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JP6252561B2 - 電気回路 - Google Patents

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JP6252561B2 JP2015148387A JP2015148387A JP6252561B2 JP 6252561 B2 JP6252561 B2 JP 6252561B2 JP 2015148387 A JP2015148387 A JP 2015148387A JP 2015148387 A JP2015148387 A JP 2015148387A JP 6252561 B2 JP6252561 B2 JP 6252561B2
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Description

本発明は、並列に接続された複数のスイッチング素子を含む電気回路に関する。
複数のIGBTを並列に接続した電気回路において、IGBTのゲート−エミッタ間のキャパシタンスと配線のインダクタンスによって複数のIGBTに共振が発生する問題がある。そこで、複数のIGBTのゲートに共振抑制用抵抗を設けて共振を防止する技術が開示されている(特許文献1)。
また、並列接続された複数のスイッチング素子を同期して駆動する電気回路において、閾値電圧の差異に基づいて各スイッチング素子のオン/オフのタイミングを相対的に調整する技術が開示されている(特許文献2)。
特開2014−150696号公報 特開2009−225531号公報
ところで、共振抑制用抵抗を設けたり、スイッチング素子自体の閾値電圧の差異に基づいてオン/オフのタイミングを調整したりしたとしても、並列接続されているスイッチング素子のエミッタ配線(ソース配線)のインダクタンスに差がある場合には電気回路に発振が生ずるおそれがある。
本発明の一つの態様は、並列接続された複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子の各ゲートを互いに接続した接続点に制御電圧を印加する素子と、前記接続点を接地する素子と、を含む駆動回路と、を備えた電気回路において、前記複数のスイッチング素子をオンする際に、前記複数のスイッチング素子の1つをオン状態とすると共に前記複数のスイッチング素子の残りをオフ状態に維持する待機期間を設け、前記待機期間の後に前記残りのスイッチング素子をオン状態とする制御回路を備えることを特徴とする電気回路である。
ここで、前記制御回路は、前記1つのスイッチング素子の制御電圧がミラー電圧を超えるまで前記待機期間を継続してもよい。
また、前記1つのスイッチング素子のゲートは、第1オフスイッチング素子を介して接地され、前記残りのスイッチング素子のゲートは、第2オフスイッチング素子を介して接地され、前記制御回路は、前記待機期間において、前記第1オフスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記1つのスイッチング素子をオン状態とすると共に前記第2オフスイッチング素子をオン状態とすることによって前記残りのスイッチング素子をオフ状態に維持し、前記待機期間の後に、前記第2オフスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記残りのスイッチング素子をオン状態としてもよい。
また、前記複数のスイッチング素子の温度を測定する温度検出手段を備え、前記制御回路は、前記温度検出手段によって測定された前記複数のスイッチング素子の温度を受けて、前記残りのスイッチング素子の少なくとも1つの温度よりも低い温度のスイッチング素子を前記1つのスイッチング素子としてもよい。
本発明の別の態様は、並列接続された複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子の各ゲートを互いに接続した接続点に制御電圧を印加する素子と、前記接続点を接地する素子と、を含む駆動回路と、を備えた電気回路において、前記複数のスイッチング素子をオフする際に、前記複数のスイッチング素子の1つを除いた残りのスイッチング素子をオフ状態とすると共に前記1つのスイッチング素子をオン状態に維持する待機期間を設け、前記待機期間の後に前記1つのスイッチング素子をオフ状態とする制御回路を備えることを特徴とする電気回路である。
また、前記1つのスイッチング素子のゲートは、第1オフスイッチング素子を介して接地され、前記残りのスイッチング素子のゲートは、第2オフスイッチング素子を介して接地され、前記制御回路は、前記待機期間において、前記第2オフスイッチング素子をオン状態とすることによって前記残りのスイッチング素子をオフ状態とすると共に前記第1オフスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記1つのスイッチング素子をオン状態に維持し、前記待機期間の後に、前記第1オフスイッチング素子をオン状態とすることによって前記1つのスイッチング素子をオフ状態としてもよい。
ここで、前記1つのスイッチング素子の制御電圧が閾値電圧以下となるまで前記待機期間を継続してもよい。また、前記1つのスイッチング素子の制御電圧がミラー電圧未満となるまで前記待機期間を継続してもよい。
また、前記1つのスイッチング素子のゲートは、第1オフスイッチング素子及び第1抵抗を介して接地され、前記残りのスイッチング素子のゲートは、第2オフスイッチング素子を介して接地され、前記制御回路は、前記複数のスイッチング素子をオフする際に、前記第1オフスイッチング素子及び前記第2オフスイッチング素子をオン状態とすることによって、前記残りのスイッチング素子を前記1つのスイッチング素子より早くオフ状態としてもよい。
また、前記残りのスイッチング素子のゲートは、前記第2オフスイッチング素子を介して前記残りのスイッチング素子のエミッタに接続してもよい。
また、前記残りのスイッチング素子のゲートは、前記第2オフスイッチング素子を介して前記1つのスイッチング素子のエミッタに接続してもよい。
また、前記複数のスイッチング素子の温度を測定する温度検出手段を備え、前記制御回路は、前記温度検出手段によって測定された前記複数のスイッチング素子の温度を受けて、前記残りのスイッチング素子が前記1つのスイッチング素子の温度よりも低い温度のスイッチング素子を含むように前記1つのスイッチング素子を選択してもよい。
また、前記複数のスイッチング素子の短絡状態を検出する短絡検出手段を備え、前記制御回路は、前記短絡検出手段において前記複数のスイッチング素子のいずれかの短絡が検出された場合に前記複数のスイッチング素子をオフしてもよい。
また、前記接続点に前記制御電圧を印加する素子を所定期間だけオン状態に維持する電圧維持手段を備えてもよい。
また、前記第1オフスイッチング素子及び前記第2オフスイッチング素子に直列に接続されたダイオードを備えてもよい。
本発明によれば、並列に接続された複数のスイッチング素子を含む電気回路において、配線のインダクタンスの差による発振を抑制することができる。
第1の実施の形態における電気回路の構成を示す図である。 第1の実施の形態におけるオン制御時のタイミングチャートを示す図である。 第1の実施の形態におけるオフ制御時のタイミングチャートを示す図である。 第1の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第1の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第1の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第2の実施の形態における電気回路の構成を示す図である。 第2の実施の形態におけるオン制御時及びオフ制御時のタイミングチャートを示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の構成を示す図である。 第3の実施の形態における短絡発生によるオフ制御時のタイミングチャートを示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第3の実施の形態における電気回路の変形例の構成を示す図である。 第4の実施の形態における電気回路の構成を示す図である。 第4の実施の形態における短絡発生によるオフ制御時のタイミングチャートを示す図である。 従来の電気回路の構成を示す図である。 従来の電気回路におけるオン制御時のタイミングチャートを示す図である。 従来の電気回路におけるオン制御時の発振を説明する図である。 従来の電気回路におけるオフ制御時のタイミングチャートを示す図である。 従来の電気回路におけるオフ制御時の発振を説明する図である。 従来の電気回路における短絡発生によるオフ制御時のタイミングチャートを示す図である。
図20に示すような従来の回路構成では、時刻t0において制御回路20からIGBT1及びIGBT2のゲート端子に電圧を印加すると、図21に示すように、IGBT1及びIGBT2のゲート電圧Vge1,Vge2が上昇し、これに伴ってコレクタ電流Ic1,Ic2も時間的に増加する。IGBT1及びIGBT2のエミッタ側にはインダクタンスL1及びL2がそれぞれ存在し、これらインダクタンスL1,L2に起因して電圧VL1及びVL2がそれぞれ発生する。したがって、IGBT1及びIGBT2のエミッタ電圧も時間的に上昇する。インダクタンスL1がインダクタンスL2よりも大きい場合、インダクタンスL1に流れる電流Ic1はインダクタンスL2に流れる電流Ic2よりも小さくなり、IGBT1のゲート電圧Vge1はIGBT2のゲート電圧Vge2よりも低くなる。ゲート電圧Vge1,Vge2が上昇してくると、時刻tmsから時刻tmeにおいて時間的にゲート電圧Vge1,Vge2が略一定となる期間(ミラー期間)となる。このときの電圧をミラー電圧という。ミラー期間後、対抗アームのダイオードリカバリー電流が発生し、一時的に電流Ic1,Ic2が上昇し、その後、リカバリー電流は無くなる。その結果、インダクタンスL1,L2に流れる電流Ic1,Ic2が減り、IGBT1,IGBT2のエミッタ電圧が低下し、IGBT1,IGBT2のゲート電圧Vge1,Vge2は上昇する。このとき、ゲート電圧Vge2がゲート電圧Vge1よりも高いため、IGBT2の電流Ic2はIGBT1の電流Ic1より大きくなり、IGBT1の電流Ic1は低下する。IGBT2の電流Ic2が増加すると、IGBT2のエミッタ電圧は上昇し、ゲート電圧Vge2は低下する。一方、IGBT1の電流Ic1が低下すると、IGBT1のエミッタ電圧は低下し、ゲート電圧Vge1は上昇する。時間経過と共に、ゲート電圧Vge1がゲート電圧Vge2よりも高くなると、IGBT1の電流Ic1はIGBT2の電流Ic2より大きくなり、IGBT2の電流Ic2は低下する。そして、IGBT1の電流Ic1が増加すると、IGBT1のエミッタ電圧は上昇し、ゲート電圧Vge1は低下する。一方、IGBT2の電流Ic2が低下すると、IGBT2のエミッタ電圧は低下し、ゲート電圧Vge2は上昇する。このようにして、IGBT1のゲート電圧Vge1とIGBT2のゲート電圧Vge2との大小関係が時間的に入れ替わり、回路に発振が発生する。図22は、IGBT1,IGBT2をオンにするときのゲート電圧の時間変化を示す。理想的には、図22の破線で示すように、IGBT1,IGBT2をオンする際にはゲート電圧は発振しない。しかしながら、IGBT1,IGBT2のエミッタ配線(ソース配線)のインダクタンスL1,L2にずれがあると、図22の実線で示すように、ゲート電圧がミラー電圧付近となるとIGBT1,IGBT2を流れる電流のバランスが崩れて発振を誘発し易くなる。
また、IGBT1及びIGBT2のオフ時においても発振が発生するおそれがある。図23に示すように、時刻t0より前においてIGBT1及びIGBT2がオン状態であるとき、コレクタ電流Ic1,Ic2は増加する。IGBT1及びIGBT2のエミッタ側にはインダクタンスL1及びL2がそれぞれ存在し、インダクタンスL1,L2に生ずる電圧VL1及びVL2もコレクタ電流Ic1,Ic2の増加に伴って上昇する。したがって、IGBT1及びIGBT2のエミッタ電圧も時間的に上昇する。インダクタンスL1がインダクタンスL2よりも大きい場合、インダクタンスL1に流れる電流はインダクタンスL2に流れる電流よりも小さくなる。このような状態において時刻t0でIGBT1及びIGBT2をオフにする制御を開始した場合、IGBT1及びIGBT2のゲート電圧Vge1,Vge2は低下する。コレクタ電流Ic1,Ic2が小さい場合、コレクタ電流Ic1,Ic2は増加を続け、コレクタ電圧は上昇しない。時刻tmsにてゲート電圧Vge1,Vge2がミラー電圧に達すると、コレクタ電流Ic1,Ic2が減少し始め、コレクタ電圧は上昇する。時刻tmeにてミラー期間が終了すると、IGBT1が先にオフになり、インダクタンスL1に発生していた負電圧が0になる。これに伴ってIGBT1のエミッタ電圧が上昇すると、IGBT1のゲート−エミッタ間には寄生容量が存在するためにゲート電圧Vge1が増加し、IGBT1が再びオン状態となる。これによって、コレクタ電流Ic2の一部がコレクタ電流Ic1として流れ、コレクタ電流Ic2が減少し、インダクタンスL2の電圧が低下する。これに伴ってIGBT2のエミッタ電圧が上昇すると、IGBT2のゲート−エミッタ間の寄生容量のためにゲート電圧Vge2が増加する。これによって、コレクタ電流Ic1の一部がコレクタ電流Ic2として流れ、コレクタ電流Ic1が減少し、インダクタンスL1の電圧が低下する。このようにして、回路に発振が発生する。図24は、IGBT1,IGBT2をオフにするときのゲート電圧の時間変化を示す。理想的には、図24の破線で示すように、IGBT1,IGBT2をオフする際にはゲート電圧は発振しない。しかしながら、IGBT1,IGBT2のエミッタ配線(ソース配線)のインダクタンスL1,L2にずれがあると、図24の実線で示すように、ゲート電圧がミラー電圧付近となるとIGBT1,IGBT2を流れる電流のバランスが崩れて発振を誘発し易くなる。
なお、スイッチング素子のエミッタ配線が短い場合にはインダクタンスの差は小さく、無視できる場合があるが、スイッチング素子のエミッタ配線が長くなると、素子毎のエミッタ配線の長さの差が大きくなり易く、その結果、エミッタ配線のインダクタンスの差も大きくなり易い。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態における電気回路100は、図1に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2、駆動回路102を含んで構成される。
スイッチング素子IGBT1,IGBT2は並列に接続される。すなわち、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のコレクタ端子は互いに共通に接続される。また、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のエミッタ端子も互いに共通に接続される。また、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子は、それぞれ共振抑制用抵抗Rg1,Rg2を介して接続点Cにて共通に接続される。また、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のコレクタ端子とエミッタ端子はそれぞれ環流用のダイオードDa1,Da2を介して接続される。
駆動回路102は、オン用スイッチング素子S1、オフ用スイッチング素子S2、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3,S4、制御回路10及びゲートモニタ回路12を含んで構成される。
オン用スイッチング素子S1は、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子に制御電圧を印加してオン状態とするための素子である。オン用スイッチング素子S1のソース端子には電源電圧Vccから供給される電圧が印加される。オン用スイッチング素子S1のドレイン端子は、ゲートオン用抵抗Ronを介してスイッチング素子IGBT1,IGBT2の接続点Cに接続される。オン用スイッチング素子S1のゲート端子の電圧は制御回路10により制御される。
また、オフ用スイッチング素子S2は、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子を接地してオフ状態とするための素子である。オフ用スイッチング素子S2のドレイン端子は、ゲートオフ用抵抗Roffを介してスイッチング素子IGBT1,IGBT2の接続点Cに接続される。オフ用スイッチング素子S2のソース端子は接地される。オフ用スイッチング素子S2のゲート端子の電圧は制御回路10により制御される。
高速ゲートオフ用スイッチング素子S3は、スイッチング素子IGBT1を高速にオフ状態とするための素子である。高速ゲートオフ用スイッチング素子S3のドレイン端子は、スイッチング素子IGBT1のゲート端子に直接接続される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S3のソース端子は接地される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S3のゲート端子の電圧は制御回路10により制御される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S4は、スイッチング素子IGBT2を高速にオフ状態とするための素子である。高速ゲートオフ用スイッチング素子S4のドレイン端子は、スイッチング素子IGBT2のゲート端子に直接接続される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S4のソース端子は接地される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S4のゲート端子の電圧は制御回路10により制御される。なお、本実施の形態では、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3のドレイン端子とスイッチング素子IGBT1のゲート端子は直接接続されるものとしたが、共振抑制用抵抗Rg1とゲートオフ用抵抗Roffとの和よりも小さい抵抗値の抵抗を介して接続すればよい。同様に、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4のドレイン端子とスイッチング素子IGBT2のゲート端子は直接接続されるものとしたが、共振抑制用抵抗Rg2とゲートオフ用抵抗Roffとの和よりも小さい抵抗値の抵抗を介して接続すればよい。
ゲートモニタ回路12は、接続点Cの電圧をスイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート電圧Vgとして検出して制御回路10へ出力する。制御回路10は、ゲートモニタ回路12によって検出されたゲート電圧Vgに基づいてスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン又はオフする制御を行う。
以下、図2のタイミングチャートを参照しつつ、電気回路100において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態とする制御について説明する。
なお、スイッチング素子のオフ状態とは、ゲート端子に印加された電圧が閾値電圧未満であり、スイッチング素子に実質的に電流が流れていない状態をいう。また、スイッチング素子のオン状態とは、ゲート端子に印加された電圧が閾値電圧以上であり、スイッチング素子の実質的に電流が流れている状態をいう。
制御開始前において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子は接地され、いずれもオフ状態に維持されているものとする。すなわち、オン用スイッチング素子S1はオフ状態、オフ用スイッチング素子S2はオン状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3及び高速ゲートオフ用スイッチング素子S4はオン状態であるものとする。
制御回路10は、時刻t0において外部から制御信号Sgを受けて、制御信号Sgに応じてスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態とする制御を開始する。制御回路10は、時刻t0において、オン用スイッチング素子S1をオン状態、オフ用スイッチング素子S2をオフ状態、及び高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオフ状態とする。このとき、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4はオン状態に維持する。
これによって、スイッチング素子IGBT1のゲート端子に対してゲートオン用抵抗Ron及び共振抑制用抵抗Rg1を介して電源電圧Vccから供給される電圧が印加され、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1が徐々に高くなる。このとき、接続点Cの電圧がゲートモニタ回路12により測定されてゲート電圧Vgとして制御回路10に入力される。
スイッチング素子IGBT1のゲート端子のキャパシタが充電されるにつれてゲート端子の電圧Vge1は上昇し、時刻t1において閾値電圧を超えてスイッチング素子IGBT1がオン状態となる。これにより、スイッチング素子IGBT1のコレクタ電流Ic1が流れ始める。このとき、スイッチング素子IGBT2は未だオフ状態となる。すなわち、スイッチング素子IGBT1がオン状態であり、スイッチング素子IGBT2がオフ状態である待機期間が設けられる。
その後、制御回路10は、時刻t2においてスイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧を超えると高速ゲートオフ用スイッチング素子S4をオフ状態とする。すなわち、ゲートモニタ回路12により測定される接続点Cのゲート電圧Vgがスイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧となったときの値を超えた場合に、制御回路10は高速ゲートオフ用スイッチング素子S4をオフ状態とする。
これにより、スイッチング素子IGBT2のゲート端子に対してゲートオン用抵抗Ron及び共振抑制用抵抗Rg2を介して電源電圧Vccから供給される電圧が印加され、スイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2が徐々に高くなる。スイッチング素子IGBT2のゲート端子のキャパシタが充電されるにつれてゲート端子の電圧Vge2は上昇し、時刻t3において閾値電圧を超えてスイッチング素子IGBT2がオン状態となる。これにより、スイッチング素子IGBT2のコレクタ電流Ic2が流れ始める。以上の処理で、電気回路100がオン状態となる。
以上のように、本実施の形態における電気回路100では、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態にするときに一方のスイッチング素子IGBT1を他方のスイッチング素子IGBT2よりも先にオン状態とする。これによって、オン制御の待機期間においてゲート端子の電圧Vge1と電圧Vge2とが同時にミラー電圧近傍となることがなく、スイッチング素子IGBT1,IGBT2の発振を抑制することができる。このとき、特にスイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧を超えるまで待機期間を設けることによって、より確実にゲート端子の電圧Vge1と電圧Vge2とが同時にミラー電圧近傍となることを防ぐことができる。
次に、図3のタイミングチャートを参照しつつ、電気回路100において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする制御について説明する。
制御開始前において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2はいずれもオン状態に維持されているものとする。すなわち、オン用スイッチング素子S1はオン状態、オフ用スイッチング素子S2はオフ状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3及び高速ゲートオフ用スイッチング素子S4はオフ状態であるものとする。
制御回路10は、時刻t0において外部から制御信号Sgが立ち下がると、制御信号Sgに応じてスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする制御を開始する。制御回路10は、時刻t0において、オン用スイッチング素子S1をオフ状態、オフ用スイッチング素子S2をオン状態、及び高速ゲートオフ用スイッチング素子S4をオン状態とする。このとき、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3はオフ状態に維持する。
これによって、スイッチング素子IGBT2のゲート端子は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を介して接地され、スイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2は急速に低下する。一方、スイッチング素子IGBT1のゲート端子は、ゲートオフ用抵抗Roff及び共振抑制用抵抗Rg1を介して接地され、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1はスイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2よりもゆっくりと低下する。ゲート端子の電圧Vge1は、時刻t0と時刻t1との間の期間において一旦減少が止まり、略一定のミラー電圧に維持される。すなわち、スイッチング素子IGBT2がオフ状態であり、スイッチング素子IGBT1がオン状態である待機期間が設けられる。
スイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2の低下に伴って、スイッチング素子IGBT2のコレクタ電流Ic2も低下してオフ状態となる。一方、スイッチング素子IGBT1にはスイッチング素子IGBT2に流れていた電流も流れ、スイッチング素子IGBT1のコレクタ電流Ic1は一時的に増加する。その後、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1も低下し続け、時刻t1においてスイッチング素子IGBT1のコレクタ電流Ic1も低下し始める。
制御回路10は、時刻t2においてスイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧未満となると高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態とする。すなわち、ゲートモニタ回路12により測定される接続点Cのゲート電圧Vgがスイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧となったときの値以下となった場合に、制御回路10は高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態とする。ゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧未満となると、スイッチング素子IGBT1には小さな電流のみが流れ、Vceは上昇している。これによって、スイッチング素子IGBT1のゲート端子は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3を介して接地され、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1はそれまでよりも急速に低下する。その後、スイッチング素子IGBT1は完全にオフ状態となる。
以上のように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態にするときに一方のスイッチング素子IGBT2を他方のスイッチング素子IGBT1よりも先にオフ状態とする。これによって、オフ状態とする場合においてもゲート端子の電圧Vge1と電圧Vge2とが同時にミラー電圧近傍となることがなく、スイッチング素子IGBT1,IGBT2の発振を抑制することができる。このとき、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1がミラー電圧未満となるまで待機期間を設けることによって、残りのスイッチング素子のオフ時にVceに過大な電圧が発生することを抑制することができる。また、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1が閾値電圧以下となるまで待機期間を設けることによって、さらに確実にゲート端子の電圧Vge1と電圧Vge2とが同時にミラー電圧近傍となることを防ぐことができる。
本実施の形態における電気回路では、図4の電気回路104に示すように、スイッチング素子IGBT1のゲート端子と高速ゲートオフ用スイッチング素子S3との間及びスイッチング素子IGBT2のゲート端子と高速ゲートオフ用スイッチング素子S4との間にそれぞれダイオードDb1,Db2を設けてもよい。ダイオードDb1は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3と直列に接続され、ダイオードDb2は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4と直列に接続される。これにより、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3及び高速ゲートオフ用スイッチング素子S4がオン状態となったときに、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲートのキャパシタンスとゲート端子の配線における寄生インダクタンスとによって生ずる共振を抑制することができる。
また、並列接続されるスイッチング素子を3つ以上としてもよい。例えば、図5の電気回路106に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2にスイッチング素子IGBT3をさらに並列に接続した構成としてもよい。この場合、駆動回路108にスイッチング素子IGBT3を高速にオフ状態とするための高速ゲートオフ用スイッチング素子S5をさらに設ける。高速ゲートオフ用スイッチング素子S5のドレイン端子は、スイッチング素子IGBT3のゲート端子に直接接続される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S5のソース端子は接地される。高速ゲートオフ用スイッチング素子S5のゲート端子の電圧は制御回路10により制御される。なお、本実施の形態では、高速ゲートオフ用スイッチング素子S5のドレイン端子とスイッチング素子IGBT3のゲート端子は直接接続されるものとしたが、共振抑制用抵抗Rg3とゲートオフ用抵抗Roffとの和よりも小さい抵抗値の抵抗を介して接続してもよい。
スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3をオフ状態からオン状態に制御する場合、制御回路10は、オン用スイッチング素子S1をオン状態、オフ用スイッチング素子S2をオフ状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオフ状態とすると共に、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4,S5はオン状態に維持する。そして、スイッチング素子IGBT1のゲート端子の電圧Vge1が上昇してミラー電圧を超えた時点で、制御回路10は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4,S5をオフ状態にする。これによって、すべてのスイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3のゲート端子の電圧Vge1〜Vge3が同時にミラー電圧近傍となることがなく、スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3の発振を抑制することができる。
また、スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3をオン状態からオフ状態に制御する場合、制御回路10は、オン用スイッチング素子S1をオフ状態、オフ用スイッチング素子S2をオン状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4,S5をオン状態とすると共に、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3はオフ状態に維持する。そして、スイッチング素子IGBT2,IGBT3のゲート端子の電圧Vge2,3が低下してミラー電圧未満となった時点で、制御回路10は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態にする。これによって、すべてのスイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3のゲート端子の電圧Vge1〜Vge3が同時にミラー電圧近傍となることがなく、スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3の発振を抑制することができる。
なお、図6の電気回路110に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3のゲート端子と高速ゲートオフ用スイッチング素子S3,S4との間にそれぞれダイオードDb1,Db2,Db3を設けてもよい。ダイオードDb1は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3と直列に接続され、ダイオードDb2,Db3は、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4と直列に接続される。これにより、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3,S4がオン状態となったときに、スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3のゲートのキャパシタンスとゲート端子の配線における寄生インダクタンスとによって生ずる共振を抑制することができる。このとき、駆動回路112において、スイッチング素子IGBT2,IGBT3に対する高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を共通にすることができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態における電気回路200は、図7に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2、温度センサDc1,Dc2、駆動回路202を含んで構成される。電気回路200は、温度センサDc1,Dc2を備える点及び駆動回路202の構成及び制御方法において電気回路100と異なる。したがって、主としてこれらの相違点について説明し、電気回路100と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
温度センサDc1,Dc2は、それぞれスイッチング素子IGBT1,IGBT2の温度を検出して出力する温度検出手段である。温度センサDc1は、スイッチング素子IGBT1の近傍に配置され、スイッチング素子IGBT1の温度T1を測定して駆動回路202に含まれる温度比較回路(電圧比較回路)14に出力する。温度センサDc2は、スイッチング素子IGBT2の近傍に配置され、スイッチング素子IGBT2の温度T2を測定して温度比較回路14に出力する。温度センサDc1,Dc2は、例えば、温度によって抵抗値が変化し、温度に応じた端子電圧を出力するダイオードとすることができる。また、温度センサDc1,Dc2は、ポリシリコンによる抵抗素子や外付けの温度検出素子としてもよい。
駆動回路202は、温度比較回路14を含んで構成される。温度比較回路14は、温度センサDc1から入力されるスイッチング素子IGBT1の温度T1及び温度センサDc2から入力されるスイッチング素子IGBT2の温度T2を比較し、いずれの温度がより高いかを示す信号を制御回路10へ出力する。温度センサDc1,Dc2がダイオードの場合、温度比較回路14は、両方のダイオードから出力される電圧を比較し、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のうち温度が高い方を示す信号を制御回路10へ出力する。
制御回路10は、温度比較回路14からの信号に応じて、オン制御及びオフ制御においてスイッチング素子IGBT1,IGBT2のうちの先にオン状態又はオフ状態にする素子を設定する。
以下、図8のタイミングチャートを参照しつつ、電気回路200において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態及びオフ状態とする制御について説明する。
スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態からオン状態とする場合、時刻t0において外部から制御信号Sgを受けて、制御信号Sgに応じてスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態とする制御を開始する。制御回路10は、温度比較回路14からの信号に応じてスイッチング素子IGBT1,IGBT2のうち温度がより低い素子を先にオン状態とする制御を行う。図8の例では、スイッチング素子IGBT1の温度がスイッチング素子IGBT2の温度より高いので、スイッチング素子IGBT2を先にオン状態とする制御を行う。すなわち、制御回路10は、時刻t0において、オン用スイッチング素子S1をオン状態及びオフ用スイッチング素子S2をオフ状態とする。さらに、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3はオン状態に維持すると共に、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4はオフ状態とする。
これによって、スイッチング素子IGBT2のゲート端子に対してゲートオン用抵抗Ron及び共振抑制用抵抗Rg2を介して電源電圧Vccから供給される電圧が印加され、時刻t1において、スイッチング素子IGBT2が先にオン状態となる。その後、制御回路10は、時刻t2においてスイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2がミラー電圧を超えると、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオフ状態とする。これにより、スイッチング素子IGBT1のゲート端子に対してゲートオン用抵抗Ron及び共振抑制用抵抗Rg1を介して電源電圧Vccから供給される電圧が印加され、時刻t3において、スイッチング素子IGBT2に遅れてスイッチング素子IGBT1がオン状態となる。
スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態からオフ状態とする場合、外部から制御信号Sgを受けて、制御信号Sgに応じてスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする制御を開始する。制御回路10は、温度比較回路14からの信号に応じてスイッチング素子IGBT1,IGBT2のうち温度がより高い素子を先にオフ状態とする制御を行う。図8の例では、スイッチング素子IGBT2の温度がスイッチング素子IGBT1の温度より高いので、スイッチング素子IGBT2を先にオフ状態とする制御を行う。時刻t4において、制御回路10は、オン用スイッチング素子S1をオフ状態及びオフ用スイッチング素子S2をオン状態とする。さらに、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3はオフ状態に維持すると共に、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4はオン状態とする。
これによって、スイッチング素子IGBT1のゲート端子はゲートオフ用抵抗Roff及び共振抑制用抵抗Rg1を介して接地され、スイッチング素子IGBT2のゲート端子は高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を介して接地される。したがって、スイッチング素子IGBT2がスイッチング素子IGBT1より先にオフ状態となる。その後、制御回路10は、時刻t5においてスイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2がミラー電圧未満になると高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態とする。これにより、スイッチング素子IGBT1のゲート端子が高速ゲートオフ用スイッチング素子S3を介して接地され、その後、スイッチング素子IGBT2に遅れてスイッチング素子IGBT1がオフ状態となる。
以上のように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオン状態とするときには、温度がより低い側から先にオン状態とする。これにより、オン制御時の電力損失(オン損失)を温度がより低いスイッチング素子に受け持たせることになり、スイッチング素子間における温度の偏りを防止しつつ、素子の発振を抑制することができる。また、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とするときには、温度がより高い側から先にオフ状態とする。これにより、オフ制御時の電力損失(オフ損失)を温度がより低いスイッチング素子に受け持たせることになり、スイッチング素子間における温度の偏りを防止しつつ、素子の発振を抑制することができる。
なお、並列接続されるスイッチング素子が3つ以上である場合、それらのスイッチング素子をオン制御する際には、先にオン状態とするスイッチング素子は、残りのスイッチング素子のうち少なくとも1つよりも温度が低い素子としてもよい。また、並列接続されるスイッチング素子が3つ以上である場合、それらのスイッチング素子をオフ制御する際には、先にオフ状態とするスイッチング素子は、残りのスイッチング素子のうち少なくとも1つが当該先にオフ状態とするスイッチング素子よりも温度が低い素子を含むようにしてもよい。
<第3の実施の形態>
図20に示したような従来の回路構成では、IGBT1及びIGBT2が短絡した場合にも発振が発生するおそれがある。図25に示すように、時刻t0にてIGBT1及びIGBT2に短絡が発生したとき、コレクタ電流Ic1,Ic2は増加する。IGBT1及びIGBT2のエミッタ側にはインダクタンスL1及びL2がそれぞれ存在し、インダクタンスL1,L2に生ずる電圧VL1及びVL2もコレクタ電流Ic1,Ic2の増加に伴って上昇する。したがって、IGBT1及びIGBT2のエミッタ電圧も時間的に上昇する。インダクタンスL1がインダクタンスL2よりも大きい場合、インダクタンスL1に流れる電流はインダクタンスL2に流れる電流よりも小さくなる。このような状態において時刻t1でIGBT1及びIGBT2のゲート電圧Vge1,Vge2を低下させる制御を開始した場合、コレクタ電流Ic1,Ic2が大きいとゲート電圧Vge1,Vge2の低下と同時に電流Ic1,Ic2が低下し、コレクタ電圧は上昇する。このとき、より大きいIGBT2のコレクタ電流が先に低下する。そして、ゲート電圧Vge1,Vge2が低下すると、より多くの電流が流れているIGBT2が先にオフになり始め、IGBT2の電流が低下するためインダクタンスL2に発生する電圧は負となり、ゲート電圧Vge2は上昇する。一方、IGBT1はまだ電流が増加しており、インダクタンスL1に発生する電圧は正となり、ゲート電圧Vge1は低下する。ゲート電圧Vge2が上昇することによりIGBT2に流れる電流Ic2は増加し、ゲート電圧Vge1が低下することによりIGBT1に流れる電流Ic1は減少する。そして、電流Ic2が増加すると、インダクタンスL2の電圧が上昇し、ゲート電圧Vge2が低下する。また、電流Ic1が減少すると、インダクタンスL1の電圧が低下し、ゲート電圧Vge1は上昇する。このようにして、IGBT1のゲート電圧Vge1とIGBT2のゲート電圧Vge2との大小関係が時間的に入れ替わり、回路に発振が発生する。ただし、制御回路20においてIGBT1,IGBT2のゲートは放電されており、ゲート電圧Vge1,Vge2は徐々に低下して、IGBT1,IGBT2の両方がミラー期間になると発振は停止する。
第3の実施の形態における電気回路300は、図9に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2、電流センス抵抗Rse1,Rse2、駆動回路302を含んで構成される。電気回路300は、ソフトシャットダウン抵抗Rsco、電流センス抵抗Rse1,Rse2を備える点及び駆動回路302の構成並びに制御方法において電気回路100と異なる。したがって、主としてこれらの相違点について説明し、電気回路100と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
ソフトシャットダウン抵抗Rscoは、接続点Cと高速ゲートオフ用スイッチング素子S3との間に設けられる。ソフトシャットダウン抵抗Rscoの抵抗値は、ゲートオフ用抵抗Roffの抵抗値よりも大きくする。
電流センス抵抗Rse1,Rse2は、それぞれスイッチング素子IGBT1,IGBT2の短絡を検出するために用いる抵抗である。電流センス抵抗Rse1には、スイッチング素子IGBT1のコレクタ電流に応じた電流が流され、その電流値に応じた端子電圧Vse1が駆動回路302に含まれる短絡検出回路16に出力される。電流センス抵抗Rse2には、スイッチング素子IGBT2のコレクタ電流に応じた電流が流され、その電流値に応じた端子電圧Vse2が短絡検出回路16に出力される。
駆動回路302は、短絡検出回路16を含んで構成される。短絡検出回路16は、スイッチング素子IGBT1,IGBT2が短絡状態にあるか否かを検出し、いずれかのスイッチング素子が短絡状態にあればそのスイッチング素子を示す信号を制御回路10へ出力する。すなわち、スイッチング素子IGBT1又はスイッチング素子IGBT2に短絡が生じた場合、端子電圧Vse1又は端子電圧Vse2が大きくなる。したがって、短絡検出回路16は、端子電圧Vse1又は端子電圧Vse2が短絡基準電圧以上となった場合にスイッチング素子IGBT1又はスイッチング素子IGBT2が短絡状態にあると判定することができる。以上のように、電流センス抵抗Rse1,Rse2及び短絡検出回路16は、電流センス抵抗Rse1,Rse2からの出力を受けてスイッチング素子IGBT1,IGBT2の短絡を検出する短絡検出手段として機能する。
制御回路10は、短絡検出回路16からの信号に応じて、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかが短絡状態にあればスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする制御を行う。
以下、図10のタイミングチャートを参照しつつ、電気回路300において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかが短絡状態となったときにオン状態からオフ状態とするシャットダウン制御について説明する。
時刻t0において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれか一方が短絡状態となったものとする。時刻t1において、短絡検出回路16がスイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかが短絡状態になったことを検出して短絡信号を制御回路10へ出力する。制御回路10は、短絡検出回路16から短絡信号を受けて、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする制御を開始する。制御回路10は、制御信号Sgに関わらず、オン用スイッチング素子S1をオフ状態及びオフ用スイッチング素子S2をオフ状態に維持する。さらに、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態とし、同時に高速ゲートオフ用スイッチング素子S4をオン状態とする。
これによって、スイッチング素子IGBT1のゲート端子は高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を介して接地される。一方、スイッチング素子IGBT2のゲート端子はソフトシャットダウン抵抗Rsco及び共振抑制用抵抗Rg2を介して接地される。したがって、スイッチング素子IGBT2はスイッチング素子IGBT1より緩やかにオフ状態とされ、スイッチング素子IGBT1がスイッチング素子IGBT2よりも先にオフ状態となる。スイッチング素子IGBT2のゲート端子の電圧Vge2は、時刻t3において閾値電圧以下となり、スイッチング素子IGBT2のコレクタ電流Ic2は0となる。このようにゲート電圧が閾値電圧以下となると、スイッチング素子には電流は流れなくなり、回路の発振は防止できる。
以上のように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかに短絡が生じた場合、一方のスイッチング素子を他方のスイッチング素子より先にオフ状態とすることによって発振を抑制することができる。特に、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかに短絡が生じた場合に発振が生ずるとスイッチング素子が破壊されるおそれがあり、スイッチング素子の破壊を防ぐことができる。
なお、本実施の形態における電気回路は、図11の電気回路304に示すように、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4の代わりにトランジスタTr1を設けた構成としてもよい。トランジスタTr1は、PNP型トランジスタとしてもよい。すなわち、駆動回路306に高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を設けず、トランジスタTr1のコレクタ−エミッタを介してスイッチング素子IGBT1のゲート端子をスイッチング素子IGBT1のエミッタ端子に接続して接地する。また、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3を介してトランジスタTr1のベース端子又はゲート端子を接地する。
このような構成において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれか一方が短絡状態となった場合、制御回路10は、オン用スイッチング素子S1をオフ状態とし、オフ用スイッチング素子S2をオフ状態に維持し、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態とする。これによって、トランジスタTr1がオン状態となり、スイッチング素子IGBT1のゲート端子はトランジスタTr1のコレクタ−エミッタを介して接地される。一方、スイッチング素子IGBT2のゲート端子はソフトシャットダウン抵抗Rsco及び共振抑制用抵抗Rg2を介して接地される。したがって、スイッチング素子IGBT2はスイッチング素子IGBT1より緩やかにオフ状態とされ、スイッチング素子IGBT1がスイッチング素子IGBT2よりも先にオフ状態となる。
また、図12の電気回路308に示すように、トランジスタTr1のコレクタ−エミッタを介してスイッチング素子IGBT1のゲート端子をスイッチング素子IGBT2のエミッタ端子に接続して接地する構成としてもよい。電気回路304と電気回路308とのいずれの構成を採用するかは、スイッチング素子IGBT1,IGBT2の電気的特性等を含む回路の特性に応じて発振の抑制効果が高い方を適宜選択すればよい。
また、図13の電気回路310に示すように、共振を抑制するためのダイオードDb1をさらに設けた構成としてもよい。これにより、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3及び高速ゲートオフ用スイッチング素子S4がオン状態となったときに、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲートのキャパシタンスとゲート端子の配線における寄生インダクタンスとによって生ずる共振を抑制することができる。
また、図14の電気回路312に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2にスイッチング素子IGBT3をさらに並列に接続した構成としてもよい。この場合、電流センス抵抗Rse3には、スイッチング素子IGBT3のコレクタ電流に応じた電流が流され、その電流値に応じた端子電圧Vse3が駆動回路314に含まれる短絡検出回路16に出力される。また、駆動回路314にスイッチング素子IGBT2を高速にオフ状態とするための高速ゲートオフ用スイッチング素子S5をさらに設ける。
スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3のいずれかが短絡状態となった場合、短絡検出回路16によって短絡状態になったスイッチング素子が検出される。制御回路10は、短絡検出回路16によって短絡が検出されると、オン用スイッチング素子S1をオフ状態とし、オフ用スイッチング素子S2をオフ状態に維持し、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3,S4,S5をオン状態とする。これによって、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子は高速ゲートオフ用スイッチング素子S4,S5を介して接地される。一方、スイッチング素子IGBT3のゲート端子はソフトシャットダウン抵抗Rsco及び共振抑制用抵抗Rg3を介して接地される。したがって、スイッチング素子IGBT3はスイッチング素子IGBT1,IGBT2より緩やかにオフ状態とされ、スイッチング素子IGBT1,IGBT2がスイッチング素子IGBT3よりも先にオフ状態となる。これにより、スイッチング素子IGBT1,IGBT2,IGBT3の発振を抑制することができる。
また、図15の電気回路316に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子と高速ゲートオフ用スイッチング素子S4との間にそれぞれダイオードDb1,Db2を設けてもよい。高速ゲートオフ用スイッチング素子S4がオン状態となったときに、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲートのキャパシタンスとゲート端子の配線における寄生インダクタンスとによって生ずる共振を抑制することができる。このとき、駆動回路318において、スイッチング素子IGBT1,IGBT2に対する高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を共通にすることができる。
また、図16の電気回路320に示すように、スイッチング素子IGBT1,IGBT2の各々に対して電流センス抵抗Rse1,Rse2を設ける代わりに、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のコレクタ電圧によって短絡を検出する構成としてもよい。すなわち、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のコレクタ電圧を短絡検出回路16に入力し、コレクタ電圧が短絡基準電圧以上となった場合に短絡が発生したものとしてスイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする制御を行う。
また、図17の電気回路322に示すように、駆動回路324に温度比較回路14及び短絡検出回路16を設け、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれか一方が短絡した際により温度が高い素子を先にオフとする制御としてもよい。すなわち、制御回路10は、短絡検出回路16において短絡が検出され、温度比較回路14においてスイッチング素子IGBT1がスイッチング素子IGBT2よりも温度が高いと判定された場合、オン用スイッチング素子S1及びオフ用スイッチング素子S2をオフ状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4をオン状態、並びに高速ゲートオフ用スイッチング素子S5をオフ状態とする。これにより、スイッチング素子IGBT1がスイッチング素子IGBT2より先にオフ状態とされる。スイッチング素子IGBT1がオフされた後、スイッチング素子IGBT2がオフ状態とされる。また、短絡検出回路16において短絡が検出され、温度比較回路14においてスイッチング素子IGBT2がスイッチング素子IGBT1よりも温度が高いと判定された場合、オン用スイッチング素子S1及びオフ用スイッチング素子S2をオフ状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3をオン状態、高速ゲートオフ用スイッチング素子S4をオフ状態、並びに高速ゲートオフ用スイッチング素子S5をオン状態とする。これにより、スイッチング素子IGBT2がスイッチング素子IGBT1より先にオフ状態とされる。スイッチング素子IGBT2がオフされた後、スイッチング素子IGBT1がオフ状態とされる。
<第4の実施の形態>
スイッチング素子IGBT1,IGBT2に短絡が生じ、スイッチング素子IGBT1,IGBT2をオフ状態とする際にサージ電流を抑制するために緩やかにオフ状態にすることが望ましい。しかしながら、スイッチング素子IGBT1を先にオフ状態とした場合、他方のスイッチング素子IGBT2のゲート端子からみるとソフトシャットダウン抵抗Rscoと共振抑制用抵抗Rg1とが並列に接続された状態となり、スイッチング素子IGBT2をオフする際のサージ電流が増加してしまう。
図18に示した電気回路400は、カウンタ18を含む駆動回路402を備える。カウンタ18は、制御回路10からオン制御のカウント開始信号を受信すると、カウント開始信号を受信した時点から予め定められた基準時間だけオン用スイッチング素子S1をオン状態に維持する。基準時間が経過すると、カウンタ18は、オン用スイッチング素子S1をオフ状態とする。すなわち、カウンタ18は、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のゲート端子に電流を供給して、素子を緩やかにオフさせる電圧維持手段として機能する。
以下、図19のタイミングチャートを参照して、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかが短絡したときのシャットダウン処理について説明する。
制御回路10は、時刻t0において、短絡検出回路16からスイッチング素子IGBT1,IGBT2のいずれかが短絡したことを示す短絡信号を受けると、スイッチング素子IGBT1,IGBT2のシャットダウン処理を開始する。
制御回路10は、時刻t1において、カウンタ18にカウント開始信号を出力する。カウンタ18は、カウント開始信号を受信した時点から予め定められた時間だけオン用スイッチング素子S1をオン状態に維持する。また、制御回路10は、オフ用スイッチング素子S2をオフ状態に維持したまま、高速ゲートオフ用スイッチング素子S3,S4をオン状態とする。
これにより、スイッチング素子IGBT1のゲート端子は高速ゲートオフ用スイッチング素子S4を介して接地され、時刻t2において、スイッチング素子IGBT1はスイッチング素子IGBT2よりも先にオフ状態となる。一方、スイッチング素子IGBT2のゲート端子は、ソフトシャットダウン抵抗Rsco及び共振抑制用抵抗Rg2を介して接地されると共に、カウンタ18の作用によってゲートオン用抵抗Ron及び共振抑制用抵抗Rg2を介して一定時間だけ電源電圧Vccから供給される電圧が印加される。したがって、スイッチング素子IGBT2は、電源電圧Vccから供給される電圧が印加されない場合に比べて緩やかにオフ状態に移行する。
カウンタ18は、カウント開始信号を受信した時点から予め定められた時間だけ経過した時刻t3においてオン用スイッチング素子S1をオフ状態とする。これにより、スイッチング素子IGBT2は、完全にオフ状態となる。
以上のように、オフ制御時に緩やかにゲート電圧を低下させることによって、スイッチング素子へのサージ電流を抑制しつつ、発振を防止することができる。
なお、上記実施の形態及び変形例では、並列接続される複数のスイッチング素子としてIGBTを例として説明したが、電界効果トランジスタ(FET)、トランジスタ等の他のスイッチング素子としてもよい。また、上記実施の形態及び変形例の各構成を適宜組み合わせた構成としてもよい。
本発明は、並列接続された複数のスイッチング素子を含む電気回路が適用範囲となる。例えば、インバータ回路、コンバータ回路、カレントミラー回路等を含む電気回路にも適用することができる。
10 制御回路、12 ゲートモニタ回路、14 温度比較回路、16 短絡検出回路、18 カウンタ、100,104,106,110,200,300,304,308,310,312,316,320,322,400 電気回路、102,108,112,202,302,306,314,318,324,402 駆動回路、Da1,Da2 ダイオード、Db1,Db2,Db3 ダイオード、Dc1,Dc2 温度センサ、IGBT1,IGBT2,IGBT3 スイッチング素子、Rg1,Rg2,Rg3 共振抑制用抵抗、Roff ゲートオフ用抵抗、Ron ゲートオン用抵抗、Rsco ソフトシャットダウン抵抗、Rse1,Rse2,Rse3 電流センス抵抗、S1 オン用スイッチング素子、S2 オフ用スイッチング素子、S3,S4,S5 高速ゲートオフ用スイッチング素子。

Claims (15)

  1. 並列接続された複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子の各ゲートを互いに接続した接続点に制御電圧を印加する素子と、前記接続点を接地する素子と、を含む駆動回路と、
    を備えた電気回路において、
    前記複数のスイッチング素子をオンする際に、前記複数のスイッチング素子の1つをオン状態とすると共に前記複数のスイッチング素子の残りをオフ状態に維持する待機期間を設け、前記待機期間の後に前記残りのスイッチング素子をオン状態とする制御回路を備えることを特徴とする電気回路。
  2. 請求項1に記載の電気回路であって、
    前記制御回路は、前記1つのスイッチング素子の制御電圧がミラー電圧を超えるまで前記待機期間を継続することを特徴とする電気回路。
  3. 請求項1又は2に記載の電気回路であって、
    前記1つのスイッチング素子のゲートは、第1オフスイッチング素子を介して接地され、前記残りのスイッチング素子のゲートは、第2オフスイッチング素子を介して接地され、
    前記制御回路は、
    前記待機期間において、前記第1オフスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記1つのスイッチング素子をオン状態とすると共に前記第2オフスイッチング素子をオン状態とすることによって前記残りのスイッチング素子をオフ状態に維持し、
    前記待機期間の後に、前記第2オフスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記残りのスイッチング素子をオン状態とすることを特徴とする電気回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気回路であって、
    前記複数のスイッチング素子の温度を測定する温度検出手段を備え、
    前記制御回路は、前記温度検出手段によって測定された前記複数のスイッチング素子の温度を受けて、前記残りのスイッチング素子の少なくとも1つの温度よりも低い温度のスイッチング素子を前記1つのスイッチング素子とすることを特徴とする電気回路。
  5. 並列接続された複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子の各ゲートを互いに接続した接続点に制御電圧を印加する素子と、前記接続点を接地する素子と、を含む駆動回路と、
    を備えた電気回路において、
    前記複数のスイッチング素子をオフする際に、前記複数のスイッチング素子の1つを除いた残りのスイッチング素子をオフ状態とすると共に前記1つのスイッチング素子をオン状態に維持する待機期間を設け、前記待機期間の後に前記1つのスイッチング素子をオフ状態とする制御回路を備えることを特徴とする電気回路。
  6. 請求項5に記載の電気回路であって、
    前記1つのスイッチング素子のゲートは、第1オフスイッチング素子を介して接地され、前記残りのスイッチング素子のゲートは、第2オフスイッチング素子を介して接地され、
    前記制御回路は、
    前記待機期間において、前記第2オフスイッチング素子をオン状態とすることによって前記残りのスイッチング素子をオフ状態とすると共に前記第1オフスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記1つのスイッチング素子をオン状態に維持し、
    前記待機期間の後に、前記第1オフスイッチング素子をオン状態とすることによって前記1つのスイッチング素子をオフ状態とすることを特徴とする電気回路。
  7. 請求項6に記載の電気回路であって、
    前記1つのスイッチング素子の制御電圧が閾値電圧以下となるまで前記待機期間を継続することを特徴とする電気回路。
  8. 請求項6に記載の電気回路であって、
    前記1つのスイッチング素子の制御電圧がミラー電圧未満となるまで前記待機期間を継続することを特徴とする電気回路。
  9. 請求項5に記載の電気回路であって、
    前記1つのスイッチング素子のゲートは、第1オフスイッチング素子及び第1抵抗を介して接地され、前記残りのスイッチング素子のゲートは、第2オフスイッチング素子を介して接地され、
    前記制御回路は、
    前記複数のスイッチング素子をオフする際に、前記第1オフスイッチング素子及び前記第2オフスイッチング素子をオン状態とすることによって、前記残りのスイッチング素子を前記1つのスイッチング素子より早くオフ状態とすることを特徴とする電気回路。
  10. 請求項9に記載の電気回路であって、
    前記残りのスイッチング素子のゲートは、前記第2オフスイッチング素子を介して前記残りのスイッチング素子のエミッタに接続されることを特徴とする電気回路。
  11. 請求項9に記載の電気回路であって、
    前記残りのスイッチング素子のゲートは、前記第2オフスイッチング素子を介して前記1つのスイッチング素子のエミッタに接続されることを特徴とする電気回路。
  12. 請求項5〜11のいずれか1項に記載の電気回路であって、
    前記複数のスイッチング素子の温度を測定する温度検出手段を備え、
    前記制御回路は、前記温度検出手段によって測定された前記複数のスイッチング素子の温度を受けて、前記残りのスイッチング素子が前記1つのスイッチング素子の温度よりも低い温度のスイッチング素子を含むように前記1つのスイッチング素子を選択することを特徴とする電気回路。
  13. 請求項5〜12のいずれか1項に記載の電気回路であって、
    前記複数のスイッチング素子の短絡状態を検出する短絡検出手段を備え、
    前記制御回路は、前記短絡検出手段において前記複数のスイッチング素子のいずれかの短絡が検出された場合に前記複数のスイッチング素子をオフすることを特徴とする電気回路。
  14. 請求項13に記載の電気回路であって、
    前記接続点に前記制御電圧を印加する素子を所定期間だけオン状態に維持する電圧維持手段を備えることを特徴とする電気回路。
  15. 請求項3又は6に記載の電気回路であって、
    前記第1オフスイッチング素子及び前記第2オフスイッチング素子に直列に接続されたダイオードを備えることを特徴とする電気回路。
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