JP6421666B2 - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
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Description
特許文献2には、2台の造粒機を直列に配置して、1次ミキサー(造粒機)において、造粒性の悪いピソライト鉱石と他の鉱石と副原料と燃料に所定量の水分を添加しながら混合し、次いで、2次ミキサー(造粒機)の入側で1次ミキサーの混合物に水と返鉱を添加し、2次ミキサーで造粒する方法が開示されている。
特許文献3に、焼結用原料に水分を添加して造粒を完了し、その後に最終の造粒機の出口から原料装入装置のサージホッパー入口までの間で返鉱を添加し、これにより得られた混合物を前記焼結原料の全量として用いる発明が開示されている。
特許文献4に、焼結用原料の造粒後に一部又は全部の返鉱を添加し、返鉱割合を5〜25%にする燒結鉱の製造方法に関する発明が開示されている。
非特許文献1〜5には、造粒後の焼結原料への返鉱添加による通気性改善の効果の記載がある。
特許文献5に、固体燃料系粉原料をミキサー内へ添加して10~120秒間添加する発明が開示されている。
非特許文献6に、固体燃料および石灰石をミキサー内へ添加して、通気性改善の効果の記載がある。
特許文献2に記載の発明は、まず、1次ミキサーで、造粒性の悪いピソライト鉱石を造粒し、次に、2次ミキサーで、1次ミキサーの混合物と造粒性の良い返鉱を造粒するものであり、造粒性の悪いピソライト鉱石の造粒性の向上が目的である。そして、返鉱を2次ミキサーで混合しており、また、返鉱の適切な粒度についての言及はない。
特許文献3に記載の発明は、返鉱の全てを焼結用原料の造粒後に添加するものであるが、返鉱の粒度が不適切であるため、生産性の向上が少ないという問題がある。そして、返鉱の適切な粒度についての言及はない。
特許文献4に記載の発明は、焼結用原料の造粒後に添加する返鉱の使用割合を規定するものであり、返鉱の適切な粒度についての言及はない。
非特許文献1〜5には、造粒後の焼結原料への返鉱添加による通気性改善の効果の記載があるが、返鉱の適切な粒度についての言及はない。
非特許文献6には、粉コークスおよび石灰石をミキサー内への添加による通気性改善および品質改善の効果の記載があるが、造粒後原料への返鉱添加との併用についての言及はない。
本発明の目的は、返鉱を含まない焼結原料の造粒後に、粒度を適正化した返鉱を添加することにより、生産率を増加させることが可能な焼結鉱の製造方法を提供することである。
さらに、該造粒操作の最終段階において、粉コークス等の固体燃料を添加することにより、歩留向上により生産率をさらに増加させることおよび被還元性向上が可能な焼結鉱の製造方法を提供することである。
さらに、該造粒操作の最終段階において、粉コークス等の固体燃料を添加することにより、さらに通気性向上するとともに歩留をも改善すること、さらには焼結鉱FeO低減によって被還元性が向上することを見出した。
返鉱を含まない焼結原料に水分を添加して造粒し、造粒物を製造する工程と、
前記造粒物に1mm以上が80質量%以上の返鉱を添加し、混合して混合物を製造する工程と、
前記混合物を配合原料として用いることを特徴とする焼結鉱の製造方法。
(2)(1)において、
前記1mm以上が80質量%以上の返鉱を、最終の造粒機の出口から配合原料装入装置のサージホッパー入口までの間で添加して混合物を製造することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
(3)(1)において、
前記造粒物に1mm以上が80質量%以上の返鉱を添加し、混合機を用いて混合物を製造することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
(4)焼結用炭材を、造粒開始から所定時間経過後に、造粒機に投入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の焼結鉱の製造方法。
(5)前記所定時間経過後は、造粒開始から全造粒時間の87%以上経過後であることを特徴とする(4)に記載の焼結鉱の製造方法。
さらに、造粒段階における焼結用炭材をミキサー内の後半部分に添加することによって、カーボンと酸素との接触が良好となって、燃焼が促進されてさらに歩留・強度が向上する。さらに、焼結鉱FeO比率低下(ヘマタイト増マグネタイト減)によって、被還元性が向上する。
焼結鉱の生産性向上を目的とした焼結原料充填層の通気性向上技術として、乾燥状態の返鉱を造粒せずに造粒後の湿潤原料へ添加する技術が開示されている(前記特許文献及び前記非特許文献)。以下、乾燥状態の返鉱を造粒せずに造粒後の湿潤原料へ添加することを「返鉱のバイパス添加」、バイパス添加される返鉱を「バイパス返鉱」と記載することがある。
ここで、返鉱を造粒後の湿潤原料へバイパス添加することにより焼結原料充填層の通気性が向上する理由は、(1)未造粒粉(−0.25mm)の比率が低下すること、および(2)焼結機装入後の焼結原料充填層の充填密度が低下すること(=高空隙率)の2点である。
前者(1)は、乾燥状態の返鉱を除いて造粒するので、返鉱が湿潤原料の水分を奪うことがなく、湿潤原料の造粒時水分が維持され、造粒性が向上し、未造粒粉(−0.25mm)の比率が低下する効果である。後者(2)は、造粒された原料である湿潤粒子とバイパス返鉱である乾燥粒子の間の摩擦力が上昇し、充填が滞り、焼結原料充填層の空隙率が向上する効果である。
篩下は、更に、返鉱篩6で篩われ、その篩下は、篩下返鉱槽7に貯留された後、原料層1から排出された焼結原料と共に、造粒機2により、造粒される。返鉱篩6で篩われた篩上は、バイパス返鉱として、バイパス返鉱槽8に貯留された後、造粒機2から排出される造粒物に添加、混合された後、サージホッパー3に貯留され、その後、焼結機4に充填させ焼結される。
この従来技術の場合、前記(1)で述べた如く、乾燥状態の篩下の返鉱が造粒機内の湿潤原料の水分を奪うので、造粒機2での造粒が不十分となり、未造粒粉(−0.25mm)の比率が増加するという問題がある。
次に、本発明は、返鉱の全部を、バイパス返鉱とするものである。湿潤原料の造粒において、乾燥状態の返鉱が含まれないので、返鉱が造粒機内の湿潤原料の水分を奪うことがなく、造粒性が向上する。造粒物へのバイパス返鉱の混合方法として、(1)造粒機と焼結機の間でバイパス返鉱を添加し、ベルトコンベアーの乗り継ぎ等で混合する方法、(2)造粒の後、混合機を用いて混合する方法、がある。
図3に本発明に係る返鉱の全量バイパスのフローを示す。上記(1)の方法である。返鉱を含まない焼結原料に水分を添加して造粒機2で造粒し、バイパス返鉱は、造粒機2の出口から原料装入装置のサージホッパー3の入口までの間で添加する。返鉱は、造粒機内の焼結原料に添加されることはなく、返鉱が湿潤原料の水分を奪うことがないので、湿潤原料の造粒時水分が維持され、造粒性が向上する。造粒機2から出た造粒物とバイパス返鉱の混合は、ベルトコンベアーの乗り継ぎの際や原料装入装置のサージホッパー3への装入の際に行われる。この混合の際に前記造粒物の表面に存在する表面水分が返鉱へ移動するが、表面水分の移動に止まり、造粒物の崩壊とはならない。
バイパス返鉱粒度が、焼結原料充填層の燃焼前線降下速度(以下、「FFS」と記す。)に及ぼし影響を調査した。
図4に実機の焼結機において、変更した返鉱の粒度分布を示す。A,D,C,Bの順で、返鉱の粒度は大きくなり、それぞれ1mm以上の割合が44,52,67,80質量%である。A,D,Cは、通常の焼結工程での粒度構成である。粒度Bは、試験的に、1mm以上の割合を80質量%とした場合である。FFSの変化比率(ΔFFS)は、これらの返鉱の粒度の増加に従ってA,D,C,Bの順で増加し、それぞれ、2.5%、3.2%、5.1%、11.2%であった。特に、Bの1mm以上の割合が80質量%では、それ未満のA,D,Cの場合に比較して顕著なFFS改善効果が得られた。
返鉱粒度が1mm以上80質量%以上で顕著なFFS増加が得られる理由を以下に説明する。
一般にFFS(mm/min)は、下記の式(1)で表される。
FFS=a・(1−b・(d−0.25)/100)・(1−c・w/100) ・(ε3/(1−ε))0.6+h・・・・・・・・(1)
ここで、
d−0.25:装入時原料の(−0.25mm)%
w:装入時原料水分%
ε(-):空隙率である。
(1)式において、第1項は固気強制対流伝熱項で、装入時原料の(−0.25mm)%、装入時原料水分、および空隙率に依存する。第2項は、固体間の伝導伝熱項で定数項とした。
ここで、(d−0.25)を0.4〜5.6%、wを5.3〜8.3%、εを0.32〜0.42の範囲に変更し、実施した鍋試験結果に基づいて、式(1)中のパラメータ(a,b,c,h)のフィッティングを実施した結果、式(2)が得られた。
FFS=86.67(1−0.247(d−0.25)/100)・(1−3.20×w/100)×(ε3/(1−ε))0.6+2.33・・・・・・・(2)
通常の焼結工程では、図3の製品工程最終篩5の篩下である返鉱の粒度は、前記返鉱A,D,Cの粒度である。本願発明では、1mm以上が80質量%以上の返鉱を得るために、製品工程最終篩5の分級点を調整する。即ち、製品工程最終篩5の分級点を少し大きくして、従来の高炉向けの燒結鉱の一部を返鉱とし、バイパス返鉱の粒度を大きくする。篩上の高炉への焼結鉱と篩下の返鉱の粒度を総合的に考慮して篩分けを実施するところに本発明の特徴がある。即ち、最終篩5の分級点が大きくなると返鉱比率が上昇して焼結における製品歩留が低下する。しかし、前述の通り、粗粒返鉱を造粒後に添加することにより、焼結層通気性向上による焼結速度向上が見込まれ、歩留低下による減産影響を凌駕できる。併せて、付随的効果として、高炉へ搬送される焼結鉱粒度が上昇するので、高炉内通気性も向上し、その結果、出銑増効果や吹抜抑制等の高炉安定操業が達成される。
図6は、焼結用炭材(粉コークス、無煙炭等)を造粒の最終段階で添加し、さらに返鉱(+1mm80%以上)の全部を造粒機後に添加する設備フローである。固体燃料槽10から切り出した焼結用炭材を造粒機2の造粒最終段階で添加する。
ここで、粉コークス等の焼結用炭材を造粒最終段階で添加すると、固体炭材粒子の造粒物中への埋没が回避され、造粒物表層部や未造粒状態で存在できる。この手法を、返鉱バイパス添加と組み合わせることで、空隙率の高い充填層中において炭材の燃焼が活発となり、焼結鉱の歩留を高めることができる。さらに、炭材の燃焼活発化は、燃焼後ガスのCO2/CO比が高められ、マグネタイトからヘマタイトへの酸化反応が促進される。その結果、焼結鉱中のFeOが低下し、被還元性が改善される。併せて、付随的効果として、被還元性向上は、高炉還元材比低減に結び付く。
ここに、造粒最終段階とは、造粒開始から全造粒時間の87%経過した時以降がよい。
粗粒返鉱の造粒後原料への添加効果を焼結鍋試験で検討した。
(原料配合)
図4に示す返鉱Bを用いて焼結鍋試験を実施した。
原料配合を表1に示す。
比較例1は、返鉱B(+1mm:80%)の全量15%を、焼結原料と共に1次ミキサ-で混合造粒した。
比較例2は、1mm以下の返鉱3%を焼結原料と共に1次ミキサ-で混合造粒し、1mm以上のバイパス返鉱12%を、1次ミキサー後の混合造粒物に添加した。ここで、1mm以下の返鉱とは、返鉱Bを1mmで篩分けした篩下であり、1mm以上の返鉱とは、返鉱Bを1mmで篩分けした篩上である。
発明例1は、1mm以上が80質量%以上のバイパス返鉱Bを添加した。
造粒機としてドラム造粒機を用い、4分間造粒した。比較例1は、造粒前に他の焼結原料とともに返鉱を配合して造粒を行った。比較例2および本発明例は、造粒後にバイパス添加の返鉱を添加し、スコップを用いた手混ぜにより返鉱を配合した。水分を表2に示す。返鉱の添加前における水分含有率を造粒時水分含有率と規定し、返鉱の添加後における水分含有率を焼成時水分含有率と規定した。すなわち、「造粒時水分含有率」とは、造粒直後の焼結原料の水分含有率(質量%)を意味し、「焼成時水分含有率」とは、造粒後に返鉱を添加した焼結原料の焼成段階における水分含有率(質量%)を意味する。したがって、返鉱を添加した後に造粒する比較例1では、造粒時水分含有率と焼成時水分含有率とは同じ値となる。
各ケースの「焼成時水分含有率」を7.0%一定とした。それ故、バイパス返鉱比率に応じて、「造粒時水分含有率」が一義的に決定される。
直径300mm×深さ500mmの円筒型焼結鍋試験装置に焼結原料を装入し、焼成試験を行った。焼成試験に際し、焼結鍋内の吸引圧力は9.807×103Pa(1000mmAq)で一定とした。円筒型焼結鍋試験装置に設けられた圧力計と流量計を用いて、焼成前に冷間通気性を、また、焼成後に熱間通気性をそれぞれ測定した。また、生産性の指標として、焼結機1m2当たりについての1日当たりの生産量である生産率を算出し、比較した。
表3に試験結果を示す。
返鉱をパイパス添加しない比較例1に対して、返鉱(1mm以下)を造粒、返鉱(1mm以上)をパイパス添加する比較例2はFFSおよび生産率がそれぞれ16.3%、13.1%上昇した。一方、返鉱(+1mm:80%)を全量、バイパス添加する本発明例においては、比較例1に対して、FFSおよび生産率がそれぞれ21.5%、17.2%上昇した。これにより、焼成時水分含有率が同量であっても、水分含有率が高い状態で造粒した後に返鉱を添加して水分含有率を低下させることにより、造粒が促進されてFFSが向上し、その結果、生産率が向上することが確認された。
そして、返鉱全量を全量バイパスする発明例の方が、返鉱(1mm以下)を造粒する比較例2よりも改善度が大きかった。
焼結造粒において、前述の粗粒返鉱の造粒後原料へ添加する方法に加えて、更に粉コークスを、造粒開始から所定時間経過後に、造粒機に投入する方法に関して、その効果を焼結鍋試験で検討した。
(原料配合)
原料配合を表4に示す。発明例1(再掲)は、返鉱を造粒後原料へバイパス添加したケースであるが、発明例2は返鉱バイパス添加に加えて粉コークスをミキサー内に後添加し30秒間のみ混合処理したケースである。また、比較例3は、返鉱バイパス添加は行わずに、粉コークスをミキサー内に後添加し30秒間のみ混合処理したケースである。
造粒機としてドラムミキサーを用い、4分間造粒した。
参考例1については、造粒前に粉コークスを除く焼結原料とともに返鉱を配合して造粒を行い、造粒時間3分30秒の段階で、粉コークスを添加して30秒間処理した。したがって、造粒開始から全造粒時間の87%経過後に粉コークスを添加し処理した。
発明例1(再掲)は、粉コークスを含む焼結原料を造粒後、バイパス添加の返鉱を添加し、スコップを用いた手混ぜにより返鉱を配合した。
発明例2は、造粒前に粉コークスを除く焼結原料を造粒し、造粒時間3分30秒の段階で、粉コークスを添加して30秒間処理した。さらに、バイパス添加の返鉱を添加し、スコップを用いた手混ぜにより返鉱を配合した。
各ケースの「焼成時水分含有率」を7.0%一定とした。それ故、バイパス返鉱比率に応じて、「造粒時水分含有率」が一義的に決定される。
直径300mm×深さ500mmの円筒型焼結鍋試験装置に焼結原料を装入し、焼成試験を行った。焼成試験に際し、焼結鍋内の吸引圧力は9.807×103Pa(1000mmAq)で一定とした。円筒型焼結鍋試験装置に設けられた圧力計と流量計を用いて、焼成前に冷間通気性を、また、焼成後に熱間通気性をそれぞれ測定した。また、生産性の指標として、焼結機1m2当たりについての1日当たりの生産量である生産率を算出し、比較した。
表6に試験結果を示す。
発明例2は発明例1よりもさらにFFSおよび生産率が上昇した。ちなみに比較例3に対しても向上している。特に歩留が改善している点が特徴である。粉コークスのみを後添加する比較例3は、発明例1よりもFeOが低下してRIが向上した。これより、返鉱バイパス添加は、粉コークス後添加と比較してRIは悪化する。しかしながら、返鉱バイパス添加と粉コークス後添加を併用すると、比較例3よりもFeOが低下してRIが改善した。これは、返鉱バイパス添加によって、原料層の通気性向上効果が、さらに後添加粉コークスの燃焼性を改善する効果を有するものと考えられる。
Claims (5)
- ドワイトロイド式焼結機を使用し、焼結鉱を製造する焼結鉱の製造方法において、
返鉱を含まない焼結原料に水分を添加して造粒し、造粒物を製造する工程と、
前記造粒物に1mm以上が80質量%以上の返鉱を添加し、混合して混合物を製造する工程と、
前記混合物を配合原料として用いることを特徴とする焼結鉱の製造方法。 - 請求項1に記載の焼結鉱の製造方法おいて、
前記1mm以上が80質量%以上の返鉱を、最終の造粒機の出口から配合原料装入装置のサージホッパー入口までの間で添加して混合物を製造することを特徴とする焼結鉱の製造方法。 - 請求項1に記載の焼結鉱の製造方法おいて、
前記造粒物に1mm以上が80質量%以上の返鉱を添加し、混合機を用いて混合物を製造することを特徴とする焼結鉱の製造方法。 - 焼結用炭材を、造粒開始から所定時間経過後に、造粒機に投入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の焼結鉱の製造方法。
- 前記所定時間経過後は、造粒開始から全造粒時間の87%以上経過後であることを特徴とする請求項4に記載の焼結鉱の製造方法。
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