JP6383319B2 - 多電極片面1層サブマージアーク溶接方法 - Google Patents
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Description
本発明に係る多電極片面1層サブマージアーク溶接方法(以下、単に「溶接方法」ということもある。)は、例えば、3本または4本の電極を用いて片面1層の溶接を行う方法である。そして、本発明に係る溶接方法は、電極の極性、電極間距離、電極の電圧、電極の電流を特定し、好ましい態様として電極のワイヤ径や極性などを特定したものである。
(溶接装置)
図1に示すように、溶接装置100は、架台フレーム11と、溶接機12と、溶接機ビーム13と、を主に備える。
溶接機ビーム13は、溶接機12を鋼板20の長手方向に沿って移動させるものである。
鋼板20としては、例えば造船用鋼板が挙げられ、その長さは、例えば、10〜30mである。図2に示すように、この鋼板20には、鋼板20同士を突き合わせ、溶接開先部Mの位置で、断続または連続した面内仮付がなされている。
この鋼板20の始端31および終端32には、クレータを処理するためのタブ21とタブ22が取り付けられている。
本発明の溶接方法は、前記した溶接装置を用い、第1電極の極性:直流で電極側マイナス、第1電極と第2電極との電極間距離:80mm以上160mm以下、第2電極と第3電極との電極間距離:80mm以上160mm以下、第1電極の電圧:25〜40V、第2電極の電流:800〜1400Aの条件で溶接を行う。
以下、各条件について説明する。
第1電極の極性は、直流で電極側マイナス(Direct Current Electrode Negative;DCEN)とする。
第1電極の極性をDCENとすると、ワイヤ送給速度を一定とすることができるため、裏ビードが安定する。また、同電流におけるワイヤ溶着量が多く、溶接金属中にワイヤの化学成分が多く歩留まることになるため、衝撃性能を得ることができる。
第1電極の極性を直流で電極側プラス(Direct Current Electrode Positive;DCEP)とすると、溶け込み幅が狭いため、裏ビードが不安定となる。また、この場合、ワイヤ溶着量が少なく、溶接金属中におけるワイヤの化学成分の歩留まりが少なくなるので優れた衝撃性能を得ることができない。
第1電極15aと第2電極15bとの電極間距離L1は、80mm以上160mm以下とする。電極間距離L1をこの範囲とすると、第1電極15aのアークと第2電極15bのアークが干渉しないため、裏ビードが安定する。また、電極間距離L1をこの範囲とすると、第1電極15aと第2電極15bの間隔が適切であるので冷却時間が適切となり、プールが凝固しないうちに第2電極15bの溶接を行うことができる。そのため、第2電極15bの溶接において溶け込みを深くすることが可能である。従って、高温割れを発生し難くすることができる。
なお、裏ビードをより安定させる観点から、電極間距離L1の下限は90mmとするのが好ましく、上限は140mmとするのが好ましく、120mmとするのがより好ましい。
第2電極15bと第3電極15cとの電極間距離L2は、80mm以上160mm以下とする。電極間距離L2をこの範囲とすると、第2電極15bと第3電極15cの間隔が適切であるので冷却時間が適切となり、プールが凝固しないうちに第3電極15cの溶接を行うことができる。そのため、第3電極15cの溶接において溶け込みを深くすることが可能である。従って、高温割れを発生し難くすることができる。
なお、高温割れをより発生し難くする観点から、電極間距離L2の下限は90mmとするのが好ましく、上限は140mmとするのが好ましく、120mmとするのがより好ましい。
第1電極15aの電圧は、25〜40Vとする。第1電極15aの電圧をこの範囲とすると、ルート部の溶け込み幅を十分なものとすることができるため、裏ビードが安定するとともに、高温割れを発生し難くすることができる。
第1電極15aの電圧が25V未満であると、ルート部の溶け込み幅が狭くなるため、高温割れが発生する。また、第1電極15aの電圧が40Vを超えると、アークが強くなり過ぎてしまうため、裏ビードが不安定となる。
裏ビードをより安定なものとするとともに、高温割れをより発生し難くする観点から、第1電極15aの電圧の下限は27Vとするのが好ましく、上限は38Vとするのが好ましい。
第2電極15bの電流は、800〜1400Aとする。第2電極15bの電流をこの範囲とすると、第1電極15aで形成した裏ビードに悪影響を与えないので、裏ビードを安定させることができる。また、第2電極15bの電流をこの範囲とすると、第2電極15bの溶接において溶け込みを深くすることが可能である。従って、高温割れを発生し難くすることができる。
第2電極15bの電流が800A未満であると、第2電極15bの溶接において溶け込みが浅くなり、高温割れが発生する。また、第2電極15bの電流が1400Aを超えると、第2電極15bの溶接において、第1電極15aの溶接で形成した裏ビードに悪影響を及ぼし、裏ビードが不安定となる。
なお、裏ビードをより安定なものとするとともに、高温割れをより発生し難くする観点から、第2電極15bの電流の下限は850Aとするのが好ましく、900Aとするのがより好ましい。同様の観点から、第2電極15bの電流の上限は1350Aとするのが好ましく、1300Aとするのがより好ましい。
ただし、これに限定されるものではなく、V形開先の鋼板を対象としたものであってもよい。また、溶融フラックスを用いた溶接であってもよい。
なお、本発明の溶接方法は、高温割れをより発生し難くするとともに、裏ビードの形状をより良好なものとするため、前記した条件と併せて、第1電極15a、第2電極15b、第3電極15cの各ワイヤ径、第1電極15aの電流、第2電極15bの電圧、第2電極15bおよび第3電極15cの各極性を以下のようにするのが好ましい。
第1電極15aのワイヤ径は、例えば、4.0〜6.4mmφとするのが好ましい。このようにすると、安定した溶け込みが実現され、裏ビードがより安定する。また、このような溶接方法とすると、ルート部の溶け込み幅を十分に確保することができるので、厚板を溶接する場合であっても高温割れをより発生し難くすることができる。
なお、裏ビードのさらなる安定化と高温割れの発生防止を図る観点から、第1電極15aのワイヤ径は、例えば、4.8mmφ以上とするのが好ましい。
第2電極15bのワイヤ径は、例えば、4.0〜6.4mmφとするのが好ましく、第3電極15cのワイヤ径は、例えば、4.0〜6.4mmφとするのが好ましい。このようにすると、安定した溶け込みが実現され、裏ビードがより安定する。また、このようにすると、ルート部の溶け込み幅を十分に確保することができるので、厚板を溶接する場合であっても高温割れをより発生し難くすることができる。
なお、裏ビードのさらなる安定化と高温割れの発生防止を図る観点から、第2電極15bのワイヤ径および第3電極15cのワイヤ径はいずれも、例えば、4.8mmφ以上とするのが好ましい。
第1電極15aの電流は、例えば、1000〜1600Aとするのが好ましい。このようにすると、第1電極15aが高電流となり過ぎず、電流値が適切な範囲にあるので、裏ビードがより安定する。また、このような溶接方法とすると、ルート部の溶け込み幅を十分に確保することができるので、厚板を溶接する場合であっても高温割れをより発生し難くすることができる。
なお、裏ビードのさらなる安定化と高温割れの発生防止を図る観点から、第1電極15aの電流の下限は、例えば、1100Aとするのが好ましく、1150Aとするのがより好ましい。また、同様の観点から、第1電極15aの電流の上限は、例えば、1550Aとするのが好ましく、1400Aとするのがより好ましい。
前記した第1電極15aの電流値の範囲は好ましい数値範囲を例示したに過ぎず、これに限定されるものではない。第1電極15aの電流値は、例えば、950Aとしたり、1650Aとしたりすることもできる。このようにしても、裏ビードは十分に安定しており、高温割れも十分に発生し難いものとすることができる。
第2電極15bの電圧は、例えば、40〜50Vとするのが好ましい。このようにすると、第2電極15bが高電圧となり過ぎず、電圧値が適切な範囲にあるので、裏ビードがより安定する。また、ルート部の溶け込み幅を十分に確保することができるので、厚板を溶接する場合であっても高温割れをより発生し難くすることができる。
なお、裏ビードのさらなる安定化と高温割れの発生防止を図る観点から、第2電極15bの電圧の下限は、例えば、42Vとするのが好ましく、44Vとするのがより好ましい。また、同様の観点から、第2電極15bの電圧の上限は、例えば、48Vとするのが好ましく、46Vとするのがより好ましい。
前記した第2電極15bの電圧値の範囲は好ましい数値範囲を例示したに過ぎず、これに限定されるものではない。第2電極15bの電圧値は、例えば、38Vとしたり、53Vとしたりすることもできる。このようにしても、裏ビードは十分に安定しており、高温割れも十分に発生し難いものとすることができる。
第2電極15bの極性および第3電極15cの極性は、AC、DCENまたはDCEPなどとすることができるが、これらの中でもACとするのが好ましい。第2電極15bの極性および第3電極15cの極性をACとすると、溶接金属中にワイヤの化学成分が多く歩留まるようにすることができるため、溶接金属の化学成分の歩留まりがより安定し、機械的性質を良好なものとすることができる。
また、例えば、第3電極15cの電流値については700〜1300Aとし、電圧値については43〜46Vとすることが挙げられる。
さらに、例えば、第4電極15dのワイヤ径については4.0〜6.8mmφとし、電流値については700〜1500Aとし、電圧値については40〜50Vとすることが挙げられる。
第3電極15cと第4電極15dとの電極間距離は任意に設定することができる。
第4電極15dのワイヤ径、電圧値、電流値、極性などに関して特に限定や好ましい範囲はなく、一般的な条件で行うことができる。この一般的な条件としては、例えば、ワイヤ径:6.4mmφ、電圧値:46V、電流値:1300A、極性:AC、DCENまたはDCEPなどとすることができる。
また、溶接速度については42〜90cm/minとすることが挙げられる。なお、これらの条件はこれらに限定されないことは言うまでもない。
次に、本発明の溶接方法を適用した多電極(以下の例では3電極)片面1層サブマージアーク溶接の概略について図1〜5を参照して説明する。
準備工程では、まず、タブ21とタブ22が取り付けられ、断続または連続した面内仮付がされた鋼板20と鋼板20を準備する。次に、裏当装置50aの裏当銅板55上面に、図示しないフラックス供給手段により裏当フラックス52を供給する。または、裏当装置50bの耐火性キャンバス56内の耐熱カバー57上面に、図示しないフラックス供給手段により下敷フラックス58を供給し、さらにその上に裏当フラックス52を供給する。
電極調整工程では、第1電極の極性と、3つの各電極間距離L1、L2を前記した条件となるように調整する。なお、準備工程と電極調整工程の順序は特に規定されるものではなく、どちらの工程が先でもよく、同時に行ってもよい。
溶接工程では、まず、溶接装置100の溶接機12を溶接開始の位置に移動させる。次に、第1電極15aの電圧値および第2電極15bの電流値が前記した条件となるように電圧および電流をそれぞれ供給し、溶接機12を作動させる。そして、鋼板20の始端31から終端32に向かって溶接機ビーム13に沿って溶接機12を所定速度で移動させながら、表フラックス51を供給し、鋼板20と鋼板20を溶接する。
この鋼板の組成、使用したワイヤの組成、および、フラックスの組成を下記表1に示す。
溶接装置は、図3に示す裏当装置50aまたは図4に示す裏当装置50bを有するものを用い、表フラックスとして焼結フラックスを用いた。なお、表2と表3に示す条件以外の条件は従来公知の条件であり、すべて同一条件とした。なお、本発明の範囲を満たさないものは数値に下線を引いて示した。表2と表3において、空欄は第4電極を設けていないことを示す。
ビード形状は、裏ビードを目視にて観察して評価した。裏ビードは、それぞれ、余盛高さが2〜4mm、かつ、余盛高さおよびビード幅がほぼ均一なものを極めて良好(◎)、余盛高さが2〜4mm、かつ、余盛高さおよびビード幅がやや均一なものを良好(○)とした。また、裏ビードは、それぞれ、余盛が過少もしくは過剰であるもの、アンダーカットが多発したもの、ビード幅が不均一なもの、または、ビード外観が不良となったものを不良(×)とした。
図6に示すように、本発明の溶接方法で形成される溶接金属は、第1電極で形成される溶接金属60と、第2電極で形成される溶接金属61と、第3電極のみ、または第3電極及び第4電極で形成される溶接金属62からなる。
第1電極で発生する溶接金属60の組織はデンドライトが真横に成長し高温割れが発生し易い。そのため、第2電極で発生する溶接金属が深く溶け込み、その脆弱な組織を溶かすことで耐高温割れ性は良好となる。
よって、断面マクロ組織から、第2電極および第3電極(または第2〜第4電極)で形成される溶接金属61および溶接金属62の溶け込み深さTを計測して評価した。鋼板20の板厚をtとしたとき、鋼板20の表面(上面)から、第2電極および第3電極(もしくは第2〜第4電極)で形成される溶接金属61および溶接金属62の溶け込み深さTが「14/16t≦T<16/16t」の関係になる場合を、耐高温割れ性が非常に良好(◎)、「12/16t≦T<14/16t」の関係になる場合を耐高温割れ性が良好(○)、「T<12/16t」または「T≧16/16t」の関係になる場合を不良(×)とした。
JIS Z 2242:2005に準拠したシャルピー衝撃試験により行った。なお、シャルピー衝撃試験は、試験温度−20℃におけるシャルピー吸収エネルギー(vE−20℃)が70J以上のものは衝撃性能が非常に良好(◎)、50J以上、かつ、70J未満のものは衝撃性能が良好(○)、50J未満のものは衝撃性能が不良(×)とした。
No.44、53、62に係るサンプルは、第1電極の極性が直流で電極側プラスだったので、裏ビードの形状が不良となった。また、これらは衝撃性能も劣っていた。
No.46、55、64に係るサンプルは、第1電極と第2電極との電極間距離が上限値を超えていたため、耐高温割れ性が不良となった。
No.48、57、66に係るサンプルは、第2電極と第3電極との電極間距離が上限値を超えていたため、耐高温割れ性が不良となった。
No.50、59、68に係るサンプルは、第1電極の電圧値が上限値を超えていたため、裏ビードの形状が不良となった。
No.60、69に係るサンプルは、第2電極の電流値が上限値を超えていたため、裏ビードの形状が不良となった。
12 溶接機
13 溶接機ビーム
15 電極
15a 第1電極
15b 第2電極
15c 第3電極
15d 第4電極
16a〜16d ワイヤ
17a〜17d チップ
20 鋼板
21,22 タブ
31 始端
32 終端
50a,50b 裏当装置
51 表フラックス
52 裏当フラックス
53 スラグ
54 溶接金属
55 裏当銅板
56 耐火性キャンバス
57 耐熱カバー
58 下敷フラックス
59 エアホース
60 第1電極で形成される溶接金属
61 第2電極で形成される溶接金属
62 第3電極のみ、または第3電極及び第4電極で形成される溶接金属
100 溶接装置
A1〜A4 ワイヤ突出し長さ
L1、L2 電極間距離
T 第2電極および第3電極(もしくは第2〜第4電極)で形成される溶接金属61および溶接金属62の溶け込み深さ
t 板厚
Claims (6)
- 多数の電極を用いて片面1層の溶接を行う多電極片面1層サブマージアーク溶接方法であって、
第1電極の極性:直流で電極側マイナス、
第1電極と第2電極との電極間距離:80mm以上160mm以下、
第2電極と第3電極との電極間距離:80mm以上160mm以下、
第1電極の電圧:25〜40V、
第2電極の電流:800〜1400A
の条件で溶接を行うことを特徴とする多電極片面1層サブマージアーク溶接方法。 - 前記第1電極のワイヤ径が4.0〜6.4mmφであることを特徴とする請求項1に記載の多電極片面1層サブマージアーク溶接方法。
- 前記第2電極のワイヤ径が4.0〜6.4mmφであり、
前記第3電極のワイヤ径が4.0〜6.4mmφである
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多電極片面1層サブマージアーク溶接方法。 - 前記第1電極の電流が1000〜1600Aであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の多電極片面1層サブマージアーク溶接方法。
- 前記第2電極の電圧が40〜50Vであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の多電極片面1層サブマージアーク溶接方法。
- 前記第2電極の極性が交流であり、前記第3電極の極性が交流であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の多電極片面1層サブマージアーク溶接方法。
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