JP6282370B1 - 大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、外傷による影響やひび割れを生じ難くする可撓性膜起伏堰として、重ね合わせた2つの未加硫状態のゴム製の可撓性膜シート積層体を、それらの一端縁部を長さ方向全体にわたって加硫接合して可撓性膜起伏堰本体とし、この可撓性膜起伏堰本体の開放部を取り付け金具で河床及び河岸に緊密に固定してなる可撓性膜起伏堰が、次の特許文献1に開示されている。
後接着により接合する可撓性膜起伏堰の製造方法としては、可撓性膜起伏堰の周方向に分割されて成形された少なくとも2個の可撓性膜起伏堰部分をなす加硫済みの可撓性膜シート積層体を後接着により相互に接合する大型可撓性膜起伏堰の製造方法が、次の特許文献2に開示されている。
図5は例えば特許文献1に記載の製造方法のような、従来の重ね合わせた2つの未加硫状態の可撓性膜シート積層体の一端縁部を長さ方向全体にわたって加硫接合する、可撓性膜起伏堰本体の製造方法に用いる製造設備の一例を概念的に示す説明図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図5に示す製造設備は、巻き出し機51と、加硫プレス装置52と、巻き取り機53を備えている。なお、図5中、60は可撓性膜シート積層体、54、55は搬送用ローラー、52a、52bはプレス加熱板、52cは油圧ジャッキ、52dはプレス加熱板15aの移動方向をガイドするためのガイド部材である。その他、便宜上、図示を省略したが、巻き出し機51と加硫プレス装置52の間には、搬送用ローラー54の他にも、巻き出し機51から巻き出された未加硫状態の可撓性膜シート積層体60の下面を支持しながら加硫プレス装置52の加硫プレス領域に搬送するためのガイド手段や搬送手段を備えている。なお、図5では、便宜上、巻き出し機51は1つのみ示してある。
そのため、堰高が1.5mを超える大型の可撓性膜起伏堰を構築する場合、例えば、特許文献2に示す製造方法のように、複数個の加硫済みの可撓性膜シート積層体を、後接着により接合する必要があった。
しかし、上述したように、加硫済みの可撓性膜起伏堰部分を後接着により接合する製造方法には、接合部位の強度がその他の部位よりも低下して破損する虞等の問題があった。
また、可撓性膜シート積層体gにおける、後接着による接合をするために、剥ぎ取られないで残る加硫済みのゴムは、後加硫により2回加硫されることになるが、2回加硫されたゴムは、強度低下を起こし易い。
さらに、接合に用いる未加硫状態のゴムシートuの量が適正でない場合、可撓性膜起伏堰を膨張させたときに割れを生じ易い。
さらにまた、加硫済みの可撓性膜シート積層体g同士を後接着により接合すると、接合部の境界には、可撓性膜シート積層体gにおける2回加硫されたゴムと、1回加硫された接着用のゴムシートとが存在することによって、可撓性膜起伏堰の表面に接合跡が残り、美観が悪くなる。
また、可撓性膜起伏堰の製造に際しては、後接着による接合をするために、可撓性膜シートにおける、加硫済みのゴムを剥ぎ取る等の作業が必要であるため、作業が煩雑化し、工数がかかってしまう。
また、可撓性膜シート積層体における、加硫済みのゴムを剥ぎ取る際に、可撓性膜シート積層体の本体部の可撓性膜シートを傷つけてしまう虞がある。
このため、図5に示した加硫プレス装置52を用いたのでは、未加硫状態の可撓性膜シート積層体60を、加硫プレス領域の長辺に対して垂直に交差する方向からプレス加硫装置52の加硫プレス領域内に搬送することができず、可撓性膜起伏堰の周方向に接合することによって堰高が1.5mを超える大型の可撓性膜起伏堰を構築することはできない。
しかし、図5に示したプレス加硫装置において、プレス加熱板の長辺が製造する可撓性膜堰の軸方向に沿うように形成されていた理由は製造効率にあると考えられる。これに対し、未加硫状態の可撓性膜シート積層体を加硫プレス領域の長辺に対して垂直に交差する方向から加硫プレス領域内に搬送しても、一度の加硫プレスによって製造できる可撓性膜起伏堰の長さは、加硫プレス領域の短辺に対応する分であり、可撓性膜起伏堰本体としての使用に必要な所定の長さに到達しない。
本発明の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法において、未加硫状態の可撓性膜シート積層体が、複数枚の未加硫状態の可撓性膜シートが幅方向に沿って所定量ずらして積層した状態に貼り付けられることによって、幅方向に沿って各層の未加硫状態の可撓性膜シートが所定量ずれた幅方向階段状部を有すれば、後接着による接合方法とは異なり、可撓性膜シート積層体に対して、接着用の段差を設けるためにゴムを剥ぎ取る等の作業が不要となるため、可撓性膜シート積層体の本体部の可撓性膜シートを傷つける虞が生じない。
また、本発明の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法において、幅方向に隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体同士を、最外層の可撓性膜シート同士が面一となるように貼り合わせれば、加硫後の接合部位は、表面に凹凸がなく美観に優れ、凹凸があることに起因する接合部位の剥離も防止することができる。
図1は本発明の第1実施形態に係る大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法における、可撓性膜シート積層体の集合体と、加硫プレス装置における加硫プレス領域との配置関係を概念的に示す説明図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。図2は第1実施形態の製造方法における、可撓性膜シート積層体の集合体を構成する可撓性膜シート積層体の端縁部の形状の一例を示す説明図である。図3は第1実施形態の製造方法における、可撓性膜シート積層体の集合体を構成する可撓性膜シート積層体の接合箇所及び接合態様を示す説明図で、(a)はその一例を示す図、(b)は他の一例を示す図、(c)はさらに他の一例を示す図である。図4は第1実施形態の製造方法における、可撓性膜シート積層体の集合体を示す図で、(a)は可撓性膜シート積層体を可撓性膜起伏堰の周方向に貼り合せた状態を示す図、(b)は(a)に示す可撓性膜シート積層体の集合体におけるA部を、可撓性膜シート積層体の集合体の幅方向に対して垂直に交差する方向からみた拡大図、(c)は(a)に示す可撓性膜シート積層体の集合体を、可撓性膜シート積層体の集合体の幅方向に対して垂直に交差する方向からみた拡大図である。
各組の可撓性膜シート積層体20は、例えば、図2に示すように、複数枚の未加硫状態の可撓性膜シート201、202、203、204、205が幅方向(可撓性膜起伏堰の周方向)に沿って所定量ずらして積層した状態に貼り付けられ、幅方向に沿って各層の未加硫状態の可撓性膜シート201、202、203、204、205が所定量ずれた幅方向階段状部20aを有する。なお、図示は省略するが、後述する可撓性膜シート積層体20の集合体20Gにおける一方の側の端縁部同士となる部位に相当する可撓性膜シート積層体20の端縁部は、幅方向階段状部がなく、各層の未加硫状態の可撓性膜シート201、202、203、204、205の端部が揃った形態を有している。なお、可撓性膜シート201は、最外層となる未加硫状態の外面ゴムであり、可撓性膜シート205は、最内層となる未加硫状態の内面ゴムである。また、可撓性膜シート202、203、204は、帆布20bを補強材とした未加硫状態のゴム引布である。
そして、本実施形態の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法に用いる製造設備は、巻き出し機11より巻き出された、複数組の未加硫状態の可撓性膜シート積層体20を、幅方向に並べ、幅方向に隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体20同士の、互いの幅方向階段状部20aを形成する幅方向に沿って所定量ずれた可撓性膜シート201、202、203、204、205の突出面201a、202a、203a、204a、205aと、他の層の可撓性膜シート201、202、203、204、205の突出面201a、202a、203a、204a、205aとを貼り合わせて最外層の可撓性膜シート同士が面一となるようにすることで、幅方向に隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の長さ方向の端縁部同士が貼り合わさった、未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20Gをつくることができるように構成されている。
なお、巻き出し機11は、隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の長さ方向の端縁部同士が貼り合わされた未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20Gを、上下に重ね合わせた状態で巻き出すことができるように構成されていてもよい。
また、巻き出し機11を上下に配置し、上下に配置した巻き出し機11から巻き出した夫々の未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20Gを、上下に重ね合わせることができるようにしてもよい。
あるいは、図3(b)に示すように、上下に重ね合わせる未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体同士は、幅方向の長さが同じであり、夫々の未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20Gにおいて幅方向に貼り合わさる夫々の未加硫状態の可撓性膜シート積層体20同士は、幅方向の長さが異なっていてもよい。
あるいは、図3(c)に示すように、上下に重ね合わせる未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20G同士は、幅方向の長さが同じであり、幅方向に貼り合わさる未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の数が異なっていてもよい。
そして、本実施形態の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法に用いる製造設備は、上下に重ね合わせた未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20Gを、集合体20Gの長さ方向が加硫プレス装置12におけるプレス加熱板12a、12bによる加硫プレス領域の長辺に対して垂直に交差する向きにして、加硫プレス領域の長辺に対して垂直に交差する方向から加硫プレス領域内に搬送することができるように構成されている。
巻き取り機13は、プレス加硫装置12により、プレス加硫が施されて一体化した可撓性膜シート積層体20の集合体20Gを巻き取ることができるように構成されている。
まず、巻き出し機11から複数組の未加硫状態の可撓性膜シート積層体20を巻き出し、複数組の未加硫状態の可撓性膜シート積層体20を、幅方向に並べ、図4(b)に示すように、幅方向に隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体20同士の、互いの幅方向階段状部20aを形成する幅方向に沿って所定量ずれた可撓性膜シート201、202、203、204、205の突出面201a、202a、203a、204a、205aと、他の層の可撓性膜シート201、202、203、204、205の突出面201a、202a、203a、204a、205aとを貼り合わせて最外層の可撓性膜シート同士が面一となるようにして、図4(a)に示すように幅方向に隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の長さ方向の端縁部同士が貼り合わさった、未加硫状態の可撓性膜シート積層体20の集合体20Gをつくる。
これらの工程を、可撓性膜シート積層体20の集合体20Gのプレス加硫済み領域における、加硫プレス領域の短辺に沿う方向の長さが、可撓性膜起伏堰本体としての使用に必要な所定の長さに到達するまで繰り返す。
これにより、可撓性膜起伏堰本体が完成する。
また、本実施形態の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法によれば、幅方向に隣り合う未加硫状態の可撓性膜シート積層体20同士を、最外層の可撓性膜シート同士が面一となるように貼り合わせたので、加硫後の接合部位は、表面に凹凸がなく美観に優れ、凹凸があることに起因する接合部位の剥離も防止することができる。
12 加硫プレス装置
12a、12b プレス加熱板
12c 油圧ジャッキ
12d ガイド部材
13 巻き取り機
14、15 搬送用ローラー
20 可撓性膜シート積層体
201、205 未加硫状態の可撓性膜シート(未加硫状態のゴムシート)
202、203、204 未加硫状態の可撓性膜シート(未加硫状態のゴム引布)
201a、202a、203a、204a、205a 突出面
20a 幅方向階段状部
20b 帆布
20c1 隣り合う可撓性膜シート積層体20における長さ方向の端縁部同士
20c2 上下に重なり合う可撓性膜シート積層体20の集合体における一方の側の端縁部同士
20G 可撓性膜シート積層体の集合体
51 巻き出し機
52 加硫プレス装置
52a、52b プレス加熱板
52c 油圧ジャッキ
52d ガイド部材
53 巻き取り機
54、55 搬送用ローラー
d 多段状のステップ
f フィン
g 可撓性シート積層体
j 接続部
r 補強材
u 接着用の未加硫状態のゴムシート
Claims (4)
- 複数組の可撓性膜シート積層体が可撓性膜起伏堰の周方向に接合されてなる可撓性膜起伏堰本体の製造方法であって、
複数組の未加硫状態の可撓性膜シート積層体が幅方向に並び、幅方向に隣り合う前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の長さ方向の端縁部同士が貼り合わさった、未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体をつくる第1の工程と、
前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体を上下に重ね合わせ、上下に重ね合わせた前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体を、該集合体の長さ方向が、ガイド部材をプレス加熱板の長辺方向に設けずに短辺方向に設けた、加硫プレス装置における加硫プレス領域の長辺に対して垂直に交差する向きにして、前記加硫プレス領域の長辺に対して垂直に交差する方向から該加硫プレス領域内に搬送する第2の工程と、
前記加硫プレス領域内に搬送した前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体に対し、前記加硫プレス装置を介してプレス加硫を施し、隣り合う前記可撓性膜シート積層体における長さ方向の端縁部同士及び上下に重なり合う前記可撓性膜シート積層体の集合体における一方の側の端縁部同士を、前記加硫プレス領域の短辺に対応する長さに亘って接合する第3の工程と、
上下に重ね合わせた前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体における、プレス加硫を施した領域を、前記加硫プレス領域外に搬送する第4の工程と、
を有し、
前記第1〜第4の工程を、前記可撓性膜シート積層体の集合体のプレス加硫済み領域における、前記加硫プレス領域の短辺に沿う方向の長さが、可撓性膜起伏堰本体としての使用に必要な所定の長さに到達するまで繰り返すことを特徴とする大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法。 - 前記第1の工程において、前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体は、複数枚の未加硫状態の可撓性膜シートが幅方向に沿って所定量ずらして積層した状態に貼り付けられることによって、幅方向に沿って各層の未加硫状態の可撓性膜シートが所定量ずれた幅方向階段状部を有し、
前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体は、幅方向に隣り合う前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体同士における、互いの前記幅方向階段状部を形成する幅方向に沿って所定量ずれた各層の可撓性膜シートの面と他の層の可撓性膜シートの面とが貼り合わさり、最外層の可撓性膜シート同士が面一となっていることを特徴とする請求項1に記載の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法。 - 前記第1の工程において、複数枚の未加硫状態の可撓性膜シートが幅方向に沿って所定量ずらして積層した状態に貼り付けられていて、幅方向に沿って各層の未加硫状態の可撓性膜シートが所定量ずれた幅方向階段状部を有する前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体を準備し、
前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の長さ方向の端縁部同士の前記幅方向階段状部を形成する幅方向に沿って所定量ずれた各層の可撓性膜シートの面と他の層の可撓性膜シートの面とを貼り合わせ、最外層の可撓性膜シート同士が面一となるようにして、前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体をつくることを特徴とする請求項2に記載の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法。 - 前記第1の工程において、複数枚の未加硫状態の可撓性膜シートの長さ方向の端縁部同士を貼り合わせて未加硫状態の可撓性膜シートの集合体をつくり、前記集合体をなす夫々の未加硫状態の可撓性膜シートの上に、複数枚の未加硫状態の可撓性膜シートを当該下層の集合体をなす夫々の未加硫状態の可撓性膜シートの端縁部の位置から幅方向に沿って所定量ずらして貼り付けるとともに、夫々の長さ方向の端縁部同士を貼り合わせて上層の未加硫状態の可撓性膜シートの集合体をつくり、前記上層の未加硫状態の可撓性膜シートの集合体をつくることを繰り返すことによって、幅方向に沿って各層の未加硫状態の可撓性膜シートが所定量ずれた幅方向階段状部を有する前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の長さ方向の端縁部同士が貼り合わされた、前記未加硫状態の可撓性膜シート積層体の集合体をつくることを特徴とする請求項2に記載の大型可撓性膜起伏堰本体の製造方法。
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