[go: up one dir, main page]

JPH0145035Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0145035Y2
JPH0145035Y2 JP1985012342U JP1234285U JPH0145035Y2 JP H0145035 Y2 JPH0145035 Y2 JP H0145035Y2 JP 1985012342 U JP1985012342 U JP 1985012342U JP 1234285 U JP1234285 U JP 1234285U JP H0145035 Y2 JPH0145035 Y2 JP H0145035Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
damper
seal member
short cylindrical
cylindrical seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985012342U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61130898U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985012342U priority Critical patent/JPH0145035Y2/ja
Publication of JPS61130898U publication Critical patent/JPS61130898U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0145035Y2 publication Critical patent/JPH0145035Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はダスト分離用弁装置に関する。
例えば焼結機排気集塵装置1においては、従
来、例えば、第2図側面図に示すように、ダスト
排出に二重ダンパー2が用いられており、これは
焼結機排気集塵装置はブロワーで吸収されている
ため装置1内は一般に250〜2000mmAqの負圧を有
し、大気圧との間に圧力差があることによる。
二重ダンパーは、第3図縦断面図に示すよう
に、上下に取付けられた2組のダンパーD1,D2
(円錐形、半球形あるいは平板構造のもの等があ
る。)をレバー6、シヤフト7、エアシリンダー
8を介して一方を開き、他方を閉じる動作を交互
にくり返えして連続的に行うことにより圧力差の
ある装置内と大気圧との間でのダスト排出を行う
のである。
しかしながら、このような構造では、第4図縦
断面図に示すように、閉動作中にもダストは、ホ
ツパー上部から連続的に落下して侵入し、そのた
めにダンパーD1又はD2とシールS1又はS2との間
にダストをかみ込み、これが原因で矢印に示すよ
うに、漏風が生じ、ダストとの混成による漏風か
らの渦流、施回流によつて摩耗を起こし、このよ
うにしてダンパーとシール面の当たりが悪化し、
気密を保持する機能を次第に失い、その結果、排
気集塵装置の性能を著しく害し、操業の低下、コ
ストアツプを誘発している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、ダストのかみ込みによる漏風をなくする
とゝもに、摩耗を防止する長寿命のダスト分離用
弁装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、ダストを含有する流体管
路に分岐突設されそれぞれ仕切弁を内蔵する上部
及び下部のホツパーケーシングを縦列接続してな
るダスト分離用弁装置において、下方に突出しダ
スト含有流体を導入する短筒状シユート部材と上
記短筒状シユート部材を環状空間を存して囲繞す
るとゝもに下端にシール面を有する短筒状シール
部材とよりなる二重筒状シール部材と、稜線が上
記短筒状シユート部材の下端及び上記短筒状シー
ル部材の下端との間に突出するとゝもに上記短筒
状シール部材の下端シール面と当接することによ
りシールを行う環状突条を上面に突出し上記環状
突条により囲繞された部分に凹所を凹設してなり
前記二重筒状シール部材と協働して仕切弁を構成
するダンパー部材とを上部及び又は下部のホツパ
ーケーシングの上流側に具えたことを特徴とす
る。
〔作用〕
このような構成により、ダストのかみ込みによ
る漏風をなくし、摩耗を防止する長寿命のダスト
分離用弁装置を得ることができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について設明すると、
第1図はその縦断面図である。
上図において、10は上部ケーシング4の頂板
上のホツパー5の下端に突設され下方にホツパー
5と同心的に突設された二重筒状シール部材で、
二重筒状シール部材10は先細まり円錐筒状のガ
イドシユート部12とこれを適宜すきまをもつて
同心的に囲繞するほゞ等長の先細まり円錐筒状の
シール部11とよりなり、シール部11の下端に
は後記する上部ダンパーの円錐状当接面に密接す
るための円錐状当接面13が形成されている。
20はほゞ円盤状の上部ダンパーで、その上面
外周部にシール部11の円錐状当接面13に当接
するための円錐状当接面を有する三角形断面の囲
縁21が突設されその中心寄りはすり鉢状の凹所
22となり、凹所22の円形底面の直径はガイド
シユート部12の下端外径より若干大きく作られ
ている。
30は上部ケーシング4の下端開口の下方に同
心的に突設された円錐ホツパー状シール部材で、
その下端開口端には球面状当接面31が形成され
ている。
40はシール部材30の下端開口を着脱自在に
閉塞する凸曲球面を有する下部ダンパーである。
このような構造において、上部ダンパー20、
下部ダンパー4はそれぞれ、第3図に示した上部
ダンパーD1、下部ダンパーD2と同様にそれぞれ
中心に先端部が固着されたレバー6の基端をシヤ
フト7を介して回動することにより開閉するよう
になつている。
そこで、まず下部ダンパー40を閉状態とした
うえで、上部ダンパー20を開き、下部ダンパー
40上にダスト3を堆積させたのち、上部ダンパ
ー20を閉じる。
その際、上部ダンパー20の閉動作業中に上部
ダンパー20上にはダスト3がホツパー5から連
続的に落下してくるが、ダスト3は凹所22中に
落下して保持されるので、シール部11の当接面
13と上部ダンパー20との間に落下することな
く、上部ダンパー20によるダストのかみ込みを
防止することができる。
次いで、上部ダンパー20が全閉になつた時点
で、下部ダンパー40を開き図示せざるベルトコ
ンベヤー上にダスト3を排出し、再び閉じること
によつて気密を保持しながらダストの排出を行
う。
これらの作動は図示せざる制御装置で一定時間
間隔をもつてくり返される。
本実施例では上部の仕切弁のみをダスト分離構
造としているが、当然のことながら更にダストの
排出を確実にするために、下部の仕切弁も、前者
と同一構造とすることが可能である。
このような構造によれば、ホツパーから連続的
に落下してくるダスト3は上部ダンパー20で完
全に分離されるので、ダストが上部ダンパー20
とシール部11との間にかみ込まれることがな
く、両者の当りが確実に行われ、その結果ダンパ
ーの漏風及び摩耗が防止され、長期の安定した機
能を確保し、保守費の低減、更には排気集塵装置
等の本体設備の効率向上に寄与することができ
る。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、ダストを含有するす
る流体管路に分岐突設されそれぞれ仕切弁を内蔵
する上部及び下部のホツパーケーシングを縦列接
続してなるダスト分離用弁装置において、下方に
突出しダスト含有流体を導入する短筒状シユート
部材と上記短筒状シユート部材を環状空間を存し
て囲繞するとゝもに下端にシール面を有する短筒
状シール部材とよりなる二重筒状シール部材と、
稜線が上記短筒状シユート部材の下端及び上記短
筒状シール部材の下端との間に突出するとゝもに
上記短筒状シール部材の下端シール面と当接する
ことによりシールを行う環状突条を上面に突出し
上記環状突条により囲繞された部分に凹所を凹設
してなり前記二重筒状シール部材と協働して仕切
弁を構成するダンパー部材とを上部及び又は下部
のホツパーケーシングの上流側に具えたことによ
り、ダストのかみ込みによる漏風をなくし、摩耗
を防止する長寿命のダスト分離用弁装置を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は公知の焼結機排気集塵装置を示す側面図、
第3図は第2図の二重ダンパーを示す部分拡大縦
断面図、第4図は第3図のダンパーの開閉動作中
の状態を示す同じく縦断面図である。 3……ダスト、4……上部ケーシング、5……
ホツパー、6……レバー、7……シヤフト、9…
…下部ダンパー、10……二重筒状シール部材、
11……シール部、12……ガイドシユート部、
13……当接面、20……上部ダンパー、21…
…囲縁、22……凹所、30……シール部材、3
1……当接面、40……下部ダンパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダストを含有する流体管路に分岐突設されそれ
    ぞれ仕切弁を内蔵する上部及び下部のホツパーケ
    ーシングを縦列接続してなるダスト分離用弁装置
    において、下方に突出しダスト含有流体を導入す
    る短筒状シユート部材と、上記短筒状シユート部
    材を環状空間を存して囲繞するとゝもに下端にシ
    ール面を有する短筒状シール部材とよりなる二重
    筒状シール部材と、稜線が上記短筒状シユート部
    材の下端及び上記短筒状シール部材の下端との間
    に突出するとゝもに上記短筒状シール部材の下端
    シール面と当接することによりシールを行う環状
    突条を上面に突出し上記環状突条により囲繞され
    た部分に凹所を凹設してなり前記二重筒状シール
    部材と協働して仕切弁を構成するダンパー部材と
    を上部及び下部のホツパーケーシングの上流側に
    具えたことを特徴とするダスト分離用弁装置。
JP1985012342U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0145035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985012342U JPH0145035Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985012342U JPH0145035Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130898U JPS61130898U (ja) 1986-08-15
JPH0145035Y2 true JPH0145035Y2 (ja) 1989-12-26

Family

ID=30495313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985012342U Expired JPH0145035Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0145035Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6328831B2 (ja) * 2016-07-15 2018-05-23 株式会社辰巳エヤーエンジニアリング 空気搬送軽量物分離方法及び空気搬送軽量物分離装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120524Y2 (ja) * 1978-07-12 1986-06-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61130898U (ja) 1986-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3571936D1 (en) Valve for respirator
JPH0145035Y2 (ja)
CN210949881U (zh) 气动下展式放料阀
JPS6323970Y2 (ja)
CN218510236U (zh) 防止夹料的装置
CN222922481U (zh) 一种物料气力输送管自动疏堵阀
JPH0133615Y2 (ja)
CN208928526U (zh) 一种脱硫剂生产用筛分装置
CN218469544U (zh) 重锤翻板阀以及正极材料干燥设备
CN213222038U (zh) 一种避免粉末涂料飞扬的进料结构
CN213479214U (zh) 密封性能高的蝶阀
CN209193821U (zh) 一种粉体用风冷吸风收料装置
CN206897046U (zh) 一种石灰储料仓除尘装置
CN108131466A (zh) 斜轴变孔径球阀
CN206064646U (zh) 一种旋风分级装置
CN208546532U (zh) 新型气动截止阀
JPS6313799Y2 (ja)
JPS5715859A (en) Multicyclone system waste gas dust collecting device
JPS58166850U (ja) 粉粒体の排出装置
CN1016585B (zh) 移动排料管卸料的防尘方法和装置
JPS61111952U (ja)
SU1678728A1 (ru) Устройство дл обеспыливани при перегрузке сыпучего материала
KR960001817Y1 (ko) 먼지 배출장치
SU1668223A1 (ru) Вентилируемый бункер
SU1446421A1 (ru) Вентил ционна шахта