JP6328831B2 - 空気搬送軽量物分離方法及び空気搬送軽量物分離装置 - Google Patents
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Description
この耳屑の処理装置として、特許文献1に開示された耳屑風送方法及び装置ある。この技術は、送り中のウェブから切り離した耳屑を耳屑回収部へ風送する耳屑風送装置において、前記耳屑を吸入口から吸引して耳屑回収部に送る耳屑風送配管と、この耳屑風送配管の吸入口近くに設けられ、吸入された耳屑を送り方向で切断し短冊状耳屑にするカッタとを備え、前記カッタはロータリーカッタから構成されており、前記耳屑を15〜300mmの範囲で切断する(請求項3、4)。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにし空気搬送軽量物分離装置を提供することを目的とする。
本発明は、長尺又は嵩高の軽量物を空気吸引により効率良く搬送し、かつ空気から分離しながら詰まりを発生することなく連続的に回収することができる空気搬送軽量物分離装置を提供することを目的とする。
空気搬送軽量物分離装置は第1に、分離フィルタの上部から空気搬送により軽量物が供
給されかつ分離後の空気を外方へ排出する分離室と、この分離室から落下される軽量物を受ける分離弁体を落下口に開閉自在に設けた落下ガイド体と、この分離室から空気を吸引するブロアを有する第1吸引機構と、前記落下ガイド体から落下される軽量物を受ける収集弁体を排出口に開閉自在に設けた収集ガイド及び前記収集弁体の上方の収集室と、前記収集室から空気を吸引する第2吸引機構とを有しており、
前記分離弁体を開閉自在に支持する上軸に上揺動アームを設け、収集弁体を開閉自在に支持する下軸に下揺動アームを設け、前記上揺動アームと下揺動アームとを両揺動アーム間隔を伸縮しかつ重量を付与可能なアクチュエータで連結していることを特徴とする。
第4に、前記第2吸引機構は収集室と第1吸引機構のブロアの吸入口とを繋ぐダクトと、このダクトの空気吸引量を調整する第2エアーバルブとを有し、前記ブロアの吸入口には第1エアーバルブと第2吸引機構のダクトの出口とを併設配置しており、前記第1エアーバルブによる第1吸引機構の空気吸引量調整と第2エアーバルブの空気吸引量調整とを独立していることを特徴とする。
第6に、前記落下ガイド体は下部に正面視V字状の落下口が形成され、この落下口を開閉する一対の分離弁体が一対の上軸を介して回動自在に設けられ、両上軸に上アームが設けられ、一方の上軸の回転で他方の上軸を逆転させる上リンクで両上アームが連結されていることを特徴とする。
即ち、第1の空気搬送軽量物分離装置は、分離弁体を開閉自在に支持する上軸に上揺動アームを設け、収集弁体を開閉自在に支持する下軸に下揺動アームを設け、上揺動アームと下揺動アームとを両揺動アーム間隔を伸縮しかつ重量を付与可能なアクチュエータで連結しているので、1つのアクチュエータの伸縮で、分離弁体と収集弁体とを共に閉鎖した状態から、一方又は他方を開放することができ、搬送空気からの軽量物の分離、分離した軽量物の収集、収集した軽量物の排出を確実にかつ連続して行うことができ、軽量物を連続的にかつ効率よく収集回収することができる。
第3の空気搬送軽量物分離装置は、第1吸引機構は第1エアーバルブで分離室からの空気吸引量を調整することができ、軽量物をその質量に適合した空気吸引により確実かつ効率よく搬送・分離をすることができる。
気吸引量を調整することができ、かつ第1吸引機構のブロアを兼用しながら第1吸引機構の空気吸引量調整から独立して第2エアーバルブで
空気吸引量を調整することができる。
第5の空気搬送軽量物分離装置は、上ケースと中ケースと下ケースとを上下に連結しているので、それぞれ個別に形成して組み立てることができる。
第7の空気搬送軽量物分離装置は、収集ガイドの排出口を一対の収集弁体で開閉するので、下ケースの上下寸法を小さくしたり、または収集ガイド内の分離物収容体積を大きくしたりすることができる。
フィルム、紙等の長尺薄材の側縁を切断してできる長尺な耳屑、衛生用品製造機で生成される繊維屑、オムツ製造時に発生する規格外のオムツ、紙ロール製造時に発生する規格外の嵩高な紙ロール等(以下、軽量物と称する。)は、生成箇所から空気搬出される。
(第1実施形態)
図1〜5において、第1実施形態の空気搬送軽量物分離装置1を示しており、この空気搬送軽量物分離装置1は、空気吸引により搬送される軽量物を空気から分離して、連続的に収集・回収するものであって、概略的に、上下方向に長い装置ケース21の内部に分離室3及び収集室5を形成し、外側面に第1吸引機構4及び第2吸引機構6を装着している。
前記搬入口部材14は、上ケース21Uの上面を塞ぐ取り付け板14aに分離フィルタ13内と連通する円筒部材14bを設け、この円筒部材14bの外周に導入口14cを設けており、導入口14cは軽量物を発生する箇所から空気搬送するダクトに連結され、軽量物含有空気が円筒部材14bの内周面に接線方向から供給される。
前記分離フィルタ13の下部は円筒から絞られて四角形状になった落下ガイド体24を有しており、この落下ガイド体24の下部は下端が斜めに切られていて水平線に対して傾斜した落下口3Aになっている。この落下口3Aはその上部で空気から分離された軽量物を下方へ落下させる開口であり、分離弁体8によって開閉自在になっている。
収集ガイド30は上部より下部が小さい四角錐形状の筒体であり、その下部は正面視逆山形形状になっていて、平面視四角形、正面視V字状の排出口5Aが形成されており、この排出口5Aは左右一対の収集弁体9によって開閉自在になっている。
前記分離弁体8と収集弁体9との間にはエアーシリンダからなる同期アクチュエータ16が設けられている。
収集弁体9の左右下軸31は両軸端が下ケース21Dから外方に突出され、右下軸31の両軸端には一対の下アーム36が設けられ、左下軸31の両軸端には一対の下アーム37が固定されており、両下アーム36、37は同一寸法であり、下リンク38で連結されていて、一方が時計方向に回動するとき、他方は反時計方向に回動する。
同期アクチュエータ16は電磁弁48によって伸縮作動し、上下及び左右に移動可能であって、ピストンロッド16aを伸張しているとき(図2に示す。)、重量が働いて一対の収集弁体9を排出口5Aに当接して閉鎖し、分離弁体8を垂直位置にして落下口3Aを開放状態にする。排出口5A閉鎖状態が軽量物を収集する運転状態である。
一方を開放するとき他方を閉鎖し、他方を開放するとき一方を閉鎖する。
前記中ケース21Mの前後部には収集室5と連通する開口5Bが形成されており、この開口5Bに収集フィルタ15が設けられるとともに第2吸引機構6が連結されている。
前記第2吸引機構6は収集室5と第1吸引機構4の吸引側(負圧側)とを接続するものであって、第1吸引機構4のブロア23によって負圧案内部材22内の空気とともに垂直ダクト45内の空気が吸引され、収集室5内を負圧にする。収集室5内が負圧になることにより、分離フィルタ13内の軽量物は下方へ引っ張られ、落下ガイド体24から確実に落下して収集弁体9上に誘導される。
前記エアーバルブ10は垂直ダクト45に枢支された支軸46に設けられており、垂直ダクト45内に配置されていて、図2実線位置が開放位置であり、2点鎖線位置が閉鎖位置であり、垂直ダクト45の外部に設けたエアーシリンダ等の開閉アクチュエータ17によって開閉揺動される。
一対の収集弁体9で排出口5Aを閉鎖し、かつ分離弁体8で落下口3Aを開放して軽量物を収集するとき、開閉アクチュエータ17はピストンロッドを収縮してエアーバルブ10を開放位置に配置し、収集室5内の空気を吸引して軽量物の落下を促進する。
第2吸引機構6はエアーバルブ10の閉鎖により吸引作用を停止するが、第1吸引機構4はそのまま吸引作用をし、搬送空気から軽量物を分離する。この時分離される軽量物は分離弁体8上に載置されて、落下ガイド体24内に一時貯溜される。
前記収集軽量物を収集室5から排出するときも、第1吸引機構4を停止することなく分離室3で軽量物の分離を行うので、軽量物の回収は連続して行われ、空気搬送軽量物分離装置1及び軽量物発生施設を連続稼働できる。
第1吸引機構4により分離室3を負圧にして、搬入口部材14の導入口14cから軽量物含有空気を取り入れ、円筒部材14b内で渦巻き旋回させながら分離フィルタ13の上部に導入し、サイクロン作用で軽量物含有空気から空気を吸引しかつ軽量物を分離する。この分離した軽量物を分離フィルタ13から落下ガイド体24で案内しながら下方に落下し、収集室5の収集弁体9上に受け止める。
堆積軽量物が排出された後は、同期アクチュエータ16を伸張させて、収集弁体9で排出口5Aを閉鎖し、分離弁体8で落下口3Aを開放し、分離弁体8上に仮堆積されていた分離軽量物を落下して閉鎖した収集弁体9上に堆積させる。
てエアーバルブ10を開放すると、収集室5内の空気は第1吸引機構4の吸引側へ吸引され、これにより、分離室3内の分離軽量物は落下口3Aからの落下が促進され、収集弁体9上に堆積される。このとき搬入口部材14から分離室3への軽量物含有空気の吸引は、効率が低下することなく高く維持される。
軽量物の排出後は、収集弁体9を閉じ、分離弁体8を開き、そしてエアーバルブ10を開放する。
(第2実施形態)
図6〜11において、第2実施形態の空気搬送軽量物分離装置100を示している。フィルム、紙等の耳屑、繊維屑、規格外紙ロール等の軽量物は、形状、質量(重量、含有水分量等も含む)が均一ではなく、品物に応じて異なっており、空気搬送分離においては軽量物をその形状、質量に応じた適正な処理を必要とする。
なお、空気搬送軽量物分離装置100の構成要素で第1実施形態の空気搬送軽量物分離装置1と実質的に同一構成のものは、図6〜11中同一符号で示す。
前記上ケース21U、搬入口部材14、負圧案内部材22、ダクト102及びブロア23等は、外部で生成された軽量物を分離室3に空気搬送し、かつ空気からサイクロン作用で軽量物を分離する第1吸引機構104を構成している。
前記分離フィルタ13の下方の中ケース21Mの上部内には円筒から絞られて四角形状になった落下ガイド体24が設けられている。この落下ガイド体24の下部は正面視逆山形形状になっていて、平面視四角形、正面視V字状の落下口103Aが形成されている。即ち、落下ガイド体24の下端はV字状開先に切られていて中央から左右両方向に上向き傾斜した落下口103Aになっている。この落下口103Aはその上部で空気から分離された軽量物を下方へ落下させる開口であり、左右一対の分離弁体108によって観音開き状に開閉自在になっている。
軸125に前記分離弁体108が設けられている。
分離弁体108は垂直位置から略60度回動可能になっており、従って左右落下口103Aは上軸125側から略30度下向きに傾斜している。
前記落下ガイド体24の下部に左右落下口103Aを形成して、一対の分離弁体108で開閉する構造にすることにより、各分離弁体108の面積が小さくなり、中ケース21Mの上下寸法を小さく、または落下ガイド体24内の分離物収容体積を大きくすることができる。
収集ガイド30は前記落下ガイド体24と同様に、上部より下部が小さい四角錐形状の筒体であり、平面視四角形、正面視V字状の排出口5Aを左右一対の収集弁体9によって開閉自在になっている。
左右収集弁体9は排出口5Aを閉鎖した状態でその上に軽量物を収集載置でき、左右下軸31の回動により下向きに観音開き状に同時開放され、収集軽量物を下方へ排出する。なお、排出された軽量物は、自動梱包機、減容機、運搬車等に供給されたり、搬送コンベアで再使用施設へ搬送されたりする。
前記分離弁体108と収集弁体9との間にはエアーシリンダからなる同期アクチュエータ16が設けられている。
符号SUは、分離弁体8を閉鎖位置にしたときの上揺動アーム35の自由端によって作動(オンになる)する近接センサ等の上センサであり、分離弁体8の閉鎖を検出する。
前記右下軸31の両軸端には一対の下揺動アーム39が設けられており、この両下揺動アーム39の自由端側に設けた連結ロッド40が同期アクチュエータ16のシリンダチューブ16bの下部と連結されている。従って、同期アクチュエータ16(単にアクチュエータとも言う)は、上揺動アーム35と下揺動アーム39とを両揺動アーム間隔を伸縮するとともに、両揺動アーム35、39のそれぞれにアクチュエータ重量を付与し、分離弁体8及び収集弁体9を閉鎖させる作用をする。
前記上センサSU及び下センサSDは制御部107に接続されており、この制御部107には同期アクチュエータ16の電磁弁48も接続されており、制御部107は定期的に電磁弁48を作動させるだけでなく、上センサSU及び下センサSDからの検出信号に異
常を来たしたときにも電磁弁48を作動させる。
排出口5Aが閉鎖状態でかつ分離弁体108が開放状態からピストンロッド16aを収縮していくと、同期アクチュエータ16の重量によりまず分離弁体108が垂直位置から回動して落下口103Aに当接して閉鎖し、分離弁体108と収集弁体9とが同時に閉鎖する状態を経て、分離弁体108が落下口103Aに当接して停止することにより分離弁体108のそれ以上の上動がなく、さらなるピストンロッド16aの収縮によりシリンダチューブ16bが上昇して下揺動アーム39を上昇揺動し、左右収集弁体9を閉鎖位置から垂直位置に移動して排出口5Aを開放する(図6に示す。)。この排出口5A開放状態が収集軽量物を外部に排出する運転状態である。
また、収集弁体9を閉鎖しているときに下センサSDがオンになっていて、収集弁体9に同期アクチュエータ16の重量を加えたままで伸長動作により、分離弁体108を閉鎖状態から開放動作する。分離弁体108と収集弁体9とは同時閉鎖を経てどちらか一方が開放される。
上センサSUがオフで下センサSDもオフという異常な状態になると、制御部107がそれを感知して同期アクチュエータ16を一旦伸長動作させる。同期アクチュエータ16を伸長動作させると、先に収集弁体9が閉鎖され、続いて分離弁体108が開き、挟み込んでいた紙ロールKを落下排除する。その後、同期アクチュエータ16を収縮動作して、分離弁体108を閉鎖して上センサSUがオンなることを確認する。
第2吸引機構6は3面の開口5Bに連通する水平ダクト44と、この水平ダクト44の中央と負圧案内部材22とを連通する垂直ダクト45と、負圧案内部材22内で垂直ダクト45の上端とブロア23とを連通する連通ダクト97と、前記垂直ダクト45内の空気流通を断接する第2エアーバルブ110と、この第2エアーバルブ110を閉鎖する開閉アクチュエータ17とを有する。
前記連通ダクト97の出口及び負圧案内部材22の出口はブロア23と常に連通し、負圧案内部材22の出口は第1エアーバルブ99の開度によって空気流通量が調整される。
開閉アクチュエータ17はソレノイドバルブ49を有し、同期アクチュエータ16の電磁弁48と同期して作動される。
一対の収集弁体9で排出口5Aを閉鎖し、かつ分離弁体8で落下口103Aを開放して軽量物を収集するとき、開閉アクチュエータ17はピストンロッドを収縮して第2エアーバルブ110を開放位置に配置し、収集室5内の空気を吸引して軽量物の落下を促進する。
第2吸引機構6は第2エアーバルブ110の閉鎖により吸引作用を停止するが、第1吸引機構104はそのまま吸引作用をし、搬送空気から軽量物を分離する。この時分離される軽量物は分離弁体108上に載置されて、落下ガイド体24内に一時貯溜される。
前記収集軽量物を収集室5から排出するときも、第1吸引機構104を停止することなく分離室3で軽量物の分離を行うので、軽量物の回収は連続して行われ、空気搬送軽量物分離装置100及び軽量物発生施設を連続稼働できる。
処理する軽量物の形状、質量等の特質に対応して第1エアーバルブ99の開度を調整し、第1吸引機構104の吸引空気量を設定し、第1吸引機構104を作動して、分離室3を負圧にして、搬入口部材14の導入口14cから軽量物含有空気を取り入れ、円筒部材14b内で渦巻き旋回させながら分離フィルタ13の上部に導入し、サイクロン作用で軽量物含有空気から空気を吸引しかつ軽量物を分離する。この分離した軽量物を分離フィルタ13から落下ガイド体24で案内しながら下方に落下し、収集室5の一対の収集弁体9上に受け止める。このとき、一対の収集弁体9は同期アクチュエータ16の重量が付与されて排出口5Aを閉鎖しており、下センサSDはオンになっている。
108上に仮堆積されていた分離軽量物を落下して閉鎖している一対の収集弁体9上に堆積させる。
収集弁体9を閉鎖しているときに、第2吸引機構6の開閉アクチュエータ17を作動して第2エアーバルブ110を開放すると、収集室5内の空気は、水平ダクト44、垂直ダクト45及び連通ダクト97を介してブロア23の吸引側へ吸引され、これにより、分離室3内の分離軽量物は落下口103Aからの落下が促進され、収集弁体9上に堆積される。
前記収集弁体9で排出口5Aを開放して堆積軽量物を排出するとき、収集弁体9の開放に先行して第2エアーバルブ110を閉鎖し、収集室5からブロア23への空気吸引を停止し、排出口5Aから外部空気を吸引しないようにする。これにより、排出口5Aからの軽量物排出が確実に行える。
なお、本発明は前記第1及び第2実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜11に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
第2吸引機構6はブロア23と別個のブロアを設けて、垂直ダクト45に接続してもよく、質量の高い軽量物の場合は、落下ガイド体24からの落下が確保されるので、第2吸引機構6を停止することも可能である。
装置ケース21、落下ガイド体24及び収集ガイド30等を平面視四角形に形成しているが、平面視円形に形成してもよい。
3、103 分離室
3A、103A 落下口
4、104 第1吸引機構
5 収集室
5A 排出口
5B 開口
6 第2吸引機構
8、108 分離弁体
9 収集弁体
10 エアーバルブ
13 分離フィルタ
14 搬入口部材
15 収集フィルタ
16 同期アクチュエータ
17 開閉アクチュエータ
21 装置ケース
21D 下ケース
21M 中ケース
21U 上ケース
22 負圧案内部材
23 ブロア
24 落下ガイド体
25、125 上軸
30 収集ガイド
31 下軸
35 上揺動アーム
36、37 下アーム
38 下リンク
39 下揺動アーム
44 水平ダクト
45 垂直ダクト
48 電磁弁
97 連通ダクト
99 第1エアーバルブ
99a 支軸
102 ダクト
107 制御部
110 第2エアーバルブ
136、137 上アーム
138 上リンク
146 横軸
K 軽量物(紙ロール)
SU 上センサ
SD 下センサ
Claims (7)
- 分離フィルタの上部から空気搬送により軽量物が供給されかつ分離後の空気を外方へ排出する分離室と、この分離室から落下される軽量物を受ける分離弁体を落下口に開閉自在に設けた落下ガイド体と、この分離室から空気を吸引するブロアを有する第1吸引機構と、前記落下ガイド体から落下される軽量物を受ける収集弁体を排出口に開閉自在に設けた収集ガイド及び前記収集弁体の上方の収集室と、前記収集室から空気を吸引する第2吸引機構とを有しており、
前記分離弁体を開閉自在に支持する上軸に上揺動アームを設け、収集弁体を開閉自在に支持する下軸に下揺動アームを設け、前記上揺動アームと下揺動アームとを両揺動アーム間隔を伸縮しかつ重量を付与可能なアクチュエータで連結していることを特徴とする空気搬送軽量物分離装置。 - 前記アクチュエータが伸長して収集弁体を閉鎖して分離弁体を開放する時に前記収集弁体の閉鎖を検出する下センサと、収集弁体の閉鎖状態からアクチュエータが収縮を開始して分離弁体を閉鎖する時に前記分離弁体の閉鎖を検出する上センサと、アクチュエータの収縮中に上センサがオフで下センサもオフになったときにアクチュエータを一旦伸長動作させる制御部とを有することを特徴とする請求項1に記載の空気搬送軽量物分離装置。
- 前記第1吸引機構は分離室とブロアの吸入口とを負圧案内部材で連結し、ブロアの吸入口で負圧案内部材の開度を調整する第1エアーバルブを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気搬送軽量物分離装置。
- 前記第2吸引機構は収集室と第1吸引機構のブロアの吸入口とを繋ぐダクトと、このダクトの空気吸引量を調整する第2エアーバルブとを有し、前記ブロアの吸入口には第1エアーバルブと第2吸引機構のダクトの出口とを併設配置しており、前記第1エアーバルブによる第1吸引機構の空気吸引量調整と第2エアーバルブの空気吸引量調整とを独立していることを特徴とする請求項3に記載の空気搬送軽量物分離装置。
- 前記分離フィルタを収納しかつ分離室を形成した上ケースと、落下ガイド体を収納しかつ落下ガイド体の下方の収集室を形成した中ケースと、収集室の下方の収集ガイドを収納した下ケースとを上下に連結していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気搬送軽量物分離装置。
- 前記落下ガイド体は下部に正面視V字状の落下口が形成され、この落下口を開閉する一対の分離弁体が一対の上軸を介して回動自在に設けられ、両上軸に上アームが設けられ、一方の上軸の回転で他方の上軸を逆転させる上リンクで両上アームが連結されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気搬送軽量物分離装置。
- 前記収集ガイドは下部に正面視V字状の排出口が形成され、この排出口を開閉する一対の収集弁体が一対の下軸を介して回動自在に設けられ、両下軸に下アームが設けられ、一方の下軸の回転で他方の下軸を逆転させる下リンクで両下アームが連結されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気搬送軽量物分離装置。
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