JP6336434B2 - 缶ボディ用アルミニウム合金板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
導電率が37.0〜40.0%IACSであり、
圧延方向における耐力が300MPa以上であり、
加工硬化指数が0.07以上であり、
ブランク径が55mmであり、かつ、絞り比を1.67とした条件で絞り成形を行った成形カップの下記式(1)より算出される耳率Rが4%以下であることを特徴とする缶ボディ用アルミニウム合金板にある。
R=(M 45 −V 45 )/((M 45 +V 45 )/2)×100 ・・・(1)
(上記式(1)において、M 45 は下記式(2)より算出される値であり、V 45 は下記式(3)より算出される値である。
M 45 =(A+B+C+D)/4 ・・・・(2)
上記式(2)において、Aは45°(圧延方向を0°としたときの角度、以下同様)耳高さであり、Bは135°耳高さであり、Cは225°耳高さであり、Dは315°耳高さである。
V 45 =(E+F+G+H)/4 ・・・(3)
上記式(3)において、Eは45°方向と135°方向との間の谷の最小高さであり、Fは135°方向と225°方向との間の谷の最小高さであり、Gは225°方向と315°方向との間の谷の最小高さであり、Hは315°方向と45°方向との間の谷の最小高さである。)
該スラブの両圧延面及び両側面を面削し、
その後、上記スラブを600〜620℃で1〜24時間加熱する均質化処理を行い、
上記均質化処理後の上記スラブを40℃/時間以上の冷却速度で500〜550℃まで冷却した後に熱間粗圧延を行い、
次いで、出側温度が330〜360℃となるように熱間仕上圧延を行って熱延板とし、
該熱延板を40℃/時間以下の冷却速度で150℃まで冷却する処理または上記熱延板を300℃以上の温度で1時間以上保持する処理のいずれか一方を行い、
その後、温度を80℃以下とした上記熱延板を冷間圧延して温度が140℃以上の中間冷延板とし、
次いで、該中間冷延板を120℃以上の温度で2時間以上保持し、
その後、冷間圧延の最終パスを圧下率48〜56%となるように行い、冷間圧延の総圧下率が87〜90%であり、かつ、温度が150℃以上である冷延板とし、
該冷延板を冷却速度15〜30℃/時間で80℃まで冷却することを特徴とする缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法にある。
上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、1.0〜1.5%のMgを含有している。Mgはアルミニウムに固溶し、固溶強化により上記アルミニウム合金板の強度を向上させる作用を有する。また、MgとCuやSiとが共存することにより、冷間圧延の途中において温度が150℃前後となっている間に、MgとCuやSiとの化合物を微細に析出させることができる。上記アルミニウム合金板は、これらの微細な析出物による析出強化のため、より強度の高いものとなりやすい。
上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、0.8〜1.2%のMnを含有している。Mnはアルミニウムに固溶し、固溶強化により上記アルミニウム合金板の強度を高める作用を有する。また、Mnは、塗装焼付け工程等における加熱により冷間加工の際に生成した加工組織が回復することを遅延させ、軟化を抑制する作用を有する。また、MnはFeやSiと共存することにより、Al6(Mn,Fe)の微細な晶出物やα相化合物(Al−Mn−Fe−Si系)を生成し、DI加工の際に上記アルミニウム合金板とダイスとが焼き付くことを防止する作用を有する。
上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、0.20〜0.30%のCuを含有している。Cuはアルミニウムに固溶し、固溶強化により上記アルミニウム合金板の強度を向上させる作用を有する。また、CuはMgと共存することにより、冷間圧延時の加工発熱等により温度が150℃前後となっている間に、Al−Mg−Cu系の微細な析出物を生成する。上記アルミニウム合金板は、これらの微細な析出物による析出強化のため、より強度の高いものとなりやすい。また、Cuは、塗装焼付け工程等における加熱による加工組織の回復を遅延させ、軟化を抑制する作用を有する。
上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、0.25〜0.60%のFeを含有している。Feは、MnやSiと共存することにより、Al6(Mn,Fe)の微細な晶出物やα相化合物(Al−Mn−Fe−Si系)を生成し、DI加工の際に上記アルミニウム合金板とダイスとが焼き付くことを防止する作用を有する。
上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、0.20〜0.40%のSiを含有している。Siは、MnやFeと共存することによりα相化合物(Al−Mn−Fe−Si系)を生成し、DI加工の際に上記アルミニウム合金板とダイスとが焼き付くことを防止する作用を有する。また、Siは、MgやCuと共存することにより、冷間圧延の途中において温度が150℃前後となっている間に微細な金属間化合物を析出させ、析出強化により上記アルミニウム合金板の強度を向上させる作用を有する。
また、上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、導電率が37.0〜40.0%IACSである。導電率はMnの固溶量の指標として利用される測定値であり、導電率が低いほどMnの固溶量が多くなることを示す。上記アルミニウム合金板は、25℃の温度条件で測定して得られる導電率を上記特定の範囲に制御することにより、Mnの固溶強化による強度向上効果を得やすく、かつ、α相化合物等の析出による焼き付き防止効果を得やすいものとなる。
また、上記缶ボディ用アルミニウム合金板は、冷間圧延の最終パス直前における材料を150℃の温度で10時間時効処理したときの引張強さσ B(10) 及び耐力σ 0.2(10) と、150℃の温度で1時間時効処理したときの引張強さσ B(1) 及び耐力σ 0.2(1) とが、
σ B(10) −σ B(1) ≧5(MPa)、σ 0.2(10) −σ 0.2(1) ≧1(MPa)となる特定の時効特性を有している。上記時効特性は、析出強化による強度向上効果の指標として用いられる値であり、主としてAl−Cu−Mg系析出物の析出に起因する強度向上効果の指標である。Al−Cu−Mg系析出物は、プレス加工における耳率の変化を伴わず、また、熱処理等の工程を追加することなく強度向上効果を得やすい性質を有する。そのため、当該析出物を利用することにより上記アルミニウム合金板の生産性を容易に向上させることができる。
σB(10)−σB(1)≧5(MPa)、σ0.2(10)−σ0.2(1)≧1(MPa)
の関係を満たす場合には、Al−Cu−Mg系析出物を含めた種々の析出物によって、上記アルミニウム合金板を用いて製造された缶ボディの強度をより向上させることができる。
R=(M45−V45)/((M45+V45)/2)×100 ・・・(1)
上記缶ボディ用アルミニウム合金板の実施例について、以下説明する。
まず、DC鋳造により表1に示す化学成分を含有するアルミニウム合金(合金No.1〜No.9)を用いてスラブを作製した。次いで、該スラブの両圧延面を10mm面削し、両側面を5mm面削した。その後、上記スラブを605℃で2時間加熱して均質化処理を行った。均質化処理の後、上記スラブを45℃/時間の冷却速度で515℃まで冷却し、この温度を2時間保持してスラブ全体の温度を均一化させた。
次いで、スラブの温度が515℃である状態からリバース式の圧延機を用いて上記スラブの熱間粗圧延を開始し、複数回の圧延パスにより板厚を30mmとした状態で熱間粗圧延を完了した。熱間粗圧延完了時の上記スラブの温度は465℃であった。熱間粗圧延の後、4タンデムの熱間仕上圧延機を用いて、圧下率を92%として熱間仕上圧延を行った、これにより、板厚2.4mmの熱延板を作製した。熱延板の出側温度は340℃であった。
上述のようにして得られた熱延板を25℃/時間の冷却速度で150℃まで冷却した後、さらにファン冷却により55℃まで冷却した。その後、シングル圧延機を用いた2パスの冷間圧延を行って中間冷延板を得た。得られた中間冷延板の板厚は0.58mmであり、温度は155℃であった。
その後、上記冷延板を22℃/時間の冷却速度で80℃まで冷却し、引張矯正を行うことなく圧延油の洗浄及びリオイル油の塗布を行い、表2及び表3に示すアルミニウム合金板(試験材No.1〜No.9)を得た。なお、リオイル油の塗布は静電塗布により行い、その塗布量は100mg/m2であった。
JIS Z2241に準拠して圧延方向の引張試験を行い、各試験材の引張強さσB及び耐力σ0.2を測定した。耐力σ0.2の値は300MPa以上であることが好ましい。耐力σ0.2が300MPa未満となる試験材については、表3において下線を付して示した。
各試験材から55mm径のブランクを採取し、絞り比を1.67とした条件で絞り成形を行ってカップ状に成形した。このカップの耳率Rを上記式(1)〜式(3)を用いて算出した。耳率Rは4%以下であることが好ましい。耳率Rが4%を超える試験材については、表3において下線を付して示した。
上記試験体(DI缶)の缶底形状を缶底接地径が48mm、ドーム深さが9.8mmとし、このときの缶底耐圧を測定した。缶底耐圧は600kPa以上であることが好ましい。缶底耐圧が600kPa未満となる試験材については、表3において下線を付して示した。
上記試験体を壁厚0.105mm狙いで100缶ずつ製缶し、その時の製缶成功率と外観の目視観察により評価した。なお、表3中、◎は全缶(100缶)成形が成功して外観不良のないことを示す記号であり、○は全缶(100缶)成形が成功したが外観不良が生じたことを示す記号であり、△は1〜5缶破断したことを示す記号であり、×は6缶以上破断したことを示す記号である。DI成形性は、全缶成形が成功して外観不良のないこと(◎にて表示)が好ましい。外観不良が生じたり(○にて表示)、破断が起こった(△及び×にて表示)試験材については、表3において下線を付して示した。
上記試験体を100缶ずつ成形した後、耳部のトリミングを行い、204径までスムースダイネック成形を行った。その後、開口端部にフランジ厚が157μm、フランジ幅が2.4mmとなるフランジを形成し、フランジ端部の割れの有無を目視観察により評価した。なお、表3中、○は全缶(100缶)成功してフランジ割れのないものを示し、×は1缶以上フランジ割れが発生したものを示す。フランジ成形性は、全缶成形が成功してフランジ割れのないこと(○にて表示)が好ましい。フランジ割れが発生した(×にて表示)試験材については、表3において下線を付して示した。
図1に示すように、真円度計2(株式会社ミツトヨ製、型式EC−1010A)を用いて個々の再絞りカップ1におけるチャイム部11のしわ12を測定し、しわ高さ測定チャートを得た。しわ高さ測定チャートの一例を図2に示す。このチャートは、点Oを中心とした円座標であり、周方向に角度を、径方向にしわ12の凹凸をとったものである。得られたチャートにおいて、隣り合う山部3と谷部4について、(点Oから山部3の頂点までの距離31の値−点Oから谷部4の頂点までの距離41の値)により算出される値をしわ高さHとした。このしわ高さHをチャイム部11の全周における各々の山部3について算出し、そのうち最大の値を最大しわ高さHmaxとした。そして、同一の試験材から作製した5缶のそれぞれについて求めた最大しわ高さHmaxの平均値を算出し、この値をボトムしわ高さHbとして表3に示した。ボトムしわ高さHbは、200μm以下であることが好ましい。ボトムしわ高さHbが200μmを超える試験体については、表3において下線を付して示した。
本例は、実施例1における合金No.1を用いてスラブを作製した後、製造条件を種々変更して上記缶ボディ用アルミニウム合金板を作製した例である。すなわち、本例においては、実施例1の製造条件に替えて表4に示す種々の製造条件(製造条件A〜M)を用いてスラブ作製、熱間圧延、冷間圧延及び仕上げの各工程を順次行い、表5及び表6に示すアルミニウム合金板(試験材No.11〜23)を作製した。
本例は、実施例2における熱間仕上圧延の後、得られた熱延板に熱処理を行って作成したアルミニウム合金板の例である。本例における製造方法を以下に説明する。
まず、実施例1における合金No.1を用いてDC鋳造によりスラブを作製した。次いで、該スラブの両圧延面を10mm面削し、両側面を5mm面削した。その後、上記スラブを605℃で2時間加熱して均質化処理を行った。均質化処理の後、上記スラブを45℃/時間の冷却速度で530℃まで冷却し、この温度を2時間保持してスラブ全体の温度を均一化させた。
次いで、スラブの温度が530℃である状態からリバース式の圧延機を用いて上記スラブの熱間粗圧延を開始し、複数回の圧延パスにより板厚を30mmとした状態で熱間粗圧延を完了した。熱間粗圧延完了時の上記スラブの温度は465℃であった。熱間粗圧延の後、4タンデムの熱間仕上圧延機を用いて、圧下率を91.3%として熱間仕上圧延を行った。これにより、板厚2.6mmの熱延板を作製した。熱延板の出側温度は335℃であった。
上述のようにして得られた熱延板に対し、330℃の温度で2時間保持する熱処理を行った後、ファン冷却により75℃まで冷却した。その後、シングル圧延機を用いた2パスの冷間圧延を行って中間冷延板を得た。得られた中間冷延板の板厚は0.58mmであり、温度は160℃であった。
その後、上記冷延板を24℃/時間の冷却速度で80℃まで冷却し、引張矯正を行うことなく圧延油の洗浄及びリオイル油の塗布を行い、表7及び表8に示すアルミニウム合金板(試験材No.24)を得た。なお、リオイル油の塗布は静電塗布により行い、その塗布量は100mg/m2であった。
Claims (2)
- DI成形性及びフランジ成形性に優れた缶ボディ用アルミニウム合金板であって、
Mg:1.0〜1.5%(質量%、以下同様)、Mn:0.8〜1.2%、Cu:0.20〜0.30%、Fe:0.25〜0.60%、Si:0.20〜0.40%を含有し、残部がAl及び不可避不純物からなる化学成分を有し、
導電率が37.0〜40.0%IACSであり、
圧延方向における耐力が300MPa以上であり、
加工硬化指数が0.07以上であり、
ブランク径が55mmであり、かつ、絞り比を1.67とした条件で絞り成形を行った成形カップの下記式(1)より算出される耳率Rが4%以下であることを特徴とする缶ボディ用アルミニウム合金板。
R=(M 45 −V 45 )/((M 45 +V 45 )/2)×100 ・・・(1)
(上記式(1)において、M 45 は下記式(2)より算出される値であり、V 45 は下記式(3)より算出される値である。
M 45 =(A+B+C+D)/4 ・・・・(2)
上記式(2)において、Aは45°(圧延方向を0°としたときの角度、以下同様)耳高さであり、Bは135°耳高さであり、Cは225°耳高さであり、Dは315°耳高さである。
V 45 =(E+F+G+H)/4 ・・・(3)
上記式(3)において、Eは45°方向と135°方向との間の谷の最小高さであり、Fは135°方向と225°方向との間の谷の最小高さであり、Gは225°方向と315°方向との間の谷の最小高さであり、Hは315°方向と45°方向との間の谷の最小高さである。) - 請求項1に記載の缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法であって、
Mg:1.0〜1.5%(質量%、以下同様)、Mn:0.8〜1.2%、Cu:0.20〜0.30%、Fe:0.25〜0.60%、Si:0.20〜0.40%を含有し、残部がAl及び不可避不純物からなる化学成分を有するスラブを作製し、
該スラブの両圧延面及び両側面を面削し、
その後、上記スラブを600〜620℃で1〜24時間加熱する均質化処理を行い、
上記均質化処理後の上記スラブを40℃/時間以上の冷却速度で500〜550℃まで冷却した後に熱間粗圧延を行い、
次いで、出側温度が330〜360℃となるように熱間仕上圧延を行って熱延板とし、
該熱延板を40℃/時間以下の冷却速度で150℃まで冷却する処理または上記熱延板を300℃以上の温度で1時間以上保持する処理のいずれか一方を行い、
その後、温度を80℃以下とした上記熱延板を冷間圧延して温度が140℃以上の中間冷延板とし、
次いで、該中間冷延板を120℃以上の温度で2時間以上保持し、
その後、冷間圧延の最終パスを圧下率48〜56%となるように行い、冷間圧延の総圧下率が87〜90%であり、かつ、温度が150℃以上である冷延板とし、
該冷延板を冷却速度15〜30℃/時間で80℃まで冷却することを特徴とする缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法。
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