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JP6207294B2 - 検査方法、検査システムおよび画像処理装置 - Google Patents

検査方法、検査システムおよび画像処理装置 Download PDF

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この発明は、ホットメルトが接着された物体に対して赤外線測定を行って熱画像を得る赤外線カメラと、赤外線カメラにより得られた熱画像に基づいてホットメルトの接着状態の良否判定を行う画像処理装置とを備えた検査システムによる検査方法、検査システムおよび画像処理装置に関するものである。
従来から、パッケージ成形ラインにおいて、ホットメルトが接着されたダンボール(物体)に対して、ホットメルトの接着状態の良否判定を行っている。
この良否判定方法としては、例えば、CCDカメラとUVホットメルトを用いた方法がある。この場合、ホットメルトとして、UV(紫外線)により硬化するタイプのUVホットメルトを用い、ダンボールに塗布する。そして、ダンボールの蓋を閉じて接着する前の段階でブラックライトを照らし、CCDカメラによりUVホットメルトの状態を撮影することで、その接着状態の良否を判定している。
また、スポット(放射)温度計を用いた方法もある。この場合、一点の温度だけを測定可能なスポット温度計を、パッケージ成形ライン上の検査領域を通過するダンボールのホットメルト接着部分に対向させてセットする。そして、ダンボールが検査領域を通過した際に、スポット温度計にてホットメルトによる熱を検出できたか否かにより、その接着状態の良否を判定している。
また、ダンボールに対してホットメルトを打ち出すピストンの移動幅を検出することで良否判定を行う方法や、人為的に抜き打ちで良否判定を行う方法もある。
特開2011−107021号公報 特開2004−20243号公報
ここで、ホットメルトの不良としては図8に示すようなものが挙げられる。
CCDカメラを用いた方法では、ホットメルトの量を判定することができる。しかしながら、ホットメルトの飛び散り・伸びを判定することは困難であるという課題がある。また、CCDカメラを用いた方法では、ダンボールの蓋を閉じる前に判定を行う必要があり、カメラの設置が難しいという課題がある。また、ランニングコストがかかることや、反射の影響を受けることがあるという課題がある。
また、スポット温度計を用いた方法では、ホットメルトの有無しか判定できず、ホットメルトの量を判定することができないという課題がある。また、ホットメルトの位置がずれている場合に誤判定を起こす恐れがある。また、環境温度の変化に弱いという課題がある。
ピストンの移動幅による方法についても同様の課題がある。また、人為的な抜き打ちによる方法では、ホットメルトの各種不良を判定することはできるが、煩雑であるという課題がある。
それに対して、赤外線カメラを用いた良否判定方法が知られている(例えば特許文献1,2参照)。この場合、ホットメルトが接着された物体に対して赤外線カメラにより赤外線測定を行って熱画像を得することで、良否判定を行っている。この赤外線カメラを用いた方法では、CCDカメラによる可視画像では見えない画像を熱画像として捉えることができる。また、ダンボールの蓋を閉じた状態で良否判定が可能なため、カメラの設置可能範囲を広げることができる。
しかしながら、この特許文献1,2では、ホットメルトの量の良否判定は行っているが、その他のホットメルト不良については言及されていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ホットメルトの接着状態の良否判定において、ホットメルトの各種不良を検査することができる検査方法、検査システムおよび画像処理装置を提供することを目的としている。
この発明に係る検査方法は、ホットメルトが接着された物体に対して赤外線測定を行って熱画像を得る赤外線カメラと、赤外線カメラにより得られた熱画像に基づいてホットメルトの接着状態の良否判定を行う画像処理装置とを備えた検査システムによる検査方法であって、画像処理装置、ホットメルトの接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと、検査範囲設定ステップにおける設定に従い、熱画像に基づいてホットメルトの量・位置を判定する第1の検査ステップと、検査範囲設定ステップにおける設定に従って熱画像上の物体全体を検査範囲として指定し、当該検査範囲内における全てのホットメルト接着部分に対し、当該ホットメルトによる熱を検出しないようにマスクし、当該検出範囲内において物体に対する温度差が所定の閾値を超える箇所を検出することで、ホットメルトの飛び散り・伸びを判定する第2の検査ステップと、第1,2の検査ステップにおける検査結果に基づいて、ホットメルトの接着状態の良否判定を行う良否判定ステップとを実行するものである。
また、この発明に係る検査システムは、ホットメルトが接着された物体に対して赤外線測定を行って熱画像を得る赤外線カメラと、赤外線カメラにより得られた熱画像に基づいてホットメルトの接着状態の良否判定を行う画像処理装置とを備えた検査システムであって、画像処理装置は、ホットメルトの接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定する検査範囲設定部と、検査範囲設定部による設定に従い、熱画像に基づいてホットメルトの量・位置を判定する第1の検査部と、検査範囲設定部による設定に従って熱画像上の物体全体を検査範囲として指定し、当該検査範囲内における全てのホットメルト接着部分に対し、当該ホットメルトによる熱を検出しないようにマスクし、当該検査範囲内において物体に対する温度差が所定の閾値を超える箇所を検出することで、ホットメルトの飛び散り・伸びを判定する第2の検査部と、第1,2の検査部による検査結果に基づいて、ホットメルトの接着状態の良否判定を行う良否判定部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、ホットメルトの接着状態の良否判定において、ホットメルトの各種不良を検査することができる。
この発明の実施の形態1に係る検査システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る画像処理装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る検査システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る検査システムが設置されたパッケージ成形ラインを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る検査システムが良否判定を行うダンボール側面に接着されたホットメルトを示す図である。 この発明の実施の形態1における第1の検査部によるホットメルトの量・位置の良否判定方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1における第2の検査部によるホットメルトの飛び散り・伸びの良否判定方法を説明する図である。 ホットメルト不良の種類を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る検査システム1の構成を示す図である。
検査システム1は、物体に接着されたホットメルト3の接着状態の良否判定を行うものである。なお以下では、上記物体は、パッケージ成形ラインを一定方向に流れ、ホットメルト3が接着されるダンボール2であるとする(図4参照)。この検査システム1は、図1に示すように、光電センサ11、サーモグラフィカメラ(赤外線カメラ)12、画像処理装置13、入力装置14および出力装置15から構成されている。
光電センサ11は、パッケージ成形ラインの所定箇所に設けられ、ライン上の検査領域を通過するダンボール2を検出するものである。ここで、ライン上の検査領域は、ダンボール2にホットメルト3が塗布され、蓋が閉じられて圧着された後に通過する所定の領域であるとする。
サーモグラフィカメラ12は、パッケージ成形ラインの上記検査領域に設けられ、光電センサ11によるダンボール2の検出をトリガとして、当該ダンボール2に対して赤外線測定を行い、その測定結果を温度分布情報に変換して色成分で表した熱画像を得るものである。このサーモグラフィカメラ12は、ダンボール2に接着されたホットメルト3による熱が観測可能なよう位置・向きが予め調整されているものとする。
画像処理装置13は、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいて、ダンボール2に接着されたホットメルト3の接着状態の良否判定を行うものである。この画像処理装置13の構成については後述する。
入力装置14は、画像処理装置13に対する各種設定(後述する検査範囲や検査項目の設定)を行うものである。
出力装置15は、画像処理装置13による判定結果を画面上に出力するものである。
次に、画像処理装置13の構成について、図2を参照しながら説明する。
画像処理装置13は、図2に示すように、初期化部131、検査範囲設定部132、検査項目設定部133、第1の検査部134、第2の検査部135、良否判定部136および検査結果出力部137から構成されている。
初期化部131は、画面処理装置13(検査範囲設定部132、検査項目設定部133)の設定を初期化するものである。
検査範囲設定部132は、入力装置14を介したユーザ操作に従い、ホットメルト3の接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定するものである。ここで検査範囲の形状としては矩形や楕円、多角形などが挙げられ、また、ラベリング(トレース)により形状を指定する方法もある。
検査項目設定部133は、入力装置14を介したユーザ操作に従い、ホットメルト3の飛び散り・伸びを判定する際の検査項目を設定するものである。ここで、検査項目設定部133は、温度の最大値、最小値、平均値、差分値のうち少なくとも1つ以上を検査項目として設定する。
第1の検査部134は、検査範囲設定部132による設定に従い、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいて、ホットメルト3の量・位置を判定するものである。
第2の検査部135は、検査範囲設定部132および検査項目設定部133による設定に従い、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいて、ホットメルト3の飛び散り・伸びを判定するものである。
良否判定部136は、第1,2の検査部134,135による検査結果に基づいて、ホットメルト3の接着状態の良否判定を行うものである。ここで、良否判定部136は、第1,2の検査部134,135による検査結果のうち1つでも不良がある場合には、対象のダンボール2のホットメルト3は不良であると判定する。
検査結果出力部137は、良否判定部136による判定結果を出力装置15に出力するものである。
次に、上記のように構成された検査システム1の動作について、図3〜7を参照しながら説明する。なお、パッケージ成形ラインでは、図4に示すように、まず、ダンボール2の上面側の糊代部分にホットメルト3が塗布され、その後、上面の蓋が閉じられて圧着(トップフラップ圧着)される。次いで、ダンボール2の側面側の糊代部分にもホットメルト3が塗布され、その後、側面の蓋が閉じられて圧着(サイドフラップ圧着)されることで、パッケージ成形が行われている。そして、検査システム1のサーモグラフィカメラ12は、図4のように、トップフラップ圧着後のホットメルト3の熱を観察可能な位置、およびサイドフラップ圧着後のホットメルト3の熱を観察可能な位置に所定台数設置されている。なお、図示はしていないが光電センサ11についても同様に設置されている。
そして、検査システム1では、図3に示すように、まず、画像処理装置13の初期化部131は、画面処理装置13(検査範囲設定部132、検査項目設定部133)の設定を初期化する(ステップST1)。
次いで、検査範囲設定部132は、入力装置14を介したユーザ操作に従い、ホットメルト3の接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定する(ステップST2、検査範囲設定ステップ)。なお以下では、検査範囲の形状としては矩形を用いるものとする。
次いで、検査項目設定部133は、入力装置14を介したユーザ操作に従い、ホットメルト3の飛び散り・伸びを判定する際の検査項目を設定する(ステップST3、検査項目設定ステップ)。なお以下では、検査項目として温度の差分を設定するものとする。
その後、検査システム1は自動検査を開始する(ステップST4)。
自動検査では、まず、光電センサ11は、パッケージ成形ライン上の検査領域を通過するダンボール2の検出を行う(ステップST5)。このステップST5において、検査領域を通過するダンボール2がない場合には、シーケンスは再びステップST5に戻り待機状態となる。
一方、ステップST5において、光電センサ11が検査領域を通過するダンボール2を検出した場合には、サーモグラフィカメラ12は、当該ダンボール2に対して赤外線測定を行って熱画像を得る(ステップST6)。そして、画像処理装置13は以下のステップにおいて、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいて、ダンボール2に接着されたホットメルト3の接着状態の良否判定を行う。以下では、図5に示すように、ダンボール2の側面に接着された4点のホットメルト3に対する良否判定について説明する。
画像処理装置13による良否判定では、まず、第1の検査部134は、検査範囲設定部132による設定に従い、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいて、ホットメルト3の量・位置を判定する(ステップST7、第1の検査ステップ)。この際、第1の検査部134では、まず、図6(a)に示すように、熱画像上のダンボール2の4点のホットメルト接着部分それぞれに対して、検査範囲設定部132による検査範囲を指定する。図では、検査範囲設定部132により検査範囲の形状として矩形が設定されているため、矩形で範囲指定を行っている。次に、図6(b)に示すように、検査範囲内において、所定の温度以上(例えば40℃以上)である部分の面積を求めることで、ホットメルト3の面積を求める。次に、得られたホットメルト3の面積の基準面積に対する比率を求める。そして、得られた比率が所定の閾値内(例えば±50%以内)であればそのホットメルト3は良品と判定し、閾値外であれば不良と判定する(図6(c))。以上により、ホットメルト3の量に関する不良(図8に示すのり不足、のり欠け、のり過多、異物混入、圧着不足/温度不足、のり切れ)と、ホットメルト3の位置に関する不良(図8に示すのり位置不良)を検査することができる。例えば図6(c)の場合、第1の検査部134は、ダンボール2上の4点のホットメルト3のうち、右下のホットメルト3のみ良品と判定し、その他を不良と判定する。なお、この判定では、ホットメルト3の形状は考慮しておらず、面積の大きさで良・不良判定を行う。
次いで、第2の検査部135は、検査範囲設定部132および検査項目設定部133による設定に従い、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいて、ホットメルト3の飛び散り・伸びを判定する(ステップST8、第2の検査ステップ)。この際、第2の検査部135では、まず、図7(a)に示すように、熱画像上のダンボール2全体を検査範囲として指定する。図では、検査範囲設定部132により検査範囲として矩形が設定されているため、矩形で範囲指定を行っている。次に、図7(b)に示すように、検査範囲内(すなわちダンボール2全体)における全てのホットメルト接着部分に対し、ホットメルト3による熱を検出しないようマスクする。次に、検査範囲内において、所定の閾値を超える箇所を検出する。図では、検査項目設定部133により検査項目として温度差が設定され、ダンボール2に対する温度差が所定の閾値を超える箇所の検出を行っている。そして、閾値を超える箇所がない場合には良品と判定し、あれば不良と判定する(図7(c))。以上により、ホットメルト3の飛び散り・伸びに関する不良(図8に示すのり飛び)を検査することができる。例えば図7(c)の場合、第2の検査部135は、左下のホットメルト3の伸びおよび右上側のホットメルト3の飛び散りを検出し、不良と判定する。
次いで、良否判定部136は、第1,2の検査部134,135による検査結果に基づいて、ホットメルト3の接着状態の良否判定を行う(ステップST9、良否判定ステップ)。ここで、良否判定部136は、第1,2の検査部134,135による検査結果のうち1つでも不良がある場合には、対象のダンボール2のホットメルト3の接着状態は不良であると判定する。図6(c),7(c)の場合では、良否判定部136はいずれも不良と判定する。
次いで、検査結果出力部137は、良否判定部136による判定結果を出力装置15に出力し、出力装置15は、その判定結果を画面上に出力する(ステップST10)。そして、ユーザは、出力装置15に表示された判定結果に基づき、不良と判定されたダンボール2を除外する。
その後、自動検査を継続する場合(ステップST11‘YES’)には、シーケンスはステップST5に戻り、同様の動作を繰り返す。
以上のように、この実施の形態1によれば、ホットメルト3が接着されたダンボール2に対して赤外線測定を行い熱画像を得るサーモグラフィカメラ12と、サーモグラフィカメラ12により得られた熱画像に基づいてホットメルト3の接着状態の良否判定を行う画像処理装置13とを備え、画像処理装置13は、ホットメルト3の接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定し、ホットメルト3の飛び散り・伸びを判定する際の検査項目を設定し、設定した検査範囲に従い、熱画像に基づいてホットメルト3の量・位置を判定し、設定した検査範囲および検査項目に従い、熱画像に基づいてホットメルト3の飛び散り・伸びを判定し、検査結果に基づいて、ホットメルト3の接着状態の良否判定を行うように構成したので、ホットメルト3の接着状態の良否判定において、ホットメルト3の各種不良を検査することができる。
また、画像処理装置13により熱画像に対してエッチ抽出を行うことで、温度ムラの判別も可能となる。
また、ダンボール2とホットメルト接着部分との温度差を用いて良否判定を行うことで、環境温度に左右されにくくなり、判定精度を向上させることができる。
なお上記では、光電センサ11を用いて、検査領域を通過するダンボール2を検出する場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、例えば、検査領域の温度に対してダンボール2の温度が違う場合、その温度差を利用してダンボール2を検出するようにしてもよい。すなわち、サーモグラフィカメラ12による赤外線測定を常時行い、所定の幅の所定の温度差の物体が検出された場合にダンボール2が通過したと判定し、ホットメルト3良否判定に移行する。なおこの場合、サーモグラフィカメラ12による熱画像において、所定の幅の所定の温度差の物体を検出した位置に良否判定を行う際の検査範囲を移動させることで、検査範囲の位置補正を行うことが可能となる
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 検査システム
2 ダンボール(物体)
3 ホットメルト
11 光電センサ
12 サーモグラフィカメラ(赤外線カメラ)
13 画像処理装置
14 入力装置
15 出力装置
131 初期化部
132 検査範囲設定部
133 検査項目設定部
134 第1の検査部
135 第2の検査部
136 良否判定部
137 検査結果出力部

Claims (3)

  1. ホットメルトが接着された物体に対して赤外線測定を行って熱画像を得る赤外線カメラと、前記赤外線カメラにより得られた熱画像に基づいて前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う画像処理装置とを備えた検査システムによる検査方法であって、
    前記画像処理装置
    前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと
    記検査範囲設定ステップにおける設定に従い、前記熱画像に基づいて前記ホットメルトの量・位置を判定する第1の検査ステップと、
    前記検査範囲設定ステップにおける設定に従って前記熱画像上の前記物体全体を検査範囲として指定し、当該検査範囲内における全てのホットメルト接着部分に対し、当該ホットメルトによる熱を検出しないようにマスクし、当該検査範囲内において前記物体に対する温度差が所定の閾値を超える箇所を検出することで、前記ホットメルトの飛び散り・伸びを判定する第2の検査ステップと、
    前記第1,2の検査ステップにおける検査結果に基づいて、前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う良否判定ステップと
    実行することを特徴とする検査方法。
  2. ホットメルトが接着された物体に対して赤外線測定を行って熱画像を得る赤外線カメラと、前記赤外線カメラにより得られた熱画像に基づいて前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う画像処理装置とを備えた検査システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定する検査範囲設定部と
    記検査範囲設定部による設定に従い、前記熱画像に基づいて前記ホットメルトの量・位置を判定する第1の検査部と、
    前記検査範囲設定部による設定に従って前記熱画像上の前記物体全体を検査範囲として指定し、当該検査範囲内における全てのホットメルト接着部分に対し、当該ホットメルトによる熱を検出しないようにマスクし、当該検査範囲内において前記物体に対する温度差が所定の閾値を超える箇所を検出することで、前記ホットメルトの飛び散り・伸びを判定する第2の検査部と、
    前記第1,2の検査部による検査結果に基づいて、前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う良否判定部と
    を備えたことを特徴とする検査システム。
  3. ホットメルトが接着された物体に対して赤外線測定を行って熱画像を得る赤外線カメラにより得られた熱画像に基づいて前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う画像処理装置であって、
    前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う際の検査範囲を設定する検査範囲設定部と
    記検査範囲設定部による設定に従い、前記熱画像に基づいて前記ホットメルトの量・位置を判定する第1の検査部と、
    前記検査範囲設定部による設定に従って前記熱画像上の前記物体全体を検査範囲として指定し、当該検査範囲内における全てのホットメルト接着部分に対し、当該ホットメルトによる熱を検出しないようにマスクし、当該検査範囲内において前記物体に対する温度差が所定の閾値を超える箇所を検出することで、前記ホットメルトの飛び散り・伸びを判定する第2の検査部と、
    前記第1,2の検査部による検査結果に基づいて、前記ホットメルトの接着状態の良否判定を行う良否判定部とを備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
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