JP6435285B2 - 車両用バンパー構造 - Google Patents
車両用バンパー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6435285B2 JP6435285B2 JP2016076967A JP2016076967A JP6435285B2 JP 6435285 B2 JP6435285 B2 JP 6435285B2 JP 2016076967 A JP2016076967 A JP 2016076967A JP 2016076967 A JP2016076967 A JP 2016076967A JP 6435285 B2 JP6435285 B2 JP 6435285B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- bumper
- outer member
- bumper structure
- buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/18—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/18—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
- B60R2019/1806—Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
これにより、本発明の車両用バンパー構造では、バンパーフェイスの内面とバンパービームの先端面との間隔を小さくすることができるため、車両の衝突時の衝突エネルギーをバンパーフェイスからバンパービームに対して効率良く伝達することができる。
なお、本発明の車両用バンパー構造において、バンパーフェイスの内面にバンパービームの先端面が接している場合には、バンパーフェイスからバンパービームへの衝突エネルギーの伝達効率を高めることができる。
また、ガイド部材の配置の自由度が高まるため、動力源に対して効率良く空気を送り込むことができる。
また、本発明の車両用バンパー構造では、外側部材の板厚を小さくすることができるため、外側部材および緩衝部材が鋼製である場合には、緩衝部材を外側部材に対して抵抗溶接することができる。
また、異なる形状の緩衝部材をバンパーフェイスの各部の形状に合わせて配置することで、バンパービームの衝撃吸収性能を高めることができる。
また、本発明の車両用バンパー構造では、車両の衝突時に内側部材によって衝突エネルギーを確実に受けることができる。
このように、本発明の車両用バンパー構造では、バンパービームによって衝突エネルギーを効率良く吸収しつつ、バンパービームが後退するのを防ぐことができる。
例えば、外側部材は、成形性が良いとともに靭性の高い材料で形成し、内側部材は、引張強度が大きい材料で形成することで、バンパービームの衝撃吸収性能を高めることができる。
また、内側部材の上板および下板の間に外側部材を入り込ませた場合には、車両の衝突時に外側部材が上下方向に変形するのを抑えることができるため、衝突エネルギーを効率良く内側部材に伝達することができる。
さらに、内側部材の上板および下板の間に外側部材を入り込ませた場合には、外側部材と内側部材との接合部位がバンパービームの上面および下面に突出しないため、バンパービームの周囲を空気がスムーズに流れる。
また、本発明の車両用バンパー構造では、衝突エネルギーをバンパービームが効率良く吸収するとともに、バンパービームが後退するのを防ぐことができる。
本実施形態のバンパー構造1は、図1に示すように、車両(自動車)のフロントバンパーを構成するものである。
バンパー構造1は、左右方向(車幅方向)に延びているバンパービーム10と、バンパービーム10の外側に配置されたバンパーフェイス60(図4参照)と、を備えている。
内側部材20の左右の端部は、車体の左右のフロントサイドメンバ3,3の前端部に固定されている。
取付部24は、フロントサイドメンバ3の前端部に形成されたフランジ3aの前面に重なる部位である(図5参照)。
外側部材30は、高張力鋼板によって形成されている。外側部材30の強度(引張強度)は、内側部材20の強度(引張強度)よりも小さく設定されている。
外側部材30の前面は、中央部が前方に突出するように湾曲したアーチ形状に形成されている。
外側部材30の上板32の上面は、内側部材20の上板22の下面に重なっており、外側部材30の上板32と、内側部材20の上板22とが溶接されている。
外側部材30の下板33の下面は、内側部材20の下板33の上面に重なっており、外側部材30の下板33と、内側部材20の下板23とが溶接されている。
このように、外側部材30と内側部材20とが接合されることで、中空な角筒状のフレームが形成されている。
外側部材30の取付部34は、内側部材20の取付部24の前面に重なる部位である。外側部材30の取付部34の挿通穴34aは、内側部材20の取付部24の各挿通穴24aのうちの一つに連通している。
第一緩衝部材41および両第二緩衝部材42,42は、側面視でC形状に鋼板を曲げ加工した部材であり(図4参照)、車両の軽衝突時に変形することで、衝突エネルギーを吸収する衝撃吸収部材である。
第一緩衝部材41の上板41bおよび下板41cは、図4(a)に示すように、前方に向かうに従って下方に向けて傾斜している。
第一緩衝部材41の上下の接合用フランジ41d,41eは、外側部材30の前面に重ねられている。
上下の接合用フランジ41d,41eと、外側部材30の壁部31とは抵抗溶接されている。これにより、外側部材30の前面に第一緩衝部材41が接合されている。
第二緩衝部材42は、図4(b)に示すように、第一緩衝部材41(図4(a)参照)と同様に、前板42a、上板42bおよび下板42cを備え、上下の接合用フランジ42d,42eが形成されている。そして、第二緩衝部材42の上下の接合用フランジ42d,42eは、外側部材30の前面に抵抗溶接されている。
このように、外側部材30の前面に三つの緩衝部材41,42が左右方向に並設されており、隣り合う緩衝部材41,42の間に隙間Tが形成されている。
両ガイド部材50,50は、車両のエンジン(動力源)に空気を導くための板状の部材である。車両の前方からエンジンルーム内に取り入れられた空気は、両ガイド部材50,50の間を通過して、エンジンの吸気部に送り込まれる。
両ガイド部材50,50は、第一緩衝部材41と、両第二緩衝部材42,42との隙間T,Tを通じて上下方向(車両高さ方向)に延びている(図3参照)。
バンパーフェイス60は、左右の端部から中央部に向かうに従って、前方に向けて突出している。
このように、バンパービーム10の先端面は、バンパーフェイス60の内面に沿って形成されている。つまり、バンパービーム10は、バンパーフェイス60の形状に合わせて形成されている。
そして、バンパー構造1では、バンパービーム10の先端面がバンパーフェイス60の内面に接しているため、車両の衝突時の衝突エネルギーをバンパーフェイス60からバンパービーム10に対して効率良く伝達することができる。
また、バンパー構造1では、車両の衝突時に内側部材20によって衝突エネルギーを確実に受けることができる。
このように、バンパー構造1では、バンパービーム10によって衝突エネルギーを効率良く吸収しつつ、バンパービーム10が後退するのを防ぐことができる。
このようにすると、車両の衝突時に外側部材30が変形し易くなるとともに、外側部材30が前後方向に大きくなる。
これにより、バンパービーム10の中央部は断面二次モーメントが大きくなり、バンパービーム10の両端部は座屈変形を起こし難くなるため、衝突エネルギーを効率良く吸収することができる。
また、バンパー構造1では、外側部材30の板厚を小さくすることができるため、緩衝部材41,42を外側部材30に対して抵抗溶接することができる。
この構成では、内側部材20と外側部材30との接合部位がバンパービーム10の上面および下面に突出しないため、バンパービーム10の周囲に空気がスムーズに流れる。
この構成では、左右のガイド部材50,50の配置の自由度が高まるため、エンジンに対して効率良く空気を送り込むことができる。
また、外側部材30と緩衝部材41,42との接合方法も限定されるものではなく、ボルトなどの固定部材によって接合してもよい。
また、本実施形態では、鋼製の緩衝部材41,42を用いているが、樹脂製の緩衝部材を用いてもよい。
3 フロントサイドメンバ
3a フランジ
3b ねじ穴
10 バンパービーム
20 内側部材
21 壁部
22 上板
23 下板
24 取付部
24a 挿通穴
30 外側部材
31 壁部
32 上板
33 下板
41 第一緩衝部材
41a 前板
41b 上板
41c 下板
42 第二緩衝部材
42a 前板
42b 上板
42c 下板
50 ガイド部材
60 バンパーフェイス
Claims (3)
- 車体前部に配置され、車幅方向に延びているバンパービームを備えている車両用バンパー構造であって、
前記バンパービームは、
内側部材と、
前記内側部材に対して車両前後方向の前側に接合された外側部材と、を備え、
前記外側部材の強度は、前記内側部材の強度よりも小さく設定されており、
前記外側部材の前面には、複数の緩衝部材が車幅方向に並設されるとともに、
前記外側部材の前方には、車両の動力源に空気を導くためのガイド部材が配置されており、
前記ガイド部材は、隣り合う前記緩衝部材の間を通じて車両高さ方向に延びており、
前記緩衝部材には、
車両前方に向かうに従って下方に向けて傾斜した第一の前記緩衝部材と、
車両前方に向かうに従って上方に向けて傾斜した第二の前記緩衝部材と、が設けられていることを特徴とする車両用バンパー構造。 - 請求項1に記載の車両用バンパー構造であって、
前記外側部材は、車幅方向の両端部から中央部に向かうに従って、車両前方に向けて突出していることを特徴とする車両用バンパー構造。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用バンパー構造であって、
前記内側部材は、サイドメンバの端部に形成されたフランジに固定されていることを特徴とする車両用バンパー構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016076967A JP6435285B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 車両用バンパー構造 |
CN201710213359.0A CN107264451B (zh) | 2016-04-07 | 2017-04-01 | 车辆用保险杠构造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016076967A JP6435285B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 車両用バンパー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017185929A JP2017185929A (ja) | 2017-10-12 |
JP6435285B2 true JP6435285B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=60043765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016076967A Expired - Fee Related JP6435285B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 車両用バンパー構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6435285B2 (ja) |
CN (1) | CN107264451B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7053421B2 (ja) * | 2018-09-17 | 2022-04-12 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
WO2022097689A1 (ja) * | 2020-11-05 | 2022-05-12 | 昭和電工株式会社 | バンパーレインフォース及びその製造方法、並びにバンパーレインフォース用樹脂補強部材 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349141U (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-13 | ||
JP3053618B1 (ja) * | 1999-01-11 | 2000-06-19 | マツダ株式会社 | 車両バンパーの補強部材 |
JP2005125945A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の前部構造 |
US7163242B2 (en) * | 2005-01-05 | 2007-01-16 | General Electric Company | Bumper system with energy absorber |
FR2895341B1 (fr) * | 2005-12-23 | 2008-04-04 | Plastic Omnium Cie | Systeme d'absorption d'energie pour un vehicule automobile |
JP2009107536A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Toyota Motor Corp | 車両のバンパ構造 |
US8016331B2 (en) * | 2008-02-14 | 2011-09-13 | Shape Corp. | Energy absorber with sidewall stabilizer ribs |
US8500178B2 (en) * | 2010-02-12 | 2013-08-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Bumper structure for vehicle |
JP5337123B2 (ja) * | 2010-09-17 | 2013-11-06 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
JP5755306B2 (ja) * | 2013-10-02 | 2015-07-29 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
JP6131838B2 (ja) * | 2013-11-15 | 2017-05-24 | マツダ株式会社 | 車両の前部構造 |
-
2016
- 2016-04-07 JP JP2016076967A patent/JP6435285B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2017
- 2017-04-01 CN CN201710213359.0A patent/CN107264451B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN107264451A (zh) | 2017-10-20 |
JP2017185929A (ja) | 2017-10-12 |
CN107264451B (zh) | 2019-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5687723B2 (ja) | 車体前部構造及び荷重受け部材 | |
US9290138B2 (en) | Vehicle front section structure | |
CN104903154B (zh) | 车身前部结构 | |
US8333425B2 (en) | Vehicle front structure | |
KR101134946B1 (ko) | 차량용 범퍼빔의 조립방법 | |
US20140103670A1 (en) | Vehicle body structure | |
US20100126813A1 (en) | Impact-absorbing member | |
JP5203852B2 (ja) | 車両用バンパ装置 | |
JP2015123887A (ja) | 車両前部構造 | |
JP6020381B2 (ja) | 車両の骨格構造 | |
JP6254448B2 (ja) | 車両用バンパビーム | |
US20170182960A1 (en) | Vehicle bumper | |
JP6435285B2 (ja) | 車両用バンパー構造 | |
JP2005162049A (ja) | 車両の衝撃吸収部材 | |
JP6406318B2 (ja) | 車両のエネルギ吸収構造 | |
JP2014125172A (ja) | 車体前部構造 | |
JP5840519B2 (ja) | バンパー取付構造 | |
TWI699299B (zh) | 保險杠用橫樑 | |
JP2015196463A (ja) | 車両のエネルギ吸収構造 | |
JP2013226867A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP6517603B2 (ja) | 衝撃吸収部材 | |
CN102649410B (zh) | 车辆保险杠 | |
JP7144529B2 (ja) | バンパのクラッシュボックス | |
JP6256359B2 (ja) | 車両用構造部材 | |
JP2018165094A (ja) | 自動車の前部車体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171003 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180417 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6435285 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |