JP6256759B2 - メータークラスターの取り付け構造 - Google Patents
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Description
運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体にメータークラスターが係止手段を介して取り付けられ、
前記係止手段は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた係止爪と、他方に設けられた係止孔とから成るメータークラスターの取り付け構造に関する。
前記インストルメントパネルにおいて、運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体には、タコメーターやスピードメーター等のメーターが取り付けられている。これらのメーターに直射日光が入射するとメーターの数値が見えづらくなる。そこで、ガーニッシュとしてメーターの周囲を覆うメータークラスターが、運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体に取り付けられている。
前記メータークラスターは、メーターやGPSアンテナのインストルメントパネル本体への取り付けの後にインストルメントパネル本体に取り付けられる。
そのために、メータークラスターをインストルメントパネル本体の裏側からスクリュー等でインストルメントパネル本体に締め付け固定しようとしても、メーターやGPSアンテナが邪魔になって、工具がインストルメントパネル本体の裏側に入らない。また、工具が入る隙間を作ったとしても、手さぐりで締結操作しなければならず作業性が悪い。
このような問題があることから、メータークラスターをインストルメントパネル本体に係止手段を介して取り付けている。前記係止手段は、冒頭に記載したように係止爪と係止孔から成る。
前記運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体は、左右中央部のインストルメントパネル本体よりも車両側面に近いので、運転席側の車両側部に車両などが衝突した場合、前記運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体が、左右中央部のインストルメントパネル本体よりも大きく変形する。インストルメントパネル本体がこのように大きく変形すると、前記係止手段を構成する係止爪が係止孔から外れてしまい、メータークラスターがインストルメントパネル本体から脱離してしまう恐れがある。
この問題を解消するために、例えば、特許文献1に開示されている係止構造をメータークラスターとインストルメントパネル本体の間に設けることが考えられる。
特許文献1の係止構造においては、車体側パネル1に取り付けられるフィニッシャ3の裏側から断面長方形状の挿入ガイド22が伸びている。そして、挿入ガイド22の先端部に、周方向に90度位置ずれした二段のストッパ部26、27が設けられ、車体側パネル1の長方形状のガイド孔23に挿入ガイド22が挿入されている。ガイド孔23の上下・左右方向の寸法はどちらも挿入ガイド22の寸法よりも大きいが、ガイド孔23の左右方向の寸法はストッパ部を含めた左右の寸法よりも小さいため、フィニッシャ3の脱離を防止できる。
また、前記ストッパ部は、車両中央部のセンターコンソールの両側部に取り付けるフィニッシャが衝撃荷重によって脱離することを防止する目的で設けられており、側面衝突によってフィニッシャが車両内側(車両の左右中心側)へ動いてしまう場合は考慮されていない。
従って、前記係止構造を、側面衝突時に車両内側へ動いてしまうメータークラスターに適用しても、インストルメントパネル本体からのメータークラスターの脱離防止効果を十分得ることはできない。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、車両側部への入力により、インストルメントパネル本体が大きく変形したり、メータークラスターが車両内側に動いてしまったりした場合であっても、インストルメントパネル本体からのメータークラスターの脱離を確実に防止することができるメータークラスターの取り付け構造を提供する点にある。
運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体にメータークラスターが係止手段を介して取り付けられ、
前記係止手段は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた係止爪と、他方に設けられた係止孔とから成るメータークラスターの取り付け構造であって、
車両側部への入力時に、前記メータークラスターが前記インストルメントパネル本体から脱離することを防止する脱離防止手段が設けられ、
前記脱離防止手段は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた脱離防止孔と、他方に設けられ、前記脱離防止孔に挿通される脱離防止片とを備え、
前記脱離防止片は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状の係止溝を備え、
前記車両側部への入力により、前記メータークラスターが前記インストルメントパネル本体に対し車幅方向に移動した場合、前記脱離防止片の係止溝が前記脱離防止孔の周縁部に係止する点にある(請求項1)。この構成によれば、次の作用を奏することができる。
前記係止溝は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状に形成されているから、脱離防止孔の変形が大きい場合でも、脱離防止孔の周縁部から外れにくい。従って、前記脱離防止片の脱離防止孔からの脱離を確実に防止することができる。
詳述すると、一例として図3に示すように、運転席側の車両側部50に衝突があった場合、衝突した場所とメータークラスター3が配置される位置とが近いために、助手席側の車両側部51に衝突があった場合に比べて、メータークラスター3に、車両内側(車両の左右中心側)向きの大きな力が加わる。図3において、F1,F2は運転席側の車両側部50に入力があった場合にメータークラスター3に加わる力の大きさと方向であり、F3,F4は助手席側の車両側部51に入力があった場合にメータークラスター3に加わる力の大きさと方向である。その結果、前記係止爪が係止孔から外れて、メータークラスターがインストルメントパネル本体から脱離することが考えられる。
しかしながら、本発明の上記構成によれば、前記係止溝は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状に形成されているから、前記係止爪が係止孔から外れてメータークラスターが車両内側に移動しようとしても、前記係止溝がすぐに脱離防止孔の周縁部に係止する。従って、インストルメントパネル本体からのメータークラスターの脱離を確実に防止することができる。(請求項1)
前記係止爪は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた爪本体と、前記爪本体から上方又は下方に突出する爪部とから成り、
前記車両側部に入力がない通常時に前記脱離防止孔の周縁部に係止する爪部が前記脱離防止片の基端部から上方又は下方に突出し、
前記脱離防止片の爪部の上下方向の突出量は、前記係止爪の爪部の上下方向の突出量よりも長く設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
また、車両側部に入力があった場合、メータークラスターがインストルメントパネル本体に対して車幅方向に勢いよく移動すると、脱離防止片が係止溝側から割れてしまったり、係止溝が脱離防止孔の周縁部に係止することなく外れてしまったりすることが考えられる。
しかしながら、本発明の上記構成によれば、脱離防止片の爪部は脱離防止片の基端部に突設されているから、係止溝が脱離防止孔の周縁部に係止する前に、脱離防止片の爪部でワンクッションおいて脱離の勢いを削ぐことができ、結果的に係止溝を脱離防止孔の周縁部に確実に係止することができる。(請求項2)
前記脱離防止孔は、互いに連通接続する上側の幅広部と下側の幅狭部とから成り、
前記脱離防止片は前記幅広部に挿通され、
前記脱離防止片の基端部の厚さと、前記幅広部の上下方向の長さとが略同一に設定され、
前記脱離防止片の爪部は、前記脱離防止片の基端部から上方に突出するとともに、周囲の脱離防止片部分に対して下方に弾性変形可能に構成され、
前記脱離防止片が前記幅広部に挿通されるに伴って、前記脱離防止片の爪部が、前記幅広部の上側の周縁部に押圧されながら下方に弾性変形して前記幅狭部内に入り込み、前記幅狭部を通過して上方に弾性復元すると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
また、前記脱離防止片の基端部の厚さと、前記幅広部の上下方向の長さとが略同一に設定されているから、脱離防止片の上下方向の動きを幅広部で規制することができ、メータークラスターのがたつきを抑えることができる。さらに、メータークラスターとインストルメントパネルの意匠面の見切り部に段差が発生することを防止することができて、見栄えを向上させることができる。
前記脱離防止孔が幅広部のみから成ると、幅広部に脱離防止片を挿通させる場合に、脱離防止片の爪部が幅広部の周縁部に引っ掛かって挿通させることができない。しかしながら、本発明の上記の構成によれば、前記幅広部に連通接続する幅狭部を設けてあるから、脱離防止片を幅広部に円滑に挿通させることができる。すなわち、脱離防止片が幅広部に挿通されるに伴って、脱離防止片の爪部が、幅広部の上側の周縁部に押圧されながら下方に弾性変形して幅狭部内に入り込み、幅狭部を通過して上方に弾性復元する。これにより、脱離防止片の爪部が幅広部の上側の周縁部に係止する。(請求項3)
前記脱離防止孔の幅広部の幅と、前記脱離防止片の基端部の幅とは略同一に設定され、
前記脱離防止片は上下方向から見て先すぼまりの台形状に形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
また、前記脱離防止片は上下方向から見て先すぼまりの台形状に形成されているから、脱離防止片を幅広部に挿入しやすくすることができ、組み付け作業性を向上させることができる。(請求項4)
前記脱離防止片の係止溝の底面と、前記係止溝の深さ方向の前記脱離防止片の外側面との間の長さが前記幅狭部の幅よりも短く設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記脱離防止片は前記メータークラスターに、前記脱離防止孔は前記インストルメントパネル本体に形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
前記メータークラスターに設ける係止溝は、右ハンドル仕様と左ハンドル仕様のどちらのメータークラスターにおいても車両内側(車両の左右中心側)に開口する形状である。そのため、外観がほぼ同じのメータークラスターであっても、係止溝の開口方向によって、ひと目で右ハンドル仕様と左ハンドル仕様のいずれかを判別することができる(左側に開口があれば右ハンドル仕様、右側に開口があれば左ハンドル仕様である)。
結果的に、組み付け時の部品の取り違え・誤組み付けを防ぐことができ、組み付け作業性を向上させることができる。(請求項6)
車両側部への入力により、インストルメントパネル本体が大きく変形したり、メータークラスターが車両内側に動いてしまったりした場合であっても、インストルメントパネル本体からのメータークラスターの脱離を確実に防止することができるメータークラスターの取り付け構造を提供することができた。
図1に運転席側のインストルメントパネル1を示し、図4にインストルメントパネル1の分解斜視図を示してある。運転席の車両前方側Frのインストルメントパネル本体2には、いずれも樹脂製のメーター13とメータークラスター3が取り付けられている。
インストルメントパネル本体2は、壁面が上下方向を向く上壁4と、乗員に対向する前壁5とを備え、運転席に対応する側の上壁4と前壁5にわたって開口部6(図4参照)が形成されている。そして、この開口部6の周縁部に、メータークラスター3の周縁部が、係止手段を介して取り付けられている。上壁4側の開口部6Aは、平面視において、車両前方側Frに凸の車両前後方向に長い楕円弧状に形成され、前壁5側の開口部6Bは、横に長い長方形状に形成されている。
図4,図5に示すように、メータークラスター3は、インストルメントパネル本体2の上壁4側の開口部6Aを覆う上面部14と、この上面部14の車両後方側Rr(車室内側)の端部から下方に延びて、メーター13の車両後方側Rrの周部を覆う環状の枠部15とから成る。上面部14は、車両後方側Rrから見た縦断面において、上側が凸の緩やかな円弧状に形成されている。つまり、上面部14は上方に少し膨出している。そして、上面部14の周部に、車両前方側Frに突出する複数の係止爪9が分散配設されている。
図2,図4に示すように、車両側部への入力時(側突時)に、メータークラスター3がインストルメントパネル本体2から脱離することを防止する脱離防止手段20が、インストルメントパネル本体2とメータークラスター3に設けられている。
図4,図8〜図10に示すように、脱離防止孔21は、インストルメントパネル本体2の上壁4に設けられた取り付けフランジ7の前端部に形成されている。この脱離防止孔21は、互いに上下に連通接続する上側の幅広部21Jと下側の幅狭部21Kとから成る。前記脱離防止片22は脱離防止孔21の幅広部21Jに挿通される。
図5,図6,図7(a),図7(b)に示すように、脱離防止片22はメータークラスター3の上面部14の前端部から車両前方側Frに突出し、上下方向から見て先すぼまりの台形状に形成されている。また、脱離防止片22は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状の係止溝25を前半部に備えている。図7(b)に示すように、係止溝25の車両前方側Frの内周面25Mは、成形工程において型抜きが容易になるように、上側ほど車両前方側Frに位置するように傾斜している。
(1) 車両側部への入力により、メータークラスター3がインストルメントパネル本体2に対し車幅方向内側(車両の左右中心側)に移動した場合、脱離防止片22の係止溝25が脱離防止孔21の周縁部(幅広部21Jの車両の左右中心側の側縁部21J1)に係止する。
前記係止溝25は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状に形成されているから、脱離防止孔21の変形が大きい場合でも、脱離防止孔21の周縁部から外れにくい。従って、前記脱離防止片22の脱離防止孔21からの脱離を確実に防止することができる。
詳述すると、運転席側の車両側部に衝突があった場合、衝突した場所とメータークラスター3が配置される位置とが近いために、助手席側の車両側部ボディに衝突があった場合に比べて、メータークラスター3に、車両内側(車両の左右中心側)向きの大きな力が加わる。その結果、前記係止爪9が係止孔8から外れて、メータークラスター3がインストルメントパネル本体2から脱離することが考えられる。しかしながら、本発明の上記構成によれば、前記係止溝25は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状に形成されているから、前記係止爪9が係止孔8から外れてメータークラスター3が車両内側(車両の左右中心側)に移動しようとしても、前記係止溝25がすぐに脱離防止孔21の周縁部(幅広部21Jの車両左右中心側の側縁部21J1)に係止する。従って、インストルメントパネル本体2からのメータークラスター3の脱離を確実に防止することができる。図2に脱離が防止された状態を示してある。
また、車両側部に入力があった場合、メータークラスター3がインストルメントパネル本体2に対して車幅方向に勢いよく移動すると、脱離防止片22が係止溝25側から割れてしまったり、係止溝25が脱離防止孔21の周縁部に係止することなく外れてしまったりすることが考えられる。しかしながら、本発明の上記構成によれば、脱離防止片22の爪部26が脱離防止片22の基端部22Kに突設されているから、係止溝25が脱離防止孔21の周縁部(幅広部21Jの車両左右中心側の側縁部21J1)に係止する前に、脱離防止片22の爪部26でワンクッションおいて脱離の勢いを削ぐことができ、結果的に係止溝25を脱離防止孔21の周縁部に確実に係止することができる。
また、前記脱離防止片22の基端部22Kの厚さ22aと、前記幅広部21Jの上下方向の長さ21aとが略同一に設定されているから、脱離防止片22の上下方向の動きを幅広部21Jで規制することができ、メータークラスター3のがたつきを抑えることができる。さらに、メータークラスター3とインストルメントパネル1の意匠面の見切り部に段差が発生することを防止することができて、見栄えを向上させることができる。
また、前記脱離防止片22は上下方向から見て先すぼまりの台形状に形成されているから、脱離防止片22を幅広部21Jに挿入しやすくすることができ、組み付け作業性を向上させることができる。
前記メータークラスター3に設ける係止溝25は、右ハンドル仕様と左ハンドル仕様のどちらのメータークラスター3においても車両内側(車両左右中心側)に開口する形状である。そのため、外観がほぼ同じのメータークラスター3であっても、係止溝25の開口方向によって、ひと目で右ハンドル仕様と左ハンドル仕様のいずれかを判別することができる(左側に開口があれば右ハンドル仕様、右側に開口があれば左ハンドル仕様である)。結果的に、組み付け時の部品の取り違え・誤組み付けを防ぐことができ、組み付け作業性を向上させることができる。
(1) 図6に示すように、脱離防止片22の係止溝25の底面25Tと、係止溝25の深さ方向の脱離防止片22の外側面22Sとの間の長さ22cが、前記幅狭部21Kの幅21cよりも短く設定されていてもよい。
この構成によれば、メータークラスター3の係止爪9がインストルメントパネル本体2の係止孔8から外れてしまった時に、脱離防止片22の係止溝25が脱離防止孔21の幅狭部21Kに落下し、さらに係止溝25が脱離防止孔21の幅狭部21Kの周縁部21K1に係止することができる。そのため、係止溝25が前記周縁部21K1に係止したまま脱離防止片22の左右の動きを規制することができて、メータークラスター3がインストルメントパネル本体2から脱離しにくくすることができる。
(2) 前記係止爪9がインストルメントパネル本体2に設けられ、前記係止孔8がメータークラスター3に設けられていてもよい。
(3) 前記脱離防止片22がインストルメントパネル本体2に、前記脱離防止孔21がメータークラスター3に形成されていてもよい。
3 メータークラスター
8 係止孔
9 係止爪
16 爪本体
17 爪部(係止爪の爪部)
17a 係止爪の爪部の上下方向の突出量
20 脱離防止手段
21 脱離防止孔
21a 幅広部の上下方向の長さ
21b 幅広部の幅
21c 幅狭部の幅
21J 幅広部
21J2 幅広部の上側の周縁部
21K 幅狭部
22 脱離防止片
22a 脱離防止片の基端部の厚さ
22b 脱離防止片の基端部の幅
22c 脱離防止片の係止溝の底面と、係止溝の深さ方向の脱離防止片の外側面との間の長さ
22K 脱離防止片の基端部
22S 脱離防止片の外側面
25 係止溝
25T 係止溝の底面
26 爪部(脱離防止片の爪部)
26a 脱離防止片の爪部の上下方向の突出量
Fr 車両前方側
Claims (6)
- 運転席の車両前方側のインストルメントパネル本体にメータークラスターが係止手段を介して取り付けられ、
前記係止手段は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた係止爪と、他方に設けられた係止孔とから成るメータークラスターの取り付け構造であって、
車両側部への入力時に、前記メータークラスターが前記インストルメントパネル本体から脱離することを防止する脱離防止手段が設けられ、
前記脱離防止手段は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた脱離防止孔と、他方に設けられ、前記脱離防止孔に挿通される脱離防止片とを備え、
前記脱離防止片は、車両の左右中心側に向かって開放するU字状の係止溝を備え、
前記車両側部への入力により、前記メータークラスターが前記インストルメントパネル本体に対し車幅方向に移動した場合、前記脱離防止片の係止溝が前記脱離防止孔の周縁部に係止するメータークラスターの取り付け構造。 - 前記係止爪は、前記インストルメントパネル本体とメータークラスターのいずれか一方に設けられた爪本体と、前記爪本体から上方又は下方に突出する爪部とから成り、
前記車両側部に入力がない通常時に前記脱離防止孔の周縁部に係止する爪部が前記脱離防止片の基端部から上方又は下方に突出し、
前記脱離防止片の爪部の上下方向の突出量は、前記係止爪の爪部の上下方向の突出量よりも長く設定されている請求項1記載のメータークラスターの取り付け構造。 - 前記脱離防止孔は、互いに連通接続する上側の幅広部と下側の幅狭部とから成り、
前記脱離防止片は前記幅広部に挿通され、
前記脱離防止片の基端部の厚さと、前記幅広部の上下方向の長さとが略同一に設定され、
前記脱離防止片の爪部は、前記脱離防止片の基端部から上方に突出するとともに、周囲の脱離防止片部分に対して下方に弾性変形可能に構成され、
前記脱離防止片が前記幅広部に挿通されるに伴って、前記脱離防止片の爪部が、前記幅広部の上側の周縁部に押圧されながら下方に弾性変形して前記幅狭部内に入り込み、前記幅狭部を通過して上方に弾性復元する請求項2記載のメータークラスターの取り付け構造。 - 前記脱離防止孔の幅広部の幅と、前記脱離防止片の基端部の幅とは略同一に設定され、
前記脱離防止片は上下方向から見て先すぼまりの台形状に形成されている請求項3記載のメータークラスターの取り付け構造。 - 前記脱離防止片の係止溝の底面と、前記係止溝の深さ方向の前記脱離防止片の外側面との間の長さが前記幅狭部の幅よりも短く設定されている請求項3又は4記載のメータークラスターの取り付け構造。
- 前記脱離防止片は前記メータークラスターに、前記脱離防止孔は前記インストルメントパネル本体に形成されている請求項1〜5のいずれか一つに記載のメータークラスターの取り付け構造。
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