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JP6230421B2 - 軸受装置および情報記録再生装置 - Google Patents

軸受装置および情報記録再生装置 Download PDF

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JP6230421B2
JP6230421B2 JP2014002182A JP2014002182A JP6230421B2 JP 6230421 B2 JP6230421 B2 JP 6230421B2 JP 2014002182 A JP2014002182 A JP 2014002182A JP 2014002182 A JP2014002182 A JP 2014002182A JP 6230421 B2 JP6230421 B2 JP 6230421B2
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Description

この発明は、軸受装置および情報記録再生装置に関するものである。
従来から、各種の情報をディスク(磁気記録媒体)に記録および再生させるハードディスクなどの情報記録再生装置が知られている。一般的に、情報記録再生装置は、ディスクに信号を記録再生するスライダを備えたヘッドジンバルアセンブリと、ヘッドジンバルアセンブリを先端側に装着したアーム(回動部材)とを備えている。このアームは、基端側に設けられた軸受装置によって回動可能とされている。アームを回動させることにより、スライダをディスクの所定位置に移動させ、信号の記録や再生を行うことができる。
軸受装置の中には、シャフトと、シャフトに外挿され、シャフトの軸方向に並んで配置された一対の転がり軸受部と、シャフトに圧入され、転がり軸受を軸方向外側から覆う環板状のハブキャップと、を備えたものがある。ハブキャップは、転がり軸受に充填されたグリス等から発生したガスや塵埃が外部に放出されないようにするためのものである。
ここで、グリス等から発生したガスや塵埃が外部に放出されてしまうと、そのガスや塵埃がディスクやアームの先端に付着してしまい、記録および再生不良やアームの損傷の要因となる。このため、転がり軸受とハブキャップとの間の隙間の寸法管理が重要になる。すなわち、転がり軸受とハブキャップとの間をできる限り狭くすることにより、グリス等から発生したガスや塵埃が外部に放出されてしまうことを効果的に防止することができる。
特開2004−92870号公報 特開2013−48005号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、シャフトにハブキャップを圧入する際、スティックスリップによってハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることが困難であるという課題がある。
ここで、スティックスリップとは、摩擦の作用により固着(スティック)と滑り(スリップ)とが繰り返し行われる現象をいう。とりわけ、旋盤加工を施した2つの部材を圧入させる場合等、一方の部材の加工目の山部と他方の部材の加工目の谷部とが嵌り込み、スティックスリップが生じてしまうことが多い。このように、シャフトにハブキャップを圧入する過程において、ハブキャップが滑らかな運動をせずにスティックスリップが生じると、ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることが困難になる。
ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めできずに、転がり軸受とハブキャップとの間が拡がってしまうと、グリス等から発生したガスや塵埃の外部への放出を抑制することができなくなってしまう。一方、転がり軸受に対し、ハブキャップが近すぎてしまうと、転がり軸受の外輪にハブキャップが接触してしまい、アームの回動不良が生じてしまう。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることが可能な軸受装置および情報記録再生装置を提供するものである。
上述の課題を解決するために、本発明に係る軸受装置は、シャフトと、前記シャフトに外挿入される転がり軸受と、前記転がり軸受の外周面を取り囲むように形成されて前記シャフトと同軸状に配置され、前記シャフトに対して回動可能に設けられた回動部材と、前記シャフトの外周面および前記回動部材の内周面の何れか一方に対して圧入され、前記転がり軸受を前記シャフトの軸方向の外側から覆うハブキャップと、を備え、前記シャフトの外周面および前記回動部材の内周面のうち、前記ハブキャップが圧入される周面となる第1圧入周面と、前記ハブキャップの内周面および外周面の何れか一方であり、前記第1圧入周面に圧入される周面となる第2圧入周面は、前記第1圧入周面と前記第2圧入周面とが圧入された状態において、それぞれの加工目の山部同士が当接するように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、ハブキャップの圧入状態において、第1圧入周面の加工目および第2圧入周面の加工目の何れか一方の山部が、他方の加工目の谷部に嵌り込んでしまうことを防止できる。このため、ハブキャップの圧入状態において、ハブキャップにスティックスリップが生じることを防止し、ハブキャップを滑らかに運動させることができる。よって、ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることができる。
本発明に係る軸受装置の前記第1圧入周面および前記第2圧入周面は、それぞれ旋盤加工を施すことにより形成されており、前記第1圧入周面の前記山部の第1ピッチと、前記第2圧入周面の前記山部の第2ピッチは、互いのピッチの少なくとも一部が異なるように設定されていることを特徴とする。
ここで、第1圧入周面および第2圧入周面に旋盤加工を施す場合、各圧入周面の加工目は、山部と谷部が螺旋状に形成される。このため、第1圧入周面の山部の第1ピッチと、第2圧入周面の山部の第2ピッチとが、互いのピッチの少なくとも一部が異なるように設定されていることにより、ハブキャップの圧入状態において、第1圧入周面の加工目および第2圧入周面の加工目の何れか一方の山部が、他方の加工目の谷部に嵌り込んでしまうことを防止できる。よって、ハブキャップにスティックスリップが生じることを防止でき、ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることができる。
本発明に係る軸受装置は、前記第1ピッチを一定に設定し、前記第2ピッチの少なくとも一部を、前記第1ピッチと異なるピッチに設定したことを特徴とする。
このように、第2ピッチの間隔を変化させるということは、ハブキャップの第2圧入周面の加工目を変化させるということである。ハブキャップの加工は、シャフトやスリーブの加工と比較して容易に行うことができるので、軸受装置全体として製造コストを低減できる。
本発明に係る軸受装置は、前記第1圧入周面および前記第2圧入周面は、それぞれ旋盤加工を施すことにより形成されており、前記第1圧入周面の加工目の旋回方向と、前記第2圧入周面の加工目の旋回方向とが、互いに逆向きに設定されていることを特徴とする。
第1圧入周面の加工目の旋回方向と、第2圧入周面の旋回方向とが、互いに逆向きに設定されているということは、各加工目の山部および谷部の旋回方向が、互いに逆向きに設定されているということである。このため、ハブキャップの圧入状態において、第1圧入周面の加工目および第2圧入周面の加工目の何れか一方の山部が、他方の加工目の谷部に嵌り込んでしまうことを防止できる。よって、ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることができる。
本発明に係る軸受装置は、前記第1圧入周面および前記第2圧入周面の何れか一方に、前記山部の稜線が前記軸方向に沿うようにローレット加工を施したことを特徴とする。
このように構成することで、ハブキャップの圧入状態において、第1圧入周面の加工目および第2圧入周面の加工目の何れか一方の山部が、他方の加工目の谷部に嵌り込んでしまうことを防止できる。このため、ハブキャップの固定位置を高精度に位置決めすることができる。
本発明に係る軸受装置は、前記第1圧入周面に、ローレット加工を施したことを特徴とする。
このように、第1圧入周面(特にシャフト)にローレット加工を施すことにより、第2圧入周面(ハブキャップ)にローレット加工を施す場合と比較して製造コストを低減できる。
本発明に係る情報記録再生装置は、軸受装置と、前記軸受装置の端部を支持するハウジングと、前記回動部材に装着され、磁気記録媒体との間で情報の記録および再生を行うスライダと、を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、軸受装置のグリス等から発生するガスや塵埃が、回動部材や磁気記録媒体に付着してしまうことを防止できる。このため、記録および再生不良やアームの損傷を防止でき、信頼性の高い情報記録再生装置を提供できる。
本発明によれば、
本発明の第1実施形態における情報記録再生装置の斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態における軸受装置の要部の拡大断面図である。 図3のB部拡大図である。 本発明の第2実施形態におけるシャフトおよびハブキャップの拡大斜視図である。 本発明の第3実施形態におけるシャフトおよびハブキャップの拡大斜視図である。 本発明のその他の実施形態における軸受装置の縦断面図である。
(第1実施形態)
次に、この発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
(情報記録再生装置)
図1は、情報記録再生装置の斜視図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
図1に示すように、情報記録再生装置1は、記録層を有するディスク(磁気記録媒体)Dに対して、書き込みおよび読み取りを行う装置である。
情報記録再生装置1は、アーム(回動部材)8と、アーム8の先端側に支持されたヘッドジンバルアセンブリ4と、ヘッドジンバルアセンブリ4の先端に装着されたスライダ2と、ヘッドジンバルアセンブリ4をスキャン移動させるアクチュエータ(VCM:ボイスコイルモータ)6と、ディスクDを回転させるスピンドルモータ7と、情報に応じて変調した電流をスライダ2に供給する制御部5と、これら各構成品を内部に収容するハウジング9と、を備えている。
ハウジング9は、アルミニウム等の金属材料からなり、上部に開口部を有する箱型形状のものであって、平面視四角形状の底部9aと、底部9aの周縁部から垂直に立設された周壁(不図示)とで構成されている。周壁に囲まれたハウジング9の内側には、上述した各構成品を収容する凹部が形成される。底部9aの略中心には、上述のスピンドルモータ7が取り付けられており、該スピンドルモータ7に中心孔を嵌め込むことでディスクDが着脱自在に固定されている。
ディスクDの側方には、軸受装置10が配置されている。図2に示すように、軸受装置10は、スリーブ(回動部材)8aに挿入され、スリーブ8aの外周面にアーム8が固着されている。図1に示すように、軸受装置10を挟んでアーム8の一方側は、上述したアクチュエータ6に接続されている。また、アーム8の他方側はディスクDの表面と平行に延設され、その先端にヘッドジンバルアセンブリ4が接続されている。
スリーブ8aは、転がり軸受30の外輪40の外周面を取り囲むように筒状に形成され、シャフト20(何れも後述する)と同軸状に配置されている。
ヘッドジンバルアセンブリ4は、サスペンション3と、サスペンション3の先端に装着され、ディスクDの表面に対向配置されたスライダ2と、を備えている。スライダ2は、ディスクDに対する情報の書き込み(記録)を行う記録素子と、ディスクDから情報の読み取り(再生)を行う再生素子とを備えている。
上述のように構成された情報記録再生装置1において、情報の記録または再生を行うには、まず、スピンドルモータ7を駆動し、中心軸L2の周りにディスクDを回転させる。
また、アクチュエータ6を駆動し、軸受装置10の中心軸L1の周りにアーム8を回動させる。これにより、ヘッドジンバルアセンブリ4の先端に配置されたスライダ2を、ディスクDの表面の各部にスキャン移動させることができる。そして、スライダ2の記録素子または再生素子を駆動することにより、ディスクDに対する情報の記録または再生を行うことができる。
(軸受装置)
図3は、軸受装置の要部の拡大断面図である。図2、図3に示すように、軸受装置10は、シャフト20と、シャフト20に外挿され、シャフト20の軸方向に並んで配置された一対の転がり軸受(第1転がり軸受31および第2転がり軸受32)と、シャフト20と同軸状に配置され、一対の転がり軸受31,32の前記軸方向の内側に配置された円筒状のスペーサ70と、シャフト20に接合され、転がり軸受31を前記軸方向の外側から覆うハブキャップ80と、を備えている。
なお、本願では、軸受装置10の中心軸(すなわちシャフト20の中心軸)L1に沿った方向を「軸方向」と呼ぶ。また本願では、一対の転がり軸受31,32の軸方向の内側(一対の転がり軸受31,32のうち一方の転がり軸受から見て他方の転がり軸受側、各転がり軸受31,32のスペーサ70側)を「軸方向の内側」と呼び、一対の転がり軸受31,32の軸方向の外側(一対の転がり軸受31,32のうち一方の転がり軸受から見て他方の転がり軸受の反対側、各転がり軸受31,32のスペーサ70とは反対側)を「軸方向の外側」と呼ぶ。
シャフト20は、例えばステンレス等の金属材料により略円柱形状に形成され、ハウジング9に接続されている。シャフト20の軸方向の一方側には、フランジ25が形成されている。また、シャフト20には、このシャフト20の軸方向の端面に開口する凹部27が形成されている。凹部27は、シャフト20を軸方向に貫通していて、シャフト20の軸方向の両端面に各別に開口している。凹部27は、中心軸L1と同軸に配置されている。
図2に示すように、軸受装置10は、転がり軸受30として、シャフト20の軸方向の一方側に配置された第1転がり軸受31と、シャフト20の軸方向の他方側に配置された第2転がり軸受32と、を備えている。
なお、第1転がり軸受31および第2転がり軸受32は同形状であって、面対象に配置されている。第1転がり軸受31は、内輪36の側面がフランジ25に当接した状態で配置されている。第1転がり軸受31は、フランジ25により軸方向の外側から覆われている。
図3に示すように、転がり軸受30は、シャフト20に固定された内輪36と、スペーサ70の軸方向の端面に当接する外輪40と、内輪36と外輪40との間に配置された複数の転動体35と、転動体35を転動自在に保持するリテーナ50と、転動体35の軸方向の両側に配置され内輪36と外輪40との隙間を封止するシールド(外側シールド60b)と、を備えている。そして、外輪40の外周面にスリーブ8aが外嵌固定されている。
内輪36および外輪40は、金属材料により略円筒形状に形成されている。
内輪36の外周面における軸方向の中心には、転動溝38が形成されている。転動溝38は、内輪36の全周にわたって形成されている。
外輪40の軸方向の中央付近には、外輪本体部45が形成されている。外輪本体部45の内周面のうち外輪40の軸方向の中心には、転動溝48が形成されている。転動溝48は、外輪本体部45の全周にわたって形成されている。
転動体35は、金属材料により球状に形成されている。転動体35は、各転動溝38,48の内部に配置され、各転動溝38,48に沿って転動するようになっている。
ここで、外輪本体部45の軸方向の外側には、外側シールド60bを保持する外側シールド保持部40bが形成されている。一方、外輪本体部45の軸方向の内側には、後述するスペーサ突部72を保持するスペーサ保持部40aが形成されている。
外輪40の外径は、外輪40の軸方向の全体について同等に形成されている。一方、外輪40の内径は、外輪本体部45の内径が最小となるように形成されている。スペーサ保持部40aの内径および外側シールド保持部40bの内径は同等であって、外輪本体部45の内径より大きく形成されている。
外側シールド60bは、外輪本体部45の軸方向の側面に当接する当接部63と、当接部63の径方向の内側に配置され、内輪36と外輪40との隙間を封止する封止部61と、当接部63と封止部61との間を連結する連結部62と、を備えている。また、外側シールド60bは、当接部63の外周から、転動体35とは反対方向に立設された爪部65を備えている。なお爪部65は、例えば外側シールド60bの周方向に等角度間隔で複数形成されている。
内輪36と外輪40との間に外側シールド60bを圧入すると、外輪40の外側シールド保持部40bの内周面に爪部65が当接し、外側シールド60bの径方向の内側に向かって爪部65が屈曲(弾性)変形する。これにより、外側シールド保持部40bの内周面に外側シールド60bが保持される。
図2に示すように、スペーサ70は、金属材料により円筒状に形成されている。スペーサ70の外径は、転がり軸受30の外輪40の外径より若干小さく形成されている。図3に示すように、スペーサ70の軸方向の両端面には、スペーサ突部72が形成されている。スペーサ突部72は、スペーサ70と同軸のリング状に形成されている。スペーサ突部72の外径は、外輪40のスペーサ保持部40aの内径と同等に形成されている。
ハブキャップ80は、例えばステンレス等の金属材料により軸方向からみて平面視略円環状に形成された板材であって、第2転がり軸受32を軸方向の外側から覆っている。ハブキャップ80における軸方向の内側を向く内面80aと第2転がり軸受32との間には、軸方向の微小隙間S1が設けられている。この微小隙間S1は、転がり軸受30に充填されたグリス等から発生したガスや塵埃が外部に放出されない寸法に設定されている。
また、ハブキャップ80の外径は、第2転がり軸受32の外径とほぼ同等に設定されている。一方、ハブキャップ80の内径は、シャフト20の外径よりもやや小さくなる程度に設定されている。これにより、ハブキャップ80は、シャフト20に圧入されることにより固定される。すなわち、シャフト20のハブキャップ80に対応する外周面は、圧入周面(第1圧入周面)21とされ、ハブキャップ80の内周面は、圧入周面(第2圧入周面)81とされる。
ここで、シャフト20の圧入周面21およびハブキャップ80の圧入周面81は、表面に旋盤加工を施すことにより形成されている。以下、圧入周面21,81の加工目(面粗さ)について詳述する。
図4は、図3のB部拡大図である。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部を認識可能な大きさとするため、各部の縮尺を適宜変更している。
図4に示すように、シャフト20の圧入周面21は、旋盤加工を施すことにより形成されているので、その加工目は山部21aと谷部21bとが順番に形成され、かつそれぞれ山部21aと谷部21bとが螺旋状に形成された状態になる。そして、圧入周面21は、山部21aのピッチP1が一定のピッチとなるように形成されている。なお、ピッチP1は、例えば約10μm程度に設定されている。
一方、ハブキャップ80の圧入周面81も、旋盤加工を施すことにより形成されているので、その加工目は山部81aと谷部81bとが順番に形成され、かつそれぞれ山部81aと谷部81bとが螺旋状に形成された状態になる。
ここで、圧入周面81は、全体のうちの一部の箇所における山部81aのピッチP2が、他の箇所における山部81aのピッチP3と異なるように形成されている。
なお、以下の説明においては、圧入周面81のうち、山部81aをピッチP2で形成した範囲を範囲Xと称し、山部81aをピッチP3で形成した範囲を範囲Yと称して説明する。
圧入周面81の範囲Xは、圧入周面81の全体のうち、第2転がり軸受32側(図4における下側)に設定されている。範囲Xに形成された山部81aのピッチP2は、シャフト20の圧入周面21に形成された山部21aのピッチP1と異なる寸法に設定されている。例えば、山部21aのピッチP1が約10μm程度に設定されている場合、範囲Xの山部81aのピッチP2は、約7μm程度に設定されている。
ここで、ピッチP1とピッチP2の寸法関係は、公約数が1のみとなるように設定することが望ましい。本第1実施形態の場合、ピッチP1を10μmとし、ピッチP2を7μmとすると、公約数は1のみとなる。
また、範囲Xは、ハブキャップ80の肉厚T1に対して少なくとも1/3の範囲に設定されている。すなわち、ハブキャップ80の肉厚T1を、例えば0.15mmとすると、ハブキャップ80の圧入周面81の全体のうち、少なくとも厚さ0.05mmの範囲が範囲Xとして設定される。なお、ハブキャップ80の肉厚T1に対する範囲Xの寸法は、上述の1/3に限られるものではなく、1/3よりも小さくてもよい。
一方、圧入周面81の範囲Yは、圧入周面81の全体のうち、第2転がり軸受32とは反対側(図4における上側)に設定されている。範囲Yに形成された山部81aのピッチP3は、シャフト20の圧入周面21に形成された山部21aのピッチP1とほぼ同一となるように設定されている。すなわち、山部21aのピッチP1が約10μm程度に設定されている場合、範囲Yの山部81aのピッチP3も、約10μm程度に設定される。
(ハブキャップの組み付け時の作用)
次に、シャフト20にハブキャップ80を組み付ける際の作用について説明する。
まず、シャフト20に、ハブキャップ80を第2転がり軸受32の軸方向外側(図4における上側)から第2転がり軸受32側(図4における下側)に向けて圧入する。すると、まず、シャフト20の圧入周面21に、ハブキャップ80の圧入周面81における範囲Xが接触する。そして、そのままシャフト20にハブキャップ80を圧入していく。
このとき、シャフト20の圧入周面21における山部21aのピッチP1と、ハブキャップ80の圧入周面81のうち、範囲Xの山部81aのピッチP2は、互いに異なるピッチに設定されているので、ハブキャップ80の圧入過程において、圧入周面21の山部21aと圧入周面81の山部81aとが常時当接することになる。換言すれば、シャフト20の圧入周面21における谷部21bに、ハブキャップ80の山部81aが嵌り込むことがない。このため、ハブキャップ80の圧入過程において、ハブキャップ80が滑らかに運動する。
そして、このような状態を維持しつつ、ハブキャップ80を圧入し、ハブキャップ80の内面80aと第2転がり軸受32との間の微小隙間S1が所定寸法に達したところでハブキャップ80の圧入動作を停止する。これにより、シャフト20へのハブキャップ80の組み付けが完了する。
ここで、前述したように、ピッチP1とピッチP2の寸法関係は、公約数が1のみとなるように設定することが望ましい。公約数が1以外に存在する場合、シャフト20の圧入周面21の谷部21bに、ハブキャップ80の山部81aが丁度2つ、またはそれ以上存在することになる。このような場合、シャフト20の圧入周面21の谷部21bに、ハブキャップ80の山部81aが丁度2つ、またはそれ以上嵌り込むことになり、ハブキャップ80の圧入過程において、ハブキャップ80にスティックスリップが生じるおそれがある。
このように、上述の第1実施形態では、ハブキャップ80の圧入周面81のうち、一部の箇所(範囲X)の山部81aのピッチP2が、シャフト20の圧入周面21における山部21aのピッチP1と異なるように設定されている。このため、ハブキャップ80の圧入周面81の範囲Xでは、ハブキャップ80の圧入過程において、圧入周面21の山部21aと圧入周面81の山部81aとが常時当接することになる。よって、ハブキャップ80の圧入過程において、ハブキャップ80を滑らかに運動させることができ、ハブキャップ80の内面80aと第2転がり軸受32との間の微小隙間S1を高精度に管理することが可能になる。
また、ハブキャップ80の圧入周面81を加工するにあたって、範囲Xの山部81aのピッチP2は、例えば約7μm程度に設定されているのに対し、範囲Yの山部81aのピッチP3は、例えば約10μm程度に設定されている。このように、範囲Xの山部81aのピッチP2を細かく設定する一方、範囲Yの山部81aのピッチP3を粗く設定することにより、ハブキャップ80の圧入周面81の全体を高精度(例えば、ピッチ間隔7μm)に仕上げるよりも加工工数を短縮できる。このため、ハブキャップ80の製造コストを低減できる。
ここで、ハブキャップ80の圧入周面81全体の山部81aのピッチを、シャフト20の圧入周面21における山部21aのピッチP1と異なるように設定することも可能である。
なお、上述の第1実施形態では、シャフト20の圧入周面21は、山部21aのピッチP1が一定のピッチとなるように形成されている一方、ハブキャップ80の圧入周面81は、一部(範囲X)の山部81aのピッチP2がピッチP1と異なるピッチとなるように形成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ハブキャップ80の圧入周面81を、山部81aが一定のピッチとなるように形成する一方、シャフト20の圧入周面21を、一部の山部21aのピッチがハブキャップ80の山部81aのピッチと異なるように形成してもよい。
なお、シャフト20の加工は、ハブキャップ80の加工と比較して加工コストがかかるので、ハブキャップ80の山部81aのピッチを変化させた方が、加工コストを低減できる。
また、上述の第1実施形態では、シャフト20の圧入周面21における山部21aのピッチP1を、例えば約10μm程度に設定し、ハブキャップ80の圧入周面81における範囲Xの山部81aのピッチP2を、例えば約7μm程度に設定した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、各ピッチP1,P2の寸法が互いに異なっていればよく、それぞれの寸法を任意に設定することが可能である。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、図5に基づいて説明する。
図5は、第2実施形態におけるシャフトおよびハブキャップの拡大斜視図である。なお、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。
図5に示すように、この第2実施形態では、シャフト20の圧入周面21とハブキャップ80の圧入周面81とが旋盤加工を施すことにより形成されている点等は、前述の第1実施形態と同様である。しかしながら、シャフト20の圧入周面21に形成される山部21aおよび谷部21bの旋回方向と、ハブキャップ80の圧入周面81に形成される山部81aおよび谷部81bの旋回方向とが、互いに逆向きに設定されており、この点、前述の第1実施形態と相違する。
シャフト20の山部21aおよび谷部21bの旋回方向と、ハブキャップ80の山部81aおよび谷部81bの旋回方向とが逆向きになるように形成するには、旋盤加工機(不図示)で加工する際、この旋盤加工機にチャックした母材(シャフト20、ハブキャップ80)の回転方向を、それぞれ逆回転にして加工すればよい。
このように、シャフト20の山部21aおよび谷部21bの旋回方向と、ハブキャップ80の山部81aおよび谷部81bの旋回方向とを互いに逆向きにすると、ハブキャップ80の圧入過程において、シャフト20の圧入周面21の谷部21bに、ハブキャップ80の山部81aが嵌り込むことがない。つまり、ハブキャップ80の圧入過程において、圧入周面21の山部21aと圧入周面81の山部81aとが常時当接することになる。
したがって、上述の第2実施形態によれば、シャフト20の山部21aのピッチP4と、ハブキャップ80の山部81aのピッチP5とが同一であっても、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上述の第1実施形態および第2実施形態では、シャフト20のハブキャップ80に対応する外周面を、圧入周面(第1圧入周面)21とした場合について説明した。しかしながら、シャフト20の外周面の軸方向全体を圧入周面21と同様に加工してもよい。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を、図6に基づいて説明する。
図6は、第3実施形態におけるシャフトおよびハブキャップの拡大斜視図である。
同図に示すように、この第3実施形態では、ハブキャップ80の圧入周面81を、旋盤加工を施すことにより形成する点等は、前述の第1実施形態と同様である。しかしながら、シャフト20の圧入周面21には、ローレット加工を施すことによりローレット加工部91が形成されており、この点、前述の第1実施形態と相違する。
ローレット加工部91は、加工目の山部91aにおける稜線が中心軸L1に沿うように形成されている。
このような構成のもと、ハブキャップ80の圧入過程において、ローレット加工部91の山部91aと、ハブキャップ80の圧入周面81における山部81aとが常時当接する。
したがって、上述の第3実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上述の第3実施形態では、シャフト20の圧入周面21にローレット加工を施した場合について説明したが、ハブキャップ80の圧入周面81にローレット加工を施してもよい。
また、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の各実施形態では、シャフト20にハブキャップ80を圧入することにより、ハブキャップ80を組み付ける場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、図7に示すように、スリーブ8aにハブキャップ80を圧入するようにしてもよい。
この場合、ハブキャップ80の内径は、第2転がり軸受32の内径(シャフト20の外径)よりもやや大きくなる程度に設定される。一方、ハブキャップ80の外径は、スリーブ8aの内径よりもやや小さくなる程度に設定される。これにより、ハブキャップ80は、スリーブ8aに圧入されることにより固定される。すなわち、スリーブ8aのハブキャップ80に対応する内周面は、圧入周面(第1圧入周面)8bとされ、ハブキャップ80の外周面は、圧入周面(第2圧入周面)82とされる。
また、上述の実施形態では、軸受装置10は、転がり軸受30の外輪40の外周面に外嵌固定されたスリーブ8aを有し、このスリーブ8aの外周面に、アーム8が固着されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、外輪40の外周面に、直接アーム8を外嵌固定してもよい。この場合、アーム8にハブキャップ80を圧入するようにしてもよい。すなわち、アーム8のハブキャップ80に対応する内周面を、圧入周面(第1圧入周面)8bとしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、一対の転がり軸受31,32の軸方向の内側に配置された円筒状のスペーサ70とスリーブ8aとが別体になっている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、スリーブ8aとスペーサ70とを一体成形してもよい。また、スペーサ70の形状も、任意に設計することが可能である。
さらに、一対の転がり軸受31,32の間に隙間を確保するために、スペーサ70を設けずに、以下のように構成してもよい。すなわち、各転がり軸受31,32の外輪40を、軸方向の内側に所定長さ(例えば、スペーサ70の軸方向の長さの約1/2の長さ)だけ延出形成する。そして、各転がり軸受31,32の外輪40における軸方向の内側端同士を当接させる。これにより、一対の転がり軸受31,32の間に隙間を確保するように構成してもよい。
1…情報記録再生装置
2…スライダ
8…アーム(回動部材)
8a…スリーブ(回動部材)
8b,21…圧入周面(第1圧入周面)
9…ハウジング
10…軸受装置
20…シャフト
21a,81a…山部
30…転がり軸受
31…第1転がり軸受
32…第2転がり軸受
80…ハブキャップ
81,82…圧入周面(第2圧入周面)
91…ローレット加工部
P1…ピッチ(第1ピッチ)
P2…ピッチ(第2ピッチ)
P3,P4…ピッチ
D…ディスク(磁気記録媒体)

Claims (6)

  1. シャフトと、
    前記シャフトに外挿入される転がり軸受と、
    前記転がり軸受の外周面を取り囲むように形成されて前記シャフトと同軸状に配置され、前記シャフトに対して回動可能に設けられた回動部材と、
    前記シャフトの外周面および前記回動部材の内周面の何れか一方に対して圧入され、前記転がり軸受を前記シャフトの軸方向の外側から覆うハブキャップと、を備え、
    前記シャフトの外周面および前記回動部材の内周面のうち、前記ハブキャップが圧入される周面となる第1圧入周面と、前記ハブキャップの内周面および外周面の何れか一方であり、前記第1圧入周面に圧入される周面となる第2圧入周面は、前記第1圧入周面と前記第2圧入周面とが圧入された状態において、それぞれの加工目の山部同士が当接するように形成されており、
    前記第1圧入周面および前記第2圧入周面は、それぞれ旋盤加工を施すことにより形成されており、
    前記第1圧入周面の前記山部の第1ピッチと、前記第2圧入周面の前記山部の第2ピッチは、互いのピッチの少なくとも一部が異なるように設定されていることを特徴とする軸受装置
  2. 前記第1ピッチを一定に設定し、前記第2ピッチの少なくとも一部を、前記第1ピッチと異なるピッチに設定したことを特徴とする請求項に記載の軸受装置。
  3. 前記第1圧入周面および前記第2圧入周面は、それぞれ旋盤加工を施すことにより形成されており、
    前記第1圧入周面の加工目の旋回方向と、前記第2圧入周面の加工目の旋回方向とが、互いに逆向きに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  4. 前記第1圧入周面および前記第2圧入周面の何れか一方に、前記山部の稜線が前記軸方向に沿うようにローレット加工を施したことを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  5. 前記第1圧入周面に、ローレット加工を施したことを特徴とする請求項に記載の軸受装置。
  6. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の軸受装置と、
    前記軸受装置の端部を支持するハウジングと、
    前記回動部材に装着され、磁気記録媒体との間で情報の記録および再生を行うスライダと、を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
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