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JP6422020B2 - ツインスケグ船 - Google Patents

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JP6422020B2 JP2014233257A JP2014233257A JP6422020B2 JP 6422020 B2 JP6422020 B2 JP 6422020B2 JP 2014233257 A JP2014233257 A JP 2014233257A JP 2014233257 A JP2014233257 A JP 2014233257A JP 6422020 B2 JP6422020 B2 JP 6422020B2
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Description

この発明は、船尾の船底に設けた左右一対のスケグにそれぞれプロペラ軸を備えたツインスケグ船に関する。
船尾の船底に左右一対のスケグを設けて左右のスケグ間にトンネル状船底凹部を形成するとともに、左右一対のスケグのそれぞれにプロペラ軸を設けたツインスケグ船が知られている。
このようなツインスケグ船において、推進性能を改善するため、様々な提案がなされている。
例えば特許文献1には、左右のスケグの間に、左右方向に延びるフィンを設ける構成が開示されている。この構成においては、左右のスケグ間で、両側をスケグで囲まれたトンネル上の部分を通る流れがフィンに当たることによって、揚力を発生し、その揚力の一部を前進力に利用して推進性能を向上させる。
また、特許文献2には、左右一対のスケグの内側壁面にフィンを設ける構成が開示されている。このフィンは、左右のスケグ間に発生する縦渦に対し、迎角を有するように設けられている。このような構成によれば、フィンに縦渦が当たることによって、前進方向成分を有する揚力が発生するので、その前進方向成分によって、推進性能を向上させる。
特許文献3には、プロペラの前方に、船首側が船尾側よりも径大である筒状のダクトを設ける構成が開示されている。この構成によれば、筒状のダクトによって、プロペラへの流れを整流し、推進性能を向上させる。
特許第5426699号公報 特開2012−006556号公報 特開2008−143488号公報
上述したように、これまでも、推進性能を改善するために様々な提案がなされているが、船底下方における流れは、船体の船尾船底の形状等によって様々に変わる。その結果、例えば特許文献1〜3に開示されたような構成を適用したとしても、推進性能が向上するとは限らず、むしろ低下してしまう場合もある。そこで、推進性能のさらなる改善が常に求められている。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、推進性能を改善することができるツインスケグ船を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明の第一態様によれば、ツインスケグ船は、船尾の船底に設けられ、それぞれ後方へ向けて突出する筒状のボッシングを有した左右一対のスケグと、左右一対の前記スケグのそれぞれの後方に設けられ、上部の回転方向が船幅方向外側から船幅方向内側に向かって回転する内回りとされたプロペラと、を備え、前記左右一対のスケグに対して船幅方向外側の流れより船幅方向内側の流れが遅いツインスケグ船であって、前記左右一対のスケグに対して船幅方向内側にのみ設けられ、前記ボッシングの外周面のうち、船幅方向内側の前記外周面から突出して、前記プロペラの回転中心から放射状に延び、前記プロペラの前方において前記スケグの前記船幅方向内側で前記プロペラの回転方向である内回りとは反対の外回りの流れを付与するフィンと、を備える。
このように、フィンが、プロペラの前方において、スケグに対して船幅方向内側のみに設けられることで、フィンによって、プロペラの前方においてスケグにおいて船幅方向内側の流れを強めるまたは弱めることができる。これによって、左右のプロペラにおける伴流利得を増加させることができる。
この発明の第態様によれば、ツインスケグ船は、第一態様において、前記プロペラの前方において、前記スケグの前記船幅方向内側と前記船幅方向外側とに跨がって設けられ、船首側から船尾側に向かって外径が漸次縮小する筒状のダクトをさらに備えるようにしてもよい。
このように構成することで、ダクト内を通ることで、プロペラに向かう流れが増速される。これによって、ダクトにおいて、前進方向の推力が発生するので、推進性能を高めることができる。
この発明の第三態様によれば、ツインスケグ船は、第一態様において、前記プロペラの前方であって、前記スケグに対して前記船幅方向内側のみに設けられ、船首側から船尾側に向かって外径が漸次縮小する半円筒状のダクトをさらに備えるようにしてもよい。
このように構成することで、ダクト内を通ることでプロペラに向かう流れが増速され、前進方向の推力が発生するので、推進性能を高めることができる。そして、この構成によれば、スケグの船幅方向外側には、ダクトが存在しない。したがって、スケグの船幅方向外側にダクトが露出する場合に比較し、ダクトによる固有抵抗を低減させることができる。その結果、ダクトによる推力が増加し、推進性能を、より効果的に向上させることができる。
この発明の第態様によれば、ツインスケグ船は、第又は第態様において、前記ダクトは、前記フィンの外周側の端部または中間部に支持されているようにしてもよい。
この発明に係るツインスケグ船によれば、フィンによってスケグに対して船幅方向内側の流れを増速または減速させてプロペラの伴流利得を増加させることによって、推進性能を改善することが可能となる。
この発明の第一実施形態に係るツインスケグ船の船尾部分右舷側を左舷側からみた左側面図である。 上記ツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図であり、図1の断面D1−D1、断面D2−D2、断面D3−D3、断面D4−D4を示す図である。 左右一対のプロペラが船尾側から見て内回りに回転する、あるツインスケグ船の左舷側のプロペラの直前における流れ場を詳細に解析した結果を示す図である。 この発明の第一実施形態の変形例におけるツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。 この発明の第二実施形態に係るツインスケグ船の船尾部分右舷側を左舷側からみた左側面図である。 図5に示したツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。 この発明の第二実施形態の変形例におけるツインスケグ船の船尾部分右舷側を左舷側からみた左側面図である。 図7に示したツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。 この発明の第三実施形態に係るツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。 この発明の第三実施形態の変形例におけるツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
以下、この発明の実施形態に係るツインスケグ船を図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
図1は、この発明の第一実施形態に係るツインスケグ船の船尾部分右舷側を左舷側からみた左側面図である。図2は、上記ツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
図1、図2に示すように、この実施形態におけるツインスケグ船1は、スケグ2と、プロペラ10と、を備えている。
ツインスケグ船1の船体の船尾1bである船尾船体3は、その船底4が、船首(図示無し)側から船尾1b側に向かうにしたがって、漸次上方に傾斜した傾斜面4sを有している。また、船尾船体3の船底4は、船幅方向の幅寸法が、船首(図示無し)側から船尾1b側に向かうにしたがって、漸次小さくなるよう形成されている。
スケグ2は、船底4の傾斜面4sに、船幅方向に間隔をあけて、船幅方向内側Cを挟んで対称に、左右一対で設けられている。左右一対のスケグ2は、それぞれ、船尾船体3の船底4の傾斜面4sから下方に向けて延びる形状で、傾斜面4sから水平方向後方に向けて突出するよう設けられている。
左右一対のスケグ2および船底4の傾斜面4sによって、船尾船体3の下方には、左右一対のスケグ2と船底4の傾斜面4sとに囲まれた船底凹部5が形成されている。この船底凹部5は、船尾1bに向かってその断面積が漸次小さくなるよう形成されている。
また、それぞれのスケグ2の後端部には、後方に向けて突出する筒状のボッシング6が設けられている。
プロペラ10は、左右一対のスケグ2のそれぞれの後端部に設けられている。それぞれのプロペラ10は、船尾船体3内に設けられた主機(図示無し)に、プロペラ軸12を介して連結されている。プロペラ軸12は、その一端が船尾船体3内で主機(図示無し)に接続され、他端12bが、船尾1bに向けて延び、船尾船体3内からボッシング6を通してスケグ2の後方に突出している。プロペラ10は、スケグ2の後方に突出したプロペラ軸12の他端12bに一体に取り付けられている。
このようなプロペラ10は、船尾船体3内に設けられた主機(図示無し)によってプロペラ軸12がその中心軸周りに回転駆動されることで所定方向に回転し、ツインスケグ船1の推進力を発揮する。
この実施形態において、左右一対のスケグ2の後端部にそれぞれ設けられたプロペラ10の回転方向は、プロペラ10の上部において船幅方向外側から船幅方向内側Cに向かって回転する内回りR2,R1とする。
左右一対のプロペラ10の前方には、フィン20が設けられている。フィン20は、スケグ2の後端部から後方に向けて突出して設けられたボッシング6の外周面に、プロペラ10の回転中心から放射状に突出するように、複数枚(本実施形態では、例えば3枚)が設けられている。
この実施形態において、フィン20は、左右一対のスケグ2に対し、船幅方向内側C側に設けられている。つまり、フィン20は、ボッシング6において、船幅方向内側C側の外周面6sから、船底凹部5内の空間に突出するよう設けられている。
これらのフィン20は、その後方に位置するプロペラ10の回転方向と反対方向、つまりプロペラ10の上部において、船幅方向内側C側から船幅方向外側に向かう外回り方向の流れF1,F2を付与する。
ところで、このツインスケグ船1においては、船尾船体3の船底4の形状によって、左右一対のスケグ2間に形成された船底凹部5内では、左右一対のスケグ2の外側(船幅方向外側)の流れよりも流速が遅い。
図3は、左右一対のプロペラ10がその上部側で内回りするツインスケグ船1の左舷側のスケグ2において、左舷側のプロペラ10の直前における流れ場を詳細に解析した結果を示す図である。なお、図3中において、矢印の向きはその面内における流れの向き、矢印の長さは流れの大きさ、円はプロペラ10の回転半径を示している。
図3に示すように、左舷側のスケグ2に対し、船幅方向内側C側、すなわち、θ=0度〜90度〜180度の範囲では、プロペラ10の回転方向R2と反対方向の流れとなる上向きの流れFsが発生している。
スケグ2に対して船幅方向内側C側に設けられたフィン20は、すなわち、プロペラ10の回転方向R2と反対方向の上向きの流れFsが生じている領域に設けられている。
これにより、左舷側のフィン20は、その後方に位置するプロペラ10の回転方向と反対方向である、プロペラ10の上部において外回り方向の流れF2を付与することで、左舷側のプロペラ10の前方において生じる、プロペラ10の回転方向R2と反対方向の流れとなる上向きの流れFsを増速して強める。また、右舷側のフィン20は、その後方に位置するプロペラ10の回転方向と反対方向である、プロペラ10の上部において外回り方向の流れF1を付与することで、右舷側のプロペラ10の前方において生じる、プロペラ10の回転方向R1と反対方向の流れとなる上向きの流れFsを強める。
上記のフィン20によって、左右のプロペラ10の前方において生じる、プロペラ10の回転方向R1,R2と反対方向の上向きの流れFsを強めることで、左右のプロペラ10においては、伴流利得が増加する。
したがって、上述した第一実施形態のツインスケグ船によれば、左右一対のプロペラ10のそれぞれの前方に、スケグ2に対して船幅方向内側C側のみに放射状に延びるフィン20が設けられている。これらのフィン20によって、プロペラ10の前方においてスケグ2において船幅方向内側C側の流れを強めることができる。これによって、左右のプロペラ10における伴流利得を増加させることができるので、流れを効率よく回収して推進性能を改善することが可能となる。
特に、このツインスケグ船1においては、スケグ2に対して船幅方向外側の流れより、船幅方向内側C側の流れFsが遅い。このような構成のツインスケグ船1においては、フィン20の固有抵抗を低減することができ、プロペラ10の前方においてスケグ2の船幅方向内側Cの遅い流れFsをフィン20で増速させることによって、プロペラ10の伴流利得を効果的に増加させ、推進性能を向上させることができる。
さらに、フィン20を、スケグ2の船幅方向内側C側で生じる上向きの流れFsを強める領域に設けることによって、プロペラ10の伴流利得を有効に増加させ、推進性能を向上させることができる。
また、プロペラ10の回転方向は、プロペラ10の上部において船幅方向外側から船幅方向内側C側に向かって回転する内回りとされている。このような構成によれば、フィン20によって強められた、プロペラ10の前方でスケグ2の船幅方向内側C側で生じる上向きの流れFsは、プロペラ10の回転方向と反対向きとなる。したがって、内回りに回転する左右のプロペラ10において、伴流利得を効果的に増加させ、推進性能を向上させることができる。
(第一実施形態の変形例)
図4は、この発明の第一実施形態の変形例におけるツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
なお、上記第一実施形態では、左右のプロペラ10が、プロペラ10の上部において内回り方向に回転するようにしたが、これに限らない。図4に示すように、左右のプロペラ10が、プロペラ10の上部において外回り方向に回転する構成においても、上記実施形態と同様に、フィン20は、左右一対のスケグ2に対し、船幅方向内側C側に放射状に設けても良い。
このような構成によれば、フィン20により、外回りのプロペラ10の回転方向と同じ方向の流れを弱めることができるので、伴流利得を増加させて推進性能を向上させることができる。
(第二実施形態)
次に、この発明にかかるツインスケグ船の第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態に加えてダクト30を設けるのみが異なるので、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図5は、この発明の第二実施形態に係るツインスケグ船の船尾部分右舷側を左舷側からみた左側面図である。図6は、図5に示したツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
図5、図6に示すように、この実施形態におけるツインスケグ船1は、上記第一実施形態と同様、左右一対のスケグ2およびプロペラ10を備えている。
そして、左右一対のスケグ2の後端部にそれぞれ設けられたプロペラ10の回転方向は、プロペラ10の上部において船幅方向外側から船幅方向内側Cに向かって回転する内回りR2,R1とされている。
左右一対のプロペラ10の前方には、フィン20が設けられている。フィン20は、ボッシング6において船幅方向内側C側の外周面6sから、船底凹部5内の空間に突出するよう放射状に設けられている。
これらのフィン20は、その後方に位置するプロペラ10の回転方向と反対方向、つまりプロペラ10の上部において、船幅方向内側C側から船幅方向外側に向かう外回り方向の流れF1,F2を付与する。
さらに、この実施形態においては、プロペラ10の前方に、筒状のダクト30が設けられている。ダクト30は、船尾1b側から見たときに円形をなした円筒状で、ボッシング6を中心として同心円状に配置されている。
このダクト30は、ボッシング6から放射状に延びる複数のフィン20の外周側の端部に固定されることで支持されている。すなわち、ダクト30は、複数のフィン20を支持部材とし、ボッシング6に固定されている。
ダクト30は、船首側から船尾1b側に向けて、その外径が漸次小さくなるようテーパ状に形成されている。また、ダクト30は、船長方向における長さが、周方向において同一とされている。
このような構成によれば、スケグ2に対して船幅方向内側C側に設けられたフィン20によって、プロペラ10の前方において生じる、プロペラ10の回転方向R1,R2と反対方向の上向きの流れFsを強めることで、左右のプロペラ10においては、伴流利得が増加する。
さらに、ダクト30は、船尾1b側のプロペラ10に向かってその外径が漸次小さくなるので、ダクト30内の流速が船尾1b側で高まる。したがって、ダクト30において、前進方向の推力が発生する。
したがって、上述した第二実施形態のツインスケグ船によれば、上記第一実施形態と同様、左右一対のプロペラ10のそれぞれの前方に設けられたフィン20によって、プロペラ10の前方においてスケグ2において船幅方向内側C側の流れを強めることができる。これによって、左右のプロペラ10における伴流利得を増加させることができ、流れを効率よく回収して推進性能を改善することが可能となる。
また、この実施形態におけるツインスケグ船1は、プロペラ10の前方において、スケグ2の船幅方向内側C側と船幅方向外側とに跨がるように、船首側から船尾1b側に向かって外径が漸次縮小する筒状のダクト30を備えている。このダクト30内を通ることで、プロペラ10に向かう流れが増速される。これによって、ダクト30において、前進方向の推力が発生するので、推進性能を高めることができる。
(第二実施形態の変形例)
図7は、この発明の第二実施形態の変形例におけるツインスケグ船の船尾部分右舷側を左舷側からみた左側面図である。図8は、図7に示したツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
上記第二実施形態では、ダクト30は、複数のフィン20の外周側の端部に固定することで、ダクト30が複数のフィン20の外周側と同じ直径を有するようにしたが、これに限らない。
図7、図8に示すように、ダクト30を、複数のフィン20の外周側の直径よりも小さな直径を有するものとし、ダクト30を、複数のフィン20の中間部で固定するようにしてもよい。
このような第二実施形態の変形例においても、上記第二実施形態と同様、推進性能を向上させることができる。
(第三実施形態)
次に、この発明にかかるツインスケグ船の第三実施形態について説明する。以下に説明する第三実施形態においては、第二実施形態に対し、ダクト40の構成のみが異なるので、第二実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図9は、この発明の第三実施形態に係るツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
図9に示すように、この実施形態におけるツインスケグ船1は、上記第一、第二実施形態と同様、左右一対のスケグ2およびプロペラ10を備えている。
そして、左右一対のスケグ2の後端部にそれぞれ設けられたプロペラ10の回転方向は、プロペラ10の上部において船幅方向外側から船幅方向内側Cに向かって回転する内回りR2,R1とされている。
左右一対のプロペラ10の前方には、フィン20が設けられている。フィン20は、ボッシング6において船幅方向内側C側の外周面6sから、船底凹部5内の空間に突出するよう放射状に設けられている。
これらのフィン20は、その後方に位置するプロペラ10の回転方向と反対方向、つまりプロペラ10の上部において、船幅方向内側C側から船幅方向外側に向かう外回り方向の流れF1,F2を付与する。
さらに、この実施形態においては、プロペラ10の前方に、半円筒状のダクト40が設けられている。ダクト40は、船尾1b側から見たときに半円形をなした円筒状で、ボッシング6において船幅方向内側C側に、ボッシング6を中心として同心円状に配置されている。
このダクト40は、ボッシング6から放射状に延びる複数のフィン20の外周側の端部に固定されることで支持されている。すなわち、ダクト40は、複数のフィン20を支持部材とし、ボッシング6に固定されている。
ダクト40は、船首側から船尾1b側に向けて、その外周面の曲率外径が漸次小さくなるようテーパ状に形成されている。また、ダクト40は、船長方向における長さが、周方向において同一とされている。
このような構成によれば、スケグ2に対して船幅方向内側C側に設けられたフィン20によって、プロペラ10の前方において生じる、プロペラ10の回転方向R1,R2と反対方向の上向きの流れFsを強めることで、左右のプロペラ10においては、伴流利得が増加する。
さらに、ダクト40は、船尾1b側のプロペラ10に向かってその外径が漸次小さくなるので、スケグ2に対して船幅方向内側C側で、スケグ2の後流側の流れを増速する。したがって、ダクト40において、前進方向の推力が発生する。
したがって、上述した第三実施形態のツインスケグ船によれば、上記第一、第二実施形態と同様、左右一対のプロペラ10のそれぞれの前方に設けられたフィン20によって、プロペラ10の前方においてスケグ2において船幅方向内側C側の流れを強めることができる。これによって、左右のプロペラ10における伴流利得を増加させることができ、流れを効率よく回収して推進性能を改善することが可能となる。
また、この実施形態におけるツインスケグ船1は、プロペラ10の前方において、スケグ2の船幅方向内側C側のみに、船首側から船尾1b側に向かって外径が漸次縮小する半円筒状のダクト40を備えている。このダクト40内を通ることで、プロペラ10に向かう流れが増速される。これによって、ダクト40において、前進方向の推力が発生するので、推進性能を高めることができる。
さらに、この構成によれば、スケグ2の船幅方向外側には、ダクト40が存在しない。したがって、第二実施形態のようにスケグ2の船幅方向外側にダクト30が露出する場合に比較し、ダクト40による固有抵抗を低減させることができる。その結果、ダクト40による推力が増加し、推進性能を、より効果的に向上させることができる。
(第三実施形態の変形例)
図10は、この発明の第三実施形態の変形例におけるツインスケグ船の船尾部分を後方から見た後面図である。
上記第三実施形態では、ダクト40は、複数のフィン20の外周側の端部に固定することで、ダクト40が複数のフィン20の外周側と同じ直径を有するようにしたが、これに限らない。
図10に示すように、ダクト40を、複数のフィン20の外周側の直径よりも小さな直径を有するものとし、ダクト40を、複数のフィン20の中間部で固定するようにしてもよい。
このような第三実施形態の変形例においても、上記第三実施形態と同様、推進性能を向上させることができる。
(その他の変形例)
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態およびその変形例では、複数枚のフィン20を放射状に設けたが、その設置枚数、設置角度については、何ら限定するものではない。
また、上記第二、第三実施形態において、フィン20の外周部にダクト30,40を設けたが、ダクト30,40は、フィン20とは船長方向に位置をずらして別途設けても良い。
1 ツインスケグ船
1b 船尾
2 スケグ
3 船尾船体
4 船底
4s 傾斜面
5 船底凹部
6 ボッシング
6s 外周面
10 プロペラ
12 プロペラ軸
12b 他端
20 フィン
30 ダクト
40 ダクト
C 船幅方向内側
R1,R2 回転方向

Claims (4)

  1. 船尾の船底に設けられ、それぞれ後方へ向けて突出する筒状のボッシングを有した左右一対のスケグと、
    左右一対の前記スケグのそれぞれの後方に設けられ、上部の回転方向が船幅方向外側から船幅方向内側に向かって回転する内回りとされたプロペラと、を備え、前記左右一対のスケグに対して船幅方向外側の流れより船幅方向内側の流れが遅いツインスケグ船であって、
    前記左右一対のスケグに対して船幅方向内側にのみ設けられ、前記ボッシングの外周面のうち、船幅方向内側の前記外周面から突出して、前記プロペラの回転中心から放射状に延び、前記プロペラの前方において前記スケグの前記船幅方向内側で前記プロペラの回転方向である内回りとは反対の外回りの流れを付与するフィンと、
    を備えるツインスケグ船。
  2. 前記プロペラの前方において、前記スケグの前記船幅方向内側と前記船幅方向外側とに跨がって設けられ、船首側から船尾側に向かって外径が漸次縮小する筒状のダクトをさらに備える請求項1に記載のツインスケグ船。
  3. 前記プロペラの前方において、前記スケグの前記船幅方向内側のみに設けられ、船首側から船尾側に向かって外径が漸次縮小する半円筒状のダクトをさらに備える請求項1に記載のツインスケグ船。
  4. 前記ダクトは、前記フィンの外周側の端部または中間部に支持されていることを特徴とする請求項2または3に記載のツインスケグ船。
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