JP6351172B2 - 車体後部構造 - Google Patents
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Description
請求項2に記載した発明は、前記グリップ(42)の前記前連結部(42b)は、前記フェンダ本体(41)の側ほど厚みが大きくなるように形成され、前記グリップ(42)の前記後連結部(42c)及び前記内側連結部(42d)は、前記フェンダ本体(41)の側ほど厚みが大きくなるように形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前面視で車幅方向内側に開放するU字状の断面形状を有すると共に、側面視で前記フェンダ本体(41)のサイド部(41a)の上端から所定の間隔を空けて、前記グリップ(42)の前記前連結部(42b)の前端から前側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜するように直線状に延びる前方延出部(44)を更に備え、前記前方延出部(44)は、前記リヤフェンダ(40)の車体取付状態において、リヤサイドカバー(25)の後下縁に当接して上下に開口(44h)を形成することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記リヤフェンダ(40)は、前記グリップ(42)を介して締結部材により車体フレーム(10)に取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記グリップ(42)は、前端取付部(42f)と後端取付部(42g)とを備え、前記前端取付部(42f)と前記後端取付部(42g)とを介して車体フレーム(10)に取り付けられていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記リヤフェンダ(40)には、車体左右中心線(CL)を挟んで左側に配置される左グリップ(42L)と、前記車体左右中心線(CL)を挟んで右側に配置される右グリップ(42R)と、が設けられ、前記左右グリップ(42L,42R)と前記フェンダ本体(41)とが一体成形されていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記リヤフェンダ(40)には、前記後輪(4)と径方向で対向する開口(43h)が形成されることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記リヤフェンダ(40)にはリヤウインカ(52)が内蔵されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明によれば、左右グリップとフェンダ本体とを一体成形することで、左右グリップとフェンダ本体とを別体とする場合と比較して、部品点数の削減を図ることができる。
請求項7に記載した発明によれば、リヤフェンダに後輪と径方向で対向する開口を形成することで、開口を形成した部分だけリヤフェンダの軽量化を図ることができる。
請求項8に記載した発明によれば、リヤフェンダにリヤウインカを内蔵することで、リヤフェンダにリヤウインカを外付けする場合と比較して、サブASSY化による組付け工数を削減することができる。
図1及び図2に示すように、スクータ型の自動二輪車1は、バーハンドル2と、バーハンドル2によって操向される前輪3と、スイング式のパワーユニット8によって駆動される後輪4とを備える。
パワーユニット8は、前部に配置されるエンジン8aと、後部左側に配置される変速機8bとを一体化したスイング式動力ユニットである。パワーユニット8と車体フレーム10の後部との間にはリヤサスペンション6が介装され、車体後部にユニットスイング式のリヤサスペンション構造が構成される。
図3及び図4に示すように、左右リヤフレーム14の後端部には、グリップ支持用のブラケット14b及びリヤステイ19が溶接等で結合される。
図5は、上記自動二輪車1のリヤフェンダ40の左側面図である。図6は、上記リヤフェンダ40の上面図である。図7は、上記リヤフェンダ40の前面図である。図8は、上記リヤフェンダ40の後面図である。尚、図5〜図8においては、便宜上、リヤフェンダ40を構成する上部フェンダ46(図4参照)の図示を省略する。
フェンダ本体41の連結部41bの左右ステイ部41cには、車幅方向内側に凹む凹部41sが形成される。左右凹部41sには、LED等の左右リヤウインカ52(図3参照)が埋設される。左右凹部41sは、左右リヤウインカ52(図3参照)を埋設可能な大きさを有する。左右凹部41sは、図5の側面視で角丸を有する台形状をなすと共に、後側ほど下方に位置するように傾斜し且つ図8の後面視で下側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜する。
左右グリップ42L,42Rの前連結部42bは、フェンダ本体41側ほど厚みが大きくなるように形成される。又、左右グリップ42L,42Rの後連結部42c及び内側連結部42dも、フェンダ本体41側ほど厚みが大きくなるように形成される。これにより、左右グリップ42L,42Rの支持剛性が向上する効果を奏する。そのため、左右グリップ42L,42Rとフェンダ本体41とを一体化しても、乗員は左右グリップ42L,42Rをしっかりと把持することができる。
この構成によれば、グリップ42とフェンダ本体41とを一体成形することで、グリップ42とフェンダ本体41とを別体とする場合と比較して、部品点数の削減を図ることができる。又、高い剛性を有するグリップ42の下部にフェンダ本体41という比較的薄肉の部材を一体化することで、リヤフェンダ40の剛性を向上できる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
40 リヤフェンダ
41 フェンダ本体
42 グリップ
42L 左グリップ
42R 右グリップ
43h 開口
52 リヤウインカ
CL 車体左右中心線
Claims (8)
- 車両後部のリヤフェンダ(40)を備える車体後部構造において、
前記リヤフェンダ(40)は、後輪(4)の上方を覆うフェンダ本体(41)と、乗員が把持可能なグリップ(42)と、を備え、
前記グリップ(42)と前記フェンダ本体(41)とが一体成形され、
前記グリップ(42)は、
乗員が把持可能なグリップ本体(42a)と、
前記グリップ本体(42a)の前端と前記フェンダ本体(41)とを繋ぐ前連結部(42b)と、
前記グリップ本体(42a)の後端と前記フェンダ本体(41)とを繋ぐ後連結部(42c)及び内側連結部(42d)と、を備えることを特徴とする車体後部構造。 - 前記グリップ(42)の前記前連結部(42b)は、前記フェンダ本体(41)の側ほど厚みが大きくなるように形成され、
前記グリップ(42)の前記後連結部(42c)及び前記内側連結部(42d)は、前記フェンダ本体(41)の側ほど厚みが大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。 - 前面視で車幅方向内側に開放するU字状の断面形状を有すると共に、側面視で前記フェンダ本体(41)のサイド部(41a)の上端から所定の間隔を空けて、前記グリップ(42)の前記前連結部(42b)の前端から前側ほど下方に位置するように緩やかに傾斜するように直線状に延びる前方延出部(44)を更に備え、
前記前方延出部(44)は、前記リヤフェンダ(40)の車体取付状態において、リヤサイドカバー(25)の後下縁に当接して上下に開口(44h)を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の車体後部構造。 - 前記リヤフェンダ(40)は、前記グリップ(42)を介して締結部材により車体フレーム(10)に取り付けられていることを特徴とする請求項1から3までの何れか一項に記載の車体後部構造。
- 前記グリップ(42)は、前端取付部(42f)と後端取付部(42g)とを備え、前記前端取付部(42f)と前記後端取付部(42g)とを介して車体フレーム(10)に取り付けられていることを特徴とする請求項1から4までの何れか一項に記載の車体後部構造。
- 前記リヤフェンダ(40)には、車体左右中心線(CL)を挟んで左側に配置される左グリップ(42L)と、前記車体左右中心線(CL)を挟んで右側に配置される右グリップ(42R)と、が設けられ、
前記左右グリップ(42L,42R)と前記フェンダ本体(41)とが一体成形されていることを特徴とする請求項1から5までの何れか一項に記載の車体後部構造。 - 前記リヤフェンダ(40)には、前記後輪(4)と径方向で対向する開口(43h)が形成されることを特徴とする請求項1から6までの何れか一項に記載の車体後部構造。
- 前記リヤフェンダ(40)にはリヤウインカ(52)が内蔵されることを特徴とする請求項1から7までの何れか一項に記載の車体後部構造。
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