JP6279288B2 - 管内走行装置 - Google Patents
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Description
特開2011−158392号公報(特許文献1)に記載の配管減肉測定装置は、水平面内又は傾斜面内に配置された配管内に挿入される測定台車と、測定台車の前側に設けられ配管の厚みを測定する厚み測定手段と、測定台車の後部に配置され、測定台車を前進させる推進手段とを有する配管減肉測定装置であって、測定台車は、中央に配置される円筒ケーシングと、円筒ケーシングの外周部から半径方向外側に向けて突出する少なくとも3つの平行リンク機構と、各平行リンク機構の半径方向外側に設けられた前後対となる全方向移動車輪とを有し、厚み測定手段は、円筒ケーシング内に配置されたモータと、モータによって回転駆動され円筒ケーシングの軸心位置に配置されたセンサホルダと、センサホルダに直交して取付けられた厚み測定センサとを有し、しかも、円筒ケーシングの半径方向外側の一部には、測定台車の位置を一定方向に保持する錘が設けられていることを特徴とする。
本発明の一局面に従う管内走行装置は、管内への挿入および管内での軸心方向への移動が可能な管内走行装置であり、軸部と、1または複数の拡縮アームと、走行部と、伸縮部と、伸縮操作部とを含む。
1または複数の拡縮アームは、軸部の外周部から突設され、且つ、軸部の軸心を中心とした放射方向に拡縮可能である。走行部は、拡縮アームの先端部に設けられる。伸縮部は、拡縮アームを拡縮させる。伸縮操作部は、伸縮部を遠隔操作する。
さらに、伸縮操作部により伸縮部を遠隔操作して拡縮アームの拡縮を行うことができる。このため、管内での縮径および拡径が自在となる。
本発明において、伸縮部は気圧により駆動するものであってよい。
本発明において、伸縮部がエアシリンダであってよい。
本発明において、伸縮部の可動部が軸部の軸心方向に移動するように設けられていてよい。
本発明において、伸縮部が、軸部の軸心方向に伸縮するように、軸部の外周部に配設されていてよい。
本発明において、伸縮部が、軸部の少なくとも一部を構成するものであってよい。
本発明において、伸縮部が、拡縮アームの動作を補助する補助バネを有してよい。
上記(4)から(7)に記載の本発明においては、拡縮アームが、先端に走行部が配設された長アーム片と、長アーム片より短い短アーム片とがリンク機構を形成したものであってよい。このリンク機構においては、短アーム片は、基端は伸縮部の可動部に、先端は長アーム片の先端と基端との間にそれぞれ回転自在に固定される。
なお、短アーム片は、長アーム片の先端近傍に設けられることが、拡縮アームの安定性等の観点から好ましい。
上記(8)に記載の本発明においては、拡縮アーム及び伸縮部の組が複数組、軸部の軸心方向の向きが互い違いになるように配設されてよい。
本発明においては、拡縮アームが収容部を有し、拡縮アームが最も縮小した場合に、伸縮部が収容部内に収容されるように構成されてよい。
本発明においては、軸部に連設された径大部を含んでよい。この場合、拡縮アームが最も縮小した場合、径大部の軸心方向への投影に、拡縮アームの全部が重なるように、径大部が構成される。
本発明においては、軸部の進行方向側の端部に、管に関する情報を取得するための検知部が設けられてよい。
図1は、第1実施形態にかかる管内走行装置のブロック図である。図2は、第1実施形態にかかる管内走行装置の模式的正面図である。図2においては、管内に挿入された状態の管内走行装置を示す。図中、破線によって管の内壁面Lを示す(以下の図において同様)。また、正面とは、装置を、進行方向側から管の軸心方向に見た場合の外観をいう。
図1に示すように、管内走行装置100は、内部移動部110と外部操作部120とを含む。内部移動部110と外部操作部120とは、ケーブル130で物理的および電気的に接続されている。
図2及び図3に示すように、内部移動部110は、正面視中央に筒部200を有する。筒部200は、管の内壁面Lの軸心方向に延在し、筐体部210と、筐体部210の外周面上に設けられた連結用部材220とから構成される。
固定リング222,223も、拡縮アーム400の基部を軸着する。これにより、拡縮アーム400の基部が回転自在に固定された状態で連結される。
一方固定リング225は、エアシリンダ300を保持するよう固定する。
エアシリンダ300は、空気の圧力を利用して駆動するアクチュエータである。従って、ピストン310およびシリンダ320、その他図示しない関連部品で構成される。関連部品としては、空気流通に必要な部品、具体的にはエア配管および圧縮空気源等が挙げられる。そのほか、関連部品として、動作に必要な部品、具体的には、速度を調節するスピードコントローラ、ピストン位置を検知するセンサ、および空気の方向を切り替えるソレノイドバルブ等が挙げられる。
図2および図3に示すように、拡縮アーム400は、筒部200の連結用部材220に連結されることにより、筒部200の軸心を中心として放射状に突設される。拡縮アーム400の先端つまり拡縮アーム400のうち筒部200から最も離間した部分には、車輪500が設けられる。本実施形態においては、拡縮アーム400および車輪500のセットは、軸心まわりに等間隔となるように3セット設けられる。
なお、車輪500に関連する他の図示しない部材、たとえば駆動装置およびサスペンション等が設けられていてよい。
図3に示すように、拡径時においては、伸縮制御部121(図1参照)を操作してエアシリンダ300を矢印Eの方向へ伸長させることに伴い、摺動リング221が矢印Eと同じ方向へ移動することで主アーム片411の基端位置も矢印Eと同じ方向へ移動する。これによって主アーム片411の基端部とリンクアーム片412の基端部との間が狭まるため、リンクアーム片412がその先端部を筒部200から離間する方向へ起こすとともに、主アーム片411を筒部200から離間する方向へ起こす。この主アーム片411の動作が同期アーム片414を介して副アーム片413を同様に起きるように動作させる。その結果、拡縮アーム400が矢印SUの方向へ拡長した態様となり、同期アーム片414の両端に設けられた車輪500を内壁面Lに対して突っ張らせる負荷を与える。
図5は、第2実施形態にかかる管内走行装置の模式的背面図である。背面とは、装置を、退行方向側から管の軸心方向に見た場合の外観をいう。図6は、第2実施形態にかかる管内走行装置の、拡径時における模式的一部側断面図である。図6においては、図5のB−B線断面を模式的に示す。図7は、第2実施形態にかかる管内走行装置の、縮径時における模式的一部側断面図である。図7は、拡縮態様が異なることを除いて、図6と同様に表示している。
図5から図7に示す管内走行装置100aの内部移動部110aは、第1実施形態と異なるリンク機構を有する拡縮アーム400a、および補助車輪510aを有する。
連結用部材220aは、拡縮アーム400aに応じた態様で設けられる。本実施形態では、連結用部材220aは、筐体部210の外周面を軸心方向に摺動可能となるように設けられた摺動リング221aと、筒部200aの筐体部210の外周面に固定された固定リング224a,225aとを含む。軸心方向において進行方向F側から順に、固定リング224a、摺動リング221aおよび固定リング225aが設けられる。
エアシリンダ300は、固定リング225aに固定され、ロッド311が摺動リング221aに固定される。したがって、エアシリンダ300の伸縮動作によって摺動リング221aが軸心方向に摺動し、これにより、後に詳述するように、摺動リング221aと連結する拡縮アーム400aを動作させることができる。
拡縮アーム400aは、主アーム片411aおよび主アーム片411aより短い長さで構成されたリンクアーム片412aを含む。これらは、連結用部材220aおよびエアシリンダ300と相まって、エアシリンダ300の伸縮動作を拡縮アーム400aの拡縮動作に連動させるリンク機構を構成する。
図6に示すように、拡径時においては、伸縮制御部121(図1参照)を操作してエアシリンダ300を矢印C方向へ収縮させることに伴い、摺動リング221aが矢印Cと同じ方向へ移動することでリンクアーム片412aの基端位置も矢印Cと同じ方向へ移動する。これによってリンクアーム片412aの基端部と主アーム片411aの基端部との間が広がるため、リンクアーム片412aがその先端部を筒部200aから離間する方向へ起こすとともに、主アーム片411aを筒部200aから離間する方向へ起こす。その結果、拡縮アーム400aが矢印SUの方向へ拡長した態様となり、主アーム片411aの先端部に設けられた車輪500aを内壁面Lに対して突っ張らせる負荷を与える。
図8は、第3実施形態にかかる管内走行装置の模式的正面図である。図9は、第3実施形態にかかる管内走行装置の模式的側断面図である。図9においては、図8のC−C線断面を示す。
図10は、第4実施形態にかかる管内走行装置の拡径時における模式的一部側断面図である。図11は、第4実施形態にかかる管内走行装置の縮径時における模式的一部側断面図である。
エアシリンダ300cは、エアタンク330c、追従部340cおよび補助バネ350cを含む。
エアタンク330cは、拡縮アーム400cの動作源となる空気の送入および排出がなされるものであり、筐体部210cによって構成される。エアタンク330cには、空気の送入および排出のための図示しないエアチューブが連結されている。
図10に示すように、拡径時においては、伸縮制御部121(図1参照)を操作し、エアシリンダ300cのエアタンク330c内に空気を送り込む。これにより、送り込まれた空気はエアタンク330cの連通孔内を図中矢印FLの方向へ移動し、空間AR内に空気が流れ込む。これに伴い、可動部321cが摺動リング226cと共に移動するため、リンクアーム片412cの基端位置が退行方向へ移動する。これによってリンクアーム片412cと主アーム片411cとの間が広がるため、リンクアーム片412cがその先端部を筒部200cから離間する方向へ起こすとともに、主アーム片411cを筒部200cから離間する方向へ起こす。その結果、拡縮アーム400cが矢印SUの方向へ拡長した態様となり、主アーム片411cの先端部に設けられた車輪500cを内壁面Lに対して突っ張らせる負荷を与える。
一方で、補助バネ350cは、摺動リング226cの移動とともに収縮する。
筒部200cの軸心が内壁面Lの軸心と略一致するように調芯された状態で拡径されることは、上述の実施形態と同様である。
筒部200cの軸心が内壁面Lの軸心と略一致するように調芯された状態で縮径されることは、上述の実施形態と同様である。
図12は、第5実施形態にかかる管内走行装置の拡径時における模式的一部側断面図である。図13は、第5実施形態にかかる管内走行装置の模式的一部断面図である。図14は、第5実施形態にかかる管内走行装置の縮径時における模式的一部側断面図である。
図12に示すように、拡径時においては、第4実施形態と同様に、調芯された状態で、矢印SUの方向へ拡縮アーム400dの拡長が起こる。
一方で、補助バネ350dは、摺動リング226d,228dの移動とともに退行方向へ移動する。
本実施形態においては、固定リング229dが、摺動リング228dの退行方向側の端壁228Hdを突き当てる当接壁229Hdを有する。
ここで、図12の状態からさらに伸縮制御部121(図1参照)を操作し、エアタンク330dに空気を送り込むことによって追従部340d内の空間ARにさらに空気を流れ込ませると、補助バネ350dも同様に移動するとともに、図13(a)に示すように、当接壁229Hdに摺動リング228dの退行方向側の端壁228Hdが突き当る。これにより、補助バネ350dの他端が固定される。
図15は、第6実施形態にかかる管内走行装置の拡径時における模式的一部側断面図である。図16は、第6実施形態にかかる管内走行装置の縮径時における模式的一部側断面図である。
本実施形態では、筐体部210eの一部がエアシリンダ300eを構成する。具体的には、筐体部210eの端部がシリンダ部を形成し、当該シリンダ部内周壁に密着可能に軸心方向に摺動するピストン部321eが、筐体部210eの側面に形成されたスリット孔を通じて摺動リング221eに連設している。これによって、ピストン部321eの移動とともに摺動リング221eが移動可能となる。
図15に示すように、拡径時においては、伸縮制御部121(図1参照)を操作し、エアシリンダ300e内の空間ARに空気を送り込むことによって、矢印Eの方向へ伸長させる。これに伴い、ピストン部321eが摺動リング221eと共に移動するため、リンクアーム片412eの基端位置が矢印Eと同じ方向へ移動する。これと同時に、補助バネ350eが伸長される。
したがって、第3実施形態と同様に、調芯された状態で、矢印SUの方向へ拡縮アーム400eの拡長が起こる。
図17は、第7実施形態にかかる管内走行装置の模式的一部側面図である。第7実施形態においては、主に第1実施形態と異なる部分について説明し、同様の部分については説明を省略する。
図17に示す管内走行装置100fの内部移動部110fは、第1実施形態と異なるリンク機構を有する拡縮アーム400fを有する。
連結用部材220fは、拡縮アーム400fに応じた態様で設けられる。本実施形態では、連結用部材220fは、筐体部210の外周面を軸心方向に摺動可能となるように設けられた摺動リング221fと、筒部200fの筐体部210の外周面に固定された固定リング223f,225fとを含む。軸心方向において進行方向F側から順に、固定リング223f、固定リング225fおよび摺動リング221fが設けられる。
エアシリンダ300は、固定リング225fに固定され、ロッド311が摺動リング221fに固定される。したがって、エアシリンダ300の伸縮動作によって摺動リング221fが軸心方向に摺動し、これにより、後に詳述するように、摺動リング221fと連結する拡縮アーム400fを動作させることができる。
拡縮アーム400fは、主アーム片411fと、副アーム片413fと、同期アーム片414fとを含む。これらは、連結用部材220fおよびエアシリンダ300と相まって、エアシリンダ300の伸縮動作を拡縮アーム400fの拡縮動作に連動させるリンク機構を構成する。拡縮アーム400fのリンク機構は、交差型パンタグラフの機構である。
図17に示すように、拡径時においては、伸縮制御部121(図1参照)を操作してエアシリンダ300を矢印Cの方向へ収縮させることに伴い、摺動リング221fが矢印Cと同じ方向へ移動することで主アーム片411fの基端位置も矢印Cと同じ方向へ移動する。これによって主アーム片411fの基端部と副アーム片413fの基端部との間が狭まるため、主アーム片411fがその先端部を筒部200fから離間する方向へ起こす。この主アーム片411fの動作が同期アーム片414fを介して副アーム片413fを同様に起きるように動作させる。その結果、拡縮アーム400fが矢印SUの方向へ拡長した態様となり、同期アーム片414fの両端に設けられた車輪500fを内壁面Lに対して突っ張らせる負荷を与える。
図18から図20は、管内走行装置の他の例を示す。他の例においては、主に第1実施形態と異なる部分について説明し、同様の部分については説明を省略する。さらに、図示しない変形例についても説明する。
図18は、管内走行装置の他の例の模式的一部側面図である。
図18に示す管内走行装置100gは、管の内壁面Lに対して振動波w(一例として超音波)を発信することにより、管の内壁面Lおよび管の壁構造などに関する情報を取得するものである。
図19は、管内走行装置のさらに他の例の模式的一部側面図である。
図19に示す管内走行装置100hは、管の内部を撮影することにより、管の内部の視覚的情報を取得するものである。
径大部800hの内部には、検知部700hを駆動させるための部品等、関連部品を収容することができる。
図20は、管内走行装置のさらに他の例の模式的一部側面図である。図21は、管内走行装置のさらに他の例の模式的正面図である。
図20に示す管内走行装置100iは、内部移動部110iの筐体部210iの進行方向F側に、径大部800iを有する。径大部800iには車輪850が設けられている。
図22は、管内走行装置のさらに他の例の模式的正面図である。
図22に示す管内走行装置100jは、内部移動部110jが拡縮アーム400を1つ有する。拡縮アーム400の構造は、第1実施形態と同じものを示しているが、任意の機構を有するものであってよい。拡縮アーム400は、筒部200jの外周部において、連結用部材220jにより連結されている。
上述の実施形態および他の例では、軸部が筺体部210を有する筒部200,200a,200b,200f,200jである態様を挙げたが、これに限定されるものではない。たとえば、軸部は中実の棒状であってもよい。また、上述の実施形態および他の例では、筺体部210の断面が円形である例を挙げたが、断面の形状はこれに限定されるものではない。たとえば、四角形、六角形などの多角形およびそれらの変形形状等、任意の形状が許容される。
上述の実施形態および他の例では、伸縮部がエアシリンダである例を挙げたが、伸縮制御部121によって遠隔操作が可能な伸縮機構を有するものであれば特に限定されるものではない。たとえば、油圧シリンダ、空気ばね、可動部を電気的制御により駆動させるコイルばねであってもよい。いずれも、管内での縮径および拡径が自在である。
上述の実施形態および他の例では、拡縮アーム400,400a,400b,400fの数が1、3または6である態様を挙げたが、これに限定されるものではない。拡縮アームの数は、1または複数であればよい。
たとえば、第1実施形態にかかる管内走行装置100、第2実施形態にかかる管内走行装置100a、第3実施形態にかかる管内走行装置100b、他の例における管内走行装置100i,100jのエアシリンダ300の代わりに、第4実施形態にかかる管内走行装置100cのエアシリンダ300c、第5実施形態にかかる管内走行装置100dのエアシリンダ300d、第6実施形態にかかる管内走行装置100eのエアシリンダ300eのいずれかを任意に組み合わせることができる。
上述の実施形態および他の例では、走行部が車輪500,500fである態様を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、キャタピラであってもよい。その場合、同期アーム片414,414fの軸方向の両端それぞれにおいて、同期アーム片414,414fをはさむように一対の歯車を同軸で軸着し、それぞれの歯車に、キャタピラを巻きつける。
上述の他の例では、径大部800iが筐体部210iの進行方向側の端に設けられている例を挙げたが、この態様に限定されるものではない。たとえば、拡縮アーム400の構成、数および配置等が適宜変更されて構成されることにより、径大部800iが筐体部210iの中央部に設けられてもよい。
上述の実施形態および他の例では、1の管内走行装置100,100a,〜,100jにつき1の内部移動部110,110a,〜,110jを有する例を挙げたが、この態様に限定されるものではない。1の管内走行装置100,100a,〜,100jにつき複数の互いに連結された内部移動部110,110a,〜,110jを有してもよい。
管内走行装置100,100a,〜,100jは、管内へ挿入された場合、拡縮アーム400,400a,〜,400fが内壁面Lへ向かって突っ張るように拡張し、車輪500,500a,〜,500fが内壁面Lへ接触する。これにより、管内走行装置100,100a,〜,100jが保持される。伸縮制御部121によりエアシリンダ300,300c,300d,300eを遠隔操作して拡縮アーム400,400a,〜,400fの拡縮を行うことができる。このため、管内での縮径および拡径が自在となる。
本発明においては、管内走行装置100,100a,〜,100jが「管内走行装置」に相当し、伸縮制御部121が「伸縮制御部」に相当し、筒部200,200a,〜,200f,200jが「軸部」に相当し、連結用部材220,220a,〜,220f,220jが「外周部」に相当し、エアシリンダ300,300c,300d,300eが「伸縮部」に相当し、ロッド311、可動部321c,321d、およびピストン321eが「可動部」に相当し、補助バネ350c,350d,350eが「補助バネ」に相当し、拡縮アーム400,400a,〜,400fが「拡縮アーム」に相当し、主アーム片411a,〜,411eが「長アーム片」に相当し、リンクアーム片412a,〜,412eが「短アーム片」に相当し、車輪500,500a,〜,500fが「走行部」に相当し、検知部700,700g,700h,700jが「検知部」に相当し、径大部800h,800iが「径大部」に相当し、フリースペースS,Sa,〜,Seが「収容部」に相当し、軸心Oが「軸心」に相当し、進行方向Fが「進行方向」に相当する。
121 伸縮制御部
200,200a,〜,200f,200j 筒部
220,220a,〜,220f,220j 連結用部材
300 エアシリンダ
311 ロッド
321c,321d 可動部
321e ピストン
350c,350d,350e 補助バネ
400,400a,〜,400f 拡縮アーム
411a,〜,411e 主アーム片
412a,〜,412e リンクアーム片
500,500a,〜,500f 車輪
700,700g,700h,700j 検知部
800h,800i 径大部
S,Sa,〜,Se フリースペース
O 軸心
F 進行方向
Claims (8)
- 管内への挿入および管内での軸心方向への走行が可能な内部移動部と、管外から伸縮部を遠隔操作する外部操作部とを有する管内走行装置であって、
軸部と、
前記軸部の外周部から突設され、且つ、前記軸部の軸心を中心とした放射方向に拡縮可能な複数の拡縮アームと、
前記拡縮アームの先端部に設けられた走行部と、
前記拡縮アームを拡縮させる前記伸縮部と、
前記軸部の外周面に軸心方向に移動するように設けられた摺動リングと、
前記軸部の外周面に固定された固定リングと、を有し、
前記伸縮部は、前記摺動リングと前記固定リングとに前記軸部の外周部で固定され、
前記拡縮アームは、先端に前記走行部が配設された長アーム片と、前記長アーム片より短い短アーム片とがリンク機構を形成したものであり、
前記長アーム片は、基端が固定リングに回動自在に連結され、
前記短アーム片は、先端が前記長アーム片の先端と基端との間に回動自在に連結され、基端が前記軸部の軸心方向において前記短アーム片の先端部の連結位置よりも前記長アーム片の基端側で前記摺動リングに回動自在に連結された、管内走行装置。 - 前記伸縮部が気圧により駆動するものである、請求項1に記載の管内走行装置。
- 前記伸縮部がエアシリンダである、請求項2に記載の管内走行装置。
- 前記伸縮部が、前記拡縮アームの動作を補助する補助バネを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の管内走行装置。
- 前記拡縮アーム及び前記伸縮部の組が複数組、前記軸心方向の向きが互い違いになるように配設される、請求項1から4のいずれか1項に記載の管内走行装置。
- 前記拡縮アームが収容部を有し、
前記拡縮アームが最も縮小した場合に、前記伸縮部が前記収容部内に収容される、請求項1から5のいずれか1項に記載の管内走行装置。 - 前記軸部に連設された径大部を含み、前記拡縮アームが最も縮小した場合、前記径大部の、前記軸部の軸心方向への投影に、前記拡縮アームの全部が重なる、請求項1から6のいずれか1項に記載の管内走行装置。
- 前記軸部の進行方向側の端部に、前記管に関する情報を取得するための検知部が設けられている、請求項1から7のいずれか1項に記載の管内走行装置。
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