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JP6254432B2 - プローバシステム - Google Patents

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JP6254432B2
JP6254432B2 JP2013254597A JP2013254597A JP6254432B2 JP 6254432 B2 JP6254432 B2 JP 6254432B2 JP 2013254597 A JP2013254597 A JP 2013254597A JP 2013254597 A JP2013254597 A JP 2013254597A JP 6254432 B2 JP6254432 B2 JP 6254432B2
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Description

本発明は、ウェハ上に形成されたダイを電気的に検査するプローブカードを備えたプローバシステムに関する。
半導体製造工程では、薄い円板状のウェハに各種の処理を施してウェハの表面にダイを形成する。ダイは、電気特性が検査された後に、ダイサーで切り離されて、リードフレーム等に固定されて組み立てられる。ダイの電気特性の検査では、ダイの電極にプローブを当てて、テスタから電源及びテスト信号を供給し、ダイの出力する信号をテスタで測定して、ダイが正常に動作するかを電気的に検査するプローバシステムが用いられている。
このようなプローバシステムとして、ウェハを真空吸着して保持するウェハチャックと、プローブを介してダイの電極とテスタとを接続してウェハを電気的に検査するプローブカードと、ウェハを収容するウェハカセットとウェハチャックとの間でウェハを搬送するウェハ搬送手段と、を備えているものが知られている(特許文献1を参照)。
図8(a)及び8(b)に示すように、ウェハWの表面waに形成されたダイに触れずにウェハWの搬送を行うために、ウェハチャック50には、ウェハWの裏面wbを支持するリフタピン51が設けられている。
リフタピン51は、ウェハチャック50の載置面50aに開口するピン孔52内を昇降可能に設けられており、ウェハWがウェハチャック50に載置される際には、リフタピン51はピン孔52内に収容されている。ウェハチャック50に載置されたウェハWは、ウェハWを載置する載置面50a上に形成された吸着溝53に真空吸着経路54を介して接続された図示しない真空ポンプ等の負圧供給装置によって、載置面50aに真空吸着される。
また、プロービングを終えて、ウェハWの真空吸着が解除されると、リフタピン51がウェハチャック50の載置面50aより上方に上昇してウェハWを上方に持ち上げて、ウェハWとウェハチャック50との隙間に挿入されたウェハ搬送手段が、ウェハWを支持してウェハカセットに搬送する。
特開2009−224672号公報。
しかしながら、上述したようなプローバシステムでは、ウェハチャック50の上方の図示しないプローブがウェハWに押し当てられてダイの電気特性を検査する際に、ウェハチャックのピン孔52の上方に位置して裏面wbが支持されない非支持領域Fで、ウェハWが、プローブの荷重で変形して損傷したり割れたりする虞があった。
また、リフタピン51をダイが形成されていないウェハWの周縁を支持するように配置することも考えられるが、このようなリフタピン51は、単一の径寸法のウェハWにしか対応できないという問題があった。
そこで、径寸法の異なる様々なウェハに対応可能であって、ウェハに作用するプローブの荷重に起因したウェハの割れや損傷を抑制するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、ウェハを保持するウェハチャックと、前記ウェハの表面に形成されたダイを電気的に検査するプローブカードと、検査前のウェハをウェハカセットから前記ウェハチャックに搬送し、検査後のウェハを前記ウェハチャックから前記ウェハカセットに搬送するウェハ搬送手段と、を備えたプローバシステムであって、前記ウェハ搬送手段は、前記ウェハの表面に対向する対向面を有する本体部と、前記対向面に開口して空気流を吐出するベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮空気を供給する空気供給部と、前記対向面に立設されて前記ウェハの周縁に接触可能なストッパと、を有し、前記検査前のウェハを前記ウェハチャックに受け渡し、前記検査後のウェハを前記空気流による負圧で前記ウェハチャックから持ち上げる保持アームを備え、前記ストッパは、前記対向面の内周側に配置されて小径ウェハに接触可能な内周側ストッパと、前記対向面の外周側に配置されて前記小径ウェハより大径の大径ウェハに接触可能な外周側ストッパと、で構成され、前記外周側ストッパは、前記内周側ストッパよりも高く立設されているプローバシステムを提供する。
この構成によれば、保持アームが、ベルヌーイノズルから吐出された空気流によってウェハに作用する負圧でウェハチャック上に載置されたウェハをダイに接触することなく持ち上げることにより、従来のようなリフトピンを設けてウェハを持ち上げるプローバシステムと比較して、ウェハの裏面全面が載置面に支持可能なため、薄いウェハにプローブを押し当ててプロービングする場合であっても、ウェハがプローブから受ける荷重に起因したウェハの割れや損傷を抑制することができる。
さらに、保持アームは、ウェハの径寸法にかかわらずウェハのダイに非接触でウェハを載置面から持ち上げるため、径寸法の異なる様々なウェハにも対応することができる。また、ウェハとストッパとの間に摩擦力が生じるため、ベルヌーイノズルから吐出される空気流の勢いでウェハが位置ズレすることを抑制することができる。さらに、径寸法の異なる2種類のウェハが、各ウェハの径寸法に応じた内周側ストッパ又は外周側ストッパに接触して位置ズレを抑制されるため、保持アームが、径寸法の異なる2種類のウェハをそれぞれ確実に保持することができ、また、外周側ストッパが内周側ストッパよりも高いため、保持アームは、大径ウェハを内周側ストッパに接触させることなく保持することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプローバシステムの構成に加えて、前記保持アームのベルヌーイノズルは、前記対向面上に放射状に配置されているプローバシステムを提供する。
この構成によれば、放射状に配置されたベルヌーイノズルが、ウェハ全体に均等に空気流を吐出することにより、ウェハチャック上のウェハが平行に持ち上げられるため、ウェハチャックと保持アームとの間でのウェハの受け渡しを確実に行うことができる。
請求項記載の発明は、請求項1又は2項記載のプローバシステムに加えて、前記ウェハチャックは、前記保持アームが前記ウェハを保持する際に、前記保持アームの下方に配置されるプローバシステムを提供する。
この構成によれば、ベルヌーイノズルに供給されてウェハを保持する圧縮空気が停電で断絶する場合であっても、ウェハチャックが保持アームから落下したウェハを受けるため、保持アームから落下したウェハの損傷を軽減することができる。
請求項記載の発明は、請求項1乃至の何れか1項記載のプローバシステムに加えて、前記ウェハチャックは、前記ウェハを載置する載置面に開口するベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮空気を供給する空気供給部と、有し、前記ウェハを前記載置面と略平行に引き寄せるベルヌーイ吸引機構と、前記載置面に形成された吸着凹部内に負圧を供給する負圧供給装置を有し、前記載置面と略平行に引き寄せられたウェハを前記載置面に吸着させる真空吸着機構と、を備えているプローバシステムを提供する。
この構成によれば、薄く反ったウェハの裏面とウェハチャックの載置面との間に隙間が生じる場合であっても、ベルヌーイノズルから吐出される空気流による負圧で載置面と略平行に引き寄せられてウェハの反りを矯正された状態で載置面に真空吸着されることにより、ウェハチャックは、ウェハ全体を確実に真空吸着するため、ウェハを保持している間のウェハの位置ズレや角度ズレを抑制することができる。
請求項記載の発明は、請求項1乃至の何れか1項記載のプローバシステムに加えて、前記ウェハ搬送手段は、前記ウェハカセットから取り出した前記検査前のウェハを乗載して該検査前のウェハを前記保持アームに受け渡し、前記保持アームから受け取った前記検査後のウェハを乗載して該検査後のウェハを前記ウェハカセットに収容するロード/アンロードアームを備えているプローバシステムを提供する。
この構成によれば、ロード/アンロードアームが、ウェハカセットと保持アームとの間でウェハを搬送することにより、保持アームに検査前のウェハを円滑に取り付けたり、保持アームから検査後のウェハを円滑に収容することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載のプローバシステムに加えて、前記ロード/アンロードアームは、前記ウェハを表面に乗載するハンド部と、前記表面に開口して前記ウェハを前記表面と略平行に引き寄せるベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮を供給する空気供給部と、有し、前記ウェハを前記表面と略平行に引き寄せるベルヌーイ吸引機構と、前記表面に形成された吸着凹部内に負圧を供給する負圧供給装置を有し、前記表面と略平行に引き寄せられたウェハを前記表面に吸着させる真空吸着機構と、を備えているプローバシステムを提供する。
この構成によれば、薄く反ったウェハが、ベルヌーイノズルから吐出される空気流による負圧で表面と略平行に引き寄せられて反りを矯正された状態で表面に真空吸着されることにより、ロード/アンロードアームは、ウェハ全体を確実に真空吸着して、ウェハを乗載している間のウェハの位置ズレや角度ズレを抑制することができる。
請求項記載の発明は、請求項又は記載のプローバシステムに加えて、前記ロード/アンロードアームは、前記保持アームと前記ロード/アンロードアームとの間で前記ウェハが受け渡される際に、前記保持アームの下方に移動するプローバシステムを提供する。
この構成によれば、ロード/アンロードアームが、保持アームの下方までウェハを移動して保持アームにウェハを受け渡すことにより、保持アームがウェハをベルヌーイノズルから吐出された空気流の負圧で保持した状態で移動することを回避して、ウェハの不用意な落下を抑制することができる。
請求項記載の発明は、請求項乃至の何れか1項記載のプローバシステムに加えて、前記ロード/アンロードアームは、互いに独立して設けられた、前記検査前のウェハを前記ウェハカセットから取り出して前記保持アームに受け渡すロードアームと、前記検査後のウェハを前記保持アームから受け取って前記ウェハカセットに収容するアンロードアームと、で構成されているプローバシステムを提供する。
この構成によれば、アンロードアームが検査後のウェハを保持アームから受け取った後に、ロードアームが検査前のウェハを保持アームに受け渡すことにより、保持アームがウェハ検査前のウェハと検査後のウェハとをスムーズに交換可能なため、ウェハの取り出し、収容を円滑に行うことができる。
本発明は、径寸法の異なる様々なウェハに対応することができ、薄いウェハをプロービングする場合であっても、ウェハがプローブから受ける荷重に起因するウェハの割れや損傷を抑制することができる。
本発明の一実施例に係るプローバシステムを示す斜視図。 ウェハチャックを示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、II−II線断面図であり、(c)は、(b)に示すA部の拡大図である。 保持アームを示す図であり、(a)は、底面図であり、(b)は、III−III線断面拡大図である。 アンロードアームを示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、IV−IV線断面図であり、(c)は、(b)に示すB部の拡大図である。 ウェハチャックがウェハの反りを矯正して真空吸着する手順を示す図。 アンロードアームがウェハの反りを矯正して真空吸着する手順を示す図。 検査後のウェハを搬送する手順を示す図。 (a)は、従来のウェハチャックを示す平面図であり、(b)は、(a)に示すウェハチャックのVIII−VIII線断面図である。
本発明は、径寸法の異なる様々なウェハに対応可能であって、ウェハに作用するプローブの荷重に起因したウェハの割れや損傷を抑制するという目的を達成するために、ウェハを保持するウェハチャックと、ウェハの表面に形成されたダイを電気的に検査するプローブカードと、検査前のウェハをウェハカセットからウェハチャックに搬送し、検査後のウェハをウェハチャックから前記ウェハカセットに搬送するウェハ搬送手段と、を備えたプローバシステムであって、ウェハ搬送手段は、前記ウェハの表面に対向する対向面を有する本体部と、前記対向面に開口して空気流を吐出するベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮空気を供給する空気供給部と、前記対向面に立設されて前記ウェハの周縁に接触可能なストッパと、を有し、前記検査前のウェハを前記ウェハチャックに受け渡し、前記検査後のウェハを前記空気流による負圧で前記ウェハチャックから持ち上げる保持アームを備え、前記ストッパは、前記対向面の内周側に配置されて小径ウェハに接触可能な内周側ストッパと、前記対向面の外周側に配置されて前記小径ウェハより大径の大径ウェハに接触可能な外周側ストッパと、で構成され、前記外周側ストッパは、前記内周側ストッパよりも高く立設されていることにより実現する。
以下、本発明の一実施例に係るプローバシステム1について、図1に基づいて説明する。
プローバシステム1は、プローバ本体部2とローダ部3とで構成されており、ウェハWを保持するウェハチャック10と、ウェハWの表面waに形成された図示しないダイを電気的に検査するプローブカード20と、ウェハWをウェハチャック10に搬送するウェハ搬送手段100と、ウェハWを収容するウェハカセット30と、を備えている。
ウェハチャック10は、図示しない公知の移動ステージ上に載置されており、プローバ本体部2内を3次元方向に移動することができる。
プローブカード20は、プローブ21を介してダイと図示しないテスタとを接続してダイを電気的に検査する。プローブカード20は、プローバ本体部2内の所定の位置に固定されており、ウェハWのプロービングの際には、ウェハチャック10が、プローブカード20の下方に移動し、ウェハチャック10が上昇してプローブカード20に接近することで、プローブ21がダイに押し当てられるようになっている。
ウェハ搬送手段100は、保持アーム110と、ロード/アンロードアームとしてのロードアーム120とアンロードアーム130と、を備えている。
保持アーム110は、プローブ本体部2の側壁2aに展開可能に取り付けられており、使用時には水平に展開され、不使用時にはプローブ本体部2の側壁2aに沿って折り畳まれる。これにより、プローバ本体部2を省スペースで設置することができる。保持アーム110は、ロードアーム120によってウェハカセット30から取り出された検査前のウェハWを受け取り、ウェハチャック10に受け渡す。また、保持アーム110は、検査後のウェハWをウェハチャック10から受け取り、アンロードアーム130に受け渡す。
ロードアーム120とアンロードアーム130とは、ローダ部3内に配置された図示しないロボットの先端に取り付けられており、ロボットの伸縮動作に応じてプローバ本体部2とローダ部3との間を移動することができる。本実施例に係るロードアーム120とアンロードアーム130とは、互いに独立して設けられているが、一体であっても構わない。ロードアーム120とアンロードアーム130とを互いに独立して設けることにより、保持アーム110が検査後のウェハWと検査前のウェハWとをスムーズに交換して、ウェハWの取り出し、収容を円滑に行うことができる。
ロードアーム120は、ウェハカセット30内に収容されている検査前のウェハWを乗載して保持アーム110まで搬送する。
アンロードアーム130は、検査後のウェハWを保持アーム110から受け取りウェハカセット30まで搬送する。
次に、ウェハチャック10及びウェハ搬送手段100の具体的な構成について、図2乃至4に基づいて説明する。なお、ロードアーム120とアンロードアーム130とは、互いに同様の構成であるから、以下、アンロードアーム130について説明し、ロードアーム120の説明を省略する。
図2(a)、(b)、(c)に示すように、ウェハチャック10は、ウェハWよりも大径に形成されている。ウェハチャック10は、ウェハWを載置する載置面10aに開口するベルヌーイノズル11とベルヌーイノズル11に圧縮空気を供給する空気供給部12とから成るベルヌーイ吸引機構A1と、載置面10a上に同心円状に形成された吸着凹部としての微小幅の吸着溝13に負圧を供給する負圧供給装置14とから成る真空吸着機構B1と、を備えている。
ベルヌーイノズル11は、空気連通路15を介して空気供給部12に接続されており、ベルヌーイノズル11の開口11aから吐出された空気流が、ウェハチャック10に載置するウェハWの裏面wbに向かって吐出されるように、ベルヌーイノズル11の開口11aは、ウェハWの周縁よりも内側に配置されている。ベルヌーイノズル11に供給される圧縮空気の圧力や供給時間は、ウェハWの反り量や厚みに応じて適宜調整される。
ベルヌーイノズル11は、載置面10a上に放射状に配置されている。また、ベルヌーイノズル11は、ウェハチャック10の径方向の内周側から外周側に向かって上方に傾斜して取り付けられており、ベルヌーイノズル11の傾斜面11bに沿って開口11aから吐出された空気流は、ウェハWの裏面wbとウェハチャック10の載置面10aとの間を通り抜け易くなっている。
吸着溝13は、真空連通路16を介して負圧供給装置14に接続されている。なお、吸着溝13は、格子状に配置されても良い。また、吸着溝13の代わりに微細な吸着穴を設けても構わない。
図3(a)、(b)に示すように、保持アーム110は、ウェハWよりも大径でウェハWの表面waに対向する対向面111aを有する円盤状の本体部111と、対向面111aに開口するベルヌーイノズル112と、ベルヌーイノズル112に圧縮空気を供給する空気供給部113と、を備えている。なお、本体部111の形状は、円盤状に限られず、ウェハWの重さや径寸法に応じて、適宜変更して構わない。
ベルヌーイノズル112は、連通路114を介して空気供給部113に接続されている。ベルヌーイノズル112の開口112aは、対向面111a上の内周側と外周側とに放射状に夫々6つずつ配置されている。これにより、ウェハW全体に均等に空気流が吐出されて、ウェハWは平行に持ち上げられるようになっており、また、保持アーム110は、ベルヌーイノズル112の設置位置に応じた径の異なる2種類のウェハ(例えば、径6インチのウェハと、径8インチのウェハ)を保持することができる。
ベルヌーイノズル112は、本体部111の径方向の内周側から外周側に向かって下方に傾斜して取り付けられており、ベルヌーイノズル112の傾斜面112bに沿って開口112aから吐出されてウェハWを負圧で持ち上げる空気流は、ウェハWの表面waと保持アーム110の対向面111aとの間を通り抜け易くなっている。ベルヌーイノズル112に供給される圧縮空気の圧力や供給時間は、ウェハWの重量に応じて適宜調整される。
また、保持アーム110は、ウェハWの周縁に接触可能なストッパ115を備えている。これにより、ウェハWとストッパ115との間の摩擦力は、保持アーム110に保持されたウェハWがベルヌーイノズル112の開口112aから吐出される空気流の勢いで位置ズレすることを抑制するようになっている。
ストッパ115は、対向面111aの内周側に配置されて小径ウェハW1に接触可能な内周側ストッパ116と、対向面111aの外周側に配置されて大径ウェハW2に接触可能な外周側ストッパ117と、を備えている。外周側ストッパ117は、内周側ストッパ116よりも鉛直方向Vの下方に高く立設されている。これにより、径の異なる2種類のウェハW1、W2を保持することができ、また、大径ウェハW2を内周側ストッパ116に接触することなく保持することができる。
図4(a)、(b)、(c)に示すように、アンロードアーム130は、ウェハWよりも大径でウェハWを表面131aに乗載する円盤状のハンド部131と、ハンド部131を図示しないロボットに連結する基部132と、ウェハWを表面131aと略平行に引き寄せるベルヌーイ吸引機構A2と、ウェハWを表面131aに真空吸着させる真空吸着機構B2と、を備えている。なお、ハンド部131の形状は、円盤状に限られず、ウェハWの重さや径寸法に応じて、適宜変更して構わない。
ベルヌーイ吸引機構A2は、表面131aに開口して負圧でウェハWを表面131aと略平行に引き寄せるベルヌーイノズル133と、ベルヌーイノズル133に圧縮空気を供給する空気供給部134と、を備えている。
ベルヌーイノズル133は、空気連通路135を介して空気供給部134に接続されている。ベルヌーイノズル133の開口133aは、ハンド部131に載置するウェハの裏面wbに空気流を吐出するようにウェハWの周縁よりも内側に配置されている。ベルヌーイノズル133の開口133aは、表面131a上に放射状に配置されている。ベルヌーイノズル133に供給される圧縮空気の圧力や供給時間は、ウェハWの反り量や硬さに応じて適宜調整される。
また、ベルヌーイノズル133は、ハンド部131の径方向の内周側から外周側に向かって上方に傾斜して取り付けられており、ベルヌーイノズル133の傾斜面133bに沿って開口133aから吐出された空気流は、ウェハWの裏面wbとアンロードアーム130の表面131aとの間を通り抜け易くなっている。
真空吸着機構B2は、表面131aに同心円状に形成された吸着凹部としての微小幅の吸着溝136に真空連通路137を介して接続されて、吸着溝136内を負圧にする負圧供給装置138を備えている。なお、吸着溝136は、格子状に配置されても良い。また、吸着溝136の代わりに微細な吸着穴を設けても構わない。
次に、ウェハチャック10及びアンロードアーム130がウェハWの反りを矯正して真空吸着する際の手順について、図5及び6に基づいて説明する。
図5(a)に示すように、ウェハチャック10上に、周縁が上方に反った基板Wが載置されると、図5(b)に示すように、ベルヌーイノズル11に圧縮空気が供給され、ウェハWの裏面wbとウェハチャック10の載置面10aとの間を空気流が通過する。これにより、図5(c)に示すように、ウェハWとウェハチャック10との間に負圧が生じて、ウェハWが載置面10aと略平行に引き寄せられて、反りが矯正される。その後、図5(d)に示すように、反りが矯正されたウェハWが、負圧供給装置13に印加される負圧によって載置面10aに真空吸着される。
このようにして、ウェハチャック10に載置されたウェハWの反りが矯正された状態で、ウェハチャック10が、ウェハWの裏面wb全体を吸着して、ウェハWを確実保持することができる。
次に、図6(a)に示すように、アンロードアーム130のハンド部131上に、周縁が上方に反った基板Wが乗載されると、図6(b)に示すように、ベルヌーイノズル133に圧縮空気が供給され、ウェハWの裏面wbとアンロードアーム130の表面131aとの間を空気流が通過する。これにより、図6(c)に示すように、ウェハWとハンド部131との間に下方に向かう負圧が生じて、ウェハWが表面131aと略平行に引き寄せられて、反りが矯正される。その後、図6(d)に示すように、反りが矯正されたウェハWが、負圧供給装置134に印加される負圧によって表面131aに真空吸着される。
このようにして、アンロードアーム130に乗載されたウェハWの反りが矯正された状態で、アンロードアーム130が、ウェハWの裏面wb全体を吸着して、ウェハWを確実に保持することができる。
次に、ウェハWがウェハチャック10とウェハ搬送手段100との間を搬送される手順について、図7に基づいて説明する。なお、検査前のウェハが、ロードアーム120から保持アーム110を介してウェハチャック10に搬送される手順、及び、検査後のウェハWが、ウェハチャック10から保持アーム110を介してアンロードアーム130に搬送される手順は、前者がロードアーム120を用いて行い、後者がアンロードアーム130を用いて行う点が相違し、前者が後者の逆の手順である点が相違するのみであるから、以下、後者について説明し、前者に関する説明を省略する。
図7(a)に示すように、検査後のウェハWを載置したウェハチャック10が、保持アーム110の本体部111の下方に位置しており、本体部111に向けて接近する。
次に、図7(b)に示すように、ウェハチャック10が、保持アーム110にウェハWを受け渡し可能な距離まで接近すると、ウェハチャック10は、ウェハWに印加されている負圧を解除する。その後、保持アーム110は、上述したようにベルヌーイノズル112から吐出された空気流による負圧でウェハWを持ち上げる。
次に、図7(c)に示すように、保持アーム110がウェハWを保持すると、ウェハチャック10は、本体部111の下方に移動し、アンロードアーム130が、保持アーム110と保持アーム110の下方に移動したウェハチャック10との間に移動し、ハンド部131が本体部111に接近する。なお、ウェハチャック10は、保持アーム110がウェハWを保持している間、保持アーム110の下方に位置するようになっている。これにより、停電等でウェハWを持ち上げる空気流が断絶して、ウェハWが保持アーム110から落下する場合であっても、ウェハチャック10がウェハWを受け、ウェハWの損傷を軽減することができる。
次に、図7(d)に示すように、アンロードアーム130が、本体部111からウェハWを受け取り可能な距離まで接近すると、保持アーム110は、ベルヌーイノズル112を介してウェハWに印加されている負圧を解除する。その後、ウェハWが、ハンド部131に落下して、アンロードアーム130に受け渡される。なお、ハンド部131がウェハWを受け取る際に、アンロードアーム130のベルヌーイノズル133から圧縮空気を吐出して、ウェハWの落下の衝撃を緩和させても良い。
そして、図7(e)に示すように、アンロードアーム130は、上述したようにウェハWの反りを矯正した後にウェハWを表面131aに真空吸着すると、アンロードアーム130はウェハWを搬送する。
このようにして、上述した本実施例に係るプローバシステム1は、如何なる径寸法のウェハWにも対応することができ、また、従来のようなリフトピンを備えたウェハチャックと比較して、ウェハチャック10が、ウェハWの裏面wb全面を載置面10aで支持するため、薄いウェハWをプロービングする場合であっても、ウェハWがプローブから受ける荷重で割れたり損傷することを抑制することができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
1 ・・・ プローバシステム
2 ・・・ プローバ本体部
2a・・・ 側壁
3 ・・・ ローダ部
10 ・・・ ウェハチャック
10a・・・ 載置面
11 ・・・ ベルヌーイノズル
11a・・・ 開口
11b・・・ 傾斜面
12 ・・・ 空気供給部
13 ・・・ 吸着溝(吸着凹部)
14 ・・・ 負圧供給装置
15 ・・・ 空気連通路
16 ・・・ 真空連通路
20 ・・・ プローブカード
21 ・・・ プローブ
30 ・・・ ウェハカセット
100・・・ ウェハ搬送手段
110・・・ 保持アーム
111・・・ 本体部
111a・・・保持面
112・・・ ベルヌーイノズル
112a・・・開口
112b・・・傾斜面
113・・・ 空気供給部
114・・・ 連通路
115・・・ ストッパ
116・・・ 内周側ストッパ
117・・・ 外周側ストッパ
120・・・ ロードアーム
130・・・ アンロードアーム
131・・・ ハンド部
131a・・・表面
132・・・ 基部
133・・・ ベルヌーイノズル
133a・・・開口
133b・・・傾斜面
134・・・ 空気供給部
135・・・ 空気連通路
136・・・ 吸着溝(吸着凹部)
137・・・ 真空連通路
138・・・ 負圧供給装置
A1・・・ (ウェハチャックの)ベルヌーイ吸引機構
A2・・・ (アンロードアームの)ベルヌーイ吸引機構
B1・・・ (ウェハチャックの)真空吸着機構
B2・・・ (アンロードアームの)真空吸着機構
W ・・・ ウェハ
W1・・・ 小径ウェハ
W2・・・ 大径ウェハ
wa・・・ (ウェハの)表面
wb・・・ (ウェハの)裏面

Claims (8)

  1. ウェハを保持するウェハチャックと、前記ウェハの表面に形成されたダイを電気的に検査するプローブカードと、検査前のウェハをウェハカセットから前記ウェハチャックに搬送し、検査後のウェハを前記ウェハチャックから前記ウェハカセットに搬送するウェハ搬送手段と、を備えたプローバシステムであって、
    前記ウェハ搬送手段は、
    前記ウェハの表面に対向する対向面を有する本体部と、前記対向面に開口して空気流を吐出するベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮空気を供給する空気供給部と、前記対向面に立設されて前記ウェハの周縁に接触可能なストッパと、を有し、前記検査前のウェハを前記ウェハチャックに受け渡し、前記検査後のウェハを前記空気流による負圧で前記ウェハチャックから持ち上げる保持アームを備え
    前記ストッパは、前記対向面の内周側に配置されて小径ウェハに接触可能な内周側ストッパと、前記対向面の外周側に配置されて前記小径ウェハより大径の大径ウェハに接触可能な外周側ストッパと、で構成され、
    前記外周側ストッパは、前記内周側ストッパよりも高く立設されていることを特徴とするプローバシステム。
  2. 前記保持アームのベルヌーイノズルは、前記対向面上に放射状に配置されていることを特徴とする請求項1記載のプローバシステム。
  3. 前記ウェハチャックは、前記保持アームが前記ウェハを保持する際に、前記保持アームの下方に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載のプローバシステム。
  4. 前記ウェハチャックは、
    前記ウェハを載置する載置面に開口するベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮空気を供給する空気供給部と、有し、前記ウェハを前記載置面と略平行に引き寄せるベルヌーイ吸引機構と、
    前記載置面に形成された吸着凹部内に負圧を供給する負圧供給装置を有し、前記載置面と略平行に引き寄せられたウェハを前記載置面に吸着させる真空吸着機構と、
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載のプローバシステム。
  5. 前記ウェハ搬送手段は、前記ウェハカセットから取り出した前記検査前のウェハを乗載して該検査前のウェハを前記保持アームに受け渡し、前記保持アームから受け取った前記検査後のウェハを乗載して該検査後のウェハを前記ウェハカセットに収容するロード/アンロードアームを備えていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載のプローバシステム。
  6. 前記ロード/アンロードアームは、
    前記ウェハを表面に乗載するハンド部と、
    前記表面に開口して前記ウェハを前記表面と略平行に引き寄せるベルヌーイノズルと、該ベルヌーイノズルに圧縮空気を供給する空気供給部と、有し、前記ウェハを前記表面と略平行に引き寄せるベルヌーイ吸引機構と、
    前記表面に形成された吸着凹部内に負圧を供給する負圧供給装置を有し、前記表面と略平行に引き寄せられたウェハを前記表面に吸着させる真空吸着機構と、を備えていることを特徴とする請求項記載のプローバシステム。
  7. 前記ロード/アンロードアームは、前記保持アームと前記ロード/アンロードアームとの間で前記ウェハが受け渡される際に、前記保持アームの下方に移動することを特徴とする請求項又は記載のプローバシステム。
  8. 前記ロード/アンロードアームは、互いに独立して設けられた、前記検査前のウェハを前記ウェハカセットから取り出して前記保持アームに受け渡すロードアームと、前記検査後のウェハを前記保持アームから受け取って前記ウェハカセットに収容するアンロードアームと、で構成されていることを特徴とする請求項乃至の何れか1項記載のプローバシステム。
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