続部23が本体部21側から先端部22側に向けて連続的に拡径しているため、打設の最中に鋼管杭2を地盤内へ進入させることが容易である。特に、打込み工法の場合に都合がよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、接続部が本体部側から先端部側に向けて断面形状を維持しながら連続的に拡幅又は拡径された態様を示したが、接続部は断面形状が本体部や先端部と同形状である必要はなく、例えば、杭の幅方向に延びて本体部と先端部とを接続していてもよい。すなわち、H鋼杭の場合は本体部よりも幅の広い平板を本体部の先端面を覆うように接続し、平板の反対側の面に先端部を接続した形状としてもよい。鋼管杭の場合は、本体部の先端から径方向に直角に折れて拡径し、拡径後に打設方向に直角に折れて先端部を形成してもよい。
また、上記実施形態では、部材の厚さが全て同一である態様を示したが、先端部の厚さを本体部の厚さよりも厚くしてもよい。
1…H鋼杭、2…鋼管杭、11,21…本体部、12,22…先端部、13,23…接続部、101…軟弱層、102…支持層。

Claims (4)

  1. 本体部と、
    前記本体部の一端側に設けられ、前記本体部よりも拡幅された先端部と、
    前記本体部と前記先端部とを連結する接続部と、を備えるH鋼杭であって、
    当該拡幅は、当該H鋼杭のH形断面におけるH形の形状が縦横両方向に拡大されるようになされており、
    杭の支持力計算における前記先端部の周長及び杭先端面積は、前記本体部において前記周長及び前記杭先端面積に対応する周長及び杭先端面積よりもいずれも大きい、H鋼杭。
  2. 前記接続部は、当該H鋼杭の打設方向において前記本体部と前記先端部との間に介在しており、且つ、前記本体部側から前記先端部側に向けて連続的に拡幅している、請求項1記載のH鋼杭。
  3. 支持層と、その上方に位置し前記支持層よりも軟弱な軟弱層と、を有する地盤に請求項1又は2記載のH鋼杭を打設するH鋼杭の打設方法であって、
    前記軟弱層及び前記支持層を掘削して鉛直孔を形成する鉛直孔形成工程と、
    前記鉛直孔に前記H鋼杭を挿入し、前記支持層内に前記先端部の少なくとも一部を到達させる建込み工程と、
    前記建込み工程の後に、前記H鋼杭を打撃により打ち込む打込み工程、又は、前記先端部の少なくとも一部を固化材で根固めする根固め工程と、を有する、H鋼杭の打設方法。
  4. 支持層と、その上方に位置し前記支持層よりも軟弱な軟弱層と、を有する地盤に請求項1又は2記載のH鋼杭を打設するH鋼杭の打設方法であって、
    前記H鋼杭を打撃により前記軟弱層を貫通して前記支持層内に到達させる建込み工程を有する、H鋼杭の打設方法。
JP2015086011A 2015-04-20 2015-04-20 H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法 Expired - Fee Related JP6466236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015086011A JP6466236B2 (ja) 2015-04-20 2015-04-20 H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015086011A JP6466236B2 (ja) 2015-04-20 2015-04-20 H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016204920A JP2016204920A (ja) 2016-12-08
JP6466236B2 true JP6466236B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=57487042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015086011A Expired - Fee Related JP6466236B2 (ja) 2015-04-20 2015-04-20 H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6466236B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2607198A (en) * 1948-05-25 1952-08-19 Standard Oil Dev Co Foundation for use with soft surface formation
JPS4923908A (ja) * 1972-06-30 1974-03-02
JPS5446109U (ja) * 1977-09-06 1979-03-30
JP2637335B2 (ja) * 1992-07-23 1997-08-06 川商ジェコス株式会社 山留め杭
JP3437652B2 (ja) * 1994-08-18 2003-08-18 大和ハウス工業株式会社 H形鋼柱の無溶接接合構造
JPH11100841A (ja) * 1997-09-25 1999-04-13 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼管杭
JP2003342948A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Marufuji Sheet Piling Co Ltd 土留杭とその杭を用いる土留工法
JP4450240B2 (ja) * 2007-01-22 2010-04-14 丸藤シートパイル株式会社 山留めh形鋼杭の接合構造及びその接合工法
JP5783894B2 (ja) * 2011-12-19 2015-09-24 新日鐵住金株式会社 先端拡径杭
JP5842758B2 (ja) * 2012-01-23 2016-01-13 新日鐵住金株式会社 形鋼杭及びその施工方法
JP5867301B2 (ja) * 2012-06-12 2016-02-24 新日鐵住金株式会社 管杭及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016204920A (ja) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101620380B1 (ko) 스파이럴 강관 말뚝
JP5762511B2 (ja) 地盤改良壁の施工方法
TW202012747A (zh) 樁基礎
JP6632028B2 (ja) コンクリート組立擁壁
KR101791211B1 (ko) 좌굴 보강용 헬릭스 강관 말뚝의 시공 방법
JP6466236B2 (ja) H鋼杭及びその打設方法、並びに、鋼管杭の打設方法
JP5777435B2 (ja) 小規模建築物用基礎の補強工法
JP5133625B2 (ja) 鋼管杭
JP2021063356A (ja) 先端翼付回転貫入鋼管杭の製法
JP4219210B2 (ja) 先端地盤改良杭およびその施工方法
JP3135220B2 (ja) 鍔付拡底鋼管杭
JP6943633B2 (ja) リング状先端金物およびそれを使用する中掘り杭工法
JP3839461B1 (ja) 鋼管ポール用基礎およびその基礎工法
JP2009074309A (ja) 立坑およびその構築方法
JP6735138B2 (ja) 土留壁構造の構築方法および土留壁構造
JP7119892B2 (ja) 構造物および構造物の施工方法
JP5413336B2 (ja) 鋼管杭の製造方法および杭の施工方法
JP4210297B2 (ja) 先端羽根付き拡径管及びそれを備えた先端羽根付き鋼管杭
JP2015190192A (ja) 高耐力回転貫入杭
JP6299198B2 (ja) 支持用鋼管杭及びその施工方法
JP2005200865A (ja) 基礎杭の施工方法
JP6993747B1 (ja) 回転圧入杭
JP7571904B1 (ja) 杭施工方法、管杭及び杭構造
JP6093458B1 (ja) 沈設構造物の構築方法
JP2020143421A (ja) 鋼管杭連結部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181116

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6466236

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees