JP6365721B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6365721B1 JP6365721B1 JP2017068469A JP2017068469A JP6365721B1 JP 6365721 B1 JP6365721 B1 JP 6365721B1 JP 2017068469 A JP2017068469 A JP 2017068469A JP 2017068469 A JP2017068469 A JP 2017068469A JP 6365721 B1 JP6365721 B1 JP 6365721B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- tire
- tread
- lug main
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
Description
前記トレッド部にタイヤ赤道の両側でタイヤ幅方向に延びてトレッド端に開口する複数本のラグ主溝が形成され、該ラグ主溝がタイヤ赤道の両側でタイヤ幅方向に対して対称的に傾斜し、かつ該ラグ主溝がタイヤ幅方向外側に向かって回転方向とは反対側へ傾斜し、前記ラグ主溝のタイヤ幅方向に対する傾斜角度αがタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置において15°≦α≦45°の範囲に設定され、前記ラグ主溝のトレッド端での幅W1が該ラグ主溝のトレッド端での相互間隔W2に対して0.7≦W1/W2≦1.5の関係を満足し、前記ラグ主溝の位置がタイヤ赤道の両側でタイヤ周方向にずれており、該ラグ主溝の位置ずれ量Sが該ラグ主溝のタイヤ周方向のピッチPに対して0.3≦S/P≦0.5の関係を満足し、
前記トレッド部にタイヤ周方向に隣り合うラグ主溝を互いに連結する複数本のショルダー傾斜溝が形成され、該ショルダー傾斜溝がそれに対応するラグ主溝とはタイヤ幅方向に対して逆方向に傾斜し、
前記トレッド部にタイヤ赤道の両側に位置するラグ主溝を互いに連結する複数本のセンター傾斜溝が形成され、前記ラグ主溝の各々が2本のセンター傾斜溝を介して他の2本のラグ主溝に連通し、前記センター傾斜溝のタイヤ幅方向に対する傾斜角度βが10°≦β≦40°の範囲に設定され、該センター傾斜溝の長手方向中央位置での幅W3が前記ラグ主溝のトレッド端での幅W1に対して0.3≦W3/W1≦0.8の関係を満足し、
前記トレッド部には前記ショルダー傾斜溝よりもタイヤ幅方向外側に位置する複数のショルダーブロックと前記ショルダー傾斜溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する複数のセンターブロックが区画され、前記センターブロックの各々において2本のセンター傾斜溝で挟まれた角部に面取り部が形成され、該面取り部の踏面での稜線と前記角部の先端とのタイヤ幅方向の距離X1がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.3≦X1/FDの関係を満足し、
前記トレッド部の溝面積比が0.4以上0.7以下であることを特徴とするものである。
各試験タイヤをリム組みし、空気圧を525kPaとしてスクレーパー車両に装着し、路面の敷均し作業を行う際のタイヤのスリップ率を測定した。ここで、タイヤのスリップ率(S)は、車両の速度(V1)とタイヤの外周面の速度(V2)を計測し、S=〔(V2−V1)/V2〕×100%の式に基づいて算出することができる。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数値にて示した。この指数値が大きいほどトラクション性能が優れていることを意味する。
各試験タイヤをリム組みし、空気圧を525kPaとしてスクレーパー車両に装着し、同一条件で路面の敷均し作業を継続的に実施した後、トレッド部に生じた偏摩耗量を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数値にて示した。この指数値が大きいほど耐偏摩耗性が優れていることを意味する。
2 サイドウォール部
3 ビード部
11 ラグ主溝
12 ショルダー傾斜溝
13 センター傾斜溝
22 ショルダーブロック
23 センターブロック
23a センターブロックの角部の先端
24 面取り部
24a 面取り部の踏面での稜線
Claims (11)
- タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えた空気入りタイヤにおいて、
前記トレッド部にタイヤ赤道の両側でタイヤ幅方向に延びてトレッド端に開口する複数本のラグ主溝が形成され、該ラグ主溝がタイヤ赤道の両側でタイヤ幅方向に対して対称的に傾斜し、かつ該ラグ主溝がタイヤ幅方向外側に向かって回転方向とは反対側へ傾斜し、前記ラグ主溝のタイヤ幅方向に対する傾斜角度αがタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置において15°≦α≦45°の範囲に設定され、前記ラグ主溝のトレッド端での幅W1が該ラグ主溝のトレッド端での相互間隔W2に対して0.7≦W1/W2≦1.5の関係を満足し、前記ラグ主溝の位置がタイヤ赤道の両側でタイヤ周方向にずれており、該ラグ主溝の位置ずれ量Sが該ラグ主溝のタイヤ周方向のピッチPに対して0.3≦S/P≦0.5の関係を満足し、
前記トレッド部にタイヤ周方向に隣り合うラグ主溝を互いに連結する複数本のショルダー傾斜溝が形成され、該ショルダー傾斜溝がそれに対応するラグ主溝とはタイヤ幅方向に対して逆方向に傾斜し、
前記トレッド部にタイヤ赤道の両側に位置するラグ主溝を互いに連結する複数本のセンター傾斜溝が形成され、前記ラグ主溝の各々が2本のセンター傾斜溝を介して他の2本のラグ主溝に連通し、前記センター傾斜溝のタイヤ幅方向に対する傾斜角度βが10°≦β≦40°の範囲に設定され、該センター傾斜溝の長手方向中央位置での幅W3が前記ラグ主溝のトレッド端での幅W1に対して0.3≦W3/W1≦0.8の関係を満足し、
前記トレッド部には前記ショルダー傾斜溝よりもタイヤ幅方向外側に位置する複数のショルダーブロックと前記ショルダー傾斜溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する複数のセンターブロックが区画され、前記センターブロックの各々において2本のセンター傾斜溝で挟まれた角部に面取り部が形成され、該面取り部の踏面での稜線と前記角部の先端とのタイヤ幅方向の距離X1がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.3≦X1/FDの関係を満足し、
前記トレッド部の溝面積比が0.4以上0.7以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記面取り部の踏面での稜線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記角部の先端側に突き出しており、前記稜線のタイヤ赤道からの最大突き出し量X2がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0<X2/FD≦1.0の関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記面取り部の踏面での稜線の両端点がタイヤ赤道よりも前記角部の先端側に突き出しており、一方の端点のタイヤ赤道からの突き出し量X3及び他方の端点のタイヤ赤道からの突き出し量X4が0≦X4/X3≦1.0の関係を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記面取り部の踏面での稜線の両端点のうちの一方の端点だけがタイヤ赤道よりも前記角部の先端側に突き出しており、一方の端点のタイヤ赤道からの突き出し量X3及び他方の端点のタイヤ赤道からの突き出し量X4が−1.0<X4/X3≦0の関係を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記面取り部の踏面での稜線が前記角部の先端側に向かって凸となるように湾曲しており、その湾曲による膨出量X5がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.05≦X5/FD≦1.0の関係を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記面取り部の深さDがタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.3≦D/FD≦0.7の関係を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記センター傾斜溝の長手方向中央位置での溝深さD1がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.3≦D1/FD≦0.7の関係を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記ショルダー傾斜溝の前記ラグ主溝に対する傾斜角度γが80°≦γ≦100°の範囲に設定され、前記ショルダー傾斜溝の長手方向及び幅方向の中心位置がタイヤ赤道からトレッド幅の15%〜35%の範囲に配置され、前記ショルダー傾斜溝の面積A1が該ショルダー傾斜溝の外側に区画されたショルダーブロックの面積A2に対して0.2≦A1/A2≦0.6の関係を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記ショルダー傾斜溝の長手方向中央位置での溝深さD2がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.3≦D2/FD≦0.7の関係を満足することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記センター傾斜溝の底部に両端が前記ラグ主溝に開口する細溝が形成され、該細溝の幅W4が前記センター傾斜溝の長手方向中央位置での幅W3に対して0.05≦W4/W3≦0.5の関係を満足することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記トレッド部の踏面を基準とする前記細溝の溝深さD3がタイヤ赤道からトレッド幅の25%の位置における前記ラグ主溝の溝深さFDに対して0.5≦D3/FD≦1.0の関係を満足することを特徴とする請求項10に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017068469A JP6365721B1 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 空気入りタイヤ |
CN201880011092.XA CN110267829B (zh) | 2017-03-30 | 2018-01-25 | 充气轮胎 |
AU2018245701A AU2018245701B2 (en) | 2017-03-30 | 2018-01-25 | Pneumatic tire |
US16/499,804 US11007821B2 (en) | 2017-03-30 | 2018-01-25 | Pneumatic tire |
PCT/JP2018/002290 WO2018179755A1 (ja) | 2017-03-30 | 2018-01-25 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017068469A JP6365721B1 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6365721B1 true JP6365721B1 (ja) | 2018-08-01 |
JP2018167783A JP2018167783A (ja) | 2018-11-01 |
Family
ID=63036758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017068469A Active JP6365721B1 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6365721B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7205185B2 (ja) * | 2018-11-20 | 2023-01-17 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314703A (ja) * | 1989-03-24 | 1991-01-23 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
JP2003205706A (ja) * | 2002-01-15 | 2003-07-22 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2005178768A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | ネット−グロス比の低いオフロード走行用タイヤ |
JP2010042806A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | オフロード用タイヤ |
JP2014084109A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | The Goodyear Tire & Rubber Co | オフロード用のタイヤ |
JP2014234091A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ブリヂストン | 建設車両用空気入りタイヤ |
-
2017
- 2017-03-30 JP JP2017068469A patent/JP6365721B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314703A (ja) * | 1989-03-24 | 1991-01-23 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
JP2003205706A (ja) * | 2002-01-15 | 2003-07-22 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2005178768A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | ネット−グロス比の低いオフロード走行用タイヤ |
JP2010042806A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | オフロード用タイヤ |
JP2014084109A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | The Goodyear Tire & Rubber Co | オフロード用のタイヤ |
JP2014234091A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ブリヂストン | 建設車両用空気入りタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018167783A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101974461B1 (ko) | 공기입 타이어 | |
US10279631B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP6720551B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6164235B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6296095B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
KR101873252B1 (ko) | 공기입 타이어 | |
JP6828496B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6855800B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2014141163A (ja) | 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ | |
JP2016132358A (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2018179755A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6828495B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6358395B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6816519B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN109689401B (zh) | 充气轮胎 | |
WO2018043581A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2018043580A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6365721B1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN110290938B (zh) | 充气轮胎 | |
JP6816520B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6809239B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6484058B2 (ja) | 重荷重用空気入りタイヤ | |
JP6365719B1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2020059395A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5835410B2 (ja) | 空気入りタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6365721 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |