JP6321449B2 - 携帯端末キーシステム - Google Patents
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Description
図1に示すように、車両1は、電子キーとは異なる周波数で携帯端末2と無線により認証を行う携帯端末キーシステム3を備える。携帯端末2は、例えばスマートフォン等の高機能携帯電話であることが好ましい。電子キーは、車両1を作動し得る専用キーとして位置付けられた通信端末である。携帯端末キーシステム3の通信は、例えばブルートゥースを使用するとよい。
図3に示すように、車外に位置する携帯端末2でID照合が成立するときに車両ドア12の施解錠を許可又は実行し、車内に位置する携帯端末2でID照合が成立するときにエンジンスイッチ13の操作による車両電源の切り替えを許可するためには、携帯端末2が車内外のどちらに位置するのかを判定する必要がある。このように、携帯端末キーシステム3のID照合においては、携帯端末2が車外エリアEa又は車内エリアEbのどちらに存在するのかを判定したいニーズがある。
(1)車両ドア12のドア外壁12aに車両アンテナ11を設置することにより、車外に位置する携帯端末2には、車両アンテナ11の電波を直接波Saで伝搬させ、車内に位置する携帯端末2には、車両アンテナ11の電波を合成波Sbで伝搬させる。直接波Saは伝搬ロスの周波数変動が少ないのに対し、合成波Sbは伝搬ロスの周波数変動が多い。この点に着目し、ブルートゥース通信における受信電波の伝搬ロスの周波数変動が少なければ、携帯端末2の位置を車外と判定し、ブルートゥース通信における受信電波の伝搬ロスの周波数変動が多ければ、携帯端末2の位置を室内と判定する。よって、携帯端末2によって無線により作動機器10(車両1)を作動させるにあたり、携帯端末2の位置について車内外を判定することができる。
・車両1は、携帯端末キーシステム3のみを搭載することに限らず、電子キーシステムが並設されてもよい。電子キーシステムには、例えば車両1からの通信を契機に電子キーと狭域無線によりID照合を行うキー操作フリーシステム、電子キーからの通信を契機に狭域無線によりID照合を行うワイヤレスキーシステム、RFID(Radio Frequency IDentification)を使用したイモビライザーシステム、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線を用いた近距離無線システムなどがある。
・携帯端末キーシステム3の通信形式は、ブルートゥースに限定されず、例えばWiFiなど、他の形式に変更可能である。
・携帯端末キーシステム3の通信に使用する周波数は、マイクロ波帯付近の値であればよい。
・受信信号強度は、アック信号Sack、車両電波Scr、端末電波Steなどで測定してもよい。
・位置判定部20は、車両1(端末認証ECU4)ではなく携帯端末2に設けてもよい。
・作動機器10は、車両1に限らず、他の機器や装置に変更可能である。
(イ)前記携帯端末キーシステムにおいて、前記車両ドアには、ドア壁に傷が付くのを防止する緩衝材が設けられ、この緩衝材の内部に前記車両アンテナが組み込まれている。この構成によれば、緩衝材を車両アンテナの配置スペースとして有効利用することが可能となる。
Claims (3)
- キー機能を有する携帯端末と作動機器とを、電子キーとは異なる周波数の電波によって通信させ、正当な前記携帯端末によって前記作動機器を作動させることが可能な携帯端末キーシステムにおいて、
前記作動機器に設けられることにより当該作動機器において前記通信を行うものであり、室内外を切り分けられる箇所に配置されたアンテナと、
前記アンテナ及び前記携帯端末が通信するときの電波の受信信号強度を測定する強度測定部と、
電波が車体に影響を受けずに相手側に届く直接波、又は電波が前記車体に影響を受けて相手側に届く合成波のうち、通信時の電波の受信信号強度がいずれの電波に準じた値をとるのかを確認することにより、前記携帯端末が室内又は室外のどちらに位置するのかを判定する位置判定部とを備え、
前記携帯端末及び作動機器の通信は、特定帯域内の複数の周波数において周波数を選択的に使用して通信する形式をとり、
前記位置判定部は、測定された前記受信信号強度を基に複数の周波数の電波の伝搬損失を演算し、その変動幅の値が許容範囲内に収まるとき、電波を直接波と識別し、逆に許容範囲外であるとき、電波を合成波と識別する
ことを特徴とする携帯端末キーシステム。 - 前記作動機器は、車両であり、
前記アンテナは、車両ドアの外壁に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末キーシステム。 - 前記伝搬損失は、単に電波を受信したときの受信レベルである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末キーシステム。
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