JP6263223B2 - 車体前部構造 - Google Patents
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Description
また、本発明の車体前部構造は、フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、を備える車体前部構造であって、前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備え、前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルの上壁部上に配置されるフランジ部を備え、前記フランジ部は、前後方向に延設されているビード部を備え、前記ビード部と前記サイドシルの上壁部との間は、前記フロントピラーアウタ及び前記フロントピラーインナの間の空間と外部とを連通する貫通孔を構成することを特徴とする。
また、本発明の車体前部構造は、フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、を備える車体前部構造であって、前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備え、前記サイドシルは、サイドシルインナとサイドシルアウタとによって構成されており、前記サイドシルインナと前記サイドシルアウタとの間には、ジャッキアッププレートが設けられており、前記ジャッキアッププレートは、前記フロントピラーアウタよりも後方まで延設されており、前記ジャッキアッププレートは、斜め方向に延設されている斜めビード部を備え、前記斜めビード部は、前記フロントピラーアウタよりも後方に形成されていることを特徴とする。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る車両の車体前部構造1は、車両の前席(運転席及び助手席)用のドア開口部2周りに関する構造である。車体前部構造1は、フロントピラー3と、サイドシル4と、を備える。
フロントピラー3は、上下方向に延設されており、ドア開口部2の枠体における前側の縦辺を構成する金属製の骨格部材である。フロントピラー3は、平面視で矩形枠形状を呈しており、内部に平面視で閉断面の中空部を有する。
フロントピラーインナ10は、フロントピラー3の内壁部を構成する金属製部材である。
フロントピラーアウタ20は、フロントピラー3の外壁部、前壁部及び後壁部を構成する金属製部材である。フロントピラーアウタ20は、外壁部21と、前壁部22と、前フランジ部23と、後壁部24と、後フランジ部25と、を一体に備える金属製部材である。フロントピラーアウタ20は、金属製の板状部材を折曲加工することによって形成されている。
図3に示すように、フロントピラーアウタ20は、複数の屈曲部を備える。複数の屈曲部は、フロントピラーアウタ20の下端部において、上下方向に並ぶように形成されている。本実施形態において、複数の屈曲部は、前記凹部21aの後側の傾斜縦辺(縦壁部)と、後壁部24と、外壁部21においてこれらに挟まれた部位と、によって構成されたビード部である。
図1及び図2に示すように、サイドシル4は、前後方向に延設されており、ドア開口部2の枠体における下側の横辺を構成する金属製の骨格部材である。サイドシル4は、正面視で略矩形枠形状(本実施形態では、六角形状)を呈しており、内部に正面視で閉断面の中空部を有する。サイドシル4は、車幅方向外方からの側面視で、車両のアウターパネルである前席用の閉状態のドア(図示せず)によって覆われている。
サイドシルインナ30は、サイドシル4の内壁部、下壁部の一部、及び、上壁部の一部を構成する金属製の部材である。サイドシルインナ30は、内壁部31と、下壁部32と、下フランジ部33と、上壁部34と、上フランジ部35と、を一体に備える。サイドシルインナ30は、金属製の板状部材を折曲加工することによって形成されている。
サイドシルアウタ40は、サイドシル4の外壁部、下壁部の一部、及び、上壁部の一部を構成する金属製の部材である。サイドシルアウタ40は、外壁部41と、下壁部42と、下フランジ部43と、上壁部44と、上フランジ部45と、を一体に備える。サイドシルアウタ40は、金属製の板状部材を折曲加工することによって形成されている。
ジャッキアッププレート50は、車両のジャッキアップを行う際に、ジャッキが取り付けられる部位を補強する金属製の部材である。本実施形態において、ジャッキアッププレート50は、サイドシルインナ30とサイドシルアウタ40との間に介設されている。ジャッキアッププレート50の下端部は、下フランジ部33,43に挟まれており、当該下フランジ部33,43と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。ジャッキアッププレート50の上端部は、上フランジ部35,45に挟まれており、当該上フランジ部35,45と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。
複数の縦ビード部51は、ジャッキアッププレート50の上下方向の剛性を向上するとともに、前後方向の潰れやすさ(前突荷重に対する衝撃吸収性能)を確保するためのものである。
図3に示すように、フロントピラーアウタ20は、後壁部24の下端部から後方へ延設されているフランジ部26を備える。フランジ部26は、サイドシルアウタ40の上壁部44と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。また、フロントピラーアウタ20の外壁部21の凹部21aよりも下側の部位は、サイドシルアウタ40の外壁部41と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。また、サイドシル4の上端部においては、車幅方向内側から順に、上フランジ部34、ジャッキアッププレート50、上フランジ部44、フロントピラーインナ10及びフランジ部23,25が重ねられている。フランジ部26の車幅方向外側には、外壁部21の後端部が延設されており、フランジ部26の車幅方向内側には、後フランジ部25の後端部が延設されている。すなわち、外壁部21、後フランジ部25及び外壁部21の後端部は、前後方向で同じ位置となっている。
車両の前突時には、図示しない前輪が後方へ移動することによって、前突荷重がフロントピラー3へ入力される。かかる前突荷重は、フロントピラーアウタ20の第二の屈曲部20b及び第一の屈曲部20aを順次介して、フロントピラーアウタ20とサイドシル4との結合部位からサイドシル4へ伝達される。
また、車体前部構造1は、ジャッキアッププレート50が斜めビード部52を備えるので、フロントピラーアウタ20からの荷重をサイドシル4へ効率よく伝達することができる。
また、車体前部構造1は、ジャッキアッププレート50が斜めビード部52を備えるので、前突荷重に対してサイドシル4を補強することができる。
3 フロントピラー
4 サイドシル
10 フロントピラーインナ
20 フロントピラーアウタ
20a 第一の屈曲部
20b 第二の屈曲部
26 フランジ部
26a ビード部
30 サイドシルインナ
40 サイドシルアウタ
50 ジャッキアッププレート
52 斜めビード部
A 貫通孔
Claims (7)
- フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、
前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、
を備える車体前部構造であって、
前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備え、
前記複数の屈曲部のうち最も下方の第一の屈曲部は、前下方向に中心を有する円弧形状を呈し、
前記第一の屈曲部の上側の第二の屈曲部は、後上方向に中心を有する円弧形状を呈する
ことを特徴とする車体前部構造。 - 前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルの上壁部上に配置されるフランジ部を備え、
前記フランジ部は、前後方向に延設されているビード部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記ビード部と前記サイドシルの上壁部との間は、前記フロントピラーアウタ及び前記フロントピラーインナの間の空間と外部とを連通する貫通孔を構成する
ことを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。 - 前記サイドシルは、サイドシルインナとサイドシルアウタとによって構成されており、
前記サイドシルインナと前記サイドシルアウタとの間には、ジャッキアッププレートが設けられており、
前記ジャッキアッププレートは、前記フロントピラーアウタよりも後方まで延設されている
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車体前部構造。 - 前記ジャッキアッププレートは、斜め方向に延設されている斜めビード部を備え、
前記斜めビード部は、前記フロントピラーアウタよりも後方に形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の車体前部構造。 - フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、
前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、
を備える車体前部構造であって、
前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備え、
前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルの上壁部上に配置されるフランジ部を備え、
前記フランジ部は、前後方向に延設されているビード部を備え、
前記ビード部と前記サイドシルの上壁部との間は、前記フロントピラーアウタ及び前記フロントピラーインナの間の空間と外部とを連通する貫通孔を構成する
ことを特徴とする車体前部構造。 - フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、
前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、
を備える車体前部構造であって、
前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備え、
前記サイドシルは、サイドシルインナとサイドシルアウタとによって構成されており、
前記サイドシルインナと前記サイドシルアウタとの間には、ジャッキアッププレートが設けられており、
前記ジャッキアッププレートは、前記フロントピラーアウタよりも後方まで延設されており、
前記ジャッキアッププレートは、斜め方向に延設されている斜めビード部を備え、
前記斜めビード部は、前記フロントピラーアウタよりも後方に形成されている
ことを特徴とする車体前部構造。
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