JP6291554B2 - アクチュエータ - Google Patents
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Description
そして、上記サーボモータに接続されたケーブルは、上記ハウジング内に設けられた第1空間部と第2空間部を貫通しながら湾曲・設置され、上記カバの底面に形成された切欠部から外部へと引き出される。
まず、特許文献1、特許文献2に記載されたような、ハウジング内部から直接ケーブルをハウジング外部へと引き出す構成のものは、ハウジングの構成が複雑となり、高価なものになってしまうという問題があった。
また、ハウジングの外壁にパネル取付型のコネクタを設置する構成のものは、取付構造の簡略化とコストの低減を図ることはできるが、コネクタが外部に大きく突出することになるため、外力によりコネクタが不用意に破損してしまうという問題があった。
また、美観も損なわれることになる。
また、請求項2に記載されたアクチュエータは、請求項1記載のアクチュエータにおいて、上記ハウジングには方向変換部材が設置されており、上記コネクタ取付部は上記方向変換部材に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載されたアクチュエータは、請求項1又は請求項2記載のアクチュエータにおいて、上記方向変換部材は上記ハウジングに対して着脱可能であることを特徴とするものである。
また、内側コネクタがハウジング外に突出するようなことはないので美観上も好ましい。
また、請求項2に記載されたアクチュエータによると、請求項1記載のアクチュエータにおいて、上記凹陥部には上記内側コネクタを支持するコネクタ支持用凸部が設けられているので、内側コネクタを取り付け状態で内側コネクタを支持することができ、内側コネクタのガタツキ等を防止することができる。
また、請求項3に記載されたアクチュエータによると、請求項2記載のアクチュエータにおいて、上記コネクタ支持用凸部は壁状に設けられているので、上記効果をより確実なものとすることができる。
また、請求項4に記載されたアクチュエータによると、請求項1〜請求項3の何れかに記載のアクチュエータにおいて、外側ケーブルは外側コネクタに接続されているとともにケーブルカバにより被冠されていて、上記外側コネクタを上記取り付けられた内側コネクタに接続することにより上記ケーブルカバが上記凹陥部内に挿入されるようになっているので、外側ケーブルの支持も確実なものとなる。
また、請求項5に記載されたアクチュエータによると、請求項4記載のアクチュエータにおいて、上記凹陥部には、上記ケーブルカバを押圧・保持するケーブルカバ保持部材が設置されているので、上記ケーブルカバの支持がより確実なものとなる。
また、請求項6に記載されたアクチュエータによると、請求項5記載のアクチュエータにおいて、上記ケーブルカバ保持部材は弾性部材からなるので、上記効果をより確実なものとすることができるとともに、万一、外力が作用しても、弾性部材が弾性変形することにより、これを吸収することができ、ケーブルカバの不用意な破損を防止することができる。
また、請求項7に記載されたアクチュエータによると、請求項1〜請求項6の何れかに記載のアクチュエータにおいて、上記ハウジングには方向変換部材が設置されており、上記コネクタ取付部は上記方向変換部材に設けられているので、様々な方向に対応することができる。
また、請求項8に記載されたアクチュエータによると、請求項7記載のアクチュエータにおいて、上記方向変換部材は上記ハウジングに対して着脱可能であるので、方向の変更も容易となり、また、別の方向変換部材と交換することができる。
図1は、本実施の形態によるアクチュエータ1の全体の構成を示す斜視図であり、まず、ハウジング3がある。このハウジング3は、ハウジング本体3aと、このハウジング本体3aの両端に取付・固定された端部材3b、3cと、から構成されている。上記ハウジング3内には、図示しないボールネジが収容・配置されていて、このボールネジには図示しないボールナットが螺合・配置されている。そして、上記ボールナットには移動部としてのスライダ5が固着されている。
また、上記モータハウジング6内には、図示しないエンコーダが内装されており、このエンコーダによって上記図示しないモータの回転数や回転角度を検出できるようになっている。
尚、上記ハウジング本体3aの上面中央部は長手方向に沿って開口されていて、そこは帯状の防塵シール部材10によって閉塞されている。
以下、上記コネクタ取付部9について、詳細に説明する。
また、図8に示すように、上記内側コネクタ取付用貫通孔23の内周面であって、上記内側コネクタ支持用凸部25a、25bの間には、溝27a、27bが、対向した状態で形成されている。
また、上記凹陥部21の図8(a)中上側は切り欠かれており、外側ケーブルユニット取外用凹部31が形成されている。この外側ケーブルユニット取外用凹部31には、後述する外側ケーブルユニット11の取り外し作業において、図示しない作業者の指等が挿入されることになる。
また、例えば、図4に示すように、端部カバ7の内側(図4中左側)であって、上記凹陥部21の図4中上下方向両側には、後述するケーブルカバ保持部材41の両端部が当接される当接部33a、33bが突出・形成されている。
また、上記中央支持部43の幅方向(図9中左上から右下に向かう方向)の両端側からは、それぞれ、ケーブルカバ保持部45a、45bが延長・形成されている。このケーブルカバ保持部45aの先端側(図9中右上側)は、略「く」の字型に内側に突出した状態で屈曲・形成されており、ケーブルカバ保持用凸部47aとなっている。また、上記ケーブルカバ保持部45bの先端側(図9中右上側)も、略「く」の字型に内側に突出した状態で屈曲・形成されており、ケーブルカバ保持用凸部47bとなっている。
上記内側コネクタ51の係合用バネ部55a、55bは、上記ケーブルカバ保持部材41のコネクタ用貫通孔44、上記凹陥部21の内側コネクタ取付用貫通孔23を通過する際、上記ケーブルカバ保持部材41のコネクタ用貫通孔44、上記凹陥部21の内側コネクタ取付用貫通孔23の溝27a、27bの内周面に当接し、変形される。上記内側コネクタ51の係合用バネ部55a、55bが上記凹陥部21の底壁69の図4中右側へと通過すると、上記内側コネクタ51の係合用バネ部55a、55bは、その弾性力により復帰し、上記内側コネクタ51の係合用バネ部55a、55bの先端(図4中左側端)が上記凹陥部21の底壁69の図4中右側の面に当接される。また、そのとき、上記内側コネクタ51の係合用凸部57、57、57、57は、上記凹陥部21の底壁69の図4中左側の面に当接される。
まず、内側コネクタ51のコネクタ取付部9への取付作業から説明する。端部カバ7の内側(図4中左側)において、内側コネクタ51を係合用凸部57、57、57、57が図4中左側に指向された状態にする。次に、上記内側コネクタ51を、上記ケーブルカバ保持部材41のコネクタ用貫通孔44と上記凹陥部21の内側コネクタ取付用貫通孔23を貫通させて、図4中右側に移動させていく。
このような作業によって、外側ケーブルユニット11をコネクタ取付部9から取り外すことができる。
まず、端部カバ7には、凹陥部21が設けられており、内側コネクタ51を端部カバ7の内側からコネクタ取付部9に取り付けても、上記内側コネクタ51は上記凹陥部21内に収容されることになるので、上記内側コネクタ51がハウジング3の外に突出することはない。よって、上記内側コネクタ51の外力による不用意な破損を防止することができる。
また、上記内側コネクタ51が上記ハウジング3の外部に突出していないため、美観上も好ましい。
その他の構成については、前述した第1の実施の形態と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
この第3の実施の形態によるアクチュエータ201は、前述した第1の実施の形態によるアクチュエータ1と略同様の構成であるが、図12に示すように、端部カバ203に方向変換部材205が取り付けられており、この方向変換部材205にコネクタ取付部9が設けられた構成になっている。以下、詳細に説明する。
なお、この第3の実施の形態におけるコネクタ取付部9においては、外側ケーブルユニット取外用凹部31の形状が異なっている。また、図14に示す上記方向変換部材205には、内側コネクタ51は取り付けられていないが、前述した第1の実施の形態の場合と同様に、上記内側コネクタ51が上記凹陥部21内に取り付けられることになる。
また、第3の実施の形態の場合は、方向変換部材205は、凹陥部21の開口部ひいてはコネクタ取付部9を、図14(a)中上側、図14(a)中下側、図14(a)中左側、又は、図14(a)中右側の何れかの方向に指向させた状態で取り付けることができる。これにより、上記アクチュエータ201に外側ケーブルユニット11を接続する方向を適宜変更することができる。
また、方向変換部材205を、別の方向変換部材に交換することも容易である。
まず、コネクタ取付部の形状、そこに取り付けられる内側コネクタの形状、内側コネクタに差し込まれる外側コネクタの形状、等についてはこれを特に限定するものではない。
又、凹陥部の深さとしては様々な場合が想定され、前記第1〜第3の実施の形態の場合のように、取り付けられた内側コネクタの全てがハウジングの外側に突出しない場合だけでなく、その一部が突出しないような場合も想定される。
また、ケーブルカバ保持部材についてもその構成を板バネに限定するものではなく、ゴム、その他の弾性部材であってもよい。
また、端部カバ203に方向変換部材を回転可能に設置し、この方向変換部材を適宜回転させて向きを変えることで、外側ケーブルユニット11が接続される方向を変更する場合も考えられる。この場合には、方向変換部材の着脱が不要になる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
3 ハウジング
7 端部カバ(ハウジングの一部)
9 コネクタ取付部
21 凹陥部
25a コネクタ支持用凸部
25b コネクタ支持用凸部
41 ケーブルカバ保持部材
51 内側コネクタ
52a 内側ケーブル
71 外側ケーブル
73 外側コネクタ
75 ケーブルカバ
101 アクチュエータ
201 アクチュエータ
203 端部カバ(ハウジングの一部)
205 方向変換部材
Claims (3)
- ハウジングと、
上記ハウジングに設けられ内側ケーブルが接続された内側コネクタが取り付けられるコネクタ取付部と、
を具備し、
上記コネクタ取付部は上記内側コネクタの全部が上記ハウジング外に突出しないように上記ハウジング内に凹陥部を備えた状態で設けられ、
上記コネクタ取付部には外側ケーブルが接続された外側コネクタが接続され、これら外側ケーブルと外側コネクタはケーブルカバにより被冠されていて、
上記外側コネクタを上記コネクタ取付部に接続することにより上記ケーブルカバが上記凹陥部内に挿入され、
上記コネクタ取付部には上記ケーブルカバを押圧・保持するケーブルカバ保持部材が設置されていて、
上記ケーブルカバ保持部材は弾性部材からなり、
上記ケーブルカバ保持部材にはケーブルカバ保持用凸部が設けられていて、
上記凹陥部にはケーブルカバ保持部材用貫通孔が設けられており、上記ケーブルカバ保持用凸部が上記ケーブルカバ保持部材用貫通孔を介して上記凹陥部内に突出・配置されることにより上記ケーブルカバが押圧・保持されることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1記載のアクチュエータにおいて、
上記ハウジングには方向変換部材が設置されており、
上記コネクタ取付部は上記方向変換部材に設けられていることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1又は請求項2記載のアクチュエータにおいて、
上記方向変換部材は上記ハウジングに対して着脱可能であることを特徴とするアクチュエータ。
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