JP6300652B2 - アームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法 - Google Patents
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Description
特許文献2は、その段落0019のごとく「成形金型46内では、アームレスト15の一方の軸部材挿通孔16a周縁が、金型46型面と基板21外面の基板側挿通孔22周縁22aで挟まれて該基板側挿通孔22周縁22aの外面と表皮15の軸部材挿通孔16a周縁内面が密着し、シール部17を構成する。…」とあり、インサート(芯体2に相当)の基板と表皮の軸部材挿通孔16aの周縁(開口縁)が特に係止固定されておらず、表皮の開口縁が位置ズレを起こす虞がある。金型型面と基板とで表皮を挟んで、発泡成形時に表皮に設けた軸部材挿通孔からの発泡原料の漏れ防止を図るが、表皮の挟着完了までは表皮の開口縁が基板に対して前後左右に動ける状況にある。インサートたる基板を袋内にセットし、且つ表皮を挟み終えるまで、表皮の開口縁を所定のセット位置に保つことが難しかった。
請求項3に記載の発明の要旨は、一側部に開口を設けて袋状体にした表皮と、該開口から袋内へ挿入された芯体と、前記袋内において該表皮及び前記芯体と一体発泡成形された発泡体と、を具備するアームレストにおいて、前記芯体に備わり、前記袋内での該芯体のセットに伴い前記開口に覗く突起へ向けて、前記表皮が前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分を突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔を形成した位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、前記芯体と該表皮とを係合させてなることを特徴とするアームレストにある。請求項4の発明たるアームレストは、請求項3で、突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部であることを特徴とする。請求項5の発明たるアームレストは、請求項3又は4で、芯体が合成樹脂成形品であり、且つその外壁面で、前記位置決め部を突き出した開口周縁部と開口を挟んで向き合う開口周縁部に対応する部位の前記開口の周縁へ、開口側から当接するリブを、さらに隆起形成したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明の要旨は、袋状体にした表皮の一側部に設けた開口から袋内へ芯体を挿入してセットした後、型閉じ及び発泡原料の注入を経て、該芯体が埋設される発泡体を表皮一体発泡成形するアームレストの製造方法において、
前記袋内での前記芯体のセットに伴い前記開口に覗く前記芯体上の突起へ向けて、前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備する前記表皮を用いて、該位置決め部をめくり上げて前記開口から前記芯体を前記袋内へ挿入後、該透孔に前記突起を挿着して、前記芯体を前記表皮と係合させて前記袋内にセットすることを特徴とするアームレストの製造方法にある。
(1)実施形態1
図1〜図6は本発明に係るアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法の一形態で、図1は(イ)が透孔に該突起を挿着して、袋内の芯体と表皮を係合させた正面図、(ロ)が(イ)の芯体の斜視図、図2は図1(イ)に押え治具を取付けた正面図、図3は図2のIII-III線矢視図、図4は図3の要部拡大図、図5は発泡型に図3の表皮,芯体,押え治具をセットした断面図、図6は図4の後、発泡成形し、脱型されたアームレストの断面図である。尚、図面を判り易くするため、一部図面にて表皮1,芯体2の断面を示すハッチングの図示を省く。
アームレスト用表皮1は、ファブリック表皮片を縫製により袋状とし、その袋内19へ芯体2を挿入するための開口10が一側部11に形成された袋状体である。ファブリック表皮片にはスラブウレタンやプラスチックフィルムが適宜積層される。
アームレストARとは、図10(イ)のように車両座席シートのバックレスト側面BRに固着された支軸mに回動自在に取付けられ、乗員Mが腕を置いて楽な姿勢をサポートする車両用品である。強度補強用の芯体2がインサートされて一体化した発泡体の表面に、外観を向上させるアームレスト用表皮fが覆う。表皮fは、その袋内へ芯体2をセットして、芯体2と共に一体化される発泡体を成形することから、アームレストの製造で、表皮に対する芯体2の位置決めが難しくなっている。
そこで、本表皮1は、芯体2に設けられ、袋内19での芯体2のセットに伴い開口10に覗く突起21へ向けて、開口周縁10eの一部から半島状に表皮部分15aが突き出し、且つ突起21との対向部位の表皮部分15aに透孔15bが形成された位置決め部15を備える。そして、透孔15bに突起21を挿着して、位置決め部15と芯体2とを係合させるようにしたアームレスト用表皮1とする。
汎用アームレストARは図10(イ)のごとくバックレスト側面BRから外方へ突き出す支軸mに回動自在に支持され、実線使用状態と鎖線図示の不使用状態との間で行き来できるようになっている。尚、図10のアームレストARは本発明と対比用の位置決め部15がない製品である。支軸mでアームレストを回動自在に支持できるよう、表皮1には支軸mの対応部位に支軸挿通用の開孔が設けられ、芯体2には支軸用通孔20が設けられる。また、開口f1側の芯体側板2A2上にはストッパーピン22が所定位置に起立固定されており、バックレスト側面BR側に固着された回動規制具9の弧状ガイド孔95内に該ストッパーピン22を挿通させて、実線使用状態と鎖線図示の不使用状態の確保を可能にしている。芯体2のストッパーピン22が、表皮開口f1から回動規制具のガイド孔95にまで達する高さを有して、芯体側板2A2から突き出す。
本アームレスト用表皮1は、開口周縁10eを形成する一部の表皮部分15aを正規位置に配されるストッパーピン22の領域にまで延ばし、且つ正規位置に配したストッパーピン22の該当箇所に透孔15bを形成して、該透孔15bにストッパーピン22を挿通させる動作が、袋内19に在る芯体2を自動的に位置決め,保持につながる構造とする。
本アームレスト用表皮1は、位置決め部15を含めたファブリック表皮片を裁断加工したものが用意され、他のファブリック表皮片とで袋状に縫合される。表皮片同士を縫合して袋状表皮1とするが、各図で、縫合ラインの図示は省略する。袋状表皮1はファブリック製以外に、合成樹脂製の皮革や本革等により袋状体にしたものを用いることもできる。
アームレストの製造は、これに先立ち、アームレスト用表皮1と芯体2と発泡型6と押え治具5とを準備する。アームレスト用表皮1は(1)で述べたものと同じであり、説明を省く。
芯体2はアームレストPの強度補強用部材である。上板2A1と両側板2A2とで箱形板体2Aのコ字形板部を形成し、U字状軸部材2Bに係る連結部2B2の両端から延びる二本のステー部2B1の基端部分を、両側板2A2へ溶接した図10のような金属製品でもよいが、ここでは図1(ロ)のような合成樹脂成形品とする。アームレスト使用時に、車両前方に向け横長の上板部2aが略水平に配され、その外周縁から折曲,延在した側板部2b,端板部2cが備わる下面開口の箱形成形品とする。支軸mに芯体2が支持されるよう、芯体2の両側板部2bには支軸用通孔20が形成される。該通孔20は側板部2bの車両後方側の基端部に設けられ、その近くの外壁面2b1にストッパーピン22が取付けられる。
下型型面61には、表皮1の支軸用開孔17,芯体2の他側部の方の支軸用通孔20bの対応位置には嵩付きシャフト62を着脱自在に立設,保持する窪み611が設けられる。嵩付きシャフト62の拡径部621が該窪み611に挿嵌され、且つその拡径部621が、下型6aに配される表皮1の開孔17を潜り抜け、図5でいえば、拡径部621の上面が他側部の方の支軸用通孔20b周りの下側の芯体側板部2bを当接、支持して、芯体2が表皮裏面1bから離れて袋内19に収まるようにしている。
まず、芯体2を表皮1と係合させて袋内19にセットする。具体的には、最初に表皮開口10から芯体2を挿入し、袋内19に芯体2を収める。本発明は、開口周縁10eからストッパーピン22たる突起21へ向けて位置決め部15が突き出しており、芯体2の挿入を一見邪魔をするように見える。しかし、該位置決め部15は表皮部分15aで形成され、且つ半島状に突き出るだけなので、該位置決め部15をめくり上げて開口10から袋内19へ芯体2を容易に挿入できる。図1のごとく、位置決め部15の基端部分に括れ部分が設けられると、位置決め部15のめくり上げをより円滑且つ確実にできる。
続いて、表皮開口から突き出る軸部622を押え治具5の第一開孔50に挿通させ、その後、軸部622の先端部分にナットNを螺着固定する。位置決め部15の透孔15bにストッパーピン22を挿着し、芯体2に対する表皮1と開口10の位置決めを終えた後、押え治具5で開口10を覆う。表皮1及び袋体19内の芯体2へ挿通し、開口10に突き出す嵩付きシャフト62の軸部622に押え治具5を取付け、該押え治具5で開口10を覆う。
嵩付きシャフト軸部622の挿通に加え、透孔15bへの突起21の挿着が、表皮1に対する芯体2の位置決め及び表皮開口10の芯体2に対する相対的な位置決めセットを万全にする。ただ、開口周縁10eにある表皮1と芯体2との接合部はシールしなければ、発泡体3の成形時に発泡原料gが漏れる問題がある。本実施形態は、押え治具5の第一開孔50へ挿通した軸部622にナットNを螺着することにより、該押え治具5と芯体2とで開口10を周回する表皮部位を挟着してシールし、開口10を塞ぐ。既述のごとく、表皮開口10は芯体2を袋内19へ挿入させる開口10として使用する。そのため、図3,図4のごとく大きな開口10にごく近い表皮部位(開口外周縁部分)を、押え治具5と上板部2a近くの側板部2bとで挟着しなければならないが、位置決め部15を設けているので位置決めセットの精度が良好であり、挟着が確実になされる。
かくして、芯体2をインサートしたアームレストPの発泡体3が表皮一体成形される。アームレストPの一体発泡成形を終え、脱型(脱型工程)し、押え治具,嵩付きシャフト62を取り外せば、図6ごとくの所望の品質安定したアームレストPが得られる。
アームレストPは、一側部11に開口10を設けて袋状体にした表皮1と、該開口10から袋内19へ挿入し、セットされた芯体2と、該芯体2をインサートし、前記表皮1,芯体2と一体発泡成形された発泡体3と、を具備する。ここでは、前記アームレストの製造方法によって造られたアームレストで、図6のようなアームレストPとする。
本実施形態は、図7〜図9のような芯体2を採用する。図7は図1(イ)に対応する正面図、図8はアームレストの断面図、図9は発泡型に表皮と図8の芯体をセットした断面図を示す。
ここでは、実施形態1のストッパーピン22に代えて支軸受突起23を突起21とする。支軸受突起23は、芯体2の一側部の方の支軸用通孔20a部位に、バックレスト側面BRに向けて、支軸用通孔20に内径を整合させて環状に突出した部分である。支軸mを挿通した支軸受突起23は、バックレストBRに当接して、アームレストPの車幅方向の位置を決めるとともにアームレストPの回動をスムーズにする。袋内19での芯体2のセットに伴い、開口10に覗く芯体2上の支軸受突起23へ向けて、開口の周縁10eの一部から半島状に表皮部分15aが突き出す。図7で説明すると、芯体2が袋内19でセットされたとき、支軸受突起23に近い開口周縁10eの紙面上部から半島状に表皮部分15aを紙面下方へ延在させ、支軸受突起23が在る部位に、その突起23の外径に相当する透孔15bを、該表皮部分15aに形成して位置決め部15とする。
リブ26は、図7に示すごとく、表皮袋内19に芯体2をセットしたとき、位置決め部15を突き出した紙面上方に位置する開口周縁部101と開口10を挟んで向き合う紙面下方側の開口周縁部102に対応する部位の開口周縁10eへ、開口10側から接するように、隆起形成する。図7で説明すると、リブ26は開口10の下縁全域に接し、且つ開口10の下縁両端から上方傾斜する領域にまで存在する。
アームレストの製造では、開口10から袋内19へ芯体2の挿入を終えた芯体2入り表皮1で、リブ26を開口周縁10eに当接させ、また開口10に覗く支軸受突起23を位置決め部15の透孔15bに挿着する。これと相前後して、表皮1の支軸用開孔17と、芯体2に係る両側板部2bの両支軸用通孔20と、に嵩付きシャフト62の軸部622を挿通させ、挿通させた該軸部622を開口10に覗かせる。
その後、型外で完成させた該嵩付きシャフト62付き芯体2入り表皮1を下型6aにセットし、型閉じする(図9)。型閉じにより、凹所651周りの上型型面65と芯体2とで開口10を周回する表皮部位を挟着、シールして、発泡成形時の発泡原料漏れを防ぐ。他の構成は実施形態1と同様でその説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成したアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法は、袋状表皮1に位置決め部15を設けることで、袋内19へ挿入した芯体2と表皮1の相対的な位置、及び芯体2と該芯体2を挿通した表皮開口10の位置を簡便且つ精度良くセットできる。位置決め部15には、セット状態にある芯体2上の突起21まで表皮部分15aが半島状に延び、突起21に嵌まる透孔15bが設けられている。したがって、突起21に透孔15bを嵌め込むと、芯体2が袋内19で当初ずれていたとしても、位置決め部15に嵌められる突起21の動きに連動して、芯体2が自ら移動修正して、芯体2と表皮1の相対的な位置関係、さらに芯体2と表皮開口10の位置関係が簡便にセットされるようになる。
開口10は、支軸挿通用開孔だけでなく袋内19へ芯体2を挿入するための開口を兼ねており大きく、発泡体3の成形中、表皮開口10周りで芯体2と重なってシールできる表皮部位は僅かにすぎない。表皮1と芯体2との重なり部分を確保し、シールできなければ、発泡成形で、表皮開口10を芯体2で覆えなかった箇所から発泡原料の漏れを招いてしまう。こうした厳しい状況下で、表皮開口10と芯体2とのきわどい位置関係を精度良く保って迅速セットできる。
このように、本発明は、これまで袋内19に芯体2があってそのセットに苦労してきた問題を一挙に解決し、上述した数々の優れた効果を発揮する。
1b 裏面
10 開口
10e 開口周縁
101 開口周縁部(位置決め部を突き出した開口周縁部)
102 開口周縁部
11 側部
15 位置決め部
15a 表皮部分
15b 透孔
19 袋内
2 芯体
2a 外壁面
21 突起
22 ストッパーピン
23 支軸受突部
3 発泡体
Claims (6)
- 袋状体にして、その袋内へ芯体を挿入するための開口が一側部に形成されたアームレスト用表皮において、
前記袋内での前記芯体のセットに伴い開口に覗く芯体上の突起へ向けて、開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、位置決め部と芯体とを係合させるようにしたことを特徴とするアームレスト用表皮。 - 前記突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部である請求項1記載のアームレスト用表皮。
- 一側部に開口を設けて袋状体にした表皮と、該開口から袋内へ挿入された芯体と、前記袋内において該表皮及び前記芯体と一体発泡成形された発泡体と、を具備するアームレストにおいて、
前記芯体に備わり、前記袋内での該芯体のセットに伴い前記開口に覗く突起へ向けて、前記表皮が前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分を突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔を形成した位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、前記芯体と該表皮とを係合させてなることを特徴とするアームレスト。 - 前記突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部である請求項3記載のアームレスト。
- 前記芯体が合成樹脂成形品であり、且つその外壁面で、前記位置決め部を突き出した開口周縁部と開口を挟んで向き合う開口周縁部に対応する部位の前記開口の周縁へ、開口側から当接するリブを、さらに隆起形成した請求項3又は4に記載のアームレスト。
- 袋状体にした表皮の一側部に設けた開口から袋内へ芯体を挿入してセットした後、型閉じ及び発泡原料の注入を経て、該芯体が埋設される発泡体を表皮一体発泡成形するアームレストの製造方法において、
前記袋内での前記芯体のセットに伴い前記開口に覗く前記芯体上の突起へ向けて、前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備する前記表皮を用いて、該位置決め部をめくり上げて前記開口から前記芯体を前記袋内へ挿入後、該透孔に前記突起を挿着して、前記芯体を前記表皮と係合させて前記袋内にセットすることを特徴とするアームレストの製造方法。
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