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JP6372276B2 - 情報処理システム、データ記憶方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、データ記憶方法及びプログラム Download PDF

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JP6372276B2 JP2014194382A JP2014194382A JP6372276B2 JP 6372276 B2 JP6372276 B2 JP 6372276B2 JP 2014194382 A JP2014194382 A JP 2014194382A JP 2014194382 A JP2014194382 A JP 2014194382A JP 6372276 B2 JP6372276 B2 JP 6372276B2
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Description

本発明は、情報処理システム、データ記憶方法及びプログラムに関する。
金融機関の渉外員が顧客のところに出向いた際に預かった顧客の通帳や証書等を適正に管理する技術として、渉外員が持参したモバイル端末を用いてその場で預かり物を撮影した画像を、渉外員が入力したお客様番号などの情報とともにサーバに送信する技術がある。
特開2010−204786号公報 特開2000−001986号公報
一方で金融機関の営業担当者が、顧客のところに出向いて契約手続等を行う際、顧客の個人情報が記載された媒体を、モバイル端末を用いてその場で撮影し、会社に持ち帰ることがある。個人情報が記載された媒体の例としては、例えば、運転免許証や保険証等が挙げられる。客先で撮影された顧客の個人情報が含まれる撮影画像データは、契約手続等を行う際の資料としてサーバで管理されるべきであるため、いずれかのタイミングでモバイル端末からサーバへアップロードされる必要がある。営業担当者がモバイル端末に撮影画像データを格納したままの状態で持ち歩くと、モバイル端末ごとあるいは記憶媒体ごと紛失してしまった場合に、顧客の個人情報が流出してしまうことにつながる。このため、外出先での撮影により得られた撮影画像データを撮影後に直ちにサーバ等にアップロードしモバイル端末から消去しておく作業は、営業担当者にとって個人情報の流出を未然に防ぐうえで重要である。営業担当者にそのような作業の実行を促すためには、モバイル端末からサーバへデータをアップロードする作業の容易化が望まれる。
顧客の個人情報等が含まれるデータがサーバへアップロードされた場合、サーバ上では、いずれの顧客に関するデータであるかを容易に識別可能な状態で管理される必要がある。しかしながら、撮影画像データを顧客情報と対応づけてサーバにアップロードする場合、営業担当者は、外出先にてモバイル端末を操作し、サーバへアクセスした上で、顧客に関する情報を入力して、格納すべき領域を検索したり指定したりするといった作業が必要になる。このため、外出先で取得したデータをサーバにアップロードする際の営業担当者の作業負荷が大きい。また、営業担当者が顧客に関する情報の入力や、格納すべき領域の指定を誤った場合、顧客Aの個人情報が含まれるデータが、顧客Bと対応するデータとしてサーバ上で格納されてしまう虞れもある。
一つの側面では、モバイル端末からサーバ装置にデータを格納する際の操作を支援する仕組みを提供することを目的とする。
一態様によれば、データ記憶方法は、端末からデータを受信し、受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち、前記操作者の識別子と対応付けて格納されている前記操作者に対応するスケジュールに示される、前記日時に対応する1の顧客を特定する処理を実行し、特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶することを特徴とする。
モバイル端末からサーバ装置にデータを格納する際の操作を支援する仕組みを提供することが可能になる。
顧客情報管理システムの全体構成を示す図である。 モバイル端末のハードウェア構成を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 識別情報データベースに格納される識別情報の一例を示す図である。 スケジュール情報データベースに格納されるスケジュール情報の一例を示す図である。 顧客情報管理データベースに格納される管理情報の一例を示す図である。 顧客情報の格納領域の一例を示す図である。 モバイル端末の機能構成を示す図である。 撮影画像データの一例を示す図である。 サーバ装置の機能構成を示す図である。 顧客情報収集処理の流れを示すフローチャートである。 顧客情報管理処理の流れを示すフローチャートである。 顧客情報管理処理の流れを示すフローチャートである。 モバイル端末に表示される表示画面の遷移を示す図である。 顧客情報収集処理における営業担当者によるモバイル端末の操作内容を説明するための図である。 検索されるスケジュール情報の時間範囲を示す図である。 検索されるスケジュール情報の距離範囲を示す図である。 顧客情報管理処理の流れを示すフローチャートである。 顧客情報管理処理の流れを示すフローチャートである。 モバイル端末に表示される表示画面の遷移を示す図である。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
はじめに、第1の実施形態に係る情報処理システムの一例である顧客情報管理システムの全体構成について説明する。図1は、顧客情報管理システムの全体構成を示す図である。顧客情報管理システム100は、例えば、保険会社や銀行等の金融機関によるサービスの提供対象である"顧客"の個人情報を、営業担当者が撮影により収集し、サーバ装置内の所定の格納領域に格納することで顧客の個人情報を管理するシステムである。
図1に示すように、顧客情報管理システム100は、モバイル端末110とサーバ装置120とを有する。モバイル端末110とサーバ装置120は、ネットワーク130を介して相互に接続されている。
モバイル端末110は、顧客情報収集部111、識別情報データベース(以下、DBと略す)112を有する。
顧客情報収集部111は、顧客の個人情報(例えば、運転免許証や保険証等)が撮影されることにより得られた撮影画像データをサーバ装置120に送信することで、顧客の個人情報をサーバ装置120内の所定の格納領域(フォルダ)に格納する処理部である。
識別情報DB112は、モバイル端末110を操作する操作者である営業担当者を識別するための識別情報を格納する。
サーバ装置120は、顧客情報管理部121と、スケジュール情報DB122と、顧客情報管理DB123と、顧客情報DB124とを有する。
顧客情報管理部121は、モバイル端末110から受信した撮影画像データを解析し、撮影画像データに含まれる情報を抽出する処理部である。また、顧客情報管理部121は、撮影画像データより抽出した情報と、スケジュール情報DB122に格納されているスケジュール情報及び顧客情報管理DB123に格納されている管理情報とを比較する。更に、顧客情報管理部121は、比較結果に基づいて、撮影画像データに含まれる個人情報が、いずれの顧客の個人情報かを特定する。これにより、顧客情報管理部121では、撮影画像データを格納する顧客情報DB124において、特定した顧客に対応付けられた格納領域に撮影画像データを格納する。
スケジュール情報DB122は、営業担当者ごとにスケジュール情報を格納する記憶領域である。スケジュール情報は、例えば、1日単位のスケジュールである。スケジュール情報DB122は、営業担当者を示す情報及び日付を示す情報をキーとして、所定のスケジュール情報を格納する。
顧客情報管理DB123は、顧客ごとにの個人情報を格納する記憶領域である。また、顧客情報管理DB123は、顧客が特定された場合に顧客の個人情報が含まれる撮影画像データを格納すべき顧客情報DB124内の格納領域を、個人情報と対応付けて定義する。
顧客情報DB124は、モバイル端末110から送信された撮影画像データを、特定された顧客に対応付けられた格納領域に格納する記憶領域である。
続いて、モバイル端末110のハードウェア構成について説明する。図2は、モバイル端末のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、モバイル端末110は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、記憶部204を備える。また、モバイル端末110は、GPS(Global Positioning System)ユニット205、時刻管理部206、撮影部207、通信部208、ユーザインタフェース部209を備える。なお、モバイル端末110の各部は、バス210を介して相互に接続されている。
CPU201は、記憶部204に格納された各種プログラム(例えば、顧客情報収集部111としてCPU201を動作させる顧客情報収集アプリケーションプログラム)を実行するコンピュータである。
ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、記憶部204に格納された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な、各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラムなどを格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM203は、記憶部204に格納された各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
記憶部204は、モバイル端末110にインストールされた各種プログラムや、プログラムを実行する際に用いられる各種情報(例えば、識別情報DB112に格納される識別情報)等を格納する。
GPSユニット205は、モバイル端末の位置情報(緯度、経度)を、例えば所定周期で出力する。時刻管理部206は、現在の時刻情報を出力する。撮影部207は、個人情報が記載された媒体等の撮影画像データを生成する。通信部208は、ネットワーク130に無線接続され、サーバ装置120との間で情報の送受信を行う。
ユーザインタフェース部209は、モバイル端末110が有する各種情報を表示する表示部と、営業担当者がモバイル端末110に各種指示を入力する際に用いる操作部と、を有する。
次に、サーバ装置120のハードウェア構成について説明する。図3は、サーバ装置120のハードウェア構成を示す図である。図3に示すように、サーバ装置120は、CPU301、ROM302、RAM303、記憶部304、通信部305、ユーザインタフェース部306を備える。
CPU301は、記憶部304に格納された各種プログラム(例えば、CPUを顧客情報管理部121としてCPU301を動作させる顧客情報管理アプリケーションプログラム)を実行するコンピュータである。
ROM302は不揮発性メモリである。ROM302は、記憶部304に格納された各種プログラムをCPU301が実行するために必要な、各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOSやEFI等のブートプログラムなどを格納する。
RAM303は、DRAMやSRAM等の主記憶装置である。RAM303は、記憶部304に格納された各種プログラムがCPU301によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
記憶部304は、サーバ装置120にインストールされた各種プログラムや、プログラムを実行する際に用いられる各種情報等を格納する。なお、記憶部304が格納する各種情報には、例えば、スケジュール情報DB122が格納するスケジュール情報や、顧客情報管理DB123が格納する管理情報、顧客情報DB124が格納する顧客情報が含まれる。
通信部305は、ネットワーク130に接続され、モバイル端末110との間で情報の送受信を行う。ユーザインタフェース部306は、サーバ装置120が有する各種情報を表示する表示部と、サーバ装置120の管理者がサーバ装置120に各種指示を入力する際に用いる操作部と、を有する。
次に、モバイル端末110が有する識別情報DB112について説明する。図4は、識別情報DBに格納される識別情報の一例を示す図である。図4に示すように、識別情報DB112に格納される識別情報は、情報の項目として、"端末ID"と"ユーザID"と"パスワード"とを有する。
"端末ID"には、モバイル端末110固有の識別子が格納される。図4の例では、モバイル端末110の端末IDとして、"AAAA"が格納されている。"ユーザID"には、モバイル端末110を利用する営業担当者として、予め登録した営業担当者固有の識別子が格納される。図4の例では、モバイル端末110を利用する営業担当者として、3人の営業担当者が登録されており、それぞれのユーザIDとして、"αααα"、"ββββ"、"γγγγ"が格納されている。
"パスワード"には、各営業担当者が顧客情報収集アプリケーションプログラムを起動する際の認証情報が格納される。顧客情報収集部111では、起動指示が入力された場合に、ユーザIDとパスワードの入力を要求する。また、顧客情報収集部111では、営業担当者がユーザIDに対応するパスワードを正しく入力したか否かを、識別情報DB112の"パスワード"に格納された認証情報に基づいて判定する。
次に、サーバ装置120が有するスケジュール情報DB122、顧客情報管理DB123、顧客情報DB124について説明する。図5は、スケジュール情報DB122に格納されるスケジュール情報の一例を示す図である。図5に示すように、スケジュール情報DB122は、営業担当者ごとにスケジュール情報を管理している。図5の例は1日単位でわけられたスケジュールが格納された例であり、ユーザID="αααα"の営業担当者の"2013年12月16日"のスケジュール情報を示している。
スケジュール情報DB122に格納されるスケジュール情報は、情報の項目として、"日時"と"所在(行動予定)"と"顧客ID"とを有する。
"日時"には、スケジュール情報の日付と、例えば1時間単位の時刻とが格納される。図5の例では、4時から19時までの時刻が1時間単位で格納されている。この例では時刻の区切りは1時間単位であるが、これに限る必要はなく、スケジュールを管理するための都合に応じた時間単位で区切られて構わない。
"所在(行動予定)"には、"日時"に格納されたそれぞれの時刻(1時間単位の時刻)に対応する、営業担当者の行動予定を示す情報が格納される。図5の例では、9時から10時の間に、aさん宅を訪問し、保険の説明を行い、10時から11時の間に、bさん宅を訪問し関係書類を受け取り、11時から12時の間に、cさん宅を訪問し関係書類を受け取る旨の行動予定が格納されている。また、14時から15時の間に、dさん宅を訪問し保険の説明を行い、17時から18時の間に、gさん宅を訪問し保険の説明を行う旨の行動予定が格納されている。
"顧客ID"には、"所在(行動予定)"に格納された訪問先の顧客固有の識別子が格納される。図5の例では、"aさん"の顧客IDが"C001"であり、"bさん"の顧客IDが"C002"、"cさん"の顧客IDが"C003"であることを示している。また、"dさん"の顧客IDが"C004"、"gさん"の顧客IDが"C007"であることを示している。
このように、スケジュール情報には、営業担当者の所在(行動予定)及び顧客IDが、時刻情報と対応付けられたレコードとして登録されている。
図6は、顧客情報管理DB123に格納される管理情報の一例を示す図である。図6に示すように、顧客情報管理DB123に格納される管理情報は、情報の項目として、"顧客ID"と"顧客氏名"と"顧客住所"と"関連情報フォルダ"とを有する。
"顧客ID"は、顧客固有の識別子が格納される。"顧客氏名"には、顧客IDに対応付けられた各顧客の氏名情報が格納される。"顧客住所"には、顧客IDに対応付けられた各顧客の住所情報が格納される。"関連情報フォルダ"には、各顧客の個人情報が含まれる撮影画像データが格納されるべき、顧客情報DB124内における格納領域を示す格納領域情報が顧客IDに対応付けて定義されている。
図6の例では、顧客ID="C001"の顧客の個人情報が含まれる撮影画像データは、"sv01¥cinfo¥C001"により特定されるフォルダに格納されることがしめされている。同様に、顧客ID="C002"〜"C007"の顧客の個人情報が含まれる撮影画像データは、それぞれ、"sv01¥cinfo¥C002"〜"sv01¥cinfo¥C007"により特定されるフォルダに格納されることが示されている。
このように、顧客IDと関連情報フォルダとが1対1で対応付けられているため、撮影画像データがいずれの顧客の個人情報を撮影したものであるかが特定されると、撮影画像データの格納領域が一意に決定されることとなる。
図7は、顧客情報DB124に格納される顧客情報の一例を示す図である。図7に示すように、顧客情報DB124は、フォルダごとに異なる格納領域が割り当てられている。図7の例では、フォルダ="sv01¥cinfo¥C001"に、顧客ID="C001"の顧客の個人情報が含まれる撮影画像データとして、"Image11.jpg"が格納されている。同様に、フォルダ="sv01¥cinfo¥C002"に、顧客ID="C002"の顧客の個人情報が含まれる撮影画像データとして、"Image21.jpg"〜"Image23.jpg"が格納されている。また、フォルダ="sv01¥cinfo¥C003"に、顧客ID="C003"の顧客の個人情報が含まれる撮影画像データとして、"Image31.jpg"〜"Image33.jpg"が格納されている。
次に、モバイル端末110が有するCPU201が顧客情報収集アプリケーションプログラムを実行することで実現される顧客情報収集部111の各種機能について説明する。図8は、モバイル端末の機能構成を示す図である。
図8に示すように、顧客情報収集部111には、認証部801、撮影画像処理部802、通信制御部803、ユーザインタフェース制御部804が含まれる。
認証部801は、顧客情報収集アプリケーションプログラムが起動する際にユーザインタフェース制御部804による制御のもとでユーザインタフェース部209に表示されるログイン画面において、入力されたユーザIDとパスワードとを認証する。具体的には、識別情報DB112に登録されたユーザIDとパスワードとを参照しながら、入力されたユーザIDとパスワードの正否を判定する。認証部801において、ユーザIDとパスワードが正しいと判定した場合には、そのユーザIDにより識別される営業担当者について認証成功と判定し、顧客情報収集部111が有する他の機能が実行可能となる。
撮影画像処理部802は、ユーザインタフェース制御部804による制御のもとでユーザインタフェース部209に表示される撮影画面において、撮影指示が入力された場合に、撮影部207を制御し撮影画像データを生成する。例えば、顧客の個人情報が記載された媒体の撮影画像データが生成される。また、撮影画像処理部802は、撮影時にGPSユニット205より出力された位置情報を、メタデータとして撮影画像データに付加する。また、撮影画像処理部802は、撮影時に時刻管理部206より出力された時刻情報を、メタデータとして撮影画像データに付加する。更に、撮影画像処理部802は、顧客情報収集アプリケーションプログラムの起動時に入力されたユーザIDを、メタデータとして撮影画像データに付加する。
通信制御部803は、ユーザインタフェース制御部804による制御のもとでユーザインタフェース部209に表示される送信画面において、撮影画像データの送信指示が入力された場合に、撮影画像データをサーバ装置120に送信する。また、通信制御部803は、撮影画像データの送信に対するサーバ装置120からの各種応答を受信し、ユーザインタフェース制御部804に通知する。更に、ユーザインタフェース制御部804への通知に対して、ユーザインタフェース制御部804のもとでユーザインタフェース部209に表示された確認画面や取得画面等において、入力された各種指示をサーバ装置120に送信する。
ユーザインタフェース制御部804は、ユーザインタフェース部209を制御し、各種指示を受け付けるための表示画面(ログイン画面、撮影画面、送信画面、確認画面、取得画面等)を表示する。また、表示した表示画面において入力された各種指示を受け付ける。
図9は、モバイル端末110において生成され、サーバ装置120に送信された撮影画像データの一例を示す図である。図9に示すように、撮影画像データ900には、メタデータの項目として、"ファイル名"と"撮影日時"と"撮影場所"と"撮影者"とが含まれる。
"ファイル名"には、撮影画像処理部802が撮影画像データを生成する際に、自動的に付与するファイルの名称が格納される。"撮影日時"には、撮影時に時刻管理部206より出力された時刻情報が格納される。"撮影場所"には、撮影時にGPSユニット205より出力された位置情報が格納される。"撮影者"には、顧客情報収集アプリケーションプログラムの起動時に入力されたユーザIDが格納される。なお、図10の例は、撮影画像データとして、顧客の運転免許証が撮影された場合を示している。
次に、サーバ装置120が有するCPU301が顧客情報管理アプリケーションプログラムを実行することで実現される顧客情報管理部121の各種機能について説明する。図10は、サーバ装置の機能構成を示す図である。
図10に示すように、顧客情報管理部121には、撮影画像解析部1001、スケジュール解析部1002、格納先情報取得部1003、格納制御部1004が含まれる。
撮影画像解析部1001は、モバイル端末110より送信された撮影画像データを受信する。また、受信した撮影画像データに付加されているメタデータを解析し、撮影された日時を示す撮影日時情報、撮影された場所を示す撮影場所情報、撮影した撮影者を示す撮影者情報を抽出する。
スケジュール解析部1002は、撮影画像解析部1001により抽出された撮影日時情報及び撮影者情報に対応するスケジュール情報を、スケジュール情報DB122より検索する。また、スケジュール解析部1002は、検索したスケジュール情報に含まれる1時間単位のレコードの中から、撮影画像解析部1001により抽出された撮影日時情報及び撮影場所情報に応じたレコードを抽出する。更に、スケジュール解析部1002は、抽出したレコードに含まれる顧客IDを特定し、格納先情報取得部1003に通知する。
格納先情報取得部1003は、格納先情報取得部1003より通知された顧客IDに基づいて、顧客情報管理DB123を検索し、顧客IDに関連付けられた関連情報フォルダを読み出す。これにより、格納先情報取得部1003では、モバイル端末110より送信された撮影画像データの格納領域を決定する。
格納制御部1004は、モバイル端末110より送信された撮影画像データを、顧客情報DB124が有する複数の格納領域のうち、格納先情報取得部1003により決定された格納領域に格納するよう制御する。また、格納制御部1004は、撮影画像データの格納が完了した場合に、撮影画像データの格納が完了した旨の通知をモバイル端末110に送信する。
なお、格納制御部1004では、格納先情報取得部1003が撮影画像データの格納領域を一意に決定できなかった場合には、モバイル端末110に対して一意に決定するための要求を送信する。具体的には、撮影画像データを格納すべき格納領域を決定するための情報の入力を促す画面の出力をモバイル端末110に対して指示する。格納制御部1004では、各種要求に対してモバイル端末110より送信された応答内容に基づいて、撮影画像データを格納すべき格納領域を決定することができた場合、決定した格納領域に撮影画像データを格納するよう制御する。
続いて、モバイル端末110により実行される顧客情報収集処理の流れについて説明する。図11は、モバイル端末110による顧客情報収集処理の流れを示すフローチャートである。
顧客情報収集アプリケーションプログラムが起動指示を受け付けると、ステップS1101において、ユーザインタフェース制御部804がユーザインタフェース部209にログイン画面を表示する。
ステップS1102において、ユーザインタフェース制御部804は、ログイン画面において入力されたユーザID及びパスワードを受け付ける。また、認証部801は、識別情報DB112を参照することで、受け付けたユーザID及びパスワードの正否を判定する。
ステップS1103において、認証部801は、受け付けたユーザID及びパスワードが正しくないと判定した場合には、認証に失敗したと判定し、顧客情報収集処理を終了する。一方、受け付けたユーザID及びパスワードが正しいと判定した場合には、認証成功と判定する。この場合、ユーザインタフェース制御部804では、顧客の個人情報が記載された媒体を撮影するための撮影画面をユーザインタフェース部209に表示する。
ステップS1104において、ユーザインタフェース制御部804は、撮影指示を受け付け、撮影画像処理部802は、撮影指示に応じて撮影部207を制御し、顧客の個人情報が記載された媒体の撮影画像データを生成する。また、撮影画像処理部802は、GPSユニット205及び時刻管理部206より、それぞれ、撮影時に出力された位置情報及び時刻情報を取得し、メタデータの撮影場所情報及び撮影日時情報として撮影画像データに付加する。更に、撮影画像処理部802は、ステップS1101において入力されたユーザIDを、メタデータの撮影者情報として撮影画像データに付加する。
ステップS1105において、通信制御部803は、撮影画像処理部802において生成された撮影画像データをサーバ装置120に送信する。
ステップS1106において、通信制御部803は、サーバ装置120への撮影画像データの送信に対する応答として、サーバ装置120からの通知を受信する。
ステップS1107において、通信制御部803は、ステップS1106において受信した通知が、撮影画像データの格納が完了した旨の通知であるか否かを判定する。
ステップS1107において、撮影画像データの格納が完了した旨の通知であると判定した場合には、ステップS1112に進む。ステップS1112において、ユーザインタフェース制御部804は、撮影画像データの格納が完了した旨の完了画面をユーザインタフェース部209に表示する。更に、撮影画像処理部802は、モバイル端末110内に一時的に記憶されている撮影画像データを削除する。その後、顧客情報収集処理を終了する。
一方、ステップS1107において、撮影画像データの格納が完了した旨の通知を受信していないと判定した場合には、ステップS1108に進む。ステップS1108において、通信制御部803は、サーバ装置120から確認要求を受け付けたか否かを判定する。
ステップS1108において確認要求を受け付けたと判定した場合、通信制御部803は、ユーザインタフェース制御部804に確認要求を通知し、ステップS1109に進む。なお、サーバ装置120から送信される確認要求は、サーバ装置120において、撮影画像データに基づいて特定した顧客が正しいか否かを、モバイル端末110を操作する営業担当者が確認することを要求するものである。
ステップS1109において、ユーザインタフェース制御部804は、通信制御部803より確認要求の通知を受け付けると、顧客の正否を営業担当者が確認するための確認画面をユーザインタフェース部209に表示するよう制御する。また、ユーザインタフェース制御部804は、表示された確認画面において入力された指示を受け付ける。その後、ステップS1111に進む。
一方、ステップS1108において、(確認要求ではなく)顧客情報の取得要求を受け付けたと判定した場合、通信制御部803は、ユーザインタフェース制御部804に顧客情報の取得要求を通知し、ステップS1110に進む。なお、サーバ装置120から送信される顧客情報の取得要求は、サーバ装置120において、撮影画像データに基づいて顧客が特定できなかったため、モバイル端末110を操作する営業担当者に、直接、顧客に関する情報の入力を要求するものである。
ステップS1110において、ユーザインタフェース制御部804は、通信制御部803より顧客情報の取得要求の通知を受け付けると、顧客に関する情報の入力を営業担当者に促すための取得画面をユーザインタフェース部209に表示するよう制御する。また、ユーザインタフェース制御部804は、表示された取得画面において入力された、顧客に関する情報を受け付ける。その後、ステップS1111に進む。
ステップS1111において、通信制御部803は、ユーザインタフェース制御部804において受け付けた内容を、サーバ装置120に送信する。通信制御部803では、ユーザインタフェース制御部804において受け付けた内容をサーバ装置120に送信すると、ステップS1106に戻り、受け付けた内容の送信に対する応答として、サーバ装置120からの通知を受信する。
更に、ステップS1107において、通信制御部803は、サーバ装置120より、撮影画像データの格納が完了した旨の通知を受信したか否かを判定する。ステップS1107において、撮影画像データの格納が完了した旨の通知を受信していないと判定した場合には、ステップS1108〜ステップS1111の処理を繰り返す。一方、ステップS1107において、撮影画像データの格納が完了した旨の通知を受信したと判定した場合には、ステップS1112に進む。
ステップS1112において、ユーザインタフェース制御部804は、撮影画像データの格納が完了した旨の完了画面をユーザインタフェース部209に表示する。更に、撮影画像処理部802は、モバイル端末110内に一時的に記憶されている撮影画像データを削除する。その後、顧客情報収集処理を終了する。
次に、サーバ装置120により実行される顧客情報管理処理の流れについて説明する。図12、図13は、サーバ装置120による顧客情報管理処理の流れを示すフローチャートである。
顧客情報管理アプリケーションプログラムが起動されると、ステップS1201において、撮影画像解析部1001は、モバイル端末110から撮影画像データが送信されたか否かを判定する。ステップS1201において撮影画像データが送信されていないと判定した場合には、撮影画像データが送信されるまで待機する。
一方、ステップS1201において、撮影画像データが送信されたと判定した場合には、ステップS1202に進む。ステップS1202において、撮影画像解析部1001は、受信した撮影画像データに付加されているメタデータを解析し、撮影者のユーザIDを抽出する。なおここでは、撮影者のユーザIDが撮影画像データに付加されていることとして説明するが、撮影者のユーザIDに代えて、他の情報が付加されており、該他の情報から間接的にユーザIDを特定してもよい。他の情報の例として、例えば、モバイル端末110の識別子が撮影画像データに付加されている場合は、該モバイル端末110の識別子と対応付けてサーバ装置120により記憶されているユーザIDを特定すればよい。
ステップS1203において、撮影画像解析部1001は、受信した撮影画像データに付加されているメタデータを解析し、撮影日時情報及び撮影場所情報を抽出する。
ステップS1204において、スケジュール解析部1002は、ステップS1202において抽出したユーザIDと、ステップS1203において抽出した撮影日時情報とに対応するスケジュール情報を、スケジュール情報DB122より検索する。
ステップS1205において、スケジュール解析部1002は、ステップS1204において検索したスケジュール情報に含まれるレコードの中から、ステップS1203において抽出された撮影日時情報が日時の項目に示される時間の範囲に含まれるレコードを取得する。
ステップS1206において、格納先情報取得部1003は、ステップS1205においてスケジュール解析部1002により取得されたレコードに含まれる顧客IDに基づいて、顧客情報管理DB123を検索し、対応する顧客住所情報を取得する。
ステップS1207において、格納先情報取得部1003は、ステップS1203においてスケジュール解析部1002により抽出された撮影場所情報と、ステップS1207において取得した顧客住所情報とを比較する。
ステップS1208において、格納先情報取得部1003は、撮影場所情報と顧客住所情報とが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合にはステップS1209に進む。ステップS1209において、格納先情報取得部1003は、顧客IDに基づいて、顧客情報管理DB123を検索し、対応する関連情報フォルダを取得する。なお、撮影場所情報と顧客住所情報との一致判定は、撮影場所情報により特定される位置情報が、顧客住所情報と一致する場合だけでなく、一致しているとみなせる範囲の誤差の場合も、一致と判定してもよい。
ステップS1210において、格納制御部1004は、ステップS1209において格納先情報取得部1003により取得された関連情報フォルダを顧客情報DB124内の格納領域として撮影画像データを格納する。ステップS1211において、格納制御部1004は、撮影画像データの格納が完了したことをモバイル端末110に送信する。
このように、顧客情報管理部121では、スケジュール情報DB122及び顧客情報管理DB123と、撮影画像データに付加されるメタデータとの比較により、撮影画像データに含まれる個人情報が、いずれの顧客のものであるかを自動的に判定する。これにより、顧客ごとに分けて管理される個人情報の格納領域を一意に決定することが可能となり、営業担当者が外出先で撮影画像データをサーバ装置120に格納する際に、格納先となるフォルダを検索したり指定したりする操作を行う必要がなくなる。つまり、顧客情報管理部121によれば、モバイル端末110からサーバ装置に個人情報を格納する際の操作を支援することが可能となる。
一方、ステップS1208において、撮影場所情報と顧客住所情報とが一致しないと判定した場合には、図13のステップS1301に進む。図13のステップS1301において、スケジュール解析部1002は、ステップS1203において撮影画像解析部1001により抽出された撮影日時情報に対応するレコードの前後1レコードを取得する。即ち、撮影日時情報により特定される時刻が"日時"の項目に示される時間に含まれる第一のレコード(ステップS1205で特定されたレコード)よりも前の時刻に相当するレコード群のうち、"所在(行動予定)"の項目に情報が格納されているレコードであって、第一のレコードに最も近い日時の情報が含まれている第二のレコードを特定する。また、第一のレコードよりも後の時刻に相当するレコード群のうち、"所在(行動予定)"の項目に情報が格納されているレコードであって、第一のレコードに最も近い日時の情報が含まれている第三のレコードを特定する。また、スケジュール解析部1002は、それぞれのレコードに含まれる顧客IDに基づいて顧客住所情報を取得する。
ステップS1302において、格納先情報取得部1003は、ステップS1203においてスケジュール解析部1002により抽出された撮影場所情報と、ステップS1301において取得した顧客住所情報とを比較する。
ステップS1303において、格納先情報取得部1003は、撮影場所情報と、いずれか、すなわち前記第二のレコードまたは第三のレコードの顧客住所情報とが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合にはステップS1304に進む。ステップS1304において、格納制御部1004は、撮影場所情報と顧客住所情報とが一致したレコードの顧客IDをモバイル端末110に送信する。具体的には、撮影画像データに含まれる個人情報が、顧客IDにより特定される顧客のものであるか否かを確認するための確認要求を送信する。
ステップS1305において、格納制御部1004は、ステップS1304において送信した確認要求に対するモバイル端末110からの応答を受信する。ステップS1306において、格納制御部1004は、確認要求に対するモバイル端末110からの応答が、"OK"であるか否かを判定する。
ステップS1306において、確認要求に対するモバイル端末110からの応答が、"OK"であると判定した場合には、ステップS1307に進む。ステップS1307において、格納先情報取得部1003は、確認要求により営業担当者に確認された顧客IDに基づいて、顧客情報管理DB123を検索し、対応する関連情報フォルダを取得する。その後、図12のステップS1210に戻る。
一方、ステップS1303において、撮影場所情報と顧客住所情報とが一致しないと判定した場合、及び、ステップS1306において、確認要求に対するモバイル端末110からの応答が、"OK"でないと判定した場合には、ステップS1308に進む。
ステップS1308において、格納制御部1004は、撮影画像データに含まれる個人情報が、いずれの顧客の個人情報であるかを問い合わせる顧客情報の取得要求を、モバイル端末110に送信する。
ステップS1309において、格納制御部1004は、顧客情報の取得要求に対するモバイル端末110からの応答を受信する。ステップS1310において、格納制御部1004は、顧客情報の取得要求に対するモバイル端末110からの応答内容に基づいて、顧客IDを抽出する。
ステップS1311において、格納先情報取得部1003は、応答内容に基づいて抽出された顧客IDに基づいて、顧客情報管理DB123を検索し、対応する関連情報フォルダを取得する。その後、図12のステップS1210に戻る。
このように、顧客情報管理部121では、撮影画像データに含まれる個人情報が、いずれの顧客のものであるかを自動的に判定できなかった場合に、営業担当者に、顧客候補を提示して確認をとるか、直接顧客情報の入力を促す。これにより、営業担当者がスケジュール情報に登録された行動予定と異なる行動をとった場合でも、顧客の個人情報を、顧客に対応付けられたフォルダに格納することができる。
続いて、顧客情報収集アプリケーションプログラムを起動させた場合の、ユーザインタフェース部209に表示される各種画面の遷移について説明する。図14は、顧客情報収集アプリケーションプログラムを起動させた場合の画面遷移を示す図である。
画面1400は、モバイル端末110の電源が投入された後の初期画面を示している。モバイル端末110の初期画面には、インストールされている顧客情報収集アプリケーションプログラムを起動するためのアイコン1401が表示されるものとする。
画面1400上で、アイコン1401が選択されることで、顧客情報収集アプリケーションの起動指示が入力されると、画面1410に示すログイン画面が表示される。画面1410に示すように、ログイン画面には、ユーザIDとパスワードを入力する欄1411、1412が設けられており、営業担当者は、自身のユーザIDとパスワードをこれらの欄1411、1412に入力し、ログインボタン1413を押圧する。なお、画面上に表示されたボタンに対する入力は、表示されたボタンに対応付けられている、モバイル端末110のキーを押下する操作、画面上のボタンをクリック、またはタップする操作など、どのような操作によって実現されてもよい。
ログインに失敗すると、画面1400に戻る。一方、ログインに成功すると、画面1420が表示される。画面1420は、顧客の個人情報が記載された媒体を撮影するための撮影画面である。図14の例では、被写体表示領域1421に顧客の個人情報が記載された媒体である運転免許証が表示されている。顧客の個人情報が記載された媒体が被写体表示領域1421に表示されている状態で、撮影ボタン1422を押圧すると、撮影が行われる。
営業担当者による撮影指示に基づいて撮影が実行されると、画面1430が表示される。画面1430は、撮影画像データをサーバ装置120に送信し格納するか否かの指示を入力する送信画面である。
画面1430において、営業担当者が"はい"ボタン1431を押圧すると、サーバ装置120への送信処理が実行され、格納が成功した場合に画面1440が表示される。画面1440は、撮影画像データのサーバ装置120内の所定の格納領域への格納が完了したことを示す完了画面である。
画面1440に示すように、完了画面には、"続けて撮影"ボタン1441と"終了"ボタン1442とが含まれており、"続けて撮影"ボタン1441が押圧されると、画面1420が表示される。一方、"終了"ボタン1442が押圧されると、画面1400が表示される。
また、画面1430において"はい"ボタン1431が押圧された場合であっても、サーバ装置120において、撮影画像データに含まれる個人情報がいずれの顧客のものであるかを一意に特定できなかった場合には、画面1450が表示される。
画面1450は、サーバ装置120において撮影画像データに基づいて特定した顧客IDが正しいか否かを営業担当者に確認するための確認画面である。画面1450の例では、特定した顧客を示す情報として、特定した顧客IDと対応付けて顧客情報管理DB123に格納されている顧客氏名「C」が示されている。顧客氏名に代えて、顧客IDを表示してもよい。画面1450において、営業担当者が"はい"ボタン1451を押圧すると、サーバ装置120への送信処理が実行され、格納が成功した場合に画面1440が表示される。一方、営業担当者が"いいえ"ボタン1452を押圧すると、画面1460が表示される。
画面1460は、顧客に関する情報の入力を営業担当者に促すための取得画面である。画面1460に示すように、取得画面には、撮影画像データに含まれていた撮影日時情報及び撮影場所情報が含まれるとともに、顧客IDを入力する欄1461及び"送信"ボタン1462が設けられている。画面1460の例では、撮影場所情報を示す情報として、撮影場所情報により特定される住所「神奈川県横浜市神奈川区・・・マンション2−2」が示されている。住所に代えて、撮影場所情報に示される緯度経度の情報を表示してもよい。これにより、営業担当者は、顧客IDをサーバ装置120に送信することができる。欄1461で受け付けるデータは、撮影画像データと対応付ける顧客を一意に特定できる情報であればよく、例えば顧客氏名であってもよい。
画面1460において、営業担当者が顧客IDを入力し、"送信"ボタン1462を押圧すると、サーバ装置120では、送信された顧客IDに基づいて決定される格納領域に、撮影画像データの格納が完了したことを示す画面1440を表示する。
続いて、顧客情報管理システム100を適用した場合の効果について説明する。図15は、顧客情報収集処理における営業担当者によるモバイル端末の操作内容を説明するための図である。このうち、図15(a)、(b)は、対比のために従来のデータ記憶方法の一例を示したものであり、図15(c)は、顧客情報管理システム100を適用した場合のデータ記憶方法の一例を示したものである。
図15(a)に示す従来例のデータ記憶方法の場合、営業担当者1501が、外出先でモバイル端末にログインし撮影操作を行うことで、モバイル端末内に顧客の個人情報を撮影した撮影画像データが格納される。そして、撮影画像データが格納されたままの状態でモバイル端末が持ち運ばれ、営業担当者1501は、社内に戻ってから再度モバイル端末へのログイン操作を行いモバイル端末にログインした後、モバイル端末からサーバ装置へのアクセス操作を行う。更に、営業担当者1501は、顧客の個人情報を撮影した撮影画像データを、サーバ装置内の所定の格納領域に格納すべく格納領域を検索する操作を行う。更に、検索した格納領域に撮影画像データを格納する操作を行う。
このため、図15(a)に示すデータ記憶方法の場合、サーバ装置への営業担当者1501による操作が煩雑である。また、図15(a)に示すデータ記憶方法の場合、営業担当者1501が社内に戻るまでの移動中、営業担当者1501のモバイル端末には、顧客の個人情報が含まれる撮影画像データが格納されたままとなる。このため、モバイル端末ごとあるいは記憶媒体ごと紛失した場合には、顧客の個人情報が流出する虞れがある。
一方、図15(b)に示すデータ記憶方法の場合、営業担当者1501は、外出先でモバイル端末にログインし撮影操作を行った後、サーバ装置へのアクセス操作を行う。また、営業担当者1501は、顧客の個人情報を撮影した撮影画像データを、サーバ装置内の所定の格納領域に格納すべく、顧客に関する情報をキーとして格納領域の検索を行い、検索した格納領域に撮影画像データを格納する操作を行う。
図15(b)に示すデータ記憶方法の場合、サーバ装置への撮影画像データの送信後にモバイル端末内の撮影画像データを削除する操作を営業担当者1501が行うとすれば、営業担当者1501が社内に戻るまでの移動中、モバイル端末には、顧客の個人情報が含まれる撮影画像データが格納されていない。したがって、モバイル端末ごとあるいは記憶媒体ごと紛失したとしても、顧客の個人情報が流出することはない。
しかしながら、図15(b)に示すデータ記憶方法の場合、営業担当者1501による外出先での、サーバ装置へのデータ格納に関する操作が依然として煩雑である。
これに対して、図15(c)に示すデータ記憶方法の場合、営業担当者1501は、外出先でモバイル端末110にログインし撮影操作を行った後、撮影画像データをサーバ装置120に送信する指示を入力するだけでよい。つまり、サーバ装置120に撮影画像データを格納する際の操作を簡素化することができる。また、サーバ装置120への撮影画像データの格納完了後に、モバイル端末110内の撮影画像データが削除されるので、営業担当者1501が社内に戻るまでの移動中に、モバイル端末ごとあるいは記憶媒体ごと紛失したとしても、顧客の個人情報が流出することはない。
顧客情報管理システム100によれば、顧客の個人情報を顧客ごとに分けて格納するための営業担当者による操作を簡素化することが可能となる。つまり、顧客情報管理システム100によれば、モバイル端末からサーバ装置に個人情報を格納する際の操作を支援する仕組みを提供することが可能となる。
また、顧客の個人情報が含まれる撮影画像データを営業担当者が持ち歩く必要がなくなり、顧客の個人情報が流出してしまうといった事態を回避することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、撮影画像データより抽出した撮影日時情報、撮影場所情報、撮影者情報に基づいて、スケジュール情報内の1のレコードを抽出し、1の顧客IDを特定した。これに対して第2の実施形態では、撮影画像データより抽出した撮影日時情報、撮影場所情報、撮影者情報に基づいて、複数の顧客IDを顧客候補として挙げ、営業担当者に提示する。そして、営業担当者が選択することで1の顧客IDを特定する。このように、サーバ装置が管理する顧客の中から、撮影日時情報、撮影場所情報、撮影者情報に基づいて顧客候補の数を限定したうえで、営業担当者に選択させることで、営業担当者の作業負荷が大きくなることなく、かつ顧客IDを誤りなく特定することができる。なお、撮影画像データより抽出した撮影日時情報、撮影場所情報、撮影者情報に基づいて、複数の顧客IDを顧客候補として挙げるにあたり、第2の実施形態では、所定の時間範囲または所定の距離範囲に基づいて複数のレコードを取得する。以下、第2の実施形態について説明する。
図16は、スケジュール解析部1002が、撮影画像データより抽出した撮影日時情報に基づいて、複数のレコードを取得する処理を説明するための図である。第2の実施形態においてスケジュール解析部1002は、撮影画像データより抽出した撮影日時情報を含むレコードに加え、撮影日時情報を含む所定の時間範囲に対応するレコードを取得する。
図16において、レコード1601は、撮影画像データより抽出した撮影日時情報(例えば、撮影日時=2013年12月16日10時35分)を含むレコードである。一方、時間範囲1610は、撮影日時情報を含む所定の時間範囲を示している。
第2の実施形態において、スケジュール解析部1002は、時間範囲1610に含まれるレコードを取得する。具体的には、レコード1601〜レコード1603を取得する。
一方、図17は、スケジュール解析部1002が、撮影画像データより抽出した撮影場所情報に基づいて、複数のレコードを取得する処理を説明するための図である。第2の実施形態においてスケジュール解析部1002は、撮影画像データより抽出した撮影場所情報と一致している顧客住所情報に対応付けられた顧客IDに加え、撮影場所から所定の距離範囲に含まれる顧客住所情報に対応付けられた顧客IDを取得する。
図17において点線で示した距離範囲1700は、撮影画像データより抽出した撮影場所から所定の距離範囲を示している。第2の実施形態において、スケジュール解析部1002は、距離範囲1700に含まれる顧客住所情報を、顧客情報管理DB123を検索することで抽出する。更に、スケジュール解析部1002は、抽出した顧客住所情報に対応付けられた顧客IDを顧客情報管理DB123より抽出し、抽出した顧客IDが登録されたレコードをスケジュール情報より取得する。具体的には、距離範囲1700に含まれる顧客住所情報として、顧客氏名="a"、"b"、"g"の顧客住所情報を抽出する。そして、抽出した顧客住所情報に対応付けられた顧客ID="C001"、"C002"、"C007"のうち、スケジュール情報に登録されている顧客IDを含むレコード1601、1602を取得する。
このように、第2の実施形態におけるスケジュール解析部1002では、撮影画像データより抽出した撮影日時情報、撮影場所情報、撮影者情報に基づいて、所定の時間範囲及び距離範囲に含まれる複数のレコードを取得する。これにより、複数の顧客IDを顧客候補として挙げることができる。
次に、第2の実施形態における顧客情報管理処理の流れについて説明する。図18、図19は、第2の実施形態に係るサーバ装置による顧客情報管理処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1の実施形態に係るサーバ装置による顧客情報管理処理の流れを示す図12、図13のフローチャートと同じ工程については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
ステップS1801において、スケジュール解析部1002は、ステップS1204において検索したスケジュール情報に含まれる1時間単位のレコードの中から、ステップS1203において抽出された撮影日時情報を含む所定の時間範囲内のレコードを取得する。
ステップS1802において、スケジュール解析部1002は、ステップS1203において抽出された撮影場所情報を含む所定の距離範囲内の顧客住所情報を、顧客情報管理DB123より検索する。また、スケジュール解析部1002は、検索した顧客住所情報に対応付けられた顧客IDが登録されたレコードを、ステップS1204において検索したスケジュール情報から取得する。
ステップS1803において、スケジュール解析部1002は、ステップS1801及びステップS1802において取得したレコードの合計数が1つであるか否かを判定する。ステップS1803において、取得したレコードの合計数が1つであると判定した場合には、ステップS1206に進む。なお、ステップS1206以降の処理は、図12及び図13を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
一方、ステップS1803において、取得したレコードが複数あったと判定した場合には、図19のステップS1901に進む。ステップS1901において、格納先情報取得部1003は、ステップS1801及びステップS1802において取得した複数のレコードそれぞれに対応する日時、顧客氏名、顧客住所を営業担当者に提示する選択要求を送信する。
ステップS1902において、格納先情報取得部1003は、選択要求に対するモバイル端末110からの応答を受信する。
ステップS1903において、格納先情報取得部1003は、選択要求に対するモバイル端末110からの応答内容に基づいて、営業担当者が選択した顧客の顧客IDを特定する。また、格納先情報取得部1003は、特定した顧客IDに基づいて顧客情報管理DB123を検索し、顧客IDに対応付けられた関連情報フォルダを取得する。その後、図18のステップS1210に戻る。
このように、第2の実施形態では、複数の顧客IDを顧客候補として挙げ、営業担当者に提示することで、営業担当者に1の顧客IDを特定させる。これにより、顧客IDを誤りなく特定することができるため、撮影画像データを適切なフォルダに格納することが可能となる。
続いて、顧客情報収集アプリケーションプログラムを実行させた場合の、ユーザインタフェース部209に表示される各種画面の遷移について説明する。図20は、顧客情報収集アプリケーションプログラムを実行させた場合の画面遷移を示す図である。
なお、画面1400〜1440は、図14を用いて説明した画面1400〜1440と同じであるため、ここでは説明を省略する。図14との相違点は、画面2000である。
画面2000は、画面1430において"はい"ボタン1431が押圧された場合であって、サーバ装置120において、複数の顧客IDが顧客候補として挙げられた場合に表示される選択画面である。
画面2000に示すように、選択画面には、撮影画像データより抽出された撮影日時情報及び撮影場所情報2001が提示される。また、選択画面には、スケジュール解析部1002により取得された複数のレコードの日時、及び複数のレコードに登録された顧客IDに対応付けて顧客情報管理DB123に格納された顧客氏名及び顧客住所が、顧客候補2002〜2005として提示される。
更に、選択画面には選択欄2006が含まれており、営業担当者は顧客候補2002〜2005の中から、撮影画像データに含まれる個人情報がいずれの顧客の個人情報であるかを判定し、判定結果に対応する顧客候補を選択する。
更に、選択画面には"送信"ボタン2007が含まれており、営業担当者が"送信"ボタン2007を押圧すると、選択された顧客候補がサーバ装置120に送信される。これにより、サーバ装置120では、撮影画像データに対応する顧客IDを特定し、特定した顧客IDに対応付けられたフォルダに、撮影画像データを格納することができる。
このように第2の実施形態によれば、営業担当者による選択に基づいて顧客IDを特定するため、顧客IDを誤りなく特定することができる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、モバイル端末110を用いて、顧客の個人情報が記載された媒体を撮影することで、撮影画像データを取得するものとしたが、撮影画像データの取得方法は、撮影に限定されない。例えば、予め撮影された撮影画像データをコピー、あるいはスキャンすることにより撮影画像データを取得するようにしてもよい。また、モバイル端末110が取得するデータは撮影画像データに限定されず、例えば、テキストデータ等の撮影画像データ以外のデータであってもよい。いずれの場合も、モバイル端末110では、モバイル端末110がデータを取得した取得日時、取得場所、取得者をデータに付加して、取得したデータをサーバ装置120に送信する。
以上に述べたいずれの実施形態においても、顧客の個人情報を処理対象として説明したが、処理対象とする情報の種類はそれに限る必要はない。また、サーバ装置に情報を格納する際の領域を決定する際に、併せて、情報を格納する際のファイル名を決定してもよい。
なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
コンピュータによるデータ記憶方法であって、該コンピュータが、
端末からデータを受信し、受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち1の顧客を特定する処理を実行し、特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶することを特徴とするデータ記憶方法。
(付記2)
前記特定する処理は、前記操作者の識別子と対応付けて格納されている該操作者のスケジュールに示される、前記日時に対応する顧客を特定することを特徴とする付記1に記載のデータ記憶方法。
(付記3)
更に、前記顧客に対応する位置情報が記憶されており、前記データには位置情報が含まれており、
前記データに含まれる位置情報と、前記顧客に対応する位置情報とを比較した結果、顧客を一意に特定できない場合に、確認画面を前記端末へ送信することを特徴とする付記2に記載のデータ記憶方法。
(付記4)
前記顧客を一意に特定できない場合に、前記操作者のスケジュールに示される、前記日時に対応する顧客及び前記日時の前後の時刻に対応する顧客を特定し、該特定した顧客に対応する位置情報と、前記データに含まれる位置情報とを比較した結果、顧客を一意に特定できた場合に、該一意に特定できた顧客を示す情報を含めて、前記確認画面を前記端末へ送信することを特徴とする付記3に記載のデータ記憶方法。
(付記5)
前記確認画面の前記端末への送信に対する前記端末からの応答の結果、顧客を一意に特定できなかった場合に、顧客情報の取得を要求する取得画面を前記端末へ送信することを特徴とする付記3または付記4に記載のデータ記憶方法。
(付記6)
前記顧客を一意に特定できない場合に、前記操作者のスケジュールに示される、前記日時に対応する顧客及び前記日時の前後の時刻に対応する顧客を特定し、該特定した顧客に対応する位置情報と、前記データに含まれる位置情報とを比較した結果、顧客を一意に特定できなかった場合に、顧客情報の取得を要求する取得画面を前記端末へ送信することを特徴とする付記3に記載のデータ記憶方法。
(付記7)
前記特定する処理は、前記操作者の識別子と対応付けて格納されている該操作者のスケジュールに示される、前記日時を含む所定の時間範囲に対応する顧客を特定することを特徴とする付記1に記載のデータ記憶方法。
(付記8)
前記特定する処理は、前記データに含まれる位置情報を含む所定の距離範囲に対応する顧客を特定することを特徴とする付記1に記載のデータ記憶方法。
(付記9)
前記所定の時間範囲に対応する複数の顧客のいずれかを選択する選択画面を前記端末へ送信することを特徴とする付記7に記載のデータ記憶方法。
(付記10)
前記所定の距離範囲に対応する複数の顧客のいずれかを選択する選択画面を前記端末へ送信することを特徴とする付記8に記載のデータ記憶方法。
(付記11)
前記選択画面の前記端末への送信に対する前記端末からの応答の結果に基づいて、顧客を特定することを特徴とする付記9または付記10のいずれかの付記に記載のデータ記憶方法。
(付記12)
端末からデータを受信する受信手段と、
受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち1の顧客を特定する特定手段と、
特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶するよう制御する制御手段と
を有することを特報とする情報処理システム。
(付記13)
端末からデータを受信し、受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち1の顧客を特定する処理を実行し、特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記14)
端末と情報処理装置とを有する情報処理システムにおけるデータ記憶方法であって、
前記端末が、取得したデータを前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置が、前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち1の顧客を特定する処理を実行し、特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶することを特徴とするデータ記憶方法。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :顧客情報管理システム
110 :モバイル端末
111 :顧客情報収集部
112 :識別情報DB
120 :サーバ装置
121 :顧客情報管理部
122 :スケジュール情報DB
123 :顧客情報管理DB
124 :顧客情報DB
130 :ネットワーク
801 :認証部
802 :撮影画像処理部
803 :通信制御部
804 :ユーザインタフェース制御部
900 :撮影画像データ
1001 :撮影画像解析部
1002 :スケジュール解析部
1003 :格納先情報取得部
1004 :格納制御部
1450 :画面
1460 :画面
2000 :画面

Claims (4)

  1. コンピュータによるデータ記憶方法であって、該コンピュータが、
    端末からデータを受信し、
    受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち、前記操作者の識別子と対応付けて格納されている前記操作者に対応するスケジュールに示される、前記日時に対応する1の顧客を特定する処理を実行し、
    特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶するデータ記憶方法。
  2. 更に、前記顧客に対応する位置情報が記憶されており、前記データには位置情報が含まれており、
    前記データに含まれる位置情報と、特定した前記顧客に対応する位置情報とを比較した結果、顧客を一意に特定できない場合に、確認画面を前記端末へ送信することを特徴とする請求項に記載のデータ記憶方法。
  3. 端末からデータを受信する受信手段と、
    受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち、前記操作者の識別子と対応付けて格納されている前記操作者に対応するスケジュールに示される、前記日時に対応する1の顧客を特定する特定手段と、
    特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶するよう制御する制御手段と
    を有することを特報とする情報処理システム。
  4. 端末からデータを受信し、
    受信した前記データの送信元である前記端末の識別子または該端末を操作する操作者の識別子と、前記端末が前記データを取得した日時とに基づいて、複数の顧客のうち、前記操作者の識別子と対応付けて格納されている前記操作者に対応するスケジュールに示される、前記日時に対応する1の顧客を特定する処理を実行し、
    特定した前記顧客を示す情報と対応付けて、前記データを記憶する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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