JP6203835B2 - 植物栽培工場 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に示すように、支柱および横桟からなる固定式の棚フレームと、その棚フレームに取り出し自在に載置された栽培用の容器と、それぞれの容器の上方に配置された照明器具と、それぞれの容器に養分を供給する供給配管設備を備えた栽培棚が提案されている。この植物棚には、棚フレームの外側に設けられたリフター装置を用いて各段の棚に容器を積み上げたり、積み下ろしたりする。
一方、特許文献2には、栽培用ベッドと、その栽培用ベッドを載置できる複数段の昇降棚と、それらの昇降棚を支持するガイド杆とからなり、それぞれの昇降棚に連結されたチェーンによって昇降棚を昇降自在にした栽培用ベッドの昇降装置が開示されている。
本発明は、植物栽培の工業化を図ったものであり、建物あるいはフレームの棚に配置された全部の栽培容器の積み上げ、積み下ろしが簡単にでき、かつ、全体として強度を備えた植物栽培用の昇降装置を提供することを目的としている。
このような植物栽培工場であって、固定ツメが前記柱および/または梁内に収納可能に設けられている、および、前記アームが昇降部材内に収納可能に設けられているものが好ましい。また、昇降部材が最上段の空間より上方に移動可能である、あるいは、昇降部材が最下段の空間より下方に移動可能であるものが好ましい。
このような植物栽培工場であって、昇降部材を複数有し、同一平面上にある複数アームが同期して駆動されるものが好ましい。
また前記昇降部材が上下に延びており、アームが隣接する上下の栽培ベッドと係合できるように上下に設けられており、前記上下に設けられたアームが連動して駆動され、前記上下に設けられた固定ツメが連動して駆動されるものが好ましい。
さらに最上段の空間の栽培ベッドを保持する固定ツメおよびアームおよび/または最下段の空間の栽培ベッドを保持する固定ツメおよびアームが、他の空間の栽培ベッドを保持するアームと別駆動するものが好ましい。
昇降部材の昇降駆動機構は、ラック機構、チェーン機構またはシリンダー機構のいずれで駆動させてもよい。
本発明の植物栽培工場であって、前記栽培ベッド昇降装置から前記植物栽培棚の各段の開口へ栽培ベッドを移動させる栽培ベッド搬送装置を備えたものが好ましい。
このような植物栽培工場であって、固定ツメが前記柱および/または梁内に収納可能に設けられている場合、および、前記アームが昇降部材内に収納可能に設けられている場合は、固定ツメおよびアームの出し入れが簡単であり、その構造も簡易化できる。
また昇降部材が最上段の空間より上方に移動可能である場合、植物栽培棚の屋上等に栽培ベッドを運ぶことができる。
一方、昇降部材が最下段の空間より下方に移動可能である場合、植物栽培棚の栽培空間より下方に栽培ベッドを運ぶことができる。
本発明の植物栽培工場であって、前記昇降装置が複数設けられており、同一平面上複数のアームが同期して駆動する場合、栽培ベッドを複数のアームで保持しながら昇降できるので、一層安定して栽培ベッドの昇降ができる。
本発明の植物栽培工場であって、前記昇降部材が上下に延びており、アームが隣接する上下の栽培ベッドと係合できるように上下に設けられており、前記上下に設けられたアームが連動して駆動され、前記上下に設けられた固定ツメが連動して駆動される場合、上下の栽培ベッドを同時に、そして正確に移動させることができる。
また、最上段の空間の栽培ベッドを保持する固定ツメおよびアームおよび/または最下段の空間の栽培ベッドを保持する固定ツメおよびアームが、他の空間の栽培ベッドを保持するアームと別駆動である場合、最下段の空間およびまたは最上段の空間への栽培ベッドの搬入および搬出が、他の栽培ベッドの昇降とは独立して行える。
それぞれの栽培空間14の温度、湿度、二酸化炭素濃度等の環境は、それぞれの栽培空間の段の長手方向両端に設けられた空調15aおよび/または換気15bによって制御される。後述するが図1の植物栽培装置10は、栽培空間14と栽培ベッド12内のダクト28(図4参照)を空気が循環するように構成されている。
図1のフレーム11は、栽培ベッド12を固定ツメCで固定する6段の栽培空間14と、その栽培空間の最下層に栽培ベッド12を搬送するための搬送空間17とからなる。フレーム11の天井部は、開閉自在となっている。これにより、栽培ベッド12を最上段の栽培空間14からさらに上のフレーム11の屋上に移動させて第1搬送コンベア16aに搬送することができる。搬送空間17には、栽培ベッド12を搬送するための第2搬送コンベア16bが設けられる。この第2搬送コンベア16bも、第1搬送コンベア16aと同様に、ベルトコンベア、ローラーコンベア、チェーンコンベア等の搬送用のコンベアが用いられる。また搬送空間17の端部には開閉自在のドア17aが設けられている。さらに、最上段の栽培空間14には、照明17bが別個設けられている。しかし、そのフレームの段数2以上であれば10以上であってもよく、特に限定されない。本発明は、特に段数が多くなっても安定して栽培ベッドを固定でき、正確に昇降させることができる。また、フレーム11の形状も特に限定されるものではない。ここでは、昇降部材13を支柱31に設けているが、フレーム全体の強度が維持できれば、柱21に直接設けてもよい。
型材26は、長手方向に延びる複数の空間26aが形成しており、その空間には電気配線等を配置したり、空間に冷却水を流してもよい。このような型材としては、アルミ等の金属が用いられる。
ダクト28は、空調15aからの空気を換気15bに送り、かつ、照明29の熱を冷却する効果を有している。また、水耕栽培の場合、栽培桶27内の養液の温度も栽培桶27を介して調整する。ダクト28から換気15bに送られた空気は、換気から栽培桶27の上の栽培空間14を通して再度空調に戻される。このように栽培ベッドごとに空気を循環させることにより、各段の制御が容易にできる。
照明29は、基板およびその基板に配置される光源からなる。この基板としては、金属基板が好ましく用いられ、特に、アルミニウム基板が好ましい。これによりダクト28の冷気を確実に光源に伝えることができる。光源としては、その光源の種類は特に限定されないが、LEDが好ましい。
この栽培ベッド12のように、ダクト28を栽培桶27と照明29の間に設けることにより栽培桶27および照明29の両方を冷却することができるため、好ましい。
栽培ベッド12は、栽培桶27に栽培容器等を配列して、搬送空間17から植物栽培装置10内に配置される。
図3に戻って昇降部材13は、6つのアームAを備えており、6段の栽培ベッド12を同時に保持できるように構成されている。昇降部材13の長さおよび第1切欠き34の数は、その栽培ベッド12の昇降方法によって適宜決めることができ、保持できる栽培ベッド12の数を栽培空間14の数より多くしても、少なくしてもよい。栽培空間14の数以上の場合は、搬送空間17や屋上へ栽培ベッド12を同時に運ぶことができ、少なくすることにより栽培ベッド12の移動の自由度が高くなる。このような栽培ベッド12の昇降経路及び搬送経路、並びに、栽培ベッドの同期昇降及び個別昇降は、栽培ベッド移動制御プログラムによって制御することができる。また、支柱31の間の同軸上に2つ以上の昇降部材13を上下に設けてもよい。この場合、昇降部材13同士が衝突しないように制御する必要がある。
この昇降部材13は、所定の栽培ベッド12に対して隣接する上下の栽培ベッド12に行き来できるように構成されている。これにより、栽培ベッド12を搬送空間17から最下段の栽培空間14への昇降や、最上段の栽培空間14から屋上への昇降が可能となる。しかし、昇降部材13の移動距離は特に限定されるものではなく、例えば、前述した昇降部材の長さおよびアームAの数に応じて適宜決定される。例えば、保持できる栽培ベッド12の数を栽培空間14の数より小さくした場合、その移動距離を長くすることによって、搬送空間17から屋上まで栽培ベッド12を搬送させることができる。そして、上述した栽培ベッド移動制御プログラムによって、その移動を制御すればよい。
またこの実施形態では、昇降部材13が栽培ベッド12を囲むように4つ設けられている。それぞれの昇降部材13を連動させて昇降駆動ユニットを連結させてもよく、別々に駆動できるようにしてもよい。幅方向に延びる一方の線上(一方の縦梁22a)にある2つの昇降部材13同士を連動させ、他方の線上(他方の縦梁22a)にある2つの昇降部材13同士を連動させてもよい。これにより一方の線上にある2つの昇降部材13のみを昇降させることにより、栽培ベッド12を傾けることができる。このように傾けることにより、栽培桶中の養液の排出や、栽培ベッドの洗浄が容易になる。また長手方向の昇降部材13同士を連動させてもよい。このように一部の昇降部材13同士を連動させることにより、栽培ベッド12を傾斜できるようにしてもよい。
しかし、栽培ベッド12を保持して昇降できれば特にその数は限定されない。また、どの昇降部材13を連動させるかは、適宜設定すればよい。
第1ハウジング36は、上下が開口した中空の直方体であり、その両側壁36bによって第1スプロケット38の軸38aが保持される。また前壁36cには、第1横ラック39の前方向(栽培空間14側方向)への移動を許す連通孔36dが形成されている。また第1ハウジング36の前壁36cは、昇降部材13の栽培空間14側の縁部13bより内側に配置されている。
第1縦ラック37と第1横ラック39とは、第1スプロケット38と嵌合しており、それぞれ連動している。また、第1縦ラック37にはモータ等の駆動装置が連結されている。また第1横ラック39の先端は、T字状に形成されており、この先端がアームAと係合する。
ここで第1縦ラック37を設けることにより、昇降部材13内の上下にあるアームAを同期させて駆動させることができる。栽培空間14の段数が多い場合、上下のアームAを同期させると作業が効率よく行える。しかし、第1縦ラック37を2つ以上に分けて、上部のアームAと下部のアームAとを別々に周期的に駆動できるようにしてもよい。さらに、全てのアームAを別駆動とさせてもよい。全てのアームAを別駆動とさせる場合、例えば、図6bのように第1縦ラック37を用いず第1スプロケット38を駆動装置D2で直接駆動させ、第1横ラック39を介してアームAを駆動させてもよい。さらに、第1縦ラック37の代わりに、上下の第1スプロケット38に連結し、第1スプロケットに回転力を与えることができるチェーン等を用いても良く、その他同様の機能を有する上下に延びる第1連動部材を用いても良い。アームユニット35としては、上下に移動する第1連動部材(チェーン、縦ラック等)の力を左右に移動するアームAの力に変換する機構を用いれば、上下に延びる第1連動部材を操作することにより上下にあるアームを連動させることができ、上下の栽培ベッドを安定に昇降させることができる。
またこの実施形態では、昇降部材13を4本備え、第1縦ラック37を4本備えているが、これらはシャフトで連結している。これにより同じ段にあるアームAを同期して駆動させることができる。しかし、その連結方法は特に限定されず、上述の栽培ベッド移動制御プログラム等を用いて電子的に同期させてもよく、また逐次駆動するように連動させてもよい。
この固定ツメユニット40は、図2に示すように、支柱31(昇降部材13と反対側)および柱21に形成された第2切欠きに設けられており、この第2切欠きは上下等間隔にアームユニット35と同じ高さに設けられている。この第2切欠きにも固定ツメCの貫通のみを許す蓋を設けるのが好ましい。この実施形態では、固定ツメユニット40は、各段12個設けられている。しかし、その個数は特に限定されるものではない。また、本実施形態では、支柱31および柱21に設けられているが、梁22に設けても良い。
第2ハウジング41は、上下が開口した中空の直方体であり、その両側壁41bによって第2スプロケット43の軸43aが保持される。また、前壁41cには、第2横ラック44を通す連通孔41dが形成されている。また第2ハウジング41の前壁41cは、支柱31の栽培空間14側の縁より内側に配置されている。
収容ブロック45は、栽培空間14側に固定ツメCおよび角パイプ46を収容する凹部を有するものである。
固定ツメCは、少なくとも一部が、第2切欠きであって、第2ハウジング41の前壁41cの連通孔41dの前方(栽培空間側)にあればよい。これにより、固定ツメCは、第2切欠き内に収容することができ、第2横ラック44が前方に移動することによって固定ツメCは第2切欠きから栽培空間14に突出させることができる。
なお、固定ツメC及び固定ツメCと係合する栽培ベッド12の係合部(図示せず)に、それらが係合したときにフレーム11と栽培ベッド12とを通電させる通電端子を設けてもよい。このように固定ツメCと栽培ベッド12の係合部とに通電端子を設けることにより、栽培ベッド12を昇降させ、固定ツメCで係合したとき、栽培ベッド12が正確に固定ツメCによって固定されているかをその通電状態で確認することができる。さらに、フレーム11と栽培ベッド12との間を通電させることができ、電線等の配線を省略することもできる。このような通電端子は、照明29を備えた栽培ベッド12に好ましい。
この場合も第1縦ラック37と同様に、第2縦ラック42を2つに分けて、上部の固定ツメCと下部の固定ツメCとを別々に駆動できるようにしてもよい。さらに、全ての固定ツメCを別駆動とさせてもよい。全ての固定ツメCを別駆動とさせる場合は、第1縦ラック37を用いず第2スプロケット43を駆動装置で直接駆動させてもよい。また、最上段の固定ツメCと最下段の固定ツメCのみを直接駆動装置D3で駆動させ、他の固定ツメCを第2縦ラック42で駆動するようにしてもよい。さらに、第2縦ラック42の代わりに、上下の第2スプロケット43に連結し、第2スプロケットに回転力を与えることができるチェーン等を用いても良い。その他同様の機能を有する上下に延びる第2連動部材を用いても良い。固定ツメユニット40としては、上下に移動する第2連動部材(チェーン、縦ラック等)の力を左右に移動する固定ツメの力に変換する機構を用いれば、上下にある第2連動部材を操作することにより上下にある固定ツメを同期させることができ、上下の栽培ベッドを安定に昇降させることができる。
さらに、この実施形態でも第2横ラック44で固定ツメCの出し入れを行っているが、固定ツメCに電動アクチュエータ、油圧アクチュエータ等またはループ状のチェーンと、そのチェーンを回転させる駆動装置とからなる駆動ユニットを直接連結させて固定ツメCの同期を行ってもよい。その場合、上述の栽培ベッド移動制御プログラム等を用いて電子的に制御することによりアームの出し入れを同期させたり連動させてもよい。
図1では、フレーム11は梁22を備えているが、梁を備えないで柱21に沿って側壁24を設けても良い。また図1の植物栽培装置10では、固定ツメCが柱21および支柱31に設けられているが、柱21のみ設けても、支柱31のみに設けてもよい。また、梁22に固定ツメCを設けてもよく、梁22のみに設けてもよい。固定ツメCは、固定されたフレームに設けられていれば、その配置箇所は特に限定されない。
最下段の栽培空間14の下方に搬送空間17を設けているが、搬送空間17を設けなくてもよい。さらに、屋上の搬送コンベア16aもなくてもよい。フレーム11の構造は、栽培方法等によって適宜設定することができる。
またアームAを図8のように、平板状または棒状のアームAの基端を第1スプロケット38の中心軸に連結し、アームAを回動させるようにしたアームユニット35aを用いてもよい。この場合も同様に第1縦ラック37またはチェーン等の上下に延びる第1連動部材によって他のアームと連動させることができる。また、この場合も上述した他の駆動装置を用いることにより別駆動とさせたり、電子的に制御して同期させてもよい。固定ツメCについても図8のように回動して出し入れできるようにしてもよい。この場合は、上下に移動する第1連動部材(チェーン、縦ラック等)の力を回動するアームAの力に変換する機構を用いている。つまり、上下に延び、上下に移動する第1連動部材(チェーン、縦ラック等)を移動することによって、その第1連動部材に連結された上下のアームを駆動させることができる。
さらに、図9に示すように、昇降部材13のアームユニットとしては、上下に延びる軸芯部材47と、その軸芯部材の側部から前方に突出するアーム48とからなるアームユニット40aを用いてもよい。アーム48は、上下等間隔に複数個設けられている。その数は、装置の大きさ及び仕様に応じて適宜設計される。このアームユニット40aは、昇降部材13内で前後移動可能に昇降部材13と連結されている。このアームユニット40aを、電動アクチュエータ等の駆動装置49を用いて昇降部材13内で前後に移動させることにより、アーム48を昇降部材13の第1切欠き34から出し入れさせることができる。符号48aは、アーム48の前後移動を支持する支持部である。なお、昇降部材13の内面側には、駆動装置49の位置に、駆動装置49の整備を行うための開閉可能な窓49aを設けてもよい。図9において、アームユニット40aを収容している状態を点線で示している。
また搬送空間17と最下段の栽培空間14との間は、テーブルリフター等の昇降装置で栽培ベッド12を昇降させてもよい。さらには最上段の栽培空間14と屋上とは、クレーン等の昇降装置で栽培ベッド12を昇降させてもよい。
詳しく説明すると栽培ベッド昇降装置61は、フレーム11と、そのフレームの固定ツメCに支持されて、上下に配列できる栽培ベッド61aと、その栽培ベッド61aと係合するアームAを有し、かつ、上下移動自在に駆動する昇降部材13と、隣接する上下の栽培ベッド61aによって区切られた複数の空間61bとを備えている。固定ツメCはフレーム11の柱内に収納自在に設けられており、収納した状態と突出した状態の間で駆動される。またアームAは昇降部材13内に収納自在に設けられており、収納した状態と突出した状態の間で駆動される。栽培ベッド昇降装置61は、栽培ベッド12を栽培棚62の所定の位置まで昇降させるものである。
フレーム11は、図1のフレーム11と実質的に同じものであり、柱21と、梁と、支柱31とを備えている。また、昇降部材13も図1の昇降部材13と実質的に同じものである。なお、アームユニットは、図5のアームユニット35、図8のアームユニット、図9のアームユニットが用いられる。そして、昇降部材13は、支柱31によって上下移動自在に支持されている。しかし、昇降部材13は、柱21によって支持させてもよい。固定ツメも、図7の固定ツメユニット40が用いられ、支柱31によって支持されている。しかし、固定ツメユニット40も、柱21、梁等に支持させてもよい。
また、栽培ベッド昇降装置61の下端には、栽培ベッド61aの搬送空間17が設けられており、栽培ベッド61aの取り出し等が可能となっている。
また、図12bに示すように、隣接する複数の栽培ベッド61aを栽培棚62の床62bに密に並べ、その栽培ベッド61aを支持脚64a等で支持し、栽培ベッド61aと床面62bとの間に空間64bを形成させ、この空間64bを空調のダクトとして用いるようにしてもよい。この場合、隣接する栽培ベッド61aとの間にシール材等を設け、密に連結できるように構成するのが好ましい。この場合も、床面62bの下面の照明器具を冷却できるように構成するのが好ましい。
このように植物栽培工場60は構成されているため、栽培ベッドを栽培棚の任意の段に供給できる。また、複数の栽培ベッドを一度に供給することもできる。
C 固定ツメ
D 昇降駆動ユニット
R ローラー
10 植物栽培装置
11 フレーム
11a 屋上
12 栽培ベッド
13 昇降部材
13a 突出部
13b 縁部
14 栽培空間
15a 空調
15b 換気
16a 第1搬送コンベア
16b 第2搬送コンベア
17 搬送空間
17a ドア
17b 照明
21 柱
22 梁
22a 縦梁
22b 横梁
24 側壁
26 型材
26a 空間
27 栽培桶
28 ダクト
29 照明
30a 管
30b 溝
31 支柱
31a 凹部
32 連結材
34 第1切欠き
34a 蓋
35 アームユニット
35a アームユニット
36 第1ハウジング
36a 貫通孔
36b 両側壁
36c 前壁
36d 連通孔
37 第1縦ラック
38 第1スプロケット
38a 軸
39 第1横ラック
40 固定ツメユニット
40a カバー
40b アーム本体
41 第2ハウジング
41a 貫通孔
41b 側壁
41c 前壁
41d 連通孔
42 第2縦ラック
43 第2スプロケット
43a 軸
44 第2横ラック
45 収容ブロック
46 角パイプ
51a 第1延長脚
51b 第2延長脚
52 第2アーム
60 植物栽培工場
61 栽培ベッド昇降装置
61a 栽培ベッド
61b 空間
62 栽培棚
62a 柱
62b 床
63 栽培ベッド移動装置
63a 照明器具
63b 床板
63c 空間
64a 支持脚
64b 空間
Claims (10)
- 栽培ベッドを各段に昇降させる栽培ベッド昇降装置と、多段式の植物栽培棚とを備え、
前記栽培ベッドを前記栽培ベッド昇降装置から前記植物栽培棚の各段の開口へ搬送させることができるように構成されており、
前記栽培ベッド昇降装置は、複数本の柱、または、柱ないし梁からなるフレームと、そのフレームの固定ツメに支持されて上下に配列される複数の栽培ベッドと、その栽培ベッドと係合するアームを有し、上下に隣接する栽培ベッド間を上下動自在に駆動する昇降部材と、上下に隣接する栽培ベッドによって区切られた複数の空間とを備えており、前記固定ツメは、栽培ベッドを支持する支持位置と、栽培ベッドを支持しない非支持位置との間で駆動され、前記アームは、栽培ベッドと係合する係合位置と、栽培ベッドと係合しない非係合位置との間で駆動される、
植物栽培工場。 - 前記固定ツメが前記柱および/または梁内に収納可能に設けられている、
請求項1記載の植物栽培工場。 - 前記アームが昇降部材内に収納可能に設けられている、
請求項1または2記載の植物栽培工場。 - 前記昇降部材が、最上段の空間より上方に移動可能である、
請求項1から3いずれか記載の植物栽培工場。 - 前記昇降部材が、最下段の空間より下方に移動可能である、
請求項1から4いずれか記載の植物栽培工場。 - 前記昇降部材を複数有し、
同一平面上の複数アームが同期して駆動される、
請求項1から5いずれか記載の植物栽培工場。 - 前記昇降部材が上下に延びており、アームが隣接する上下の栽培ベッドと係合できるように上下に設けられており、
前記上下に設けられたアームが連動して駆動され、前記上下に設けられた固定ツメが連動して駆動される、
請求項1から6いずれか記載の植物栽培工場。 - 最上段の空間の栽培ベッドを保持する固定ツメおよびアームおよび/または最下段の空間の栽培ベッドを保持する固定ツメおよびアームが、他の空間の栽培ベッドを保持するアームと別駆動である、
請求項7記載の植物栽培工場。 - 前記昇降部材の昇降駆動機構が、ラック機構、チェーン機構またはシリンダー機構を備えている、
請求項1から8いずれか記載の植物栽培工場。 - 前記栽培ベッド昇降装置から前記植物栽培棚の各段の開口へ栽培ベッドを移動させる栽培ベッド搬送装置をさらに備えた、
請求項1から9いずれか記載の植物栽培工場。
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