JP6369527B2 - センサユニット - Google Patents
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Description
1.第1の実施の形態およびその変形例
基体の中心位置とICチップの中心位置とが一致するようにしたセンサユニットの例。
2.第2の実施の形態およびその変形例
基体の中心位置とICチップの中心位置とが異なるようにしたセンサユニットの例。
3.実験例
4.その他の変形例
[センサユニット1Aの構成]
最初に、図1から図3を参照して、本発明における第1の実施の形態としてのセンサユニット1Aの構成について説明する。図1は、センサユニット1Aの全体構成例を表す平面図である。図2は、センサユニット1Aの、図1に示した第1の軸J1に沿った断面を表すものである。図3は、センサユニット1Aの概略構成を表す回路図である。このセンサユニット1Aは、例えば回転体の回転角の検出に用いられる角度検出センサとして用いられるものである。
本実施の形態のセンサユニット1Aでは、例えばXY面内における外部磁場Hの回転角θの大きさを、センサ群30Aによって検出することができる。
このセンサユニット1Aでは、センサ群30Aを構成するセンサ31〜33における外部磁場Hに対する検出特性が向上している。
図7は、本実施の形態における第1変形例(変形例1−1)としてのセンサユニット1Bの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態としてのセンサユニット1Aでは、n=3の場合、すなわちセンサ群30Aが3個のセンサ31〜33を有する場合について説明した。これに対し本変形例のセンサユニット1Bは、センサ群30Aの代わりに、n=4に対応する、すなわち4個のセンサ51〜54からなるセンサ群50Bを有するようにした。ここで、4個のセンサ51〜54は、第1の軸J1上に並び、寸法Y50Bに対する寸法X50Bの比が4未満であるセンサ領域R50Bに配列されている。このようにすることで、本変形例においても、センサ51〜54における振幅比の向上が実現できる。なお、基板10の中心位置10Jを通る第1の軸J1と、Y軸方向におけるセンサ領域R50Bの中心位置を通る軸J50Xとが実質的に一致している。
図8は、本実施の形態における第2変形例(変形例1−2)としてのセンサユニット1Cの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態としてのセンサユニット1Aでは、複数のリード40の並び方向(X軸方向)と実質的に平行の第1の軸J1上に複数のセンサ31〜33を並べるようにした。これに対し、本変形例では、複数のリード40の並び方向(X軸方向)と実質的に直交すると共に中心位置10J(20J)を通る第2の軸J2上に複数のセンサ34,32,35を順に並べるようにした。すなわち、第2の軸J2と、X軸方向におけるセンサ領域R30Cの中心位置を通る軸J30Yとが実質的に一致している。センサ34,32,35はセンサ群30Cを構成している。ここで、センサ34とセンサ35とは、センサ32を中心として線対称および点対称をなすように配置されているとよい。すなわち、センサ34とセンサ32との距離D342と、センサ32とセンサ35との距離D325とが実質的に等しいことが望ましい。また、センサ34,32,35が構成するセンサ群30Cは、短手方向の寸法X30Cに対する長手方向の寸法Y30Cの比が3未満であるセンサ領域R30Cを占有している。センサ34,32,35をこのように配置した場合であっても、センサ34,32,35における振幅比の向上を図ることができる。
図9は、本実施の形態における第3変形例(変形例1−3)としてのセンサユニット1Dの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態の第2の変形例としてのセンサユニット1Cでは、n=3の場合、すなわちセンサ群30Cが3個のセンサ31〜33を有する場合について説明した。これに対し本変形例のセンサユニット1Dは、センサ群30Cの代わりに、n=4に対応する、すなわち4個のセンサ55〜58からなるセンサ群50Dを有するようにした。ここで、4個のセンサ55〜58は、寸法X50Dに対する寸法Y50Dの比が4未満であるセンサ領域R50Dに配列されている。このようにすることで、本変形例においても、センサ55〜58における振幅比の向上を図ることができる。なお、X軸方向におけるセンサ領域R50Dの中心位置を通る軸J50Yは、第2の軸J2と実質的に一致している。
[センサユニット2Aの構成]
図10は、本発明における第2の実施の形態としてのセンサユニット2Aの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態のセンサユニット1A〜1Dでは、基板10の中心位置10Jを通る第1の軸J1または第2の軸J2と、センサ領域R30A,R50Bの中心を通る軸J30X,J50Xまたはセンサ領域R30C,R50Dの中心を通る軸J30Y,J50Yとが実質的に一致するようにした。これに対し、本実施の形態のセンサユニット2Aでは、第1の軸J1と平行でありながら、第1の軸J1と異なる位置にある軸J30X上に並ぶセンサ31〜33を有するセンサ群30Eを備えるようにした。
図11は、本実施の形態における第1変形例(変形例2−1)としてのセンサユニット2Bの全体構成例を表す平面図である。本変形例は、第2の軸J2に平行でありながら、第2の軸J2と異なる位置にある軸J30Y上に順に並ぶセンサ34,32,35を有するセンサ群30Fを備えるようにした。この点を除き、他は上記センサユニット2Aと同様の構成を有する。すなわち、センサユニット2Bでは、センサ群30Fにおける3個のセンサ34,32,35は、寸法Y30Fに対する寸法X30Fの比が3未満であるセンサ領域R30Fに配列されている。センサ34,32,35をこのように配置した場合であっても、センサ34,32,35における振幅比の向上を実現できる。
上記第1および第2の実施の形態ならびにそれらの変形例として挙げた各センサユニット1A〜1D,2A,2Bのサンプルを作製し、各々における振幅比(%)および直交性(deg)を測定した。ここで、実験例1Aは図1のセンサユニット1Aに対応し、実験例1Bは図7のセンサユニット1Bに対応し、実験例1Cは図8のセンサユニット1Cに対応し、実験例1Dは図9のセンサユニット1Dに対応し、実験例2Aは図10のセンサユニット2Aに対応し、実験例2Bは図11のセンサユニット2Bに対応する。これらの実験例1A〜1D,2A,2Bでは、基板10の平面形状を5.0mm角の正方形とし、ICチップの平面形状を3.5mm角の正方形とした。また、実験例1A,1C,2A,2Bでは、センサ領域R30A,R30C,R30E,R30Fをいずれも1.6mm×0.6mmの矩形とし、センサ31〜35の平面形状をいずれも0.4mm×0.6mmの矩形とした。実験例1B,1Dでは、センサ領域R50B,R50Dをいずれも2.2mm×0.6mmの矩形とし、センサ51〜58の平面形状をいずれも0.4mm×0.6mmの矩形とした。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、3または4個のセンサがX軸方向またはY軸方向に並ぶようにした例を説明したが、本発明では、センサの数はこれに限定されるものではなく、2以上であれば任意に選択可能である。また、1つのセンサユニットに搭載される各センサの形状および寸法は同一の場合に限定されるものではない。
Claims (12)
- 基板と、
前記基板に積層され、第1の方向に沿った第1の寸法に対する第2の方向に沿った第2の寸法の比がn(nは2以上の整数)未満であって実質的に矩形の平面形状を有するセンサ領域を含む回路チップと、
前記センサ領域において前記第2の方向に沿って一列に配列されると共に実質的に矩形の平面形状を各々有するn個のセンサと
を備えた
センサユニット。 - 前記第1の寸法に対する前記第2の寸法の比が実質的に1である
請求項1記載のセンサユニット。 - 前記基板に設けられた一端を各々有し、前記第1の方向もしくは前記第2の方向へ並び、または前記第1の方向および前記第2の方向の双方に沿って並ぶ複数のリードをさらに備えた
請求項1または請求項2に記載のセンサユニット。 - 前記複数のリードは、前記第1の方向に沿って並んでいる
請求項3記載のセンサユニット。 - 前記n個のセンサは、それぞれ、前記第1の方向に沿った第1のセンサ寸法と、前記第2の方向に沿った第2のセンサ寸法とを有し、
前記第1のセンサ寸法が前記第2のセンサ寸法よりも大きい
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記n個のセンサは、実質的に等間隔で配列されている
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記n個のセンサは、全て、実質的に同一の平面形状および実質的に同一の占有面積を有する
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記第2の方向における前記基板の中心位置と、前記第2の方向における前記センサ領域の中心位置とが実質的に一致している
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記n個のセンサは、全て実質的に同一の構造を有する
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記n個のセンサは、磁気抵抗効果素子を含む
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記基板は、前記第1の方向に沿った第1の基板寸法と、前記第2の方向に沿った、前記第1の基板寸法と実質的に等しい第2の基板寸法とを有する
請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のセンサユニット。 - 前記基板の中心位置は前記回路チップの中心位置と一致している
請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のセンサユニット。
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