JP6396542B2 - 空調制御装置、方法、およびプログラム - Google Patents
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(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムの一例を示すブロック図である。
図1に示すように、空調エネルギー管理システムは、空調システム1とエネルギー管理装置2とを有する。
空調システム1は、建物内の空調の対象空間10での適切な温度を維持するように空調設備を制御するための空調機制御装置13を有する。
図1に示した例では、室内機11aが空調するエリアを室内機空調エリアaとし、室内機11bが空調するエリアを室内機空調エリアbとする。
また、同じ室外機12に接続される複数の室内機11が空調対象とする室内機空調エリア全体を室外機空調エリアとする。図1に示した例では、室内機11aによる室内機空調エリアaと室内機11bによる室内機空調エリアbとを合わせて、室外機12による室外機空調エリアAとする。
空調システム1で得たデータを用いて空調システム1を最適に制御するために、エネルギー管理装置2は、空調システム1の空調機制御装置13に対して、室内機11や室外機12の制御設定値を出力する。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の室内機11や室外機12を制御する。
室内機11の制御設定値は、室内機11の運転・停止、冷房・暖房、設定温度、風量、風向などとする。また、室外機12の制御設定値は、室外機12の負荷制限値などとする。
送受信部21は、空調システム1との間での送受信を行う。
計測データ取得部22は、空調システム1の動態検知部14または温度計測部15から得たデータを送受信部21を介して取得する。
計測データ記憶部23は、不揮発性メモリなどの記憶装置であり、計測データ取得部22が取得した計測データを記憶する。
モデルパラメータ入力部25は、システムモデル記憶部24に空調システム1のモデルパラメータを入力する。
演算処理部26は、計測データ記憶部23に記憶された計測データやシステムモデル記憶部24に記憶されたシステムモデルやモデルパラメータに基づいて、空調システム1の室内機11や室外機12の制御設定値を演算する。
制御設定値出力部28は、演算結果記憶部27に記憶された制御設定値を空調システム1の空調機制御装置13に送信する。
図2に示した例では、対象空間10には8つの室内機11が設置されている。これらの室内機11のうち隣接する4つの室内機11a,11b,11c,11dに対して1つ目の室外機12Aが接続されている。また、残りの4つの室内機11に対して2つ目の室外機12Bが接続されている。
また、9つの温度計測部15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h,15iにより各温度計測部に対応した温度計測エリア内の温度が計測される。
システムモデル記憶部24に記憶されるシステムモデルは、各室内機空調エリアや動態検知部14による動態検知エリアや温度計測部15による温度計測エリアの情報を含む。
図3に示した例では、各動態検知部14に対応する動態検知エリアは図3中の点線で示すように、動態検知部14の設置箇所を中心とした正方形状の4つのエリアにさらに区分され、これらのエリアごとの人の滞在・不在または人数を検知することが可能である。
人数の検知を行う場合には、動態検知部14は、動態検知エリアを1人ずつ(例えば座席ごと)に区分して、人が滞在するエリアの数を人数として置き換えてもよい。
動態検知部14には、可視光カメラに限らず、赤外線人感センサや赤外線アレイセンサを用いてもよい。
次に、エネルギー管理装置2の演算処理部26の動作について説明する。
図4は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムによる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、演算処理部26が一定周期に行う処理である。以下に説明する処理は、空調システム1の制御設定値を演算するために、演算処理部26が少なくとも1分に1回の間隔で定期的に行う処理とする。
ステップS401の第1の具体例として、動態検知エリア毎の滞在・不在情報に基づいて室内機空調エリア毎の滞在・不在を判定することについて説明する。
図5は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムによる動態検知エリア毎の滞在・不在情報に基づいて室内機空調エリア毎の滞在・不在の判定結果の一例を示す図である。
まず、動態検知部14a〜fの動態検知エリアの関係について説明する。
図5に示した例では、動態検知部14aの動態検知エリアに対しては、動態検知部14bの動態検知エリア、動態検知部14cの動態検知エリアが一列に隣接し、動態検知部14dの動態検知エリアに対しては、動態検知部14eの動態検知エリア、動態検知部14fの動態検知エリアが一列に隣接する。
また、動態検知部14aの動態検知エリアは動態検知部14dの動態検知エリアに隣接し、動態検知部14bの動態検知エリアは動態検知部14eの動態検知エリアに隣接し、動態検知部14cの動態検知エリアは動態検知部14fの動態検知エリアに隣接する。
動態検知部14a〜fの動態検知エリアは、前述した様に4つのエリアにさらに区分されて正方形状のエリアをなしている。
動態検知部14aの4つの動態検知エリアと、動態検知部14bの動態検知エリアのうち動態検知部14aの動態検知エリアに隣接する2つのエリアとを合わせた計6つのエリアが室内機空調エリアaに対応する。
また、動態検知部14cの4つの動態検知エリアと、動態検知部14bの動態検知エリアのうち動態検知部14cの動態検知エリアに隣接する2つのエリアとを合わせた計6つのエリアが室内機空調エリアbに対応する。
また、動態検知部14dの4つの動態検知エリアと、動態検知部14eの動態検知エリアのうち動態検知部14dの動態検知エリアに隣接する2つのエリアとを合わせた計6つのエリアが室内機空調エリアcに対応する。
また、動態検知部14fの4つの動態検知エリアと、動態検知部14eの動態検知エリアのうち動態検知部14fの動態検知エリアに隣接する2つのエリアとを合わせた計6つのエリアが室内機空調エリアdに対応する。
これらの対応を示す情報はシステムモデル記憶部24に記憶される。
また、演算処理部26は、室内機空調エリアbに対応する6つの動態検知エリアのいずれも人が不在であるとの判定結果を空調システム1から取得する。演算処理部26は、この判定結果により、図5(b)に示すように室内機空調エリアbでは人が不在であると判定する。
また、演算処理部26は、室内機空調エリアcに対応する6つの動態検知エリアのうち2つのエリアで人が滞在するとの判定結果を空調システム1から取得する。演算処理部26は、この判定結果により、図5(b)に示すように室内機空調エリアcに人が滞在すると判定する。
また、演算処理部26は、室内機空調エリアdに対応する6つの動態検知エリアのうち1つのエリアで人が滞在するとの判定結果を空調システム1から取得する。演算処理部26は、この判定結果により、図5(b)に示すように室内機空調エリアdに人が滞在すると判定する。
図6は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムによる動態検知エリア毎の人数情報に基づいた室内機空調エリア毎の人数の算出結果の一例を示す図である。
図6に示すように、演算処理部26は、室内機空調エリアに対応する各動態検知エリアの人数の和を室内機空調エリアの人数とする。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の室内機11を制御する(ステップS402)。演算処理部26は、ステップS401およびS402を各室内機空調エリアのそれぞれについて繰り返す。
また、演算処理部26は、ある室内機空調エリアで人が不在との判定結果を空調システム1から取得した場合は、この室内機空調エリアに対応する室内機11を停止するとの演算結果を演算結果記憶部27に記憶する。
図7は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムの室内機空調エリアの人数と、このエリアに対応する室内機による設定温度との関係の一例を示す図である。
図7に示した例では、冷房時には、演算処理部26は、ある室内機空調エリアの人数が2人以上である場合には、このエリアに対応する室内機11の設定温度が予め定めた基準温度であるとの演算結果を演算結果記憶部27に記憶する。なお、この基準温度の情報はシステムモデル記憶部24に記憶されており、モデルパラメータ入力部25からの入力により変更可能とする。
また、この室内機空調エリアの人数が2人未満に減少した場合には、演算処理部26は、この室内機空調エリアに対応する室内機11の設定温度を上昇させても、この室内機空調エリアにいる人の体感温度に大きな影響がないとみなして、このエリアに対応する室内機11の設定温度が基準温度から1℃上げた温度であるとの演算結果を演算結果記憶部27に記憶する。これにより、空調設備による空調の為の消費エネルギーを削減させることができる。
図8(a)は、図5(a)に示した室内機空調エリアの滞在・不在情報に基づく室内機11の制御結果を示す。この例では、室内機空調エリアa,c,dについては、人が滞在するとしてこれらのエリアに対応する室内機11が冷房運転制御されており、室内機空調エリアbについては、人が不在であるとして、この室内機空調エリアに対応する室内機11が停止に制御されている。
この制御の結果、図8(a)に示すように、室内機空調エリアa,c,dについては適温となっており、室内機空調エリアbについては高温となっている。
図9は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムの室内機空調エリア毎の滞在・不在情報に基づいて室外機空調エリアの滞在・不在の判定結果の一例を示す図である。
図9(a)に示すように、ある室外機空調エリア内の複数の室内機空調エリアのうち人が滞在するエリアが1つでもあれば、演算処理部26は、この室外機空調エリアに人が滞在すると判定する。一方、ある室外機空調エリア内の複数の室内機空調エリアのいずれにも人が滞在していなければ、演算処理部26は、この室外機空調エリアでは人は不在と判定する。
図10は、第1の実施形態における空調エネルギー管理システムの室内機空調エリア毎の人数情報に基づいて室外機空調エリアの人数を算出した例を示す図である。
演算処理部26は、ある室外機空調エリア内のすべての室内機空調エリアの人数の和を室外機空調エリアの人数として演算する。図10(a)に示すように、室外機空調エリアA内の室内機空調エリアaの人数が6人で、室内機空調エリアbの人数が0で、室内機空調エリアcの人数が3人で、室内機空調エリアdの人数が2人である場合は、演算処理部26は、これらの和の11人を室外機空調エリアA内の人数として演算する。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の室外機12を制御する(ステップS404)。演算処理部26は、ステップS403およびS404を各室外機空調エリアのそれぞれについて繰り返す。
ある室外機空調エリアの人数が減少するにつれて、演算処理部26は、室外機12の負荷制限値を100%から段階的に下げた値を演算して演算結果記憶部27に記憶する。図11に示した例では、ある室外機空調エリアの人数が10人以下となると、演算処理部26は、このエリアに対応する室外機12の負荷制限値を75%に下げる。そして、この室外機空調エリアの人数が5人以下となると、演算処理部26は、このエリアに対応する室外機12の負荷制限値を50%に下げる。そして、この室外機空調エリアの人数が1人以下となると、演算処理部26は、このエリアに対応する室外機12の負荷制限値を0%に下げる。これにより、室外機空調エリアの人数に応じて、空調のための消費エネルギーを削減することができる。
このように、室外機空調エリア毎の人の滞在・不在情報や人数情報に基づいて、室外機12も制御することにより、消費エネルギーをより削減することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図12は、第2の実施形態における空調エネルギー管理システムの一例を示すブロック図である。
前述した様に、空調システム1からの計測データを用いて空調システム1を最適に制御するために、エネルギー管理装置2は、室内機11および室外機12を制御する空調機制御装置13に対して制御設定値を出力する。
そして、空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から受信した制御設定値を用いて空調システム1を制御する。
次に、第3の実施形態について説明する。
図13は、第3の実施形態における空調エネルギー管理システムの一例を示すブロック図である。
第3の実施形態では、空調設備として、室内機11および室外機12に加えて、送風機16を有する。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の室内機11や室外機12を制御する。
図14に示した例では、対象空間10には12個の送風機16が設置されている。
そして、送風機16a〜16lは室内機空調エリアa〜lを分担して空調する。つまり、例えば送風機16aは送風機エリアaを空調し、送風機16bは送風機エリアbを空調し、送風機16cは送風機エリアcを空調し、送風機16dは送風機エリアdを空調する。
次に、エネルギー管理装置2の演算処理部26の動作について説明する。
図15は、第3の実施形態における空調エネルギー管理システムによる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、演算処理部26が一定周期に行う処理とする。
まず、第1の実施形態で説明したステップS401からS402までの、室内機空調エリアごとの滞在・不在判定または人数検出がなされ、この検出結果に応じて、室内機11の制御がなされる。
ステップS501の第1の具体例として、動態検知エリア毎の滞在・不在情報に基づいて送風機エリア毎の滞在・不在を判定することについて説明する。
図16は、第3の実施形態における空調エネルギー管理システムによる検知エリアごとの滞在・不在の検知結果および送風機エリアごとの滞在・不在判定結果の一例を示す図である。
次に、動態検知部14a〜fの動態検知エリアと送風機エリアa〜lとの対応について説明する。
送風機エリアaは、動態検知部14aの4つの動態検知エリアのうち送風機エリアgに対向する2つの動態検知エリアに対応し、送風機エリアbは、動態検知部14aの残り2つの動態検知エリアに対応する。
送風機エリアcは、動態検知部14bの4つの動態検知エリアのうち送風機エリアiに対向する2つの動態検知エリアに対応し、送風機エリアdは、動態検知部14bの残り2つの動態検知エリアに対応する。
送風機エリアeは、動態検知部14cの4つの動態検知エリアのうち送風機エリアkに対向する2つの動態検知エリアに対応し、送風機エリアfは、動態検知部14cの残り2つの動態検知エリアに対応する。
送風機エリアgは、動態検知部14dの4つの動態検知エリアのうち送風機エリアaに対向する2つの動態検知エリアに対応し、送風機エリアhは、動態検知部14dの残り2つの動態検知エリアに対応する。
送風機エリアiは、動態検知部14eの4つの動態検知エリアのうち送風機エリアcに対向する2つの動態検知エリアに対応し、送風機エリアjは、動態検知部14eの残り2つの動態検知エリアに対応する。
送風機エリアkは、動態検知部14fの4つの動態検知エリアのうち送風機エリアeに対向する2つの動態検知エリアに対応し、送風機エリアlは、動態検知部14fの残り2つの動態検知エリアに対応する。
これらの対応を示す情報はシステムモデル記憶部24に記憶される。
また、図16(a)に示した例では、演算処理部26は、送風機エリアbに対応する2つの動態検知エリアのうち1つに人が滞在するとの判定結果を空調システム1から取得する。演算処理部26は、この判定結果により、図16(b)に示すように送風機エリアbに人が滞在すると判定する。
また、図16(a)に示した例では、演算処理部26は、送風機エリアdに対応する2つの動態検知エリアのいずれにも人が不在であるとの判定結果を空調システム1から取得する。演算処理部26は、この判定結果により、図16(b)に示すように送風機エリアdに人が不在であると判定する。
このようにして、対象空間内の送風機エリアの区分と動態検知部14ごとの動態検知エリアの区分とが一致していなくとも、動態検知部14による動態検知結果に基づいて、送風機エリアにおける人の動態を判定する事ができる。つまり、動態検知部14により判定された滞在・不在情報や人数情報を、送風機エリア毎の滞在・不在情報や人数情報に変換することができる。これにより、滞在・不在検知や人数検知のための動態検知部14を必ずしも送風機エリア毎に設ける必要がなくなる。つまり、対象空間内の送風機エリアの区分と動態検知部14の動態検知エリアの区分とを一致させる必要がなくなる。
図17は、第3の実施形態における空調エネルギー管理システムによる動態検知エリアごとの人数情報に基づいた送風機エリアごとの人数算出結果の一例を示す図である。
図17に示すように、演算処理部26は、送風機エリアに対応する各動態検知エリアの人数の和を送風機エリアの人数とする。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の送風機16を制御する(ステップS502)。演算処理部26は、ステップS501およびS502を送風機エリアのそれぞれについて繰り返す。
また、演算処理部26は、ある送風機エリアで人が不在との判定結果を空調システム1から取得した場合は、この送風機エリアに対応する送風機16を停止するとの演算結果を演算結果記憶部27に記憶する。
図18は、第3の実施形態における空調エネルギー管理システムの室外機の空調エリアの人数による送風機の送風量の一例を示す図である。
図18に示した例では、冷房時には、演算処理部26は、ある送風機エリアの人数が2人以上である場合には、このエリアに対応する送風機16の送風量が「大」であるとの演算結果を演算結果記憶部27に記憶する。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の送風機16を制御する。
以上のように、第3の実施形態では、送風機16による消費エネルギーを削減する事ができるので、空調の為の消費エネルギーをさらに削減させることができる。
次に、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態では、温度計測部15で計測した温度分布に基づいて空調機を制御する。
図19は、第4の実施形態における空調エネルギー管理システムによる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、演算処理部26が一定周期、例えば少なくとも1分に1回に行う処理である。
演算処理部26は、温度計測エリア毎の温度計測結果を計測データ記憶部23から読み出し、この温度計測結果に基づいて、対象空間の温度分布の判定を行う(ステップS601)。
ステップS601の具体例について説明する。図20は、第4の実施形態における空調エネルギー管理システムによる温度計測エリアと室内機空調エリアとの対応を示す図である。
図20に示した例では、温度計測部15d〜fの温度計測エリアは、正方形状のエリアとする。また、温度計測部15a〜c,g〜iの温度計測エリアは、温度計測部15d〜fなどの温度計測エリアとしての正方形状のエリアを半分に切った長方形状のエリアとする。
図20に示した例では、温度計測部15aの温度計測エリアと、温度計測部15dの温度計測エリアのうち温度計測部15aの温度計測エリアに隣接するエリアと、温度計測部15bの温度計測エリアのうち温度計測部15aの温度計測エリアに隣接するエリアと、温度計測部15eの温度計測エリアのうち温度計測部15dの温度計測エリアに隣接する1つのエリアとを合わせたエリアが室内機空調エリアaに対応する。つまり、これらのエリアが室内機空調エリアaと重複する。
これらの対応を示す情報はシステムモデル記憶部24に記憶される。
演算処理部26は、各温度計測部15のうち一列に連なる温度計測部15を選択し、この選択した温度計測部15により計測した温度計測値を滑らかに結んでなる温度分布を判定する。
図21では、温度計測部15aで計測された温度計測値と、温度計測部15dで計測された温度計測値と、温度計測部15gで計測された温度計測値とを滑らかに結んでなる温度分布aを示す。
温度計測値と設定温度との誤差の二重和を以下の式(1)に示す。
空調機制御装置13は、エネルギー管理装置2から出力された制御設定値を用いて、空調システム1内の室内機11を制御する(ステップS602)。演算処理部26は、ステップS601およびS602を判定対象の温度分布に対応するエリアのそれぞれについて繰り返す。これにより、室内機空調エリアの温度分布の偏りが低減されるので、室内機空調エリア内の空調を適正化することができる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が上記実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
さらに、各実施形態における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から上記の各実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。なお、各実施形態におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、上記の各実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
また、各実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (32)
- 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機による温度目標値を、この空調エリアにおける快適性評価の値が変化するように制御し、前記判定手段による判定結果に基づいて前記室外機を制御する制御手段とを備える空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および前記区分した空調エリアを分担して空調し、各室内機に接続される1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアでそれぞれ検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する制御手段とを備え、
前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分され、
前記制御手段は、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する室内機による温度目標値を、この空調エリアにおける快適性評価の値が変化するように制御する空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機を制御し、前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する室外機の負荷制限値を制御する制御手段とを備える空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および前記対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、各室内機に接続される1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアでそれぞれ検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する制御手段とを備え、
前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分され、
前記制御手段は、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する室外機の負荷制限値を制御する空調制御装置。 - 前記判定手段は、
前記動態の判定対象としての空調エリアと重複する検知エリアについての前記動態検知手段による検知結果に基づいて、前記判定対象としての空調エリアにおける人の動態を判定する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空調制御装置。 - 前記制御手段は、
前記判定手段による判定結果が各空調エリアにおける人の減少を示す場合に、各空調エリアを空調する空調設備を当該空調設備による消費エネルギーが減少するように制御する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空調制御装置。 - 前記動態検知手段は、
前記対象空間内に人が滞在するか否かを前記検知エリアで分担して検知する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空調制御装置。 - 前記動態検知手段は、
前記対象空間内の人数を前記検知エリアで分担して検知する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空調制御装置。 - 前記制御手段は、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する空調設備の運転・停止、温度目標値、風向、風量の少なくともいずれかを制御する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空調制御装置。 - 前記制御手段は、
前記判定手段による、何れかの空調エリアにかかる判定結果が変化した場合に、この空調エリアに隣接する空調エリアを空調する室内機を協調制御する請求項1又は請求項3に記載の空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間に対する人の出入りを示す情報、および前記対象空間内の照明の点灯の有無の少なくともいずれかに基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機および前記室外機をそれぞれ制御する制御手段とを備える空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調する空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間に対する人の出入りを示す情報、および前記対象空間内の照明の点灯の有無の少なくともいずれかに基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアでそれぞれ検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する制御手段とを備え、
前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分される空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間に出入りする人のスケジュール情報に基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機および前記室外機をそれぞれ制御する制御手段とを備える空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調する空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間に出入りする人のスケジュール情報に基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアでそれぞれ検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する制御手段とを備え、
前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分される空調制御装置。 - 前記空調設備は、
前記各空調エリアの少なくとも一部に重複する複数の送風機エリアを分担して空調する送風機をさらに含み、
前記制御手段は、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各送風機エリアを空調する送風機を制御する請求項1又は請求項3に記載の空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機および前記室外機をそれぞれ制御する制御手段と、
前記対象空間内の温度を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の温度検知エリアで分担して計測する温度計測手段と、
前記対象空間内における温度分布の偏りが低減されるように、各空調エリアと重複する温度検知エリアについて前記温度計測手段により計測した温度値に基づいて、各空調エリアを空調する空調設備を制御する第2の制御手段とを備える空調制御装置。 - 空調の対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調する空調設備を制御する空調制御装置であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアでそれぞれ検知する動態検知手段と、
前記動態検知手段による検知結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する制御手段と、
前記対象空間内の温度を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の温度検知エリアで分担して計測する温度計測手段と、
前記対象空間内における温度分布の偏りが低減されるように、各空調エリアと重複する温度検知エリアについて前記温度計測手段により計測した温度値に基づいて、各空調エリアを空調する空調設備を制御する第2の制御手段とを備え、
前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分される空調制御装置。 - 前記第2の制御手段は、
前記温度計測手段により計測した温度値と、この温度計測手段が設けられる位置を空調する空調設備の温度目標値との差分に応じて、この空調設備を制御する請求項16又は請求項17に記載の空調制御装置。 - 前記空調設備は、
前記空調エリアごとに設けられる室内機、および各室内機に接続される1台の室外機であり、
前記第2の制御手段は、
各空調エリアと重複する温度検知エリアについて前記温度計測手段により計測した温度値に基づいて前記空調設備の制御を開始してから所定時間において、この空調設備に隣接する空調設備を協調制御する請求項16又は請求項17に記載の空調制御装置。 - 前記第2の制御手段は、
前記温度計測手段のいずれかが前記温度の計測を行えない場合は、この温度計測手段に隣接する別の温度計測手段による温度計測値を用いて、前記計測を行なえない温度計測手段による温度計測値を求める請求項16又は請求項17に記載の空調制御装置。 - 制御対象の前記空調設備が故障した場合に、この空調設備を制御することに代えて周囲の空調設備を制御する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空調制御装置。
- 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の前記空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知し、
この検知した結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機による温度目標値を、この空調エリアにおける快適性評価の値が変化するように制御し、前記判定結果に基づいて前記室外機を制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および前記区分した空調エリアを分担して空調し、各室内機に接続される1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアで動態検知手段によりそれぞれ検知し、
この検知した結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する方法であり、前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分され、
前記判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する室内機による温度目標値を、この空調エリアにおける快適性評価の値が変化するように制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の前記空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知し、
この検知した結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機を制御し、前記判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する室外機の負荷制限値を制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、前記空調エリアごとに設けられる室内機、および前記対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、各室内機に接続される1台の室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアで動態検知手段によりそれぞれ検知し、
この検知した結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する方法であり、前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分され、
前記判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する室外機の負荷制限値を制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間に対する人の出入りを示す情報、および前記対象空間内の照明の点灯の有無の少なくともいずれかに基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の前記空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知し、
この検知した結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機および前記室外機をそれぞれ制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調する空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間に対する人の出入りを示す情報、および前記対象空間内の照明の点灯の有無の少なくともいずれかに基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアで動態検知手段によりそれぞれ検知し、
この検知した結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する方法であり、前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分される、空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間に出入りする人のスケジュール情報に基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の前記空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知し、
この検知した結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機および前記室外機をそれぞれ制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調する空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間に出入りする人のスケジュール情報に基づいて、前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアで動態検知手段によりそれぞれ検知し、
この検知した結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御する方法であり、前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分される、空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調し、室内機、および各室内機に接続されて前記対象空間内における前記室内機の空調エリアと異なる区分の空調エリアを空調する室外機を含む空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記室内機および前記室外機の前記空調エリアとそれぞれ異なる区分の検知エリアで分担して検知し、
この検知した結果に基づいて、各空調エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、各空調エリアを空調する前記室内機および前記室外機をそれぞれ制御し、
前記対象空間内の温度を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の温度検知エリアで分担して計測し、
前記対象空間内における温度分布の偏りが低減されるように、各空調エリアと重複する温度検知エリアについて前記計測した温度値に基づいて、各空調エリアを空調する空調設備を制御する空調制御方法。 - 対象空間内を区分した空調エリアを分担して空調する空調設備を制御する空調制御装置に適用される空調制御方法であって、
前記対象空間内の人の動態を前記対象空間内における前記空調エリアと異なる区分の複数の検知エリアで動態検知手段によりそれぞれ検知し、
この検知した結果に基づいて、前記検知エリアにおける人の動態を判定し、
この判定結果に基づいて、前記検知エリアに対応する前記空調エリアを空調する空調設備を制御し、
前記対象空間内の温度を前記対象空間内における空調エリアと異なる区分の温度検知エリアで分担して計測し、
前記対象空間内における温度分布の偏りが低減されるように、各空調エリアと重複する温度検知エリアについて前記計測した温度値に基づいて、各空調エリアを空調する空調設備を制御する方法であり、前記検知エリアは、前記動態検知手段の設置数より多い数のエリアに区分される、空調制御方法。 - 請求項1乃至請求項21の何れか1項に記載の空調制御装置を構成する各手段として機能させるための空調制御プログラム。
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