JP6340662B2 - 回路遮断器 - Google Patents
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Description
また、上記の構成において、前記フレームは、前記リンクと前記レバーを連結するピンが挿通され、前記第1方向及び前記第2方向に延びる第1のガイド溝と、前記可動ピンが挿通され、前記第1方向及び前記第2方向に延びる第2のガイド溝と、を有することが好ましい。
図1に示す回路遮断器1は、たとえば住宅の壁面に取着された分電盤に収容される。なお、以下の説明において、分電盤に収容された状態における前後左右上下方向を用いるものとする。また、一部の図においては矢印付きで各方向を示している。また、各図にかかる説明において示されない部材について符号を省略することがある。
収容部本体11は、絶縁性を有する合成樹脂材料によって、前面が開口し略矩形箱状に形成されている。収容部カバー12は、絶縁性を有する合成樹脂材料によって、後面が開口し略矩形箱状に形成され、収容部本体11前面の開口を塞ぐよう取着される。プラグインカバー13は、絶縁性を有する合成樹脂材料によって、収容部本体11及び収容部カバー12の上面を覆うように形成されている。収容部カバー12は、収容部本体11に対してねじ14aにより固定される。さらに、プラグインカバー13と収容部カバー12は、収容部本体11に対してねじ14bにより固定される。そして、収容部本体11と収容部カバー12により形成される収容空間に、接点装置等の回路遮断器を構成する機構部品が収容されている。
図4には、1つの主回路にかかる部材を示している。
プラグインカバー13に収容されたプラグイン端子15には、可撓リード線21の一端が接続されている。可撓リード線21は円環状の零相変流器71に挿通され、可撓リード線21の他端はバイメタル22の一端(たとえば先端)に接続されている。なお、零相変流器71には、他の主回路にかかる可撓リード線も挿通されているが、図4では省略されている。バイメタル22の基端は、調整板23に固着され、その調整板23は固定板24とともに収容部本体11に固定されている。バイメタル22は、固定板24に螺入された調整ねじ25によって熱動釈放の感度が調整される。バイメタル22の基端には可撓リード線26の一端が接続され、その可撓リード線26の他端は可動接触子18に接続されている。可動接触子18は、収容部本体11との間に介在される開極ばね19により前方へと付勢されている。可動接触子18はその下端に可動接点18aを有している。負荷端子板16の固定接触子17はその上端に固定接点17aを有している。可動接触子18は、開閉機構30により、固定接触子17対して接離される。可動接触子18の可動接点18aと固定接触子17の固定接点17aとにより接点部が構成される。
図5(a)および図5(b)は開閉機構30の斜視図を示し、図6は開閉機構30の分解斜視図を示す。
フレーム31は、金属材料によって、略矩形状に形成され略同形に切り欠かれてなる左右一対の側片31aと、この一対の側片31aを下端部で連結する矩形板状に形成された連結片31bとから構成される。各側片31aのそれぞれ左右方向外側に突出する固定片31cがそれぞれ設けられており、それら固定片31cにより収容部本体11に固定される。
先ず、図4にしたがって、オン状態の回路遮断器1を説明する。
ハンドル32は、収容部カバー12の前面に倒れ、操作部32aが凹部12a内に収容されている。したがって、ハンドル32の回動部32bは図4において反時計回りの方向へ回動し、リンク33の前端を下方へと移動させている。そして、レバー34の係合突起34eがラッチ板36の位置決め部36fと係合している。したがって、ラッチ板36とレバー34とを連結するレバーピン44がフレーム31のガイド溝31fにより案内されて後方に配置される。これにより、レバー34の軸溝34dに挿入された可動ピン45により可動枠35を可動ばね46(図5(a)参照)及び開極ばね19に抗して後方へと押圧する。これにより、可動枠35が後方へと移動し、可動接触子18の可動接点18aと固定接触子17の固定接点17aとを接触させる。
過電流により湾曲したバイメタル22は、主回路のオフによる電流の停止によって冷却されて元の状態に復帰する。そして、ラッチ板36がラッチ板ばね48(図6参照)により元の位置に戻る。
なお、図4に示すように、オン状態の回路遮断器1において、ハンドル32の操作部32aを回動操作して収容部カバー12に対して起立させることで、回路遮断器1は、図7(b)に示すオフ状態となる。したがって、ハンドル32の回動動作により、回路遮断器1をオンオフすることができる。
(1)回路遮断器1は、筐体10の収容部本体11に固定された3つの固定接触子17と、開閉機構30によって固定接触子17に対して接離される3つの可動接触子18を有している。開閉機構30のフレーム31は、収容部本体11に固定されている。フレーム31にはハンドル32が回動自在に支持されている。ハンドル32は、リンク33を介してレバー34の一端に連結され、レバー34の他端には係合突起34eが形成されている。その係合突起34eは、フレーム31に回動自在に支持されたラッチ板36の位置決め部36fと係合する。レバー34の中央に形成された軸溝34dに挿通された可動ピン45により、複数の可動接触子18が挿通係止された可動枠35を、可動接触子18を固定接触子17に接触する方向に押圧する。可動枠35は、収容部本体11との間に介在された可動ばね46により、可動接触子18を固定接触子17から離間する方向に付勢されている。
・上記回路遮断器1は、3つの主回路を開閉する開閉機構30を有している。これに対し、2つの主回路、または4つ以上の主回路を開閉する開閉機構を有する回路遮断器としてもよい。
Claims (5)
- 筐体と、前記筐体に固定された複数の固定接触子と、前記筐体内に収容され、前記複数の固定接触子からそれぞれ開極ばねにより離間する方向に付勢された複数の可動接触子と、前記複数の固定接触子と前記複数の可動接触子とを接離する開閉機構と、主回路の電流に応じて前記開閉機構を操作して前記複数の可動接触子を前記複数の固定接触子から強制開極させる引き外し手段と、を備え、
前記開閉機構は、前記筐体に固定されたフレームと、前記フレームに回動自在に支持されたハンドルと、一端がリンクを介して前記ハンドルに連結され、中央部に可動ピンが挿通された軸溝を有するレバーと、一端が前記フレームに回動自在に連結され、他端に前記レバーの他端が係合し、前記引き外し手段により前記レバーとの係合が解除されるラッチ板と、前記複数の可動接触子が挿通係止される複数の係止溝が並設され、前記可動ピンにより前記可動接触子と前記固定接触子とを接触させる第1方向に押圧され、ばねにより前記第1方向と反対の第2方向に付勢された可動枠と、相対回動するように前記リンクと前記レバーとを連結するレバーピンとを備え、
前記可動ピンは、前記固定接触子と前記可動接触子とが接触する状態において前記レバーの中央部に対して前記レバーピン側に位置する
回路遮断器。 - 前記軸溝は、前記レバーの中央部から前記レバーピンに向けて延びる
請求項1に記載の回路遮断器。 - 前記フレームは、前記レバーピンが挿通され、前記第1方向及び前記第2方向に延びる第1のガイド溝と、前記可動ピンが挿通され、前記第1方向及び前記第2方向に延びる第2のガイド溝と、を有する
請求項1または2に記載の回路遮断器。 - 前記レバーは、前記他端に形成され、三角形状に突出する係合突起を有し、
前記ラッチ板は、前記レバーの係合突起の先端が係合する位置決め部を有する
請求項1〜3の何れか一項に記載の回路遮断器。 - 前記引き外し手段は、基端が前記筐体に固定された複数のバイメタルを有し、
前記開閉機構は、前記フレームに回動自在に支持され、前記複数のバイメタルの先端と係合する1つの係合バーを有し、前記複数のバイメタルの先端の変位に応じて回動して前記ラッチ板を前記レバーとの係合を解除する方向に回動させる連動板を有する
請求項1〜4の何れか一項に記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
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JP2014086882A JP6340662B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014086882A JP6340662B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015207430A JP2015207430A (ja) | 2015-11-19 |
JP6340662B2 true JP6340662B2 (ja) | 2018-06-13 |
Family
ID=54604093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014086882A Active JP6340662B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6340662B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423637Y2 (ja) * | 1974-04-25 | 1979-08-13 |
-
2014
- 2014-04-18 JP JP2014086882A patent/JP6340662B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015207430A (ja) | 2015-11-19 |
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