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JP6435285B2 - 車両用バンパー構造 - Google Patents

車両用バンパー構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用バンパー構造に関する。
車両用バンパー構造としては、車幅方向に延びているバンパービームと、バンパービームの外側に配置されたバンパーフェイスと、を備え、バンパービームは、車両前後方向に並設された外側部材と内側部材とを接合することで形成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4366082号公報
前記した従来の車両用バンパー構造では、外側部材が内側部材と同じ強度の高張力鋼板によって形成されている。このように、外側部材が高強度の鋼板によって形成されている場合には、バンパーフェイスの形状に合わせて外側部材を成形し難いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、バンパーフェイスの形状に合わせてバンパービームを成形し易くすることができる車両用バンパー構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、車体前部に配置され、車幅方向に延びているバンパービームを備えている車両用バンパー構造である。前記バンパービームは、内側部材と、前記内側部材に対して車両前後方向の前側に接合された外側部材と、を備えている。そして、前記外側部材の強度が前記内側部材の強度よりも小さくなるように設定されている。 前記外側部材の前面には、複数の緩衝部材が車幅方向に並設されるとともに、前記外側部材の前方には、車両の動力源に空気を導くためのガイド部材が配置されている。前記ガイド部材は、隣り合う前記緩衝部材の間を通じて車両高さ方向に延びている。前記緩衝部材には、車両前方に向かうに従って下方に向けて傾斜した第一の前記緩衝部材と、車両前方に向かうに従って上方に向けて傾斜した第二の前記緩衝部材と、が設けられている。
本発明の車両用バンパー構造では、外側部材の強度が抑えられているため、バンパービームの前側に配置されたバンパーフェイスの形状に合わせて外側部材を成形し易くなっている。
これにより、本発明の車両用バンパー構造では、バンパーフェイスの内面とバンパービームの先端面との間隔を小さくすることができるため、車両の衝突時の衝突エネルギーをバンパーフェイスからバンパービームに対して効率良く伝達することができる。
なお、本発明の車両用バンパー構造において、バンパーフェイスの内面にバンパービームの先端面が接している場合には、バンパーフェイスからバンパービームへの衝突エネルギーの伝達効率を高めることができる。
また、ガイド部材の配置の自由度が高まるため、動力源に対して効率良く空気を送り込むことができる。
また、本発明の車両用バンパー構造では、外側部材の板厚を小さくすることができるため、外側部材および緩衝部材が鋼製である場合には、緩衝部材を外側部材に対して抵抗溶接することができる。
また、異なる形状の緩衝部材をバンパーフェイスの各部の形状に合わせて配置することで、バンパービームの衝撃吸収性能を高めることができる。
本発明の車両用バンパー構造では、車両の衝突時に外側部材が変形し易いため、衝突エネルギーを効率良く吸収することができる。
また、本発明の車両用バンパー構造では、車両の衝突時に内側部材によって衝突エネルギーを確実に受けることができる。
このように、本発明の車両用バンパー構造では、バンパービームによって衝突エネルギーを効率良く吸収しつつ、バンパービームが後退するのを防ぐことができる。
本発明の車両用バンパー構造では、外側部材をバンパーフェイスの形状に合わせて成形し易いため、バンパービームの製造後に、バンパーフェイスの形状に合わせて、外側部材を加工する必要がなくなる。
本発明の車両用バンパー構造では、外側部材と内側部材とを異なる板厚や材質によって形成することができる。
例えば、外側部材は、成形性が良いとともに靭性の高い材料で形成し、内側部材は、引張強度が大きい材料で形成することで、バンパービームの衝撃吸収性能を高めることができる。
本発明の車両用バンパー構造では、バンパービームは外側部材と内側部材とに分割されているため、外側部材と内側部材とを接合する前に、バンパービーム内に補強部材を設けることができる。
本発明の車両用バンパー構造において、内側部材の上下の縁部から前方または後方に向けて上板および下板を突出させた場合には、内側部材の強度を高めることができる。
また、内側部材の上板および下板の間に外側部材を入り込ませた場合には、車両の衝突時に外側部材が上下方向に変形するのを抑えることができるため、衝突エネルギーを効率良く内側部材に伝達することができる。
さらに、内側部材の上板および下板の間に外側部材を入り込ませた場合には、外側部材と内側部材との接合部位がバンパービームの上面および下面に突出しないため、バンパービームの周囲を空気がスムーズに流れる。
前記した車両用バンパー構造において、バンパーフェイスの中央部が突出している場合には、前記外側部材を車幅方向の両端部から中央部に向かうに従って、車両前方に向けて突出させることで、バンパーフェイスの形状に合わせることができる。
また、前記した構成では、外側部材の先端面がアーチ形状に形成され、車両の衝突時に外側部材が変形し易くなるとともに、外側部材が前後方向に大きくなる。これにより、バンパービームの中央部は断面二次モーメントが大きくなり、バンパービームの両端部は座屈変形を起こし難くなるため、衝突エネルギーを効率良く吸収することができる。
前記した車両用バンパー構造において、前記内側部材をサイドメンバの端部に形成されたフランジに固定することが好ましい。
このように、バンパービームをサイドメンバに直接連結することで、バンパービームとサイドメンバとの連結部の剛性を高めるとともに、バンパービームとサイドメンバとの連結部を小さくすることができる。
本発明の車両用バンパー構造では、外側部材の強度が抑えられているため、外側部材をバンパーフェイスの形状に合わせて成形することができ、衝突エネルギーをバンパーフェイスからバンパービームに効率良く伝達することができる。
また、本発明の車両用バンパー構造では、衝突エネルギーをバンパービームが効率良く吸収するとともに、バンパービームが後退するのを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係るバンパー構造を左上前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るバンパー構造を左上前方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るバンパービームを示した平面図である。 本発明の実施形態に係るバンパービームを示した図で、(a)は図3のA−A断面図、(b)は図3のB−B断面図である。 本発明の実施形態に係るバンパービームとフロントサイドメンバとの連結部を右上後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態の変形例を示した図で、本発明のバンパー構造を車体後部に適用した構成の側断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のバンパー構造1は、図1に示すように、車両(自動車)のフロントバンパーを構成するものである。
バンパー構造1は、左右方向(車幅方向)に延びているバンパービーム10と、バンパービーム10の外側に配置されたバンパーフェイス60(図4参照)と、を備えている。
バンパービーム10は、車両前後方向に並設された内側部材20および外側部材30を備え、外側部材30は、内側部材20の前側部に接合されている(図4参照)。また、バンパービーム10は、外側部材30の前面に接合された三つの緩衝部材41,42を備えている。
内側部材20は、図2に示すように、左右方向に延びている鋼製のフレームである。内側部材20は、高張力鋼板によって形成されている。
内側部材20の左右の端部は、車体の左右のフロントサイドメンバ3,3の前端部に固定されている。
内側部材20は、左右方向に延びている壁部21と、壁部21の上縁部から前方に向けて延びている上板22と、壁部21の下縁部から前方に向けて延びている下板23と、を備えている。内側部材20は、図4(a)に示すように、前面全体が開口している。
内側部材20の左右の両端部には、図2に示すように、平板状の取付部24,24が形成されている。取付部24には、三つの挿通穴24aが形成されている。
取付部24は、フロントサイドメンバ3の前端部に形成されたフランジ3aの前面に重なる部位である(図5参照)。
外側部材30は、図2に示すように、左右方向に延びている鋼製のフレームである。外側部材30は、内側部材20の前側に並設されている。
外側部材30は、高張力鋼板によって形成されている。外側部材30の強度(引張強度)は、内側部材20の強度(引張強度)よりも小さく設定されている。
外側部材30は、左右方向に延びている壁部31と、壁部31の上縁部から後方に向けて延びている上板32と、壁部31の下縁部から後方に向けて延びている下板33(図4(a)参照)と、を備えている。外側部材30は、図4(a)に示すように、後面全体が開口している。
外側部材30は、図3に示すように、左右の端部から中央部に向かうに従って、前方に向けて突出している。外側部材30の前後方向の厚さは、両端部よりも中央部が大きく形成されている。
外側部材30の前面は、中央部が前方に突出するように湾曲したアーチ形状に形成されている。
外側部材30の高さは、図4(a)に示すように、内側部材20の内部の高さと同じ大きさに形成されている。外側部材30の後端部は、内側部材20の前端部に入り込んでいる。
外側部材30の上板32の上面は、内側部材20の上板22の下面に重なっており、外側部材30の上板32と、内側部材20の上板22とが溶接されている。
外側部材30の下板33の下面は、内側部材20の下板33の上面に重なっており、外側部材30の下板33と、内側部材20の下板23とが溶接されている。
このように、外側部材30と内側部材20とが接合されることで、中空な角筒状のフレームが形成されている。
外側部材30の左右の両端部には、図2に示すように、平板状の取付部34,34が形成されている。取付部34には、挿通穴34aが形成されている。
外側部材30の取付部34は、内側部材20の取付部24の前面に重なる部位である。外側部材30の取付部34の挿通穴34aは、内側部材20の取付部24の各挿通穴24aのうちの一つに連通している。
フロントサイドメンバ3の前端部に形成されたフランジ3aには、外側部材30および内側部材20の各挿通穴24a,34aに連通する三つの挿通穴3bが形成されている。
外側部材30、内側部材20およびフランジ3aの各挿通穴24a,34a,3bには、前方からボルトBが挿通されており、図5に示すように、ボルトBのねじ部がフランジ3aの後面側にナットNに螺合されている。このようにして、外側部材30の取付部34および内側部材20の取付部24がフロントサイドメンバ3の前端部に固定されている。
外側部材30の前面には、図1に示すように、第一緩衝部材41と、左右の第二緩衝部材42,42と、が設けられている。
第一緩衝部材41および両第二緩衝部材42,42は、側面視でC形状に鋼板を曲げ加工した部材であり(図4参照)、車両の軽衝突時に変形することで、衝突エネルギーを吸収する衝撃吸収部材である。
第一緩衝部材41は、外側部材30の前面において左右の端部の間に配置されている。第一緩衝部材41は、図3に示すように、外側部材30の前面に沿って湾曲している。
第一緩衝部材41は、図2に示すように、左右方向に延びている前板41aと、前板41aの上縁部から後方に向けて延びている上板41bと、前板41aの下縁部から後方に向けて延びている下板41c(図4(a)参照)と、を備えている。
第一緩衝部材41の上板41bおよび下板41cは、図4(a)に示すように、前方に向かうに従って下方に向けて傾斜している。
上板41bの後縁部には、上方に向けて突出した接合用フランジ41dが形成され、下板41cの後縁部には、下方に向けて突出した接合用フランジ41eが形成されている。
第一緩衝部材41の上下の接合用フランジ41d,41eは、外側部材30の前面に重ねられている。
上下の接合用フランジ41d,41eと、外側部材30の壁部31とは抵抗溶接されている。これにより、外側部材30の前面に第一緩衝部材41が接合されている。
左右の第二緩衝部材42,42は、図1に示すように、外側部材30の前面において左右の端部に配置されている。左右の第二緩衝部材42,42は左右対称な形状である。
第二緩衝部材42は、図4(b)に示すように、第一緩衝部材41(図4(a)参照)と同様に、前板42a、上板42bおよび下板42cを備え、上下の接合用フランジ42d,42eが形成されている。そして、第二緩衝部材42の上下の接合用フランジ42d,42eは、外側部材30の前面に抵抗溶接されている。
第二緩衝部材42の上板42bおよび下板42cは、前方に向かうに従って上方に向けて傾斜している。このように、第一緩衝部材41と第二緩衝部材42とは、図1に示すように、傾斜方向が上下に異なっている
図3に示すように、第一緩衝部材41と左側の第二緩衝部材42とは左右方向に間隔を空けて配置されている。同様に、第一緩衝部材41と、右側の第二緩衝部材42とは左右方向に間隔を空けて配置されている。
このように、外側部材30の前面に三つの緩衝部材41,42が左右方向に並設されており、隣り合う緩衝部材41,42の間に隙間Tが形成されている。
本実施形態では、図1に示すように、外側部材30の前方に、左右のガイド部材50,50が配置されている。
両ガイド部材50,50は、車両のエンジン(動力源)に空気を導くための板状の部材である。車両の前方からエンジンルーム内に取り入れられた空気は、両ガイド部材50,50の間を通過して、エンジンの吸気部に送り込まれる。
両ガイド部材50,50は、第一緩衝部材41と、両第二緩衝部材42,42との隙間T,Tを通じて上下方向(車両高さ方向)に延びている(図3参照)。
バンパーフェイス60は、図3に示すように、バンパービーム10および両ガイド部材50,50を覆っている樹脂製の外装部材である。
バンパーフェイス60は、左右の端部から中央部に向かうに従って、前方に向けて突出している。
第一緩衝部材41および両第二緩衝部材42,42の先端面(前面)は、バンパーフェイス60の内面に接している(図4参照)。
このように、バンパービーム10の先端面は、バンパーフェイス60の内面に沿って形成されている。つまり、バンパービーム10は、バンパーフェイス60の形状に合わせて形成されている。
以上のようなバンパー構造1では、図3に示すように、外側部材30の強度が抑えられているため、外側部材30をバンパーフェイス60の形状に合わせて成形し易くなっている。
そして、バンパー構造1では、バンパービーム10の先端面がバンパーフェイス60の内面に接しているため、車両の衝突時の衝突エネルギーをバンパーフェイス60からバンパービーム10に対して効率良く伝達することができる。
バンパー構造1では、車両の衝突時に外側部材30が変形し易いため、衝突エネルギーを効率良く吸収することができる。
また、バンパー構造1では、車両の衝突時に内側部材20によって衝突エネルギーを確実に受けることができる。
このように、バンパー構造1では、バンパービーム10によって衝突エネルギーを効率良く吸収しつつ、バンパービーム10が後退するのを防ぐことができる。
バンパー構造1では、バンパーフェイス60の中央部が突出しており、このバンパーフェイス60の形状に合わせて、外側部材30の前面がアーチ形状に形成されている。
このようにすると、車両の衝突時に外側部材30が変形し易くなるとともに、外側部材30が前後方向に大きくなる。
これにより、バンパービーム10の中央部は断面二次モーメントが大きくなり、バンパービーム10の両端部は座屈変形を起こし難くなるため、衝突エネルギーを効率良く吸収することができる。
バンパー構造1では、内側部材20と外側部材30とを異なる板厚や材質によって形成することができる。そして、外側部材30は、成形性が良いとともに靭性の高い材料で形成し、内側部材20は、引張強度が大きい材料で形成することで、バンパービーム10の衝撃吸収性能を高めることができる。
バンパー構造1では、図4(a)に示すように、内側部材20の上下の縁部から上板22および下板23が突出しているため、内側部材20の強度を高めることができる。
バンパー構造1では、内側部材20の上板22および下板23の間に、外側部材30が入り込んでおり、車両の衝突時に外側部材30が上下方向に変形するのを抑えることができる。これにより、外側部材30から内側部材20に対して衝突エネルギーを効率良く伝達することができる。
バンパー構造1では、図1に示すように、下方に向けて傾斜した第一緩衝部材41と、上方に向けて傾斜した第二緩衝部材42と、がバンパーフェイス60(図3参照)の各部の形状に合わせて配置されているため、バンパービーム10の衝撃吸収性能を高めることができる。
また、バンパー構造1では、外側部材30の板厚を小さくすることができるため、緩衝部材41,42を外側部材30に対して抵抗溶接することができる。
バンパー構造1では、バンパービーム10の両端部を左右のフロントサイドメンバ3,3に直接連結することができる。この構成では、バンパービーム10とフロントサイドメンバ3との連結部の剛性を高めるとともに、バンパービーム10とフロントサイドメンバ3との連結部を小さくすることができる。
バンパー構造1では、図3に示すように、外側部材30をバンパーフェイス60の形状に合わせて成形し易いため、バンパービーム10の製造後に、バンパーフェイス60の形状に合わせて、外側部材30を加工する必要がなくなる。
バンパー構造1では、内側部材20の上板22および下板23の間に外側部材30が入り込んだ状態で、内側部材20と外側部材30とが接合されている。
この構成では、内側部材20と外側部材30との接合部位がバンパービーム10の上面および下面に突出しないため、バンパービーム10の周囲に空気がスムーズに流れる。
バンパー構造1では、図1に示すように、エンジンに空気を導くためのガイド部材50が、隣り合う緩衝部材41,42の間の隙間Tを通じて上下方向に延びている。
この構成では、左右のガイド部材50,50の配置の自由度が高まるため、エンジンに対して効率良く空気を送り込むことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である
本実施形態では、図4に示すように、内側部材20と外側部材30とが溶接されているが、内側部材20と外側部材30との接合方法は限定されるものではなく、ボルトなどの固定部材によって接合してもよい。
また、外側部材30と緩衝部材41,42との接合方法も限定されるものではなく、ボルトなどの固定部材によって接合してもよい。
本実施形態では、図1に示すように、外側部材30の前面に三つの緩衝部材41,42が接合されているが、緩衝部材の数や形状は限定されるものではなく、バンパーフェイス60の形状に合わせて適宜に設定することができる。例えば、外側部材30の前面に一つの緩衝部材を接合してもよい。
また、本実施形態では、鋼製の緩衝部材41,42を用いているが、樹脂製の緩衝部材を用いてもよい。
本実施形態では、図3に示すように、各緩衝部材41,42の先端面がバンパーフェイス60の内面に接しているが、各緩衝部材41,42の先端面とバンパーフェイス60の内面との間に隙間が形成されていてもよい。
本実施形態のバンパー構造1は、図4(a)に示すように、バンパービーム10が内側部材20と外側部材30とに分割されているため、内側部材20と外側部材30とを接合する前に、バンパービーム10内に補強部材を設けてもよい。
1 バンパー構造
3 フロントサイドメンバ
3a フランジ
3b ねじ穴
10 バンパービーム
20 内側部材
21 壁部
22 上板
23 下板
24 取付部
24a 挿通穴
30 外側部材
31 壁部
32 上板
33 下板
41 第一緩衝部材
41a 前板
41b 上板
41c 下板
42 第二緩衝部材
42a 前板
42b 上板
42c 下板
50 ガイド部材
60 バンパーフェイス

Claims (3)

  1. 車体前部に配置され、車幅方向に延びているバンパービームを備えている車両用バンパー構造であって、
    前記バンパービームは、
    内側部材と、
    前記内側部材に対して車両前後方向の前側に接合された外側部材と、を備え、
    前記外側部材の強度は、前記内側部材の強度よりも小さく設定されており、
    前記外側部材の前面には、複数の緩衝部材が車幅方向に並設されるとともに、
    前記外側部材の前方には、車両の動力源に空気を導くためのガイド部材が配置されており、
    前記ガイド部材は、隣り合う前記緩衝部材の間を通じて車両高さ方向に延びており、
    前記緩衝部材には、
    車両前方に向かうに従って下方に向けて傾斜した第一の前記緩衝部材と、
    車両前方に向かうに従って上方に向けて傾斜した第二の前記緩衝部材と、が設けられていることを特徴とする車両用バンパー構造。
  2. 請求項1に記載の車両用バンパー構造であって、
    前記外側部材は、車幅方向の両端部から中央部に向かうに従って、車両前方に向けて突出していることを特徴とする車両用バンパー構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用バンパー構造であって、
    前記内側部材は、サイドメンバの端部に形成されたフランジに固定されていることを特徴とする車両用バンパー構造。
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