JP6431353B2 - 通信装置、通信品質推定方法及び通信品質推定用プログラム - Google Patents
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Description
[発明の概要の説明]
図1は、第1の実施形態に係る通信システムSの構成を示す図である。通信システムSは、親機1及び子機2により構成される。親機1は、電波を発信する機能を有しており、例えば無線LANのアクセスポイントである。子機2は、親機1と無線により通信可能な通信装置であり、例えばスマートフォン又はタブレットである。図1においては、親機1が建物H1に設置されており、子機2を持ったユーザが、建物H1内を自由に移動できることが想定されている。
図1(b)は、親機1と子機2との間に中継機3を設置した状態を示す図である。中継機3は、親機1から受信した電波を増幅してから子機2に送信する。また、中継機3は、子機2から受信した電波を増幅してから親機1に送信する。本実施形態に係る通信システムSは、このように中継機3を設置した場合に、子機2が親機1から受信する電波の強度がどのように改善され、スループットがどのように改善されるかを推定することができる。したがって、ユーザは、中継機3を設置する前に、中継機3を設置することによる効果が十分にあるかどうかを判断することが可能になる。また、ユーザは、中継機3をどこに設置すると効果的であるかどうかを判断することが可能になる。
なお、本明細書における「親機1に遠い位置」、「親機1に近い位置」は、必ずしも物理的な遠近に関連付けられておらず、親機1から受信する電波の強度の大小に関連付けられている。すなわち、「親機1に近い位置」において親機1から受信する電波の強度は、「親機1に遠い位置」において親機1から受信する電波の強度よりも大きい。
以下、子機2の構成及び動作の詳細を説明する。
図3は、子機2の構成を示す図である。子機2は、通信部21と、表示部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。
推定部243は、例えば、親機1の特性、子機2の特性及び中継機3の特性の少なくともいずれかにさらに基づいて、通信品質レベルを推定する。具体的には、推定部243は、親機1、子機2及び中継機3の少なくともいずれかが有するアンテナの数に基づいて、スループットの推定値を補正する。例えば、中継機3のアンテナの本数が多い場合、親機1と中継機3との間のスループットが大きくなると考えられるので、スループットの推定値を大きくする。
推定部243は、中継機3が電波を送受信可能な周波数帯に基づいて、通信品質レベルを推定してもよい。中継機3が電波を送受信可能な周波数帯が、例えば2.4GHz帯のみである場合、親機1と中継機3との間の通信、及び中継機3と子機2との間の通信には、共に2.4GHzが使用される。この場合、中継機3は、親機1との通信及び子機2との通信を時分割で行う必要があるので、スループットが半減することになる。
推定部243は、通信部21が親機1以外の装置から受信した干渉電波の強度を電波強度取得部241から取得し、干渉電波の強度に基づいて通信品質レベルを推定してもよい。具体的には、推定部243は、親機1及び子機2が電波を送受信可能な周波数帯における干渉電波の強度に基づいて、通信品質レベルを推定する。例えば、推定部243は、親機1及び子機2が2.4GHz帯での送受信が可能である場合、親機1が電波を送信していない間に受信する2.4GHz帯の電波の強度を干渉電波の強度であると推定する。推定部243は、推定した干渉電波の強度に基づいて、通信品質レベルの推定値を補正する。具体的には、推定部243は、推定した干渉電波の強度が大きい場合に、推定した干渉電波の強度が小さい場合よりもスループットの推定値を小さくする。
図9は、子機2が通信品質レベルを推定する動作のフローチャートである。
ユーザが、通信品質レベルを推定するためのアプリケーションを起動すると、子機2は、ユーザが使用する予定の中継機3の型名を入力する画面を表示する。子機2は、中継機3の型名を取得すると、外部のサーバに問い合わせることにより、中継機3の特性を取得する(S101)。
以上説明したように、第1の実施形態に係る子機2は、親機1の近傍の第1位置における第1電波強度、子機2を使用する予定の第2位置における第2電波強度、及び第1位置と第2位置との間の第3位置における第3電波強度に基づいて、中継機3を第3位置に設置した場合の第2位置における通信品質レベルを推定する。そして、子機2は、推定した結果に基づく情報を表示する。このようにすることで、ユーザは、中継機3を設置する前に、中継機3を設置するのに適した位置を把握することができるとともに、中継機3を設置する効果があるかどうかを把握することができる。その結果、効果がないにもかかわらず中継機3を購入してしまうことを防止できるとともに、中継機3の設置に適した位置を把握することが可能になる。
第1の実施形態においては、ユーザが第2位置において子機2を使用することが想定されていたのに対して、第2の実施形態においては、ユーザが複数の位置において子機2を使用することが想定されている点で第1の実施形態と異なる。
以上説明したように、第2の実施形態に係る子機2は、子機2を使用する予定の複数の位置で取得された電波強度に基づいて、中継機3を設置する第3位置が適切か否かを表示する。このようにすることで、ユーザは、第2位置で子機2を使用する場合に、中継機3の設置位置が適切であるか否か、及び第4位置で子機2を使用する場合に、中継機3の設置位置が適切であるか否かを把握することができる。したがって、ユーザが複数の位置で子機2を使用する場合に、ユーザは、中継機3を設置することで、どの場所での通信品質の向上に効果があるかを把握できる。また、ユーザが、全ての位置で良好な通信品質を得られる位置に中継機3を設置することが可能になる。なお、上記の説明においては、第2位置及び第4位置に子機を設置する予定であるとしたが、子機を設置する予定の位置の数は3箇所以上であってもよい。
第1の実施形態に係る子機2は、第1位置、第2位置及び第3位置において取得した電波強度に基づいて通信品質レベルを推定した。これに対して、第3の実施形態に係る子機2は、第1位置、第2位置及び第3位置において親機1との間でデータの送受信を行うことで取得したスループットに基づいて通信品質レベルを推定する点で、第1の実施形態に係る子機2と異なる。
以上説明したように、第3の実施形態に係る子機2は、第1位置において測定された第1スループット、第2位置において測定された第2スループット、及び第3位置において測定された第3スループットを示すスループット情報に基づいて、中継機3が第3位置に設置された状態で子機2が第2位置で使用される場合の通信品質レベルを推定する。本実施形態のようにスループットに基づいて通信品質レベルを推定することにより、推定精度が向上する。
2・・・子機
3・・・中継機
21・・・通信部
22・・・表示部
23・・・記憶部
24・・・制御部
241・・・電波強度取得部
242・・・特性取得部
243・・・推定部
244・・・表示制御部
245・・・スループット取得部
S・・・通信システム
Claims (10)
- 電波を発信する親機と無線通信可能な通信装置であって、
第1位置において前記親機から受信した電波の強度である第1電波強度、前記第1位置よりも親機から遠い第2位置において前記親機から受信した電波の強度である第2電波強度、及び前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置において前記親機から受信した電波の強度である第3電波強度を取得する電波強度取得部と、
前記親機から受信する電波を増幅して中継する中継機を前記第3位置に設置した場合の前記第3電波強度が前記第1電波強度と同じ値の推定第3電波強度になると推定し、前記第2電波強度と前記第3電波強度との差に基づいて、前記中継機を前記第3位置に設置した場合の前記第2位置における通信品質レベルを推定する推定部と、
前記推定部が推定した前記通信品質レベルに基づく情報を表示部に表示させる表示制御部と、
を備える通信装置。 - 前記中継機の特性、前記親機の特性及び前記通信装置の特性の少なくともいずれかを取得する特性取得部をさらに備え、
前記推定部は、前記中継機の特性、前記親機の特性及び前記通信装置の特性の少なくともいずれかにさらに基づいて、前記通信品質レベルを推定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記推定部は、前記第1電波強度、前記第2電波強度及び前記第3電波強度と、電波強度とスループットとの関係を示す情報とに基づいて、前記第3位置に前記中継機を設置した場合の前記第2位置におけるスループットを前記通信品質レベルとして推定する、
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記推定部は、前記中継機が電波を送受信可能な周波数帯に基づいて、前記通信品質レベルを推定する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記推定部は、前記中継機が有するアンテナの数に基づいて、前記通信品質レベルを推定する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記電波強度取得部は、前記親機から受信する電波以外の干渉電波の強度をさらに取得し、
前記推定部は、前記電波強度取得部が取得した前記干渉電波の強度に基づいて、前記通信品質レベルを推定する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記推定部は、前記親機及び前記通信装置が電波を送受信可能な複数の周波数帯のそれぞれにおける前記干渉電波の強度に基づいて、前記通信品質レベルを推定する、
請求項6に記載の通信装置。 - 前記電波強度取得部は、前記第1位置よりも親機から遠く、前記第2位置と異なる第4位置において前記親機から受信した電波の強度である第4電波強度をさらに取得し、
前記推定部は、前記第1電波強度と、前記第2電波強度及び前記第4電波強度のうち小さい値の電波強度と、前記第3電波強度とに基づいて、前記通信品質レベルを推定する、
請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。 - 電波を発信する親機と、前記親機と無線通信可能な通信装置との間での通信品質を推定する方法であって、
第1位置において前記親機から受信した電波の強度である第1電波強度を取得するステップと、
前記第1位置よりも親機から遠い第2位置において前記親機から受信した電波の強度である第2電波強度を取得するステップと、
前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置において前記親機から受信した電波の強度である第3電波強度を取得するステップと、
前記親機から受信する電波を増幅して中継する中継機を前記第3位置に設置した場合の前記第3電波強度が前記第1電波強度と同じ値の推定第3電波強度になると推定し、前記第2電波強度と前記第3電波強度との差に基づいて、前記中継機を前記第3位置に設置した場合の前記第2位置における通信品質レベルを推定するステップと、
前記推定するステップにおいて推定した前記通信品質レベルに基づく情報を表示部に表示させるステップと、
を備える通信品質推定方法。 - 電波を発信する親機と、前記親機と無線通信可能な通信装置との間での通信品質を推定するための通信品質推定用プログラムであって、
コンピュータに、
第1位置において前記親機から受信した電波の強度である第1電波強度を取得するステップと、
前記第1位置よりも前記親機から遠い第2位置において前記親機から受信した電波の強度である第2電波強度を取得するステップと、
前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置において前記親機から受信した電波の強度である第3電波強度を取得するステップと、
前記親機から受信する電波を増幅して中継する中継機を前記第3位置に設置した場合の前記第3電波強度が前記第1電波強度と同じ値の推定第3電波強度になると推定し、前記第2電波強度と前記第3電波強度との差に基づいて、前記中継機を前記第3位置に設置した場合の前記第2位置における通信品質レベルを推定するステップと、
前記推定するステップにおいて推定した前記通信品質レベルに基づく情報を表示部に表示させるステップと、
を実行させるための通信品質推定用プログラム。
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