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JP6288032B2 - 車両骨格構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両骨格構造に関する。
車両の前面衝突時にフロントサイドメンバに入力される衝突荷重を分散させて伝達する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
国際公開第2011/148747号パンフレット 特開2013−136362号公報
ところで、自車両に対して車両幅方向のラップ量が小さい状態でバリア等の衝突物が前面衝突する衝突形態(微小ラップ衝突)に対応する観点等から、車体前部の側部に配置されているフロントサイドメンバ本体部を車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜させている場合がある。しかしながら、このような構成では、車両の前面衝突時には、大きな曲げモーメントが発生してフロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部が車体幅方向外側に折れ曲がり易く、また、フロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部が折れ曲がってしまうと衝突荷重の伝達効率が低下する。
本発明は、上記事実を考慮して、フロントサイドメンバ本体部を車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜させて配置しても、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部の折れ曲がりを防止又は抑制することで衝突荷重を良好に伝達することができる車両骨格構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両骨格構造は、車体前部の側部において車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜して配置されているフロントサイドメンバ本体部と、前記フロントサイドメンバ本体部の後端部の外周面に被せられた状態で接合されている前側接続部を備え、ダッシュパネルに沿って車体後下方側に延在すると共に前端側よりも後端側が車体幅方向に拡幅された形状とされ、前記ダッシュパネルに接合されていると共に車体幅方向の中間部がフロアアンダリインフォースの前端部に接合されており、単一部材で構成されたフロントサイドメンバ根元部と、を有し、前記フロントサイドメンバ根元部は、ロッカの前端部に接合されている後側第一接続部と、トンネルの前端部に接合されている後側第二接続部と、前記前側接続部の車体幅方向外側の側壁部の後端部と前記後側第一接続部の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向内側に凹むように湾曲している第一湾曲壁部と、前記前側接続部の車体幅方向内側の側壁部の後端部と前記後側第二接続部の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向外側に凹むように湾曲している第二湾曲壁部と、を備えると共に、前記第一湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径R1と前記第二湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径R2との関係がR1>R2に設定されている。
上記構成によれば、フロントサイドメンバ本体部は、車体前部の側部において車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜して配置されている。このため、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ本体部の前端部に衝突荷重が入力されると、フロントサイドメンバ本体部の前端部側を車体幅方向外側へ変位させようとする荷重が作用する。
フロントサイドメンバ本体部の後端部の外周面には、フロントサイドメンバ根元部の前側接続部が被せられた状態で接合されており、フロントサイドメンバ根元部は、ダッシュパネルに接合されてダッシュパネルに沿って車体後下方側に延在すると共に前端側よりも後端側が車体幅方向に拡幅された形状となっている。このため、フロントサイドメンバ本体部の前端部側を車体幅方向へ変位させようとする荷重に対するフロントサイドメンバ根元部の支持剛性は、例えば、フロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部が車体底面視で車体前後方向に直線状に設定されている場合に比べて高い。
また、フロントサイドメンバ根元部は、その車体幅方向の中間部がフロアアンダリインフォースの前端部に接合され、後側第一接続部がロッカの前端部に接合されていると共に後側第二接続部がトンネルの前端部に接合されている。これにより、フロントサイドメンバ本体部に入力された衝突荷重は、フロントサイドメンバ根元部を介して、フロアアンダリインフォース、ロッカ及びトンネルにそれぞれ伝達されて分散されるので、フロントサイドメンバ根元部の前側接続部にかかる荷重負担が軽減される。また、フロントサイドメンバ根元部は単一部材で構成されているので、フロントサイドメンバ根元部による支持剛性を確保するのに有利なうえ、フロントサイドメンバ本体部からフロントサイドメンバ根元部に伝達された衝突荷重をそのまま(他部材を介さずに)フロアアンダリインフォース、ロッカ及びトンネルに伝達することができる。
さらに、フロントサイドメンバ根元部は、その第一湾曲壁部が前側接続部の車体幅方向外側の側壁部の後端部と後側第一接続部の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向内側に凹むように湾曲しており、第二湾曲壁部が前側接続部の車体幅方向内側の側壁部の後端部と後側第二接続部の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向外側に凹むように湾曲している。したがって、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ本体部からフロントサイドメンバ根元部に衝突荷重が伝達された場合、衝突荷重の一部が第一湾曲壁部を荷重伝達経路にしてロッカにスムーズに伝達されると共に衝突荷重の他の一部が第二湾曲壁部を荷重伝達経路にしてトンネルにスムーズに伝達される。
ここで、第一湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径R1は、第二湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径R2よりも大きく設定されている。このため、フロントサイドメンバ根元部においては、第一湾曲壁部の側(車体幅方向外側)へ折れ曲げようとする荷重に対する曲げ剛性の方が第二湾曲壁部の側(車体幅方向内側)へ折り曲げようとする荷重に対する曲げ剛性よりも高くなっている。よって、前面衝突時には、フロントサイドメンバ根元部が車体幅方向外側へ折れ曲がるのを効果的に抑えることができる。
請求項2に記載する本発明の車両骨格構造は、請求項1に記載の構成において、前記後側第一接続部の前端部は、前記ロッカの最前端で車体前方を向いた前端面に接合され、前記第一湾曲壁部は、車体底面視で前記前側接続部の車体幅方向外側の側面を通って当該側面の延在方向に延びる第一仮想直線及び前記後側第一接続部の前端面を通って車体幅方向に延びる第二仮想直線をそれぞれ接線としかつ前記前側接続部の車体幅方向外側の側面の後端及び前記後側第一接続部の前端面の車体幅方向内側端を通る円弧形状に沿って湾曲している。
上記構成によれば、前側接続部の車体幅方向外側の側壁部の後端部と後側第一接続部の前端部とが第一湾曲壁部によってなだらかに繋がれつつ、第一湾曲壁部の曲率半径R1を大きく設定することができる。このため、車両の前面衝突時におけるフロントサイドメンバ根元部からロッカへの荷重伝達性を良好に確保しながら、フロントサイドメンバ根元部を第一湾曲壁部の側(車体幅方向外側)へ折れ曲げようとする荷重に対する曲げ剛性を良好に確保することができる。
以上説明したように、本発明の車両骨格構造によれば、フロントサイドメンバ本体部を車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜させて配置しても、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部の折れ曲がりを防止又は抑制することで衝突荷重を良好に伝達することができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係る車両骨格構造を示す底面図である。 図1の車両骨格構造を車体幅方向外側(車体左側)から見た状態で示す側面図である。 図1の車両骨格構造を車体斜め前方側から見た状態で示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る車両骨格構造について図1〜図3を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車体前方側を示しており、矢印UPは車体上方側を示しており、矢印INは車体幅方向内側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車体前後方向の前後、車体上下方向の上下、車両進行方向を向いた場合の左右を示すものとする。
(実施形態の構成)
図1には、本実施形態に係る車両骨格構造10が適用された自動車(車両)12の車体左側の一部が底面図で示されている。なお、図1では、車体右側の図示を省略するが、車両骨格構造10は、基本的には左右対称に構成されている。また、図2には図1の車両骨格構造10を車体左側(車体幅方向外側)から見た状態の側面図が示され、図3には、図1の車両骨格構造10を車体斜め前方側から見た状態の斜視図が示されている。なお、図3では、図を見易くするために、車体右側のフロントサイドメンバ40等の図示を省略している。
図1に示されるように、自動車12は、パワーユニット室14と、パワーユニット室14の車両後方側に位置するキャビン(車室)16と、がダッシュパネル(車体客室前壁)18によって隔成されている。ダッシュパネル18の上部は、略垂直板状に形成された縦板部18Aを備えている。図2に示されるように、ダッシュパネル18の下部は、縦板部18Aと一体的に設けられて傾斜板状に形成されたトーボード部18Bを備えている。トーボード部18Bは、車体下方側へ向けて車体後方側に傾斜している。図1に示されるように、トーボード部18Bの下端部には、フロアパネル20の前端部が溶接等により接合されて一体化されている。このフロアパネル20は、キャビン16のフロア面を構成している。
トーボード部18B及びフロアパネル20における車体幅方向中央部には、トンネル22が設けられている。トンネル22は、車体正面視で車体下方側に開口して略逆U字状に形成され、車体前後方向に延在している。また、フロアパネル20の車体幅方向外側の端部は、ロッカ(「サイドシル」ともいう。)24に結合されている。ロッカ24は、車体側部の下端部に車体前後方向に延在した閉断面構造の骨格部材であり、サイドドア開口部の下縁側を含む範囲に配置されている。ロッカ24は、その最前端が車体前方を向いた前壁パネル24P(図3参照)で閉塞されており、ロッカ24の前端面24A(前壁パネル24P(図3参照)の前面)は、車体幅方向及び車体上下方向を含む面を面方向として配置されている。
さらに、ロッカ24に対して車体幅方向内側でかつトンネル22に対して車体幅方向外側には、フロアアンダリインフォース38が設けられている。フロアアンダリインフォース38は、車体正面視で車体上方側に開口する逆ハット形状に形成されて車体前後方向に延在する骨格部材とされ、左右一対のフランジ部38Fがフロアパネル20の下面及びトーボード部18Bの下面に接合されている。
キャビン16よりも車体前方側に形成されたパワーユニット室14には、図示しないパワーユニットが収容されている。前記パワーユニットは、本実施形態では一例としてエンジンとモータとを含んで構成されている。また、パワーユニット室14は、所謂エンジンコンパートメントとして捉えることができる。
パワーユニット室14の下部には、車体幅方向の両サイドに左右一対のフロントサイドメンバ40の本体部を構成するフロントサイドメンバ本体部42が設けられている。フロントサイドメンバ本体部42は、車体前部12Aの側部において車体前後方向に沿って延在しており、より詳細には車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜して配置されている。なお、フロントサイドメンバ40については後述する。フロントサイドメンバ本体部42の前端部には、連結部材26を介してクラッシュボックス28が固定されている。また、図1及び図2に示されるように、フロントサイドメンバ本体部42の車両幅方向外側かつ上方側にはエプロンアッパメンバ32が配置され、このエプロンアッパメンバ32は、車両前後方向に延在すると共に、その前部を構成するエプロンブレース32Aの前端部が連結部材26に固定されている。また、フロントサイドメンバ本体部42の後部とエプロンアッパメンバ32の後部との間には、サスペンションタワー34が設けられている。
図1に示されるように、クラッシュボックス28の前端部にはバンパリインフォースメント30が固定されている。バンパリインフォースメント30は、車体前部12Aにおいて車体幅方向を長手方向として配置されている。なお、バンパリインフォースメント30は、フロントバンパの一部を構成している。
一方、左右一対のフロントサイドメンバ本体部42は、エンジンマウント(図示省略)を介してパワーユニットを支持している。また、フロントサイドメンバ本体部42は、本実施形態ではアルミニウム合金製とされている。
図3に示されるように、フロントサイドメンバ本体部42は、長手方向に直交する断面形状が矩形状とされた閉断面部を形成している。すなわち、フロントサイドメンバ本体部42は、左右一対の側壁部として、車体幅方向外側の側壁部を構成する外側側壁部42A(図2参照)を備えると共に、車体幅方向内側の側壁部を構成する内側側壁部42Bを備えている。また、フロントサイドメンバ本体部42は、外側側壁部42A及び内側側壁部42Bの上端同士を車体幅方向に繋ぐ上壁部42Cを備えると共に、外側側壁部42A及び内側側壁部42Bの下端同士を車体幅方向に繋ぐ下壁部42Dを備えている。
フロントサイドメンバ40は、フロントサイドメンバ本体部42の後端部側にフロントサイドメンバ根元部44(「キックリインフォース」ともいう。)を備えている。フロントサイドメンバ根元部44は、アルミニウム合金からなるダイキャスト製の単一部材で構成されている。フロントサイドメンバ根元部44は、前端部側に角筒状の前側接続部46を備えている。
すなわち、フロントサイドメンバ根元部44の前側接続部46は、左右一対の側壁部として、車体幅方向外側の側壁部を構成する外側側壁部46A(図2参照)を備えると共に、車体幅方向内側の側壁部を構成する内側側壁部46Bを備えている。また、フロントサイドメンバ根元部44の前側接続部46は、外側側壁部46A(図2参照)及び内側側壁部46Bの上端同士を車体幅方向に繋ぐ上壁部46Cを備えると共に、外側側壁部46A(図2参照)及び内側側壁部46Bの下端同士を車体幅方向に繋ぐ下壁部46Dを備えている。そして、フロントサイドメンバ根元部44は、フロントサイドメンバ本体部42の後端部の外周面に前側接続部46が被せられた状態でアーク溶接により(線状の溶接部を介して)接合されている。
また、フロントサイドメンバ根元部44は、図2に示されるようにダッシュパネル18(トーボード部18B)に沿って車体後下方側に延在すると共に図1に示されるように車体底面視で前端側よりも後端側が車体幅方向に拡幅された形状とされている。なお、本実施形態では、フロントサイドメンバ根元部44の後端部は、フロアパネル20の前端部の下面側にまで至っている。図3に示されるように、フロントサイドメンバ根元部44においてダッシュパネル18(トーボード部18B)に沿って配置されたキック部48は、その外周部にダッシュパネル18に重ね合わせられているフランジ部48Fを備えている。キック部48のフランジ部48Fは、ダッシュパネル18にタッピングビス等の公知の固定具B1で接合されている。なお、キック部48の内面(ダッシュパネル18との対向面)側については図示及び詳細説明を省略するが、補強用のリブが適宜形成されている。
図1に示されるように、キック部48の車体幅方向の中間部には、車体下方側に突出して車体前後方向に延在した突出部48Mが形成されている。キック部48の突出部48Mは、フロアアンダリインフォース38の前端部に被せられた状態で配置されており、突出部48Mがフロアアンダリインフォース38にタッピングビス等の公知の固定具(図示省略)で接合されている。
キック部48の後部の車体幅方向外側の端部からは後側第一接続部50が延出されている。後側第一接続部50は、その前端部を構成して車体前方を向いた前端フランジ部50A(図3参照)を備えると共に、前端フランジ部50Aの下端から車体後方側へ延びる水平フランジ部50Bを備えている。図3に示されるように、前端フランジ部50Aは、ロッカ24の前端面24Aにタッピングビス等の公知の固定具B3で接合されている。また、図1に示されるように、水平フランジ部50Bは、ロッカ24の底壁部24Bの前端部にタッピングビス等の公知の固定具B4で接合されている。
また、図3に示されるように、キック部48の車体幅方向内側の端部からは後側第二接続部52がトンネル22の側壁部22Sの下部側に延出されている。後側第二接続部52は、トンネル22の側壁部22Sの下部における前端部にタッピングビス等の公知の固定具B5で接合されている。図1に示されるように、後側第二接続部52の前端の車体前後方向位置は、後側第一接続部50の前端の車体前後方向位置よりも車体前方側に設定されている。
前側接続部46の外側側壁部46Aの後端部と後側第一接続部50の前端フランジ部50A(前端部)とは、縦壁状の第一湾曲壁部54によって繋がれている。第一湾曲壁部54は、車体後方斜め車体幅方向内側に凹むように(本実施形態では概ね円弧状に)湾曲している。より具体的には、第一湾曲壁部54は、車体底面視で前側接続部46の車体幅方向外側の側面46Xを通って当該側面46Xの延在方向に延びる第一仮想直線L1及び後側第一接続部50の前端面50Xを通って車体幅方向に延びる第二仮想直線L2をそれぞれ接線としかつ前側接続部46の車体幅方向外側の側面46Xの後端46Z及び後側第一接続部50の前端面50Xの車体幅方向内側端50Zを通る円弧形状60に沿って湾曲している。なお、図中では円弧形状60のうち二点鎖線で明示されている部分以外の部分は第一湾曲壁部54と重なっている。
また、図1及び図3に示されるように、前側接続部46の内側側壁部46Bの後端部と後側第二接続部52の前端部とは、縦壁状の第二湾曲壁部56によってなだらかに繋がれている。第二湾曲壁部56は、車体後方斜め車体幅方向外側に凹むように(本実施形態では概ね円弧状に)湾曲している。そして、第一湾曲壁部54の湾曲形状における最小の曲率半径R1と第二湾曲壁部56の湾曲形状における最小の曲率半径R2との関係は、R1>R2に設定されている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、フロントサイドメンバ本体部42は、車体前部12Aの側部において車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜して配置されている。このため、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ本体部42の前端部に衝突荷重が入力されると、フロントサイドメンバ本体部42の前端部側を車体幅方向外側へ変位させようとする荷重が作用する。
フロントサイドメンバ本体部42の後端部の外周面には、フロントサイドメンバ根元部44の前側接続部46が被せられた状態で接合されており、フロントサイドメンバ根元部44は、ダッシュパネル18に接合されてダッシュパネル18に沿って車体後下方側に延在すると共に前端側よりも後端側が車体幅方向に拡幅された形状となっている。このため、フロントサイドメンバ本体部42の前端部側を車体幅方向へ変位させようとする荷重に対するフロントサイドメンバ根元部44の支持剛性は、例えば、フロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部が車体底面視で車体前後方向に直線状に設定されている場合に比べて高い。
また、フロントサイドメンバ根元部44は、その車体幅方向の中間部がフロアアンダリインフォース38の前端部に接合され、後側第一接続部50がロッカ24の前端部に接合されていると共に後側第二接続部52がトンネル22の前端部に接合されている。これにより、フロントサイドメンバ本体部42に入力された衝突荷重は、フロントサイドメンバ根元部44を介して、フロアアンダリインフォース38、ロッカ24及びトンネル22にそれぞれ伝達されて分散されるので、フロントサイドメンバ根元部44の前側接続部46にかかる荷重負担が軽減される。
また、フロントサイドメンバ根元部44は単一部材で構成されているので、フロントサイドメンバ根元部44による支持剛性を確保するのに有利なうえ、フロントサイドメンバ本体部42からフロントサイドメンバ根元部44に伝達された衝突荷重をそのまま(他部材を介さずに)フロアアンダリインフォース38、ロッカ24及びトンネル22に伝達することができる。すなわち、例えば、フロントサイドメンバ本体部の後端部の支持部が車体底面視で略車体前後方向に直線状に設定されてフロアアンダリインフォースの前端部に接合されている対比構造でかつ前記支持部及びフロアアンダリインフォースの前端部とロッカとの間及び前記支持部及びフロアアンダリインフォースの前端部とトンネルとの間に別部材であるトルクボックスが設けられているような構造に比べて、本実施形態の構造は、支持剛性が高いうえ、前面衝突時におけるロッカ24及びトンネル22への荷重伝達性も良い。
さらに、フロントサイドメンバ根元部44は、その第一湾曲壁部54が前側接続部46の外側側壁部46Aの後端部と後側第一接続部50の前端フランジ部50Aとを繋いで車体後方斜め車体幅方向内側に凹むように湾曲しており、第二湾曲壁部56が前側接続部46の内側側壁部46Bの後端部と後側第二接続部52の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向外側に凹むように湾曲している。したがって、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ本体部42からフロントサイドメンバ根元部44に衝突荷重が伝達された場合、衝突荷重の一部が第一湾曲壁部54を荷重伝達経路にしてロッカ24にスムーズに伝達されると共に衝突荷重の他の一部が第二湾曲壁部56を荷重伝達経路にしてトンネル22にスムーズに伝達される。つまり、荷重伝達効率が一層向上する。
ここで、第一湾曲壁部54の湾曲形状における最小の曲率半径R1は、第二湾曲壁部56の湾曲形状における最小の曲率半径R2よりも大きく設定されている。このため、フロントサイドメンバ根元部44においては、第一湾曲壁部54の側(車体幅方向外側)へ折れ曲げようとする荷重に対する曲げ剛性の方が第二湾曲壁部56の側(車体幅方向内側)へ折り曲げようとする荷重に対する曲げ剛性よりも高くなっている。よって、前面衝突時には、フロントサイドメンバ根元部44が車体幅方向外側へ折れ曲がるのを効果的に抑えることができ、その結果、フロントサイドメンバ本体部42の車体幅方向外側への変位が抑制される。
また、本実施形態では、後側第一接続部50の前端フランジ部50Aは、ロッカ24の最前端で車体前方を向いた前端面24Aに接合されている。そして、第一湾曲壁部54は、車体底面視で前側接続部46の車体幅方向外側の側面46Xを通って当該側面46Xの延在方向に延びる第一仮想直線L1及び後側第一接続部50の前端面50Xを通って車体幅方向に延びる第二仮想直線L2をそれぞれ接線としかつ前側接続部46の車体幅方向外側の側面46Xの後端46Z及び後側第一接続部50の前端面50Xの車体幅方向内側端50Zを通る円弧形状60に沿って湾曲している。これにより、前側接続部46の外側側壁部46Aの後端部と後側第一接続部50の前端フランジ部50Aとが第一湾曲壁部54によってなだらかに繋がれつつ、第一湾曲壁部54の曲率半径R1を大きく設定することができる。このため、車両の前面衝突時におけるフロントサイドメンバ根元部44からロッカ24への荷重伝達性を良好に確保しながら、フロントサイドメンバ根元部44を第一湾曲壁部54の側(車体幅方向外側)へ折れ曲げようとする荷重に対する曲げ剛性を良好に確保することができる。
以上説明したように、本発明の車両骨格構造によれば、フロントサイドメンバ本体部42を車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜させて配置しても、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ根元部44(フロントサイドメンバ本体部42の後端部の支持部)の折れ曲がりを防止又は抑制することで衝突荷重を良好に伝達することができる。
(実施形態の補足説明)
なお、第一湾曲壁部54及び第一湾曲壁部56には、局所的にであっても(全体的な湾曲形状とは別の)小さい凹凸部が形成されていない方が好ましいが、例えば、周辺構造等との関係で全体的な湾曲形状とは別に局所的に小さい凹凸部が形成されていてもよい。ここで、請求項1に記載の「第一湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径」は、仮に第一湾曲壁部の全体的な湾曲形状とは別に第一湾曲壁部に局所的に小さい凹凸部がある場合にはそのような凹凸部を除いた全体的な湾曲形状における最小の曲率半径を意味する。同様に、請求項1に記載の「第二湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径」は、仮に第二湾曲壁部の全体的な湾曲形状とは別に第二湾曲壁部に局所的に小さい凹凸部がある場合にはそのような凹凸部を除いた全体的な湾曲形状における最小の曲率半径を意味する。
また、上記実施形態では、第一湾曲壁部54の湾曲形状は車体底面視でほぼ一定の曲率半径とされた円弧状とされているが、第一湾曲壁部の湾曲形状は、例えば、車体底面視で曲率半径を徐々に変えながら歪みなく連続するような湾曲形状であってもよい。第二湾曲壁部の湾曲形状についても同様である。
また、上記実施形態では、車両骨格構造10が基本的には左右対称に構成されており、図1に示される構造が車体の左右両側に設けられている場合について説明したが、図1に示されるような構造が車体左側にのみ設けられた構成や、図1に示されるような構造が車体右側にのみ設けられた構成も採り得る。
なお、請求項1に記載の「単一部材」とは、上記実施形態のフロントサイドメンバ根元部44のように、複数部材を構成要素とせずに全体が一体に形成されている部材をいう。
また、請求項2に記載の「円弧形状に沿って湾曲している」の概念には、前側接続部の車体幅方向外側の側壁部の後端部と後側第一接続部の前端部との間において車体底面視で前記円弧形状と一致するように湾曲している場合が含まれる他、上記実施形態のように、車体底面視で円弧形状60と完全に一致している訳ではないが、全体として見れば円弧形状60とほぼ同様に湾曲しており、円弧形状60に沿って湾曲していると把握されるような場合も含まれる。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両骨格構造
12A 車体前部
18 ダッシュパネル
22 トンネル
24 ロッカ
38 フロアアンダリインフォース
42 フロントサイドメンバ本体部
44 フロントサイドメンバ根元部
46 前側接続部
46A 外側側壁部(車体幅方向外側の側壁部)
46B 内側側壁部(車体幅方向内側の側壁部)
46X 前側接続部の車体幅方向外側の側面
50 後側第一接続部
50X 後側第一接続部の前端面
52 後側第二接続部
54 第一湾曲壁部
56 第二湾曲壁部
60 円弧形状
L1 第一仮想直線
L2 第二仮想直線

Claims (2)

  1. 車体前部の側部において車体前方側へ向けて車体幅方向外側に傾斜して配置されているフロントサイドメンバ本体部と、
    前記フロントサイドメンバ本体部の後端部の外周面に被せられた状態で接合されている前側接続部を備え、ダッシュパネルに沿って車体後下方側に延在すると共に前端側よりも後端側が車体幅方向に拡幅された形状とされ、前記ダッシュパネルに接合されていると共に車体幅方向の中間部がフロアアンダリインフォースの前端部に接合されており、単一部材で構成されたフロントサイドメンバ根元部と、
    を有し、
    前記フロントサイドメンバ根元部は、
    ロッカの前端部に接合されている後側第一接続部と、
    トンネルの前端部に接合されている後側第二接続部と、
    前記前側接続部の車体幅方向外側の側壁部の後端部と前記後側第一接続部の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向内側に凹むように湾曲している第一湾曲壁部と、
    前記前側接続部の車体幅方向内側の側壁部の後端部と前記後側第二接続部の前端部とを繋いで車体後方斜め車体幅方向外側に凹むように湾曲している第二湾曲壁部と、
    を備えると共に、前記第一湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径R1と前記第二湾曲壁部の湾曲形状における最小の曲率半径R2との関係がR1>R2に設定されている、車両骨格構造。
  2. 前記後側第一接続部の前端部は、前記ロッカの最前端で車体前方を向いた前端面に接合され、
    前記第一湾曲壁部は、車体底面視で前記前側接続部の車体幅方向外側の側面を通って当該側面の延在方向に延びる第一仮想直線及び前記後側第一接続部の前端面を通って車体幅方向に延びる第二仮想直線をそれぞれ接線としかつ前記前側接続部の車体幅方向外側の側面の後端及び前記後側第一接続部の前端面の車体幅方向内側端を通る円弧形状に沿って湾曲している、請求項1に記載の車両骨格構造。
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