[go: up one dir, main page]

JP6229286B2 - 液体噴射装置、医療機器 - Google Patents

液体噴射装置、医療機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6229286B2
JP6229286B2 JP2013071219A JP2013071219A JP6229286B2 JP 6229286 B2 JP6229286 B2 JP 6229286B2 JP 2013071219 A JP2013071219 A JP 2013071219A JP 2013071219 A JP2013071219 A JP 2013071219A JP 6229286 B2 JP6229286 B2 JP 6229286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
liquid
suction
volume
ejecting apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013071219A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014193578A (ja
Inventor
小島 英揮
英揮 小島
和見 内田
和見 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013071219A priority Critical patent/JP6229286B2/ja
Priority to CN201410120755.5A priority patent/CN104068917A/zh
Priority to US14/227,902 priority patent/US9662135B2/en
Priority to EP14161975.9A priority patent/EP2783646B1/en
Publication of JP2014193578A publication Critical patent/JP2014193578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6229286B2 publication Critical patent/JP6229286B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203Fluid jet cutting instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203Fluid jet cutting instruments
    • A61B2017/32032Fluid jet cutting instruments using cavitation of the fluid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2218/00Details of surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2218/001Details of surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body having means for irrigation and/or aspiration of substances to and/or from the surgical site
    • A61B2218/007Aspiration
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2560/00Constructional details of operational features of apparatus; Accessories for medical measuring apparatus
    • A61B2560/02Operational features

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

本発明は、液体の噴射に関する。
圧電素子を用いたアクチュエーターを用いて液体室の容積を変動させ、液体室の液体の圧力に脈動を発生させることによって、間欠的に液体を噴射する液体噴射装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2008−82202号公報
上記先行技術が有する課題は、液体室に気泡が溜まりやすいことである。液体室の気泡は、液体室の容積変動によって、液体室内の液体から発生する。液体室に気泡が溜まると、液体室の容積変動が気泡の容積変動に吸収されてしまい、適切な脈動を発生させることができないことがある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためのものであり、以下の形態として実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、液体噴射装置が提供される。この液体噴射装置は、液体室内の容積を変動させる容積変動部と;第1流路を通じて、前記液体室に液体を供給する液体供給部と;前記容積変動部と連通する第2流路と連通し、液体を噴射口から噴射する噴射管とを備え;前記第2流路の断面積は、前記第1流路の断面積の5倍以上であり;前記第1及び第2流路は、前記容積変動部の中心付近を介して対向するように配置されている。この形態によれば、液体室内の気泡が、噴射管を通じて排出されやすくなる。第1及び第2流路が、容積変動部の中心付近を介して対向するように配置されているので、液体室内の流れが澱みにくく、加えて、第2流路の断面積が第1流路の断面積の5倍以上なので、気泡が噴射管に流入しやすいからである。
(2)上記形態において、前記第2流路は、前記第1流路よりも、前記液体室の縁の近くに配置されている。この形態によれば、液体室内の気泡が更に排出されやすくなる。第2流路が第1流路よりも液体室の縁の近くに配置されているので、第2流路と液体室の縁との間に気泡が溜まることが抑制されるからである。
(3)上記形態において、前記第2流路が前記第1流路よりも上に位置する状態で使用することように誘導する誘導部を備える。この形態によれば、液体室内の気泡が更に排出されやすくなる。第2流路が第1流路よりも上に位置する状態で使用することように誘導することによって、第2流路が第1流路よりも上に位置する状態で使用される可能性が高くなる。第2流路が第1流路よりも上に位置する状態で使用されれば、重力の影響によって気泡が浮力により第2流路の付近に移動しやすくなる。この結果、上記効果を得ることができる。
(4)上記形態において、前記噴射口周辺の液体を吸引するための吸引流路と;前記噴射管の少なくとも一部と、前記液体供給流路の少なくとも一部と、前記容積変動部と、前記吸引流路の少なくとも一部とを収容する収容器と;前記吸引流路による吸引の程度を調整するための吸引調整機構とを備え;前記吸引調整機構は、前記収容器に設けられた操作部を有し;前記誘導部は、前記操作部である。この形態によれば、操作部を利用して上記誘導を実現できる。
(5)上記形態において、前記噴射管の少なくとも一部と、前記液体供給流路の少なくとも一部と、前記容積変動部とを収容する収容器を備え;前記誘導部は、前記収容器に設けられたグリップである。この形態によれば、グリップを利用して上記誘導を実現できる。
(6)上記形態において、前記噴射管の一部と、前記液体供給流路の少なくとも一部と、前記容積変動部とを収容する収容器を備え;前記誘導部は、前記噴射管の一部として、前記収容器の外部に位置する湾曲部である。この形態によれば、湾曲部を利用して上記誘導を実現できる。
(7)液体噴射装置は、液体室内の液体に脈動を発生させる容積変動部と;第1流路を通じて、前記液体室に液体を供給する液体供給部と;前記脈動が発生した液体の供給を、第2流路を通じて前記容積変動部から受け、供給された液体を噴射口から噴射する噴射管と;前記容積変動部の上下を規定する上下規定部とを備え;前記第2流路の断面積は、前記第1流路の断面積よりも大きく;前記第2流路は、前記上下規定部による規定を基準に、前記第1流路よりも上に配置されている。この形態によれば、液体室内の気泡が、噴射管を通じて排出されやすくなる。第2流路が第1流路よりも上に配置されており、加えて、第2流路の断面積が第1流路の断面積よりも大きいからである。
(8)上記形態の液体噴射装置を用いた医療機器。この形態によれば、液体室に気泡が溜まりにくい液体噴射装置を用いた医療機器を提供できる。
先述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものという訳ではなく、先述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、先述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、先述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を先述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
例えば、本発明の一形態は、容積変動部と、液体供給部と、噴射管との要素の内の一部または全部の要素を備えた装置として実現可能である。この装置は、容積変動部を有していてもよく、有していなくてもよい。装置は、液体供給部を有していてもよく、有していなくてもよい。装置は、噴射管を有していてもよく、有していなくてもよい。容積変動部は、例えば、液体室内の容積を変動させてもよい。液体供給部は、例えば、第1流路を通じて、前記液体室に液体を供給してもよい。噴射管は、例えば、前記容積変動部と連通する第2流路と連通し、液体を噴射口から噴射してもよい。前記第2流路の断面積は、前記第1流路の断面積の5倍以上であってもよい。前記第1流路および前記第2流路は、前記容積変動部の中心付近を介して対向するように配置されてもよい。こうした装置は、例えば液体噴射装置として実現できるが、液体噴射装置以外の他の装置としても実現可能である。このような形態によれば、装置の小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等の種々の課題の少なくとも1つを解決できる。先述した液体噴射装置の各形態の技術的特徴の一部又は全部は、いずれもこの装置に適用できる。
本発明は、上記以外の種々の形態でも実現できる。例えば、液体噴射方法、手術方法、これらの方法を実現するためのプログラム、これらのプログラムを記憶した記憶媒体等の形態で実現できる。
実施形態1の液体噴射装置の構成図。 ハンドピースの内部構造図。 実施形態2の液体噴射装置の構成図。 実施形態3の液体噴射装置の構成図。
図1は、液体噴射装置10の構成を示す。液体噴射装置10は、医療機関において利用される医療機器であり、患部に対して液体を噴射することによって、患部を切開または切除する機能を有する。
液体噴射装置10は、ハンドピース20と、液体供給機構50と、吸引装置60と、制御部70と、液体容器80とを備えている。液体供給機構50及び液体容器80は、接続チューブ51によって互いに接続されている。液体供給機構50及びハンドピース20は、液体供給流路52によって互いに接続されている。接続チューブ51及び液体供給流路52の少なくとも一部は、樹脂によって形成されている。接続チューブ51及び液体供給流路52の少なくとも一部は、樹脂以外の材料(例えばゴムや金属など)によって形成されてもよい。
液体容器80は、生理食塩水を貯留する。液体供給機構50は、接続チューブ51を介して液体容器80から吸引した液体を、液体供給流路52を介してハンドピース20に供給する。
ハンドピース20は、液体噴射装置10の使用者が手に持って操作する器具である。ハンドピース20に内蔵された脈動発生部30は、液体供給機構50から液体供給流路52を介してハンドピース20に供給された液体の圧力の脈動を発生させる。圧力の脈動が発生した液体は、噴射管55に供給される。噴射管55に供給された液体は、噴射口58から間欠的に噴射される。使用者は、噴射口58から噴射される液体を患部に当てることによって、患部の切開または切除を行う。噴射管55は、ステンレスによって形成されている。噴射管55の少なくとも一部は、真鍮等の他の金属や強化プラスチックなど、所定以上の剛性を有する他の材料によって形成されてもよい。
制御部70は、信号ケーブル72を介して脈動発生部30に駆動信号を送信する。制御部70は、制御ケーブル71を介して液体供給機構50を制御することによって、脈動発生部30に供給される液体の流量を制御する。制御部70には、フットスイッチ75が接続されている。使用者がフットスイッチ75をオンにすると、制御部70は、液体供給機構50を制御して、脈動発生部30への液体の供給を実行させるとともに、脈動発生部30に駆動信号を送信して、脈動発生部30に供給された液体の圧力に脈動を発生させる。
吸引装置60は、噴射口58周辺の液体や切除物を吸引するためのものである。吸引装置60及びハンドピース20は、吸引流路62によって互いに接続されている。吸引流路62は、ハンドピース20内を貫通して、噴射管55の先端近傍において開口する。吸引流路62は、ハンドピース20内において噴射管55に覆い被さることによって、図1のA矢視図に示すように噴射管55の壁と吸引流路62の壁とが、略同心の円筒を形成する。噴射管55の外壁と吸引流路62の内壁との間には、吸引流路62の先端である吸引口64から吸引された吸引物が流れる流路が形成される。吸引物は、吸引流路62を介して吸引装置60に吸引される。
図2は、ハンドピース20の内部構造を示す。ハンドピース20は、脈動発生部30と、入口流路40と、出口流路41と、接続チューブ54とを内蔵すると共に、吸引力調整機構65を備える。
脈動発生部30は、図2の下部に示されるように、第1ケース31、第2ケース32、第3ケース33、ボルト34、圧電素子35、補強板36、ダイアフラム37、パッキン38、入口流路40及び出口流路41を備える。第1ケース31及び第2ケース32は、互いに対向して接合されている。第1ケース31は筒状部材である。第1ケース31の一方の端部は、第3ケース33をボルト34で固定することによって密閉されている。第1ケース31の内部に形成される空間に、圧電素子35が配置されている。
圧電素子35は、積層型圧電素子である。圧電素子35の一端は、補強板36を介してダイアフラム37に固着している。圧電素子35の他端は、第3ケース33に固着している。ダイアフラム37は、金属薄膜によって作製されており、周縁部が第1ケース31に固着している。ダイアフラム37と第2ケース32との間には、液体室39が形成される。液体室39は、圧電素子35の駆動によって容積が変動する。
信号ケーブル72は、ハンドピース20の後端部22から挿入される。2本の電極線74は、信号ケーブル72に収容されており、脈動発生部30内の圧電素子35に接続される。制御部70から送信された駆動信号は、信号ケーブル72内の電極線74を介して圧電素子35に送信される。圧電素子35は、駆動信号に基づいて伸縮する。
第2ケース32には、液体が流入する入口流路40が接続される。入口流路40は、U字状に曲げられ、ハンドピース20の後端部22に向かって延びる。入口流路40には、液体供給流路52が接続されている。液体供給機構50から供給された液体は、液体供給流路52を介して液体室39に供給される。
圧電素子35が所定の周波数(例えば10〜1000Hz)で伸縮すると、ダイアフラム37が振動する。ダイアフラム37が振動すると、液体室39の容積が変動し、液体室内の液体の圧力が脈動する。液体室39を通過した液体は、出口流路41から流出する。
出口流路41は、第2ケース32に接続される。出口流路41には、接続チューブ54を介して噴射管55が接続されている。出口流路41に流出した液体は、接続チューブ54、噴射管55を通って噴射口58から噴射する。
一方、吸引力調整機構65は、吸引流路62が吸引口64から液体等を吸引する力を調整するためのものである。吸引力調整機構65は、操作部66と孔67とを備える。孔67は、吸引流路62と操作部66とを繋ぐ貫通孔である。使用者がハンドピース20を把持した手の指で孔67を開閉すると、その開閉度合いによって、孔67を介して吸引流路62内に流入する空気の量が調整され、ひいては吸引口64の吸引力が調整される。吸引力の調整は、吸引装置60による制御によっても実現できる。
孔67が鉛直方向の上向きに向けられた場合、重力によって、孔67から外部に吸引物が排出されにくくなるので好ましい。この現象は、孔67が鉛直方向の上向きとなる姿勢でハンドピース20を把持するように、使用者を誘導する。以下、孔67の軸線方向を「上下方向」と規定し、孔67と吸引流路62との接続箇所から、孔67の開口部への向きを「上下方向の上向き」と規定する。以下、単に「上向き」という場合、上下方向の上向きのことを指す。
液体噴射装置10は、孔67が上向きの場合に、吸引力調整機構65の機能や操作性が好ましくなるように各構成の位置が決定されている。但し、吸引力調整機構65は、使用時におけるハンドピース20の仕方を、使用者に強制する訳ではない。
図2のB−B断面図に示されるように、液体室39及び出口流路41の接続部位(以下「出口部位」という)、並びに液体室39及び入口流路40の接続部位(以下「入口部位」という)は、液体室39の中心付近を介して対向するように配置されている。出口部位は、入口部位に対して上に配置される。よって、重力の影響によって気泡が浮力により出口部位付近に移動しやすくなり、気泡の排出が促進される。なお、上下の関係において、真上、真下の位置関係には限らず、高い低いの関係も含まれる。出口部位の流路面積S1は、入口部位の流路面積S2よりも大きく、例えば5倍である。この配置と流路面積の違いとによって、液体室39の容積変動の際に、入口流路40への液体の逆流が抑制され、且つ、液体室39から入口流路40への気泡の排出が促進される。以上のことから、液体の充填時に排出される気泡残りや使用時中の混入気泡の排出が促進され、液体室39内の液体の圧力が適正に脈動する。尚、液体室39の中心付近とは、入口部位と出口部位とが接続される液体室39の側面の中心であって、中心から側面までの距離をtとしたときに0.25tの範囲内にあることを示している。
図2のB−B断面図に示されるように、出口部位の内壁から液体室39の縁までの距離G1は、入口部位の内壁から液体室39の縁までの距離G2よりも短い。これによって、出口流路41の内壁から液体室39の縁までの間に気泡が滞留しにくくなる。
実施形態1と特許請求の範囲との対応関係を説明する。ハンドピース20が収容器に、圧電素子35とダイアフラム37とが容積変動部に、入口流路40が第1流路に、出口流路41が第2流路に、液体供給機構50が液体供給部に、吸引力調整機構65が誘導部と上下規定部とに、それぞれ対応する。
図3は、実施形態2における液体噴射装置10aの構成を示す。液体噴射装置10aが実施形態1の液体噴射装置10に対して異なる点は、ハンドピース20の代わりにハンドピース20aを備えることである。
ハンドピース20aは、図3に示されるように外面に凹や凸の形状を含むリップ68を備える。グリップ68は、ハンドピース20aを把持しやすくすると共に、出口流路41が入口流路40よりも上に位置する姿勢でハンドピース20を把持するように使用者を誘導する。つまり、グリップ68は、特許請求の範囲の誘導部に対応する。
図4は、実施形態3における液体噴射装置10bの構成を示す。液体噴射装置10bが実施形態1の液体噴射装置10と異なる点は、ハンドピース20の代わりにハンドピース20bを備えることである。
ハンドピース20bは、図4に示されるように湾曲部69を備える。湾曲部69は、噴射管55の一部であり、ハンドピース20bから露出した部位において湾曲した部位である。湾曲部69は、特定平面に平行な方向に曲がっており、特定平面に直交する方向には曲がっていない。特定平面とは、上下方向と、真っ直ぐな部位における噴射管55の軸線とを含む平面のことである。
湾曲部69は、狙いの位置に液体が噴射されることを容易にすると共に、出口流路41が入口流路40よりも上に位置する姿勢でハンドピース20を把持するように使用者を誘導する。つまり、湾曲部69は、特許請求の範囲の誘導部に対応する。
本発明は、本明細書の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下のものが例示される。
誘導部を実現する手法は、複数のものを組み合わせてもよい。例えば、吸引力調整機構と、グリップと、湾曲部とから2つ又は3つを組み合わせてもし、その他の手法を更に組み合わせてもよい。
出口流路の面積は、入口流路の面積に対して5倍より小さくてもよいし、大きくてもよい。
上下方向を示す矢印や文字などの線画をハンドピースに描くことによって上下方向を規定してもよい。
ハンドピースの断面形状を楕円にして、ハンドピースの先端部において、楕円の中心よりも上から噴射管を引き出すことによって、ハンドピースの上下方向を規定してもよい。
ハンドピースに傾斜センサーや水準器を搭載し、これらの測定結果を利用して上下方向を使用者に報知してもよい。
ハンドピースの外部に設けられたセンサーを用いてハンドピースの姿勢を読み取って、上下方向を使用者に報知してもよい。
上下規定部は、ハンドピース単体が発揮する機能によって実現してもよい。
上下規定部は、ハンドピース以外の機器であって、液体噴射装置に含まれる機器が発揮する機能によって実現してもよい。
上下規定部は、液体噴射装置と別装置とが協働して発揮する機能によって実現してもよい。
上下規定部は、使用者が液体噴射装置を使用する際の収容器の使用方向として上下方向を規定してもよい。
上下規定部は、収容器の方向によって液体噴射装置の機能・特性が変化する場合には、機能・特性が好適に発揮される収容器の方向を基準として収容器の上下方向を規定してもよい。
上下規定部は、液体噴射装置の使用者の視覚、触覚、聴覚等の五感の少なくとも何れか1つに対して、収容器の上下方向を規定する情報を使用者に提供してもよい。
上下規定部は、液体噴射装置が備える種々の要素を利用して、収容器を所定の姿勢にして使用することを使用者に誘導してもよい。種々の要素とは、形状、模様、色彩、線画、文字、マーク、音、光、操作性、デザインなどである。
上下規定部は、液体噴射装置が備える種々の要素によって、使用者が予め規定した上下方向以外の方向で使用することを抑制してもよい。
液体噴射装置は、医療機器以外に利用されてもよい。
例えば、液体噴射装置は、噴射した液体によって汚れを除去する洗浄装置に利用されてもよい。
液体噴射装置は、噴射した液体によって線などを描く描画装置に利用されてもよい。
10…液体噴射装置
10a…液体噴射装置
10b…液体噴射装置
20…ハンドピース
20a…ハンドピース
20b…ハンドピース
22…後端部
24…先端部
30…脈動発生部
31…第1ケース
32…第2ケース
33…第3ケース
34…ボルト
35…圧電素子
36…補強板
37…ダイアフラム
38…パッキン
39…液体室
40…入口流路
41…出口流路
50…液体供給機構
51…接続チューブ
52…液体供給流路
54…接続チューブ
55…噴射管
58…噴射口
60…吸引装置
62…吸引流路
64…吸引口
65…吸引力調整機構
66…操作部
67…孔
68…グリップ
69…湾曲部
70…制御部
71…制御ケーブル
72…信号ケーブル
74…電極線
75…フットスイッチ
80…液体容器

Claims (4)

  1. 液体室内の容積を変動させる容積変動部と、
    第1流路を通じて、前記液体室に液体を供給する液体供給部と、
    前記容積変動部と連通する第2流路と連通し、液体を噴射口から噴射する噴射管と
    前記第2流路が前記第1流路よりも上に位置する状態で使用するうに誘導する誘導部と、
    前記噴射口周辺の液体を吸引するための吸引流路と、
    前記噴射管の少なくとも一部と、前記第1流路の少なくとも一部と、前記容積変動部と、前記吸引流路の少なくとも一部とを収容する収容器と、
    前記吸引流路による吸引の程度を調整するための吸引調整機構とを備え、
    前記第2流路の断面積は、前記第1流路の断面積の5倍以上であり、
    前記第1及び第2流路は、前記容積変動部の中心付近を介して対向するように配置され
    前記吸引調整機構は、前記収容器に設けられた操作部を有し、
    前記誘導部は、前記操作部である
    液体噴射装置。
  2. 前記第2流路は、前記第1流路よりも、前記液体室の縁の近くに配置されている
    請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 液体室内の液体に脈動を発生させる容積変動部と、
    第1流路を通じて、前記液体室に液体を供給する液体供給部と、
    前記脈動が発生した液体の供給を、第2流路を通じて前記容積変動部から受け、供給された液体を噴射口から噴射する噴射管と、
    前記容積変動部の上下を規定する上下規定部と
    前記第2流路が前記第1流路よりも上に位置する状態で使用するように誘導する誘導部と、
    前記噴射口周辺の液体を吸引するための吸引流路と、
    前記噴射管の少なくとも一部と、前記第1流路の少なくとも一部と、前記容積変動部と、前記吸引流路の少なくとも一部とを収容する収容器と、
    前記吸引流路による吸引の程度を調整するための吸引調整機構とを備え、
    前記第2流路の断面積は、前記第1流路の断面積よりも大きく、
    前記第2流路は、前記上下規定部による規定を基準に、前記第1流路よりも上に配置され
    前記吸引調整機構は、前記収容器に設けられた操作部を有し、
    前記誘導部は、前記操作部である
    液体噴射装置。
  4. 請求項1から請求項の何れか一項に記載の液体噴射装置を用いた医療機器。
JP2013071219A 2013-03-29 2013-03-29 液体噴射装置、医療機器 Expired - Fee Related JP6229286B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013071219A JP6229286B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 液体噴射装置、医療機器
CN201410120755.5A CN104068917A (zh) 2013-03-29 2014-03-27 液体喷射装置以及医疗设备
US14/227,902 US9662135B2 (en) 2013-03-29 2014-03-27 Fluid ejection device and medical apparatus
EP14161975.9A EP2783646B1 (en) 2013-03-29 2014-03-27 Fluid ejection device and medical apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013071219A JP6229286B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 液体噴射装置、医療機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014193578A JP2014193578A (ja) 2014-10-09
JP6229286B2 true JP6229286B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=50382336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013071219A Expired - Fee Related JP6229286B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 液体噴射装置、医療機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9662135B2 (ja)
EP (1) EP2783646B1 (ja)
JP (1) JP6229286B2 (ja)
CN (1) CN104068917A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014206088A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置および医療機器
JP2015198865A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置
JP2015198862A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置
JP2015198864A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置
CN110049735B (zh) * 2016-10-12 2022-10-28 波士顿科学国际有限公司 血栓清除导管
JP7272161B2 (ja) * 2019-07-31 2023-05-12 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP7443845B2 (ja) * 2020-03-16 2024-03-06 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61279239A (ja) 1985-06-04 1986-12-10 日本赤外線工業株式会社 超音波手術装置
US5222939A (en) * 1992-04-09 1993-06-29 Jonathan Tiefenbrun Instrument and associated method for applying biologically effective composition during surgery
US5308673A (en) * 1992-05-07 1994-05-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Stitchbonded absorbent articles and method of making same
EP0895459B1 (de) * 1996-04-25 2001-11-14 Karl Storz GmbH & Co. KG Chirurgisches instrumentensystem
DE102004021035B3 (de) * 2004-04-07 2005-11-17 Erbe Elektromedizin Gmbh Gerät für die Wasserstrahlchirurgie
JP2007151783A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Kosuke Noda 吸引機能付きスパーテル
JP5082049B2 (ja) 2006-09-26 2012-11-28 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置および手術具
JP5115088B2 (ja) * 2007-08-10 2013-01-09 セイコーエプソン株式会社 手術具
JP5050982B2 (ja) * 2008-04-24 2012-10-17 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置および手術用メス
JP5320906B2 (ja) 2008-08-28 2013-10-23 セイコーエプソン株式会社 流体噴射手術器具および流体噴射方法
JP2010059792A (ja) 2008-09-01 2010-03-18 Seiko Epson Corp 流体噴射装置、流体噴射ユニット、制御装置、流体噴射装置の制御方法および手術装置
JP2010057531A (ja) 2008-09-01 2010-03-18 Seiko Epson Corp 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法および手術装置
JP5277802B2 (ja) 2008-09-05 2013-08-28 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置および手術メス
JP5293031B2 (ja) * 2008-09-16 2013-09-18 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置および手術用器具
JP4752892B2 (ja) 2008-09-30 2011-08-17 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置および手術器具
JP4778545B2 (ja) 2008-10-20 2011-09-21 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置
JP5540760B2 (ja) * 2010-02-22 2014-07-02 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP5585369B2 (ja) 2010-10-12 2014-09-10 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置、および医療機器
JP2012145031A (ja) 2011-01-12 2012-08-02 Seiko Epson Corp ポンプ、流体噴射装置、医療機器
JP5870565B2 (ja) * 2011-09-08 2016-03-01 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
CN102602142B (zh) 2011-01-18 2016-03-02 精工爱普生株式会社 液体喷射装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9662135B2 (en) 2017-05-30
JP2014193578A (ja) 2014-10-09
EP2783646A1 (en) 2014-10-01
EP2783646B1 (en) 2016-09-28
US20140296896A1 (en) 2014-10-02
CN104068917A (zh) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6229286B2 (ja) 液体噴射装置、医療機器
JP6127642B2 (ja) 液体噴射装置、および医療機器
CN102440821A (zh) 流体喷射装置和医疗设备
JP2015054030A (ja) 液体噴射装置、液体噴射方法および医療機器
JP2015093141A (ja) ロボット手術装置、およびロボット手術装置用流体噴射装置
JP2015054026A (ja) 液体噴射装置、医療機器
US9610090B2 (en) Liquid injection device and medical device
JP6186831B2 (ja) 液体噴射装置
JP2015054029A (ja) 液体噴射装置、医療機器
US20140309674A1 (en) Liquid ejection device and medical apparatus
US20150073453A1 (en) Medical device
US20140296893A1 (en) Liquid ejection device and medical apparatus
US20140296891A1 (en) Fluid ejection device and medical apparatus
JP2013085596A (ja) 流体噴射装置
JP2015077391A (ja) 液体噴射装置、医療機器
JP6149456B2 (ja) 液体噴射装置、および医療機器
JP6089868B2 (ja) 液体噴射装置、および医療機器
CN106137325A (zh) 支承器、操作部及液体喷射装置
CN104414706A (zh) 医疗器械收容装置
JP2016174892A (ja) 液体供給装置、液体噴射装置
JP2016016208A (ja) 液体噴射ユニット、液体噴射装置、内視鏡装置、医療機器
JP2015054027A (ja) 液体噴射装置、医療機器
JP2016067593A (ja) 操作部および液体噴出装置
JP2016174729A (ja) 医療用液体供給装置、医療用液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6229286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees