JP6308379B2 - 制御システム - Google Patents
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Description
下記特許文献1には、トルクセンサによって検出された検出操舵トルクに基いて演算されたアシストトルク指令値と、検出操舵トルクとに基いて摩擦補償を行う方法が開示されている。具体的には、アシストトルク指令値に基いて減速機構の摩擦力の大きさが推定される。検出操舵トルクに基いて減速機構の摩擦力の符号が決定される。このようにして、減速機構の摩擦力が推定される。そして、推定された減速機構の摩擦力が、アシストトルク指令値に加算される。
請求項12記載の発明は、前記制御システムがコラムアシスト式電動パワーステアリング装置であり、前記外部トルクが、運転者によって操舵部材(2)に加えられる操舵トルク(Ttb)と、転舵輪(3)側から前記減速機構に加えられる負荷トルク(Tload,Tload2)とを含んでおり、前記外部トルク特定手段は、前記操舵トルクを検出するための操舵トルク検出手段(11)と、前記負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段(54,91)とを含んでいる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の制御システムである。
図1は、本発明の一実施形態に係るコラム式EPSの概略構成を示す模式図である。
コラム式EPS1は、車両を操向するための操舵部材としてのステアリングホイール2と、このステアリングホイール2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構5とを備えている。ステアリングホイール2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6、第1のユニバーサルジョイント28、中間軸7および第2のユニバーサルジョイント29を介して機械的に連結されている。
操舵補助機構5は、操舵補助力を発生するための電動モータ18と、電動モータ18の出力トルクを増幅して転舵機構4に伝達するための減速機構19とを含む。電動モータ18は、この実施形態では、三相ブラシレスモータからなる。減速機構19は、ウォームギヤ20と、このウォームギヤ20と噛み合うウォームホイール21とを含むウォームギヤ機構からなる。減速機構19は、伝達機構ハウジングとしてのギヤハウジング22内に収容されている。
運転者がステアリングホイール2を操舵することによって、電動モータ18によってウォームギヤ20が回転駆動される。これにより、ウォームホイール21が回転駆動され、ステアリングシャフト6にモータトルクが付与されるとともにステアリングシャフト6が回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、電動モータ18によってウォームギヤ20を回転駆動することによって、電動モータ18による操舵補助が可能となっている。
電動モータ18のロータの回転角(ロータ回転角)は、レゾルバ等の回転角センサ25によって検出される。また、車速は車速センサ26によって検出される。回転角センサ25の出力信号および車速センサ26によって検出される車速Vは、ECU12に入力される。電動モータ18は、モータ制御装置としてのECU12によって制御される。
ECU12は、トルクセンサ11によって検出される検出操舵トルクTtb、車速センサ26によって検出される車速Vおよび回転角センサ25の出力に基いて演算される電動モータ18の回転角θmに応じて電動モータ18を駆動することによって、操舵状況に応じた適切な操舵補助を実現する。また、ECU12は、電動モータ18を駆動制御することにより、パワーコラム内の摩擦の影響を低減するための摩擦補償を実現する。この実施形態では、電動モータ18は、ブラシ付き直流モータである。
マイクロコンピュータ40は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリなど)を備えており、所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能するようになっている。この複数の機能処理部には、回転角演算部41と、モータ角速度演算部42と、モータ角速度推定部(リファレンスモデル)43と、摩擦補償制御部44と、角速度偏差演算部45と、PI(比例積分)制御部46と、基本アシストトルク指令値演算部47と、第1加算部48と、第2加算部49と、電流指令値演算部50と、電流偏差演算部51と、PI(比例積分)制御部52と、PWM(Pulse Width Modulation)制御部53とを含む。
モータ角速度推定部43は、トルクセンサ11によって検出される検出操舵トルクTtbに基いて、パワーコラム内に摩擦が発生しないと仮定した場合の電動モータ18のロータの角速度(以下、「推定モータ角速度ωm,ref」という)を推定するものであり、車両モデル54と摩擦無しコラム式EPSモデル55とを含んでいる。この実施形態では、車両モデル54は、非特許文献1に記載されている二輪車モデル(4輪車の等価的な二輪車モデル)である。
PI制御部46は、摩擦補償のロバスト性を改善するために設けられている。PI制御部46は、角速度偏差演算部45によって演算される角速度偏差Δωmに対してPI演算を行うことにより、第1アシストトルク補正値Ta,PIを出力する。
第1加算部48は、基本アシストトルク指令値演算部47によって演算される基本アシストトルク指令値Tbと、PI制御部46によって演算される第1アシストトルク補正値Ta,PIとを加算することによって、第1アシストトルク指令値Tabを演算する。
電流指令値演算部50は、アシストトルク指令値Tabcを電動モータ18のトルク定数で除することにより、電流指令値Im *を演算する。電流偏差演算部51は、電流指令値演算部50によって演算される電流指令値Im *と、電流検出回路33によって検出される実モータ電流Imとの偏差ΔIm(=Im *−Im)を演算する。PI制御部52は、電流偏差演算部51によって演算される電流偏差ΔImに対してPI演算を行うことにより、電動モータ18に印加すべき電圧指令値を演算する。
次に、図3〜図6を参照して、摩擦補償制御部44について説明する。
図3は、摩擦補償制御部44の構成を示すブロック図である。摩擦補償制御部44は、減速機構19の接触形態を判別する接触形態判別部61と、パワーコラムの摩擦係数を推定する摩擦係数推定部62と、パワーコラム内に発生する摩擦力を推定する摩擦力推定部63とを含んでいる。前述したように、摩擦補償制御部44は、コラム式EPSのシミュレーションモデルを用いて、パワーコラム内に発生する摩擦力を推定するものである。摩擦補償制御部44で利用されるシミュレーションモデルについて説明する。
減速機構は、噛み合い分の滑りによる摩擦損失が大きい。そこで、図5に示すようなウォームギヤとウォームホイールの噛み合い接触部における等価質量mwg,mww(ギヤ慣性Jwg,Jwwから算出される)についてのピッチ円接触方向の並進運動モデルにすることで、噛み合い力と滑り速度に依存する摩擦損失を考慮できるようにした。座標系は、ウォームギヤとウォームホイールのピッチ円上の噛み合い点における接線と一致する直線をそれぞれx軸、y軸とする。そして、それぞれのギヤの回転軸が最短となる直線をz軸と定義する。また、このモデルでは、ウォームギヤはx軸上のみを運動し、ウォームホイールはy軸上のみを運動すると仮定した。また、ウォームギヤとウォームホイールとは、ピッチ円上の1歯のみで噛み合うと仮定した。また、ウォームギヤとウォームホイールとの接触点は、1点または2点であると仮定した。また、ウォームホイールの噛み合い圧力角βwが常に一定であると仮定した。さらに、歯面の摩擦力は、ウォームホイールの進み角γwの方向に働くと仮定した。図5より、運動方程式は、次式(1),(2)で表わされる。
Δhi,cw=±(xwgsin(γw)−ywwcos(γw)) i=1,2 …(4)
また、歯面の摩擦力Fcfi,jは、垂直抗力と、滑り速度vcwに依存する摩擦係数μcwとを用いて次式(5),(6)のように表わされる。
この実施形態は、摩擦補償制御部44は、図4内のパワーコラムのモデル61を簡素化したシミュレーションモデル(以下、「制御モデル71」という)を用いて、パワーコラム内の摩擦(補償対象の摩擦)を推定する。
図6は、制御モデル71の構成を示す模式図である。図4内のパワーコラムのモデル61が4自由度のモデルであるのに対し、図6の制御モデル71は2自由度のモデルである。この制御モデル71では、図4内のパワーコラムのモデル61におけるアシストモータとウォームギヤとウォームホイールとが、ロアコラムとしてまとめられている。図6において、Jlはロアコラムの慣性を表し、ωlはロアコラムの角速度を表している。
前記式(8),(10)から明らかなように、ウォームホイールに関する運動方程式にはパワーコラムの摩擦係数μが含まれており、ウォームホイール(ロアコラム)に作用する力は、パワーコラム内で発生する摩擦の影響を受ける。
ウォームギヤは、予圧F0によってウォームホイールに押し付けられているため、ウォームギヤとウォームホイールとの接触形態(以下、「減速機構の接触形態」という)には、両者が1点で接触する1点接触形態と、両者が2点で接触する2点接触形態とがある。減速機構の接触形態は、減速機構に伝達されるトルクの大きさに応じて変化する。
前記式(1),(2)で示される運動方程式は、前記式(3)と図5より、それぞれ次式(11),(12)で表すことができる。
Δh2,cw=−Δh1,cwの関係が成り立つので、前記式(13),(14)内の垂直抗力の項は、それぞれ次式(15),(16)のように表すことができる。
一方、前記式(13),(14)内の摩擦力の項は、それぞれ次式(17),(18)のように表すことができる。
N0−|dNc|>0であれば、2点接触形態であると判別され、N0−|dNc|≦0であれば、1点接触形態であると判別される。
表1は、減速機構の接触形態を判別するための条件を示している。
図6の制御モデル71内に摩擦が無くかつアシストトルクTaが零であると仮定した場合には、前記式(8)の運動方程式は、次式(21)(以下、「摩擦が無いと仮定したときの運動方程式(21)」という)で表わされる。
前記式(8)はパワーコラム内の摩擦を考慮した場合の運動方程式であるのに対し、前記式(21)はパワーコラム内に摩擦が無いと仮定した場合の運動方程式である。摩擦力推定部63(図3参照)は、これらの両運動方程式(8),(21)に基いて、パワーコラム内に発生している摩擦力を推定し、推定した摩擦力を打ち消すためのアシストトルクを第2アシストトルク補正値Ta,FCとして演算する。
図6の制御モデル71において、減速機構の接触形態が二点接触形態である場合(減速機構に伝達されたトルクの大きさが小さい場合)には、τ0=1、τ1=0となる(表1参照)。したがって、減速機構の接触形態が二点接触形態である場合のフォームホイールに関する運動方程式は、τ0=1、τ1=0を前記式(8)に代入することにより、次式(22)で表わされる。
次に、減速機構の接触形態が一点接触形態である場合の第2アシストトルク補正値Ta,FCの演算方法について説明する。図6の制御モデル71において、減速機構の接触形態が一点接触形態である場合(減速機構に伝達されたトルクの大きさが大きい場合)には、τ0=0、τ1=1またはτ1=−1となる(表1参照)。したがって、減速機構の接触形態が一点接触形態である場合のフォームホイールに関する運動方程式は、τ0=0を前記式(8)に代入することにより、次式(24)で表わされる。
言い換えれば、前記式(21b)の右辺内の式(−Δx1・dωl/dt+Δx2)の符号を反転させた式(Δx1・dωl/dt−Δx2)が、減速機構の接触形態が一点接触形態である場合にパワーコラムで発生する摩擦力を表している。そこで、摩擦力推定部63は、前記摩擦力を打ち消すためのアシストトルクTaを、第2アシストトルク補正値Ta,FCとして演算する。減速機構の接触形態が一点接触形態である場合の第2アシストトルク補正値Ta,FCの演算式は、次式(25)で表わされる。
摩擦係数推定部62について説明する。摩擦係数推定部62は、LuGreモデルを用いて、パワーコラムの摩擦係数を推定する。LuGreモデルによる摩擦係数μは、二物体間の滑り速度vsとブラシの撓み量pとを用いて次式(26)で表わされる。
つまり、摩擦係数推定部62は、モータ角速度推定部43によって推定された推定モータ角速度ωm,refとLuGreモデル(前記式(26))とを用いて、パワーコラムの摩擦係数μを演算(推定)する。
摩擦無しコラム式EPSモデル55は、たとえば、図4に示される一般的なコラム式EPSのシミュレーションモデル60から、パワーコラム内の摩擦Fcf,ww,Fcf,wg,Tf,ww,Tf,wgを除外したモデルが用いられる。
パワーコラム100の入力軸は、軸継手101を介して第1回転軸102に連結されている。第1回転軸102には、パワーコラム100に入力トルクを供給するためのサーボモータ104の出力軸が軸継手103を介して連結されている。第1回転軸102の周囲には、パワーコラム100の入力トルクを検出するための第1トルクセンサ111が配置されている。
以上、この発明の第1実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。たとえば、摩擦補償制御部44は、図10に示すような摩擦補償制御部44Aであってもよい。
垂直抗力演算部64は、前記式(19),(20)のdNfを0と置き、ωwg=i×ωwwの関係を用いて、前記式(19),(20)から、接触力の変動分dNcを求める。この際、Twgとしては、第1アシストトルク指令値Tabが用いられる。トーションバートルクTtbとしては、トルクセンサ11によって検出された操舵トルクTtbが用いられる。負荷トルクTloadとしては、車両モデル54から出力される負荷トルクTloadが用いられる。なお、Twgとして、基本アシストトルク指令値Tbを用いてもよい。
垂直抗力演算部64は、次式(29)に基いて、垂直抗力dNfを演算する。
dNf=max(|dNc|,N0)…(29)
つまり、垂直抗力dNfは、|dNc|およびN0のうちの大きい方の値となる。摩擦力Ffric,compは、次式(30)で表される。
摩擦係数推定部65は、次式(31)に基いて、第2アシストトルク補正値Ta,FCを演算する。
Ta,FC=μdNf・rww/sin(γw) …(31)
この摩擦補償制御部44Aを用いた場合においても、減速機構19に伝達される負荷に依存する摩擦を考慮することができるとともに、減速機構19の滑り速度vsに依存する摩擦係数の変化分を補償することができる。
図11は、第2実施形態におけるECU12Aの電気的構成を示す概略図である。図11において、前述の図2の各部に対応する部分には、図2と同じ符号を付して示す。
マイクロコンピュータ40Aは、CPUおよびメモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリなど)を備えており、所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能するようになっている。この複数の機能処理部には、回転角演算部41と、モータ回転角目標値設定部81と、角度偏差演算部82と、PD(比例微分)制御部83と、基本アシストトルク指令値演算部47と、第1加算部84と、第2加算部85と、プラントオブザーバ部86と、摩擦補償制御部87と、電流指令値演算部50と、電流偏差演算部51と、PI(比例積分)制御部52と、PWM(Pulse Width Modulation)制御部53とを含む。
モータ回転角目標値設定部81は、トルクセンサ11によって検出される検出操舵トルクTtbに基いて、モータ回転角目標値θm,tagを設定する。モータ回転角目標値設定部81は、車両モデル88と所望のEPS特性を定義するためのEPS規範モデル89とを含んでいる。この実施形態では、EPS規範モデル89は、パワーコラム内に摩擦が発生しない仮想的なコラム式EPSのモデル(以下、「摩擦無しコラム式EPSモデル89」という。)である。
PD制御部83は、角度偏差演算部82によって演算された角度偏差Δθm1に対してPD演算を行うことにより、第1アシストトルク補正値Ta,PDを出力する。
第1加算部84は、基本アシストトルク指令値演算部47によって演算される基本アシストトルク指令値Tbと、PD制御部83によって演算される第1アシストトルク補正値Ta,PDとを加算することによって、第1アシストトルク指令値Tabを演算する。
電流指令値演算部50は、第2加算部85によって演算されるアシストトルク指令値Tabcを電動モータ18のトルク定数で除することにより、電流指令値Im *を演算する。電流偏差演算部51は、電流指令値演算部50によって演算される電流指令値Im *と、電流検出回路33によって検出される実モータ電流Imとの偏差ΔIm(=Im *−Im)を演算する。PI制御部52は、電流偏差演算部51によって演算される電流偏差ΔImに対してPI演算を行うことにより、電動モータ18に印加すべき電圧指令値を演算する。
以下、プラントオブザーバ部86および摩擦補償制御部87について詳しく説明する。
図12は、プラントオブザーバ部86の構成を示すブロック図である。
車両モデル91は、摩擦無しコラム式EPSモデル92によって演算されるウォームホイール角速度推定値ωww,obsを入力として、推定負荷トルクTload2を出力する。推定負荷トルクTload2は、転舵輪3側からラック軸14に加えられる負荷トルクの推定値である。この実施形態では、車両モデル91は、非特許文献1に記載されている二輪車モデル(4輪車の等価的な二輪車モデル)である。
摩擦無しコラム式EPSモデル92には、トルクセンサ11によって検出される検出操舵トルクTtbと、車両モデル91によって演算される推定負荷トルクTload2と、第1加算部84(図11参照)によって演算される第1アシストトルク指令値Tabと、第1モデル補正項G1・Δθm2と、第2モデル補正項G2・Δωmとが入力される。摩擦無しコラム式EPSモデル92は、これらの入力に基いて、パワーコラム内に摩擦が発生しないと仮定した場合の、ウォームホイール回転角推定値θww,obs、ウォームホイール角速度推定値θww,obsおよびウォームホイールトルク推定値Tww,obsを演算する。ウォームホイールトルク推定値Tww,obsは、トルクセンサ11によって検出される検出操舵トルクTtbと、車両モデル91によって演算される推定負荷トルクTload2との和(Ttb+Tload2)である。したがって、ウォームホイールトルク推定値Tww,obsは、減速機構19に加えられるモータトルク以外の外部トルクの推定値である。
角度偏差演算部94は、回転角演算部41(図11参照)によって演算されるモータ回転角θmと、第1減速比乗算部93によって演算されるモータ回転角推定値θm,obsとの角度偏差Δθm2(=θm,obs−θm)を演算する。第1ゲイン乗算部95は、角度偏差演算部94によって演算される角度偏差Δθm2に予め設定された第1ゲインG1を乗算することにより、第1モデル補正項(位置)G1・Δθm2を演算する。
第2減速比乗算部97は、摩擦無しコラム式EPSモデル92によって演算されたウォームホイール角速度推定値ωww,obsに、減速機構19の減速比i(=ωwg/ωww)を乗算することにより、モータ角速度推定値ωm,obsを演算する。
図13は、摩擦補償制御部87の構成を示すブロック図である。
摩擦補償制御部87は、垂直抗力演算部201と、摩擦係数推定部202と、摩擦力推定部203とを含んでいる。摩擦係数推定部202の動作は、図3の摩擦係数推定部62の動作と同じであるので、その説明を省略する。以下、垂直抗力演算部201と摩擦力推定部203について説明する。
垂直抗力演算部201は、前記式(19),(20a)のdNfを0と置き、ωwg=i×ωwwの関係を用いて、前記式(19),(20a)から、接触力の変動分dNcを求める。この際、Twgとしては、第1アシストトルク指令値Tabが用いられる。また、Twwとしては、プラントオブザーバ部86によって演算されるウォームホイールトルク推定値Tww,obsが用いられる。なお、Twgとして、基本アシストトルク指令値Tbを用いてもよい。
垂直抗力演算部201は、次式(32)に基いて、垂直抗力dNfを演算する。
dNf=max(|dNc|,N0)…(32)
摩擦力Ffric,compは、次式(33)で表される。
摩擦係数推定部203は、次式(34)に基いて、第2アシストトルク補正値Ta,FCを演算する。
Ta,FC=μdNf・rww/sin(γw) …(34)
前記第2実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、減速機構19に伝達される負荷に依存する摩擦を考慮することができるともに、減速機構19の滑り速度vsに依存する摩擦係数の変化分を補償することができる。
また、前述の第2実施形態では、EPS規範モデル89として、摩擦無しコラム式EPSモデルが用いられているが、それ以外の所望のEPS特性を有するモデルであってもよい。
また、この発明は、自動車のパワーウンドウシステム、ワイパー駆動システムあるいはボールネジを使用したシステム等のように電動モータと電動モータのモータトルクを増幅または減少させる減速機構とを含む制御システムであれば、コラム式EPS以外の制御システムにも適用することができる。
Claims (13)
- 電動モータと前記電動モータのモータトルクを増幅する減速機構を含む制御システムであって、
前記電動モータの基本モータトルク指令値を演算する基本モータトルク指令値演算手段と、
前記減速機構に加えられているモータトルク以外の外部トルクを特定する外部トルク特定手段と、
前記減速機構で摩擦が発生しないと仮定したモデル、あるいは前記減速機構で摩擦が発生しないと仮定したモデルを、実測したモータ角速度によって修正したモデルによって前記電動モータの角速度を演算するモータ角速度演算手段と、
前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度と、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値と、前記制御システム内で発生する摩擦のうちの少なくとも前記減速機構で発生する摩擦を含む補償対象の摩擦が考慮された前記制御システムのシミュレーションモデルとを用いて、前記補償対象の摩擦を推定する摩擦推定手段と、
前記摩擦推定手段によって推定された摩擦と、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算された基本モータトルク指令値とを用いて、前記電動モータから発生させるべきモータトルクの目標値であるモータトルク指令値を演算するモータトルク指令値演算手段と、
前記モータトルク指令値演算手段によって演算されたモータトルク指令値に基いて、前記電動モータを制御する制御手段とを含む、制御システム。 - 前記摩擦推定手段は、
前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値とを用いて、前記減速機構の接触形態を判別する判別手段と、
前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度に基いて、前記減速機構の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段と、
前記判別手段の判別結果と、前記摩擦係数推定手段によって推定された摩擦係数と、前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度とに基いて、前記補償対象の摩擦を演算する演算手段とを含む、請求項1に記載の制御システム。 - 前記判別手段は、前記減速機構を構成する2つのギヤの接触形態が一点接触形態であるか二点接触形態であるかを判別するように構成されており、
前記演算手段は、予め設定されている前記一点接触形態用の摩擦演算式と前記二点接触形態用の摩擦演算式のうち、前記判別手段の判別結果に対応した演算式を用いて、前記補償対象の摩擦を演算するように構成されている請求項2に記載の制御システム。 - 前記電動モータの角速度を検出するモータ角速度検出手段と、
前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度と前記モータ角速度検出手段によって検出される角速度との偏差に基いて、モータトルク補正値を演算する補正値演算手段とをさらに含み、
前記モータトルク指令値演算手段は、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値と、前記補正値演算手段によって演算される前記モータトルク補正値と、前記摩擦推定手段によって推定された摩擦とを用いて、モータトルク指令値を演算するように構成されている、請求項2または3に記載の制御システム。 - 前記判別手段は、前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値に前記補正値演算手段によって演算される前記モータトルク補正値を加算した値とを用いて、前記減速機構の接触形態を判別するように構成されている、請求項4に記載の制御システム。
- 前記摩擦推定手段は、
前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値とを用いて、前記減速機構の歯面に作用する垂直抗力を演算する垂直抗力演算手段と、
前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度に基いて、前記減速機構の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段と、
前記垂直抗力演算手段によって演算される垂直抗力と、前記摩擦係数推定手段によって推定された摩擦係数とに基いて、前記補償対象の摩擦を演算する演算手段とを含む、請求項1に記載の制御システム。 - 前記電動モータの角速度を検出するモータ角速度検出手段と、
前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度と前記モータ角速度検出手段によって検出される角速度との偏差に基いて、モータトルク補正値を演算する補正値演算手段とをさらに含み、
前記モータトルク指令値演算手段は、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値と、前記補正値演算手段によって演算される前記モータトルク補正値と、前記摩擦推定手段によって推定された摩擦とを用いて、モータトルク指令値を演算するように構成されている、請求項6に記載の制御システム。 - 前記垂直抗力演算手段は、前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値に前記補正値演算手段によって演算されるモータトルク補正値が加算された値とを用いて、前記減速機構の歯面に作用する垂直抗力を演算するように構成されている、請求項7に記載の制御システム。
- 前記電動モータの回転角目標値を設定する回転角目標値設定手段と、
前記回転角目標値設定手段によって設定される回転角目標値と前記モータ回転角演算手段によって演算される回転角との偏差に基いて、モータトルク補正値を演算する補正値演算手段とをさらに含み、
前記モータトルク指令値演算手段は、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値と、前記補正値演算手段によって演算されるモータトルク補正値と、前記摩擦推定手段によって推定された摩擦とを用いて、モータトルク指令値を演算するように構成されている、請求項6に記載の制御システム。 - 前記垂直抗力演算手段は、前記外部トルク特定手段によって特定される外部トルクと、前記基本モータトルク指令値演算手段によって演算される基本モータトルク指令値に前記補正値演算手段によって演算されるモータトルク補正値が加算された値とを用いて、前記減速機構の歯面に作用する垂直抗力を演算するように構成されている、請求項9に記載の制御システム。
- 前記摩擦係数推定手段は、前記モータ角速度演算手段によって演算される角速度と、LuGreモデルを用いて前記摩擦係数を推定するように構成されている、請求項2〜10のいずれか一項に記載の制御システム。
- 前記制御システムがコラムアシスト式電動パワーステアリング装置であり、
前記外部トルクが、運転者によって操舵部材に加えられる操舵トルクと、転舵輪側から前記減速機構に加えられる負荷トルクとを含んでおり、
前記外部トルク特定手段は、前記操舵トルクを検出するための操舵トルク検出手段と、前記負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段とを含んでいる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の制御システム。 - 車速を検出する車速検出手段をさらに含み、
前記基本モータトルク指令値演算手段は、前記車速検出手段によって検出される車速と、前記操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクとに基いて、基本モータトルク指令値を演算するように構成されている、請求項12に記載の制御システム。
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