JP6377017B2 - ポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物、ポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の複合材料を構成する一つの要素であるポリヒドロキシウレタン樹脂は、二酸化炭素を原材料の一つに用いて製造された、1分子中に少なくとも1つの五員環環状カーボネート(以下、単に環状カーボネートとも略す)を有する化合物と、1分子中に少なくとも1つのアミノ基を有する化合物とをモノマー単位とし、これらを重付加反応することによって得られたものである。ここで、高分子鎖を構成する環状カーボネートとアミンとの反応においては、下記に示すように環状カーボネートの開裂が2種類あるため、2種類の構造の生成物が得られることが知られている。
[但し、式(1)〜(4)中のX、Yは、そのモノマー単位由来の炭化水素または、芳香族炭化水素からなる化学構造を示し、該構造中には、酸素原子、窒素原子および硫黄原子を含んでもよい。]
本発明を構成する上記したポリヒドロキシウレタン樹脂は、少なくとも1つの五員環環状カーボネート基を有する化合物(以下、環状カーボネート化合物という場合がある)とアミン化合物から得られるが、ここで使用する環状カーボネート化合物は、エポキシ化合物と二酸化炭素との反応によって得られたものであることが好ましい。すなわち、本発明を構成するポリヒドロキシウレタン樹脂は、下記の反応によって得られる環状カーボネート化合物を原料として用いたものであることが好ましい。具体的には、下記の反応は、例えば、原材料であるエポキシ化合物を、触媒の存在下、0℃〜160℃の温度にて、大気圧〜1MPa程度に加圧した二酸化炭素雰囲気下で4〜24時間反応させる。この結果、二酸化炭素をエステル部位に固定化した環状カーボネート化合物を得ることができる。
本発明に使用されるポリヒドロキシウレタン樹脂の製造において、上記に列挙したような環状カーボネート化合物との反応に使用する、1分子中に少なくとも2つ以上のアミノ基を有する化合物には、従来公知のいずれのものも使用できる。好ましいものとして、例えば、エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、1,4−ジアミノブタン、1,6−ジアミノへキサン(ヘキサメチレンジアミン)、1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジアミノデカン、1,12−ジアミノドデカン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イミノビスプロピルアミン、テトラエチレンペンタミン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−1,3−プロピレンジアミン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−1,4−ブチレンジアミンなどの鎖状脂肪族ポリアミン、イソホロンジアミン、ノルボルナンジアミン、1,6−シクロヘキサンジアミン、ピペラジン、ビス(アミノプロピル)ピペラジン、2,5−ジアミノピリジンなどの環状脂肪族ポリアミン、キシリレンジアミンなどの芳香環を持つ脂肪族ポリアミン、メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタンなどの芳香族ポリアミンが挙げられる。
以下、上記したポリヒドロキシウレタン樹脂とともに、本発明のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物(複合材料)を構成する、アルコキシシラン化合物について説明する。本発明を構成するアルコキシシラン化合物としては、例えば、一般式:R1 nSi(OR2)4-n(式中、nは0〜2の整数を示し、R1は炭素原子に直結した官能基を持っていてもよい低級アルキル基、アリール基、または、不飽和脂肪族残基であり、同一でも異なっていてもよい。R2は水素原子または低級アルキル基を示す。)で表される化合物、またはこれらの部分加水分解縮合物が挙げられる。上記でいう低級アルキル基とは、炭素数6以下の直鎖または分岐鎖のアルキル基を意味する。
本発明の製造方法では、少なくとも1つの五員環環状カーボネートを有する化合物と、少なくとも1つのアミノ基を有する化合物とを重付加反応させることでポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得、得られた樹脂溶液中で、先に説明した、少なくとも1つのシラノール基を有するアルコキシシラン化合物の縮合反応を行うことで、溶液状のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物を得ている。
エポキシ当量187のビスフェノールA型エポキシ樹脂(商品名:エポトート YD−128、新日鉄住金化学社製)100部と、ヨウ化ナトリウム(和光純薬(株)製)20部と、N−メチル−2−ピロリドン150部とを、撹拌装置および大気解放口のある還流器を備えた反応容器内に仕込んだ。次いで、撹拌しながら二酸化炭素を連続して吹き込み、100℃にて10時間の反応を行った。その後、反応液に300部の水を加え、生成物を析出させ、ろ別した。得られた白色粉末をトルエンにて再結晶を行い、白色の粉末52部(収率42%)を得た。
エポキシ樹脂としてエポキシ当量115のハイドロキノン型エポキシ樹脂(商品名:デナコール EX−203、ナガセケムテックス(株)製)を用いた以外は、製造例1と同じ方法で、下記式で表される構造の環状カーボネート化合物(II)を合成した。得られた化合物(II)は、白色の結晶であり、融点は141℃であった。また、収率は55%であり、IR分析の結果は、化合物(I)と同様であり、HPLC分析による純度は97%であった。化合物(II)の化学構造中に二酸化炭素由来の成分が占める割合は、28.0%(計算値)であった。
トルク計付き撹拌装置および大気開放口のある還流器を備えた反応容器内に、製造例1で得た化合物(I)を78.7部、ヘキサメチレンジアミン(旭化成ケミカルズ(株)製)21.3部、更に、反応溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド100部を加えた。そして、100℃の温度で撹拌しながら、24時間反応を行い、固形分50%のポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得た。得られた樹脂溶液の、N,N−ジメチルホルムアミドを移動相としたGPC測定(東ソー製、GPC−8220;カラムSuperAW2500+AW3000+AW4000+AW5000;後述した実施例等も同様)を行ったところ、得られた樹脂の重量平均分子量は、41000(ポリスチレン換算)であった。また、得られた樹脂をIRにて分析したところ、1760cm-1付近にウレタン結合のカルボニル基由来の吸収が確認された。このことから、意図した構造のポリヒドロキシウレタン樹脂が合成できていることが確認できた。
実施例1において希釈用のN,N−ジメチルホルムアミド91.3部、テトラメトキシシラン加水分解縮合物(多摩化学工業(株)製、商品名:Mシリケート51、SiO2:51.0%)の仕込み量を19.6部、水3.8部、ジブチルスズジラウレート0.2部に変えた以外は、実施例1に準じてポリヒドロキシウレタン−シリカハイブリッド溶液を得た。そして、得られた溶液を用い、実施例1と同様にしてバリア性フィルムを得た。得られたフィルムのバリア層の厚みは、20μmであった。
実施例1において希釈用のN,N−ジメチルホルムアミド96.7部、テトラメトキシシラン加水分解縮合物(多摩化学工業(株)製、商品名:Mシリケート51、SiO2:51.0%)の仕込み量を39.2部、水7.7部、ジブチルスズジラウレート0.4部、に変えた以外は、実施例1に準じてポリヒドロキシウレタン−シリカハイブリッド溶液を得た。そして、得られた溶液を用い、実施例1と同様にしてバリア性フィルムを得た。得られたフィルムのバリア層の厚みは、20μmであった。
実施例1において希釈用のN,N−ジメチルホルムアミド72.6部、テトラメトキシシラン加水分解縮合物(多摩化学工業(株)製、商品名:Mシリケート51、SiO2:51.0%)の代わりにテトラエトキシシラン(多摩化学工業(株)製、商品名:正珪酸エチル、SiO2:28.8%)を34.6部、水7.4部、ジブチルスズジラウレート0.2部に変えた以外は、実施例1に準じてポリヒドロキシウレタン−シリカハイブリッド溶液を得た。そして、得られた溶液を用い、実施例1と同様にしてバリア性フィルムを得た。得られたフィルムのバリア層の厚みは、20μmであった。
実施例1と同様の設備を備えた反応容器内に、製造例2で得た化合物(II)を69.8部、メタキシリレンジアミン(三菱ガス化学(株)製)30.2部、更に反応溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド100部を加えた。そして、100℃の温度で撹拌しながら、24時間反応を行い、固形分50%のポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得た。得られた樹脂溶液の、N,N−ジメチルホルムアミドを移動相としたGPC測定を行ったところ、得られた樹脂の重量平均分子量は、38000(ポリスチレン換算)であった。また、得られた樹脂をIRにて分析したところ、1760cm-1付近にウレタン結合のカルボニル基由来の吸収が確認された。このことから、意図した構造のポリヒドロキシウレタン樹脂が合成できていることが確認できた。
実施例1と同様の設備を備えた反応容器内に製造例1で得た化合物(I)を78.7部、ヘキサメチレンジアミン(旭化成ケミカルズ(株)製)21.3部、更に、反応溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド100部を加えた。そして、100℃の温度で撹拌しながら、24時間反応を行い、N,N−ジメチルホルムアミド85.7部で希釈して、固形分35%のポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得た。そして、得られた溶液を用い、実施例1と同様にしてバリア性フィルムを得た。得られたフィルムのバリア層の厚みは、20μmであった。
実施例1と同様の設備を備えた反応容器内に製造例2で得た化合物(II)を69.8部、メタキシリレンジアミン(三菱ガス化学(株)製)30.2部、更に反応溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド100部を加えた。そして、100℃の温度で撹拌しながら、24時間反応を行い、N,N−ジメチルホルムアミド85.7部で希釈して、固形分35%のポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得た。そして、得られた溶液を用い、実施例1と同様にしてバリア性フィルムを得た。得られたフィルムのバリア層の厚みは、20μmであった。
SiO2含有量は、ポリヒドロキシウレタン−シリカハイブリッド樹脂中におけるシリカの質量%を算出して求めた。具体的には、用いた加水分解性アルコキシシランが加水分解、縮合してSiO2になった理論量と、ハイブリッド樹脂の総量(樹脂+SiO2+触媒)から算出した。例えば、実施例1で使用したMシリケート51の場合は、用いた量の51.0%がSiO2の質量となることから、9.8部×51.0%/(100.0部+9.8部×51.0%+0.1部)=4.8質量%となる。得られた計算結果を表1に示した。
二酸化炭素含有量は、使用したポリヒドロキシウレタン樹脂の化学構造中における、原料として用いた二酸化炭素由来のセグメントの質量%を算出して求めた。具体的には、ポリヒドロキシウレタン樹脂の合成反応に使用した化合物(I)または(II)を合成する際に使用した二酸化炭素の理論量から算出した計算値で示した。例えば、実施例1の場合には、使用した化合物(I)中における二酸化炭素由来の成分の割合は20.5%であり、これより実施例1で得られる溶液の固形組成物中の二酸化炭素濃度は(78.7部×20.5%)/105.1(全量)=15.4質量%と算出された。得られた計算結果を表1に示した。
実施例および比較例で得た各フィルムについてJIS−K7126に準拠して酸素の透過率を測定し、これをガスバリア性の評価とした。この値が低いほどガスバリア性に優れると判断できる。具体的には、酸素透過率測定装置(MOCON社製、OX−TRAN2/21ML)を使用して、各フィルムの酸素透過率を23℃、相対湿度65%の条件下で測定し、酸素透過率を測定した。なお、単位は、ml/m2・24h・atmである。結果を表2に示した。
実施例および比較例で得た各フィルムのバリア層の厚みは、精密厚み測定機(尾崎製作所)を使用して実測した。
<全光線透過率・ヘイズ>
実施例および比較例で得た各フィルムについて、JIS−K7105に準拠して、ヘイズメーター(スガ試験機(株)製HZ−1)により測定した。ヘイズメーターで測定されるすべての光量が全光線透過率であり、全光線透過率に対する拡散透過光の割合がヘイズである。結果を表2に示した。
ヘイズ(%)=拡散透過率÷全光線透過率
Claims (11)
- 少なくとも1つの五員環環状カーボネート基を有する化合物(但し、芳香族および/または芳香脂肪族ポリイソシアネート、ポリオール、および、親水性基および活性水素基を併有する化合物を、少なくとも反応させることにより得られるイソシアネート基末端プレポリマーと、活性水素基を有する環状カーボネートとの反応により得られる環状カーボネート末端プレポリマーを除く)と、少なくとも1つのアミノ基を有する化合物(但し、第1級アミノ基、または、第1級アミノ基および第2級アミノ基を有するアルコキシシリル化合物、アミノシランオリゴマーを除く)とを重付加反応させることより得られたポリヒドロキシウレタン樹脂と、少なくとも1つのシラノール基を有するアルコキシシラン化合物および/またはその部分加水分解縮合物と、を含有してなり、
前記ポリヒドロキシウレタン樹脂の水酸基価が180〜350mgKOH/gであり、
前記ポリヒドロキシウレタン樹脂100質量部に対して、前記アルコキシシラン化合物および/またはその部分加水分解縮合物を、加水分解、縮合により生成するシリカ換算でシリカが3〜100質量部の範囲内で含む量で含有してなることを特徴とするポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物。 - 前記アルコキシシラン化合物が、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン及びテトラブトキシシランからなる群から選ばれ、アルコキシシラン化合物全体に対し、これらを90質量%以上含む請求項1に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物。
- 前記少なくとも1つの五員環環状カーボネート基を有する化合物が、2つの五員環環状カーボネート基を有する化合物であり、前記少なくとも1つのアミノ基を有する化合物が、2つのアミノ基を有する化合物である請求項1又は2に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物。
- 前記少なくとも1つの五員環環状カーボネート基を有する化合物は、二酸化炭素とエポキシ化合物から得られたものであり、且つ、前記ポリヒドロキシウレタン樹脂は、その構造中に、前記二酸化炭素由来の−O−CO−結合を1〜25質量%取り入れたものである請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物。
- 更に、硬化触媒を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物。
- 少なくとも1つの五員環環状カーボネートを有する化合物と、少なくとも1つのアミノ基を有する化合物(但し、第1級アミノ基、または、第1級アミノ基および第2級アミノ基を有するアルコキシシリル化合物、アミノシランオリゴマーを除く)とを重付加反応させることで水酸基価が180〜350mgKOH/gであるポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得、該樹脂溶液中で、少なくとも1つのシラノール基を有するアルコキシシラン化合物の縮合反応を行って、
前記ポリヒドロキシウレタン樹脂100質量部に対して、前記アルコキシシラン化合物および/またはその部分加水分解縮合物を、加水分解、縮合により生成するシリカ換算でシリカが3〜100質量部の範囲内で含む量で含有してなるポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液を得ることを特徴とするポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液の製造方法。 - 前記少なくとも1つのシラノール基を有するアルコキシシラン化合物が、90質量%以上のテトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン及びテトラブトキシシランからなる群から選ばれるアルコキシシラン化合物を含む請求項6に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液の製造方法。
- 前記少なくとも1つの五員環環状カーボネート基を有する化合物が、2つの五員環環状カーボネート基を有する化合物であり、前記少なくとも1つのアミノ基を有する化合物が、2つのアミノ基を有する化合物である請求項6又は7に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液の製造方法。
- 前記ポリヒドロキシウレタン樹脂溶液を得るための少なくとも1つの五員環環状カーボネートを有する化合物が、二酸化炭素とエポキシ化合物から製造されたものであり、且つ、製造されたポリヒドロキシウレタン樹脂の質量のうちの1〜25質量%が、二酸化炭素由来の−O−CO−結合で構成されている請求項6〜8のいずれか1項に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液の製造方法。
- 更に、前記縮合反応を行う際に硬化触媒を併用する請求項6〜9のいずれか1項に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド溶液の製造方法。
- 基材の少なくともどちらか一方の面に、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド組成物によって形成されたポリヒドロキシウレタン樹脂−シリカハイブリッド被膜層を有することを特徴とするガスバリア性フィルム。
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