JP6408423B2 - パッケージおよび電子装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態における発光装置は、図1に示された例のように、パッケージ1と、パッケージ1の上面に設けられた電子部品2とを含んでいる。このような電子装置は、例えば、電子モジュールを構成する外部回路基板上の接続パッドに接合材を用いて接続される。
または枠部112の内部に、絶縁層11aより厚みの薄い薄層113とを有する絶縁基体11を含んでおり、基部111と枠部112とにより、電子部品2が収納されるキャビティ12が形成されている。絶縁基体11における薄層113の外側に、凹んだ凹み部113aが設けられている。絶縁基体11の表面および内部には、配線導体13が設けられている。なお、図1および図2において、電子装置は、仮想のxyz空間内に設けられており、以下便宜的に「上方向」とは仮想のz軸の正方向のことをいう。なお、以下の説明における上下の区別は便宜的なものであり、実際にパッケージ1等が使用される際の上下を限定するものではない。
、第1絶縁層112aと第2絶縁層112bとを有している。絶縁基体11は、電子部品2を支持するための支持体として機能し、例えば、キャビティ12の底面(基部111の上面)に電子
部品2が低融点ろう材または樹脂、ガラス等の接合材を介して接着され固定される。
縁基体11(絶縁層11a)用のセラミックグリーンシートのいくつかに、枠部112の開口と
なる孔を金型、パンチングによる打ち抜きまたはレーザー加工等により形成しておけばよ
い。
枠部112を構成する第1絶縁層112aの主面(図1では下面)に設けられている。また、平面透視において、絶縁基体11における薄層113の外側に、凹んだ凹み部113aが設けられている。薄層113は、図1および図2に示される例において、基部111と枠部112との間に設
けられており、一端がキャビティ12の底面に延出している。また、薄層113は、図2に示
される例において、平面透視で、キャビティ12の開口に沿った帯状に設けられている。
質焼結体,窒化アルミニウム質焼結体,窒化珪素質焼結体,ガラスセラミックス焼結体等の電気絶縁性セラミックスからなり、絶縁基体11(絶縁層11a)用のセラミックグリーンシートにスクリーン印刷法等の印刷手段により、薄層113用のセラミックペーストを印刷
塗布し、そのセラミックペーストを絶縁基体11用のセラミックグリーンシートとともに焼成することによって所定の領域に形成される。なお、薄層113用のセラミックペーストは
、枠部112を構成する第1絶縁層112a用のセラミックグリーンシートに印刷塗布しても良いし、第1絶縁層112aの主面と接する他の絶縁層11a用のセラミックグリーンシートに
印刷塗布しても構わない。
溶剤、必要に応じて分散剤等を加えて、ボールミル、三本ロールミル、プラネタリーミキサー等の混練手段により混合および混練することで製作される。
実質的に同一成分からなることが好ましい。すなわち、絶縁基体11が酸化アルミニウム質焼結体からなる場合は、薄層113は、酸化アルミニウム質焼結体からなり、絶縁基体11が
窒化アルミニウム質焼結体からなる場合は、薄層113は窒化アルミニウム質焼結体からな
ることが好ましい。
ように、絶縁基体11内(絶縁層11a間)にて上下に接して配置されている。また、薄層113は、枠部112を構成する第1絶縁層112aの主面に設けられている。ここで、絶縁基体11
の厚み方向(図1ではz方向)における絶縁層11aの厚みは、0.015〜0.5mm程度、第1絶縁層112aの厚みは、0.05〜0.15mm程度、薄層113の厚みは、0.01〜0.03mm程度、薄層113と接する配線導体13の厚みは、0.01〜0.03mm程度である。また、凹み部113aの大きさは、幅(W)および長さ(L)ともに、0.01〜0.5mm程度である。また、薄層113は、平面透視において、端部が枠部112の第2絶縁層112bの端部に重なり、また跨るように設けられている。
とが順次被着される。
み部113aが設けられている。圧力を印加して絶縁層11a同士を積層する際に、薄層113の端部にかかる応力を分散することにより、薄層113に接して配置されている配線導体13が
断線あるいは抵抗異常となる可能性を低減することができる。
部113aと重なるように位置している。図2に示す例において、枠部112の内壁と重なる領域を破線にて示している。ここで、凹み部113aは、薄層113の長さ方向(図2ではy方向)において、複数の凹み部113aの合計長さが枠部112の第2絶縁層112bの内壁と重なる
領域における薄層113の長さL1の10%〜80%程度の長さに設けられている。
いると、薄層113の端部にかかる応力をより良好に分散することにより、薄層113に接して配置されている配線導体13が断線または抵抗異常となる可能性を効果的に低減することができる。
と、薄層113の端部にかかる応力をより良好に分散することにより、薄層113に接して配置されている配線導体13が断線または抵抗異常となる可能性を効果的に低減することができる。
くと、配線導体13の貫通導体の近傍における絶縁層11a同士の密着性を良好なものとすることができる。なお、ここで配線導体13の貫通導体とは、薄層113を挟んで対向する絶縁
層11aのいずれに設けられるものであっても構わない。
に優れた電子装置とすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態による電子装置について、図6および図7を参照しつつ説明する。
層113の両端部が、絶縁基体11の内部に埋設している点である。
り、薄層113に接して配置されている配線導体13が断線あるいは抵抗異常となる可能性を
低減することができる。
の他の主面(図6では上面)に設けられ、キャビティ12の内面に露出した配線導体13と重なるように設けておくことで、配線導体13の表面の平坦性を高め、配線導体13とボンディングワイヤ等の接続部材3との接続信頼性を高めることができる。
、キャビティ12の開口に沿った帯状に設けられている。
る薄層113の形状を適用することもできる。
の基部1111の側面と下面との間に穴が設けられており、穴の内面に配線導体13が延出された、いわゆるキャスタレーション導体を有していてもよい。
い。
11・・・・絶縁基体
11a・・・絶縁層
111・・・・基部
112・・・・枠部
112a・・・第1絶縁層
112b・・・第2絶縁層
113・・・・薄層
113a・・・凹み部
12・・・・キャビティ
13・・・・配線導体
2・・・・電子部品
3・・・・接続部材
Claims (4)
- 基部と、
該基部の主面に設けられ、開口を有した複数の絶縁層から成る枠部と、
前記基部と前記枠部との間または前記枠部の内部に、前記絶縁層より厚みの薄い薄層とを有する絶縁基体を含み、
該絶縁基体における前記薄層の外側に、凹んだ凹み部が設けられていることを特徴とするパッケージ。 - 前記薄層は、前記複数の絶縁層のうち第1絶縁層の主面に設けられ、
該第1絶縁層の他の主面側に、前記第1絶縁層の開口より大きい開口を有する第2絶縁層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。 - 平面透視において、前記第2絶縁層の内壁は前記凹み部と重なるように位置していることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ。
- 請求項1に記載のパッケージと、
該パッケージに前記枠部の前記開口と重なるように搭載された電子部品とを有していることを特徴とする電子装置。
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JP2015089444A JP6408423B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | パッケージおよび電子装置 |
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JP2015089444A Active JP6408423B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | パッケージおよび電子装置 |
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-
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- 2015-04-24 JP JP2015089444A patent/JP6408423B2/ja active Active
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