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JP6304976B2 - エンジン、エンジン駆動式ヒートポンプ装置及びエンジンの運転方法 - Google Patents

エンジン、エンジン駆動式ヒートポンプ装置及びエンジンの運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンに供給する燃料ガスの量を調整する燃料ガス供給量調整手段と、前記燃料ガス供給量調整手段で燃料ガスが調整された状態で、エンジン回転速度を検出すると共に、当該検出されるエンジン回転速度の変動に関連する回転速度変動関連値を導出する回転速度変動関連値導出手段とを備えたエンジン、及び当該エンジンを駆動源とするエンジン駆動式ヒートポンプ装置及びエンジンの運転方法に関する。
エンジンに供給される燃料ガスとして、メタンを主成分とし、エタン、プロパン、ブタン等の可燃性ガスを含む天然ガスが用いられることがある。このような天然ガスは、その産地が異なる場合、組成が異なることがあるため、その熱量も異なることがある。
さらに、今日、メタン発酵等の技術を利用して製造されるバイオガスを、燃料ガスとして使用することもある。一般に、バイオガスは都市ガス等に比べて発熱量が低い。従って、エンジンに供給される燃料ガスを考えた場合、その発熱量が変化することがある。
上述のような理由により、組成の変化により発熱量が変化する天然ガスを燃料ガスとして用いるエンジンにあっては、その発熱量の変化を推定すべく、主エンジンとは別に計測用エンジンを無負荷で運転している状態で、そのエンジン回転速度を監視することで、燃料ガスの発熱量の変化を推定し、当該発熱量の変化に対応して主エンジンの空燃比や、着火タイミング等の運転条件を制御するものが知られている(特許文献1を参照)。
特開2005−226621号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示の技術では、燃料ガスの発熱量を推定するために、主エンジンに加えて、計測用エンジンを設けなければならないため、その構成が複雑となると共に、設備費用が大きくなるという問題があった。
また、上述した燃料ガスに関し、例えば、40MJ/Nm3程度〜46MJ/Nm3程度までの間における比較的少ない発熱量の変化は、通常運転時のエンジンの回転速度に反映され難い場合があり、その発熱量の変化をエンジンの回転速度から読み取り難い場合があり、このような場合には、エンジンの運転状態を発熱量の変化に対応した適切なものに制御し難いという問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡易な構成を維持しながらも、燃料ガスの発熱量が変化した場合であっても、ストール等をすることがないエンジン、及び当該エンジンを駆動源とするエンジン駆動式ヒートポンプ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のエンジンは、
エンジンに供給する燃料ガスの量を調整する燃料ガス供給量調整手段と、
前記燃料ガス供給量調整手段で燃料ガスが調整された状態で、エンジン回転速度を検出すると共に、当該検出されるエンジン回転速度の変動に関連する回転速度変動関連値として、所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、所定の期間における回転速度の移動平均値の変動幅、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の何れか一つを導出する回転速度変動関連値導出手段とを備えたエンジンであって、
エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態で、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整手段と、
前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減手段と、
前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガスの供給量を低減した場合において、前記回転速度変動関連値が、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして供給可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減操作した場合に発生する回転速度変動関連値の基準値を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量より増大させる燃料ガス供給量増大手段とを備えた点にある。
上記目的を達成するための本発明のエンジンの運転方法の特徴構成は、
エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態において、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整ステップと、
前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減ステップとを実行し、
前記燃料ガス供給量低減ステップを実行した場合におけるエンジン回転速度変動に関連した回転速度変動関連値としての所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、回転速度の移動平均値の変動幅、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の何れか一つが、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減操作した場合に発生する回転速度変動関連値の基準値を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量より増大させる点にある。
エンジンの運転状態を表す1つの指標として、エンジン回転速度変動に関連した回転速度変動関連値がある。当該回転速度変動関連値の一例としては、所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、回転速度の移動平均値の変動幅等が挙げられる。
そして、当該回転速度変動関連値は、エンジンの点火時期等の運転条件が一定に維持されている運転状態で、空気過剰率が増加した場合、高くなる。
ここで、回転速度変動関連値は、図2に示すように、空気過剰率が高いほど大きい変化を示すため、回転速度変動関連値の変化を顕著に出現させるため、燃料ガスの供給量の低減操作を実行して空気過剰率を増加させている状態で、回転速度変動関連値が、燃料ガスの基準発熱量に対応する回転速度変動関連値の基準値を超えるか否かを監視する。例えば、現在供給されている燃料ガスの発熱量が基準発熱量の最低値未満となっている場合は、燃料ガスの低減操作で回転速度変動関連値が大幅に増大する。一方、発熱量が基準発熱量の範囲内に収まっている場合は、燃料ガスの低減操作を行っても、回転速度変動関連値が大きく増大することはない。従って、先に説明した基準発熱量に対応する回転速度変動関連値の基準値を、上記2状態における中間に設定することで、現在供給されている燃料ガスの発熱量の変動状態を判定できる。
そこで、本発明にあっては、回転速度変動関連値が、燃料ガスの基準発熱量に対応する回転速度変動関連値の基準値を超える場合には、エンジンに供給される燃料ガスの量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量よりも増大させ、発熱量低下分を燃料ガス量の増加で補い、エンジンの好適な運転状態を維持することができる。
本発明のエンジンの更なる特徴構成は、
前記燃料ガス供給量増大手段は、前記導出された回転速度変動関連値が、前記回転速度変動関連値の基準値以下である場合には、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量に維持する点にある。
上記特徴構成によれば、燃料ガスの供給量を低減する低減操作の実行により、導出された回転速度変動関連値が、回転速度変動関連値の基準値以下である場合には、現状の燃料ガスの供給量を維持しても、燃料ガスの発熱量が好適な範囲にあるため、エンジンの好適な運転状態を維持できると推定できるので、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量を維持する。これにより、不要に燃料ガスの供給量が増加することを抑制でき、排ガス中の未燃成分の増加を抑制できる。
上記目的を達成するための本発明のエンジンは、
エンジンに供給する燃料ガスの量を調整する燃料ガス供給量調整手段と、
前記燃料ガス供給量調整手段で燃料ガスが調整された状態で、エンジン回転速度を検出すると共に、当該検出されるエンジン回転速度の変動に関連する回転速度変動関連値として、所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、所定の期間における回転速度の移動平均値の変動幅、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の何れか一つを導出する回転速度変動関連値導出手段とを備えたエンジンであって、
エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態において、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整手段と、
前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減手段と、
前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量の低減を実行した場合における、低減実行後の回転速度変動関連値から低減実行前の回転速度変動関連値を減算した差である、回転速度変動関連値の増加量を導出する増加量導出手段とを備え、
前記増加量導出手段により導出される前記回転速度変動関連値の増加量が、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する前記回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量よりも増大させる燃料ガス供給量増大手段を備えた点にある。
上記目的を達成するための本発明のエンジンの運転方法の特徴構成は、
エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態において、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整ステップと、
前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減ステップと、
前記燃料ガス供給量低減ステップを実行した場合における、低減ステップ実行後のエンジン回転速度変動に関連した回転速度変動関連値から低減ステップ実行前の回転速度変動関連値を減算した差である、回転速度変動関連値の増加量としての所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差の増加量、所定の期間における回転速度の移動平均値の変動幅の増加量、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の増加量の何れか一つを導出する増加量導出ステップとを実行し、
前記回転速度変動関連値の増加量が、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する前記回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量より増大する点にある。
上記特徴構成では、燃料ガス供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する回転速度変動関連値の絶対値ではなく、燃料ガス供給量の低減操作実行前から低減操作実行後での回転速度変動関連値の増加量に基づいて、エンジンへの燃料ガスの供給量を増加させるか否かを決定している。
即ち、発明者らは、エンジンを最低発熱量の燃料ガス供給されている状態で適切に運転可能な最低発熱量対応運転条件下において、燃料ガスの供給量を低減する低減操作を実行した場合の回転速度変動関連値の増加量は、供給される燃料ガスの発熱量が小さいほど、多くなる点に着目し、回転速度変動関連値の増加量が、基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、燃料ガス供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、供給される燃料ガスの発熱量が減少していると判断して、燃料ガスの供給量を増大させて、エンジンの良好な運転状態を維持する。
そこで、本発明にあっては、回転速度変動関連値の増加量が、回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量よりも増大させ、例えば、エンジンがストールを起こすことを防止するのである。
本発明のエンジンの更なる特徴構成は、
前記燃料ガス供給量増大手段は、前記導出された回転速度変動関連値の増加量が、前記回転速度変動関連値の基準増加量以下である場合には、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量に維持する点にある。
上記特徴構成によれば、燃料ガスの供給量を低減する低減操作の実行により、導出された回転速度変動関連値の増加量が、回転速度変動関連値の基準増加量以下である場合には、燃料ガスの発熱量が好適な範囲に留まっているとして、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量を維持して、エンジンの良好な運転状態を維持する。これにより、不要に燃料ガスの供給量が増加することを抑制でき、排ガス中の未燃成分の増加を抑制できる。
本発明のエンジン駆動式ヒートポンプ装置の特徴構成は、これまで説明してきたエンジンの軸出力にて駆動する圧縮機を備えている点にある。
上記特徴構成によれば、燃料ガスの発熱量が変動する場合にも、その運転を維持可能なエンジンを駆動源として、良好に運転可能なエンジン駆動式ヒートポンプ装置が実現できる。
本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプ装置の概略構成図 エンジン回転速度変動関連値の空気過剰率依存性を示すグラフ図 燃料ガスの発熱量の推定と推定された発熱量に基づく運転制御に係るフロー図
本発明のエンジン60、当該エンジン60を駆動源とするエンジン駆動式ヒートポンプ装置100は、比較的簡易な構成を維持しながらも、燃料ガスGの発熱量が変化する場合であっても、その運転を持続可能なものに関する。
以下、それらの構成につき、順に説明する。
本発明のエンジン60は、図1に示すように、燃料流路13から導かれる燃料ガスGと給気路10から導かれる燃焼用空気Aとの混合気を燃焼する燃焼室20と、当該燃焼室20にて混合ガスが燃焼した後の排ガスEを外部へ導く排気路31とが設けられている。
給気路10には、燃料ガスGを通流すると共に燃料ガスGの流量を調整する燃料流量調整弁14が設けられた燃料流路13が、給気路10を通流する燃焼用空気Aの流量に対して一定の流量比を保つ状態で燃料流路13を通流する燃料ガスGを給気路10の燃焼用空気Aへ混合するベンチュリーミキサ11を介して、接続されている。
給気路10は、ベンチュリーミキサ11の下流側で混合気の流量を調整するスロットル弁12を備え、当該スロットル弁12の下流側において、給気バルブ15を介して燃焼室20に接続されている。
燃焼室20は、中空円筒状のシリンダ25と、当該シリンダ25の内部を摺動自在なピストン22の上面とから構成されている。ピストン22には、そのシリンダ25内における摺動移動を、エンジン60のクランク軸24へ伝達する連結棒23が設けられている。
シリンダ25の上面であるシリンダヘッドには、燃焼室20に供給された燃料ガスGと燃焼用空気Aとの混合気に点火する点火プラグ21が設けられており、当該点火プラグ21が、圧縮された混合気に点火する形態で、混合気を燃焼・膨張させ、ピストン22をシリンダ25内で摺動移動させる。
クランク軸24には、クランク角センサ26が設けられており、当該クランク角センサ26が、クランク軸24の回転角を計測することで、エンジン回転速度を計測している。
エンジン60のクランク軸24は、ヒートポンプ装置100の圧縮機40の回転軸と図示しない連結部材にて連結され、圧縮機40がエンジン60の軸出力により駆動されるように構成されている。
エンジン60を駆動源とするエンジン駆動式ヒートポンプ装置100は、冷媒Lを循環する冷媒循環路Cに、冷媒Lを圧縮する圧縮機40、当該圧縮機40にて圧縮され昇温した冷媒Lを放熱させる凝縮器41、凝縮器41を通過した後の冷媒Lを膨張させる膨張弁42、当該膨張弁42にて膨張されて降温した冷媒Lに吸熱させる蒸発器43を、記載順に設けて構成されている。
本発明のエンジン60、及びエンジン駆動式ヒートポンプ装置100は、上述の如く構成されているのであるが、燃料として供給される燃料ガスGは、メタン、エタン、ブタン、プロパン等の炭化水素ガスを含む天然ガスであり、当該天然ガスは、産地が異なる等の理由により、含まれる炭化水素ガスの組成が変化するため、その発熱量が、所定の範囲で変化する。本例では、当該燃料ガスの発熱量の変化範囲は、最低熱量である40MJ/Nm3から、最高熱量である46MJ/Nm3までの比較的大きい変化幅で変化する場合を予想している。このため、エンジン60は、燃料ガスGの発熱量が変化する場合であっても、ストールを起こすことがないものであることが望まれる。
本発明のエンジン60では、燃料ガスGの発熱量が変動した場合にも、その運転を維持すべく、その運転状態を表す1つの指標として、エンジン回転速度変動に関連した回転速度変動関連値に着目している。本実施形態では、その一例として、回転速度変動関連値を、所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値との差、あるいは、エンジン回転速度の移動平均値の変動幅としている。
ここで、当該回転速度変動関連値は、図2に示すように、空気過剰率(本発明の場合、空気過剰率の上昇は、燃料ガスの供給量を一定とした場合、燃料ガスの発熱量の低下に対応し、空気過剰率は発熱量に対応する)と一定の相関関係があり、空気過剰率が高いほど、増大する(変動が大きくなる)ことがわかる。
本発明のエンジン60では、これらの関係に着目して、以下のように構成されている。
即ち、エンジン60は、クランク角センサ26により測定されたエンジン回転速度の変動に関連する回転速度変動関連値を導出する回転速度変動関連値導出手段55を備え、その運転条件を、エンジン60にて許容可能な最低発熱量の燃料ガスGを供給された状態でエンジン60を運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整手段54と、最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、燃料ガス供給量調整手段52が燃料ガスGの供給量を、予め設定した所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減手段53とを備えている。
そして、燃料ガス供給量低減手段53により燃料ガスGの供給量を低減した場合において、回転速度変動関連値が、燃料ガスGの発熱量が供給ガスとして供給可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスGの供給を受け、発熱量推定用減少幅だけ燃料ガス供給量を低減操作した場合に発生する回転速度変動関連値の基準値を超えている場合に、エンジン60に供給される燃料ガスGの量を現状の燃料ガスGの供給量より増大させる燃料ガス供給量増大手段56を備えている。
尚、運転条件調整手段54は、燃料流量調整弁14の開度や、点火装置(図示せず)による点火時期等を、最低発熱量対応運転条件として、記憶部51から読み出している。
また、記憶部51は、発熱量推定用減少幅(例えば、空気過剰率で0.03程度の減少幅)、及び基準発熱量(例えば、45MJ/Nm3)に対する回転速度変動関連値の基準値(例えば、4)についても記憶しており、燃料ガス供給量低減手段53、及び燃料ガス供給量増大手段56の夫々は、必要なときに、記憶部51からこれらの情報を読み出し可能に構成されている。
ここで、基準発熱量とは、エンジン60を安全に運転するための基準となる燃料ガスGの発熱量であり、エンジン60で許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下で、比較的小さい値が、設定されている。
上述の構成により、まず、最低発熱量対応運転条件下の運転状態で、燃料ガスGの低減操作を実行する。これは、回転速度変動関連値が、図2に示すように、空気過剰率が高いほど(換言すると燃料ガスの発熱量が低いほど)、その値が大きいことに基づくものであり、回転速度変動関連値の変化を顕著に出現させるための操作である。
そして、燃料ガスGの低減操作を実行したときの回転速度変動関連値が、基準発熱量の燃料ガスGの供給を受け、燃料ガスGの供給量の低減操作を実行した場合に発生する回転速度変動関連値の基準値を超えている場合は、現状で供給されている燃料ガスの発熱量が、基準発熱量を下回り、エンジンがストール等する虞があると判定する。このように判定された場合には、エンジン60に供給される燃料ガスGの量を、その低下している発熱量に対応すべく現状の燃料ガスGの供給量よりも増大させ、エンジン60における混合気の空気過剰率を低下させ適正な状態に戻し、極端な場合、エンジン60がストール等することを防止するのである。
尚、上述した燃料ガス供給量調整手段52、燃料ガス供給量低減手段53、運転条件調整手段54、回転速度変動関連値導出手段55、及び燃料ガス供給量増大手段56の夫々は、制御装置50内に設けられたハードウエア及びソフトウエアにより実現される。
回転速度変動関連値につき、説明を追加すると、図2のグラフに示されるように、回転速度変動関連値は、エンジン回転速度が小さいほど大きい傾向があるので、回転速度変動関連値の変化を顕著に出現させる意味からは、エンジン回転速度は小さい値(例えば800s-1)に設定した状態で、上述の判定を行うことが好ましい。
〔制御フロー〕
次に、本発明におけるエンジン60の制御に係るフローを、図3に基づいて説明する。
エンジン60を起動する(♯01)。
尚、本発明にあっては、発熱量推定対象の燃料ガスGの発熱量が、最低熱量(40MJ/Nm3)から最高熱量(46MJ/Nm3)までの間で変動する可能性があるので、まず、最低熱量(40MJ/Nm3)でもエンジン60が運転できるように、最低発熱量対応運転条件下に運転状態を調整する運転条件調整ステップを実行する(♯02)。
具体的には、エンジン60のエンジン回転速度を1300min-1、点火時期を20度(BTDC)に設定する。
次に、燃料ガスGの供給量を発熱量推定用減少幅だけ閉じ側に移行させ、クランク角センサ26にて計測されるエンジン回転速度から、回転速度変動関連値を導出する(♯03)。
導出された回転速度変動関連値と、記憶部51に記憶される基準発熱量に対応する回転速度変動関連値の基準値とを比較する(♯04)。
図2に示す例では、エンジン回転速度を800min-1とした場合、回転速度変動関連値は、6程度に設定できる。
導出された回転速度変動関連値が、回転速度変動関連値の基準値を超えている場合(♯05)、エンジン60がストール等を起こす虞があると判定し、燃料ガスGの供給量を、現状の燃料ガスGの供給量よりも増大させ、エンジン60の運転状態を安定側に移行させる(♯06)。
一方、導出された回転速度変動関連値が、回転速度変動関連値の基準値以下の場合(♯05)、エンジン60がストール等を起こす虞はないと判定し、現状の燃料ガスGの供給量を維持する。
これまで説明したように、本発明のエンジン60によれば、燃料ガスGの発熱量が変動する場合であっても、上述した制御フローに基づいて、エンジン60の運転を安定して継続させることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態にあっては、導出された回転速度変動関連値を、基準発熱量に対応する回転速度変動関連値の基準値と比較することにより、燃料ガスGの供給量を、現状の燃料ガスGの供給量よりも増大させるか否かを判断した。
しかしながら、例えば、燃料ガスGの供給量を発熱量推定用減少幅だけ低減する低減操作を実行する場合に、低減操作実行前から低減操作実行後への回転速度変動関連値の増加量が、基準発熱量の燃料ガスGの供給を受け、燃料ガス供給量低減手段により燃料ガスGの供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、エンジン60に供給される燃料ガスGの量を現状の燃料ガスGの供給量より増大するように構成しても構わない。
回転速度変動関連値の別の例としては、所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差としても良い。
本発明のエンジン、エンジン駆動式ヒートポンプ装置は、比較的簡易な構成を維持しながらも、燃料ガスの発熱量が変化する場合であっても、そのストール等を起こすことのないエンジン、エンジン駆動式ヒートポンプ装置として、有効に利用可能である。
〔符号表〕
14 :燃料流量調整弁
26 :クランク角センサ
52 :燃料ガス供給量調整手段
53 :燃料ガス供給量低減手段
54 :運転条件調整手段
55 :回転速度変動関連値導出手段
56 :燃料ガス供給量増大手段
60 :エンジン
100 :エンジン駆動式ヒートポンプ装置
A :燃焼用空気
E :排ガス
G :燃料ガス
L :冷媒

Claims (7)

  1. エンジンに供給する燃料ガスの量を調整する燃料ガス供給量調整手段と、
    前記燃料ガス供給量調整手段で燃料ガスが調整された状態で、エンジン回転速度を検出すると共に、当該検出されるエンジン回転速度の変動に関連する回転速度変動関連値として、所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、所定の期間における回転速度の移動平均値の変動幅、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の何れか一つを導出する回転速度変動関連値導出手段とを備えたエンジンであって、
    エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態で、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整手段と、
    前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減手段と、
    前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガスの供給量を低減した場合において、前記回転速度変動関連値が、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして供給可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減操作した場合に発生する回転速度変動関連値の基準値を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量より増大させる燃料ガス供給量増大手段とを備えたエンジン。
  2. 前記燃料ガス供給量増大手段は、前記導出された回転速度変動関連値が、前記回転速度変動関連値の基準値以下である場合には、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量に維持する請求項1に記載のエンジン。
  3. エンジンに供給する燃料ガスの量を調整する燃料ガス供給量調整手段と、
    前記燃料ガス供給量調整手段で燃料ガスが調整された状態で、エンジン回転速度を検出すると共に、当該検出されるエンジン回転速度の変動に関連する回転速度変動関連値として、所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、所定の期間における回転速度の移動平均値の変動幅、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の何れか一つを導出する回転速度変動関連値導出手段とを備えたエンジンであって、
    エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態において、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整手段と、
    前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減手段と、
    前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量の低減を実行した場合における、低減実行後の回転速度変動関連値から低減実行前の回転速度変動関連値を減算した差である、回転速度変動関連値の増加量を導出する増加量導出手段とを備え、
    前記増加量導出手段により導出される前記回転速度変動関連値の増加量が、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する前記回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量よりも増大させる燃料ガス供給量増大手段を備えたエンジン。
  4. 前記燃料ガス供給量増大手段は、前記導出された回転速度変動関連値の増加量が、前記回転速度変動関連値の基準増加量以下である場合には、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量に維持する請求項3記載のエンジン。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のエンジンの軸出力にて駆動する圧縮機を備えたエンジン駆動式ヒートポンプ装置。
  6. エンジンの運転方法であって、
    エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態において、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整ステップと、
    前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減ステップとを実行し、
    前記燃料ガス供給量低減ステップを実行した場合におけるエンジン回転速度変動に関連した回転速度変動関連値としての所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差、回転速度の移動平均値の変動幅、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の何れか一つが、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減操作した場合に発生する回転速度変動関連値の基準値を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量より増大させるエンジンの運転方法。
  7. エンジンの運転方法であって、
    エンジンの運転条件を、空気過剰率が1.0より大きい範囲で、当該エンジンで許容可能な最低発熱量の燃料ガスを供給された状態において、エンジンを運転可能な最低発熱量対応運転条件とする運転条件調整ステップと、
    前記最低発熱量対応運転条件下での運転状態で、前記燃料ガス供給量調整手段が燃料ガスの供給量を、所定の発熱量推定用減少幅だけ低減する燃料ガス供給量低減ステップと、
    前記燃料ガス供給量低減ステップを実行した場合における、低減ステップ実行後のエンジン回転速度変動に関連した回転速度変動関連値から低減ステップ実行前の回転速度変動関連値を減算した差である、回転速度変動関連値の増加量としての所定の期間におけるエンジン回転速度の最大値と最小値の差の増加量、所定の期間における回転速度の移動平均値の変動幅の増加量、及び所定の期間におけるエンジン回転速度の標準偏差の増加量の何れか一つを導出する増加量導出ステップとを実行し、
    前記回転速度変動関連値の増加量が、燃料ガスの発熱量が供給ガスとして許容可能な最低発熱量より大きく最高発熱量以下の基準発熱量の燃料ガスの供給を受け、前記燃料ガス供給量低減手段により燃料ガス供給量を低減する低減操作を実行した場合に発生する前記回転速度変動関連値の基準増加量を超えている場合に、エンジンに供給される燃料ガスの量を、前記所定の発熱量推定用減少幅だけ低減した後の現状の燃料ガスの供給量より増大するエンジンの運転方法。
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